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はてなキーワード: 役者とは

2021-10-13

嘘喰い実写映画

今知ったけど、そんなんやるのか…

横浜流星の貘はぱっと見悪くないけど、アクション性が皆無な主人公から宝の持ち腐れ感がある

あと梶はともかく夜行さんを誰がやるのか。あんなに動けるジジイいるのか?

下手に若い役者を老人メイクで当てるのは冷めるからやめてほしいけどな。

あと今出てるスチールとかポスターからは何編やるのか分からない。

続編も見据えてとりあえずやりやすそうなのはハングマンだけど、

最後ガチ首吊りシーンやってこそのエピソードからあそこカットしたら薄くなる。

ファラリスの雄牛はもっとエグいし…そう考えると、カイジみたいにオリジナルゲームになると考えるのが妥当か。

そうなると一気につまらなそう、カイジの二の舞になりそう。

金曜ロードショーでやったら見ればいいか

最近読んだBL

『interlude 美しい彼番外編集』(凪良ゆう)

概要

 これまで刊行された『美しい彼』シリーズ単行本ドラマCDについていたオマケや、アンソロジー掲載された番外編SSなどが収録されている。数えた訳ではないけど、『悩ましい彼』の幕間話が多いんじゃないかな。なので、多くの場面で清居がおデブ。全体の半分弱が書きおろしストーリー面白さと登場人物が皆個性的キャラ濃ゆいせいで、ものすごい読み応えを感じる。


増田感想

 本編ではストーリーを進める都合上、省かれてしまった細かいエピソードが……特に平良きもち悪さが……盛りだくさん。

 家電の心意気で生きている平良普通人間普通恋人として触れ合い共に暮らしたい清居の、すれ違いまくるのにちゃんカップルとして成り立っている、チグハグなやり取りがとても面白かった。書き下ろしではまさか心霊現象発生。これまでリアル世界観で来たのに、いきなりSF(すこし・不思議)とはこれいかに。くっそ面白かったけど。あと、謎の光の存在感はら先生の『ハッピーくそライフ』に出てくる道祖神のような物体連想した。

 平良が熱く妄言を語るシーンぜんぶ好き。清居とビーバー小山の場外キャットファイトも好き。TO(トップオタ)と平良交流の話は、生々しいドルオタの裏側を知れて勉強になった、のか? てかドルオタって本当にああいものなの? かなり、怖いんですけど……。ともあれ、パン姐さんに幸あれ。

 ラスト社長視点は清居に対する見方が思いの外辛くて驚きなんだけれども、そう言われると確かにそうだよねっていう感じだった。心霊現象とかTOとかファンタスティックな話が続いてから急に現実に戻ったな。

 とにかく笑って笑って笑う。腹筋がかなり鍛えられる一冊だった。

 

余談

 来月からドラマ『美しい彼』放送だってー! 枠は二年くらい前に『きのう、何食べた?』を放送していた枠と同じかな。清居役を演じられるようなイケメンはこの世にというか、日本国内調達するのは無理なんじゃないかなと思っていたけれど、ちゃんと美しい男の子をひっぱってこれて良かったねー。役者コメント読んだら、まさに清居らしい生意気そうなコメントをしていてかわいい平良の子が、本当に平良っぽい容姿をしているのだけれど、笑うとすごく可愛いので、びっくりした。ドラマ楽しみ。

2021-10-11

anond:20211009200823

声優本人に降板する義務があるか?と言われれば無いよ。執行猶予付きの有罪判決を受けたピエール瀧だって無いだろう。

ただ、雇い主にも雇い続ける義務は無い。契約文章に入っていれば勿論だし、入っていなくったって判断すればいい話。キャラクターイメージに合わない。仕事に支障をきたすと考えれば辞めてもらう事だってあるだろう。

ファンにも応援し続ける義務は無い。「私生活関係無いんだからファンは変わらず応援し続けろ!」と言われる義務も勿論無い。嫌いになったってかまわないだろうし。顔も見たくない位までは言ったってかまわないだろう。それ位は暴言には含まれないと思う。それを過ぎた表現場合によっては不適当かも知れないけど。

私は、度を越した暴言を吐くファンにも、「役者仕事していればいい。私生活関係ないだろ!そんな事で嫌うのはおかしい!」と謎指導をしてこようとする訳知り顔のヤツも両方が嫌いだね。

2021-10-09

anond:20211009201406

声優なり役者なりアイドルなり演じる系の仕事してる奴ってそんなだよな。

一度関わればわかるよ。

ワンナイトとかも平気でやるよあいつら。

anond:20211009095157

海外ゲーム吹き替えとか映画吹き替えとかは役者がやっててもなんの違和感もないのが多いのが謎

人の顔がわからない

人の顔がわからない。他人を顔で見分けるのがとても苦手だという意味である

全く顔がわからないわけでは無いので、相貌失認症とかいうのとはまた違う。身近な人などの顔ならなんとか覚えられるのだけれど、初対面の人やテレビ芸能人などはよっぽどで無い限り顔を覚えられないのだ。

例えば、NHK教育のうたのおねえさんとダンスのおねえさんの見分けがつかない。もちろんうたのおにいさんとダンスのおにいさんの見分けもつかない。NHKの朝の番組に出てくる子役の子も、番組が違えば別人だということは夫に言われて初めてそうなんだと気がついたが、やはり見分けがつかないので同じ子役の子に見える。

ドラマを見るのも苦手だ。人の見分けがつかないからすぐに話が混乱する。この間酒癖50というドラマ1話を見たけれど、小出恵介氏と浅香航大氏の見分けがつかずに非常に混乱したし、この文章を書くために役者さんを調べてみたけれどやっぱり顔ではピンとこないのでなんとも。役者さんはみんな阿部寛氏みたいなわかりやすい顔になってほしい。

こんなんだから他人の顔と名前が分からなくて困りごとばかりの人生なんだけれど、こういう悩みはあまり聞かない。

なんで人の顔の見分けがつかないのか、どうやったら見分けがつくようになるのか、分からない。分からない。

2021-10-01

anond:20210930214718

シンジみたいに鬱屈した主人公にして悩みながら戦うライダーにするんでしょ。

から役者も格好良いだけの配役にしてない。

きっと劇中はスカッとしないウダウダ期があって、最後にそれを吹っ切ってショッカー親玉と戦う話になるのであろう。

anond:20211001105835

こいつ、マジで芝居のキャラクター役者自身の人となりの区別がついてないぞ! 完全にゴッチャになってる...

ただ一人許せないアイツのこと、あるいは自分三回忌に宛てた散文

ほとんどの感覚はもう零れてしまっている。

あるのはどす黒く染まった虚無感。そしてそこに沈んだ6年間。



晴れて大学合格し、キャンパスライフに夢を咲かせた8年前の春。大学生活を過ごすこととなるサークル選びの時間だ。

高校時代演劇を少しやっていたこともあり、大学でも演劇を続けていきたいと思っていた。

舞台に上る前の高揚感、あの感覚は一度味わったら忘れられない。

自分大学の中でも一番大きな演劇サークル新歓公演では、大学演劇とは思えない規模の舞台に圧倒された。

そしてそこに、アイツは、あの魔物は居た。

サークルの先輩で女ボスといったところか。

取り巻きには優しいが、その支配スタイル仮想敵を作ることで取り巻きを結束させるタイプのヤツだ。

今まで男子校でのうのうと暮らしていた自分にその危険さを察知する能力はなかった。

また、そこで引いた演目よろしくない。

役者で男は一人だけ。役柄としてもおそらく30過ぎで、男子校上がりの18歳童貞が生半可な気持ちインストールできるものではない。

率直に言って下手だったと自分でも思っている。

一方アイツは役者経験豊富で指折りに優秀だった。

癪ではあるが能力は認めざるを得ない。

うまく歯車が合えば多くのものを盗めただろう。しかしそうはいかなかった。

最初のすれ違いがどこで起こったかは分からない。自分記憶はもうターゲットにされたこしか残そうとしていない。

7割の時間嘲笑され、のこりの3割で怒鳴られた。

他の役者取り巻きで話せない。今思うと1人は引いた視点で見ていたが、そのことは3年ほど経つまで気がつけなかった。

同じ学年と話す機会も少ない。そうして、どんどん自分だけで抱えていくことになった。

舞台上で自分の役がアイツの役に怒るシーンがある。公演の中で1つ、アイツへの思いを全力で乗せて怒鳴った。

その回のあと、アイツはそのシーンを良かったよと一言言った。それだけだった。

生身のアイツへの気持ちを載せたモノですら躱された。ああ、コイツはなにもわかってない。本物の魔物だ。

自分は結局、大学生活を通じてサークル役者に戻ることはなかった。



そしてこれが遭難の始まりだった。

何があったのかわからないまま精神をズタボロにされた自分は、何が起こったのかを結局解決できないままに大学5年間を過ごすことになった。

鬱というのは初動が大事だ。

それが一人暮らしを始めたばかりの18歳に降り掛かったときに、いったい何ができようか。

大学にも行けず、一日家で布団にくるまって泣くしかできない日々。

その日々を嘆いてますます気持ちはふさぎ込む。

完全に負のスパイラルだ。

外に出ようとしても身体から力が抜けて、文字通り崩れ落ちてしまう。それが「日常」だった。

その日常が異常であることに、大学を出るまでついぞ気がつけなかった。

自暴自棄になって他人にもたくさん迷惑をかけた。

助けてほしいというだけのことに自分自身でも気がつけないまま、他人から理解されることを拒んでいた。八方塞がりだ。



アイツと出会わなかったら自分人生がどんなだったかと、気分の重いこんな日には考えてしまう。

かに自分の自堕落さに依るところもあったろう。すべての原因をアイツ一人に帰せるわけはない。

地獄の中で嫌というほど記憶を反芻するたびに悪魔化されていっただろうことは否定しない。

それでも、その最初奈落を作ったアイツは、自分視点の中ではすべての咎を着せられるべき存在なのだ

それほど深い絶望がそこにはあった。

信号を待つとき道路からできるだけ離れて待つようにしていた。

ふとした拍子に飛び込まないという確証がなかった。

郊外ショッピングセンターにあるような吹き抜けの通路でも吹き抜け側は避けるようにしていた。

飛び降りないという自信がなかった。

日常のすべての瞬間に「死」の感覚が忍び込んでいた。

一番死に近かったのは3年前の夏。

当時共同制作していた作品が全く進まず、締め切りまで残り1週間となってもほとんど出せる状態になかった。

おまけに制作の外側でも人間関係をこじらせており本当に限界だった。

延長コードを切断し銅線を剥き出しにする。感情もないままただ機械的に胴体に貼り付ける。

コードコンセント差し

端子ごとにオンオフを切り替えられるタイプコードなのであとはスイッチを入れたら電流流れる

心臓を狙って電極を貼っていたので実行していたらほとんど助からなかっただろう。

最後に好きだった曲を聴いて終わらせるつもりだった。

「芥の部屋は錆色に沈む」、テーマも曲の途切れ方もピッタリだ。

でも涙が止まらない。スイッチは押せないままだった。

もう2,3曲試したところでようやく正気に戻った。

一呼吸入れたあとに実家電話を掛ける。そうしてしばらく一人暮らしを離れることとなった。

実家に連れ戻されたとき、父と二人で近所のファミレスに行った。

これからのことを父が話していたように思う。

やがて注文した料理が運ばれてきた。おいしそうなハンバーグだったか

しかし箸を手にして食べようとしても、気持ち食事をするのを頑なに拒んだ。

自分にはこれを食べる資格はない。何度も掴んでは離し。うつむいたまま食事を転がすのみ。

いつしか目には涙が浮かんでいた。



そんな状態から抜け出せたのは幸運があったという以外にない。

家族理解、そして当時の恋人の支えがとても大きかった。いくら感謝しても足りないほどだ。

こうして自分大学を去り、少しの休養の後社会に出ることができた。

大学1年目で一生分の不運を使い切ったのかとすら思えてくる。逆にこの幸運がなければ、今頃どうなっていただろうか。

自分はあの時にもう死んだと思っている。

からこそ、今ここに三回忌として、一つの区切りとして、こんな取り留めもない文を認めているのだ。

今書かないと死んだ自分が浮かばれない。

6年間の悪夢に、形だけでも終止符を。



ここからは今まで一度も書いたことがない、テメエへの黒い感情だ。

テメエがこの文章自分ごととして受け止められるような人間でないことは知っている。

自分のこととも気づかず酷いヤツだと怒るか、こんな場所しか書けない臆病なヤツだと嘲笑うかだろう。

からこちらも遠慮なく書かせてもらう。

大学院を卒業して高校教師になったそうじゃないか。その指導で何人の信者を作り、何人の屍を生んだか。

杞憂だったらよいが、あいにく自分はテメエのことをそんな綺麗ぶれる人間だとは素粒子一つほども思っちゃいない。

これまでそうして生きてきたように、テメエは幾重もの屍の上に仮初の楽園を作っていくんだろうな。

結婚して子どもを生んだとも聞いた。

テメエの名前を聞いただけでヘドが出るのに、やたらと一部にはウケがいいから嫌でも風の噂で流れてくるんだ。

なにせテメエの子だ。大層リッパな、スクールカースト最上位の陽キャに育つことだろうな。

テメエ自体への憎しみは消えないが、テメエにも家族ができたんだろ。

流石に恨みのない人間を悲しませることはしたくない。逃げ切れてよかったな。

何度痛い目を見せてやろうと思ったことか。

聞けば人間にとって一番苦痛を与える死に方は焼死だそうだ。

ガソリンをぶちまけて喚くテメエを見ながら高笑いしたいと何度望んだことか。

あの場所ごと焼けてしまえばいいと何度願ったことか。

しかしそれを選択することはなかった。

これ以上自分人生をめちゃくちゃにされてたまるか。

最早失ったものはテメエの命程度で償えるものじゃない。

やっと呪縛から逃れてマトモな世界に戻ってこられたんだ。

からせめて、金輪際自分の前に現れないでくれ。

次に会ってしまったら、どうなってしまうか怖いんだ。


なあ。


頼むよ。



これだけ願ったところで、アイツの記憶は消えない。

眠れぬ夜にふとやって来ては、今でも隅っこに叫ぶことしかできない自分を一生嗤い続けるのだろう。

anond:20211001002037

歌をがんばっても歌手になれないし演技をがんばっても役者にはなれないぞ

顔が全部だぞ

芸人という矛盾

ブスとかデブとか虐められていたとかコンプレックスを笑いで跳ね返す事がバネになってその世界を目指した人の中からほんの一握りの女がテレビ舞台活躍できるチャンスを手にする。

普通会社員では到底手に入らないような大金を手にして、上級国民美男美女が集うマスコミという憧れの世界登場人物に仲間入りする。

そこではじめて矛盾が生じる。

なんでこんなに金を持ってて、モデル芸能人友達が沢山いる私が道化を演じないといけないの?って。

歌手になりたかったら歌を頑張るやん。

役者になりたかったら演技を頑張るやん。

モデルになりたかったら美容を頑張るやん。

自分コンプレックスを笑いものにしてお金知名度という点では成功して私はいったい何を頑張ったんやろ?って悩むんだろうな。

テレビの人気番組を何周もした女芸人の目が段々死んでいくのを見ていると矛盾した世界成功するのも地獄なんだなぁと感じる。

2021-09-30

anond:20210929102133

映画Uボート

潜水艦内を走る役者とそれを追うカメラが緊迫感を生む

映画パトレイバー

序盤の緊急放送現場急行するシーン

映画タイタニック

氷山に気づいて避けようとするあたり

映画インターステラー

水の星のシーンと氷の星からの一連のエピソード

映画ダイハード3」

犯人指定された場所まで時間内に車で移動する

映画エイリアン2

エイリアンに包囲された部隊の救出に装甲車で向かう

アニメトップをねらえ!

2話後半で制限時間内に任務完了しないと大変なことに

TVアニメ新世紀エヴァンゲリオン

13話「使徒侵入」でコンピュータークラッキングに対抗するエピソード

2021-09-29

anond:20210929173311

ピエール瀧って電気グルーヴってより役者とかオラフ声優とかのイメージでしょ

瀧は知ってても卓球って誰?ってのがほとんどじゃない?

2021-09-28

anond:20210926001609

洋ドラ女性キャラとか吹替えで見た後に元の役者の声で見ると声ひっっく!!ってなるから

声優の傾向みたいなのはあるかもな

2021-09-24

美人にブスの役やらせるな

美人役者にブスな姿させて「努力して美人になりましたー!」「実は美人でしたー!」っていうドラマやめてほしい。

ブスな役者美人に仕立てられない時点で「ブスは努力したってブス」「ブスが美人になるなんてありえない」って認めてしまっている残酷さに気付いてほしい。

  

美人によるブス搾取に断固反対する。

2021-09-23

なんで生きていけるのか分からない職業

ライター

イラストレーター

フリーランスエンジニア

役者声優

 

食っていけるのはごく一部という割に多くないか

単価上げすぎじゃね?

2021-09-21

恋愛ドキュメンタリーが楽しめない

斜に構えたいわけでもなく

流されない俺!と伝わったら嫌なのでリアルでは言えないが

テラスハウスやバチェラーなんかの恋愛ドキュメンタリーガチで楽しめない

ちょこちょこリアルなことはあると思うけどみんな役者だし番組作りのメンバーだし

そもそもそういう番組に出るという時点で一般人だろうが一般的感覚とはずれすぎてると思うからそういう面でもなんにも面白く無いし

本気で出演者に怒ったり応援してる人はちょっとどうかしてると思う

なぜあんな人気なのかさっぱりわからん

2021-09-20

anond:20210920012051

フィクション現実区分して創作を守ってきたこれまでの歴史蔑ろにするように思える。

半ナマから擁護してる側も感情移入先や論理がとっ散らかってる気がするわ

中の人は役を演じてはいるんだろうけど、純創作に比べたら漏れ出てる役者のパーソナルな部分が多いだろうし、人格批判だったら役者批判になるんじゃね

今回のは見た目のTPOに関してなのに中の人を傷つけるなとか、VTuber自由意志は的な話を持ち出してるのは違うよね

心霊動画ってなんだろうと思ってたけど

出てくる人物が軒並み役者くさい過剰演技だけど、そういうの指摘するの野暮だよね

ちゃんと閲覧者もその気になって没入していく、視聴者製作側の共同作業で完成する出し物の一種なんだ。という結論になった

時間止めるタイプAVと同じ

2021-09-18

赤ひげ観た

黒澤映画って三船敏郎ばっかりじゃない?

二番目にクレジットで出た山崎努が端役だったけど

たぶん役者のためにあの過去回想で尺を取ったんだろうなあ

出番の多かった土屋嘉男クレジット後の方だったけど

格が決まってるのかなあ

おとよとちょうぼうの話やきちがいの話とか結構投げっぱなしのオムニバスだった

おもしれかった

anond:20210918031731

声優問題点

業界が小さい

・その割に志望者が多すぎる

・下っ端のギャラが安い

・中堅でもギャラが安い

さらにいえば一発当てても儲からない(音楽家芸人役者等他芸能人比較して)

・その割に賞味期限が短い(20代売れっ子でも30過ぎると実質引退多数)

業界経験を活かせない(アイドル声優モデル声優役者声優芸人声優はあれど逆はない。何者でも声優になれるが、声優は何者にもなれない)

2021-09-13

ゴミ分別

妻と子供が買い物に行った。お昼は食べていいよと言われたが、外に出る気にはなれなかったので備蓄カップ麵を食べた。

食べ終わってカップ、液体スープ、かやくの袋を洗っていてふと思った。

「こういうことって、余裕が無いとできないよな」


24歳の時、役者歌手で食べていけそうな雰囲気(今思い出すと全然そんなことない。黒歴史)だったので、そこで調子に乗って遊びに遊んだ

最終的にはサラ金借金してパチスロやって、駄目な友達新宿で怪しい薬を飲んでいた。

バイト代が利子に消え、精神的にも危うくなっていたが、あるきっかけで「このままでは駄目だ」と気付き、29歳の時に何十社と面接就職した。

それから10年。借金は返済し、結婚し、子供も2人できた。家も買った。


今は子供達にも「ゴミちゃん分別するんだよ」とか「野生動物に餌を上げたら駄目だよ」と教えているけど、

借金して生活が滅茶苦茶だった頃、そんなこと考える余裕なんて一切無かった。

ゴミ分別したことなかったし、もしかしたらポイ捨てとかもしていたかもしれない。

環境問題ってある程度心に余裕が無いと取り組めないんだなと、今この歳で初めて気が付いた。

2021-09-09

アンパンマンに出てくるだいこんやくしゃを見ると、彼の最期を考えてしま

かつてない強敵に、味方の戦士はほぼ戦闘不能になっていた。

アンパンマンはまだ来ない。

ちびゾウくんやカバオくん、そしてでんでん一座の役者達が岩の陰に隠れていた。

これはだいこんやくしゃが指示したことだ。

絶対に声を出してはダメよ。大丈夫カレーパンマンしょくぱんまんいるから。それにアンパンマンも必ず助けに来るわ」

だいこんやくしゃの言葉を聞いて、子ども達は少し安心したような表情になった。

しかし、それも過去の話。

子ども達の存在に敵が気づくのも時間問題だ。

だいこんやくしゃも大きなダメージを受けて倒れていた。

下手に動くと敵に見つかるので、うっすら目を開けて辺りを見渡した。

(ああ、なんてこと。カレーパンマンしょくぱんまんあんな姿に…。今動けるのはアタシだけ…考えるのよ…アタシにできること…)

アンパンマンが助けに来るまで、子ども達はもちろん一座の大事役者達をなんとしても守らないといけない。

それが座長である自分責任

だいこんやくしゃは最善の方法必死で考えた。

その時だった。

「はーっくしゅん!」

子ども達のうちの誰かがくしゃみをしたようだ。

おそらくカバオくんだ。

「グゴゴ…?」

敵がその音に気付き、岩の方に視線を向けた。

(マズいわ!マズいマズい…!)

だいこんやくしゃは痛む体をムリヤリ起こした。

そして、考えるより先に走り出していた。

あなた、どこ見てるの!今のはアタシのくしゃみ!!!

だいこんやくしゃの声があたりに響いた。

それは日頃の芝居で鍛えた、遠くまでよく通る声だった。

「グゴグガガァァァ!」

敵は雄叫びを上げて向かってきた。

だいこんやくしゃは子ども達の隠れている岩と反対方向に走った。

「ほら、ノロマさん!アタシはこっちよーーーー!」

だいこんやくしゃの挑発は敵を更に怒らせた。

「よ、よせ…その傷じゃ無理だ…」

「やめるんです…だいこんやくしゃさん…あなたがやられてしまう…」

カレーパンマンしょくぱんまんの声はだいこんやくしゃには届かない。

「ほら!!こっちよ!」

だいこんやくしゃは力の限り走った。

しかし、思うように足が動かない。

想像以上にダメージを受けていたようだ。 

敵はどんどん近づいてくる。

(なんのこれしき…芝居では見栄を切っていたけど、今は見栄を張らせてもらうわ!アタシの役者魂、ナメないでよね!)

「だいこんおろしーーー!」

「グワアアア」

だいこんやくしゃの大根おろし攻撃が敵の目に命中した。

少し距離は開いたが、奮起した敵はさらなる勢いで追いかけてきた。

だいこんやくしゃはついに崖っぷちまで辿り着いた。

(ここまで来たら、もう子ども達は大丈夫よね…)

「グォォォ!!!

敵は咆哮し、今にも飛びかかってきそうだ。

「フフ、少しは早く動けるのねノロマさん。さあ、どうする?この先は崖。アタシに飛びかかったらどうなるか、おバカあなたにも分かるでしょ?それとも、アタシと一緒に奈落の底に落ちてみる?」

その言葉に敵は動きを止めた。

(シメた。少しはこちらの話が通じるみたいね)

だいこんやくしゃは捲し立てた。

「この崖から落ちたら、さすがのあなたでも助からないでしょうね。しかも、その図体の大きさ。アタシの何倍も、いや何十倍も痛いはずよ!」

敵は少し思案しているようだった。

「痛いのはやっぱり嫌なのね!かわいいとこもあるじゃない。さあ、これ以上馬鹿なことはやめて巣に帰りなさ…!?!?

突然、だいこんやくしゃの体が浮いた。

敵の背中から植物のツルのようなものが伸び、だいこんやくしゃの体に巻きついたかと思うとそのまま空中に持ち上げたのだ。

「なあに、これ?こんなの隠し持ってたのね。面白いじゃない…う…ぐ…」

ギリギリと締め付けられる。

わず顔が歪む。

敵はニヤニヤしながらだいこんやくしゃを見ている。

「うう……」

敵がグッと力を入れた。

「いやあーーーーー!!」

いっきに締め上げられただいこんやくしゃは耐えられず叫び声を上げた。

敵がさらに力を込めてとどめを刺そうとした、そのとき

「アーンパーーーンチ!!!

「グォォォァァァ」

突然の衝撃に怯んた敵は、触手を解いた。

触手から放り出されただいこんやくしゃをアンパンマンは素早く捕らえた。

そして、共に辿り着いたアンパンマン号のところまで連れて行った。

大丈夫ですか!?

「ア…アタシのことはいいから早く行って、アンパンマン。岩陰に…子ども達が隠れてるの…アタシの一座の役者達もいるわ…。敵はまだ気付いてない…早くあいつを倒して、助けて…あげて…」

「なんだって!?子ども達があそこに!?アンパンマン、だいこんやくしゃのことは私とバタコに任せなさい」

はい!いってきます!」

それいけ!アンパンマン!!」

そのあとは、あっという間だった。

アンパンマンは敵に触手があるのを逆手に取り、舞うように飛ぶことで敵自身グルグル巻きにした。

また、アンパンマン号のおかげでカレーパンマンしょくぱんまんも復活し、連続トリプル攻撃で瞬く間に敵を倒した。

岩陰で震えていた子ども達も、その勝利を見届け笑顔で駆け出してきた。

全てが元通りになったかに見えた。

座長!!」

でんでん一座の役者の一人が叫んだ。

座長!しっかりして!」

その声に、みんなが集まってきた。

アンパンマン心配そうに飛んできた。

そこには、アンパンマン号にもたれるように座るだいこんやくしゃがいた。

「私はパンことなら何でもできるのだが、大根のことは残念ながら…」

ジャムおじさんの声がかすかに震えていた。

「さ、さすがアンパンマンありがとう。よかった、みんな…助かったみたいね大円団ってわけね」

「もう喋らないで!病院に行きましょうよ、座長!」

「ねえ…アンパンマン…?私の演技、どうだったかしら…?」

「だいこんやくしゃの声のおかげで、みんなの場所が分かったんだよ。それで僕もジャムおじさん達も辿り着けたんだ!」

「そうなのね…毎日欠かさず発声練習をしていた甲斐があったわ…」

「だいこんやくしゃの演技のおかげで、敵が子どもから遠ざかったんだぜ!あの傷で大したもんだったぜ」

「それに、崖に追い込まれても素晴らしい口上で敵を食い止めました!」

カレーパンマンしょくぱんまんが口々に讃えた。

「ふふふ、今まで演じたどれよりも難しい役どころだったわ…。でも、大成功のうちに千秋楽ってところね。……ふう…あらら…私の役者生命もここまでみたい…」

「だいこんやくしゃ!!」

座長!」

アンアン!!」

「アタシはパワーもないしヒーローにもなれなかったけど、誇りを持って役者人生を生きてきたわ…。それが何のためになるのか…誰かの役に立つのか…悩んだこともあったけど…こうして大勢の人に見守られて逝けるのなら…私の選んだ道は…間違ってはなかったのね…」

「もう…喋らないで…」

「…そうね。表情で語るのも役者として大事よね…。一世一代の演技を演じ切れて…もう思い残すことは無いわ…。アタシの部屋に未発表の台本がたくさんあるから演目には困らないはず…。これからでんでん一座を…よろしく…ね…」

だいこんやくしゃの手がだらりと下がった。

まるで眠っているような穏やかな表情だった。

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