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はてなキーワード: ワイマールとは

2024-11-18

兵庫知事選、鼻をつまんで投票せざるを得なかった

当初、出直し選は寝てるつもりだった。維新もどうかと思うし、かといって中央政党相乗り組もどうかと思う。それならどっちでもいいから寝とこうと思っていた。

風向きが変わったのは先週のラストサンデー周りだ。斎藤が稲村を猛追しているという。

そして問題なのは、その斎藤の周りに組織的選挙妨害集団跋扈しているという事実だ。

よりによって、100年ぶりに復活したワイマール時代悪夢、院外団・ナチス突撃隊のような暴力を信奉しそれを隠さぬ連中が選挙に介入するというその一点だけは断じて許すことが出来ない。

俺は模範的選挙民でもないが、自由選挙の大切さを思う心と、民主主義に対する信頼は辛うじて持っている。しかるに、選挙においてボトムラインは明らかに民主主義防衛という一転に絞らざるを得ない。こんなボトムラインを設定せざるを得ない状況を憂慮しなければならないが、しかしそれは別の問題だ。

ならば、ナチと同様の劣化突撃隊選挙に投入した勢力をこそ市民義務として蹴落とすべきだ。

思えばナチチューリンゲン州を足掛かりに全国へと覇を広げていった。まったくそ制度が違ったとしても、地方自治独裁の一歩になりかねない。

我が兵庫をどうしてその二の舞とさせようか。

斎藤も同罪かもしれない。しか斎藤側は明確に組織だった暴力集団の投入には至らなかった。N国の所業は明白に選挙蔑ろにしているが、あくま自由選挙(≒現行法)の枠内での行動に留まると評価できる。一方で突撃隊を養い、それを使用することのするの罪は遥かにそれを凌駕する。

ここはパワハラ自殺、おねだりetcetc.すべて鼻をつまんでナチスの再興を防がなければならない。

から俺は斎藤に入れた。諸君外野から好きに言え

2023-10-19

anond:20231018043024

エロ年表流行ったよね

クラスメイト独自で編み出した(誰でも思いつく)

1919(イクイク)ホテル……

ワイマール派とベルサイユ派でどっちがよりラブホっぽいか卒業まで言い争ってた

2023-10-08

MMTの嘘

MMT の支持者は、MMT現代経済的進歩だと私たちに信じてもらいたいようだが、その誇大宣伝を信じないほうがよい。常識人MMTを面と向かって否定する。

2008年バラク・オバマ氏は 「我々は要するに銀行からクレジットカードを借りているだけだ」と述べていた。私たちはそのお金を借りている。オバマ氏は2期の任期中に国家債務を8兆6000億ドル増加させ、これは前任者の2倍以上となった。トランプ大統領は6兆7000億ドルを追加した。

米国国債28.1兆ドルに達している。1960年米国国家債務は 2,860億ドルだった。1980年には9,080億ドルに増加。2000 年までに、その額は 5 兆 6,000 億ドルに増加。2010年には13兆5000億ドルまで膨れ上がった。わずか 7 年後には 20ドルの大台を超えた。

アメリカ債務GDP比も持続不可能軌道に乗っている。1960年には53パーセント。1980 年には 34 パーセントに減少。2000 年には 58% まで上昇。2020 年の時点で、その割合は 129 パーセントまで急上昇し、第二次世界大戦終結時に記録された過去最高の 118 パーセントを上回っている。

数十年にわたる制御不能受給支出パンデミック中東での高額な費用のかかる戦争など、債務の大失敗の原因は数多くある。

現代貨幣理論MMT)の急速な台頭が影を潜める

MMT に慣れていない人のために説明すると、MMT本質的に、米国政府が無制限印刷してお金を使うことができると述べている。赤字関係ない。国の借金も同様である

MMTには、バーニー・サンダース上院議員バーモント州バーモント州からアレクサンドリア・オカシオコルテ下院議員ニューヨーク州ニューヨーク州)まで、何人かの著名な支持者がいる。

MMT に関しては多くの本が書かれており、最も有名なのはステファニーケルトン著『赤字神話: 現代貨幣理論人民経済誕生である

一言で言えば、MMTの真の信者は、長年の経済教義時代遅れであると主張している。MMT伝統的な経済理論をひっくり返す。

Investopediaによると 、「MMT の中心的な考え方は、法定通貨制度管理下に置く政府は、破産することができないため、必要なだけのお金印刷 (または今日デジタル時代では数回のキー入力作成) できるし、そうすべきだということです」

実際には、 政府常識的経済学のルールに反した場合破産する可能性がある。

しかし、MMT支持者たちは、通貨下落と多額の債務という落とし穴回避する秘密レシピを持っていると主張している。Investopedia が説明しているように、「MMT によれば、巨額の政府債務崩壊前兆ではないと私たちが信じ込まされているわけではありません。米国のような国は、懸念する必要もなく、はるかに大きな赤字を抱え続けることができます赤字支出が人々の貯蓄を生み出すものであるため、少額の赤字黒字は非常に有害であり、不況を引き起こす可能性がありますMMT 理論家は、借金は単に政府経済に投入し、税金を還付しなかったお金である説明しています。」

これはばかげている。政府赤字支出経済恩恵をもたらすものではない。それは経済成長の妨げとなり、将来の世代貧困に陥れる。

さらに、MMT支持者の主張にもかかわらず、巨額の紙幣印刷するとインフレが起こる。

ジョナサンハートレー氏が 書いているように、この主張は「ハイパーインフレにつながった債務収益化という暗い歴史無視している…紙幣印刷して債務収益化することは、たとえその債務の一部が現地通貨建てだったとしても、オーストリアハンガリーポーランドワイマールドイツで壊滅的なインフレ引き起こした」

同じようなことが最近ブラジルベネズエラジンバブエでも起きている。

現代貨幣理論画期的どころか、現代的とは程遠い。これは何度も試みられ、いずれの場合経済的破壊をもたらした失敗したアイデアにすぎない。

2023-08-22

anond:20230821184627

フランス革命期の力関係短期間で人間が目まぐるしく入れ替わってたし(というかジャコバン独裁の期間自体が短い)、制度的な責任者を問うのが難しいのはわかるのよ

一方で、なんだかんだ10年やってたナチスだと独裁政治体制制度的に整えたのは確かだし、実際の意思決定の関与具合でいって軍幹部ワイマール貴族資本層もそれなりに意図して政権に関わった共犯であったとして、まあヒトラーの、あの特徴的な顔に集約させちゃうよな、というのは、理屈ではね、まあね、そうね、ってとこではあるのだが

けど、やっぱり顔の良し悪しで歴史的文脈でも印象の良い悪いが決まるのかー、と思えてしまうのよね

 

でもまあ、ナチスはお悩みの少ないバカ集団だし、真面目に語るほどナチスのが救われないのか

頭いい連中がどんどん煮詰まっていって見境なく殺しまくるほうが怖い気もするんだけどね

バカトップに立ってデタラメやる実例トランプやイーロンでまじかに見てしみじみ怖いし、どっちも難しいな

頭いいけど煮詰った官僚現場運営能力センス皆無なバカ政治家が寄り集まってる日本怖いなー

 

フランス革命人権宣言含む意思決定、向かう方向がホントに良かったのかってのも、人権宣言以後に生きる我々の根幹であるがゆえに、判断難しいじゃないですか

いま現在、まさに「基本的人権の敵だ、吊るせ!」ていうフランス革命のやり残した問題大炎上中だし

2022-01-27

anond:20220127103446

まれたからってナチ優生学ナチドイツ全体が福祉国家的かというとそれはまた別の話だと思うけど

いいえ。だからそんなことは一言も言っていないのですよ。それ、どこで受信してきてるんですか?

ナチ慰安婦制度を持っていたからそれも福祉国家に基づくものに違いない

日本慰安婦制度があったからそれも福祉国家に基づくものに違いない、と考えるのは飛躍が大きすぎる。

すくなくともまず日本福祉国家思想が盛り上がっていたことを示さないとダメでしょ。

ええ。ようやくというか、ここの批判は仰る通りです。

野川氏の議論も「ワイマール遺産としての福祉国家」という前提があってのことで、戦前日本が それと同じというのは飛躍でしたね。

戦後日本の、究極の福祉国家ぶりに引きずられている面はあります

ただし、兵士の性、兵士福利厚生について国家が丸抱えしようといつ発想は、間違いなく福祉国家的発想ですよ。

で、それは当時のアメリカ合衆国がもし広大な占領地を手にしたとしても、まずそこを国家フォローしようとはしないだろうと。

おそらく自由恋愛という建前で、民間売春婦営業を認可するでしょうね。

しろ福祉国家でなくとも慰安婦制度は成立しうる」という反例だと見なしてるわけ。

なるほど。そうすると、ドイツ日本慰安婦制度特殊性をどのように見ます

そこで全体主義と言われるとずっこけてしまますが。

2022-01-23

anond:20220122010439

優生思想って、その思想隠れ蓑にした福祉予算削減目的だろ。

というコメントを見て。

それは確かにあるんだけど、その裏面の意味では、福祉国家ワイマールドイツでこそ優生学は発展したんですよね。

「みんなで支え合わなければならない」という前提があればこそ、優生学は受けた。

ナチス作成したポスターで、屈強なゲルマン人男性が2,3人の障害者を背負って苦しんでいる、という構図のものが、それをよく表していると思います

追記ブクマしてくれた人ありがとう

ほんと聞きかじりでね。

医療社会学?の人なのかな、(たぶんフーコー研究とかから入ってると思われる)市野川容孝先生がよく書いておられるモチーフなんですよね。

最初に知ったのは「障害学への招待」だったかな。

最近?では「優生学人間社会」の書評finalventさんも書いておられた。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/05/post-25f4.html

福祉国家ドイツの祖はビスマルクなのかなー。

一方ではヘーゲル左派?で社会主義者のラサールなんかとも交流があったようだし。

ちょっと気になるのは、各国兵士公衆衛生問題、有り体に言えば慰安婦制度との関係

どの国にも戦時性犯罪は付き物だが、ここまで国家主導で強く介入し、コントロールしようとした国は日本ドイツで、これ福祉国家思想が背景にあるんじゃないかと。

日本慰安婦制度は周知の通りだし、ナチス占領地における慰安所政策はまだ明らかではないが、相当な規模のはずだろう。

b:id:Arturo_Ui さん

慰安婦制度は「福祉国家思想」と対極だろう

対極などころか、兵士に対する福祉政策ど真ん中の事例だよ、慰安婦制度あなたこそご冗談を笑。

伝わってないみたいだけど、そういうことが言いたいんじゃないと思うんだよね、市野川先生

いまだにオバマケアであれだけ紛糾する合衆国と、日本ドイツ比較してごらん?

俺の説明イマイチなんだろうけど、優生学の「前提」となる福祉国家意味を捉えてくれるとありがたいなと思う。

アメリカ優生学国家思想になるって考えにくいでしょう?

2021-06-20

ナチス・ドイツの台頭が無かった世界って

どういった条件が満たされれば達成できただろうか?

 

差し当たり、思いつく要因は

第一次世界大戦におけるドイツ敗戦(とヴェルサイユ条約

ヒトラー存在

ヴァイマルワイマール憲法規定(不備)

 

だが、他にあるだろうか?

2021-02-14

それは「図書館の普及」が体制維持に必須位置付けられていたか

図書館法律がそうだからというのは理解している。

はい、非常に真っ当な疑問ですね。図書館法というのはいかに特別法特別法していますし、

そんな特別法をあえて作った理念はなんぞや?という疑念を持つの論理的思考当然の帰結です。

こういう時は当の法律を見ましょう。


図書館

図書館法第1条 (この法律目的
この法律は、社会教育法昭和24年法律第207号)の精神に基き、図書館の設置及び運営に関して必要な事項を定め、その健全な発達を図り、もつ国民教育文化の発展に寄与することを目的とする。

はい、飛ばされましたので、リンク先を見ましょう。


社会教育法

社会教育法第一条  (この法律目的)
この法律は、教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)の精神に則り、社会教育に関する国及び地方公共団体任務を明らかにすることを目的とする。

はい、また飛ばされました。特別法の濃い匂いが漂っていたのは伊達じゃないですね。


教育基本法

教育基本法 前文
我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的文化的な国家を更に発展させるとともに、世界平和人類福祉の向上に貢献することを願うものである
我々は、この理想を実現するため、個人尊厳を重んじ、真理と正義希求し、公共精神を尊び、豊かな人間性創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統継承し、新しい文化創造を目指す教育を推進する。
ここに、我々は、日本国憲法精神にのっとり、我が国未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

はい、「前文」ですよ、前文。さすが基本法憲法級の重厚さです。

読みましたか? 前文だけに、その内容も高邁な理想理念を謳う大上段な代物です。


さて以上からわかるのは

・「図書館法」(昭和25年制定)というのは、教育基本法社会教育法を受け、その目的を直接に受け継いで補完するために制定された。

・その目的というのは「民主的文化的な国家を更に発展させ、世界平和人類福祉の向上に貢献する」という「新憲法精神」そのもので、

・新憲法精神実現のためには、「我が国未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図る」のが重要という認識がなされています

・具体的には、憲法公布(S21)→教育基本法(S22)→社会教育法(S24)→図書館法(S25)、というダイレクトな流れがあり、GHQ国会は新憲法制定後、大急ぎで、この教育関連法セットを整備してるわけです。

当時の情勢的には、とりあえず占領して、「自由民主主義国家」を作ってみたものの、GHQにしてみればこの間まで「天皇陛下万歳!」とやってたファシズム国家人民がいきなりこれを使いこなせるのか甚だ不安だったわけです。ならば対策教育、それも学齢のみならず社会人も含めた全国民教育必要、という危機感があって、教育基本法の大上段な前文と大急ぎの教育関連立法の背景になっているんですね。

(そんな事情なので、「大急ぎ」と書きましたが、実際にはGHQ基本法から図書館法の整備まで3年かかっていることすら苛立って督促かけまくってます


この「【日本国民教育計画】になんで図書館まで含まれるのか?」というと、そこは(欧米的な)「議会制民主主義イデオロギー」の部分になります

・「議会制民主主義」は健全良識ある市民がいてこそ成り立つ。

健全良識ある市民が育つには自由言論知識へのアクセス必要

これが欧米ポリアーキー(おおざっぱには「自由を重んじ議会を中心に据えた民主主義体制」と思ってください)を支えるイデオロギーの柱の一つなのです。

大日本帝国は法的な主権者こそ天皇でしたが決して絶対君主ではなく(機務六条)、普通選挙による衆議院を持ち、三権分立を整備し、(憲法上の規定外ですが)議会首相任命に影響力を持っている、という結構民主的制度を持つ国家でした。それがガチガチファシズム国家として(ワイマールドイツもっと民主的だったわけですが)連合国に挑んできたわけですから連合国としては戦後日本の「ファシズム再発防止」にはかなり細部まで気を使いました。その重点施策の一つが「全国民教育」で、とはいえ国民対象の「再教育キャンプ」を作るのは手間も費用も膨大。ということで社会人教育向けとして白羽の矢が立ったのが広報宣伝マスコミ統制と並んで図書館だった、というわけです。そりゃ気合も入ります特別扱いもするってもんです。


大日本帝国にも無論図書館はありましたし、「図書館令」という法令勅令でした)もありました。ところが、この図書館令は「この令を守れば作っても宜しい」という認可のための法整備で、

公立でも有料図書館OK

・S8改正では、「国民思想善導」が前面に出る

など、欧米的な「健全良識ある市民の拠り所たる図書館像」とはかなり方向が異なるものでした。

この違いが「健全良識ある市民の育成に失敗した」(欧米観点では、そうでなければ民主的国家ファシズム化したり革命が起きたりするはずがないのです)原因の一つに見えたため、この認識に基づいて、

市民知識へのアクセシビリティの確保(無料で全国津々浦々に)

改正図書館令のような「図書館思想統制の末端機関となる事態」を防げる図書館独立

を法で厳重に担保する必要があったというわけです。


自由知識の集積、その集積への市民自由アクセスなくして民主主義なし」というのは、自由議会制民主主義の根幹をなすイデオロギーで、だからこそGHQは全力で推進したわけです。

あくままでイデオロギーですから、「功利観点で利が多い」という判断から図書館特別扱いしているわけではありません。「民主主義が成り立たない」という「(エビデンスがあるとは言い切れないにも関わらず)重要過ぎて試すことすらできない根幹の部分」を盾にとっているからこそ特別扱いOK、というか「特別扱いしなければならない」という理念なのです。

そういう背景ですから、例えば体育館図書館と同じような強力な法的地位を与えるよう運動する際には、「図書館特別位置付けられている理由」は全く参考になりません。図書館のケースと全く別の論理、例えば「功利エビデンスを示して財政難でも優先すべき、と多数の賛成を得られるよう説得」なんかを行う必要がありますので、なかなか実現は難しいのではないでしょうか。

もし図書館同様の理由体育館特別で強力な法的地位を得ようとするなら、まずは「健全精神健全な肉体にしか宿らない」とかの、現在民主主義と異なるイデオロギーを持った国家体制に作り替えるところから始める必要があります

https://anond.hatelabo.jp/20210212214154

2016-02-27

ナチスアメリカになるの?

http://www.huffingtonpost.jp/foresight/donald-trump-america_b_8892664.html

最後に、戦争疲弊し、庶民所得は低迷、政治絶望し、排外主義が覆い、強力な指導者を待望する今のアメリカは、

ヒトラー登場前夜のワイマール共和国に似ていないかと警鐘を発する、

NYT紙の古参コラムニストロジャーコーエンコラムワイマールアメリカ」を紹介する。

即ち、欧州の持つ危険性がアメリカにもあり、ヒトラーのような破壊政治家を生みださないとも限らないと論じる。

えーっと……今回のスケープゴートは?

2014-12-05

経済失速に対し「怒る」パワーすら失うくらいに、高齢化した日本有権者

例によってツイート転載なので、読みにくいのはご容赦

★元々自分は、選挙直前GDPショックを見て、当初は「自公は過半数は維持するものの、現有議席を減らす」と予想していた。

 しかし、GDPショックでも一向に政党支持率は落ちず、直近調査では「自民300」と各紙予想している。

★つまり国民GDPショックがあっても、「野党だって経済をうまく回せる訳がない」と冷めた目で見ている、ということだろう。

 「不景気与党に不利」の法則すら、日本選挙では通用しなくなった。

★今まで日本選挙では、「政策次第で、日本は良くなる」という淡い夢につられて投票していた。

 今回の選挙は、「もう日本の衰退は、どんな政策を講じても不可避だ」という諦観有権者根付いてしまった、ということではないか?

 だから与党でも野党でも「どっちでもいい」となる。

政権交代は、それ自体エネルギーを消耗する。

 「どうあがいたって、没落は不可避、没落逃れの政策を追い求めるだけムダ」と諦観した日本有権者は、

 政権交代無駄エネルギー消耗を避け、消極的与党支持に回る。緩やかな安楽死を穏やかに迎えたい。

・・・ツイートしたら、「ワイマールドイツと同じ諦観状態。次に来るのはナチス」とのリプライが来た。

 でも、ワイマールドイツ根本的に違うのは、日本有権者平均年齢は、圧倒的に高齢化してる点。

 日本ナチスドイツになる体力すら残ってない。

 たぶんワイマールドイツ有権者平均年齢は30代でしょう。今の日本有権者平均年齢は50代、下手すれば60代

結構、今回の直近世調査の「自民の高支持率」は自分には衝撃。

 経済失策に対して「怒る」元気さすら失われるくらいに、日本有権者高齢化してしまった。

 ある程度の人口を抱えた国家の中では、日本有権者平均年齢は、最高齢なんだろうなあ。

★ちなみにウソみたいな本当の話ですが、日本女性の平均年齢は、「赤ちゃん子供を含めても」50歳を越しているらしい。

 思いっきセクハラツイートをすれば、女性機能卒業してしまった女性が、日本女性の過半数を占めている

民主主義という制度は、元々は「有権者の平均年齢が30代~40代」という前提で制度設計されていると思う。

 だからこそ、健全な「怒り」が、民主主義機能させるエネルギーになっていた。

 今の日本のような、「有権者の平均年齢が、下手すれば60代」という状況は、民主主義想定外では?

★これで選挙自民党が「大勝」しても、たぶん社会に高揚感は湧かないだろう。 

 自分見立てが外れて自民が「敗北」しても、たぶん社会に高揚感が湧かない。

 「選挙で、政策で、社会が変えられる」と無邪気に信じることが出来なくなったのが、老人大国日本の現状

イランとか、フィリピンとか、インドネシアとか、有権者の年齢が恐ろしく若いんですよ。下手したら平均年齢が30歳行ってないかもしれない。

 そういう国は、良きにつけ悪きにつけ、有権者の怒りのパワーが政治を動かしている。

2007-03-17

わかってくれとは言わないが

そんなに俺がワイマール

 
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