はてなキーワード: 司法試験とは
最近、ほぼ毎日通っている0から70まで辛さを選べるカレー屋の近くの大学で60代の男の法科大学院の教授が20代の女の教え子に司法試験の内容をお漏らししたらしい。
ばれた理由が教授が作った問題で教え子の回答率が異様に高かったとかNHKニュースでは伝えられている。
1人だけにお漏らししたのか、複数人にお漏らししたのかが気になるところである。
回答率の高さだけでは、教え子の1人だけ回答率が高くても大した証拠にはならない。
複数の教え子にお漏らししたのだろうか。
ニュースのニュアンスだと、正答率よりも前に発覚するイベントが何かあったとも感じられる。
お漏らしの疑いが告発やら何か別のことで出てきて、答案を見たらやっぱり高かったのような。
まぁ、邪推をしても仕方がない。後々、詳しいことは分かるだろう。
一番気になるのは教え子の20代の女の顔だ。
正直、気になるのはそれだけだ。
もう長いことウォッチしてるブログがあって、そいつは大学卒業後もまともに就職せず、だらだらと旧司法試験を受けたり受けなかったりしながら30代を迎え、その後、奨学金をもらって法科大学院に通い、新司法試験の受験資格を得て試験に臨んだものの見事に三振(法科大学院卒業後5年間で受験できる3回の試験にすべて失敗)、いまは40歳超にして親もとでパラサイトしながら(たぶん)派遣労働かアルバイトをして生活してるんだけど、そいつが中島みゆきの名曲「ファイト!」について、しいたげられた人間がどん底から這い上がろうとするのを応援する曲であって、将来ある新卒を応援するCMに使われてるのは違和感みたいなコメントをしていて、この間からめちゃくちゃムカムカしている。おまえにだけはあの曲について語ってほしくない。おまえはあの曲を自分に重ねてみたりしてるんだろうけど、働きたくなさに受験に逃げ、それでいて受験に合格するための勉強もせずに自己満足のお遊びみたいな「お勉強」を続けた果てに受験に失敗、おそらくいまでは「俺はこんなつまらない仕事をしている人間じゃない。自分のような優秀な人間が報われない社会はクソだ」とか心の中でつぶやきながら誰でもできる単純労働で日々を過ごしているんだろうけど、俺に言わせれば、おまえはこれまで一度だってまともに努力したことなんかない人間だ。「ファイト!」に励まされるに値する人間なんかじゃない。ゆとりとか言われて馬鹿にされてる若者たちのほうがおまえなんかよりよほど頑張ってるよ。
大学院卒業式のあと、母が急病で倒れて実家に戻ると弟が部屋でヒキコモリをしていた。
そして、俺を見るなり何か攻撃的で今にも殴りかかりそうな勢いで叫んでくる。
家の中で椅子や本を投げてきて、ガラスをわったりして、かなり大声で叫んで近所に通報もされたり大変だった。
俺はなんとか怪我もなく家を脱し、母の入院先に荷物を届けてビジネスホテル住まいでいま、しのいでいる。
家の中でみた弟はずっと暴れていた。
はっきり言って精神を病んでいた。
俺は、ずっと故郷を離れて関東方面の大学にいて、春からは大学でまたポスドクをやっている。
しかし、大学にいる俺に対して、親はずっと俺に弟のことを黙っていたみたいだった。
「俺だけなんで全部ダメなんだよ」
「しねしねしねしね(ry」
と、恨みつらみを重ねてくる。
こっちはすごい複雑な心境で、家族に迷惑をかけないよう努力してきたつもりだったんだが、俺は弟にとって裏切り者呼ばわりされてる対象らしい。
自分で学振とって博士課程を終了させ、授業料と生活費もなんとかバイトで工面したり、俺なりに実家に迷惑をかけずにいた。
母は
「あの子(弟)はいまサラリーマンで一人ぐらいししてるのよ~会ってないわ~」とかいいながら、家の中で引きこもらせていたのだった。
家の中にいる弟の容姿はそれはひどかった。
肥満と無精ひげ・・・整わない頭髪に何日も入浴してなさそうな体臭。
母は、入院先で俺にようやく言ってくれた。
家庭内暴力で暴れて手がつけられないから今は母自身も、近くの従姉妹のアパートに隠れて住んで、実家は弟の好きに生活させているのだと。
弟はむかし、新卒でいい就職先にいけたんだが、就職後にすぐ人間関係のトラブルで辞めてしまい、家にひきこもったという。
ロースクールをめざして院試も受験したが失敗していたと母は言っていた。
ぬくぬくと院に進学している俺をその頃から盛んに恨み出して母にきつくあたっていったらしい。
もうそれも5年くらい前の話だ。
5年前とえば、自分は何をしていただろう。
しかし、自分はその頃、実家に戻る時間が全然取れなくてたまに親に連絡していたくらいだったのは覚えている。
でも、弟が就職したのは聞いたけど、5年後にこんなひきこもりになっているとは知らなかった。
ずっと「機嫌ようやってるよ~」と母が電話で言ってるだけで、家の恥だから黙っておいたと言ってくる。
父親がいたら暴力とかもなんとかなったのかもしれないけど、これからどうしようかと思う。
俺に関わる人生の全てを弟は呪っていて、俺の居場所を早く教えろと母に何度も言ってたみたいだ。
(大学院在学中に、何度か、物件の水漏れ事故や火災があって、自分は3度住まいを変わってるので弟は見つけられなくて悔しがっているらしい。住所を知って何しに来るのかと想像するのもいやだったが)
マジでどうしよう。
母は骨折と腰痛で入院したが、週明けに退院だ。そのあと、引き続き、隠れ家に戻るらしい。
あんな暴れまわって家のガラス全部壊しまくって壁に穴を開けるほど殴りつけてくるような狂人に自分ももう、手がつけられない。
なんで俺は弟の病変をこんなに鬱陶しいと思うんだろう。
実家が引きこもりの病人に溢れていて、故郷が一気に吹っ飛んだ。
そのうち行政の指導が介入するんだろうけど、関わりたくないと思ってる。
母のことは心配するけど、弟のことはほんとどうでもよくなってる。
5月のこの季節になるとふと思い出す。
自分も司法試験を受けていたことを(平成27年は5月13,14,16,17日の4日間)。
自分はロースクール卒業後2回司法試験を受けたが,短答式は通過したものの論文の壁は高かった。
2回目の受験後に公務員試験と就活を並行して,地元市役所へ入った。
福祉関係ということで,それなりに苦労は多い。クレーム対応も日常的だ。
でも,休みがちゃんとあって,給料が保証されていることの安心感は計り知れないことを知った。
司法試験を受けていた頃は,親のすねかじりだったし,買いたいものだってなかなか買えなかった。
今は車のローンだって組もうと思えば組めるし,何より自立していることを実感できている。
これを見ている受験生がどれだけいるかわからないが,勇気ある撤退も1つの方法だと考えて欲しい。
受からなかった人間の負け惜しみだと思ってもらっても構わない。
でも,失敗して路頭に迷う人が毎年確実に増えていることを覚えていて欲しい。
自分はある意味ではなんとか社会人としての地位を確保できたので運が良かったんだと思う。
だから,失敗してもなんとかなると自信を持って言うことは出来ない。
でも,法曹ではない道も考えているなら,行動して欲しいと切に願う。
日曜日の択一を受けて,たまたまこの日記を見ている人がいたらと思ってこの日記を書いている。
どうせ,9月まではロクに勉強なんてしないんだから,いろいろやってみるといいと思う。
就活する,今から出願できる公務員試験を探す,ビジネスマナーを学ぶ,面接対策をする,TOEICを受けるなどいろいろある。
これらを行っていれば,司法試験に合格しても絶対に役立つだろう。
4日間にわたる試験おつかれさまでした。
受けきっただけでも本当にすごいことだと思う。
本当におつかれさまでした。
今日の会計士不足に関する日経記事が地味に注目を集めているようだ。
「会計士不足が深刻 合格者減、採用枠に届かず」http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD26H7W_S5A200C1AM1000/
日経記事によれば、原因は金融危機後に監査法人が採用を絞り、会計士離れが進んだためだそうだ。そんなに単純な話ではない。某監査法人のシニアマネージャーをしていたものが、業界内から見たこの10年の会計士需給の変遷と背景を書いておきたいと思う。
会計士試験の合格者数は2000年の838人から徐々に増えて2005年時点で1308人。1990年の634人から2000年の838人と前の10年間での合格者数の増加が200人であることを考えれば、5年で470人増は大きな増加であるが、2005年の増加までは、需要の増加(上場企業数の増加、監査手続の厳格化、M&Aやコンサルファームへの人材流出など)に概ね見合ったものであったといえる。
さて、翌2006年の合格者は何人になったか。3108人。一気に1800人増。前年比238%。2007年は?4,041人。2008年は?3,625人。もうね。何というか。誰が見てもオカシイ。こんなの持続可能なわけないだろ。
2005-7年が人材需要のピークだった。2008年から四半期決算制度の導入と内部統制報告制度が上場企業に義務化され、さらにその2年前くらいから準備支援業務で人手が膨大に必要となったためだ。
制度改正までに人材に経験を積ませるため、また当時の環境は人さえいえれば幾らでも仕事があったため(仕事が多すぎて倒れる人も多かった)、各監査法人は単に公認会計士受験生というだけの一般人の採用も開始した。もともと公認会計士の人数を増やしたかった金融庁は大喜びで合格者数を爆発的に増加させた。そして監査法人は大喜びで彼らを採用した。それが2006年の3108人合格の背景だ。当然ながら合格者の質は酷く、一流企業に連れて行くのが恥ずかしかった。後々に大きな禍根も残した。
私が所属する大手監査法人では当時4000人程度の人員に対して、2006年、2007年は700人ずつくらいの人員を採用していた気がする。ほかの大手監査法人も同様であった。2007年にはすでに現場では需要の陰りを感じていたため、ある集会で理事長含む経営層に対して、需要の落ち着きは間近に迫っている、特に2007年のこの人数の採用は経営的に危険だということを言ったことがある。会計士業界は戦後右肩上がりしかしらず、かつ試験が難しかった時代が続いたため慢性的な供給不足であった。そのため、経営層からの回答は、人がいれば仕事はなんとかなる、IFRSの導入も次の波として見えているから問題ない、というものだったと記憶している。心に暗いものがすべり落ちていった感覚を今でもよく覚えている。
果たして、2008年のリーマンショックが起きた。まず監査以外のコンサルティング業務の収入が大きく落ち込んだ。次に企業業績の低迷による監査の報酬の落ち込みである。ところで監査というのは不思議な業務で、リーマンショックのような不況で企業の業績が悪化すれば、粉飾のリスクは増すので監査の工数は増やすべきである。しかし、現実には監査報酬を払っているのは企業であるため、業績悪化に伴い監査報酬が減額されてしまうのだ。会計士の立場というのは特に大手企業の経営層に対しては非常に弱い。よく会計士と企業の馴れ合いという問題提示を目にするが、馴れ合いは古い問題であり、現在の問題は脅しに近いプレッシャーである。粉飾に手を貸したり見逃したりすることは刑事上の犯罪となり収監される可能性があるため、監査契約を切るぞと脅されてもそれは通常ありえない。しかしながら、監査手続を受け入れ可能な極限まで減らせとか、報酬を減らせ、さもなくば監査法人を変えるぞというプレッシャーは日常茶飯事である。通常の私企業同士の契約という立て付けで行われているため、それが正常ともいえる。大手監査法人は大手企業の契約をひとつふたつ切られてもビクともしないが、内部の個々の会計士にとっては事情が違う。担当する大手企業から契約を切られれば、出世の終わりを意味する。ファームはup or outであるため、出世の終わりはリストラの対象となる可能性を意味する。リーマン後の状況である。企業だって必死である。報酬の減額は飲まざるを得ない。そして監査法人も赤字になった。監査法人はパートナーシップであるため内部留保が薄い。経営環境に即応しなければすぐに債務超過になってしまう。
こうして過激なリストラが始まった。どこの企業でも業績下降期に行うことは一緒である。まずは新規採用者の絞込み。本音ではゼロにしたかったとも聞いたが、金融庁の要請や社会的責任もあり大手3監査法人は200人くらいずつは採用していた気がする。2009年の合格者数は2000人以上。。。次にリストラ。まず対象となったのは需要の最盛期に無資格で採用され、その後試験に合格していない人たち。次に06-08の質の低い合格者。シニアという入所3年経過時での昇格階段でストップさせられ、退職に追い込まれた。何度も面接が行われ、君の将来のために早めの転進をお勧めするいうことが繰り返し告げられ、多くの人(雰囲気に嫌気がさした優秀な人含む)が辞めて行ったが、まだ風化していないためこれ以上語るのはやめよう。日経記事では金融危機後に監査法人が採用を絞ったことが会計士受験離れを招いたというが、民間企業として監査法人が営まれている以上その行動は自然であるし(その前の異常な採用増は明らかに誤った経営判断であるが)在籍者に過激なリストラをしている状況で新卒をたくさん採れというのは無理がある。一方で合格者の供給が減らなかったことも同程度に問題であろう。当時の金融庁は、上場企業の経理部に普通に会計士がいる状態にしてディスクロージャーの質を高めたい、そのためにもっともっと民間企業の需要を掘り起こせばなんとかなると考えていた。
2006年くらいまでの会計士は、総合商社でもグローバルメーカーでも大手メディアでも比較的容易に転職できていた(部署が経理とか経営企画とかでよければだけど)。2008年までに一流企業の需要がほぼほぼ埋まり、リーマン後は、会計士を求めた企業は東証2部や地方上場企業の経理まで会計士があふれた。金融庁の理想は早々達成に近いところまで来てしまった。2009年の採用市場は悲惨だった。2292人の合格者に対して監査法人(中小含む)からの求人は1000人に欠けていただろう。金融庁は、企業に会計士の需要はあるとして合格者数を減少させる動きが鈍く、2010年も2000人以上を合格させた(2041人)。前年からの待機合格者が数百人もいたにも関わらずである。泥沼である。合格者に民間企業の需要があると言うが、企業の定期採用と全く異なる時期に、試験合格しただけで実務経験のない会計士を雇いたい企業が多くあるだろうか。この時代である。会計士合格者がパチンコ店やコンビニでバイトしかできず問題になったのは。アメリカの公認会計士数は30万人(2009年で34万人)、日本は3万人(2014年で3万4千人)、だから日本の公認会計士は少ないとよく言われる。しかしアメリカの公認会計士は日本で言う税理士も包含した資格である。日本には税理士が2014年で7万4千人いる。経済規模が3.6:1(2014)であることを考えれば、むしろ会計プロフェッションの人数に既に差はない(むしろ日本のほうがやや多い)のだ。
待機合格者問題は2012年くらいまで続き、その後解消されたように見える。金融庁は、民間企業の会計士の需要が既に満たされていることを2011年に認めたようであり、合格者は1500人にまで縮小した。2006年の狂想曲以前の水準までようやく戻ったのだ。しかし実際に痛みを被った側は、なかなか痛みを忘れない。需給が回復した後も受験者数は下げ止まらない。「公認会計士の受験者が過去最低 14年、前年比18%減」http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC14H0D_U4A111C1EE8000/
余談だが、社会人出身合格者が就職問題前よりも大きく減少したと思われる。2006年の試験制度改革は合格者増と社会人割合の増加を旗印にしていたが、社会人合格者増については、予想されたとおりだが、完全に逆の結果を生んだ。受かっても再就職できるか不透明な試験のために身を投じる社会人は多くない。試験は難しくても合格すれば就職できると分かっている試験のほうが社会人には受けやすい。試験制度改革を担う方々は、司法試験も全く同じだが、現行制度のプロコンの分析をきちんとせずにとりあえずアメリカの真似をすれば改革だと思われているフシがある。そして結果の責任を取ったものは聞かない。全く聞かない。
受験者数が下げ止まらないため合格者を増やせず、需要が回復しても合格者数は減少の一途。そのための人手不足なのである。2014年の受験者数は10870人。14年前と同じ水準である。合格者数は1102人。会計士試験の合格率は長年6-8%に保たれてきたが、今年は10.2%。質を下げてギリギリまで合格者を増やしても、受験者が少ないので合格者がまだ足りないのである。
4つ離れた弟が高校生になった時、自分にものすごく荒い口調と目つきで馬鹿にして見下してたような対応してたのを思い出した
あれって、自分の親兄弟っていう肉親に違和感を覚えた既視感があったんだよ
今でも母親とはたまに会話するけど、ときどきヒス起こしたり自分をものすごく馬鹿にしたようないいかたする根っこが毒親である。
うちはとても貧しい家庭だった
学も知識もない底辺層で労働者階級って近所から馬鹿にされまくって育っていた。
そのあと、頑張りすぎて体調壊して受験失敗し、家で浪人して、バイトしてたとき、弟が再び荒れた。
家の中で兄に対してだけ見下したようなとてもダメ人間を見る目で接してくるんだよね。
おれは医学部目指してて(けっきょく歯学部になったけど)毎日頑張って、バイトに悪戦苦闘し、けっきょく3浪してしまったからとてもだめな3年間を過ごしたのは覚えている。
でもその3年間が高校生の弟にとってはすごくダメ人間でいろいろ不満が溜まっていたんだろうなって思う。
当時は90年代後半で世相も騒がしい事件が多かったし、それなりに鬱屈したものがあったし、思春期特有の何かがあったせいだと感じてすませてたんだ。
けど、最近になって気づいた。
就職失敗して家でひきこもりして母にDVをはじめた弟になんらかのやばいもんを感じた
家の一角を風俗店(いわゆるライブチャットレディの待機ルームを作ったり、アダルトグッズを販売する店にしようとする計画で)みたいにしようとか言い出して、彼は母親と喧嘩しはじめたんだ。
あと、FXで母親の貯金300万くらい溶かしていたのも最近、聞かされて俺は90年代後半のあの時・・・・弟が荒れてた理由をあえて見つめ直してみた。
いわゆる、あれは、底辺層のモノ同士の特有の対人嫌悪、同族嫌悪という種類のものなんじゃないかと考えた。
親にも感じたし、その親からうまれた俺が思うのもなんだが、弟がものすごいクズでどうしようもない存在になってしまったのを恥と思い始めてる自分を長いこと・・・そうと認めたくなかったんだ。
自分の肉親血縁関係にあるものが、とても社会的にダメなものになって、人としてやばい領域にあるのだと知った時の不快感というのか。
むかし、高校生の弟が俺に対してとてもチンピラのような絡み方をしてきたり暴力をふるってきた時に、感じたものとおなじものを今も受け取る。
あいつが俺に対してひどい仕打ちばかりしてきたのは、クズでしかないからクズみたいな行動でしか対応できない動物の性質だったんだろう。
年末にも聞かされた。
「ひきこもってから俺がロースクール行けなかったのは兄のせいだ云々」とか、司法試験目指すならそれなりに方法もあるので予備校なり通えばなどいくらアドバイスしても弟の大学院受験失敗を俺はわからぬ理由で責められ暴れられる。
さてやっかいだ。
昨日は新年そうそう警察のお世話になるような事件が家で起きて(DVで暴れる音から通行人に通報されたらしい)
これから、自分の人生にどうこいつを切り離すかしか感情が浮かばない。
「兄ちゃんも頑張るから、一緒にゆっくりできるだけのことをして生きていこうよ!」
とか昼ドラみたいな優しさを持てない自分は、逃げることしか考えていない。
付き合ってる人もいるし、恋人や恋人の親に自分の家の家族を見せたくない。
あんな恥みたいな弟をいなかったことにしたい。
じゃあ、今年はそれを実行するために、実家には近寄らず、幸せに暮らせる場所を設けないといけない。
しかし、弟のことだ。
そのうち行政の介入によってなんらかの措置がとられるのだろうが、それまで自分は自分の安全な領域で生きていかないといけない。
しかし、たったこれだけのことだったんだ。
相手がどうしようもないクズだってなかなか認められなかったのは、自分の血縁だったからっていう理由が根底にあったせいなんだな。
容認すればさっさとなんとでもなりそうなことなんだが、家族の中に最低な奴がいるって本能的に気づくのを避けていたんだよね。
すごいことに気づいたなあ。
ここにも何度か書いたことはあるが、俺は働きながら公務員を目指して勉強をしている者だ。職場は3年目になる。
一年に一度の試験を2回受験して2回失敗した。訳あって志望先は1,2か所に絞っている。
そのため、試験に落ちてしまうと翌年の試験まで勉強し続ける必要がある。まあレベルは違うけど司法試験のようなものだ。
そして俺は退勤後と土日のほとんどの時間を勉強に費やしたためこの2年間の思い出がほとんどない。いつもカフェか図書館で過ごしていた記憶ばかり。
楽しみといえば帰ってからテレビや映画を見ることくらい。自分ではまだ新卒のつもりがもう3年目。若い連中が職場にも増えた。
1年で受かるつもりで人とのつながりを最小限にしていたため人脈も限られてしまった。心の支えの彼女とも別れてしまった。
仕事の昇任試験も落ちてしまい、今俺は人生に絶望しかけている。
いま直面している問題は、3年目の今これからどういう選択肢をとるか、ということだ。
一つは再チャレンジすること。今度は志望先を変えることも検討している。それで可能性がぐんと増すわけではないが、ある意味レベルを下げる形だ。
もう一つはここで諦めて、目の前の自分の人生を充実させることだ。なんの華やぎもない今の生活を変えたいという欲求がかなりある。年齢的に婚活だってしたい。
今の職場は仕事がつまらない。やりがいがない。もし仕事が人生であるとするならばここは不適だ。
一方で、それ以外の条件は悪くない。給料も多くはないが残業代もつくし、立地も不便ではない。仮に諦めたとしても死にはしないだろう。
自分の人生に対するこだわりやプライドを捨てれば幸せになれるかもしれない。しかしそれを甘受するにはまだ早すぎるという思いもある。
勉強をしていた時の俺は早く楽になりたい、これさえ終われば幸福が手に入ると思いがむしゃらに頑張った。努力は試験に反映されたものの及ばず…
それを2度も繰り返して俺は憔悴し切った。モチベーションも日々だだ下がりである。勉強という目標を失いつつある俺は今度は孤独であることに怯えるようになった。
今度の年末が恐ろしい…