はてなキーワード: 古民家とは
https://news.ksb.co.jp/article/14756665
経営するゲストハウスで、宿泊客に薬を飲ませて抵抗できなくし性的暴行を加えたとして、
警察によりますと武内容疑者は、2021年11月15日の夜から翌日の朝にかけて、
ゲストハウスに宿泊していた30代の女性に、睡眠作用がある薬を飲ませて抵抗できない状態にして、性的暴行をした疑いが持たれています。
薬を飲ませて性的暴行のゲストハウス「Cafe & Guest House 凸屋」のある岡山県浅口郡里庄町は、藤井風の故郷として有名になった街。
藤井風の行きつけだった喫茶店やミュージックビデオのロケ地などがあり、ファンが聖地巡礼に来ている。
★女性限定★ご当地笠岡ラーメン【2食・飲み放題付き】和室貸し切りプラン!
更に、焼酎と日本酒の飲み放題が1時間付きの超お得なプランです。
大人1人/1泊/1室 合計980円(税込)
「Cafe & Guest House 凸屋」ではこういう、赤字としか思えない異常な激安プランが「女性限定」で提供されていた。
女性限定の1泊2食+飲み放題付き980円プランは、強姦宿の強姦プランのようなものだと思われる。
安すぎるときは理由を考えたほうがいいね。980円は絶対に成り立たない。そんなうまい話はありえない。
https://www.jprime.jp/articles/-/25234
「容疑者のゲストハウスに宿泊した女性Bさんが“泊まった翌朝に嘔吐するなど体調を崩した”と警察に相談。
20年近く空き家だった古民家を武内容疑者が買いとってゲストハウスとして開業したのは、約4年前。
だがオープン当初から、容疑者と近隣住民とのトラブルは絶えなかったという。
「隣の家との境界線の柵を勝手に引っこ抜く、屋根の瓦を他人の畑に捨てる、車で狭い道を猛スピートで走る……やりたい放題ですよ。
“容疑者が宿泊客を無断で撮影したとみられるわいせつ画像を多数、押収した”と前出の捜査関係者は話しており、
「もしかしたら裸の写真で女性たちを脅し、金を巻き上げていたのではないか。そんなおぞましいウワサが住民のあいだでは囁かれています」
「地方移住と引き換えに子育て支援」というアイデアって結構あるけど、地方にはまともな仕事がない。そうすると、都市部で働いていたら生産性高く外貨を稼ぐ仕事に就けていた人が子育て(の支援や補助金)のために地方移住して、しょうもない地元企業や古民家カフェとかの仕事をするようになる。それってトータルで見て国力にとってプラスなのかわかんねーなという気もする。
子育て世代の意識高いエンジニア()がリモートワークで地方移住!新しい働き方!とかいってイキってるけど、それってプログラマーっていう極一部の職業限定の話だよねっていう。作ってるものもあっても無くてもいいウェブサービスに過ぎなかったりするし…。
「5000万円で新築マンションを買った友達を、100万で買った自分の古民家に招いたら、100万もらっても住みたくないって言われた〜」
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リプ:すてきですね!古民家住みたいです!
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自分の家に友達呼んで、100万払っても住みたくない、と言われたことを具体的にシミュレーションして、怒りと悲しみで鬱になる。
ふと、いや、招いてくれた友達にそんなこと言うやついないでしょ!と気づく。
ただ素敵な古民家です〜では、バズらないからフックで入れているのか。。。。
「ギャラリーで、君みたいな若い人はこの絵を書いた人の気持ちとかわからないでしょ。人生経験が必要だよ、って説教された!その絵、俺が書いたんですけど〜」
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リプ:どんな気持ちなのか聞いてみましょ!作者だっていいましょ
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万バズいって、リプで自分の絵をまとめているInstagramの宣伝。
ギャラリー行くと、そんなマウントとってくる人に話しかけられるんだ。恐ろしい、引き篭もろう。
ふと、いや、知らない人にそんなこと突然言うやついないでしょ!と気づく。
ギャラリーやってます〜では、バズらないからフックで入れているのか。。。。
両方とも嘘じゃないのかもしれないけど、嘘だと思う。
「少し未来の古民家」を品川で公開 家が人格を持ったような空間に 大和ハウス、バンダイナムコらが「XR HOUSE」で検証
https://news.livedoor.com/article/detail/22269945/
これ電極スパークの家でしょ。
正確には電極スパークの家は古民家というよりは外観がボロ家だけどまあハイテクだったな。内装は普通に綺麗だったと思う。
記事のは外観が古民家だけど内装は和モダン(障子+デジタルのところ)が見られるな。
和風SFというジャンルがある事からも和と最新コンピューターやメカってとにかく相性が抜群に感じる。
是非ともこのような路線は追及して欲しい。
古民家をリフォームして宿泊施設として活用する、という事例が最近各地でけっこう多い。
面白そうなので試しに利用してみたのだが、隣の部屋に泊まっていた男3人組がめっちゃ怪しかった。
隣の部屋とは鍵付きのふすま一枚を隔てているだけなので基本的に会話が丸聞こえだ。
なのに、明らかに3人ともいるはずなのに
○3人同士の会話が全く聞こえてこない
○テレビの音声がない(多分つけてない。俺もテレビは見ないのでつけなかった)
○一人は時々電話をしていて「その件は現在京大で調査中」などと答えていた
○パソコンのキーボード?をポチポチ打つ音だけが聞こえることがあるった
○朝の6時に起きて慌ただしく宿を出て、夜中の1時過ぎに戻ってくる。その時も一切会話はなし
○会話がないのは隣に泊まってる俺を気遣ってか?と一瞬思いきや、その割には物を置く音とかドアを閉める音とか咳払いとかは普通にでかかったんで、どうやらそういうわけでもなさそう。
風呂トイレは共用なので、利用時をきっかけに挨拶したり会話する機会もあるにはあったが、あまりにも怪しかったので避けてしまった。あと、何らかの守秘義務を破らせてしまったら申し訳ないと思ったので、宿の方には彼らについて尋ねることはしなかった。
ちょっと用事があって、町内でもあまり行かないエリアを車で通り過ぎた。その途中、住宅街から少し離れた所に、畑にまじって放棄されて荒れ果てた土地があった。夫が言うには、そこが昔、夫の祖父が銀行に唆されて買った土地なのだそうだ。
夫の祖父はもう何年も前に天寿を全うして亡くなっている。普通に病院で死亡したから、何日の何時に死亡したか明白だし勿論事件性もなにもない。そんな人の相続問題がいまだに片付いていないと、夫から聞かされて驚いた。とっくの昔に相続放棄ということで決着がついたのかと思っていた。
義父は十数年前に亡くなったので、夫の祖父の相続人には代襲で夫ら義父の子供達が入っている。夫の弟妹達、全員一致で相続放棄ということになったはずだった。迂闊に相続すると何を押し付けられるかわかったもんじゃないからだ。祖父本人も性格に問題ありまくりだったのもあるが、義父の兄とその妻が輪をかけた曲者で信用ならないからだった。
夫の祖父と義父の兄の住んでいた土地は広く、そして建物は立派な古民家だった。だが、家業が多額の負債を抱えたまま倒産したので、その土地家屋は夫の祖父のものではなくなったはずだった。だが、外戚の資産家の手を借りてあれこれしたらしく、家業が潰れた後も、夫の祖父の一家は普通にそこに住み続けている。そこら辺はおそらく相続財産のリストには入っていない。
家業が潰れた際、夫の祖父はその全責任を義父になすり付けた。そのせいで義父は亡くなった。それで夫と弟妹達は祖父を恨んでいるし、信用しない。
本家から夫の祖父の相続話がもたらされたのは、夫の祖父が亡くなってから何ヵ月も経った後だった。義父の兄嫁がやって来て、相続財産の一覧も見せずに、書類に判子をつけと言うのだ。夫に対して、長男として遠方に住んでいる弟妹達の所へ行って実印を預かって来い、そうすればこっちで書類に捺印をしとくから。そんな事を玄関先に腰かけて、しかも相続とは無関係な義母にことづけた。
そんな事を言われて夫が怒らないはずもなく、そんなに判子ついて欲しいんなら相続財産の一覧を持って直接うちに出向いて頭をさげやがれ! と言った。以来、本家とは絶縁状態だ。
信じらんないような話だが、本当の話だ。
京都に住みたいって動機によると思う。学業のためとか、仕事のためなら別に普通の地方都市に住むのと同じ。イオンモールで買い物して、くら寿司とかサイゼでご飯食べて、トリキで酒飲んでる分には普通の地方都市。
子ができて学校つながりの人間関係発生しても地元民と転勤族半々ぐらいだから、そこまで特異な人間関係が発生するわけではない。
結局、積極的に地元コミュニティに入って京都っぽい生活を送りたいかどうかじゃね?で、地縁でのつながりを求めて移住する場合、おそらく日本全国どこに行っても嫌な思いする確率のほうが高いと思う。
京都に住みたいって言ってる人の多くは、町家とか風情のある物件に住んだり、寺社仏閣めぐりがやりたかったり、昔ながらの生活がやってみたいとか、なんかそういうやつでしょ。それって「田舎に移住して古民家カフェやりたいわー」みたいなやつだから上手くいかないよ。
あとは最後にお断りした不動産会社のぐちポイント。相性って大事だよね。
あの数字って税込みだったんだね。10%上乗せしなきゃとか考えてたけど、そんな必要なかった。
諸経費って言われるお金がかかるので、10%とまでいかないけど、数百万円は余裕みといたほうが幸せになれる。
印象だけど、ハウスメーカーは額面の3割と話することが多く、中古・リフォーム業者は手取りの3割でということが多い印象。
今の日本の平均年収で手取り三割だと中古物件買うくらいのお金しか出せなくて、リフォーム代稼げるね。やったね。
ハウスメーカーは手取りでなんて言ったら買ってもらえなくなるから困るよね。
フィナンシャルプランナーに家計の収支をもとにどれくらいならいけるか見てもらうのがよさそう。
紹介してもらったフィナンシャルプランナーは保険仲介で稼ぐみたいなので、保険勧められたときに、よさそうなら入ればいい。いらなければ断ればいい。
世の中には贈与税ってのがあって、100万くらいだったら税金かからないっぽい。
あわせて600万までは非課税。
住宅価値の高い物件の場合はもう少し非課税枠が上がるけど、どこまでいけるかは建築会社に確認する必要あり。
家計簿などから「毎月の収支」を明らかにして、将来の資産を計算してもらう。
個人的には最悪のケース「ローンのボーナス払いなし、給料の上昇なし」で予測してもらって「ボーナスが出なくなるような事態になったときにやっていけるか」見てもらった。
数年前に試したときは「いや、給料上がらないわけないでしょう?」とか言われたけど、今回は特に驚かれることもなく、普通に予測してもらえた。
銀行などの利率が安いところで組めると良い。住宅専門のARUHIのflat35というのもあって、固定金利という魅力はあるが利率的になかなか厳しい。
ローン審査では他の借り入れがあるかどうか聞かれるので、自動車も買う人は「クルマは一括、家はローン」が良い。
たとえば1000万円のローンを組んで、利率が0.5%だった場合。年間5万円の利子がかかる。
対して旧制度1%の住宅ローン減税は、税務署に「おうち買った!」って申告することで、10万円をもらえる。
銀行系だと団体信用生命保険というものへの加入が必須となる。死んだら借金チャラになって、資産は家族へいくシステム。
いわゆる団信。生命保険のように過去数年間病気してませんよね?みたいな申告する。(申告の範囲、一般の生命保険は5年だが、団信は3年みたい)
最近は仕事でうつ病とかかかる人も多いので、そういった持病がある人はワイド団信ってのを選ぶことになる。こっちはちょいと利率が高いみたい。
住宅を売買するには宅建という資格が必要らしいけど、それを公表してない時点でお察し。ていうか連絡先が080とかね。
正規の広告、たとえば電車の不動産広告とかをよく見ると「xxxx不動産(宅建番号:yyyy番)」みたいに、業者名と宅建の番号が書いてある。
SUUMOとか眺めてると同じ写真がたくさん並んでたりするのはそういうこと。
誰から買っても同じかなって思うけど、「売主」から買うのが良い。仲介手数料がかからない。
っていうかネットで少し調べればわかるこのご時世で、こういう売り方が成立してるのってすごく時代遅れ感。
誤解を恐れずいうなら、売主以外は全部転売ヤー。
のぼり立てて広告出してるけど、建てた業者とは違う業者の名が入ってる。だいたい街の不動産屋の名前。
ここで話しかけて買おうとすると、仲介手数料が数百万円単位でかかる。
下に書くけど、「建てた業者」から買うか「それ以外の不動産業者」から買うかの違い。
町の不動産屋に話聞いて、よさげな物件があったから売主に直接話すればいいかなと思うけど、そういうのは忌避されるみたい。
仲介手数料で成立してる不動産屋としてはそりゃあ嫌がるよね。その不動産屋のテリトリーであるエリアに住むことを考えると、面倒ごとになりかねないし。
もちろん、そういうのを横取りして「手数料安くしますよ」みたいな業者もいたけど。
昭和かな?
埼玉方面へ向かう路線でありがちなんだけど、駅から10分くらいで県境になる。
住所にこだわりがなくて、役所まで行く交通手段を気にしない。って妥協できるならお買い得。
河川にフタしてあって見えなくなってるパターンもあるので注意。相場より大幅に安いのはだいたいコレ。
ゴミ処理場、自衛隊・米軍基地、変電所、葬儀場なんかは地価が下がる原因らしく、物件見学のときに説明される。
あとは風俗街、外国人街(チャイナタウン、コリアンタウン)なんかが近いと地価が下がる印象。
個人的に印象に残ってるのは街の食品工場の近く。酢飯の匂いがすごかった。無理だわ。
駅が丘の上にあって、その近くを川が流れてる。物件はその川を越えた先。
川を渡るために坂を下って、もう一度坂を上るっての結構辛いよ?夏場は特に。
私道に埋まってるインフラの整備は自分達でやらなきゃなので、水道管修理や道路舗装を綺麗にしたいときはご近所巡ったりしなきゃいけない。
ちなみに私道かどうかはマンホール見ればわかる。地方自治体の名前が入ったやつか、コンクリートのフタだけのやつか。
個人的には私道は2件くらい奥まったくらいがギリギリ許容限界かな?
数十棟みたいな宅地が突然現れるやつ、Googleストリートビューのタイムマシンで過去を振り返って何があったか調べておくと安心できる。
実際に自分が見たものでは「ゴルフ場(打ちっぱなし?)」「基地などの跡地」「農地」など。
シムシティじゃないけど、その土地は何に使える土地なのかってのを行政が決めてる。
戸建て買うなら「低層住居専用地域」とかになるのが普通だけど、行政と不動産屋に確認するべき。
街をよく観察すると幹線道路沿いはビルが多くて、少し奥まった地域は住宅ってなってるはず。
中古戸建に多い。狭い通路を通って、家の玄関にたどり着くタイプ。安いけど、将来売るときどうするのかが問題になる。
「再建築できるかどうか」っていう法律があって、「4m道路に2mの幅の通路が接していて云々」みたいなやつ。
再建築不可の場合、建て直すことは法律上できない。なので、周辺の古民家まとめて開発でもしてもらわない限り、扱いに困ることになる。
「竿部分は駐車場で有効活用」って書いてあるけど「再建築不可」の注意書きが。図面をよく見ると「軽自動車」って書いてある。
軽自動車の幅は1.48m以下なので、ギリギリ軽自動車を停められるだけの幅しか確保してない場合、再建築不可になる。
竿部分は駐車場で再建築可な物件。いいんじゃない?とか思って見学行ってみたけどダメだった。
生活することをイメージすると、通勤は駅まで自転車+電車で。日々の買い物はクルマで。という使い分けになる。
クルマか自転車どちらかを奥まで押し込まないといけなくて、その出し入れに毎日苦労したくない。
2件の家が並んでいて、それぞれ道路に平行にクルマを止めるように駐車場が設置されているパターン。
家の前のスペースが狭いので、2つの家が道路と接する部分に三角形の切り欠きを作って、2つの家で共有としましょう。これでお互いクルマ出し入れしやすいね。と合理的な設計の物件。
パワービルダーの物件で見かける。何かあったとしてもお隣さんと仲良くできる自信があるならいいんじゃないかな?
私はこんなとこで長文書いてるようなコミュ障なので無理ですね。
ここから先はほぼグチ。
半分くらいの不動産屋はこれ言ってきたけど、個人的にはこういうの無理。
相性ってやっぱり大事だと思った次第。
物件に対する疑問点を解消するためにQ&Aしているのであって、「皆がそうしているから大丈夫」という日本人を煽るためのテンプレは求めていないのだが?
手数料って法律で3%を上限とするって定められているわけで、その上限MAX3%で出してきたその紙どういうことなの?
分譲はじめてから結構経つみたいだけど、未だに売れてないそれらは何なんでしょうね?
オッ。そうだな。あえて言うならば40点にも満たない物件は論外なんだ。
え?明日。。。?用意できるが、お前のために用意したくない。ていうか前もって言え。
テレフォンショッピングかな?ていうかそれオプションだったんかい。説明不足すぎるだろ。
前回合った時は来月末って言ってなかったっけ?そんなに焦ってるのを見る限り、期末の決算に乗せたいのか、営業成績を伸ばしたいかですかね?
久しぶりにガッツリと本を読んだ気がする。去年『魔道祖師』(墨香銅臭)を読んで以来? でもたぶんシリーズ全4冊ぶんで『魔道祖師』1巻の3分の1も文字数ないと思うけど。しかしすごい読み応えあった。という訳で感想など。
『白昼堂々』『碧空』『彼等』『若葉のころ』の全4冊のシリーズもの。
主人公は華道の家元の孫息子・原岡凜一(はるおか りんいち)。真性ゲイの凜一が真性ノンケの氷川に恋をしてしまい、もだもだと悩んだり迷ったり僻んだり浮気をしたりしながら送る、15歳から19歳までの約四年間の青春期を描いた物語。
一言で言って「優柔不断」な性格とはどのようなものか、それを執拗に描写しきる長野まゆみ先生すごすぎる。ほんと、凜一の言動の隅々まで一貫とした「優柔不断」っぷり。彼に相対する人物達がイライラするのがよくわかる。凜一のキャラクター造形には細部にわたって一切の手抜きがない。凜一のはっきりしない物言いには時にビンタしたくなる半面、そのネガティブ通り越して傲慢ですらある性格が親という安心基地を持たない孤独により作られたものというのも解るので、おぉよしよし可哀相に~ってしたくなる。
長野先生といえば四季折々の花鳥風月や日本の古民家の内装や調度の描写の詳細さ。それと華道や茶道の知識が豊富なことだけど、人間を描写するのも巧みなんだなと。
見た目は綺麗だけどちょっとひねくれていて意地の悪いキャラクターは長野作品の特徴だが、凜一シリーズの登場人物はいつもの長野作品のキャラでありつつ特別人間臭いんだなと思った。登場人物の全員がどこか欠けていて、誰もまっとうな大人とは言えない。そんな人達が不用意な言動でボタンの掛け違いを起こしたり相手を傷つけたりする様子の描写が繊細。はぁ、そのヒリヒリとした感じ、まさに青春だなぁ。
凜一シリーズを読んでいてふと気づいた、長野まゆみ作品が商業BL読みにはあまり好かれない理由。それは、商業BLで描かれるのがもっぱら掛け値ない永遠の愛であるのに対して、長野作品で描かれるのは有限の美であるからなんだろう。長野作品では男同士の恋愛が毎度のごとくに登場するけど、それは有限の美を表現するツールの一つであってメインテーマじゃないんじゃないかなあ、たぶん。
凜一シリーズも最後は大団円って感じでもなく、凜一と氷川の関係はうやむやのまま綺麗に終わった。
さて、今年に入ってからずっと読書ばかりしていて自分の執筆作業は停止してたので、そろそろ積んでる資料を読んで続き書かなきゃ……。