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はてなキーワード: 民事再生とは

2011-07-20

東電を潰せば東京人が喜び福島人が泣くということ

政府内はともかくとして、"世間"的には東電は潰すべきという威勢の良い主張が多数を占めているようだ。

そういう主張をする人は、東電を潰すのが原発被害者にとって不利益であることを知らずに主張しているのか、それとも知った上で己の利益のために主張しているのか、どちらなのか気になる。が、前者であることを多少なりとも期待して、説明しておく。

 

世間一般で東電を潰す、つまり倒産破産or民事再生or会社更生)させるべきだ、との主張は、潰して現有資産を売却することで賠償の原資を確保すべきだ、との理由によるようだ。

しか倒産処理は、資産現金化だけではなく、債務の減免を伴うということが、何故か無視されている。倒産主張者は「債権者にも負担を求めるべきだ」と言うが、今回の被害者もその「債権者」に他ならないことを、何故か無視している。

まず破産場合債権届出期間内に届け出なかった債権者配当を受けられない。破産手続きが終われば会社が消滅するから債務を負うものがいなくなるから、請求できなくなる。

民事再生または会社更生の場合債権届出期間内に届け出なかった債権者は、債権の内容を、再生計画・更生計画の定めに従って変更せられる。つまり債権額が一定割合に縮減される。

今回の原発事故に起因する損害は、今後数十年にわたり発生し続ける。例えば今年生まれた新生児が30年後に産む奇形児についても(少なくとも理論的には)賠償の対象となる。

しかしこうした遅れて現れる被害者は、債権届出期間内に届けることは出来ない。

それゆえ東電を潰した場合、被害賠償は不完全なものとなる。

なお朝日新聞社説なんかは、倒産処理により賠償を受けられなくなる被害者には国が補償をすれば良いとする。しかし、東電の負う不法行為責任と違い、この「補償」とやらは国にとって義務的なものではない、いわゆる「見舞金」に過ぎない。この財政難の折に、賠償と同じだけの見舞いを、国民が容認するとは考えがたい。「原発を誘致した福島土人にも責任がある」というわけだ。

またとある有識者」は原発被害については債権届出期間を延長する特例を設けて対処すれば良いとする。しかし、かかる特例の法的問題をクリアしても、次なる問題として、債権届出期間が継続している限り倒産処理は終結せず、それゆえ東電裁判所監督下に置かれ続けることになる。国民でも国会でも行政でもない、裁判所である裁判所はその職能からして現状維持的な経営しか行えないが、それを30年続けるのは異常かつ危険だ。

30年後に産まれる奇形児を救済するには、東電は潰れていないほうが良い。チッソ社の存続が水俣病患者を助けるように。

 

倒産主張者はこういう。「そうは言っても債務超過で賠償できないじゃないか。」

なるほど短期的に見れば東電現金は賠償に不足するだろう。

しかしそれなら借金すれば良いのだ。

東電は必需品の独占が約束された企業であり、それ故に継続企業価値無限大だ。したがって時間をかければいかなる借金も返済できる(だからこそ東電社債は安全とされてきた)。

このように確実に返済できる以上、国が貸し手になることもできる。税金を投入しても、最終的に国の財政にとってプラスになる。国民負担ゼロだ。

 

では何故、借金による賠償が"世間"の評判が悪いか

それは、東電借金の返済のために電力料金を上げると考えられるからだ。

関東人はこれを「国民負担」と呼ぶ。しか現実には関東負担だ。関東人は日本人の1/3を占めるため、彼らの不満があたかも"世間"の不満であるかのごとく扱われる。

 

この関東負担を免れる論法の一つとして、倒産とともにまたは倒産に代えて、発送電分離提唱される。値上げした東電から電気を買いたくないというわけだ。関東人大喜びである

しか発送電分離を行えば東電の独占が崩れ、しかも賠償金負担によって競争上不利な地位に立つから、遠から東電倒産破産)することになる。そうなれば上に述べたように、被害者が泣きをみることになる。

原発による被害の賠償は普通会社には荷が重い。これは「補償」(賠償ではない)を国がすべきだという主張者がしばしば言うところである国民全員の負担にすれば関東人の負担希釈される。関東人大喜びである

しかし、幸いにも東電普通会社ではないから賠償が可能なのだ。だというのに、現に賠償責任が生じた段になって市場競争に晒される普通会社にしようというのは、被害賠償軽視に他ならない。

ついでにもう一つの論法として、原発保有電力会社に分担させよ、というものがある。しかし各電力会社負担はその地域の電力料金やサービスを通じて各地域の住民の負担となる。つまり負担を全国に肩代わりさせることが出来るというわけだ。関東人大喜びである

 

まとめよう。

世間ウケの良い一見東電に厳しい案は総じて、関東負担を減らし、被害者負担にするかまたは国民全体に希釈しようとするものである

現に被害が発生してしまった以上、被害者が泣くか、東電(ひいては関東人)が負担するか、国民全体に帰責するかのいずれかとなる。

しかるに東電は(東北電力のように高台に原発を作る等の)安全確保のためのコストケチってきた。

今そうして回避努力を怠ったリスク現在化した以上、そのコストは全面的に東電が負うべきである

そしてそのコストが電力料金に反映されようとも、それまでリスク回避費用を免れた電力料金を享受してきた以上、やむを得ないものというべきである

2009-09-21

日本航空外資出資を求めているという話。

国内で資本の手当てがつかなくなって、海外に手を伸ばしているのであろうが、外資の比率規制に引っかかると、航空会社としての存続自体が危うくなる事から、外資出資は潰れるであろう。そうなると、当然、再生手続きという事になる。民事再生になる可能性は低く、どちらかといえば、会社更生になるであろう。日本航空労組が強く、現役従業員の賃金が高止まりしているだけでなく、退職者へのレガシーコストGM並に大きく、経営的に破綻しており、それらのコストを切り離しあるいは切り詰めるのに、民事再生ではおそらく無理であろう。

当然、その後の日本航空は、今以上に採算に厳しくなるわけで、地方空港は、定期便が無くなる事になる。不採算では路線を維持する事は不可能である。高速道路国道化が実現すれば、観光客等の時間に追われていない利用者は自動車シフトする事から、ビジネス客だけで採算が取れる路線しか、定期便としては生き残れない。

空港の生き残り策としては、個人利用にシフトするしか無いであろう。軽飛行機の所有者を増やして、空の自由化を実現するというプランである。

国内の企業工場連携を実現するのに、東京大阪ハブとして移動しなければならないというのは効率が悪いし、かといって、僻地空港同士の直行便を定期運行するだけの需要は無い。航空会社依存して定期便を飛ばす事が出来ないならば、企業や個人の利用者を増やすしかない。さもなければ、空港を廃止するという事になるであろう。

日本の空を、日本企業が作った飛行機がたくさん飛ぶようにするというのは、工業国家として、挑む価値のある挑戦と言える。

地方空港を存続させるには、利用者を増やさなければならない。工業を空に進出させ、ライセンス制度や安全な航法装置といった技術革新を行うように働きかけるか、空港を廃止して更地に戻すかは、日本産業地方がどのように考えているかという目安になるであろう。


鳩山内閣の新閣僚記者会見が行われたらしいが、聞いた限りでは、国旗に礼をしたのは官房長官と国交相と国家公安委員長だけだったらしい。さすが、日の丸を切り刻んで党旗をでっち上げ政党大臣諸君だけあって、国旗に対する作法すら知らないようである。公式の式典での作法が危ないということである。この内閣は、海外の式典で恥を晒す前に、潰した方が良いかもしれんねぇ。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.9.17]

2009-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20090910190336

自己破産自殺という単語しか出てきてない時点で、養育費が非免責債権であることまでしか調べてないのではないかという気がする。

女房子どもを泣かせてしまうような手としては、自殺自己破産も大して変わらない。

自殺のほうが、そこで自分のやることがなくなる・気苦労もなくなる、という点で、あなたは楽になるかもしれない。が、残されたほうはたまったものではないのではないか。

夫として責任を持った行動を、ということであれば、自殺よりも、粛々と債務整理や調停に臨むべきだろうと思う。

 

自己破産以外の債務整理の方法はいくつもある。

家が残せる民事再生っていう手段もある。

自己破産・免責決定を受けて持家を手放し、残った養育費は全く支払わないという手もある。

いっそ何もせず、つまり養育費を払わず、残っている借金も返済せず、財産差し押さえられてもなすがまま、という手もある。

 

債務整理を行う上では、今のパートナーの協力は欠かせないでしょう。

でもそれはあなたが自殺した後でも同じこと。パートナーを失った後で、自宅を売却する手続きをし、夫の前妻へお金を支払う。これを全部、残った遺族がやらないといけない。これはきつい。

 

どうせきついのだったら、あなたと一緒のほうが、幾分楽なのではないかと思います。

気力が残っているうちに、どうかパートナーの方とよく話し合ってみられてはいかがでしょうか。

お金のことで死ぬ必要なんかないですよ。必ず、何らかの手があるはずです。

 

債務整理については、その手の本を一冊読んでみることをおすすめします。

http://www.nekojiro.net/osusume.html とか、宇都宮健児 弁護士の本とか。

2009-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20090511201025

大企業は影響大きいから潰せない」ってのは裏を返すと「中小は影響少ないから潰れてもいいよ。なんなら首つっても」ってことだよな。

これ個人に直すと「金持ち税金たくさん払ってるから大事にするけど、年金だのみの貧乏老人や非課税世帯生活保護世帯はむしろ財政圧迫して邪魔なのでさっさと死んで下さい」ってことだよな。


さらに不思議なのは「大企業は影響大きいから潰せない」理論に同意する奴にかぎって自己責任論者だったりするんだよな。なんだそれ。大企業自己責任で潰れろというか民事再生なりチャプター11なりさっさと使えよ。散々自己責任市場労働者を食い物にして、都合の悪いときだけ税金に頼るんじゃねえっての!

あーーー!やっぱり大企業への資本注入ってオカシーじゃねえか!!!

2009-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20090502015137

法律家いうなら、民事再生云々の話するだけじゃなく、

情報開示請求して自殺を未然に防ぐとか行動してほしいけれどな。

2009-02-24

公的資金株式を買い上げろという話。

経団連がまたしてもやらかしたらしい。

 株価の低迷で含み損が発生していて、本業利益を全部食われてしまっていて、赤字決算になって役員賞与が貰えないという事で、株価公的資金で維持して欲しいという主張である。無論、こんなに正直には言っていない。建前として、金融機関自己資本比率が低下して融資ができず、資金繰りに困って倒産する所が出てきているから、株価を維持する為に銀行等保有株式取得機構のような仕組みで、公的資金で買い上げろとしている。

 しかし、失われた10年の間、ダム論で企業を優遇しても、景気は回復しなかったし、融資商工ファンドサラ金といった、高金利の性質の悪い所が増えたばかりで、金融機関は、国債地方債や外債を買ってばかりで、融資なんてしていなかった。不動産デベロッパーですら、外資系金融機関からしかファイナンスができなかったし、外資系金融機関クレジットクランチを起こした後は、資金がショートして、未完成物件投げ売りやら民事再生やらでごたごたしている状態にある。

 こんな状況でPKO(Price Keeping Operation)を再びやってくれというのは、持ち合い株の含み損を減らしたいというだけでしかない。

 そもそも、金融機関や事業会社が、他の企業株式を抱えているという点が間違っているのであって、株価の低迷で持ち合い株の含み損が発生し、決算が軒並み悪化して、さらに株価が低迷するというスパイラル現象は、株式の持合によって状況を悪化させているというだけでしかない。株価の低迷が原因であるが、それを、自律的回復が難しいほど波及効果を発生させてしまうようにしたのは、持ち合い株という手法を選択しているからでしかない。

 時価会計以前は、持ち合い株は簿価で帳簿に載せられ。株価が上昇している時には、簿価を時価にして益出しするという手口で、本業の失敗を糊塗できていた。それを覚えてしまっているのであろう。そして、与党株主を増やすのにも、株式持ち合いは有効であった。

 株主と向かい合う事を避け、過去成功体験にしがみついているから、こういう発想しか出てこないのであろう。

 公的資金株式を買い上げた後を、どのように考えているのであろうか。企業国有化が望みなのであろうか。買った株式は、いずれ、市場に出さなければならない。買った時以上に株価を引き上げるには、無能な経営者管理職の首を切り飛ばすのが、まず重要である。公的資金で株を買え、でも、株主権は行使するなというのであろうか。だとすると、公的資金で株を買う以前の問題として、そのような企業市場から退場させるべきとなる。

 昔の経済人には、国家を支え人民を食べさせているのは我々だという矜持があった。政治行政税金で雇っている召使いに過ぎないと言う、プライドと実力があったのだ。税金からお仕事を貰い、規制や許認可で参入障壁を築いて縄張りに汲々とするような小商人ばかりになってしまったのは、どこで間違えたのであろう。

2008-01-16

株価補完計画

振れた円高は、製造業を傷つけ

歪めあうサブプライムは、銀行を壊す

金利を上げた報いと共に、景気後退が舞い降りる

株価崩壊した新興企業は再び立ち上がることができるのか

全てを拒絶した日銀は、快楽とともに何を見るのか

現存する株式に、保有する意味はあるのか

新世紀ジャパンエコノミー劇場版DEATH&REBIRTH民事再生

残酷は、インフレの中に

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