はてなキーワード: BBAとは
BBAで腐女子で周囲がどんどん結婚し田舎者というノンセク者。
異性の茶飲み友達ぐらいは将来欲しいなあーと、大手の某サイトに先日酔った勢いで
「ネットで出会うの怖いけど、将来的に趣味の合う茶飲み友達ぐらいは欲しい」とか
「腐女子だけどノンセクだからセックスしたくない」「子供欲しくない」とか
正直に書いたら「お前の紹介文じゃ登録できねーよ。バーカ」って雰囲気でお断りされた。
ムカついたので「動物大好き」って当たり障りの無いこと書いて、
仕事と年収と顔写真載せたら「この人とかいいかもよ!」とかバンバン紹介され
「正直に書いたらアウトなのに隠してたらいいのか?」って不思議に思った。
嘘ついて後でセックスレスになるよりも、ずっといいと思うんだけどなあ。
そんな書き込みをたまに知恵袋で見たりするがだいたい20代の若者だったりする
私のようにアラフィフになっても同じ事言ってるような奴は見たことがない
どうも顔とスタイルはそこそこだったらしく、若い頃から褒められる事も告白されることももけっこうあったが、
結局やっぱりさっぱり異性に興味がなく立派なBBAになった。
さすがに子供産め攻撃はなくなったが、結婚しろ厨は相変わらずいる。
つきあえば変わるよ!と言われてつきあってみたが、もともと興味がないのでデートが苦痛になる。
いい人に巡り会ってないだけだよ!とか言われてもなあ。巡り会いたいと思うなら、たくさんの人とつきあったり
つきあう場所に行ってみるのもいいが、興味ないもん頑張れって言われても無理だよ
だが自分の様な奴は世間ではマイノリティなので、世間の中での違和感が拭いきれない。
テレビ番組も会社の会話も全て、「男女はすべからく恋愛に興味がある」というのを前提に作られている
それに文句をつけるつもりはない。世の中は多数決だ。
だけど、その多数になりきれない人間は、垂れ流される多数意見と、自分の中の感覚の違いに、
思うのだが、どうして世間は結婚していないと、真の幸せではない。人を愛することこそが幸せだ、という価値観を
押しつける輩が多いのだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20140326131813
いわゆるmisandry、男性憎悪だけど、これには世代間格差があると思うよ。
昔は「アッシー」とか「メッシー」なんて男性蔑視の言葉があった。
そういう事が言える空気だった、という事だね。 今は(少なくともマスメディアでは)そういう空気は皆無だと思う。
昔は本当に女性が強い、強気の時代があった。根拠のない自信にあふれた言説が多かった。
本当に変わってしまった。時代の空気というのはこんなにも変わるものなのかと思うよ。
まぁそれはひとまずおいておいて、
そういった時代に青春時代を送った女性はどうなると思う? 強気の、公平性を欠いた発言が多くなるように思わない?
今では昔のような男性蔑視の発言はメディアでも取り上げられなくなりつつあるし、普段の会話でも言えなくなってると思う。
で、言えない思いをネットに吐き出しているんじゃないかな。
twitterのフェミクラスタなどを観察してた時に思ったんだが、少なくとも日本のフェミクラスタは
今まで通りの、学校出て少し人生経験して結婚して子供産んでのパタンだと、結婚したり子供作るのが必然的に30超えてからになる。30オーバーのBBAと誰も結婚したくないし、身体的にも妊娠率は下がる。
男と女は別の生き物だ。
女の体は子を産んで育てる仕組みがメインの構造している。それなのに、学校は男女同じ、仕事も同等、育児は等分、とか歪(いびつ)過ぎる。それが当たり前とか生物としての感覚が麻痺し過ぎてる。
けれど、現在はそういう流れになってしまっている。なので、ここまできて今更、男は働いて女は子育てに専念っていう力技はナンセンスだし、人材活用の観点からみてももったいない。しかし、今まで通りの、学校出て少し人生経験して結婚して子供産んでのパタンだと、結婚したり子供作るのが必然的に30超えてからになる。30オーバーのBBAと誰も結婚したくないし、身体的にも妊娠率は下がる。結果、超少子高齢化社会、または移民流入による犯罪社会の到来。そうしないためにはどうするか。
つまり、女子は18歳までに高等教育を終えてしまう。そして5,6年社会に出た後、相手を見つけて出産して、何年か育児した後(または育児しながら)社会に復帰する。
勘違いしないでほしいのが、18で学生終了とはいっても高卒ではないということ。18までに大学教育を終えてしまうのだ。
男の子と女の子の成長を見守ってきた人には理解できると思うが、女の子のほうが圧倒的に成長が早い。
幼稚園の年長ぐらいになると、女の子はほとんど一人前の人間として成立しているのに対して、男の子はまだ先生の趣旨を理解していない(何をやってるのかがわからないからとりあえず周りに合わせているだけの状態)。18歳時点でも比べてみるとわかる。18の女は大人と同じだが、18の男の精神レベルはまだ小学生に毛が生えた程度だ。男は成熟までにあと10数年は必要。
幼稚園 3年間 2~5歳
小学 4年間 5~9歳
中学 3年間 9~12歳
高校 3年間 12~14歳
大学 4年間 14~18歳
小学校だけは年数が違うので、男女別クラスになる。あとは男女一緒だが女子だけが若い。
小学校4年で足りるのか?→足りる。男女の学力差は小学校時代が一番はっきりしている。
低学年の内など、2,3ヶ月でできる内容を、バカな男子に付き合わされて1年間かけてやらされているのが現状。
18で大学レベルの教育を終えた後は、基本的には「ご自由に」だ。どんな人生を歩んでもよい。
例として以下のようなモデルケースをあげよう。
高等教育を終えた女は5,6年独身生活を謳歌する。その間に人生の伴侶(別に結婚はしてもしなくてもいい)を見つけ子を宿す。まだ23歳だ。妊娠する可能性は今の30オーバーでの初産に比べると圧倒的に高いし体力もある。25で二人目を産んでもまだ20代真っ最中。社会に復帰する体力も十分に残っているからそうしたい人はそうすればいいし、伴侶の給料にもよるが育児や家事に専念したい人はそうすればいい。15年間子供に専念して、それから復帰したとしてもまだアラフォーだ。十分新しいことを始められる。今のように独身のまま何の基盤も無くアラフォー突入して人生見失うことにくらべると隔絶の感がある。
このケースに対して、「若くして子を産んだ結果、厳しい人生を余儀なくされている人たちが今でもたくさんいる、若く生むのはよくない」、という意見があるかもしれない。賢明な人は上のケースの女とこの意見の女の違いはすぐにわかるだろう。上のケースの女は高学歴、意見の女はDQNだ。
もちろん細かい調整は必要だろう。しかし、少子高齢化問題と女性人材の活用問題を本気で考えていくなら、このぐらいの改革が必要だ。
(逆に移民国家にしたいなら今まで通りでもよい)
「少子化」と言う国策(失笑)が絡んでいるからわかりづらくなっているが、この増田って
「彼女が欲しいけど俺好みの若くて可愛くて家事が得意で床上手な処女が空から降って来ない」
「ブスやBBAや寄生虫や中古で妥協してる奴らの恋愛なんか恋愛じゃないから嫌だ。俺は『普通の恋愛』がしたいだけなのに」
「というわけで親父とお袋は今すぐ俺の好みの女を連れて来るべき。さもないと俺は一生結婚できないよ? 孫の顔が見られないのは困るだろ?」
「俺の希望をすべて満たす女が現れれば問題は解決するのだから、上記に該当する娘をお持ちの親御さんは俺に娘を差し出すべき」
的な、頭のおかしいことほざいてる高齢キ喪男と何が違うのと思う。
お前が子供を作らなくても、子供を持つ親になるための能力と適性を持った他の人が作ってくれるから別に困らんわ。
理想の彼女を手に入れるための努力もしない、理想の女は諦めて手の届く範囲の女を探し愛するための模索もしない、かといって恋愛を諦めて二次元に生きるでもない、自分に理想の女を与えてくれない世の中だけが悪いとほざいてるアホにまともな恋愛が出来るわけが無いのと同じように、これが釣りでないならこんな増田夫婦にまともな子育てだって出来る筈がないように思う。
http://anond.hatelabo.jp/20131228190610
フェミは普段から男性社会のアラを探して、糾弾して、共感した女性を取り込む感じで組織を維持してるので
彼女らはネタがあると止められないんじゃねーかな。やめらんない。BBA乙。
ネットでは批判がうまいやつがヒエラルキーの上の方になりがちに見える。これは実社会でも同様かもしれないが。
その方が同情を誘いやすいからさ、自然と過激な物言いが増えてしまう。
技術の発展自体は女性の地位向上に寄与してると思うんだけどねぇ。
洗濯機にせよ、炊飯器、冷蔵庫、どれも女性の家事労働からの開放を促してきた、それがあるから今の社会進出があると言ってもいい。
天野はおそらく一昨年に死んだんだと思う。おそらくというのは家族を名乗る人のそういう報告をインターネットで見ただけで、自分は天野の下の名前も実家の住所も果たして天野が本名だったのかも知らないんで、確かめようがないからだ。
天野のことは8年くらい前に、当時付き合っていた優子に紹介されて知った。テキストサイトと呼ぶべきかよくわかんないけど、そういうシンプルな web サイトを運営していて、優子は天野のことを彼は頭が良くて面白いし、彼の書くコードは綺麗なんだ。そう紹介した。確かに天野の書く html や css は当時めちゃくちゃな装飾で溢れていた素人の web サイトの中で明確な秩序を保って美しく存在していた。ように思う。無駄に頭の回転が早くて、ニヒリズムの塊みたいな天野の知識量はどのジャンルにおいてもだいたい自分を上回っていて、優子と天野の MSN メッセンジャーの会話を横から見るのは素直に面白かった。
天野も自分もクラブミュージックが好きだったので、音楽の話を少しした。テクノが好きだと言う天野に最近 Squarepusher を聞いていると言ったら珍しく知らないと言うのでえっおまえ Squarepusher 知らないの。まじかよ絶対知ってると思ったのにとかなんとか言って手持ちのアルバムの mp3 を送ったら、かっこいいと言って喜んでいた。お返しに自分の知らなかった WEG の mp3 を送ってくれた。こいつは無駄に口が悪いけどどうやら相手が嫌いでそういう態度をとっているわけではないらしい、ということがわかった。まあ別に自分は好かれていたわけでもないだろうけど。
天野はいわゆるメンヘラクズだった。被虐待家から出る気もなくてきとーにバイトしてはネトゲをしその日暮らしを続けている、それなりに頭の良いボンクラだった。優子は天野の能力を買って有償でコーディングだかなんだかの仕事をふったりしていたが、天野は仕事を受ける時はそれなりにやる気のあるようなそぶりを見せるのに、作業を開始すると途端にだるみの境地に達してしまうらしく、締め切りや納品の約束が守られるようなことはなかった。らしい。まあよくいるよね、そういう人。というわけで天野は、能力はある、ように見える、残念なクズだった。そんな自分は更に人のことをとやかく言う資格のないアホなクズだが、アホから見ても天野の頭の回転は素晴らしかったので、これがたまに聞く「生き辛い人」というもんだろーかと思った。
天野には2回会った気がする。一度目は数人で集まって飲みに行った。二度目は優子と3人で飲んだあとオールでカラオケに行ったような気がする。天野は実際に会うとネットの中の攻撃的な物言いが全く想像できないくらい物腰柔らかで、長身で、声がよくて歌がうまくて、手が綺麗だった。これって典型的ギャップモテっつーやつじゃね?なんつーかこいつずりーなと思った。
そんな天野に女神が現れた。聞けば横浜に住んでいてネトゲだがネトゲの実況をするねとらじだかで知り合った年上のお姉さんだそうだ。もっと聞いたら天野という年下のネット弁慶で会うと物腰柔らかで長身で声が良くて歌がうまくて手がきれいなメンヘラニヒリストを「私が救ってあげるの!」と使命感に燃える赤縁メガネをかけた面の皮の厚い地雷感満載のアラサーお姉さんだそうだ。自分と優子は天野の機嫌を損ねないようにねえねえ天野くん、赤縁メガネはあかんくないか?赤縁メガネはあかんくないか?とヘラヘラ冗談を交えて忠告したが、天野は聞く耳を持たなかった。天野は日本国民に共通する「惚気けは恥ずかしいから適当に自虐ネタや相方卑下ネタでお茶を濁す」などという技は全く繰り出さず、女神がいかに素晴らしく自分が女神をどれほど愛し女神のために生きるかということしか語らなくなりクソつまらないので話すのをやめた。腹いせに天野の知らない女神の日常ブログなどを見つけしばらくヲチしたりしていたが、更新頻度は低いし、そもそも自分は自他共に認めるロリコンなので、すぐ飽きて見るのをやめた。赤縁メガネの BBA に興味はない。
そんな女神はなんのかんの理由をつけてネトゲ内で天野という彼氏がいることは伏せていたらしい。まあなんか、ネトゲとかねとらじとかいうのはいろいろ事情もあるらしいですからねっと思っていたが、女神は女神にゾッコンでありながらもなんだかんだ言ってクズいその日暮らしを抜け出さない天野にだんだん飽きてきたらしく、天野をキープしながらネトゲ周辺で堂々と男漁りをするようになったらしい。そして程なくして天野は捨てられた。自分はほれみたことかと思いつつ、坂を転がり落ちるように不安定になっていく天野のメンタルが心配ではあった。あとから知るところによると、女神や女神の周辺の Twitter アカウントに、定期的に嫌がらせじみた Reply を送ったりもしていたらしい。今まで嫌なことがあるとすぐ諦めて、人に執着しなかったはずの天野の行動とは思えなかった。しかし同時に自分も優子と仕事とその他と絶賛修羅場っていたので天野のことは次第に忘れていった。
翌年の秋の終わりに、 Maltine Records っていうナウでヤングでカリスマ~なネットレーベルが主催するイベントに友人知人の荒川智則が集まって楽しいことをするというのでいそいそと出かけていった。財布が厳しいから今回はパスするわといっていた友人に「今日来なかったやつバカ」と SMS を送って楽しく荒川智則した。朝、ガラガラの電車内で Twitter を開くと、「富士そばステッカーをSさんに貰った」という post が RT で回ってきていた。天野だった。生きてた。ついでに来てた。なんだよかったな。そのまま寝落ちして電車を乗り過ごした。
クズなりに大人としての責務を果たすべく忙しくしていた翌年の夏、もうすっかり優子のことも天野のことも忘れていた頃、また件の Maltine Records がイベントをするよっ☆彡っていう告知がまわってきた。絶対行くだろjkと何人が思っただろうか。自分も思った。思うと同時にふと天野のことを思い出した。あの状態の中で見つけ出す自信は正直ないけれど、もし会ったら?そもそも行くんだろうか?行くよな普通に考えて。行くとか行かないとか、何か Twitter で反応してるかな。
天野の Twitter ID をブラウザに打ち込むと、天野のアカウントは消えていた。ユーザーネームを変えたのかと思って検索したけれど、違った。同じように「あれ?きぐりーさん消えた…?」と戸惑っている人が数人いることが確認できた。みんな知らないってことは、本当に消えたんだろう。そうか。でもまたすぐ戻ってくるだろ。あいつがインターネットを止められるわけがないんだから。
その時のイベント「やけサマ」には、出発の直前にだるみに襲われて、行かなかった。前から決まってた予定に限って、よくあるよね。
年が明けた冬、魔が差して優子の Twitter を見た。元気かなとか、そういう特になんということのないきっかけで。なんということのない可愛い日常を遡っていくと、天野の訃報が書かれていた。天野はやっぱりインターネットを止められていなかった。メインアカウントが消えた後の新しい天野の Twitter アカウントにリンクが貼られていて、弟さんを名乗る人が訃報を書き込んでいると書いてあった。あわててリンクを辿ると、確かに天野の弟を名乗り、葬儀を終えたこと、本人の遺志によりこのアカウントのログは消さないことなどが書かれていた。その前には、年が明ける前の秋に、女神のことを引きずり続けた天野がゆっくりと絶望し衰弱し、最後の食事を買い、所持金が無くなり、恐らくどこか人に見つかりにくいところに行って、そして post が途切れる様子が記録されていた。
優子はこのアカウントをずっと見ていたのだろうか。別れたあとも天野と交流があったのかどうかわからない。どうでもいいことだけど、天野の行動が Twitter のログの通りだったなら、おそらく天野が死んだ日かその翌日くらいに自分は優子とは別の人と婚姻届を提出した。ような気がする。本当にどうでもいいことだけど。
ログをさかのぼり「やけサマ」が開催された8月21日の post を確認すると、「やけサマ」をめいっぱい楽しむ天野の様子が書かれていた。おまえはしゃぎすぎだろというくらい。そうかやっぱり行ってたのか。そんなに楽しかったなら自分も行けば良かったな。あの中で見つけられるとは思わないし、見つけられたところで「あ、どうも。お久しぶりです」とかなんとか、こっちが拍子抜けするくらい物腰柔らかで当たり障りの無い対応しか返ってこなかっただろうけど。
たまにふと、やっぱ生きてるだろという気になって検索してみる、と誰かがどこかに書いていた。それは自分も同じだ。別にあのとき行って探して、止めていればとかは全然思わない。2回しか会ったことないし。ちょっとインターネットで話しただけだし。ただなんかずっと気になっていた。そういうわけで、明日はまた Maltine のイベント、今度は「山」だ。多分行くと思う。同時に天野のことも思い出した。のでこれを書いた。多分しばらくしたら消すと思う。
ずっと気になっていると言えば結果的に優子から借りパクすることになってしまった本やゲームが数点あって、気にしながら数年持っていたんだけれども、この間引っ越す機会に思い切って処分した。もしそんな機会が訪れたとしてももう物を返されても困るだろうし、あのときは迷惑かけましたと少し包むくらいが大人というものではないかと思ったからだ。けれど多分そんな機会は、やっぱり訪れない気がする。
正確にはバツイチ。
学生の時から付き合っていた彼と結婚して、数年前に旦那が死んだ。
悲しくて悲しくてどうにもならなかったんだけど、
時間が解決って奴が私のところにもきた。
相手がどんな人でも幸せにしてあげたいし、幸せになれると思った。
そうしたら、30歳年上の方から求婚された。無職で借金があった。
逃げた。
今度は「働いていて、借金がなくて、生きている男性がいい」って思った。
逃げた。
今度は「横暴ではなく、依存症でもなく、働いていて、借金がなくて、生きている男性がいい」って思った。
そうしたら、妙に無口な男性がやってきた。
逃げた。
せめて私の貧相なコミュニケーション能力でも会話が続くような人でないと、一緒に生活は難しいなと思った。
一緒にいて楽しい人ってなかなか巡り会えないんだなって思った。
それから、私はこんなふうに難癖をつけて一生結婚できないんだろうなって思った。
追記--
行き遅れ=故人を求める逝き遅れ
っていう意味かな。
ワケあって旦那が倒れてから死ぬまでの間に籍を抜いたからバツイチ。
そこそこ笑って生活できるようになったから、時間が解決してくれた!と思ったんだけど、
仕事で知り合った20代半ばの男からFacebookで友達申請があった。
彼とは取り引き先が主催した交流会で名刺交換をしたくらいで、あまり話してもいない。
嫌な予感を感じつつも無視もできないので承認すると、案の定、メッセージが届いた。
承認ありがとうございます、話の内容が興味深くて楽しかったです、とか……。
気の抜けた返事をすると、すぐさま「食事でもどうですかー」ときた。
私はどうやって断るかに頭をひねらなきゃいけない。これはとても疲れる作業だ。
ここ数年、30を過ぎてからだが、こういう面倒くさい誘いが多くなった。
「お前、30過ぎたBBA誘うって、真剣に付き合う気ゼロだろ。競争率低そうな奴とお手軽にセックスしたいんだろ」
そう言いたいのをグッとこらえて、整合性のある用事を作らなきゃいけない。
彼らには共通した傲慢さがある。手順を踏まずにズケズケと進めようとする。
俺は若いんだから喜んで誘いを受けろ、後腐れないセックスをさせろ、という欲望がだだ漏れだ。
周りの友達に聞いてみると「あるある」の大合唱。特にちょっとした知り合いがFBでメッセージを寄越すのは本当に多い。
いつまでも「女」を捨てないでキレイでいようとしているからかもしれない。
それは自分を鼓舞するためのものなのだが、男には「今でも遊びたい。できれば若い男と」という風に解釈されるのだろう。
私だって思いきり求められたい夜もあるが、誰でもOKというわけでも、いつでもWelcomeでもない。
やっぱり波長が合って、私の「ツボ」を上手く押してドキドキさせてくれる人と求め合いたい。
「もうクッキークリッカーはやりたくない。焼くのに疲れたし、マウスも壊した。おまけに会社も辞めることにしました」
そう語るAさん(40代)は、元クッキークリッカーランカーだ。かつては毎秒クリックし、秒間500京を生産していたことも。そしてクッキークリッカーオタクの間でも一目置かれていた存在だった。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系の会社を休職中だという。
「会社の飲み会の席で『Aさんってクッキークリッカーに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最短の攻略法、BBAの人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいプレイ方法です。またオタ方面からのクッキークリッカーのニューウェーブ系の「まどマギクリッカー」もわかりやすく教えてあげた。開発者のOrteil氏に僕の紹介だと言えばリプくらいは返しくれるんじゃないかとも言いました」
Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社の20代の女性社員3人だった。だが翌日、会社のランチルームに入ろうとした時、彼女たちがAさんの話をしていたという。
「酷いことを言っていたんですよ。『クッキークリッカーぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『彼女もいないし、クッキーBBAと結婚したんじゃないの』『息がフリトレーのクッキーとコンデンスミルクの臭いがする』なんて。その場には僕の後輩の男性社員たちもいたみたいで、みんな笑っていた。その日は会社を早退して、家に帰ったらめまいがして」(Aさん)
電話取材を行っていると、この話をしているうちにAさんは嗚咽をもらしはじめた。Speed bakingⅢなど隠し実績を全制覇するなどクッキークリッカーに尽くし、恋愛、友人、仕事(休日の出勤もクッキー焼くために断っていた)を犠牲にしてきただけに、周囲の心ない言葉が響いたようだ。
「クッキークリッカーは結局、僕になにも与えてくれなかったんです」(Aさん)
こういう事例はAさんにとどまらない、筆者がかつて取材協力をお願いしていたあるクッキークリッカーランカーは、他のプレイヤーたちと競うことに疲れ、彼は現在クッキーを食べると吐いてしまうという程精神不安定になっている。またもう一人は、行きつけだったスーパーの店主から『カントリーマアムをフリトレーのクッキーに置き換えるやめてください。もうウザいからこないでください』と言われたことを機に、ますますゲームに陥って、もともと100CookiesだったBBAが現在は120亥Cookiesになっている。彼は現在BBA恐怖症だと言っており、家でカップラーメンをオナホ代わりにし、健康状態も心配だ。
9月中旬から下旬にかけて、多くのプレイヤーたちが生まれ、クッキーを焼くことに情熱を燃やしてきた。彼らの多くはクッキーを焼くことをステータスにしてきたから、クリックしすぎてマウスを壊すのはわかるが、まさか心まで壊してしまうとは。まあ、クッキーBBAには罪はないのだが。