はてなキーワード: フリーソフトとは
SSD が普及すればこういったことは気にしなくなるだろうけど...
システム管理者として、アンチウイルスソフトの E*ET はとても重宝している。
同時検索させてしまうと重くなる。現在の動作が終わるまで待機させるか、現在の検索を打ち切って(権限管理は必要)新しい指示に応じて検索ジョブを開始してほしいね。リモート管理ツールから現在の検索状況をリモートから知る手段がないので、とりあえず検索指示を投げることのなるのだが、すでに検索中の場合があって、社内のパソコン利用者から嫌がられる。
それとは別に、ファイルコピーのフリーソフト FireFileCopy などは、同じ物理装置で単一の処理になるようにしながら複数の物理装置があればそれぞれ並列に動作させているので、早く検索完了するよう倣ってほしいなぁ。
MBAにしろMBPにしろ、あのスペックであの薄さ、ってのが偉いもんだけど、
これはもう慣れ、としか言いようがない。Macで慣れたらWindowsが使いづらくなるだろうし。
フリーソフトでWindowsみたくするものならいくつかあるけど。
Mavericksからは両方に表示(同時に表示、じゃなくて、カーソルとかを移動させると移動する、って感じだけど)出来るようにもなった。逆にキモいから使いづらいけど。
DockにApplicationフォルダでもおいておけばいい。
UNIX系と言えばそうだけどLinuxではないのであくまで「似てる」ってだけで実利は無いと思う。パッケージのインストール方法も違うし。
Linuxの中でだって違いは結構あるし、"実利"はあると思うけど。
てか、「似てる」っていみは、「Unix系」とかそういうレベルじゃなくて、単にすぐにBashとかが使えるかどうか、ってレベルの話だと思いますが。
そこを逆に否定しちゃう方が危ないと思うけどね。
ただ、増田にいきなり大層なことをこう教えてやるよ!って書き込むのはどういう手の感覚なのか、という疑問はある。
多少煽ってたり釣りっぽい内容で、反応してくれたら嬉しい、ってのは分かるけど(多分、この元増田なんかはホントはそんな感じなんだろうけど)
ここのTwitterに関しては、なんか、ふつーのことをひたすら丁寧に書いてる感じで、何をしたい?という感じが。
こんな内容をブログで書いても、元から有名なブロガーが書けば賞賛され、そうでないブロガーが書けば見向きもされない、と言った感じの内容
(その書き手に因る違いがソーシャル()で大きく別れるのがホント最近笑える現象ではあるけど)。
増田で真面目に書いて感心されても、嬉しいのかな?っていう単純な疑問はあるな。そりゃ、ホットエントリー入りするくらいになれば嬉しいだろうけど、
1. テレビを録画
ダビ10 or コピーワンスで、レコーダーでおとなしく見る分にはいいけど、スマホにWi-Fiで飛ばして風呂で見たり、持ち出して電車でみたりしようとすると複雑怪奇
DVDはいくつかフリーのコピーソフトがあるけど、Blu-rayはフリーではないみたい
この状況でどうやってスマホやHDDに著作物のコピーを入れるんだろうと
ふざけるな。JASRACなどの著作権団体、パソコンやHDDレコーダーからの私的複製補償金の徴収を主張
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinoharashuji/20131115-00029799/
個人的には、上記3経路が全てフリーになるならHDDやスマホに補償金払ってもいいと思うんだけど、現状コピーが出来る人ってさ
1. テレビを録画
いわゆるTS抜き。専用の録画サーバーPCを立てる。市販のレコーダーがめんどくて切れてやってみたけど、さらにめんどかったので市販のに戻った。そいや、この環境ICカードリーダライタがいるのでB-CASをアレすることも可能みたい
Sly Softのアレを買ってみた。頻繁にアップデートしていてうざいので放置してたら、新作ブルーレイをコピーしようとしてはねられた。鍵情報をアップデートしてるらしい。なんかSly Softの本社、アンティグア・バーブーダにあるらしい。どこよ?カリブ海?著作権法的な理由らしい。よくわからないけどめんどくさそう。海賊版だからパイレーツ・オブ・カリビアンなの?
昔動画サイトのダウンローダーあったけど、ダウンロード違法化で国産フリーソフト全滅したよね。仕組み的にキャッシュは必要なので動画サイトの仕様変更を追っかけてスクリプト書けばいいんだろうけど、自前で書くの勘弁だし、海外ソフトやサイトでいいのあるの?
詳しくないけど私的利用に関しては1は違法ではないはず。2は買ったメディアをコピーする分には違法ではないはず。レンタルだとどうなんだろう。3は違法かな。
でも、これのどれか一つやってる人全部合わせても日本人口の何%なんだろうね
ちょっと近所の地域団体活動のイベントに関わったり、地域ボランティア活動に顔を出してみた感想。
まず1つは、構成員がほとんど定年後のじいちゃんか、専業主婦ばっかりで、誰もこの活動を通して(直接的にしろ、間接的にしろ)収益を得ようとしていないこと。アンタたちはたしかに年金だの旦那の稼ぎだので生活出来てるんだろうけど、これではそういうので生活出来てない人が入り込めないね。定年が延長され、定年の人が働く職場も増え、兼業主婦も増えてる現状、これで新しい人が入ってこれると思っているのか。
2つめは、この状況を誰もまずいと思っていないこと。
新しい人が全く入ってこないことを悔やむ人はたまに見かけるものの、それを自分たちの問題だと考えもしない。「最近の若いもん(※ 定年退職直後の人たちのこと)は、活動に見返りを求めてくる」とか、当たり前じゃないか。見返りがあるかも分からないことに時間を割くよりかは、なんとかして生活を安定させたいだろうよ。
3つめは、地域NPOだのの地域福祉活動をやってる団体が、そういう人たちをアテにしていること。
(そうじゃないところもあるだろうが)地域NPOだのの団体は、結局ボランティアが手伝ってくれることによってなんとか回ってる状態。そして、ボランティアは何をするかというと、基本的に地域NPOの有給スタッフと同じレベルのことだったりして。年金ってのはこういう地域ボランティアの給料じゃないかと思ったくらいだった。
不思議なのは、地区センターだの社会福祉協議会だのの職員には結構若い人も多いのに、そういう人が一言も現状の問題を口にしないことだよなと。
「最近地域の担い手(地域活動団体に関わってくれたり、ボランティアを手伝ってくれたりする人たちのこと)が少ない、どうしたらよいか」と口々に語る人はちょくちょく見かけるが、その先のことを聞いたことがない。
まあ、無償で手伝ってもらってるじいちゃんや専業主婦の人たちの目の前で言いづらいのは分かるが、ここまで隠していられるものだろうか。
そういう人たちが、ボランティアのイベントを企画して、ボランティアで集まってくれた人に「それでは皆さん楽しいボランティアを」と笑顔で言える心理がよく分からない。それとも、心の底では悲しんでいるのだろうか。
IT業界だって、無料のもので回ってる部分はたくさんある。有名どころのWebサービスだったら広告料なりプレミアムサービスなりでしっかり稼いでるから良いものの、オープンソースソフトウェアだのITコミュニティイベントだの、まったく収益を上げていないものも多い(オープンソースのものの中にはちゃんと収益が回るしくみがあってそのための手段として配布されてるものも多いが、そうでないものも結構な数があるはずだ)。
WindowsやMacのいわゆるフリーソフトの類いにも、本人の力量アピールでもなく自社有料アプリの導入でもなく、真に作者の趣味だけで製作されたソフトなんかも多いし、なかにはそこそこ知名度の高いソフトなんかもあったりする。自分も結局そういうソフトをたくさん見てきたからこそそこそこIT分野を勉強し、はてなで愚痴るくらいまではなったのだと思う。
だからこそ無償で活動することそのものを非難することは出来ない。ただ、この状況はそろそろヤバいんじゃないかと。
正直、日本にいる限り、そんな地域とはどこかしらで関わるんじゃないかと思う。どんなところで仕事してたって家に帰れば地域に関わることになるし、日常の買い物で一切地域と関わらないのは味気ない。もちろんネットで買い物するなり遠くの専門店に行くなり、地域の人間と一切顔を合わせない(あわせてもろくに話さない)暮らしも出来なくはないが、味気ない。なにより、災害時など何かあったときには結局地域の人と関わることになるわけで。
それに、地域の人たちがITに関わる人間を「自分とは全く違うタイプの人間」と思っている限り、何かあったときにIT技術なりアニメなり、主にああいう人らがあまり関わらない分野に関する誤解が解けない。
最近の「犯人はアニメオタク」なんかの報道も、遠隔操作ウィルス云々も、だいたい地域の人らがこういうIT技術なりアニメ文化なりに誤解ばかり抱いているからこういうことになるんじゃないかと。
だから結局、地域にはなんとかして関わらないといけないし、それはなるべく早いほうが良いんじゃないか と。
もちろん、なんとかして地域活動を収益化して、「地域活動でもやりようによっちゃ生活出来る」ようにしなきゃいけないんだろうけど。
3年間休職中かつ求職中です。はてなにいるとハイスペックな人間ばかり目につきます。それに比べると自分のスキルがあまりにもチープなので、社会復帰できるかかなり不安な日々を過ごしてます。社会復帰はIT関係じゃ無くてもかまいません。あと、真面目に悩んでいるので、自慢や手前味噌をするつもりはありません。世の中で求められるスキルがどんなものかをあまり把握してないので。
このスペックで今後生きていけるのかなあという心配と、今後これをやっておけば優位に進められるというものを知りたいです。
以下職歴。
・2000年、SEとして入社後、現地常駐徹夜仕事の繰り返しでうつ病を発症。プロジェクトマネージャまではならず、大手の仕事のプロジェクトの部品をちまちま作るデジタル土方でした。休職後職場復帰しましたが、入社3年ほどで自主退職。
・症状が重く、2000年代はとても働ける状態じゃなく、暗黒の時代。2010年代で光が見え始める。
・それでもHTTPやCSSを学んで趣味レベルのWebサイトを作成。
・2008年から海外フリーソフトの日本語訳を手がけ、5年経った今もバージョンアップを継続中です。
・2012年、英検2級取得。2013年、TOEIC775点取得。
若い人が新しい技術を開発&習得しているので、その勢いに押されっぱなしです。自分が1年かけて憶えた物でも、若い人には数ヶ月であっちゅう間に追い越されます。日ごとに食い扶持が無くなっていき、今後の将来がとても不安です。
もともとは、2ちゃんねる系のまとめサイトを巡回して、Yahoo!ニュースのようなサイトを作っていました。(現在も鋭意開発中です。)
コンテンツの内容を解釈して自動的にジャンル分けをして・・・などと、出来るかわからない壮大なアイデアを実装しているので、いまだに完成時期が見えて来ません。
画像収集処理を作っている時に「これでエロ画像を集めたら面白そう」と思いついてしまいました。思い立ったら、すぐにやりたくなるのが人間の性というやつです。基本的な処理はほとんどできていたので、割に短期間で作成できました。エロ画像をどうせ集めるのなら、目的をもって役に立つサイトにしようと思い立ち、おなぬーをするためのWEBサービスにました。
作成したもう一つの目的として、月間10万PV程度のサイトを自分で運営したいという思いもありました。安直ですがエロ系のサイトであれば、それが可能なのではと考えた次第です。
せっかくサイトを作ったのですが、エロ系のサイトは告知をするのが難しいとう事実を作り終わってから知りました。私自身もブログをやっているので、そこでお知らせをしても良いのですが、ブログの趣旨にあわないのと、PVがとてつもなく低いという理由で断念しました。
匿名ダイアリーは、かなりのPVがあるので、作ったサイトの告知ができるのではと思い匿名ダイアリーを書いています。
せっかく作ったサイトですから、皆さんに利用してもらいたいし、役に立つサイトにしたいと思っています。ですので、サイトを見たらご意見をいただけたら嬉しいです。
もう、15年以上PHP(PHP FIと言う名称の頃からのユーザーです)でプログラムを作ってきました。PHPが持っている気軽さや気楽さは大好きなのですが、誰もが好き勝手なコードが書けるというデメリットもあります。プログラム言語にはある程度の厳しいルールがないと将来にわたってメンテナスしていけるプログラムを作るのは困難です。
せっかく新しプログラムを作るのだから、新しいプログラム言語で作ることにしました。
ある程度、厳しいルールがあって、誰もが同じようなプログラムが作れる言語はなんだろうと考えていくとPythonとRubyが候補に上がりました。
Rubyはできるだけ手数を少なくプログラムを作ろうという基本思想があります。私の感覚では、熟練したプログラマが使う言語という印象が強いです。
Pythonは、プログラマのレベルを問わず、熟練プログラマも新人プログラマも同じようなプログラムが書けるプログラム言語という印象でした。
私自身も将来誰かに教えられるようにと、今回はPythonを使用言語として選択しました。また、裸のPythonで書くのも面倒そうですので、フレームワークとしてDjangoを選択しています。
「おなりん」は、そんな思いを乗せて以下の環境で構築しました。
サーバー | さくらのVPS(1G) |
プログラミング言語 | Pytyhon 2.7.5 / Django 1.5.1 |
その他ツール | Bootstrap, jquery, wookmark, colorboxなど |
Webサーバー | Apache 2.2 |
データベース | MySQL 5.5 |
「おなりん」は、登録されたまとめサイトを定期的に巡回して、各エントリーから記事内の画像URLを抽出しています。取り出すのはURLだけで、画像の直接ダウンロードは行いません。ですので、リンク元の画像がなくなれば、「おなりん」からの表示もなくなります。
各サイトのエントリーはRSSから取得しています。各記事のHTMLをPythonライブラリurllib2を使って取り出し、HTMLから正規表現で画像URLを抽出しています。
サイトによっては記事画像のHTMLに決まった書き方がなされていないために、余計な画像を抽出してしまうこともあります。おかず画像の抽出精度は徐々に上げて行きたいと思ってます。
当初「おなりん」は、Amazon EC2(t1.micro)で構築する予定でした。構築までは完了したのですが、今ひとつ体感速度が上がらないのです。すでに利用しているさくらにVPSと比較したところ、3倍くらいの速度差(abコマンドの実行結果)があったので、Amazon EC2の利用を諦めました。
Amazon EC2は1年ほどの無料利用期間があります。これを過ぎると課金されていくのですが、Amazon EC2(t1.micro)を1ヶ月動かし続けると4000円近い料金が必要になります。さくらのVPS(1G)は1年で1万円程度です。3倍早くて価格は4分の1なら、チープな私はさくらのVPS以外選択余地がありません。
でも、拡張性を考えるとAmazon EC2も捨てがたいのです。
Pythonはインデントでプログラムブロックを表すます。他の言語のようにカッコを使いません。IFやFORを使ってインデントが深くなると、どんどん右寄りになってきて、全体的に斜めなプログラムが出来上がります。最初は見慣れずに違和感を感じましたが、慣れればそうでもありません。
ただ、ネストしたIFでインデントが深くなりすぎると、インデントの位置で意図しない結果が出るので注意が必要です。慣れてしまえば、使いやすい言語です。
Djangoは良いフレームワークだと思います。モデルを定義してしまえば、モデルのメンテナンスを行う、管理画面が一緒に生成されます。テンプレートタグなどを自作すれば、かなり深いところまで手を加えることが可能です。慣れれば扱いも楽なので個人的には気に入っています。
「おなりん」は、まだ作ったばっかりで、テストもまだ十分に行えていません。ですので皆様にも使っていただき、問題点があれば教えて頂きたいと思っています。開発しているマシンがmacなのでIE系のテストは皆無です。IEの方、ぜひともレポートをください。
レポートや感想などがありましたら、「おなりん」のサイトの下にある「お問い合わせ」リンクから送付をお願いします。また、巡回してほしいサイトも募集しています。ただし、日本国の法律に準拠したサイトに限らさせて頂きます。
機能的に今後は、画像の人気ランキング機能を組み込む予定です。また、サイト運営の足しにしたいのでひっそりと広告を入れます。
また、リクエストがあれば、ソースコードをGithubに公開したいと考えています。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
こんなん見つけた。
あーわかるわかるとか、これやってみたいんだよなーやっぱり面白いのかーとかいろいろ思ったけど、社会人になって無気力に過ごす毎日になった今ではエロゲと向き合う気力がなくなってしまった。
エロゲは体験しなければそのよさはわからない。わかりたいけどやる気力がない。
どうすればいいのか。。。諦めるしかないんだろうなー。
低価格のやつだったらとか同人だったらとかフリーソフトだったらとかっていうレベルじゃない。
単純に体力気力モチベーションの問題。
時間的にはやれないことはないんだけど、休日は文字どおり寝てるだけだし。
無為に時間を過ごすよりはエロゲをやったほうがいいと理屈ではわかるけどどうにも身体がついていかない。
同じこと何回も言ってるけどそれだけ残念に感じたということでひとつ。
ADHDである私はアスペルガー2人と喧嘩別れしたことがあり、この記事を読んで深く納得するものがあった。
発達障害者のオフ会に参加したのは排斥される者同士の連帯・互助を信じていたからだが、彼我の相違を感じることが多々あった。
そこで仲良くなったアスペルガー2人について。
1人は男。プログラマーとして様々なフリーソフトを開発したその世界の有名人(彼を仮にAとする)。
1人は女。独学で5〜6ヶ国語を話せる才媛。
ADHDとアスペルガーは議論好きな人が多い。お互い論理的なものが好きだからだが、その立場は随分異なっていた。色々な議論をしたが、上記2人とは必ず意見が衝突した。
たとえば、スティーブジョブズについてこんな会話をしたことがある。
「ジョブズはギル・アメリオをAppleから追放したのはやりすぎだろ。彼はジョブズを引き入れた人間だ。ジョブズを追い出した人間じゃない」
という私に対して、Aは、
「Appleの改革のために必要じゃないか。結果を見れば一目瞭然なのにバカじゃないの。何故なら……」
といくつも立板に水のようにそれがなぜ必要だったかを述べる。それに逐一反論するうちに、最後はAが癇癪を起こして終わった。
アスペルガーは突然癇癪を起こすが、ADHDも自説に固執する癖がある。
それが何度が続き、やがて2人からは、メールブロック、着信拒否されて交際は終わった。
今思い返せば、原因は価値観の相違だったのだ。
ADHDの私が弱者の論理を主張し、真面目なものが幸せになる社会であるべきだと述べるのに対し、アスペルガーは強者、非凡な人間、強圧的な人間の側に立った主張が多かった。
アスペルガーは、確かに人並み外れた才能に恵まれた人間が多かった。がゆえに、自分が絶対的に正しいと思い、独自ルールを周りに強制するうちに嫌われていく。
ADHDは独特の発想をする人が多い。だから芸術家にADHDが多いのだろうが、脈絡のない落ち着かない思考は、他人とのコミュニケーションを阻害し、疎外される要因となる。その苦痛が弱者への共感を生み出すのだが、共感を求めた弱者にかえって愚鈍だとバカにされる羽目に陥るのだ。
就職後、何かに集中すると他のことが目に入らない、整理して説明ができない、一度聞いただけでは話を飲み込めない、時間を(守ろうとしても)決して守れないことなどで「高学歴なのに使えない」と言われバカにされ執拗なイジメを会社で受けるようになり、一時期自殺を考え、ADHDというものを知り、原因を知りホッとした身としては、同じような異端児同士、仲良く連帯をしたかったが。お互いの間には埋められない溝があるのかもしれない。
今更すぎるが天王寺区のデザイナー無償募集の件で思い出した昔話。
地方公務員だが広報の担当だったことがある。美大を出たわけでもなく広報は全く門外漢であっても、役所なんでそういう部署に回されることがある。
自分がいたのはとある公共施設の管理事務所みたいなところで、そこでイベントとか工事とかあるとポスター出したりチラシ作ったり新聞広告出したり、そんなことをしていた時のこと。
前年度に事業担当課が翌年度の事業の計画を作る→翌年度に必要な予算を要求する→財政担当課と「この経費は削れ」「この事業やる必要ないだろ」とか言われて揉めながら何とか予算を勝ち取る→議会の議決を受けて成立
これでようやく使えるようになるのだが、実際契約する前には予算執行書に「こういうイベントのこんなイメージでポスターを何枚作りたいのでこれだけ予算使わせてください」って具体的な積算やらポスターのイメージなんかを付けた上で決裁を受けないといけない。
この時はポスターを作りたい事業担当だけじゃなく、全然事業と関係ない予算や資金を管理する総務部門の偉い人までの決裁を受けないといけない。
普通は契約方法なんかが適切かどうかとか形式的なことだけを見られるはずなんだが、広報だと何故か口を出してくる人が多くなる。
まだ発注前だから業者に依頼するわけにはいかないので、手持ちの写真や図面をワードに切り張りした簡単なイメージしか作ってないのに「この文字ゴシックじゃなくて明朝にしたらどうだ」「もっとぱっとする写真使ったらどうだ」とガンガン口を出される。「これイメージなんで発注したら業者に依頼しておきます」って言ってもご理解いただけず、あんまり下手なものを作っていくと「こんなものなら作る必要ないんじゃないか」と一番偉い人のところまで来て判子を押してもらえないこともあった。
こっちは素人な上に職場で配備されてるパソコンにはMicrosoft Officeとペイントくらいしかインストールされていない。ソフトは市販のものでも申請して許可がなければインストールできないし、許可が下りるには一月以上かかったりする。フリーソフトはほぼ100%許可が下りない。
発注前だから出入りの業者に頼むわけにはいかない。ごく普通の印刷物だから契約相手を事前に決めることはできないし、そもそもポスター自体が作れなくなればただ働きになる。
なので素人なりに何とかWordを駆使してそれなりに見栄えのするイメージを作って何とか判子をもらい、業者何社かに声をかけて見積もりをもらって、一番安いところと契約を結んでめでたく発注する。
そしてWordで作ったイメージほぼそのままのポスターが印刷されてくる。
仕様にはデザインから版下の作成まで受注者が行うよう謳ってはいるが、そもそも予算的に印刷代分しか認められていない上に金額のみで業者を決める。業者も受注するために単価を下げてくる。単価が低いので広告代理店には敬遠され印刷会社だけが参加してくる。
契約額が低額であれば随意契約といって業者をある程度自由に絞れるけど、少なくとも2者以上の見積もりは取って安い方に決めないといけない。
発注予算は絞るだけ絞られるし、予定価格も印刷物であれば色数と印刷枚数、新聞広告であれば広告枠の料金でだいたい決まる。過大に積むには相応の根拠がいる。
デザインは単価で表すことができない。いくら積むことが適正なのか、客観的な数字はない。
積算できないし、結局金額で決めるならばいくら積んでも意味はない。
そもそもデザインは入札にはそぐわない。
あるデザイン会社(またはデザイナー)が非常にクリエイティブだから広報を任せたい、だからそこと契約する、というものだ。金額ではない。
だが複数から見積もりを取らず1者だけに絞って「この業者と契約する」とするためにはそれなりの「ほかの業者ではダメ」な理由がいる。
例えばある会社だけが生産から販売まで取り扱ってる商品を買うような場合。その会社以外は取り扱っていないのでそこと契約するしかない。理由は明白だ。
だが物を買う場合と比べ、そのデザイン会社と契約する理由は非常に曖昧だ。他の事務所とは、デザイナーと比べてどう違うのか、どうしてそのデザインないといけないのか説明ができない。
よくあるのが、そして納得しやすいのがコンペを開くことだ。年間の広報企画全体をコンペにかけ、最上位の会社に一切お任せする。
だがコンペは金も手間もかかるので年に何回か単発の広告を出しているだけの部署でそんなことはできない。予算もつけてもらえない。
そんなわけで全部署共有の役所専属デザイナーを付けてもらえたらいいのに…ということはずっと思っていたので、天王寺区の専属デザイナー募集というアイデアそのものは非常にいいとは思う。
問題は無償でやるなよということで。金はあるらしいしコンペの一つでもやればよかったじゃないかと思うんだがなあ…。面倒だったのかなムダ金と思ったのか。
デザイナーの搾取と役所におけるボランティア活用を別の問題として考えるべきで
ごちゃまぜにしているから噛み合わないだと思う。
一般論としてNPOも含め公的な目的でのボランティア活用は認められてもよいと思う。
ダンピングとの指摘もあるが、ダンピングが規制されるのはガソリンスタンドの値下げのように競合を潰して自らの利益にする目的で行われるからであって
目的の異なるボランティア活用と同列にすることはできないと思う。
海岸で清掃ボランティアをするひとは、清掃業者に対するダンピングなのでやめるべきですか?
近所の掃除は? ほぼボランティアで近所の子供にサッカーを教える人は?(これは公的ではないか・・)
個人的にはよくも悪くも、社会の変化による避けられない現象だと思う。
IT業界におけるフリーソフトの台頭に近い。これまで有償で提供されていたスマホアプリが、個人が作ったフリーソフトに負ける。
MySQLやPostgreSQLに潰された中小データベースメーカー多いだろう。
これはダンピングと見えなくもないが、フリーソフト提供者も利用者も社会的に認められている。
Wikipediaだってボランティアによる百科事典業界に対するダンピングに見えなくもないが否定する人は少ないだろう。
今回のケースでは社会に対するボランティア意識の高まりと(似非も含めた)デザイナーの過多が原因ではないかと思う。
(一般論について話したいのでこれ以上突っ込まない)
ただし大前提としてボランティアとして成り立つのは動機が奉仕の心によってのみであるべきで、
それ以外の邪念(今後の仕事に役に立つとか)を応募側も持つべきでないし、募集側も匂わせるべきではない。
追記
今回のケースは当初から募集側応募側双方に邪念があったので、ボランティアじゃないよね。
ボランティアならは「自発」「見返りを求めない」が守られている必要がある。
そういった意味でボランティアとするならば、バーターの要素を一切排除し
・可能であれば何らか別の形でデザイナーに報いる