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はてなキーワード: ヒジャブとは

2021-01-28

忘れもしない高校2年の春、人生の転機となる出会いがありました。シンガポール家族旅行に行った時に、偶然出会った現地の日本人起業家です。緊張で何を言われたのか覚えていませんが、世界事業を興す楽しさについて語りかけられた時、全身に鳥肌が立ったことを覚えています。心が震えて、その日の夜、一睡も出来ませんでした。

帰国すると、「世界事業を作りたい」という想いを止められず、高校に行くのをやめて、海外に出ることを決めました。同時に、学校自分の居場所を見つけられず、そのプレッシャーから逃げたかったのだと思います英語圏物価が安く、日本人がいなさそうな場所を探して、フィリピンダバオという町を見つけ、ここに住むことを決めました

その後、2017年事業作りの拠点を探してシンガポールカンボジアタイを周り、マレーシアを選びました。

東南アジア英語圏で、シンガポール香港は既に成熟して物価も高い。それに比べてマレーシアはまだ発展途上ですが着実に成長している、かつ様々な人種宗教が入り混じる多国籍国家に魅力を感じました。

また、高校もろくに通っていないような自分普通正攻法を辿っても、大きな結果は生み出せないだろうと思いました。これから伸びる、成功例のまだ少ない場所から勝負する必要があった私にとってマレーシアは最良な国に思えました。

マレーシア首都クアラルンプールに降り立ち、電車に乗ると、顔にターバンの様な布を巻いた人(ヒジャブと言います)に溢れており、中国語ヒンドゥー語、英語が飛び交うまさに異国の地でした。

こんな場所で本当に事業は興せるのか、不安でしたが、やれるという根拠のない自信だけはありました。

とはいえ、右も左も分からない状況だったので、現地で結果を出している起業家の元で働き、事業の作り方を学びたいと思い、気になった企業へ手当たり次第メール/電話をしてみることにしました。

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2020-11-04

anond:20201104101226

ちなみに言っておくと、ブルカヒジャブ性的興奮を抱く男ってのも多くはないが確実に存在するんだ

タイツ性的まなざし

ブコメ見てても日用品性的に見るのが問題みたいな方向に行ってる傾向があるけど、フェチってそういうものっていうか、対象の性に関連するすべてに性的関連を見出すものからね、人間は。

ダサい、芋臭い象徴だったはずのブルマスクール水着がそうなったように。そして変わった水着や短パンにあっというまに「えっちだよね」という意見が飛んでくるようになったように。

ベールに隠れた顔ってえっち、どころかヒジャブってえっちなんて見解も出てくるわけよ。

そもそもうなじっていいよね」「指ってえっち」「足裏がセクシー」とかさ。もうどうしようもないのよ。

 

逆の文化で「スーツってえっち」「ネクタイってえっち」なんかもとてもよく見るしね。

 

で、ここで言う「えっち」「セクシー」っていうのと直接的な性行為、あるいは身体的反応は

必ずしも結びつかないというところがあまり理解されていないきもするね。

個人差あるのはもちろんだけど、いちいち体が反応して直接的行為をしたい感情が沸き上がってるわけじゃないよ。

嫌悪感がある人たちが最悪の想定をして拒否感が出るのもわかるけどね。

 

結局、公共に近いところで扱うには問題が発生するのでやめた方が無難って話になるけど、

それを打破するのが表現の自由価値観の打破、あるいは女性の性の解放である、という話がでてくると、ややこしくはなるよね。

2020-11-03

女だけどエッチ可愛いからタイツ履きたいんだが

タイツセクシャル女性的な魅力を感じちゃダメなの!?!?

わたしタイツ好き!タイツに透けた足がセクシーで好き!タイツ履いてる自分も魅力的ですき!

からアツギのラブタイツ企画かわいいし、「やっぱりタイツっていいよね。かわいいよね。セクシャルな魅力満載だよね!買お!!」なんだけど、

性的に見られたくない」ばっかりで。

えーーーー!?!? 性的な魅力だって間違いなく魅力じゃない!?

いやもちろん、当たり前に、性的に見られたくない人は尊重されるべきだよ。

でも今回の企画は、わたしみたいに「タイツってセクシーですき!」な購買層にはリーチしてるわけで、すべての女性蔑ろにしてる!みたいなの、違くない?

そもそも、「セクシーな魅力」ってさ、重要な購買欲求トリガーになるのなんて、いーっぱい事例があるじゃん

エロリップ」ってアダ名が着いた途端、爆発的に売れたリップあったじゃん!!!

なのになんで、こういう話題になると、「性的にまなざされたい女性など皆無!!」ってなるの!?カマトトぶりすぎでは!?

いや、私はまなざされたいが!? セクシーだと思って欲しいが!?!?!?!?

それと性暴力はまた全然別の話だしね。

女性感性画一的なもとだと信じ、女性代表して意見する!みたいなの、多様性と逆走してる気がする〜

追記1

エロリップはマーケティングの例として出したんだけど。

リトルレディリュクスのオールワンティント、戯ちゃんツイッターバスらせる前はセクシー売りなんて全くしてなかったじゃん?

でも「エロリップ」でバズって多くの層にリーチした。違うアプローチで、今まで届いてなかった層に届くし、セクシーさを求めてる人もいるって話。

エロリップだって、顔色をよく見せたいためにつけてる人もいれば、セクシーを求めてつけてる人もいるでしょ。そういう多様性アプローチして怒られる謂れはないと思うわ。

追記2

【ラディフェミ意見合致しないことを書くとこういう目にあいます

・男認定

→いやなんなん? 違う意見だと異性なの?その決めつけヤバくない?「女は馬鹿」みたいな意見をいう人間と同レベルだよ。普通に女だし。

・ブスデブ認定

→いやなんなん、ブスだとダメなの? つーか人の容姿言及するなんてめっちゃ失礼でしょ。フェミだってずっとされてきたことでしょ。それをやりかえすわけ?

痴女認定

→0か100かしかないの?? なんで私がクロッチ部分を見せたり破いたりしなきゃいけないの?馬鹿じゃない?これって「じゃあフェミヒジャブ着ろよ」と同レベルなの理解して。

・誰か認定

→「これ書いたの絶対あの人」ってなに?すっとぼけでもなんでもなく、1ミリも心当たりないが…

私はフェミニスト寄りの考え方の人間だと自分を思ってるよ。

からあえて「ラディフェミ」って書いた。本来フェミニズムは、「その人の体を隠すにせよ晒すにせよ、それが本人の意志自由に基づく」ことを支援するものだと思ってるし、それに共感する。

2020-10-05

anond:20201005093901

数十年前のフェミニズムはそうだったんだと思うけど、ルッキズムをやたらと否定して見せたり、ヒジャブで外見を隠すイスラム社会肯定するフェミニストがいたり(上にもイスラム社会肯定コメがある。)

見た目で得する構造否定する方向に振れてると思うんだよね。最近フェミニズムって。

これもフェミニズム格差が拡大したひずみの結果なんじゃないか

2020-09-22

ミソジニストの女

声が高くて体が小さくて力がなくて身にならないものにばかり関心を持って自立してるように見せかけて人生のどこかのタイミングで誰かの庇護下に入ることを密かに期待しているという一般的イメージを持たれるハズレ個体を2分の1の確率で引いてしまった

人によってそれぞれ違うのは重々承知の介ですがステレオタイプとか記号的な女はこれなので、その都度自分は違いますってアピールしないと軟弱なバカ女と同じだと思われちまう

外見で性別判断できなくさせたいので男女両方がブルカ(ヒジャブの全身バージョン)を身に着けるようになった世界に生まれ変わりたいがそれは不可能なので自分バカであることをとっとと認めてアホみたいに生きるか早く死のう

2020-09-07

フィギュアスケートの見せパン新体操レオタード陸上ブルマー

フィギュアスケートは見せパンじゃないけれどさ

初めてスケートリンクに遊びに行ったとき普通にスケート教室リンク中央で開催していた。そこで自分と同世代女の子たちが、きれいに足を上げて滑っていたのだけれども、いつものようなパンチラとは違って普通にお尻の曲線をずっと眺めていることができてしまって、僕は滑るどころではなかった。

性に目覚めたころ、こんな目で女の子を見ちゃいけないと思ってはいたのに、自分ではどうしようもないほど強力な衝動に襲われていて、自分自分でなくなってしまいそうで本当に怖かったし、初めての射精とき呆然として、それから怖くなって涙が出てきた。男性だって、性の目覚めってのは怖いものだということは、広く知られていい。今となっては、とてつもなく図太くなってしまったが。

ところで、フィギュアスケートだ。その名の通り、元々は氷上に図形を描くスポーツであったのだが、その優美さと技を競うものになっている。氷の上を滑る技術のものは非常に古く、スケート靴も先史時代にさかのぼるという。

で、そのスケート競技になって以来、女性たちはどうやってパンツが見えることを防いできたのか。今のようなレオタード以前はどうであったのか。調べてみると驚きの結果が出た。なんと、戦前にさかのぼる見せパン発見された。以下はその資料である

https://qz.com/quartzy/1191926/spandex-sparkle-and-pure-athleticism-a-photo-history-of-figure-skating-fashion/

1928年ドイツのEllen Brockhöftによる滑走。

https://www.liveabout.com/illustrated-history-of-figure-skating-clothes-1283059

1948年、Barbara Ann Scottのクラシックスケートスカートミニスカートになっているのは、戦時中の繊維不足のためだと書いてある。にわかには信じがたいが、これ以来スケートスカートが極端に短くなったのだという。

また、同資料では、スカートがどのようなフリル付きレオタードに移っていったか写真掲載されている。

https://www.insider.com/olympic-figure-skating-dress-evolution-2018-2#later-a-fabric-shortage-in-the-1940s-forced-many-competitors-to-opt-for-figure-skating-dresses-with-higher-hems-5

こちらの資料でも、繊維の不足がミニスカート化を加速させたと書いている。

同じくBarbara Ann Scott、1948年オリンピックである

https://www.cosmopolitan.com/style-beauty/fashion/g15064708/how-olympic-figure-skating-costumes-have-changed-through-the-years/

同じく1948年アメリカのGretchen Merrill。興味深いのがベルトを身に着けていることだ。当時ではフィギュアスケートアクセサリーとして使用されていたが、60年代から70年代ワンピース型の衣装の普及とともに廃れたとのこと。しかし、ベルトを着けていると、なんだかますます見てはいけないものパンツ)を見ている気がする。

ちなみに、プロ選手練習時に着用する、真っ黒な長袖長ズボンみたいなの実は好き。とはいえジーンズワイシャツかわいい女性が好きというのと同じで、元々かわいくないと似合わないんだよ、とツッコミを入れられてしまいそうな話ではある。

体操新体操レオタード

スポーツジムで、体操選手レオタードを中継しているのをみたことがあるのだが、なんだかエッチ気持ちになるのが申し訳いくらい、辛そうだった。手足は傷だらけだし、表情は真剣のものだ。それでも、魅力的に感じてしまうことに、我ながら困惑する。おそらく、頭の中で「好き」「かっこいい」「エッチ」の感情を処理するユニットが近いので、混線しているのだと思う。

言い訳はさておき。以前にも書いたが、レオタードは元来レオタールという男性曲芸師が全身にフィットした衣装を身に着けていたことに由来する。もともと男性のものだったのだ。しかし、その機能性が注目され、女性のものとして利用されるようになった。

とはいえ、当時のことだからいきなり今のようなハイレグ水着みたいな形になったわけではない。当然、紆余曲折があった。

http://www.olympicleotards.com/leotard-history/

上記資料によれば、1908年代に女性向けレオタードと称していたのはドレスのものである。初期の女性水着ドレスみたいで、体型を一切見せないものだったのにも似ている。

1948年に今のような形になっているが、ハイレグではない。せいぜい提灯ブルマー程度しか足を見せない。

今のようなハイレグとなったのは、60年代以降だ。1976年ナディア・コマネチビートたけしギャグでも知られているが、ここまでくると広くハイレグが使われていたようだ。

おそらく女子バレーブルマーが使われだしたのはこのころだし、これが日本でのショーツブルマー導入の遠因になっている気がする。

https://www.elle.com/fashion/a37371/evolution-of-gymnastics-leotard/

それ以降、基本的レオタードハイレグだが、時代によって模様にもはやりすたりがある。概略を示すと、無地→愛国デザインキラキラした素材、といった具合になるようだ、使用されている繊維の質も違う。

女子陸上女子マラソンブルマー

なんとなくブルマーの本場というか総本山イメージ女子陸上や、女子マラソンにはある。とはいえ選手によっては普通の短パンだし、中には宗教上の理由から全身を覆う例もある。普通にかわいいと思うし、よく似合うと思う。イスラーム世界はおしゃれとは無縁だと勝手に思っている人もいるらしいけれども、ヒジャブだとかチャドルだとかはいろんな色や巻き方があるし、僕らには見えないけどもその下はきれいにお化粧している。いろんなファッションスポーツをやる人がいてしかるべきだし、それを決めるのは選手だろう。

で、話を女子陸上に戻すけれども、ここで特筆すべきなのはへそ出しというか、もうほとんどビキニみたいな恰好選手。腹筋がめちゃくちゃかっこよくて、おかげで腹筋萌えにまで目覚めてしまったのだけれども、昔はそんな恰好をする選手はいなかった。

https://slate.com/culture/2012/08/olympic-uniforms-from-loose-and-heavy-to-tight-and-dimpled-a-visual-history-of-olympic-sprinting-attire.html

https://www.elle.com.au/news/summer-olympics-fashion-history-9896

こういう写真資料をみていると、セパレート化の流れは90年代にはじまり、それがだんだん過激になって軽いへそ出しからただのスポブラになって行ったんじゃないかと思われる。

ちなみに、これはテニスだがスポブラと短パン姿だ。https://www.pinterest.jp/pin/494833077788864848/

また、ブルマーらしく裾が短くなっていくのは、やはり40年代から見られる。

ところで、以前リンクを貼ったバレーボールの記事について調べると、ブルマーの別名として「bun huggers」というのもあるらしい。英語のをウィキペディアの「shorts」の項目にも載っていた(数か月前はここまで細かく書いていなかったのに)。また、ほとんどショーツ型のbun huggersが2000年代中盤からショートパンツ型の「boy shorts」に置き換わった、とある。やはり、いろいろな揺り戻しがあるのだろう。現に、バレーボールでショーツブルマーが導入されてからも、90年代以降に(?)使用が中断された。また時間があるときに、これらの用語から陸上ブルマー歴史について再検討したい。

まとめ、結論

しかし、英語で調べたのだが、残念ながら陸上ブルマーの単体の歴史変遷についてまとめている記事は見たらなかった。オリンピック選手は大まかにこんな服装でした、という写真を並べただけで、細かい情報はあまり載っていない。上記記事はいちおう公的メディアなのでそういう扱いはよろしくないとされるのだろうが、調べている個人が見当たらないのは不思議である。探し方がまずいのかもしれないので、「bun huggers」などの用語で再検索するかもしれない。

今後の展望

競泳水着や、ビーチバレー衣装の変遷について調べる予定。

過去ブルマーに関する記事との比較については、後程。

2020-07-30

ムスリマの着てるニカーブとか

機能的にマスクと似た感じの拡散予防効果がありそうなので、イスラム諸国で「新型コロナ防止にはヒジャブではなくブルカやニカーブオススメだ!」みたいな宗教右翼宣伝があったりするのだろうか?

あと、ブルカとかは、かぶったままでご飯食べられそうな感じするのだけれど、実際どうなんだろうな。

2020-07-22

ノーメイクデーとか脱コルに反対する人イコールフェミみたいになってるのが謎

私はフェミニストだしラディフェミ自認だけど、何の意味も見いだせないし全く支持できないと思ってる

ノーメイクデーってノー残業デーと同じで、要はそれ以外の日にはメイクするのが前提って事じゃん

わざわざそんな日を作るまでもなく毎日メイクしてない女から見たら

女は化粧するのが当然という現状維持しかないし無意味に思える

それどころかKuTooみたいに企業の方に広まったりしたら、ノーメイクデーで化粧してない顔をあれこれ言われ、余計に男からジャッジされて笑われる機会が増えるだけじゃん、危険だよ

脱コルもメイクファッションで何とか「平均」に見せかけてる大半の女にとっては、素のルックスで品評されてルッキズムの強化に繋がるから地獄だと思ってる

女性を抑圧から解放するっていうなら脱コルよりはヒジャブ義務化の方がまだマシだわ(日本では暑いから現実的ではないけれど)

2020-05-28

anond:20200528101724

はい嘘増。

ヒジャブの類は普通に口元が露出しているものも多く

イスラム系」などと大雑把な括りでは語れない。

2020-05-26

人類マスク

ムスリム女性自由を求めてヒジャブを脱ぎ、日本女性性的にまなざされない自由を求めて顔を隠すようになるのかな?と思っていたら、その前に空気コロナ汚染されたために女性だけでなく男性マスクを付けるようになった。

ルッキズムという些末な問題コロナという人類危機が押し流してしまった感がある。

2020-02-17

anond:20200217234631

私は最低でもヒジャブを被せないと十分ではないと思います

2020-02-05

顔を隠して生きることはできないのだろうか

俺は自分の外見が嫌いだからできればフードと仮面で顔を隠して一生を過ごしたいのだが、これをやると明らかに不審者だ。

俺が醜い姿を見せて人々が不快になるのを防ぐことができるから、これはむしろ公共のためでもあるといえるはずだが。

ムスリム女性性的に見られないためにヒジャブかぶることを求められるが、日本では顔を出すことを求められる。

顔を隠せば犯罪に都合がいいから、顔を隠している奴は犯罪者か犯罪計画している者とみなされる。

通報されて警察逮捕されて取り調べで「自分の顔が嫌いなんです」などと供述しても誰も納得しないだろう。

俺以外のほとんどの人は自分の顔が好きだから自分の顔が嫌いだなんて想像もつかない化け物か宇宙人の発想だ。

ルッキズムがこの世からなくなってほしいと思うが、ルッキズム永久に不滅だということも認識している。

2020-01-22

JR新宿駅で起きた、いつもの悲しい出来事

昨日帰宅新宿駅で起こったこと。

私は山手線に乗って、疲れきった体を椅子に預けて携帯を眺めていた。

新宿駅にたどり着いた電車から大勢の人が降り、その後マレー系のお母さんがベビーカー子供を乗せて乗車した。

なぜマレー系かわかるかって?あの顔つきと肌色ヒジャブをまとっていたからに決まっている。2年間、シンガポールのころごまんと見ていた人の姿だ。忘れることもあるまい。

とにかく、彼女子供と一緒に電車に乗り、旦那さんと思われる人が外からスーツケースを手渡し、中に入れ始める。

スーツケースが一つ入ったところで、ドアが閉まる。

母は大慌てでとっさに腕をドアに差し出したが、間一髪で逃し、ドアは冷たく閉じられてしまった。

ホームで見かねた誰かの所業だろう。非常停止ボタンが押された。

非常停止のチャイム叫びのように聞こえる。

嫌な音がホームを通り越し、電車の中の私の耳にも入ってくる。

母はとても困った顔をしていたので、電車の中にいた私は拙い英語で、とにかく通じればいいなというレベル彼女へ声をかけた。

「Send the message to him that you can ride next train what should come in 3 mins so far.」

(3分後に次の電車が来るから旦那さんにそこに乗るようにメッセージしてね。)

当然山手線がそんなに頻繁に来るとは彼女は知る由もない。

相変わらず当惑した表情を隠せない彼女に、もう一言言った。

You'd better to ask staffs to help you in next time。They can help you.」

(次からは駅のスタッフ声かけなよ。助けてくれるからさ。)

彼女の表情が和らぎ始めた。英語からなくても、私の意図は少しは伝わったのかなと思った矢先だった。

鳴り響く警告音の中、制服を着た駅スタッフが駆け込んでいた。

私も彼女も初めて出くわす場面だが、手慣れているだろう。ドアを外からこじ開けようと力む姿が見えた。

スーツケースを入れてもらうのかな。

とにかくうるさいブザー音を消してくれとばかり、心の中で思っていた私が次に観た光景は、そんなことどうでもいいと思わせるようなものだった。

スタッフは、ドアをこじ開けては電車に乗り込み、ありったけのしかめっ面で、母とベビーカーを引きずり下ろした。当然スーツケースは眼中にない。

それもそうかも。何せ車いすのスペースに突っ込んだわけだし、その荷物が隣に立っていた人のものかもしれない。母の携行品はベビーカーしかないと思われても仕方はない。

それでも、荷物はただそこに置かれてあっただけ。

私はすぐさま起き上がり、荷物をドア付近押し出した。

荷物は無事に外に母と一緒に追い出され、ドアは閉まり、駅スタッフは「一つの仕事をやっつけたぞこの野郎」と言わんばかりに、安全確認終了を知らせるランプを高く振りかざす。

車掌無味乾燥アナウンスが響き、電車は動きだした。

これは、一日利用者世界一を記録している駅で起こった、外国人観光客が起こした小さなトラブルだった。

まりにもひどすぎる対応言葉が出てこなかった。

言葉の代わりに、私は思考を巡らせる。

私が彼女旦那だったら、間違いなくブチ切れしていた。

仮にも世界一の駅スタッフが、観光客マニュアル通りに、いつも通りに追い出すのか。

こんなひどい仕打ちを私はほかの国で経験したことがない。

彼女がその時感じたであろう感情がどうだったか想像すらつかない。

旅行って、旅っていつもそうだ。

どこかしらで必ずトラブルは起こる。

他人生活に入りこみ、他人経験追体験する。

喧嘩だってするかもしれないし、財布だって落とすかもしれない。

スリに会うかもしれないし、ぼったくりに会うかもしれない。

はたまた決まったはずの宿が決まってないかもしれない。

今まで述べたトラブルと比べたら、電車一本逃して一行とはぐれるなんて、些細なものに過ぎないだろう。

その記憶が後で振り返ったとき楽しいハプニングとして残るか、散々な目に会ったという苦い思い出として残るかは、その場そこにいた人達がどう接したかにかかっている。

彼女(とその家族)は須らく、その類の数知れないトラブルのうちの一つを、須らく経験してしまった。

少なくともこの国の誇る鉄道の、いちばん誇らしい駅のスタッフは、間違いなく彼女後者の印象を植え付けたのであろう。

なんてことを思う間にふと考えた。

こんなんで、オリンピックって本当に大丈夫か?

仮にもオリンピック公式輸送スポンサー企業スタッフがこんな対応でいいのか?

しかしたら、彼女が私のアドバイス通りに、あらかじめ対応ができたら、駅スタッフだって乗車案内できたはずだ。

彼女は頼るすべを知らなかっただけ。

できるはずのことができないのは、観光客に対するおもてなしが全くできていないという証拠であろう。

いくら上っ面だけ広告宣伝に金を落としたところで、こういう実務的対応一つままできず、塩対応してしまっては元も子もないだろう。

役所気質が抜けていないと改めて感じてがっかり

苦い思いをしてしまった彼女とその家族の姿が今も目に焼き付いている。

もうちょっとうまいことできないのかね。

定時性も大事だけど、そこまでしてやるもの

ただただ残念でならない気持ちを抱いたまま、私は電車の中で揺らいでいた。

2019-12-05

anond:20191205121818

お尻の割れ目はお口よりも性的であるかどうか

お耳はどうか

文化的ヒジャブではないのか

2019-10-28

anond:20191028005100

なおイスラム圏で販売されるシャンプー広告パッケージに写ってる女性はわりとヒジャブ着用だったりします、取りあえず取り急ぎ。

2019-10-27

anond:20191027070937

汗がすぐ乾く素材を選ぶとなると結局薄くするしかないと思うけど

体のラインがでない厚手の汗でびちゃびちゃになって渇かないようなヒジャブ被って走れとか言い出す連中やばいでしょ

2019-10-24

五月雨山茶花蝉しぐれ @taken1234challe

5分前

イスラム圏では男性女性ヒジャブを着せるが、日本では女性が絵にヒジャブを着せる。

anond:20191024094733

イスラム社会では、女はヒジャブかぶって、夫以外の男性接触することが禁止されている。

結婚相手以外の人間性交渉することは犯罪で、処女でないと結婚できない。

このような競争の制約された状況において、自由恋愛が解禁されて、【いつ?】

一生懸命化粧をしたり

・生まれつき顔が良かったり、おっぱいが大きかったり

コミュ力や話術

などに長けた人間が、家柄抜きで実力で競争を勝ち抜く社会が到来

最初女性に都合が良かったけど、この戦略対応した恋愛工学男が発生。

結果的イスラム社会のほうが良かったんじゃないの?【誰による発言?】という流れが発生して現在に至る。

昆虫の生態だと思えばわかりやすい。

イスラム社会では、女はヒジャブかぶって、夫以外の男性接触することが禁止されている。

結婚相手以外の人間性交渉することは犯罪で、処女でないと結婚できない。

このような競争の制約された状況において、自由恋愛が解禁されて、

一生懸命化粧をしたり

・生まれつき顔が良かったり、おっぱいが大きかったり

コミュ力や話術

などに長けた人間が、家柄抜きで実力で競争を勝ち抜く社会が到来

最初女性に都合が良かったけど、次第にみんなが競争しまくるので負担増加

しかも、この戦略対応した恋愛工学男が発生。

また、結婚できないか離婚する男女が多発

結果的イスラム社会のほうが良かったんじゃないの?という流れが発生して現在に至る。

昆虫の生態だと思えばわかりやすい。

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