2014-12-07

2年間無駄にしてしまったこと

ここにも何度か書いたことはあるが、俺は働きながら公務員を目指して勉強をしている者だ。職場は3年目になる。

一年に一度の試験を2回受験して2回失敗した。訳あって志望先は1,2か所に絞っている。

そのため、試験に落ちてしまうと翌年の試験まで勉強し続ける必要がある。まあレベルは違うけど司法試験のようなものだ。

そして俺は退勤後と土日のほとんどの時間勉強に費やしたためこの2年間の思い出がほとんどない。いつもカフェ図書館で過ごしていた記憶ばかり。

楽しみといえば帰ってからテレビ映画を見ることくらい。自分ではまだ新卒のつもりがもう3年目。若い連中が職場にも増えた。

1年で受かるつもりで人とのつながりを最小限にしていたため人脈も限られてしまった。心の支えの彼女とも別れてしまった。

仕事の昇任試験も落ちてしまい、今俺は人生絶望しかけている。

いま直面している問題は、3年目の今これからどういう選択肢をとるか、ということだ。

一つは再チャレンジすること。今度は志望先を変えることも検討している。それで可能性がぐんと増すわけではないが、ある意味レベルを下げる形だ。

もう一つはここで諦めて、目の前の自分人生を充実させることだ。なんの華やぎもない今の生活を変えたいという欲求がかなりある。年齢的に婚活だってしたい。

今の職場仕事がつまらない。やりがいがない。もし仕事人生であるとするならばここは不適だ。

一方で、それ以外の条件は悪くない。給料も多くはないが残業代もつくし、立地も不便ではない。仮に諦めたとしても死にはしないだろう。

自分人生に対するこだわりやプライドを捨てれば幸せになれるかもしれない。しかしそれを甘受するにはまだ早すぎるという思いもある。

あと一年我慢して、それでもダメならきっぱり諦める…

勉強をしていた時の俺は早く楽になりたい、これさえ終われば幸福が手に入ると思いがむしゃらに頑張った。努力試験に反映されたものの及ばず…

それを2度も繰り返して俺は憔悴し切った。モチベーションも日々だだ下がりである勉強という目標を失いつつある俺は今度は孤独であることに怯えるようになった。

今度の年末が恐ろしい…

未だ諦めきれず、果たして己の人生をかけてそこまでする価値があるのだろうかと毎日自問している。

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