はてなキーワード: アカデミックとは
「『マジック・スピーカー』を観たんだけど、私の中では映像が露骨すぎるんよね~。掛け算の仕方も違うというか~、いや、あくまで私の中では、だけどね~?」
「別に監督はどうでもいいんだけど、やっぱり掛け算が露骨というか~」
その数学者は、とかく掛け算に心血を注いでいるようだ。
実際、その熱量は本物のようで、高校レベルの知識では全く話についていけなかった。
「え~と、知らないんならそのままでいいと思うよ~。私的には譲れない部分ってだけで、そんな店員さんに面と向かって言うようなことじゃないし~」
「そうですか……掛け算の仕方が違うというのは、どういった感じなんでしょう」
「ん~、じゃあ問題なんだけど、例えば“9×6”じゃなくて“6×9”の方がしっくりくるってのは分かる~? いや、分からないなら分からないで全然OKなんだけど~」
「しっくりも何も、掛け算なのだから数字の順序を変えても答えは同じでは?」
「あ~、店員さん、そのレベルか~。あ、いや、別にそれがダメって言ってるわけじゃないんですよ~?」
掛け算ひとつとっても、数学者と一般人では見えているものが違うらしい。
「『ネコはバター犬の夢を見る』とかも、まあ良いんだけど、そもそも供給元が最大手だと逆に困るんだよね~。0から1や2を生み出すのが醍醐味だと思ってる人間としては、原作で9とか10出されたら、それ以上の数字を出す楽しみがないじゃん~」
数学というものは俺が思っているよりも奥深く、それと同時にしがらみの多い世界のだと数学者は語る。
界隈は一枚岩ではなく、それは単なる計算処理からくる問題ではなく、時に思想主義まで交わすものらしい。
「いや、それが良いって思ってる人がいるのは分かるよ~? でも私みたいな二次ロマン主義者や擬似ロマン主義者にとっては余計というか~」
それとも、俺の知っているロマン主義とは異なる歴史から生まれたものなのだろうか。
二次ロマン主義だとか、擬似ロマン主義っていうのも初めて聞いたし。
「リバがバリウケでバリウケるってな感じで~。いや、バリウケるかどうかは最終的に自由だよ~? でもバリウケるからにはモラルが必要なわけよ~」
そんな職種は初めて聞いたが、まあ“料理は科学”だというし、研究家がいても不思議ではないだろう。
「『なめくじ食堂』って知ってる?」
「そんなわけないでしょんな!」
「でしょんな?」
自ら研究家というだけあり、その客は料理について一家言あるらしかった。
「料理っていうのはね、体の健康はもちろん、ひいては心の健康にも繋がるの。それは食べる際にも、作る際にも」
ただ研究家という割に、言ってることがあまりアカデミックに思えない。
「いえ、料理と言えるほどのことはやってないですね。そういうのに労力を使わない身なんで……」
「確かにね、献立を考えなきゃだし、素材を買い集めなきゃだし、もちろん調理しなきゃだし、食器を洗わなきゃだし、余った食材の管理もしなきゃで工数が多い。そこまでして節約するくらいなら、その分バイトしたほうがいいってのも分かるよ? でも選択肢として、手札に持っとくのは人生を豊かにすると思うの」
「はあ……」
「だからね、鍋にしよう! これなら簡単だし、野菜とか栄養も手軽にとれる。鍋が飽きたらスープや煮込み料理! 具材を放り込むだけ、ね!」
「そうですね……」
相槌を打ってはみたものの、俺が活用することは一生ないだろうな。
学位論文を先日書き上げたのだが、論文最後にある「参考文献」の欄でケチを付けられた。
その教授いわく、参考文献欄で取り上げた文献は必ず本文で引用しなくてはいけないとのこと。
え?それって俺ルールじゃないの?
だって、この分野の概要を示した文献とか、この論文に引用する必要は無いけど、参考にはなる文献だよね?
そもそも、あなたの話って「参考文献」じゃなくて「引用文献」と書いた場合の話ですよね?
そういうことを聞いたら、「そういうものだからそうすべき」とだけ言われて、日本語論文のピリオド+カンマもそうだが、アカデミックな謎ルールに閉口してる感じ。
いや、別に学位取れればいいから最終的には治すんだけど、論文審査は俺ルールという権威を押し付ける場じゃないと思うわけですよ。
あの頃は家で六時間寝られるホワイトなところに行きたいみたいなことを本気で言ってたけど、普通に考えて家で寝られない生活ってなんだよって話だし、民間の奴等が残業時間100時間とかなんと言っているけど一日3時間でしょ超絶ホワイトじゃんみたいな概念もあり得ないしていうか土日祝日という概念が忘れ去られているし、学会を連休に入れるなって話だし、学会はバカンスって呼ばれるけどあれはバカンスでもなんでもなくて普段の生活が絶望的過ぎるだけの話だし、冷静に考えて平日に研究して土日に論文を書くとか、朝から夕方まで実験して夜に纏めるってなんだよって話だし、一ヶ月休みなしくらいまでは普通みたいなその神に背いた概念がなんなのかよく分からないからクリスチャンになってやろうか考えたことがありますし、そもそも俺が研究室から逃避したのだって一ヶ月休みなしで研究してそのテーマが上手くいかない確信をした朝5時ですし朝5時に何かの結果を見て決断を下す状況がまずおかしいし、おかしい中で下される結論なんておかしいに決まってるし、そりゃ突発的に海にも行きますよ。あんな世界はいずれ御伽噺にするべきです。
同様にして未だ残るにそんな感じの業界は全部お伽噺にしなくちゃいけないと思う。そしていつか例えば現代で戦時中のことを話すように、未来ではそんな時代があったんだという教訓になればいい。
だからアカデミックは一度滅びればいい。スクラップアンドビルドだ。
青←表現の自由の戦士のアンフェ。論破厨。表現に関しては超リベラル、というかリバタリアン。女性の権利となると保守回帰的な意見に賛同する。自称リベラルよりもリベラルな真のリベラルの立場から叩くのが得意。「大学時代に同じサークルの女を洗脳して過激派ウヨにした」みたいな自慢をコテハン時代にしていたらしい。
もへ←右翼のアンフェ。青のようにリベラルを気取らず、自称リベラルを叩く。共産趣味とか言ってる中高生のアニオタに人気。
白←アンチリベラルアンフェ。『アカデミックなフェミで稼ぐ女性学者のように、ツイッターフェミニズムを叩くことで稼いでいるフェミニズムの寄生者。(鍵垢より原文ママ)』というツイートを見て感心した。はてなー同様田舎育ちのインテリなので、ボンボンインテリの知らない真実を知っている。アカデミズム叩きが激しいのできっとアカデミズムより優れた意見を持っているはずだが、残念ながらその主義主張は情報商材を買わなければ読むことはできない。「コーランの論理強度が高い」と言っていたが、コーランの論理強度とは何か是非無料で教えてほしいと増田は思う。著書内に剽窃データを載せたそうな。
す←過激派ツイフェミの男版。五天王最弱。統計により真実に辿り着き、レッドピルで目覚めた人。これが令和のマスキュリズムだ❗️
黒←右翼。アンフェのイメージはあまりない。古き良きパヨク叩き。左翼の間では、ランサーズ案件と言われているが根拠は知らない。フォロワー層が若いイメージ。
そうした飲み物に遭遇したときに、人はその酷さをいかに表現しようか、才能の無駄遣いとしかいいようのない繊細な言葉選びをすることがあって、私はそれがたまらなく好きです。
良い表現、それは飲んだことのない人の口いっぱいに不味い飲み物の味を広げることができるもので、飲んでしまった人の気持ちを慰めるものだと思います。
前置きはさておき、これは面白い!という不味い飲み物と表現があったら教えてほしいです。
(それが好きな人もいると思うので商品名は伏せがありがたいです)
ちなみに、今までで個人的に好きなレビューは、うろ覚えですが、
「奥歯に正露丸を噛み締めながら飲むアップルティー」……これは絶対に不味い、そんな味がありありと想像できる言葉選びの力強さにぐっときます。
「バスケットボールの味のカフェオレ」……バスケットボール食べたことあるのかを超越してバスケットボールの味がなんとなくわかってしまう、体育倉庫にあるバスケットボールの籠みたいな香りなんだろうことが察せるのがツボです。
「飲む胃酸」……ゲロの味ゲロの味と言われた飲み物ですが、単純にゲロの味ではなく胃酸をもってくるところがアカデミックで好きです。
よろしければ、おつきあい下さい。
利他の精神なんて、他人なぞどうなってもいい、イエスが多くの人を救うより自分の眼の前の銀貨13枚という狡猾な連中に潰されるぞ。
狡猾な連中に対抗するには収入と余裕があり、狡猾な連中を見分けて切れるだけの余裕が必要。
けどそれをなくして精神論だけ叫ぶから、利他の精神を元に歩んだ連中こそが苦しみ、いざ潰れたら「自己責任、かつ努力しなかったからああなった。能力がないくせに何故危険な道を歩むのか」とさらに石を投げるのというのがまさに現代日本社会だね。
そりゃさぁ、真面目にやってバカを見る人間ばかりじゃ利他の精神なんか「持たないほうが正解」となるわ。生まれつきによって持つかもしれないが、失うのは社会の醜さとおぞましさ。
今病院でこれを書いている。
昨日の夜のことなのだが、普通に仕事から帰ってきて寝ていたところ、どうやら俺は寝返りをうったらしい。
そしてたまたま、俺の息子は勃起していたらしい。生理現象だそうだ。役に立って欲しいときには立たないくせに、こういう時にだけたってしまったらしい。
とにかく、俺は寝返りを打った。
そして
「ポキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
というなんだか鮮やかな音と共に激痛が走った。
即座に飛び起きてチンコを確認したところ、見たこともないような真っ黒な色になっており、息を吹きかけるだけでも痛い絶望的な状態になっていた。
本当に何も理解できなかったが、あわてて救急車を呼んだ。チンポが痛いということを説明するのは普通だったら恥ずかしいことなのだろうが、この時の俺は痛みとパニックで全く気にならなかった。
病院に着くと医者が「これは陰茎折症です。緊急手術します」と言った。俺はまな板に乗せられた魚のように手術を受け、そして今に至るというわけだ。
医者がいうには、正式名称は陰茎折症と呼ぶらしい。ほとんどの原因は自慰と性行らしく、俺のように寝返りで折れるケースはそこそこ少ないらしい。
論文にしたいだの言っていたが断った。俺のちんぽがアカデミックの場で見られるのは流石に嫌だ。
女性が数学を苦手なのは社会から「女性は数学が苦手だ」という圧力を受けているのが原因であるというような内容の研究を紹介しているブログが話題になっている。
だがこれはアカデミックな場ではとっくに否定されている見方だ。
こういったものはステレオタイプ脅威(Stereotype threat)と呼ばれるが、概ね以下のようなものと説明される。
「男女に数学の問題などを解かせるなどする前に、『女性は数学の点数が低い』というようなステレオタイプな説明をした場合は女性の点数が下がり、『女性の数学の能力は男性と同等』というようなステレオタイプを解消するような説明をした場合は点数が同一になる。
これはつまりステレオタイプを無意識に意識してしまうことで脳内のワーキングメモリが圧迫され、能力が低く出てしまうということである。」
こう言った概念は1995年にクロード・メイソン・スティールとジョシュア・アロンソンが提唱したものだ。
この「現象」は実になんだか「納得のいくもの」であり信じ込みたくなるようなことでもあり、数多くの研究が行われてきた。
その結果見えてきたものはステレオタイプ脅威には再現性がないということだった。
最近の大規模な研究ではこの現象は確認できなかったし(Flore et al., 2018)、ネガティブな研究結果は公表されづらいというような出版バイアスも関わっていることもわかった。(Schimmack 2019) (Flore & Wicherts, 2015; Ganley et al., 2013)
ステレオタイプ脅威で面白いのは、いわば人工的に作られた不自然な研究手法で行われた研究では「現象」が確認されたのに対して、より現実に近い場で行われた研究では「現象」が確認されなかったということだ。(Shewach et al., 2019)
ステレオタイプの研究が「この現象はあるに違いない」と決めつけて行われてるというのはなんだか皮肉で面白い。
実はこれは現在の心理学全般に言えることなのだが、こういったものは再現性がない研究が多すぎるのだ。再現性がないということは論文に書かれている手法をそのままやっても同じことが起きないということで、これはもはや科学とは言えなくなってしまう。
日本学術会議の件でいろいろと炎上しているが、学界の片隅に身を置く人間として言っておくと、学者は公正中立でもなんでもないからね。
もちろん特定の政党にどっぷりコミットするような学者は学界でもあまり評判は良くないけど、それでもみんな何らかの「政治的」なポジションを持ってる。
政治的っていうのはどの政党を支持するのか、どんなイデオロギー的位置づけなのかということももちろんそうだけど、学界内での力関係という意味もある。
例えばこんな話がある。
今から50年くらい前、とある権威ある大学で優秀な成績を修めた学生がいた。この学生は学者になろうと思い、その大学の教授の研究室に入った。そこで真面目にコツコツ研究していたが、その生真面目さが災いして教授と衝突することもたびたびあった。月日がたち、研究業績も残したその学生はアカデミック・ポストを教授に斡旋してもらうことになった。学界内でも研究室内でも当然、あれだけの優秀な学生なら教授の後を継ぐために大学に残るのだろうと思っていたが、教授は遠くの地方の大学への就職を斡旋した。生真面目な彼はその話を受け、一生その大学で務めた。しかし、彼の恨みは燻り続け、彼の門下生にまで波及した。さらに門下生の門下生、、、と連綿とかの教授に対する恨みは受け継がれている。彼の生真面目な性格もあり、門下生を多数輩出し、その中には彼の出身大学に並ぶ有名大学の教授にまで登りつめた人物もいる。その人物の論文も、かの教授に対する怨念のようなもので書かれている。その門下生の論文も同じ…そしてさらなる世代交代を迎えつつある今も…論文だけではない。怨念に憑りつかれた教授たちは学内運営や人事でもその力を存分に発揮している。業績があれば採用されるわけではない。
こんな感じで、公正中立に学問をする研究者なんて実はいない。学派的な対立や怨念から論文を多数発表する学者の方が実は多い。あまり優秀でなくても門下生を多数輩出する教授がいるのはそんな事情がある。税金から研究費をもらっているのにおかしいじゃないかと思う向きもあるかもしれないが、しょせん人間がやる以上、どうしてもこういうことはなくならないんじゃないかな。そもそも税金が公正中立に使われることを強く求めること自体、自分たちの首を絞めることになるわけだし。それくらい割り切って考えた方が世の中生きやすいですよ。
まずリーダーのマスダ
彼は特別これといって
秀でた一芸があるわけじゃないわ
ところどころ知性は感じるけど
基本的にはガキっていうか
良くも悪くも年齢相応
でも決断力があるのよね
うちのチーム個性は強いけど
主体性っていうのかしら
まとまりがないの
でもマスダはビシッと
次に何をしたいか
そのためにどうするべきか
方向性を定めて
真っ先に行動してくれる
次に紹介するのは参謀役
みんなミミセンって呼んでる
聴覚が敏感でね
普段は耳当てをしてるの
ひとたび外せば
あらゆる音を拾うソナーと化す
その聴覚もすごいけど
仲間の中で一番アカデミック
不可欠なブレインよ
お次は戦闘要員
いつも白黒の服を着てるから
みんなシロクロって呼んでる
こいつだけタメじゃないのよね
というか年齢不詳
仲間の中で一番ノッポで
たぶん大人だとは思うけど
控えめに言って破天荒
背は高いけど背伸びしてない
まーそれなりに楽しい奴よ
それしか能がないけど
それだけなら誰にも負けない
……あー実は
仲間もう一人いるんだけど
アンタ如きにゃ言えないわ
それにね
その子って繊細なの
複雑な子なのよ
そーいう子は置いてかれがち
単純な奴らは構わず進んじゃう
わたし達は違うけど
仲間としては気にかけるわよ
たまに立ち止まって周りを
皆のことを見ているから
あの子の歩調も知っている
でも仲間だからといって
踏み込みすぎはよくないわ
良い関係性を保つには