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はてなキーワード: ドコモとは

2024-03-25

ドコモのポイ活オプション月額2200円

「競合他社はどんどんポイントをつけています!わが社もポイント施策を打ち出しましょう!」

「そんなわが社の利益を削るようなサービスはまかりならん!」

ピコーン!ひらめいた!ポイントが欲しいユーザーからは金をとりましょう!」

船頭多くして・・・でいろんな意見配慮した結果、ポイ活オプションなんてばかばかしいサービスが生まれたんだろうな。

2024-02-24

うちのお兄ちゃん(30歳こどおじ)の悲しき見栄

ドコモ携帯ショップで働いてるだけなのに親戚の人から仕事を聞かれたときに「あ…NTTです…亅っていうのマジでやめてくんないかな、昔から見栄っ張りだったけどおじさんになっても変わらないんだね…

2024-02-22

anond:20240222145448

てか、システムとセットでリコーとかドコモビジネスとかが売りに来るからね。iPhoneなんて絶対にセットにしないから。

大手なんか端末も自社で作ってる

https://www.kuraemon.com/

大方職人に「デジカメ?そんなものお前のスマホ撮影して、このGoogle Photoの共有にアップすりゃいらねえだろ。更新不可」ってパワハラかまして、反論喰らった腹いせに脚色してXに投稿

みんなにちやほやされて慰められたいとかそんなんだろ。

2024-02-03

anond:20240203085740

簡単にいうと、ジジイ社会の中心にいるからだろうな

ITに限らずだけど、新しい物が広まったりしていくにも、どうしても金と投資というのが必要になってくるけど、

新しい物に対して理解が低いジジイオッサンなどの古い世代は、そこへの投資価値というのも理解できてなかった

伝説迷言ドコモにはプラダフォンがある」からもわかるけど、新しい物が出ても古い物で代用できると考えがち

まったく違う物だという事が理解できないんだな

そういうのが積み重なって、日本IT分野で立ち遅れた

あんだけ世界的な電気機械家電メーカーがあったのに軒並みダメになってるのはそういう事だろうと思う

2024-01-17

MNP実質〇円レンタル契約で返却したスマホ、どこに消えた?

いやまぁiPhoneはわかるよ

ドコモauSoftbankとその廉価キャリアUQY!mobile中古販売しているからね

問題Androidガチでどこに消えた?

回収してもiPhoneほどリセールバリューいか倉庫で死蔵してるの?

2024-01-08

プチ老害

会社の後輩のTwitter日常的にドコモ回線品質に関する文句

ここ最近になってコンビニ店員に対する文句ANAアプリが使いにくいという文句紅白でのけん玉根拠NHKの体質を批判してみたり確実に老害化してきてる。

早くして課長になったけど部長にはなれないのかな?

2024-01-01

anond:20231231110907

紙の地図使う人なんてスマホどころかガラケー時代もも絶滅してた

自身にとって)くだらない情報は、正しく修正更新されることが無いか不正確な内容であることが多いという事例

KDDIガク割ドコモを追い始めてた頃に大学生をしてて中古車に乗ってたけど、カーナビは当然搭載されてなかったから紙の地図を見てドライブしてたわ

周囲の車好きも、今じゃ必須装備になってる、ナビとかETCとかは装備していないことがたいていだったな(そのくせ、オービス感知器は付けていたりした)

2023-12-23

マツキヨ

おサイフポイントカード時代ドコモ圏外でも使えたのに

退化してるなぁ

2023-12-19

帰省したら、こたつにもぐりつつ家族スマホ料金をドコモ「irumo」にしておこう[Sponsored]

ふつう犯罪ワロタ

2023-12-18

anond:20231218102502

この件に関して2023年12月現在

NTTドコモ及び鉄道会社

誤報でした」の

お詫びを一切出していないんだよなあ。

俺らの機会損失を何だと思ってるの?!

2023-12-11

通信障害

もうドコモauソフバンと各sim契約してないと本当にネット難民になる時代になったな。キャリア変えると機器も変えなきゃで本当にめんどくせー

2023-12-05

歴史教科書ドコモauソフトバンクを載せるべきか

何れは21世紀最初20年くらいの流れについても歴史教科書に載せる日が来るんだろうけど

でもここ20年の中でスマホの普及については絶対に触れた方がいいのはわかる

じゃあドコモauソフトバンクキャリア争い等も書いた方がいいんだろうか

docomo.ne.jpは去年に日本で3番目に多く訪問されたウェブサイトらしいし(googleが1位でyahooが2位)

yahoo教科書に載せた方がいいならソフトバンクについても記述した方がいいかもしれないし

2023-12-04

Cat5eを使い切る未来はあるか?

要するに1Gbpsと10Gbps論争

最近10Gbpsを諦めて2.5Gbpsになってきているので、1Gbps越え論争の方が正しい

インターネット接続の1G越え対応

5/10Gbps提供はかなり広まっているのでここはそんなに問題無い

価格も1Gbpsと大して変わらない

実測としては10Gbpsは絶対に出ないが、2〜3Gbpsなら出る

ただし、それはスピードテストをしたときの話であってEnd-to-Endでそれだけでるかどうかは全く別の話になる

有線接続の1Gbps越え対応

高性能PCでは2.5Gbps対応NICが増えてきた

10Gbpsは依然としてまだまだだが、1Gbpsを越えるという意味では使えるようになってはい

またType-C接続のRJ-45ドングルも2.5Gbps対応が出てきている

無線接続の1Gbps越え対応

ノートPCだけでなくスマホでもWiFi 6(11ax)対応が増えてきている

11axなら理論上は最大9.6Gbps使えるが、これは160MHz帯域を8本同時利用した場合で、そんなPCは無い

現状では2本同時利用なので2.4Gbpsが上限となるので、1Gbps越え通信可能である

アプリケーション

本題のアプリケーションだが、単体で1Gbpsを越えるような通信をするアプリケーション存在しない

8K映像を非圧縮で送れば72Gbps必要だがH.265だとせいぜい100Mbps、将来的な規格では50Mbpsほどまで圧縮できる

10部屋あって全員が8K映像を同時視聴すれば1Gbpsを越えるかもしれない

オンラインゲームでは遅延を嫌ってUDPバカスカ送ることもあるが、それでも100Mbpsもあれば十分である

圧縮で送るとコーディング遅延がなくなるが、そもそも伝送遅延がバカみたいに大きいので圧縮しても大差が無い

一方でファイルなどの送受信では帯域幅がそのままダウンロードアップロード時間に直結する

5GBのイメージダウンロードする時間は1Gbpsから2.5Gbpsにすればまぁ半分ぐらいにはなる

オンラインストレージバカスカ使う人にとっては1Gbps越えが魅力的に思えるのだが

実際にはソフトウェア側の工夫(キャッシュなど)によってそれを体感できるかどうか怪しい

実際にDropBox, iCloudOneDriveはどれもよくできているので帯域幅による違いを感じにくい(細すぎるとダメダメだが)

将来性

モデム28.8kbpsで頑張っていた頃は1Mbpsも出れば夢のような未来が待っているという期待があった

ADSLで1〜10Mbpsもつかえ始めると「1Gbpsも使えるの?」と思っていたが実際には10Mbps越えの通信は十分に需要があった

なので今、「1Gbps以上必要あるの?」と思っていても、将来的には必要になるかも知れない

否定はしないが、1〜10Mbpsの頃から4K8Kの話やクラウドストレージのような話はあって

将来的に1Gbpsが使えたときの利用方法は山のように案があった

今、10Gbpsの利用法として合理的ものは知る限り全くない

特にコーディングに関する技術が進みすぎて映像伝送に帯域が不要となったのが大きいように思う

何より1Gbpsの状況が10年以上続いているのが好例だと思う

ネットワーク業界未来

伝送スピードよりも接続の確実性の方が圧倒的に需要が高い

特に5Gでモバイル網のスピードが固定網に追いついてしまっているので

ハンドオフ等を考えれば全て5G(もしくは6G)でカバーする方が接続性・速度ともに満足度が高い

5Gアンテナを多人数で共有している限りは速度上昇は見込めないので

この業界に求められているのは5GC内蔵の屋内5GプライベートアンテナをeSIM認証自由ハンドオフできる世界線だと思う

WiFiの設定もいらないし契約も一本化できる

PCにeSIMが入るようになれば屋内でも屋外でもシームレスネットワーク接続できるし

スタバWiFiに繋がらなかったりドコモフリーWiFi勝手に繋がってLINEが来ない、という未来もなくなる

ただ、そのときであっても家庭の屋内配線は1Gbpsで十分である

マンション店舗のように複数人で共有するなら当然1Gbps以上の回線必要だが、伝送距離を考えればファイバーの方が有利である

ということでLANケーブルはCat5eで打ち止めではないか、というのがここ10年ぐらいの温度感だと思う

2023-11-29

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか


なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西メーカーAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話基地局生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。

 

で、よく知られているように日本携帯電話1999年iモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済もできて音楽を聞いてテレビまで見れて、もちろん防水でアプリまで動かすことができた。カッチリ作られた二つ折りやスライド機構は触ってるだけで楽しかったし、こんな携帯日本メーカー以外どこも作れなかった。

 

まあそれがガラパゴスと言われて後々の衰退につながるんだけど、実際はドコモガラパゴスを良しとしてなくて、iモードを普及させようとして海外携帯キャリアガンガン出資していたし(その大半が失敗して莫大な損失が生じた)、ドコモ進出と同時に日本メーカーは高機能携帯世界に売り込もうとした。でも結局どれもうまく行かなかった。なんとか海外地盤を築いていたのはソニー・エリクソン三洋くらいで、三洋アメリカスプリントCDMA携帯を輸出してそこそこのシェアを取っていた。ライヴァルであるモトローラとかサムスン携帯を買って研究していたのが懐かしい。

 

後にAndroidiPhoneがすごい勢いでエコシステム世界に広げていくのを見ると、どうしてiモードにはそれができなかったのかなと思ったりする。まあでも日本メーカーの小さな筐体にぎっちりと機能の詰まった携帯は、個人的にはサイバーでありジョリーグッドで今でも好きなのだが、海外はいまいち受けなかったし、ドコモおんぶにだっこで儲けていたNECやらパナやら富士通は、お付き合い程度にしか海外進出をする気もなかったようだ。

 

当時すでにスマートフォン海外ではそこそこ普及しており、SymbianとかPocketPCとかBlackBerryなんかの端末は結構海外ビジネスマンは使っていた。しか日本はいわゆる「ガラケー」のデキが良すぎてほとんど普及せず。シャープWindowsCEを積んだW-ZERO3を出してたくらい(持ってた)。

 

で、2010年追記2008年の間違いだった、申し訳ない)ついにiPhone日本で発売。もちろん俺は買った。当時ソフトバンクの独占発売だった。よく知られているように、当時の論調は「iPhoneより日本ガラケーの方がずっと高機能」で、こんなものは驚異にはならないという話だった。確かにiPhoneはすぐに電池が切れるし、FeliCaも防水もワンセグもなし。文章コピペもできないダメケータイだった。実のところ俺自身も使ってみて、こんなダサいもの日本携帯に勝てるもんかと思った。しかソフトバンクiPhone未来イメージシンプルで安い料金プランでガンガン攻めてきて、audocomo対応せざるを得なかった。

 

まもなくシャープ富士通東芝ソニーNECなどが次々とAndroidスマホ発売。このあたりの大混乱の思い出はブコメでもよく見るけど、未だにどうしてこうなったんだと思わざるを得ない体たらくだった。iPhoneに対抗するためにキャリアワンセグFeliCaの搭載を求めたために、開発は難航。第一Androidの開発をしたことがある人なんていなかったし、そもそもスマホなんて作ったことなかったのだった。納期に間に合わせるためにやっつけて作ったソフト不具合連発。一体何であんなもんを作ったのか未だにわからない、メガネケヱスと言われて1円でばらまかれたシャープの端末、まともに動いた時間のほうが少ないと言われたレグザフォン、ホッカイロスマホと言われ東京湾在庫が沈められたと噂されたアローズ。この頃俺は端末の開発からは遠ざかっていたけど、何人が死んでるんだろうと思うくらい現場悲惨だったようだ。

 

それでも各社はなんとしてでもiPhoneに抗おうと必死だったようだ。AndroidiOSはほぼ同時期に出てきているんだけど、端末開発では若干iOSが先んじたが、実際のところ世界ではスマホシェアはあっという間にAndroidiPhoneを抜き去っている。しか日本Android勢はソニーエリクソンを除けば総崩れで、iPhoneを扱うソフトバンクへの流出が止まらない。まずauiPhone4を扱うことに。docomoは当初ツートップ戦略というサムスンソニースマホで推す作戦に出たが、それによってパナやNECといった古くから携帯を作ってきたメーカーが脱落。その後2013年Appleに屈した。その契約屈辱的な内容だったらしく、日経は「不平等条約」と書いた。専用の売り場を設けたりといったよく知られている事に加えて、一説によると販売する端末の3~4割がiPhoneでなければならないとか、iPhoneのために莫大な広告宣伝費負担するなどである。未だに日本ではiPhoneが発売されるとaudocomoiPhoneCMを流すが、あれにはAppleは1銭も出していない。全部キャリアの持ち出しである。彼らの強欲なやり方を告発した、「アップル帝国の正体」という本が出たのもこの頃だ。

 

結局の所キャリア各社はこの契約を履行するために、iPhone用のお得な料金プランや分割購入プランを作り、窓口でも積極的に売り込んだ。初期のAndroidスマホのできの悪さを見聞きしてきた人たちは一斉に乗り換えていった。キャリアはいままで苦楽をともにしてきた日本メーカーをあっさりと見捨ててApple推しまくった。この頃はAndroidの開発もこなれてきて割とマシなスマホ日本メーカーも作れるようになってきたが、もうキャリア消費者も見向きもしなかったのだ。実際iPhoneは使いやすかったし、膨大なCM提灯記事キャリアショップのど真ん中で扱われたことで、もうスマホを買うことはiPhoneを買うことと同じくなっていく。

 

もうこうなるとiPhoneなしでは全くキャリア戦略は成り立たない。今に至るまでApple契約した屈辱的な関係を捨てることはできず、結局の所3キャリアAppleの言いなりになって莫大な国富を貢ぎ続けた。まあ彼らのやり方がうまかったといえばそうなんだが、こんな事になってしまった国は日本くらいで、いまやアメリカをもしのぎ世界で最もiOSシェアの高い国である。他の国ではiPhoneは一部の富裕層の持ち物であり、安くて高性能なAndroidスマホがとっくに主流になっている。iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れであり、中国メーカーの作るAndroidがいまや先端を突っ走っているが、日本ではなぜか多くの人がiPhone最先端で最高性能と信じ続けた。

 

結果として、この給料のまるで上がらない国で、値段が上がり続けるiPhoneは売れ続け、日経が「最新のiPhone日本人平均給与の6割」という記事を書くまでになった。まあ別に何を買おうと勝手なのだけど、貧困女子といったタイトルがつく報道カップラーメンをすすっている人が持っているスマホが、10万円近いiPhoneだったりするどこか歪んだ社会になってしまった。最近も同僚から家族みんなでiPhoneを買い換えるので40万かかる」との嘆きを聴いた。OPPOあたりにしとけば全員分買っても10万で済みそうなのだが、その選択肢は彼らにはない。

 

とにかく日本キャリア総務省の顔色を伺いながらiPhoneを売るだけのAppleポチになってしまった。audocomo傲慢な連中だったが(もっと言えばNECもパナもry)、Appleはそれに輪をかけて傲慢クズ会社である。彼らが電気電子産業が壊滅した焼け野原日本から、ケツの毛一本までも利益をむしり取っていく現状は悲劇しか言いようがない。一社支配的な力を持つ市場はろくなことにならないという証左であろうが、もっともそのクソに完膚なきまでに負けたのも我々である。ほんとすみません

 

俺は岐阜のS社の研究所と虎ノ門DDIポケット本社を往復してた時代から、百花繚乱のごとく日本携帯が咲き乱れた黄金期を生きて、それらが全部Appleになぎ倒されていく歴史の中に身を置き、どうしてこうなってしまったのか、どこでどうしたら良かったのかと今も思う。しばらくはiPhoneに使われる部品日本製が多かったが、今や台湾韓国にも負けてしまった。スマホCPUを作れたのはルネサスだけでそれも一世代消滅メモリ液晶もだめになって、今やNANDとMLCCくらいか。最終製品を失った日本にもう一度半導体をと言っても虚しく響く。

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか


なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西メーカーAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話基地局生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。

 

で、よく知られているように日本携帯電話1999年iモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済もできて音楽を聞いてテレビまで見れて、もちろん防水でアプリまで動かすことができた。カッチリ作られた二つ折りやスライド機構は触ってるだけで楽しかったし、こんな携帯日本メーカー以外どこも作れなかった。

 

まあそれがガラパゴスと言われて後々の衰退につながるんだけど、実際はドコモガラパゴスを良しとしてなくて、iモードを普及させようとして海外携帯キャリアガンガン出資していたし(その大半が失敗して莫大な損失が生じた)、ドコモ進出と同時に日本メーカーは高機能携帯世界に売り込もうとした。でも結局どれもうまく行かなかった。なんとか海外地盤を築いていたのはソニー・エリクソン三洋くらいで、三洋アメリカスプリントCDMA携帯を輸出してそこそこのシェアを取っていた。ライヴァルであるモトローラとかサムスン携帯を買って研究していたのが懐かしい。

 

後にAndroidiPhoneがすごい勢いでエコシステム世界に広げていくのを見ると、どうしてiモードにはそれができなかったのかなと思ったりする。まあでも日本メーカーの小さな筐体にぎっちりと機能の詰まった携帯は、個人的にはサイバーでありジョリーグッドで今でも好きなのだが、海外はいまいち受けなかったし、ドコモおんぶにだっこで儲けていたNECやらパナやら富士通は、お付き合い程度にしか海外進出をする気もなかったようだ。

 

当時すでにスマートフォン海外ではそこそこ普及しており、SymbianとかPocketPCとかBlackBerryなんかの端末は結構海外ビジネスマンは使っていた。しか日本はいわゆる「ガラケー」のデキが良すぎてほとんど普及せず。シャープWindowsCEを積んだW-ZERO3を出してたくらい(持ってた)。

 

で、2010年追記2008年の間違いだった、申し訳ない)ついにiPhone日本で発売。もちろん俺は買った。当時ソフトバンクの独占発売だった。よく知られているように、当時の論調は「iPhoneより日本ガラケーの方がずっと高機能」で、こんなものは驚異にはならないという話だった。確かにiPhoneはすぐに電池が切れるし、FeliCaも防水もワンセグもなし。文章コピペもできないダメケータイだった。実のところ俺自身も使ってみて、こんなダサいもの日本携帯に勝てるもんかと思った。しかソフトバンクiPhone未来イメージシンプルで安い料金プランでガンガン攻めてきて、audocomo対応せざるを得なかった。

 

まもなくシャープ富士通東芝ソニーNECなどが次々とAndroidスマホ発売。このあたりの大混乱の思い出はブコメでもよく見るけど、未だにどうしてこうなったんだと思わざるを得ない体たらくだった。iPhoneに対抗するためにキャリアワンセグFeliCaの搭載を求めたために、開発は難航。第一Androidの開発をしたことがある人なんていなかったし、そもそもスマホなんて作ったことなかったのだった。納期に間に合わせるためにやっつけて作ったソフト不具合連発。一体何であんなもんを作ったのか未だにわからない、メガネケヱスと言われて1円でばらまかれたシャープの端末、まともに動いた時間のほうが少ないと言われたレグザフォン、ホッカイロスマホと言われ東京湾在庫が沈められたと噂されたアローズ。この頃俺は端末の開発からは遠ざかっていたけど、何人が死んでるんだろうと思うくらい現場悲惨だったようだ。

 

それでも各社はなんとしてでもiPhoneに抗おうと必死だったようだ。AndroidiOSはほぼ同時期に出てきているんだけど、端末開発では若干iOSが先んじたが、実際のところ世界ではスマホシェアはあっという間にAndroidiPhoneを抜き去っている。しか日本Android勢はソニーエリクソンを除けば総崩れで、iPhoneを扱うソフトバンクへの流出が止まらない。まずauiPhone4を扱うことに。docomoは当初ツートップ戦略というサムスンソニースマホで推す作戦に出たが、それによってパナやNECといった古くから携帯を作ってきたメーカーが脱落。その後2013年Appleに屈した。その契約屈辱的な内容だったらしく、日経は「不平等条約」と書いた。専用の売り場を設けたりといったよく知られている事に加えて、一説によると販売する端末の3~4割がiPhoneでなければならないとか、iPhoneのために莫大な広告宣伝費負担するなどである。未だに日本ではiPhoneが発売されるとaudocomoiPhoneCMを流すが、あれにはAppleは1銭も出していない。全部キャリアの持ち出しである。彼らの強欲なやり方を告発した、「アップル帝国の正体」という本が出たのもこの頃だ。

 

結局の所キャリア各社はこの契約を履行するために、iPhone用のお得な料金プランや分割購入プランを作り、窓口でも積極的に売り込んだ。初期のAndroidスマホのできの悪さを見聞きしてきた人たちは一斉に乗り換えていった。キャリアはいままで苦楽をともにしてきた日本メーカーをあっさりと見捨ててApple推しまくった。この頃はAndroidの開発もこなれてきて割とマシなスマホ日本メーカーも作れるようになってきたが、もうキャリア消費者も見向きもしなかったのだ。実際iPhoneは使いやすかったし、膨大なCM提灯記事キャリアショップのど真ん中で扱われたことで、もうスマホを買うことはiPhoneを買うことと同じくなっていく。

 

もうこうなるとiPhoneなしでは全くキャリア戦略は成り立たない。今に至るまでApple契約した屈辱的な関係を捨てることはできず、結局の所3キャリアAppleの言いなりになって莫大な国富を貢ぎ続けた。まあ彼らのやり方がうまかったといえばそうなんだが、こんな事になってしまった国は日本くらいで、いまやアメリカをもしのぎ世界で最もiOSシェアの高い国である。他の国ではiPhoneは一部の富裕層の持ち物であり、安くて高性能なAndroidスマホがとっくに主流になっている。iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れであり、中国メーカーの作るAndroidがいまや先端を突っ走っているが、日本ではなぜか多くの人がiPhone最先端で最高性能と信じ続けた。

 

結果として、この給料のまるで上がらない国で、値段が上がり続けるiPhoneは売れ続け、日経が「最新のiPhone日本人平均給与の6割」という記事を書くまでになった。まあ別に何を買おうと勝手なのだけど、貧困女子といったタイトルがつく報道カップラーメンをすすっている人が持っているスマホが、10万円近いiPhoneだったりするどこか歪んだ社会になってしまった。最近も同僚から家族みんなでiPhoneを買い換えるので40万かかる」との嘆きを聴いた。OPPOあたりにしとけば全員分買っても10万で済みそうなのだが、その選択肢は彼らにはない。

 

とにかく日本キャリア総務省の顔色を伺いながらiPhoneを売るだけのAppleポチになってしまった。audocomo傲慢な連中だったが(もっと言えばNECもパナもry)、Appleはそれに輪をかけて傲慢クズ会社である。彼らが電気電子産業が壊滅した焼け野原日本から、ケツの毛一本までも利益をむしり取っていく現状は悲劇しか言いようがない。一社支配的な力を持つ市場はろくなことにならないという証左であろうが、もっともそのクソに完膚なきまでに負けたのも我々である。ほんとすみません

 

俺は岐阜のS社の研究所と虎ノ門DDIポケット本社を往復してた時代から、百花繚乱のごとく日本携帯が咲き乱れた黄金期を生きて、それらが全部Appleになぎ倒されていく歴史の中に身を置き、どうしてこうなってしまったのか、どこでどうしたら良かったのかと今も思う。しばらくはiPhoneに使われる部品日本製が多かったが、今や台湾韓国にも負けてしまった。スマホCPUを作れたのはルネサスだけでそれも一世代消滅メモリ液晶もだめになって、今やNANDとMLCCくらいか。最終製品を失った日本にもう一度半導体をと言っても虚しく響く。

セルフレジでパケ詰まり

ドコモじゃないのに

ライフの地下は5Gが入らないかレジ前のイートインでYouTube見てる子とかいるとトラヒック限界になるんだろな

俺は一ミリも悪くない

2023-11-17

anond:20231117095130

大手通業者」の時点で3つぐらいしかない気がするが、最近終わってるといえばドコモかな

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