5月のこの季節になるとふと思い出す。
自分も司法試験を受けていたことを(平成27年は5月13,14,16,17日の4日間)。
自分はロースクール卒業後2回司法試験を受けたが,短答式は通過したものの論文の壁は高かった。
2回目の受験後に公務員試験と就活を並行して,地元市役所へ入った。
福祉関係ということで,それなりに苦労は多い。クレーム対応も日常的だ。
でも,休みがちゃんとあって,給料が保証されていることの安心感は計り知れないことを知った。
司法試験を受けていた頃は,親のすねかじりだったし,買いたいものだってなかなか買えなかった。
今は車のローンだって組もうと思えば組めるし,何より自立していることを実感できている。
これを見ている受験生がどれだけいるかわからないが,勇気ある撤退も1つの方法だと考えて欲しい。
受からなかった人間の負け惜しみだと思ってもらっても構わない。
でも,失敗して路頭に迷う人が毎年確実に増えていることを覚えていて欲しい。
自分はある意味ではなんとか社会人としての地位を確保できたので運が良かったんだと思う。
だから,失敗してもなんとかなると自信を持って言うことは出来ない。
でも,法曹ではない道も考えているなら,行動して欲しいと切に願う。
日曜日の択一を受けて,たまたまこの日記を見ている人がいたらと思ってこの日記を書いている。
どうせ,9月まではロクに勉強なんてしないんだから,いろいろやってみるといいと思う。
就活する,今から出願できる公務員試験を探す,ビジネスマナーを学ぶ,面接対策をする,TOEICを受けるなどいろいろある。
これらを行っていれば,司法試験に合格しても絶対に役立つだろう。
4日間にわたる試験おつかれさまでした。
受けきっただけでも本当にすごいことだと思う。
本当におつかれさまでした。
日本で慢性的に不足しているのは理数系能力が高い社会科学者であるので、 司法修習の間の生活費まで貸与制になった司法試験は見限って正解 もともと日本の司法は韓国を笑えないくら...