「中島らも」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 中島らもとは

2017-02-17

ガダラの豚思い出したわ

会社の先輩からすすめられて、中島らも?なまえ はしってるけど文庫カバーもなんかうさんくせーしなんかつまんなそう・・・と思ったらめちゃくそ面白くて、この本がすごいみたいなブログでもとりあげられててむべなるかなって感じだった本

2016-11-17

中島らもで好きな言葉

ただ、こうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかいかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。

一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。

からあいつも生きてりゃよかったのに」と思う。

生きていて、バカをって、アル中になって、醜く老いていって、それでも「まんざらでもない」瞬間を額に入れてときどき眺めたりして、そうやって生きていればよかったのに、と思う。

あんまりあわてるから損をするんだ、わかったか、とそう思うのだ。

2016-08-30

双極性障害

という病気があることは知っていた。

でも自分とは無縁の病気だと思っていた。

だってあれじゃん、ようするに躁鬱病でしょ?躁の時はすごい多幸感とか誇大妄想とかが症状として出て、結果莫大な借金したり人間関係破壊されたりするやつだよね、作家だと北杜夫とか中島らもとかあの辺の人。そういうイメージ

でもある時そういう世間的によく知られている典型的躁鬱病ってのは双極Ⅰ型っていうやつで、周囲の人間にあまり影響を及ぼさない軽躁状態の症状が出る双極Ⅱ型ってのがあるのを知ってあれって思った。あと躁状態って単にハイになるだけじゃなくて不機嫌になったり、攻撃的になったりする場合もあるらしい。

あのさ、道歩いてるとたまに変な文句ぶつぶつ言いながら道行く人に因縁つけたりするヤバい年寄りかいるじゃん。私あの手のじいさんやおっさんと怒鳴りあいとか掴み合いになったことが何回かあんのね。ほら、ああいう人ってさ、弱そうな人狙うからさ、わたしみたいな一見大人しそうな人間から口汚い言葉で罵られたあげく胸ぐらつかまれて引きずり回されたりするとすげえびっくりして狼狽えるわけよ。その狼狽えた間抜け面見るとすごくテンションあがるのね。

で、そういう小競り合いしたあとはめっちゃテンションあがってなんでもできんの。

なんか多分人格障害かそれでなかったら複雑な性癖の発露だったりすんのかなーと思ってたんだけど、そもそも喧嘩売られなきゃ私は何にもしないし警察沙汰になっても頭下げるだけですんだしま病院行くほどじゃないだろうと思ってた。

でも他にもⅡ型の症状に合致する部分があったので精神科行ったらデパケンかい気分調整薬が処方された。

飲んでたら私びっくりするほど穏やかになったよ、上の立場にいる嫌な人にも楯突かず上手くいなせるようになった。

結果仕事が続くようになった。

私こんなだから職場でも対人トラブル起こして仕事長続きしたことなかったんだよ、そういうこと続くとさ、もう働くのやだ、引きこもってようって当然思うわけじゃん。でも引きこもるの3ヶ月が限界なんだよ、だって飽きるじゃん。

よく考えるとこの引きこもるのに飽きるってのも軽躁状態の為せる業だったのかもしれない。

まあとにかく性格上のことだから直ることがないだろうと思っていた自分キチガイぶりが薬一つで収まって驚いてる。人間の脳って不思議だね。そんだけ。

2016-07-15

完全増田オリジナル! クソザコナメクジが読むべきオススメミステリ200作!

http://anond.hatelabo.jp/20160715120436


貴様の好き嫌いから増田に伝わる独自の推理小説検索アルゴリズムによって、

完璧かつスウィートに貴様の趣味嗜好にそって完全オリジナルベストミステリリストを生成したぞ。

ありがたくよむべし。


【国内】

1 横溝正史 獄門島 1947

2 中井英夫 虚無への供物 1964

3 島田荘司 占星術殺人事件 1981

4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935

5 宮部みゆき 火車 1992

6 松本清張 点と線 1957

7 天藤真 大誘拐 1978

8 綾辻行人 十角館の殺人 1987

9 京極夏彦 魍魎の匣 1995

10 横溝正史 本陣殺人事件 1946

11 鮎川哲也 黒いトランク 1956

12 連城三紀彦 戻り川心中 1980

13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -

14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934

15 山口雅也 生ける屍の死 1989

16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978

17 北村薫 空飛ぶ馬 1989

18 東野圭吾 白夜行 1999

19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947

20 綾辻行人 時計館の殺人 1991

21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982

22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992

23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994

24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923

25 松本清張 砂の器 1960

26 原尞 私が殺した少女 1989

27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929

28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955

29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997

30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954

31 水上勉 飢餓海峡 1962

32 高木彬光 刺青殺人事件 1948

33 鮎川哲也 りら荘事件 1968

34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978

35 江戸川乱歩 陰獣 1928

36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003

37 松本清張 ゼロの焦点 1959

38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976

39 横溝正史 犬神家の一族 1950

40 竹本健治 匣の中の失楽 1978

41 宮部みゆき 模倣犯 1995

42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917

43 桐野夏生 OUT 1997

44 皆川博子 死の泉 1997

45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991

46 船戸与一 山猫の夏 1984

47 藤原伊織 テロリストパラソル 1995

48 山田風太郎 太陽黒点 1963

49 京極夏彦 絡新婦の理 1996

50 馳星周 不夜城 1996

51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989

52 横山秀夫 第三の時効 2003

53 髙村薫 マークスの山 1993

54 横山秀夫 半落ち 2002

55 笠井潔 サマーアポカリプス 1981

56 島田荘司 異邦の騎士 1988

57 横溝正史 八つ墓村 1949

58 船戸与一 猛き箱舟 1987

59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963

60 宮部みゆき 理由 1996

61 真保裕一 奪取 1994

62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007

63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993

64 森博嗣 すべてがFになる 1996

65 大沢在昌 新宿鮫 1990

66 貴志祐介 黒い家 1997

67 山田風太郎 警視庁草紙 1975

68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987

69 久生十蘭 魔都 1948

70 西澤保彦 七回死んだ男 1995

71 笠井潔 哲学者の密室 1992

72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001

73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003

74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004

75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957

76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991

77 仁木悦子 猫は知っていた 1957

78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996

79 土屋隆夫 危険な童話 1961

80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992

81 稲見一良 ダック・コール 1991

82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990

83 中島らも ガダラの豚 1993

84 殊能将之 ハサミ男 1999

85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986

86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983

87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926

88 高木彬光 白昼の死角 1959

89 志水辰夫 背いて故郷 1985

90 山田風太郎 明治断頭台 1979

91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988

92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974

93 貫井徳郎 慟哭 1993

94 高野和明 ジェノサイド 2011

95 有栖川有栖 孤島パズル 1989

96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968

97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986

98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988

99 宮部みゆき 龍は眠る 1991

100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959

101 天童荒太 永遠の仔 1999

102 佐々木譲 エトロフ発緊急電 1989


【国外】

1 アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった 1939

2 エラリー・クイーン Yの悲劇 1933

3 アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 1892

4 ウィリアム・アイリッシュ 幻の女 1942

5 アガサ・クリスティ アクロイド殺し 1926

6 レイモンド・チャンドラー 長いお別れ / ロング・グッドバイ 1954

7 ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 1980

8 G・K・チェスタトン ブラウン神父の童心 1910

9 トマス・ハリス 羊たちの沈黙 1988

10 ジョン・ディクスン・カー 火刑法廷 1937

11 アガサ・クリスティ オリエント急行の殺人 1934

12 スティーグ・ラーソンミレニアム〉三部作 2005

13 アイラ・レヴィン 死の接吻 1953

14 エラリー・クイーン Xの悲劇 1932

15 ロス・マクドナルド さむけ 1964

16 ジョン・ディクスン・カー 三つの棺 1935

17 フレデリック・フォーサイス ジャッカルの日 1971

18 S・S・ヴァン=ダイン 僧正殺人事件 1929

19 ジャック・ヒギンズ 鷲は舞い降りた 1975

20 アントニイ・バークリー 毒入りチョコレート事件 1929

21 ローレンス・ブロック 八百万の死にざま 1982

22 ジェフリー・ディーヴァー ボーン・コレクター 1998

23 エラリー・クイーン ギリシア棺の謎 1932

24 クリスチアナ・ブランド ジェゼベルの死 1949

25 ギャビン・ライアル 深夜プラス1 1965

26 ジェイムズ・P・ホーガン 星を継ぐもの 1977

27 ジェイムズ・エルロイ ホワイトジャズ 1992

28 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 1907

29 スコット・トゥロー 推定無罪 1988

30 シューヴァル&ヴァールー 笑う警官 1968

31 アントニイ・バークリー 試行錯誤 1937

32 ルシアン・ネイハム シャドー81 1975

33 F・W・クロフツ 樽 1920

34 エドガー・アラン・ポー モルグ街の殺人 1841

35 ディック・フランシス 興奮 1965

36 ダシール・ハメット マルタの鷹 1930

37 ジョン・ディクスン・カー 皇帝のかぎ煙草入れ 1942

38 ダシール・ハメット 血の収穫 / 赤い収穫 1929

39 ジョセフィン・テイ 時の娘 1951

40 スチュアートウッズ英語版警察署長 1981

41 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 1962

42 エラリー・クイーン エジプト十字架の謎 1932

43 R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト 1984

44 カーター・ディクスン ユダの窓 1938

45 ドロシー・L・セイヤーズ ナインテイラーズ 1934

46 ディック・フランシス 利腕 1979

47 アーサー・コナン・ドイル バスカヴィル家の犬 1902

48 イーデン・フィルポッツ 赤毛のレドメイン家 1922

49 アントニイ・バークリー ジャンピング・ジェニイ 1933

50 ジョン・スラデック 見えないグリーン 1977

51 ルース・レンデル ロウフィールド館の惨劇 1977

52 フェルディナント・フォン・シーラッハ 犯罪 2009

53 カトリーヌ・アルレー わらの女 1956

54 スティーヴン・ハンター 極大射程 1993

55 ジェイムズ・エルロイ ブラック・ダリア 1987

56 トム・ロブ・スミス チャイルド44 2008

57 ロス・マクドナルド ウィチャリー家の女 1961

58 キャロル・オコンネル クリスマスに少女は還る 1998

59 アントニイ・バークリー 第二の銃声 1930

60 ジェイムズ・エルロイ ビッグ・ノーウェア 1988

61 スティーヴン・キング ミザリー 1987

62 アガサ・クリスティ ABC殺人事件 1936

63 ウィリアム・L・デアンドリア(英語版) ホッグ連続殺人 1979

64 ロアルド・ダール あなたに似た人 1953

65 R・D・ウィングフィールド フロスト日和 1987

66 アイザック・アシモフ 黒後家蜘蛛の会 1980

67 ウィルキー・コリンズ 月長石 1868

68 ハリイ・ケメルマン英語版) 九マイルは遠すぎる 1947

69 ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード 2003

70 アリステア・マクリーン 女王陛下のユリシーズ号 1955

71 トレヴェニアン シブミ 1979

72 ロバート・ゴダード 千尋の闇 1986

73 ジェフリー・ディーヴァー ウォッチメイカー 2006

74 カズオ・イシグロ わたしを離さないで 2005

75 ロバート・R・マキャモン 少年時代 1991

76 シャーロットアームストロング英語版) 毒薬の小壜 1956

77 ドン・ウィンズロウ ストリートキッズ 1991

78 エラリー・クイーン 九尾の猫 1949

79 レイモンド・チャンドラー さらば愛しき女よ / さよなら、愛しい人 1940

80 コリン・デクスター キドリントンから消えた娘 1976

81 セオドア・ローザック フリッカー、あるいは映画の魔 1991

82 サラ・ウォーターズ 荊の城 2002

83 ジョージ・P・ペレケーノス 俺たちの日 1996

84 スコット・スミス シンプル・プラン 1993

85 トマス・ハリス レッド・ドラゴン 1981

86 G・K・チェスタトン 詩人と狂人たち 1929

87 ドン・ウィンズロウ 犬の力 2005

88 サラ・ウォーターズ 半身 1999

89 クレイグ・ライス スイートホーム殺人事件 1944

90 エラリー・クイーン 災厄の町 1942

91 デズモンド・バグリィ 高い砦 1965

92 モーリス・ルブラン 奇岩城 1909

93 ロバート・B・パーカー 初秋 1980

94 トマス・H・クック 緋色の記憶 1996

95 ジェフリー・アーチャー 百万ドルをとり返せ! 1976

96 アーサー・コナン・ドイル 緋色の研究 1887

97 ドナルド・E・ウェストレイク ホットロック 1970

98 リチャード・ニーリィ 心ひき裂かれて 1976

99 アガサ・クリスティ ナイルに死す 1937

100 アイザック・アシモフ 鋼鉄都市


――閉幕(カーテンフォール)。

2016-06-15

昔、中島らもエッセイで、

学生の頃にバンド結成して、

オリジナルの曲まだ作れないか

既存の曲を変調して歌おうぜ!って思いついて、

友達に「オブラディ・オブラダを短調にして歌ってみて」って伝えた所、

『悲しそうな顔』で歌いはじめたっていうエピソードすき

2016-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20160614112637

中島らも先生の遺作「DEKOCHIN」は

額に勃起した状態ちんこ移植してたなあ~~

晩年は多分ラリってて凡作続きだったけどあれは面白かった。合掌

2016-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20160225085407

中島らもがそんなようなこと書いてたな。現代日本で本当にまずいものにはめったにお目にかかれない。

日夜まずいものを求めて街をさまよう、みたいなエッセイ

俺もそうだよ。給食で出た謎の煮込み料理をのぞいて、「これはまずい」と思ったことねえな。

2016-01-01

今年が終わるまでにはまだまだ余裕があるので、読書がしたい

1冊で人生が変わるなどと思うな、と誰かがお説教していた記憶があるので、

ここ増田で今年読むべき50冊を募集したいと思います

あなた人生に一番インパクトを与えた1冊を教えて下さいませんか。

ジャンル不問!


(でもあんまり高価すぎない本のほうがいいかも。Kindleの本でもダイジョーブです)



ご協力に感謝しながら、並べてみました(ありがとうございます作業中です

  1. 城平京名探偵薔薇を』
  2. 筒井康隆『エディプスの恋人』(『家族八景』『七瀬ふたたび』)
  3. ティムール・ヴェルメシュ『帰って来たヒトラー
  4. 沼正三家畜人ヤプー
  5. レオナルド・サスキンド『宇宙ランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す』
  6. 佐藤優国家の罠外務省ラスプーチンと呼ばれて』『獄中記』
  7. 岩波文庫編集部世界名言集』
  8. リチャード・ドーキンス利己的な遺伝子
  9. 蓮實重彦『反=日本語論』
  10. 宮崎駿風の谷のナウシカ』(全7巻)
  11. 谷崎潤一郎春琴抄http://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56866_58169.html
  12. ジェスパー・ホフマイヤー生命記号論宇宙意味表象
  13. ウィリアムフォークナー『アブサロム、アブサロム!』
  14. オリヴァー・サックス火星人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者
  15. 中島らもガダラの豚
  16. 孫武孫子http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/31_sonshi/
  17. 鷹家秀史『英語の構文150―UPGRADED 99 Lessons』??
  18. 石川正明『化学の発想法―原点から化学シリーズ
  19. 渡辺次男『数学I(なべつぐのあすなろ数学)』
  20. 山本周五郎橋の下」(『日日平安』所収)
  21. ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか』
  22. 遠藤周作沈黙

実際に読み始める前の期待に胸膨らませてるこの感じのほうが好きかもしれません。

いや、読まなきゃ意味ねーですね。頑張って読んでみます

2015-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20151231001413

今思うと、中島らもというのは、偉大な社会学者だったなあ

情報一極集中地方に流れる情報東京の一番濃い部分。

そして、その情報を信じて地方から東京に出てくるカッペ

その繰り返し・・・

もう何十年も前に、今の状況を読みぬいていたんだ

2015-10-20

私の中のorangestarさん

「3巻以内完結のおすすめマンガ」ブコメしてもよかったが、語りたかったので増田にする。

アリス イン デッドリースクール(1巻完結)

asin:4048651633

この増田で言いたいことを一行で書くとしたら、これが大傑作だったと思ったということだ。

四コママンガ形式だけど長編台詞写植ではなく手書きであることを嫌う人がamazonレビューにいたから人を選ぶかもしれない。だけど読んで損はない。

舞台女子高。とある一日、校舎の屋上に、偶然、様々な生徒が集まってくる。主人公格の漫才研究会コンビソフトボール部員、漫研生徒会、保健委員、不良少女ぼっち引きこもり少女

漫才研究会コンビ主人公格と書いたのは、彼女ら以外の登場人物のほぼ全員にも、背景となるドラマがあるからだ。

ふと彼女らが屋上から校庭や校舎を見回すと、恐るべき光景が! 街がゾンビの大群に襲われ、彼女らは孤立してしまったのだ…という設定だ。

初めのほうは軽やかなギャグが連発される。それが徐々に、残酷なスプラッタに変わる。登場人物たちが次々に、容赦なく殺されてゆく。

笑いが恐怖に変わるというと中島らもの傑作戯曲『こどもの一生』が思い出されるが、あれより救いはない。救いは全然ない。『まどマギに』似ているかもしれない。それも違うか。

マンガを読む価値現実では体験できない感情をかき立てられることにあるとしたら、この作品は見事にそれに成功していると思った。それを言いたかったのだ。

舞台っぽいな」と思ったら元は戯曲でそれをコミック化したものだそうだ。原作者麻草郁という人で、やはりはてなーだった。idはscreammachine。

ネタバレになるから書けないが、あのラストを読んだ時、なんとなく作者は絶対女性に違いないと思ったが、はてなブログプロフィール写真を見ると男性だった。

他にも…

となりの801ちゃん+(3巻続刊)

asin:4776796120

“+”はプラスと読み、ヒロインがお母さんになったという意味だと思う。

先行の『となりの801ちゃん』(6巻完結)の巻末には京都御薗橋801商店街ゆるキャラ801ちゃん」とのコラボページがついていたが、“+”ではそれがなくなっていた。

とか…

アジコの部屋(仮)(未刊行

がNextcomicファースト更新中とか…

『はてな村奇譚』だけの小島アジコ先生じゃないのだ。本業で頑張ってる人がはてなで我々に構ってくれることに、たまにはちょっとぐらい感謝してもバチは当たるまい。

あ、ネットでは『大好き小池さん』も10年以上続いていたから、そっちの方が有名?

2015-06-17

同性代の男性エッセイストがいない

世代(年齢±5歳程度)に、日常のどうでもいい話を面白く書く男性エッセイストがいない。

「いない」というか、「知らない」。

から誰か教えてください。

女性はいるんだよ割と。

ジェーン・スー

岡田育

雨宮まみ

本業小説家だけど、津村記久子エッセイも力が抜けていて好きだ。

LGBT(このくくりでいいのかは知らんが)もいる。

能町みね子

少年アヤ

少し上の世代には、好きな男性エッセイストいる。

菊池成孔

大槻ケンヂ

東野圭吾

リリーフランキー

あたり。

日常テーマにしてはいないけれど、

町山智浩

高橋ヨシキ

柳下毅一郎

映画秘宝組も面白い

映画趣味はあまり合わないけど。

あと忘れちゃいけない。本当に大好きだったな。

がっぷ獅子丸。

さらに上の世代だと

椎名誠

原田宗徳

中島らも

伊丹十三

野坂昭如

村上春樹エッセイも好きだ。

小説よりも好きかもしれない。

映画でも音楽でも、特定ジャンルに特化した評論家男性にもいる。

けどおれは、日常のどうでもいい話が読みたい。

ちょっと真面目に考えて、出てきたのがオモコロヨッピーだった。

どんだけテキストサイト好きなんだおれは。

久しぶりにみたら、桃色核実験消えてるし。

はてなダイアリードリフトウッドいるじゃねえか。

大好きだったなクリアラバーソール

松風の人って今、何してるんですかね。

何の話だ。

男性エッセイストの話だった。

とにかく、いいひといたら教えてください(切実)

2015-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20150113114826

そういう激しいイメージって躁うつ混合状態と違う?

中島らもは単極うつではなく、双極性障害だったらしいよ。

ハンマーで頭を叩き潰されるイメージ

気分の落ち込みが激しくなると、ハンマーで頭を叩き潰されるイメージがふっと脳裏に浮かぶようになる。

今知ったんだけど、中島らもも鬱が酷くなると同様のイメージが浮かんできたそうだ。

あるあるな現象なのかな?だれかなんていう現象か知ってる人いない?

2014-11-24

語られなかった戦争

太平洋戦争時、中島らもの父はインド洋補給の任にあたっていたという。

補給といっても戦場にいることに変わりはなく、凄惨な場面に幾度となく遭遇したはずだ。

しかし、らもの父は一切『血の流れる話』をしなかったらしい。

いつもギリギリのところまで話は進むのだが、そこで止まってしまう。

私の祖父もそうだった。

尋常小学校で進級できなかったこと、電化される前のパチンコ、現役時代仕事の話。

多くの老人が若者に対してするように、取るに足らないことから人生の一大事まで、細大漏らさず語り聞かされた。

しか戦争の話は全く、本当に一つも、おくびにも出ない。

まるであの暑すぎる盆は、八月十五日はなかったかのように祖父は振舞っていた。

祖父が戦争を忘れているはずなどなかった。祖父の弟は遠い南洋戦死しているのだ。

祖父が語る過去は綺麗に漂白されており、一点の曇りもない。幼いながらも、私は血痕なき祖父の半生を震えるような思いで聞いていた。

結局、祖父は弟の白木の箱を抱えたまま冥府にくだってしまった。

時代人間を責めるつもりはない。辛すぎる過去なのだろう。

ただ、ほとんどの者が口をつぐんでしまったことは残念に思う。

映画を観れば分かる。

ベトナム帰還兵ものは掃いて捨てるほどあるが、日本のそれは数えるほどしかない。帝国陸海軍復員兵は大勢いたのに、だ。

死線をさまよった彼らは、中島らもの父や私の祖父のように、歴史墓場まで持って行ってしまった。

沈黙復員兵とその家族に半世紀の安らぎを与え、同時に不安も残した。先の都知事選における田母神への六十万票はその証左だ。

過去復讐の機会を窺っている。ふと足元を見下げたら、軍靴と脚絆が私たちの足まわりをがんじがらめにしている日が来るかもしれない。

2014-11-14

中島らも』を許容できる社会

諸事あって『中島らも』について調べる機会があった。どんな諸事だ。

カネと時間と労力をかけ、あのへべれけのオッサンについて調べるのは、控えめに言って気が進まない。

死ぬまで散々稼いだらもに貢ぐのは癪である。なので地元公立図書館で彼の著作を借り『諸事』を済ませてしまおうと思ったのだが驚いた。

共著含め、著作が百冊以上あるのだ。

中島キャリアを鑑みれば少ないのかも分からないが、なにせ公立図書館である

一部小説を除き、頭の先からしっぽまでくだらなさで詰まっている著作が百冊もあるのだ。

日本の文化的度量の大きさには感服した。皮肉ではない。

スノッブで鼻持ちならない、上層階級文化を囲いたがる欧州では、らもが書くような下世話な本を公費で揃えるなどおよそ考えられないことだろう。

合理主義が徹底し、納税者がうるさいアメリカも同様だ。

本当のクールジャパンAKBでも、元はウォルト・ディズニーが作った商業セルアニメでもない。

中島らもの著作を血税で買う図書館吉祥寺公園洋書を読む謎のおばさん、寮に棲みつく浪人生卒業生を許す大学

舞台には出てこないが、彼らのような知性がこの国の文化レベルを支えている。

2014-08-31

くれくれで申し訳ないんですが

アル中のことを心配しつつ酒を売る酒屋のおやじと、酒屋の目を気にしつつ酒を買いに行くアル中の話とかないかね。

中島らもは読んだから、それ以外のフィクション小説、いいのあったら教えてほしい。

2013-10-05

中島らもが「おかしな悩み相談室」という本の前書きあたりで書いていたことなのだが、

おじさんにおもしろいことをむりやりひねりださせると全部シモネタになるんですって。

まじめすぎるっていってました。

その点、おばさんはずぶといし、大胆だし、おもしろいよねー。うん。そうおもいます

 

 

粗相ネタは飽きたのであとで自分掃除してもらうことにして、次お願いします。

つか粗相ネタ自分で下着と雑巾洗濯して心がバッきり折れるまでが本番だろが。

便乗野郎どもふざけんなよ。おまえら親の介護一つできねーんだよ。あとで悔んで泣け!

2013-08-30

ラノベ作家養成専門学校が酷い

 文芸系(多くがラノベ)の専門学校体験入学オープンキャンパスに行ってきた。「専門学校 ラノベ」でググると上位に表示されるような有名な学校に3つほど。

 特に理由はない。まぁ、冷やかしだね。

 噂には聞いていたけど、酷い。正視に耐えない。

 体験入学に申し込むと、頼んでもいないのに大量のパンフが送られてくる。

 そのパンフに載っている在校生の作文が酷い。あと、HPに載っているのも同様に酷い。

 文法おかしい。文章の巧拙以前に、日本語おかしい。外国人留学生の方がよっぽどまともな文章書く。

 現場学校も酷い。

プロ講師がキミを指導する!」なんて宣伝してるけど、ほとんどが無名作家

 そういう自称プロ作家と話したのだけど、あの人たちまるで教養がない。

 柳田國男聖書構造主義も知らない。

 あまりにもモノを知らないから、「ラノベの角川一強は半端ないですよね」とレベル低めに話題ふると、「え!? 角川ってそんな凄いんですか?」

 もう、帰っていいですか?

 カリキュラムも酷い。

 2年間で文章の読み書きを習う。ガチ寺子屋レベルの低級な文章作法を学ぶ。

 卒業する時に長編小説を1つ書き上げるのが目標で、在学中はほとんど小説なんて書かないし、添削もされない。

 というか書けない。

 どの専門学校パンフにも判で押したように“ノーパソを開いてWord小説を書いている学生"の写真が載っている。

 小説執筆経験のない人間入学してくることがよく分かる。物書きはプレーンテキスト形式で、テキストエディタ使って書くよ。

 中島らも生前コピーライター養成所は筋者経営する芸能事務所並みに胡散臭い」って言ってたけど、ラノベ専門学校にも同じことが言える。

2012-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20120802132003

中島らもやら、シド・バレットやら見て育ったサブカル男子は、精神病に憧憬みたいなもんがあるよね

27歳でショットガン自殺するほどの勇気はないから、せめて一度鬱になってみたいんだろう

2011-12-25

http://anond.hatelabo.jp/20111225211334

批評家の言うことを真に受けてはいけない。今までに批評家の銅像が建てられたためしはないのだから

ジャン・シベリウス

アマノジャクはミーハーの裏返しである

中島らも

2011-03-23

焼いたジャガイモ味噌をつけて食べると死ぬ。

朝日新聞の「中島らもの明るい悩み相談室」に、あるときじゃがいもを焼いて味噌をつけて食べると死ぬと聞いたが本当か、という主旨の相談が寄せられたそうです。それに対するらも氏の答えは以下のようなものでした

「・・『焼きじゃがいも味噌をつけて食べると死ぬ』というのは本当です。・・・僕の友人の医者の話でも、やはりその実例を見たそうです。その患者さんは今年九八歳になるおじいさんですが、一二の時に焼きじゃがいも味噌をつけて食べたのを悔やんでなくなったそうです。」

というお話

この話を読んですこしでも「味噌じゃがいもって、怖いなぁ」と”本気で”思った人は、情報を判断する能力に問題があるのでネット上で情報拡散はやめましょう。

あなたには情報の真偽を見極める能力はありません。よかれと思った行為で多くの人が迷惑しています。

焼いたジャガイモ味噌をつけて食べると死ぬ。

朝日新聞の「中島らもの明るい悩み相談室」に、あるときじゃがいもを焼いて味噌をつけて食べると死ぬと聞いたが本当か、という主旨の相談が寄せられたそうです。それに対するらも氏の答えは以下のようなものでした

「・・『焼きじゃがいも味噌をつけて食べると死ぬ』というのは本当です。・・・僕の友人の医者の話でも、やはりその実例を見たそうです。その患者さんは今年九八歳になるおじいさんですが、一二の時に焼きじゃがいも味噌をつけて食べたのを悔やんでなくなったそうです。」

というお話

この話を読んですこしでも「味噌じゃがいもって、怖いなぁ」と思った人は、情報を判断する能力に問題があるのでネット上で情報拡散はやめましょう。

あなたには情報の真偽を見極める能力はありません。よかれと思った行為で多くの人が迷惑しています。

2010-09-14

作家になりたいとあがき続けて12年目の俺が読書暦を語る。

http://anond.hatelabo.jp/20100913002509

まぁ、小説書こうなんて奴は大抵の場合友達が少ない。

小学生の頃、中休みや昼休みに遊びの輪に入れず図書室に逃げ込んでいた。

そこで読んだ「十五少年漂流記」や「ロビンソン・クルーソー」辺りが出発点だろう。大丈夫、俺もそうだ。

そして大方の場合小学校~高校までははっきり言ってクソだっただろう。

グレたか孤独だったかの二択しかない。家庭科の授業と体育は大嫌いだ。大丈夫、俺もそうだ。

そんなわけで、自分の才能はどこにあるか小学生の俺は考えた。運動、論外だ。絵、話にならない。勉強、出来なくはないが一番には到底なれそうもない。そんな時、読書感想文コンテストが市の優良賞に選ばれた。そうか、俺の才能文章じゃね?

そんな風にして小説を書き始めた。中学校一年生のときだ。

書きはじめてすぐにわかった、全然面白くない。

そもそも「書きたいもの」がそんなにない。ファンタジーSFラブロマンスも特に好みではない。

なんとなく「文学」に憧れはあるが、そもそも文学ってなんだ。これは本を読まねばなるまい。

そうして本屋に行ってみた。まぁ、太宰とか三島が有名だよね。

とりあえず「金閣寺」と「人間失格」を買ってみた。どっちも意味がわからなかった。ただ、人間失格を読んだとき「要するにゴミ野郎だよね」と思った記憶はある。これのどこがいいのだろうか、と真剣に思った。金閣寺は途中で放り投げた。

仕方が無いので、遊び人のおじさん(36歳、ヒモ)に相談した。面白い文学ってない?おじさんは「これを読め」と安部公房の「壁」を貸してくれた。世界がひっくり返った気がした。あの衝撃は未だに忘れられない。「S・カルマ氏の犯罪」「バベルの塔の狸」。まさに「衝撃」と呼ぶのにふさわしかったと思う。ようするに、文学とは衝撃なのだとそのとき俺は思った。「作者は何を言いたかったでしょうか?」という国語教育呪縛から解き放たれた瞬間だったと思う。

おじさん、面白かったよ。とおじさんに本を返すと、次におじさんが貸してくれたのは

中島らもの「バンド・オブ・ザ・ナイト」と三島の「不道徳教育講座」だった。今思うと、中一に貸していい本では決して無いのだが。これらの本は「衝撃」という点では安部と全く比較にならないが、とにかく面白かった。中島らものラリった文章と三島と毒たっぷりユーモア。おかげで、俺は加速度的に人生を踏み外していった。その後、叔父さんは叔母さんと離婚しどこかへ消えていってしまった。どこかで野垂れ死んでいるかもしれないが、元気ならいいな、と思う。

さて、高校生になった俺の心を捉えたのは海外文学だった。

もともと、安部公房からスタートした読書遍歴だったのでとにかく「実存主義」というやつに俺は興味があった。

言うまでも無い、カミュである。「論ずるに値する議題は一つしかない、自殺である」(ちょううろおぼえ)のシジュポスの神話、なにより「異邦人」は安部以来の衝撃を俺に与えた。また、この頃俺の心を捉えたのはもう一つ、いわゆるビート文学である。ケルアック、ギンズバーグ、そしてバロウズ(これは中島らもの影響も強い)、そしてもう一つ。読書暦の長い人は次に何が来るか容易に予想が出来るだろうが、ドストエフスキーが直撃した。「カラマーゾフの兄弟」や「罪と罰」は当然として、俺の心をえぐったのは「貧しき人々」だった。あの主人公の愛すべきクズっぷり!誰も悪人はいないのに、誰もが加速度的に人生谷底へ落下していく感覚学校をさぼっては喫茶店でひたすら本を読んだ十代だった。しかし、サルトルに関してはさほどピンと来ていなかった。「嘔吐」が面白いとは全然思えなかったのだ。根っこをみたらゲロが出る、それで?といった感じだった。

この年齢になると読書に対する耐性もかなり固まっていたので、バルザックゾラも読んだ、カフカも読んだ。ラテンアメリカ文学にも手を出し始めた。ボルヘスマルケスも悪くはなかったが、なんといっても「ペドロ・パラモ」のファン・ルルフォが心を捉えた。セリーヌ、ジット、ベケットクノー、ロブ・グリエといったフランス文学の一連の流れも好きだった。とにかく読みまくっていたことだけは覚えている。おかげで、センター試験数学は4/200点だった。

そして高校を卒業した。この時期には熱心に小説を書いていたような記憶がある。だが、今読み返しても全く面白くもなんともない。無駄に重苦しい下手糞な文体、意味不明ストーリー展開、自意識過剰さだけがひたすら鼻につくクソみたいな小説だった。大学入試は願書を出すのを忘れた。家にもいられなくなり、家を出た。その後はなんか二年くらい働いた気がする。ある日ふと、立ち寄った本屋テリー・イーグルトンの「文学とは何か」を読んだ。そうか、よし、文学理論をやろう!そう思って大学を受けた。北海道の片田舎で二年も働いただけあって貯金はそこそこあった。なんとなく某私大を受けたら受かった。奨学金を借りて、三畳間に住んで暮らした。死ぬほど楽しかったことだけは覚えている。図書館の充実っぷりと来たらすさまじいものがあった。幸せだった。いつまでもこうしていたかった。

大学の間は一生懸命研究をやったとしか覚えていない。卒業する頃、現実的に大学院はムリだと悟り就職した。その間に小さい文学賞論文の賞を幾つか取ったけれど、デビューには全くつながらなかった。今はとある金融機関の出納担当をしながら小説を書いている。明日も早いから寝なきゃならない。何が言いたいのかさっぱりわからなくなったけど、とにかく小説っていいものですよね。人生って辛いですよね。そういうわけで、リンク先の増田にイーグルトン読めとお勧めしたいだけなんですよ。面白いよ。

2010-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20100810064020

「自由は孤独寒いものだし、束縛は暖かいけれど腐臭がする」と言ったのは大阪人中島らもだけど、腐臭を嫌って寒い孤独を選んでおいて、そこで子供が死んだら大騒ぎ、ってのもねえ。そりゃ周囲が暖かくしないんだもの、馬鹿な親が止めたら子供寒いところに放置だわな。いや気温の話じゃなくて。

両方そこそこに、できるだけうまくやっていきましょう、ってのが正解だと思うんだが。国がカバーして終わることとも思えないし。

2010-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20100618014724

元増田です。ブコメトラバはどれも何度も読み返させていただきました。

励ましのお言葉も沢山頂いて、目頭が熱くなりました。

まずは、補足から。

大学生なのに一年半付き合って「結婚の話が出てきた」って?

あとのトラバの方も書いてくださっていましたが、知り合ったのが大学3年のときです。

つきあいだしたのは知り合ってから1年以上経っていたので、結婚の話が出始めたときにはすでに大学卒業していました。

結婚の話の真剣度については、彼のほうがどうだったのかは今となっては分かりません。お互いの人生設計について真面目に話し合ったこともありますし、私はそれなりに本気だったのですが……。

そして彼氏仕事で疲れてストレス溜まってたんじゃ?もしくは新しい出逢いがあったか。

エントリに書いた理由に加え、彼の仕事が忙しいのに、私が環境が変わったストレスから甘えすぎてしまったことが原因だと思います。

出会いがあったかどうかは分かりませんが、もしそうなら少なくとも彼の方は私と付き合っていたときよりも幸せになっているはずで、

いっそそうだったらいいな、という気持ちも強いです。

振られて自罰的になっているだけ

いくつか似たようなご意見を頂きましたが、確かにそういう部分もあるかもしれません。

元々、自分恋愛市場における価値というものをあまり信じられない方だったのですが、さらに拍車がかかっている気がします。

あんなに優しかった彼氏さえ離れていったんだから、私と付き合って喜ぶ人なんているはずがない…というような。だから、

自己評価額を下げまくり主体性を譲り渡したが故に堕ちていく人は多い。

というブコメには、はっとさせられました。そういう衝動も分からなくはないというか、振られて以来ときにちらりと頭をかすめるからです。そうならないよう、頑張らなければいけないですね。

こういったことは、時間が経てば徐々に解決するのでしょうか。

頂いたお言葉を胸に刻みつつ、少しずつ自信が持てるように頑張ってみます。

できれば若いうちに呪いが解けて欲しい

厳格な貞操観念を「常識」「道徳」というふうに捉えていたので、呪いという表現には色々考えさせられました

やっぱり小さいころから(明示・黙示ともに)教わってきたことはなかなか否定できないのですよね。

彼と付き合っていたときは、違った考え方もあるんだ、と少し思えるようになっていたのですが、別れてまた、「不幸になったのは貞淑でいられなかったことの罰だ」というような考え方に戻ってしまいました。

色々な人付き合い(恋愛に限らず)を通して、人間関係というものを見つめなおしてみたいと思います。

数が多ければ良いってもんじゃないが、所謂普通の人は結婚する段階で5~10人くらいは経験あるんじゃないの?

これはちょっとびっくりです。私の周りの友人は、1人の人と長く付き合う人が多く、初めて付き合った相手と結婚していたり、そうでなくても今の彼氏とは7年の付き合い、という人も少なくないので・・・。

もしかしたら、私の周りが少し偏っているのかもしれませんね。

そんとき好きだったんだからセックスしたからってなんも悪くない。

ほんのちょっとですが、この言葉を見て、気が楽になりました。

天の一番高い所からこの世を見おろすような一夜

は、中島らもですね。元彼と体験したこんな気持ちが他の人と味わうことができるのだろうか、というのは今のところまだ半信半疑ですが、

何が起こるかわからないよ。人生は。

というのは本当にその通りで、元彼と結婚していたとしても幸せになっていたかどうかは分からないことですよね。

元彼の幸せを祈りつつ、自分もちょっとずつ幸せになれるように努力してみたいと思います。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん