「栄養」の検索結果(7,026件)

2024-10-21

なんとなくひだるし

プロテインパウダーでも摂取するですか?プロテインパウダー摂取するのは一つの方法です。体に必要栄養補給し、夕方サイクリングに備えることができます運動は体を活性化させ、気分をリフレッシュする効果がありますので、サイクリング気分転換にも最適です。

2024-10-20

anond:20241020232938

そうなの?!ググってみた

食洗機の中に発生するピンク色のヌメリは、酵母菌の一種であるロドトルラが汚れを栄養にして繁殖したものです。」

ロドトルラ?!怪獣っぽい名前

クエン酸が効くらしいことも知った。ありがとう

anond:20241018134744

数字上のシミュレーションですね。

もう20年ぐらい前になるかな。

早期リタイア(今風に言えばFIRE)したかったので、食のコストを極限まで下げても健康的な暮らしができるには、どうすればいいか検証していてね。

カロリーメイトだと国の定める栄養素には足りない部分があって、じゃあそれを含んでいる一番安い食材は何かということで、バナナ紅茶ということになりました。

2024-10-19

いつも玄米食なんだけど、久しぶりに白米食ったら腹壊した

野菜の代わりとして玄米を食ってる

10kg5000円とかするけど野菜買って半分腐らせるよりだいぶ安い

知り合いから白米を2kg程貰って、炊いて食ったらあまりの柔らかさと栄養吸収の早さで腹壊した

ダルビッシュ

なんとなくダルビッシュ

出品した商品がなかなか売れず、外は雨が降っているという状況では、気分も沈みがちになります

そんな時は、プロテインを飲んでリフレッシュです。栄養補給をしながら、次の行動に移るエネルギーを蓄えましょう。

天気が悪い日は、室内でできる活動に集中するのも良いでしょう。

例えば、オンラインマーケットでの販売戦略見直したり、商品写真を撮り直すなど、販売促進につながる作業時間を使うのです。

雨の日が、次の晴れの日に向けての準備期間となるように、前向きな気持ちで過ごしう。

絵描きというのはAIデータを吸い出されるための言わば栄養分みたいなもの

グズグズいわずにさっさとあなたの才能を差し出しなさい

そうすることで、結果としてあなた創造物は永遠に息づくことになるのですよ?

なぜそれわかりませんか。

2024-10-18

anond:20241018134331

ひとつうんこばかり食べていたら栄養が偏るから適度に別のうんこも食べようねが選挙だぞ。

2024-10-17

anond:20241017133748

カロリーメイトは、

カロリーメイトだけで食べて、1日の栄養摂取することはお勧めしません。」

ってWebサイトに書いてるな。

あくま食事バランスよく取るのが基本でカロリーメイト食事の補助だ、みたいなこと。

anond:20241017143549

カロリーメイトしかろくに食えないような状況で生活してると、俺はなんかすごい心がすさむし風邪をひきやすくなる。

因果はよくわからん。そういう状況だから体調を崩すのか栄養が足りないから体調を崩すのか。

普通食事を増やすと治るのでタンパク質が足りなさすぎるのが原因だと俺は思う

anond:20241017133748

ビタミンは不可欠な微量栄養素って意味から文字通り不可欠、足りないものが一つでもあったらアウトなんだよ。

カロリーメイトベースブレッド栄養成分比較

カロリーメイトだけで、あるいはベースブレッドだけで、必要栄養素が摂取できるか調査してみた。

成人男性の一日の必要摂取カロリーは約2200kcalなので、カロリーメイトチーズ味)とBASE BREAD(プレーン)のそれぞれ2200kcal分の栄養素を表にして比較してみた。栄養素として五大栄養であるたんぱく質・脂質・炭水化物・無機質・ビタミンを列挙した。無機質は必須ミネラル7種(カルシウムリン硫黄カリウムナトリウムマグネシウム塩素)を調べるが、硫黄データに無かったので項目から削除し、ナトリウム塩素は代わりに食塩相当量の項目とした。ビタミンは何を列挙すべきかよくわからなかったので、データがあった項目を適当に並べた。

ちなみに、たんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)による摂取カロリーバランスPFC比率といい、理想バランスはP:13~20%、F:20~30%、C:50~60%である摂取カロリー摂取量)に換算すると、P:286~440kcal(71.5~110g)、F:440~660kcal(48.9~73.3g)、C:1100~1320kcal(275~330g)である

栄養カロリーメイトBASE BREAD目安量
カロリー[kcal]22002200-
たんぱく質[g]46.2(P:8.4%)148.5(P:27%)-
脂質[g]122.1(F:49.95%)77(F:31.5%)-
炭水化物[g]234.85(C:42.7%)247.5(C:45%)-
食物繊維[g]1137.4目標20以上
食塩相当量[g]5.173.3目標量7.5未満
カルシウム[mg]11001243750~800、耐用上限量2500
リン[mg]55018151000、耐用上限量3000
カリウム[mg]5505291目標量3000以上
マグネシウム[mg]275726340~380
ビタミンA[μg]2117.52475850~900
ビタミンB1[mg]3.34.41.1
ビタミンB2[mg]3.854.41.7
ビタミンB6[mg]3.855.51.5
ビタミンB12[μg]6.66.64.0
ビタミンC[mg]275660100
ビタミンD[μg]15.415.410
ビタミンE[mg]17.630.86.5
葉酸[μg]6601155240

目安量は厚生労働省日本人食事摂取基準2025年版)を参考にした。→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html

2024-10-15

信号オールレッドってそんなに面白いか?

ネットの一部でやたらと評価がいいけど、単なるテンプレワンアイディア系のラブコメしかないだろ。

作品舞台はよく言えば読み切りにちょうどいいサイズにありがちだけど、悪く言えばテンプレしかなくて目新しさがゼロ

主人公ヒロインの主張も見覚えがあるものばかりで別にこの作品でなきゃ摂取できない栄養は含まれてない。

読み切りに求めるのがあくま読み切りサイズコンパクトさでテンプレ展開を楽しく味わうことならこれで満足なのかな?

でも俺は読み切りであっても、というか読み切りからこそ、普通の連載作品ではやれないような強烈なワンアイディアを持って世の中をぶん殴りに来て欲しかった。

ボーイがガールとミーツして幸せになりましためでたしめでたしというのは王道すぎて全く俺の心に響かなかったよ。

ヒロイン可愛いし、話は読みやすいし、特にキャラ言動違和感もなく、作中のコンパクト世界矛盾はなく、それでいて漫画的な嘘も感じられた。

主人公覚醒していく展開からテンポの良さは好きな作品に「住めば都のコスモス荘」を上げているだけのことはあると感じられてこの作者の目指すものも見えたよ。

でもね、それだけなんだよね。

この作品を読んで「これは本当に凄い!これをまだ読んでない人は人生を0.01%だけど損してるよ!」と騒ぎたてられるようなものですらない。

良い作品だったよ。

でもね、僕はこう言わせてくれる作品出会いたいんだ。

全然良くなかった最高だった!!!」とね。

良い作品だったということ、それが残念なんだ。

君なら最高を目指せたかも知れないのに。


読めるで

https://x.com/jump_henshubu/status/1846113873021038800

2024-10-14

子供の頃から体が弱かった。でも、親に病院に連れて行かれず検査も標準治療も受けられず自然療法で真逆対処をされどんどん悪化していった。最初にきちんと治療を受けていたら治っていたであろう子供にはよくある不調だけど、長期化したせいで体質や臓器に変化があって治らなくなってしまった。

私が歳の離れた末っ子で、上のきょうだいの時に色々あって親が医療不信に陥っていたのも原因の一つだと思うけど、そもそも親が症状に気付いていなかった、訴えても大したことないとスルーされていた。大人になった今、子供あんな症状出てたらスルーするなんてあり得ないと思う。

当時はちゃん認識してたはずなのに、今当時のことについて親に言うと「知らなかった」「気付かなかった」とびっくりされる。体調のことだけじゃなく、学校でのトラブルとか、きょうだい間のトラブルも、当時ちゃんと私は訴えて、親も認識した上でスルーしてたのに知らなかったと驚かれる。どういう認知の歪みなんだろう。

子供の頃は私のコンプレックスを指摘してくる大人が嫌だった。健診で体を見た看護師複数スタッフを呼んでヒソヒソとなにかを話し合う中ジロジロと観察されたのも嫌だった。でも今思えばあれは、ネグレクト心配してくれてたんだと思う。その時は居た堪れなくなって逃げるように帰った。何人か、助けになろうとしてくれた大人がいたけど、恥ずかしい部分を指摘してくるデリカシーのない人だと遠ざけてきた。

申し訳ないと思うと同時に、私だけではなく、おそらく世間を知らないが故に他人からの指摘に対して「恥ずかしい」「隠したい」と感じて助けを拒んでしま子供は多いんじゃないか想像して辛くなった。自分が誰かを助けたいと思った時に、そういうところまで気を配れるだろうか。

親には病院の代わりに街の漢方薬局に連れて行かれ、月に数万も払って毎日100錠近い漢方の錠剤と液体の薬を飲まされていた時期もある。半年くらい大量の薬を飲んでも全然改善しないストレスODをした。元々薬に対して抵抗がある親なのでそれをきっかけにすんなりとやめられたものの、これだけ薬を飲んでも治らないしストレスODするのだから治療は無理だと判断されて、また治療は遠のいた。

世の中の自然療法に傾倒する人と違い、うちの親は医療病院で処方される薬を警戒するわりに市販薬はどんどん飲ませるし、特にユンケルのような栄養ドリンクは元気が出るからと親に勧められて10代の頃は毎日のように飲んでいた。そして親は私にお金時間をかけたくないわけではないし、過保護過ぎるところもあった。歯列矯正をしたいと言った時は100万近い矯正費用をポンと出してくれたし、免許を取った時は新車を買ってくれて、お菓子ファストフードにも娯楽にも制限はなかった。衣食住で困ったことはない。だからこそなぜ私の症状をスルーしたのか全く理解ができない。矯正や車に関しては見栄を張りたかっただけなのかもしれないけど、見栄を張りたいなら子供学校病院ネグレクトを警戒されるほどの見た目になっていても放置するだろうか。

ちなみになぜか子供予防接種ちゃんとやるべきという意識が強くて、予防接種だけはちゃんコンプリートしてるのでそこだけは助かった。

今は私も大人になって自分治療方針を選べるので、きちんと病院に行き、ちゃんと標準治療を受けている。その過程で、症状が長期化してたから臓器に異変があってもう完治は無理だとわかったり、自覚症状がなかった先天的な異常が見つかったりして、ショックを受けた。

私の病気治療をしなかったことに関して親は「あの頃は精神的にも時間にも余裕がなかった」とか言うけど、今も親は「子供病院で処方されるような強い薬を使うなんて」と言うし、私が薬を飲んでいると親は色々言ってくるから、余裕だけの問題ではないことははっきりとしてる。なぜ余裕がなかった(余裕があったら治療してた)と言うのかがわからない。

そして薬を飲んでることをとやかく言われる度に、親が子供の私を病院に連れて行き標準治療を受けさせていたら、今こんなに大量の薬を飲まなくても済んだんじゃないかと、悔しくて腹が立つ。大人になった今も薬がなければのたうち回るほどの症状なのに、病院へ行く、薬を飲むという選択肢を与えられず症状と真正から闘わなければならなかった子供時代の私が可哀想で仕方ない。

自分子供を持つなら標準治療を受けさせたいし、体調不良を起こしてないか気を配りたい。普通のことだと思う。でもそうすると、その普通のことをしてもらえなかった子供時代自分と向き合わなければいけないので、子供を持つことはできないと確信してる。

anond:20241014004111

男が早死にする理由簡単じゃん。

男ってラーメンとかケンタとか、塩分がすごくて油と炭水化物特化型の食事を好むし、爺は栄養学とか調理とか習ってなくて自炊できる教育を受けてないから、塩分過多野菜不足の成人病死ぬ

独身だと医者に行くように助言する人もなく、発見してもらえないから助かれない。

女の独身長生なのは多分、出産DVで亡くなりにくいのと、長生きな女性は夫に先立たれて独身死ぬからでは。

anond:20241013014415

ボランティアで人とかかわる(自治会消防団も含む)

下の人教育をお手伝いする

③上の人からなにか教わる

自分の体をメンテしつつその情熱を共有できる人とつながる(つまりテニスとかジムとか、なんなら医者とか栄養カウンセラーとか、料理教室とかだ)

究極に、ネットのある社会ではそれくらいしかできない

ネットのない国に移住高知県の山奥でトマトつくったりするってこと)

2024-10-13

anond:20241013201507

小松菜とセットで食うべきだ

小松菜栄養のβカロテンは脂溶性から

油揚げ食べ合わせたほうがいいぞ

anond:20241013065834

佐々木先生がよく言ってるのは「本文を読め」じゃなくて「総論を読め」じゃなかったかな。

あと食事パターンの削除について座長と構成員がどのように話し合ったかは第三回の議事録掲載されてるよ。

P.26-27

https://www.mhlw.go.jp/content/001237880.pdf



それから2025年食事摂取基準総論 p.18にこのように書かれてる。これを素直に読むと、食事摂取基準に取り入れられるほどの科学的根拠なり概念整理はまだまだで、今後の課題ですねって言っているように取れる。

から筋肉博士が言ってることはあながち間違ってはいないと思う。

3-3 行動学的・栄養生理学的な視点

食事摂取基準は主に栄養生化学的な視点から策定されている。しかし、食習慣やエネルギー栄養摂取量の健康影響を考えるためには、栄養生化学的な視点だけでなく、行動学や栄養生理学的な視点も久かせない。例えば、1日の中での食事回数(頻度)、特に朝食の有無が肥満2型糖尿病などの有病率に関与している可能性が報告されている。1日の中の食事間のエネルギー栄養素の摂取制合の違いがその後のメタボリック・シンドロームなどに関連したとする報告もある。また、食べる速さが肥満メタボリック・シンドローム糖尿病罹患発症に関与しているとの報告も存在する。しかしながら、この領域における知見を食事摂取基準に直接に取り入れるには更なる概念整理や研究必要であり、今後の課題であると考えられる。

anond:20241013065834

まとめ

  1. ベジファースト食事摂取基準から削除された理由は「栄養摂取に関連するものではないことから」だと、検討資料にはっきり明示してある。よって筋肉博士医師の主張は誤り。そもそも論として、法が定める食事摂取基準目的栄養素の基準値を定めることであるから野菜先食べは範囲外の論点であった。
  2. 範囲とはいえ一度は含めたものを削除した背景には、食事摂取基準がどんどん肥大化しているので、書き手側は編纂人材の不足で悲鳴をあげているし、読み手もついていくのが大変という課題が生じていたから。
  3. この課題解決すべく 、他の診療ガイドラインとの連携強化という形で、互いのガイドライン責任領域明確化が行われたようだ。野菜先食べは糖尿病対策メソッドなので、糖尿病診療ガイドラインに書くのが妥当ということになったのだろう。
  4. しかし、野菜先食べは糖尿病診療ガイドライン改訂でも削除されている。これは理由がはっきりしない。筋肉博士医師の言うとおり、「エビデンス不足がようやく露呈したから」かもしれない。
  5. だが、さら不可思議なのは改訂された新ガイドラインについての一般向け解説記事で、糖尿病診療ガイドライン策定委員が、野菜先食べの案内をしていることだ。これ見るに、「野菜先食べなんて意味いから削除した」という線はズレてそうに見える。
  6. ここで手がかりになるのは、糖尿病診療ガイドライン改訂方針として、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を上げること、ここに力が注がれているように見えることだ。
  7. 野菜先食べに関する記述は、改定前でも単独では立項されていない。旧版ガイドラインでは「食事の摂り方」というテーマで括って立項することで、野菜先食べを含む3つの異なる論点が一緒にされている。しかし、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するには、これらはきちんと分割し、一つ一つ立項する必要がある。
  8. 糖尿病診療ガイドラインからの削除の理由に関する増田説は、「野菜先食べ単独だけで立項するにはバリューが足らないと判断されたのでは? 臨床課題であっても重要臨床課題ではないということで不採用になったのでは?」というものである
  9. 野菜先食べに関する個人的意見としては、「食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけだろう」

ベジファースト食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

まとめ

から読み返したら、自分文章かなり読みづらかったので、

https://anond.hatelabo.jp/20241013084419

に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。

本文

厚労省より昨日公表された日本人食事摂取基準2025年版)について、ある糖尿病専門医解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。

Xユーザー筋肉博士💪Takafumi Osakaさん:

日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!


やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。

https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147

はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。

[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される

しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである

食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから改訂方針やら策定検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省

私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。

ベジファースト食事摂取基準から削除された本当の理由

実のところ、ベジファースト食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。

2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである

節が削除された理由検討会の資料にはっきりと書いてある。

栄養摂取に関連するものではないことから、章立てとして削除。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001177715.pdf

食事摂取基準策定根拠健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。

1. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項

2. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項

栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルかのことを指すので、野菜の食べ順なるものOut of Scopeなのだ。だから削除されたそれだけである

真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。

食事摂取基準が抱える問題点

「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」

食事摂取基準策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます

なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロ栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。

でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。

しかエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。

そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります

食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準策定に支障をきたすおそれがある

実際、2025年度の検討資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます

そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年改訂問題意識の1つだったわけですわ。

解決策:診療ガイドライン策定者との連携情報交換の強化

日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBMエビデンスベースメディシン)に基づく多種多様診療ガイドライン存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。

栄養素の基準策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドライン執筆されるという無駄が生じますさらに悪いことに、違う人が作っているわけだから食事摂取基準診療ガイドライン矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。

食事摂取基準診療ガイドライン連携して、お互いの責任範囲排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手負担書き手負担も軽くなる。そういうことになったんですね。

糖尿病診療ガイドライン2024年度版の改訂

偶然、糖尿病診療ガイドライン改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドライン食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。

2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています

2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています

理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準縄張り尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。

さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準糖尿病に関する記述から、ベジファーストから削除されたのはOut of Scope範囲であるためでした。となると、執筆責任糖尿病診療ガイドライン食事療法にあるはずです。

あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん

ベジファースト糖尿病診断ガイドラインから消えたのは、「エビデンス不足がようやく露呈」したからか?

最初筋肉博士医師ツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。

しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリード表現だと私は考えます

糖尿病診断ガイドライン食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間アクセスできる情報がありません。どういう意図情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。

しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事

を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事ポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会所属する食事療法の専門家京大教授であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。

内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドライン準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています

ベジファースト糖尿病の新診療ガイドラインから削除された真の理由

じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。  

2019年ガイドライン2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。

2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。

  1. 「総エネルギー摂取量をどのように定めるか?」 → 「糖尿病の血糖コントロールのためにエネルギー摂取量の制限を推奨すべきか?」
  2. 炭水化物摂取量が糖尿病管理に与える影響は?」→「 糖尿病の血糖コントロールのために炭水化物制限有効か?」
  3. 食物繊維摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために食物繊維摂取有効か?」
  4. 甘味料の摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために非栄養甘味料を使用すべきか?」

これらは2019年から2024年で変更された疑問文です。

診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています

かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定自身実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。

これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。

そんなわけで、2019年から2024年改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます

次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。

食事の摂り方は糖尿病管理にどう影響するか?

これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタアラカルト的な回答で、複数問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます

そんだけ2019年自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。

試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 糖尿病の血糖コントロールのために、Healthy Eating Indexの高い食事を推奨すべきか?
  2. 糖尿病の血糖コントロールのために、主食炭水化物最後に食べることを推奨すべきか?
  3. 糖尿病の血糖コントロールのために、規則正しい時間に3食を食べることを推奨すべきか?

ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています

日常診療において医療行為選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビュー実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。

3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています

で、結局ベジファーストすべきなの?

書籍佐々木敏データ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます

ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります

参考: A Review of Recent Findings on Meal Sequence: An Attractive Dietary Approach to Prevention and Management of Type 2 Diabetes

2024-10-11

性格キツくなった原因が睡眠不足食事だった

タイトルで大体完結してるが一応詳細も含めて

睡眠不足になるとめちゃくちゃイライラやすくなってちょっとしたことでもキレやすくなったりした

例えば物音がうるさかったら静かに注意すればいいものの怒鳴ったり自分の思い通りにいかなければすぐにイライラすることが多く、もちろんそんなことが続けば人間関係も上手くいかなくなるので自然に病んでいった

オマケ食生活も偏っていたので多分脳に行く栄養が足りてなかったんだと思う

とにかく短絡的でキレやす性格になっていった

で、スマホ依存も重度になりとにかくスマホスマホ人間関係ますますおざなりになっていってぼっちになった

特に人の癖(?)が無性に気になってイライラしてた、これは多分俺だけだと思うけど

そんな訳でメンクリに通うことになったのだがこの時は原因が分からなったので今まであったことを躁状態に近い感覚ペラペラと喋っていたことは覚えている

結局原因が分かったのだが、主治医曰く「睡眠不足は知らないうちに身も心も壊していく」ってさ

かに最初からネット依存気味で睡眠も足りなくなっていたけどモロに心壊れていったとはね

ちなみに初診時は夢と現実区別がついていないような感じだったらしい、どういう意味か詳しくは分からないけど

あと、早くスマホしたくて無性に家に帰りたかった時があったけど、あれは依存というより家に帰って寝たいという身体からサインだったのかもしれない

というわけでみんなも寝ようね、おやすみなさい

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