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2018-01-23

anond:20180122185416

浅野いにお(エロ抜きなのもあるけど)

誰もあげてなくてびっくりした...

2017-06-22

[]浅野いにおデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」6まで

宇宙船が急に現れたけど続く日常と変わっていく非日常

仲良し女の子5人組の毎日

前回そこそこ読んだけど忘れてたからもっかい最初から再読した

うーんやっぱりこれは好き、だな

基本浅野いにお漫画ってすかしたリア充臭・サブカル臭が強すぎて鼻につくからキライなんだけど、

これは個人的には好きだな

百合っぽいのもよろしい

教師と生徒のレンアイとかも出てきたけど胸糞にはならんかった・・と思ったけど最後最後ちょっと胸糞になったリア充教師視ね

JDやり捨てとか

ハニャニャフワーッ

変に引き伸ばしもせずにシリアスコメディ日常と日にちじょうのバランスがよくてちょうどいい

こんな漫画もかけるんだーってちょっと新鮮だったな

順調に終わりも近づいてるし続き楽しみだわ

単行本派だからまた次単行本がでたころに最初から読み直すハメになりそうだ

2017-05-17

漫画さくらの唄

俺は学生時代ずっとモテなかったボンクラ男子だが、漫画が好きなこともあって

漫画の話ができる友人が男女問わずいる。

で、友人は全員、押見修造惡の華が好きだった。

ボンクラ男がのめり込みやす典型的作品なので、もちろん俺もハマった。

で、なんかの雑誌インタビューで押見先生が「惡の華安達哲さくらの唄に多大な影響を受けて描いた作品」と答えているのを読み、以前からタイトルや評判を聞いてはいたが

自分が産まれた頃の作品であり、なかなか読む機会が無かったのだが

これを機に読んでみようと、古本屋を探し回った。(電子書籍は嫌なので、絶版本を手に入れるには古本屋しかない)

やっと見つけて読むと、なるほどこれは思春期に読んでたら気が狂ってたわ…大人になってから出会ってよかったー

と思えるほどすごい作品だった。

これは惡の華が好きなら読まないと損!

と思い、友人たちに勧めた。

男の友人たちは「読んでて気分悪くなった!最高!」と絶賛だったが

女の友人たちからはことごとく不評。

「言うほどのめり込めなかった」「男の妄想って感じで不快だった」

彼女らは惡の華も全巻読破して、おれたちボンクラ男が大嫌いな浅野いにお漫画も大好きな人たちばかりなので

似たような作品というか、そういった作品元祖とも言うべき「さくらの唄」が女性に全く受け入れられなかったのは驚いた。

まあ、さくらの唄が好きな女性もいるだろうが、

俺の周りでは女性には全く駄目だったなあ。

俺の周りでは完全に男受け漫画だった。

しろ惡の華浅野いにおさくらの唄は、どう違うのか…

(文中で浅野いにおをディスっているが、惡の華とかと似たような漫画ってことは認める)

2017-05-07

ヴィレヴァンにあるマンガが好き

普通の人は何それ知らんってなるし、

マニアックな人にはあーヴィレヴァンにある感じね(笑)ってなる。

私にはちょうど良いんだよヴィレヴァンにあるやつが。

松本大洋とか西島大介とか浅野いにおとか山本直樹とかさぁ。

2017-04-26

あーもういい加減にしてほしい。お互い30超えてるんだよ? 「私一人じゃ寝れない人間から」って知るかボケ! そんな駄ドラマみたいな台詞声に出して言う人間初めて見たわ! ばーかばーか! 勝手にやってろよ、でも俺を巻き込むんじゃねえっつってんの! 君に届けこの思い! 届け!!!

もう嫌なんですー自分卑下してるくせに卑下してる自分のことが世界で一番大好きなクソナルシスト女どもに付き合うのはー。大抵部屋の本棚浅野いにお漫画が置いてあるんだよーなんなんだよあのいにお率はよーうんざりだもう何もかもうんざりだ腕が洗濯板みたいになってる女ももういいようんざりだよ本当に明日都内ラブホが一斉に潰れて男は交尾したら金玉一個づつ落ちる生物になってればいいよ俺を含めて

CA社員くらいちんちん主導で生きられれば楽になるんですかね。無理だー虚しいー。俺を含めた全てのクソどもが一週間で死に絶えますように。

2016-10-29

久保ミツロウ浅野いにおなど、この辺を括るいい言葉ない?

正統派でないけれども世間一定の評価を受けている奴ら。

それが本人のセンスではなく時代に乗っかっちゃったというか。

久保ミツロウ浅野いにおSEKAI NO OWARI二階堂ふみ、森野マサヒコ、花沢健吾

サブカルで括るのもいいんだが、サブカルじゃない奴もいるし。

こういうあたりのやつらを纏めて括るいい言葉ない?

2016-10-12

いま青春時代じゃなくてよかった

30歳にもなって、また浅野いにお新刊を買ってしまった。

デデデデストラクションを買ってしまった。

中学時代岩井俊二にハマりまくって、世界はなんて美しくも儚いんだ、みたいなやつをこじらせまくった私だが、全然笑い話だし、、笑いながら人にも話せるよ。

だが浅野いにおやばい岩井俊二の悪いところをそぎとって、他の悪いところを凝縮したようなやばさだ。

いまが青春時代で、おやすみプンプンを読んで育っていたらどうなっていたかと思うと恐ろしいわ

2016-09-14

[]浅野いにおデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

浅野いにおの新境地

客観的には浅野いにおマンガエロいおもしろいけど、個人的には嫌い

リア充が片手間で書いてるみたいでむかつくから

うみべの女の子ソラニンも読んで面白かったけど個人的には嫌い

でもこのデデデデは違った

浅野いにおらしいふわふわした地に足が着かないアトモスフィアでくるんだ、カタストロフィへ刻一刻と近づく毎日が描かれている

安易エロもない

絵柄もメインキャラがかなり萌よりになっててエロくてこのままCOMIC LO転向してもいいのよ?と言いたくなったレベル

はにゃにゃフワーッ!!!

まあ相変わらず話の進みは遅いし、余計な描写ばっかでうざったく感じることもあるけど

単純なモラトリアムとかだけにとどまらない全体の方向性があるから、これまでの浅野いにおより読んでておもしろいと感じる

パンツが見えそうで見えないと思ったけどいざ見えたら何の趣もなかったから、浅野いにおパンツを書かないほうがいい

2016-02-26

自分役割ってなんなんだろ

人生の中で自分じゃなきゃいけなかったことなんてないのかもな

恋人自分がいなければ違う誰かと付き合っていただろう

人の生死に触れる機会がやはり重要なのかな

もし子供が生まれたら、その子自分でなきゃ生まれなかったと思う

もし人を殺した場合も、これが自分役割だったんだと感じると思う

まり浅野いにお作品の読みすぎってこと。わっきりわかんだね!

2015-12-27

[]アニメすべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-」

★★★☆☆

あらすじ  ※ネタバレなし

萌はお嬢様

犀川大学教授

萌は犀川好意を持っている。

昔両親を殺したけど心神耗弱で釈放された天才科学者真賀田四季世間話題

ゼミ旅行真賀田四季密室に閉じ込められている孤島に行く。

真賀田四季密室殺害される。

所長のオッサンも殺害される。

萌と犀川調査をして真相にたどり着く。

感想  ※最後ネタバレあり

前置き

休み利用して早送りしてイッキ見。

もともと原作も気になってはいたけど、実際に手が伸びるところまではいかなかった。

アニメ化するってきいて、ちょうどいいと思って見た。





全体通して

原作の膨大なテキストを適度に取捨選択してバランスよくまとまってた感じ。

直近で見たノイタミナガリレイドンナだったり残響のテロルだったりしたせいで、12話で過不足なく構成されていたということだけで普通以上の評価をしてしまうくらいには、ノイタミナへの期待度は下がってる。







あらすじまとめるのむずい。あと消化不良。

いやー・・・これのあらすじ書くの難しい・・・

各話ごとだと書きづらい感じしたから全部まとめて書こうと思ったけどそれはそれで難しい・・・

1.6倍速で見たのもあるけど、結局真賀田四季が両親を殺した理由とオッサンを殺した理由がよくわかんなかった。

愛の形はいろいろあるからって感じの会話を犀川はやってたけど特別理由はないってことなのかなあ・・・

なんか釈然としない。

動機的な意味で、いまいちすっきりしない。

原作も同じ感じなのかなあ・・・

原作既読者の意見が聞きたいところ。




キャラデザ浅野いにおの謎が解けた

これに浅野いにおキャラデザが割り当てられた意味がよくわかった。

スカした気だるげな空気とか意識高い系が好きそうな会話だらけで、

浅野いにおっぽさがムンムンしてた。

でも実際のアニメで動いてる絵は、いい意味浅野いにおっぽさがなかったからよかった。

原作とか漫画版はしらんけど、浅野いにおのスカしたキャラデザはどうも好きになれないから



アニメCGのウマイ共存の仕方。

CGの使われ方がうまいなと思った。

車とかタバコの煙とかクラゲとかビリヤード台とか。

カメラワークによっては作画が大変になるところとか、物理演算的な無機物CGをうまく使えば、アニメ制作コストも下がるし視聴者違和感を持たないからウィンウィンだね。




もともと興味持ったきっかけ。ずっと読んでなかった理由

もともと、原作の一番最初のページに書かれている文字だけ見てオチがわかったとか豪語してるヤツがネットにいたんだけど、自分文字を見てもそれがわからなくて悔しかたから読んでなかった。

今考えたらそんなことありえなくて、それは書き込んだ人間のただのハッタリ、自分を賢く見せようとする幼稚で見栄っ張りなプライドの現れでしかなかったけど、それを見抜くことができるほど自分も大人ではなかった。

なんつって。

西尾維新読んだあとに影響されるのと一緒で、作中のやりとりに影響されてこんな文章書いてしまいたくなる。




セリフが長すぎるとやっぱり地味・・・

うーんしかし長台詞は、半現実とでも言えるアニメに持ってくると、不自然まりないな・・・

大きな展開やアクションなどの派手なシーンがないから記憶に残りにくい。

毎週見てたら先週の話を忘れてて見る気なくなってたと思う。

テンポも遅いし。

イッキ見で正解だった。

1.6倍で見てちょうど2時間ちょいくらいだったと思う。

つーか劇場版にすればよかったのに。



地味にリアルだった外国語問題

あと印象的だったのは英語ネイティブキャラ真賀田四季の妹)がちゃんと英語で話してたところ。字幕つきで。

ジョジョ多国籍メンバーがみんな日本語話してるのおかしくね?っていうはてな人検索があったけど、このアニメはそういう現実に即したところはちゃんと気を遣ってるんだなと感じた。





西尾維新との関係

これメフィスト賞第一作なのかー

道理西尾維新も影響受けてるわけだ・・・

クビキリサイクルでの天才テーマにするところとか、孤島をテーマにしたところとか、サイコロジカルでの密室研究棟での殺人事件とか、最後ネタばらしの仕方とか、至るところにオマージュがあったんだな・・・

今頃気づいたからすごく感慨深い・・・




すでに実写化されてた・・・

ウィキペディア見たら去年ドラマ化もされてたのか。

大々的にメディアミックスしてたのかー。全然知らなんだ。

なんで今さらこんな古いのをと思ったけど。

確かにアニメより実写向きだわな。




精神世界

犀川が考えこむとなんか内面世界みたいな描写になるけど、そこに何の意味もなかったのがいただけなかった。

本人も再三言っていた、その人物にしか見えない世界っていうのを表現したのかもしれないけど、あんなの見せられても結局何の意味もなかった。

変な鳥っぽいのやら黒い苦しんでるような人が地獄っぽいところにいるような描写やら。

アニメならではのトリップ表現といえば聞こえはいいけど、ぶっちゃけ見せ方は空振ってたと思う。

途中までは割とまともに推理してやるーって思ってたけど、これが出てきてから諦めた。

原作ではどういう表現になってて、それをなんでこういう表現にしたのかが非常に気になる。


以下ネタバレ




































ネタバレ

密室に入る時点で真賀田四季妊娠しており、密室内には二人存在していた。

そんで本当は殺害されていたのは真賀田四季の娘で、真賀田四季は逃げおおせる。




ネタバレ部分の感想

子どもがいるっていうネタバレは後から考えてみるとちょっとあんまりな気がするな・・・

ネタ自体も、それに気づくきっかけ等々も。


追記

ネタバレ部分は移動させました

2015-11-03

ウホホォォォォクップププゥゥッゥゥグべべボオオオオオオオン・・・キュ!

俺が言いたいことは、「浅野にいお」先生と覚えてたけど、「浅野いにお先生だったってこと。

2015-08-26

読まず嫌いではない。

ある種のサブカル漫画小説が嫌いだ。

増田から名前言っちゃうけど、浅野いにおとか田口ランディが嫌いだ。

前少し読んであまり近寄りたくないなって思ってたけど、完全に嫌いになった。

主人公に浅はかな悪口を吐かせたり、やんちゃさせつつ、主人公もっと深い闇を抱えてるらしきことを示唆したりしてさ。

誰かを殺す夢を見たりとか、実際に誰かに暴力をふるったり殺しちゃったりとか。気持ち悪い宗教がでてきたりとか。誰かと誰かがセックスしてるのを見ちゃったりとか。アブノーマルセックスしたりとか。そういうのを生々しく描写してさ。

こんなクズみたいな僕を愛してくれる人と一緒に罪を背負って生きていく、みたいな。

主人公もそれなりに悪いけど世界もっと悪い。でもそんな世界からこそ美しい、みたいな。

ほんっっと生理的に受け付けない。

人間臭さ」の度が過ぎてる。吐くほどの悪臭って感じだ。澱んでるし、酔ってる感じがする。

というか現実世界、こんなに酷いかな?見方が歪んでるんじゃないですか?

暴力とかセックスとか世の中のタブーとか、その他何か汚い物とかを、いい感じの思想と一緒に混ぜて作品にすれば文学的になると思ってる感がある。

実際はセンセーショナルインパクトのある題材じゃなきゃ何も語れないんじゃないかな?なんて思っちゃうよね。

どこがいいのか理解したくていくつか作品読んだけど、作風が一緒だし。

もう勧められても読まない。終わり。

2015-08-04

たくさんの種類読んでる奴よりワンピースとかナルトとかジョジョを全巻読んで内容把握してる奴を尊敬する

週刊連載で読んでましたってのはダメ。その時は覚えてるけど内容抜けてる奴がほとんどだからな。たとえば俺ジョジョについて、5部までならともかく6部以降に出てくるスタンド名出されてもパッと顔が浮かんでこないキャラいる。そういうのはダメな。ワンピースの中盤とか全然覚えてないわ。

そうじゃなくてオタクとしてもっと尊敬するのはゴルゴを全巻読んでてその内容をきっちり引き出せる人だしこち亀をちゃんと全部単行本で持ってる奴。ワンピースとかナルトとかジョジョでもきっちり内容理解出来てたらすごい。

それと比べたら東京タラレバ娘読んだり浅野いにお読んだり岡崎京子読んでサブカルぶってるやつって雑魚に見える。

2014-07-24

童貞コンプレックス浅野いにおのうみべの女の子を嫁

セックスなんてどうでもよくなるぞ。

浅野いにおは大嫌いだけど、うみべの女の子リアルセックスはどうでもいいものだと思わせてくれたことだけは感謝している。

勘違いしないでほしいんだけど、もともとオナニーで十分だとは思っててそれを補強してくれたってだけ(ドヤ

基本的ジュブナイルものセックス描写出されると途端に白けるんだよね。

若い人間早熟でマセてて高校生も半分以上セックスしてるみたいなアンケートとかたまに見るけど、実際そんなことねーと思ってるから

俺だけ?俺の周りだけ?別にそれでいい。俺が思考の中心なんだから。俺の主観世界

中学生とか高校生がメインキャラでなおかつセックスが絡む小説は一気にファンタジー臭が出て嫉妬マックスになる冷めるからほんとやめてほしい。

とりあえずジュブナイル全般、未成年セックス入れとけば箔がつくみたいな風潮あるだろ。

小説で言えば石田衣良とかな。

もーサブイボ鳥肌タマランチ会長ですよ。

大人のやつでもそうだな。とりあえず濡れ場入れてーみたいな。

貴志祐介童貞臭いセックス描写なんかほんと見てて笑っちゃうレベルだよ。

俺も童貞から同族を嗅ぎ分けられちゃうのよね。(作者にとっては)悲しいことに。

思うにセックス描写を入れるのは作者の非童貞非処女アピールしか感じられないんだよね。

別にセックスを描けるからって人間として偉くもなんともないんだけど。

セックスくらい知っとかないと人間じゃない的なオーラまで感じるわ。

童貞処女なんて都市伝説でしょ的な圧力ね。

それを一般人が求めているから書いているだけなんだろうか。

結局自縄自縛なんじゃねーの?

日本特別なのかもしれんがセックス神聖化はやめたほうがいいと思う。

忌避すべきものだっていう押さえつけはほんと害悪しかない。

高校生までで理論を学んで大学とか専門学校ではセックス実技必修にするくらいしてもいいと思う。

2013-10-21

浅野いにお陰毛の描き込み

には、なんつーか狂気を感じる

2011-12-25

今すぐ消えろ!日本カルチャーシーンを「残念」にした戦犯タイプ

ハロー

聖おにいさんオサレというのよりサブカル臭。それも悪いタイプの。

http://anond.hatelabo.jp/20081210172325

とても根が深いサブカルミーハー問題。『このマンガがすごい2010』を読んで。

http://anond.hatelabo.jp/20091216230059

このマンガがすごい!」は罪深い延命装置。もう犠牲者を増やすな!!

http://anond.hatelabo.jp/20111224192828

を書いたぼくだよ。みなさん自意識丸出しでごちゃごちゃ言ってくるんで、胸焼けするぐらい非常に切ない気持ちになりました。なんというかもう……。

「かわいそうだね?」

って言葉しかでてきません(おっと、つい芥川賞受賞作家ネタが飛び出しちゃったよ。やべー、まさかここで芸術に携われる人間だったら絶対にチェックしておくべき、芸術を理解できないやつは興味ないふりして精神防衛していることでお馴染みの芥川賞ネタが飛び出すとは、俺のセンスパねえ)。

はてなブックマーク、およびツイッターの皆様がたは心のホメオスタシス機能をフル稼働させて自分の殻に閉じこもっちゃっていますね。みなさん図星を突かれたことを必死に隠そうとしていますけど、何で等身大自分直視できないのかねえ。

「格好をつけないことで、格好をつけている」

「「ホメればセンスいいと思われる記号」を批判すればセンスいいと見られると思ってる人の典型的批判」

やれやれ。春の熊に全員屠殺してもらいたいよ(センスある村上春樹ネタ)。

ぼくはきみたちの断末魔叫びで心が汚れちゃったんで、ストラヴィンスキーを聞いて洗い流していました。グッドなアートエバーグリーンな輝きでディ・モールト・ベネだね。

ということで、本題。反応を見ていると、ぼくが批判したい対象がイマイチ伝わっていないようなんで、ここでまとめて表明してみようと思う。

これ以上、この惨状を放置しているとホント取り返しのつかないことになるからね。砂漠に水を与えるようなものだけど、何もやらないよりはマシ、かな……。

きみらの軽い脳みそでも理解できるように4つに大別してあげているから熟読してほしい。2010年代はこういう奴らをいかカルチャーシーンから排除するかにかかっているので、宇野常寛さん、荻上チキさん辺りは参考にしてほしいね東浩紀さんは河原で石でも積んでてください。

では、いきますよー。

映画秘宝

ボンクラ」なんていう安っぽい価値観連帯して、「中学生マインド」なんていう恥ずかしい心性を至上価値にしちゃっている一派。やっていることはひよこのオスメスの仕分けみたいなもん。ライムスター宇多丸町山智浩辺りが「いい」といったものを「味方」と見なして手放しで褒め称えて、けなしたものを一緒になって叩けば、「センスあるポジション」にいられると思っている。

「売れてる邦画はテキトーに叩いておけばおk」みたいな頭からっぽな行動も平気でしちゃう。そんで周りも見てもいないのに賛同しだすから目も当てられない。

中身をまともに分析しないで「大沢たかおが出演しているから、これはクソ映画だ」みたいな論理で動いていて、そんで「バカな大衆」と「審美眼のあるセンス抜群の俺」という謎の対比をしだすんだよね。「なぜこういう内容の邦画がいま売れるのか」なんていう深遠なトピックに触れることは一切ないし、考える頭もない。

自分の物の見方だとか価値観だとかが一切抜け落ちた、ゾンビみたいな奴ら。サブカル年長者の金魚フンをやることに、羞恥心の欠片もない。「独自な物の見方をする人間」についていけば、「独自な物の見方をする個性的なわたし」が出来上がると思っている。

彼らの反応は非常にわかりやすい。ちょっと宇多丸ラジオを聞いただけで、習性がまるわかりで、「ああ、この映画はこいつら叩くだろうな」ってことがすぐに判別可能になる。その分かりやすさが蔓延の原因だといえよう。映画リテラシーがないのに、センスいいと思われたいやつらの格好の逃げ場になっている。

そんで、こういう奴って美意識がないから恥ずかしげもなく部屋に映画ポスターをべたべた貼って、ダサいバンドTシャツを着ていたりするんだよね。それでいて、オシャレに過剰なコンプレックスを抱いているから、「無理してオシャレしているやつは上辺だけの中身のない単なるカッコつけで、ちょっとダサいくらいの自分が本当は一番センスいいんだ病」にかかっていて非常に厄介。自分のダサさまで理論武装しなきゃ生きていけないなんて、ほんとに可哀想だ。

この病気を完治させるには映画について語りだすたびに「それ、ウィークエンドシャッフル宇多丸が言っていたことだね」って言い続けるしかないと思う。「あ、その映画町山智浩キラキラで紹介してたやつか」、「昔、みうらじゅんがその映画ネタにしているのを見たことあるよ」でも可。

伊集院光

人生大切なことは、すべて伊集院光ラジオから教わった」とか真顔で言っちゃう恥ずかしいやつら。

映画秘宝系との違いは、映画を見たりする気力も何もなくて、横になってラジオを聞くぐらいの体力しか残されていないのに、自分が第一線にいることを疑わずに最新のカルチャー必死に否定してくる。「最近アニメって萌えばっかりで中身がないよね」って見もしないくせにしたり顔で口を挟んでくるのがこいつら。

自分中年化し、ついていけないことを認めることができなくて、漫画アニメ伊集院が褒めるものけが絶対だと思っている。『わたしは真悟』だとか『アストロ球団』だとかね。

映画秘宝系はまだ自分の足で作品を鑑賞しようっていう根性があるけど、こういう奴らにはそれすらない。平気でCMカットMP3音源違法ダウンロードして、「やっぱり伊集院さんって聡明だよなあ」なんてアホ面下げてる。その続きはもちろん「本当に頭が良い人って伊集院さんのことを言うんだよな。やっぱり人は学歴職業じゃなくて、物の見方で頭の良さが決まるんだよな~」なんて考えいて、「ダメ自分は本当は感性が鋭くて、周りのくだらない奴らよりもずっとずっと頭がいいんだ!」って泣きながら自己肯定をしている。

「人見知りなのは感性が鋭いからだ!」

バイト面接で受からないのは、感性が鋭いからだ!」

住民税を滞納しているのは、感性が鋭いからだ!」

もうなんでもあり。

こういう奴らのためにはっきり言ってあげるけど、「感性」っていうのは行動で示さなきゃ形にならない。布団のなかで自分を慰めるための感性だなんて、ありゃしないよ。ゴミクズよ、もうよせ、こんな不毛自己肯定は。

ビレバン

ある意味一番病気かもしれない。

「センスがいい」というタグを貼られた商品を必死に買い集めて、なんにもない空っぽ自分必死デコレートしようと頑張っている。ビレバン下駄を履かせてもらわなきゃ、外を歩くことすらできない可哀想な人。自分ビレバンから与えられる餌を食べているだけの家畜だってことに気づけない。

こういう奴がセンスいいと思われたい一心カルチャーシーンを引っ掻き回して、むちゃくちゃにしていく。「このマンガがすごい!」で上位に入る漫画悲惨犠牲者なのは、前の記事に書いた通り。

なんにも作り出せない、作ろうともしないくせに、必死に消費物で「ぼくちゃん、クリエイティブなんだじょ!」とアッピールしたい厚かましい愚鈍マリオネットたち。

こういう奴には「お前、ひょっとして浅野いにお漫画の登場人物を気取ってない?」って聞いてみよう。ズレてない眼鏡を何度も押し上げながら、「き、きみぃ、いにお漫画はね、単なるセンチメンタルじゃなくて実験的な手法にも取り組んでいて云々」って聞いてもいない作品論を震えながら語りだすぞ。

さらに「そのボブ、もしかしてつぶやきシローリスペクトしているの?」って言ったら卒倒しちゃうので注意。

もし友人にこの手合いがいたら適度に自意識を潰してあげて、「やっぱビートルズが一番だよな」ぐらいのレベルに留めさせてあげるのが吉。弾けもしないのに部屋に置いてあるギターは、親切心で河原で燃やそう。

つぶやき批評家

そう、お前らだよ。お・ま・え・ら☆

はてブツイッターなどの安全からお手軽に一言批判して、「ふふ~ん、ぼくちゃん、こいつらよりも頭がいいもんね~。見てみて! ぼくこの人否定しているよ!! こいつより頭いいんだよ!! ほら、見ろよ、もっと! 見ろっ、見ろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」と汚い欲望を身体中の穴から漏らしている。

文字数制限を盾にして根拠もなにも示さずに、自分の頭で否定できる一文をなんとか見つけ出して、「やれやれ。きみはなんにもわかってないね」とただ否定するだけ。熟議に何の貢献もしない、耳を汚すだけのノイズ

大抵のバカなネットユーザーは脳の大部分が「最新情報の暴飲暴食」でスカスカになっているため(俗に言う「グルーポンおせち状態」)、比較検証なんていう基本的なこともできない(本人は「できない」とすら気づいていない。そこを突かれると「時間がないから」「忙しいから」と言い訳して、何も届いていないメールボックスをチェックしだす)。だから、「最後勝利宣言をした人間」に説得力があると思っちゃう。

このような「つぶやき批評家(気取り)」と「情報ジャンキー」はまとめてネット中毒矯正院にぶち込むべきですね! そこで『アルプスの少女ハイジ』でも見せて、少ない情報いかに咀嚼するかを学ばせたほうがいい。こいつら、醜く太っていることが勲章だと思っているからさ。

以上、今すぐカルチャーシーンから撤退すべき害毒な消費者タイプでした。こういう奴らが蔓延っちゃったのは「個性大事」という間違った教育と、「作品の解釈受け手が決める」なんていう甘やかしの成果だと思う。

確かにある程度の解釈は読者に任されるだろうけど、それを理由に笑っても怒っても何しても構わないなんてことはない。それだとスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』を見て、原子力礼賛だと思っちゃうようなことを許してしまう。

ぼくのような高い視座に立てているクリエイターって本当に少ない。名前を挙げるとしたら、映画監督紀里谷和明か、小説家岩崎夏海くらいか

特に岩崎夏海の『「小説の読み方」の教科書』は上記であげた連帯のためだけや、センスいいと思われたいだけに消費する行為の解毒剤として最適なので、みんな読みなさい。早く読まないと、時代に取り残されちゃうよ。2010年代クリエイターズバイブルだね、この本は。

みんなもうさ、中身のない自分を無理やり肯定するためにアートを利用するのはやめようよ。空っぽ自分直視して、中身ある人間になるために努力するべきじゃない? ソクラテスプラトンも、みんなそうやって大きくなっていったんだよ。

2010-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20100210222854

ちょうど今モテキ3巻読んだとこで、この文章読んだ。

3巻の後半に、ソラニンの作者であるところの浅野いにおの連載中の漫画の「おやすみプンプン」のパロディというかモロパクリの描写が出てくるんだが、それがまた面白い。この場合は、物語上必要なパロディであった、と言えるんだけど、引用の仕方に工夫は無い、つまり隠そうとしないものだったんだけど、そういうパロディはどうなのかね?それもふまえて「仲間意識で囲い込むためだけの引用」という事だろうか?

そもそもモテキは実は最初からずっと引用しっぱなしの漫画だと思う、物語に触れる部分でも台詞の中にも、物語テーマ自体がネットの特にはてなでもよく言及されている非モテについてである。明らかに作者はネットを見ている、そういう引用もある。

この神聖かまってちゃんというバンドネットの寵児のようなバンドなので、物語のスジは実は通っている。ネットを通して明るみになったこの非モテという問題を、非モテというだけで人を殺してしまうような奴が出てくるこの問題を、男性だけの問題と思われがちなこの問題を、女性の作者が解体しようとしている、そういう漫画だと思ってる。

その為の引用だとしたら、女性作者が男性に仲間意識を持ってもらう為の引用だとしたら、どうだろう。

お笑い」の言説の中に大真面目な顔でジョークを言え、みたいなのがあるけど、もはや現代のお笑いではこれが絶対に正しい訳じゃない、誘い笑いというのもまた一つのテクニックになっている。

仲間意識を持ってもらうための引用も一つの物語を紡ぐテクニックだ。

あと、台詞タイトルキャラ名が物語に関係していないといけない、あるいは必然性を持ったもので無いといけない、というのもまた古いというか、お手本通りすぎる、真面目か!

2008-12-21

浅野いにおケチをつけたってキミは救われない。

思うところがあったので書いておく。

浅野いにお漫画がムカつく理由、あるいは一つの自虐風自慢 「童貞だったあの頃に戻りたいよ・・・orz

http://anond.hatelabo.jp/20081213165716

その雑誌レビューには「昔の彼女とヤってしまったような、若者なら誰でも持っている憂鬱さ」

浅野漫画に通低してるという趣旨だった。あぁ、僕はこういうファッショナブルな憂鬱さが大嫌いなのだ。

こういう憂鬱さを感じられる若者彼女をつくることができるという、人格が壊れない程度の安全な範囲で悲劇を消費している。


言いたいことはよくわかる。憂鬱ファッションとして消費している人たちが気に入らないというわけだ。

浅野いにおを消費する層がナルシシズム的に「ぬるい悲劇」に浸っているのが許せない。

でも、ちょっと待ってほしい。こんなのは奴隷自慢と一緒だ。

残業30時間だという人に対してそんなことがどうした俺は100時間だと言うようにそんなことがどうした俺の方が悲劇だと言っているようなものだ。

リア充じゃなくても非モテじゃなくても等しく憂鬱な気持ちにはなる瞬間はある。

憂鬱はキミだけの特権ではない。それに「30で彼女いない暦年齢といった危険な範囲の悲劇」だってそんなのは「ぬるい悲劇だ」「安全圏の悲劇」だと感じる人がいるだろう。

そして、どろどろの「憂鬱競争」が始まってしまう。俺の方がもっと悲劇だなんて言い合ってたらそんな悲惨な光景はない。

キミがいうところの「ファッショナブルな憂鬱」が一掃されたとしたらどうなるか?

不幸な人間を増やすだけじゃないか。余計息が詰まるどうしようもない世界が待っているだけだ。

では、どうしたらいいのか。他人の憂鬱ケチをつけたって何も意味はない。醜い嫉妬心が露になるだけだ。

浅野いにおを消費する層が「安全圏の悲劇」から「非安全圏の悲劇」に直面したってキミ自身は何にも救われずに不幸な人間が増えるだけなんだよ。

自分と見つめ合うしかない。自分を救えるのは自分だけであり、何かを落としたってそれは救われたことにならないんだ。

こんな「底無し沼の中での足の引っ張り合い」はもうやめようじゃないか。

http://anond.hatelabo.jp/20081213165716

自分はその浅野いにおと言う人の作品を読んだ事が無いのでその感想が適切かどうか判断は出来ないですが

少なくともわざわざ欠落を元として漫画を書いていると言う時点で、つまり漫画を書く元になるような欠落が有るという時点で

その欠落が「人生にほとんど影響が無い」「爪の垢ぐらい取るに足らない」という評価になるのが適切とは思えません。

2008-12-13

浅野いにお漫画がムカつく理由、あるいは一つの自虐風自慢 「童貞だったあの頃に戻りたいよ・・・orz

浅野はこの漫画がすごいに選ばれた作者だし世間では人気があるようだ。

mixiなどでも彼が中高生から絶大な支持を受けている様を観察できた。

だが僕は浅野漫画が大嫌いだった。

自分でもその理由がわからなくてなぜこんなに嫌いなのか不思議だったのだが

日雑誌で彼の新刊のレビューを読んでその理由がストンとわかった。

その雑誌レビューには「昔の彼女とヤってしまったような、若者なら誰でも持っている憂鬱さ」

浅野漫画に通低してるという趣旨だった。あぁ、僕はこういうファッショナブルな憂鬱さが大嫌いなのだ。

こういう憂鬱さを感じられる若者彼女をつくることができるという、人格が壊れない程度の安全な範囲で悲劇を消費している。

といっても僕は30で彼女いない暦年齢といった危険な範囲の悲劇を経験しろ、といってるわけではない。

そんな経験ができるのはある意味限られた人間だけだし、不幸なら不幸なほどエラいという認識も好きではない。

ならば浅野漫画の何がムカつくのか?

自分には何かが欠落していて、それを埋めるために漫画を描いてる」

浅野は書いていた。読者も自分の中の欠落したものを埋めるために彼の漫画を読むのだろう。

だがその欠落したものとは、実は欠落したままでも人生にほとんど影響がない。

それは絶対に硫化水素秋葉原トラック無双にまで至らない、安全装置のつきの欠落にすぎない。

にも関わらず浅野や読者が自分の(爪の垢くらい取るに足らない)欠落へとナルシスティックに"耽溺"している様がたまらなく気持ち悪いのだ。

2008-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20080131131653

じゃあ、そういう女の子と、いわゆる非モテ男子がくっつけばいいと思うよ!ってなるかと思うと、やっぱりならない訳で。

そういう女の子の「多分、私は(自発的に色々頑張って手を伸ばせば、恋愛に手が)届かないわけじゃないけど、そんなに恋愛というモノにエネルギーを消費したいと思えないし、別にいーや」って感じで非モテ女子で居る、というのと、

いわゆる自分で非モテとか喪男とか言っちゃう男子の「多分、俺って一生恋愛とかいうモノに縁が無いまま死ぬんだろうな(それでいて近づけば近づこうとするほど恥をかいて傷が大きくなるし)」っていう絶望と諦観を持って非モテで居る、ってのと、

同じ非モテでも両者は残念なくらい似て非なるモノって感じがする。

その辺が「女の子非モテでも可愛い子がいたりする(けど、男でそういうのは稀だよね)」って感想になってたりするんだろうし。

だから実際、多分そちらのエントリーには「そんな女の子が好きだby非モテ男子」なコメントトラバがズラッと届くけど、それ自体がもうイヤでしょ?

男子はチャンスがあれば付き合いたくて仕方ないけど、女子は付き合いたくないから付き合ってないのに、フリーだと勘違いして軽ーくアタックかけられちゃ。

ってな事を思った。

(それでもどうしてもそういう女の子と付き合いたければ、自分もそういう男の子になればいいんだと思う。

 少なくとも非モテとか喪男的なメンタリティーとは120度くらい違う、浅野いにおの『ソラニン』に出てくる種田みたいな感じの。

 ・・・なれねーなぁ。)

だから非モテ男子は時々そっちの方向にオアシスがあると思って駆け出しそうになるけど、間違っちゃいけない。

自分が女の子の立場になってイメージすればいいんだ。

(10秒イメージタイム

・・・ほら、すげー嫌でしょ?w

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