親愛なるYouTubeチーム
毎日YouTubeを楽しんでいますが、特に "ゆっくり動画 "が好きです。
"ゆっくり動画 "とは、日本文化のシャイネスとハイコンテクストをベースに、ゲームキャラクターの頭部を模したインターネットミームを機械音声「AquesTalk」で喋らせ、様々な話題を説明するスタイルの動画です。ゆっくり動画をアップロードしているチャンネルは、例えば以下の通りです。
https://youtube.com/c/%E4%BF%BA%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2ch
https://youtube.com/channel/UCrAzV_6tAH_igG9nYbJvwMg
https://youtube.com/channel/UC2exxvhAv4LK3RZg4vKH-GA
このスタイルの動画は、日本ではコアな人気を博しています。しかし、最近、私の好きなゆっくり動画チャンネルが、収益化の停止により、活動停止や路線変更を余儀なくされることが多くなっています。
アップロード者が動画内で機械音声ソフト「AquesTalk」を使用している場合、YouTubeのアルゴリズムが不当に大量コピーされた動画と判断することがあると聞いたことがあります。AquesTalkの機械音声技術は、ゆっくリ動画には欠かせないものですが、それが原因で削除の対象になった優良動画も少なくないそうです。
アップロード者が自分の声を使えばいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、ゆっくり動画のキャラクターとAquesTalkの声は切っても切れない関係にあり、日本のインターネットの一角の文化として定着しているのです。
AquesTalkを使って作られた多くのゆっくり動画は、決してスパムでも価値のないものでも、大量生産されたものでもありません。そして何より、私はゆっくり動画の持つ知的な文化が好きなのです。動画削除ボットのミスで、この文化が消えてしまうのは嫌です。この意見が親愛なるYouTubeチームに届くことを心から願っています。
I am anonymous lives in Japan.
I’m enjoying YouTube everyday and I especially like "Yukkuri videos".
“Yukkuri videos" are a style of video based on the shyness and high context of Japanese culture, in which Internet memes with the appearance of video game characters' heads are made to speak with a machine voice “AquesTalk” and explain various topics. The following channels upload Yukkuri videos, for example
https://youtube.com/c/%E4%BF%BA%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2ch
https://youtube.com/channel/UCrAzV_6tAH_igG9nYbJvwMg
https://youtube.com/channel/UC2exxvhAv4LK3RZg4vKH-GA
This style of videos have gained core popularity in Japan. Recently, however, a number of my favorite Yukkuri video channels have been forced to cease their activities or change course due to the suspension of monetization.
I have heard that if the uploader uses "AquesTalk" machine audio software in the video, YouTube's algorithm may determine that the video has been unfairly mass-copied. AquesTalk's machine voice technology is essential for Yukkuri videos, but many good videos have been subjected to deletion because of it.
Some people may think, "Why don't the uploaders just use their voice for themselves?” but the characters of the Yukkuri Video and the voice of AquesTalk are inseparably linked and have become a part of the culture of a corner of the Japanese Internet.
Many Yukkuri videos made using AquesTalk are by no means spam, worthless, or mass-produced. And most of all, I like the intellectual culture of Yukkuri videos. I don't want this culture to disappear because of a video deletion bot's mistake. I sincerely hope that this opinion reaches dear YouTube team.
24日朝、斜里町のウトロ港で、行方が分からなくなっている観光船とは別の運航会社の男性が記者団の取材に応じました。
男性は「海が荒れるのが分かっていたので、きのうは行くなと言った。なぜ行ってしまったのかと思う」と話していました。
さらに行方が分からなくなっている観光船について「あの船は去年座礁したことがあり、自分が見たかぎりでは船の前方が割れていて直していない。そこに亀裂が入って水が入ったのかもしれない」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220424/amp/k10013596181000.html
「KAZU Ⅰ」は今月20日に実施された船舶検査はパスしているという。一方で、国交省は、同船が昨年、今回と同じ航路で2回事故を起こしたことを明らかにした。1件目は5月15日で、海上の浮遊物に衝突し、乗客3人が軽傷を負った。2件目は6月11日で、浅瀬に乗り上げた。この時、船は自力で離礁して漁港に戻り、乗客らにけがはなかった。2件の事故では浸水はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f59c805575b22fd6e2a251b90592a76b15bec9e5
亀裂部分
関連ツイート
通常、知床ウトロの観光船はゴールデンウィークくらいから運航をはじめるのが筋なので、事故のあった会社はちょっとフライング気味です。他社船が周囲にいれば救助できますからね。
あと、今日の天気でカシュニの滝↓(知床半島のかなり先端)まで行ったんだとしたらかなり攻めてる。 pic.twitter.com/npxJVyd481
— しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022
あまり言いたくないけれど、事故を起こしてしまった会社の船は他社よりも屋根のあるキャビン内の席が多いので、多少天気が悪くても、他の会社を差し置いて出港しがちなところはありました。
今年2月のようす↓ pic.twitter.com/we2Nt7UFaz
— しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022
知床ウトロの観光船は、岸に沿って岬を北上するので『沖』と言ってもそこまで陸地から離れていないはずです。行方不明ということは最悪の事態が考えられます。
小型船は断崖の間近まで寄ることができるのが最大の魅力なので、船長さんはギリギリを攻めます。正直、座礁事故はけっこうあります。
— しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022
今回の事故はわたしが働いていた会社ではありませんが、事故船に乗っていた乗組員の方はおそらく知り合いです。つらいです。
知床のような最果ての地は人が少ないですから、街中みんな顔見知りみたいなものです。
とにもかくにも、皆さまどうかご無事でありますように。
— しろまる最北日記 (@Asuka_Shiromaru) April 23, 2022
他社の船どうしで無線連絡を取り合い、ヒグマの出没状況や海上の時化具合などを踏まえて運航するのが知床の観光船なので、今回の事故最大の要因は、天気が悪いのにたった一隻で出港してしまったのがいけなかったと思います。
1985年にスーツケースに受話器をつけたクソデカい携帯電話から23年後に日本でiPhoneが発売された。
携帯電話が一般的に広まった時期※3から考えると10年程しか活躍しなかった。勿論スマホが発売され今もガラケーを使っているユーザーはいるが。
スマホ自体は1992年に開発、94年に販売※されているが、世界的に普及したのは2007年のiPhoneの存在が大きい。
それから10年以上経った今もスマホ主流こ世界は変わらず、グーグルグラス(まだ法人向けしかない)やVRゴーグルの流行の兆しはないが、まだスーツケースに受話器がついているクソデカ携帯電話みたいなレベルなのだろうか?それともARやVR以外の新しい技術があって、それがクソデカ携帯電話なのだろうか?
いずれにせよ、次の新しい何かができるのをとても楽しみにしている。
※1
https://mobile.nuro.jp/mvnolab/articles/202012_87/
※2
「AMPやめました」という記事がちょっと前まで流行っていたが、CWVの改善に専念できる広告ビジネス(AMPの多様な広告SDKを組み込めない点は致命的欠点となる)のサービスでの話ばかりだった。
逆に言うと、広告ビジネスではなく、CWV改善に専任スタッフを充てられないような会社にとっては依然AMPは有用で、実装的にもNextJSのAMPモードのような汎用性のある実効的な手段が枯れてきたこともあって、「今だからこそAMP」という部分もあるように思い、そのうち擁護の一つも書いておこうかと思っていた。
ところがだ、GA4移行の実質的なデッドラインである7月 https://fujii-yuji.net/2022/04/18/153533 まで3ヶ月を切ったにも関わらず、未だにAMPはGA4に対応していない。
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-analytics-4-doesnt-support-amp-yet/
https://github.com/ahmedkaludi/accelerated-mobile-pages/issues/4793
90年代の音楽は自虐や諦めのオンパレードで、大体何でも鬱屈してたよ(個人の見解です)!
逆に鬱屈さを積極的な商売道具にする人たちまでいた始末だけど、
よく言えば鬱屈した音楽がどんどん世間に出ることができた時代でした。
※URLを沢山張ると登録できないみたいなので、リンクは絞りました。
クロニック・ラヴをご存知なら知っている可能性が高いですが、一応挙げます!
歌詞とOutroが最高!
事変前の林檎嬢は、どうしても隠しきれない本当の自分の照れ隠しとして
…と思わせる何かを確かに持っていたと思う!
まぁそれも含めて、自作自演に翻弄されていると思うのだけれども。
https://www.youtube.com/watch?v=n58rRVU38I4
曲の好みはかなり合うのではないかと思うので、
興味があれば色々聞いてほしいです。
さっきまであった鬱屈がすぐ後ろに見える…気がする。
そして、言うほど同系統じゃない気がしてきた…。
https://www.youtube.com/watch?v=A-kSzKb8FTQ&t=26s
https://www.youtube.com/watch?v=3oW88_GfJ5w
ブクマで大正義「強く儚い者たち」が挙がっているので、鬱屈+爽やかで別の曲を一つ。
最近こういうメンタリティが「メンヘラ」の一言で片づけられることが多くて、おじさんは悲しい。
音は90年代初期なのでこの中では若干異色。
これも、どちらかと言うと鬱屈を垣間見せつつ鬱屈から抜けた後の曲。
この方自身は、当時は結構鬱屈していたので色々聞いてみると面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=iLl25wdDUVc
当時の中国でメタルやってたこと自体がとんでもない鬱屈だと思う。
この時代の洋楽はNirvanaに始まり鬱屈した音楽の宝庫でした。
2000年代に入り完全にただの色物になっていったMarilyn Mansonはじめ、
nine inch nails、smashing pumpkinsなど、挙げると切りがないです。
ただ、残念なことにさわやかな曲は少ないです。
そして、鬱屈した気持ちをアメリカ社会に対してぶつけていた方々は、
まぁ、このころから洋楽聞かなくなったので、私が事情を知らないだけかもしれません。
■
と、色々書いているうちにブクマで同じような曲も挙がっていました、すいません。
タワワ無料の1巻と良いシーンがあると言われた四巻だけ読んでみたけど
しょっぱなから痴漢から守を言い訳の視姦&エロ妄想してくる体密着セクハラオッサンが肯定されてるし
オッサンが10代の教え子と一線超えてるのを教え子がずっと挑発してきたからで肯定して
ちゃんと巨乳女性が受ける傷も描いてるみたいに言われていたシーンは
教え子女子がオッサンをさらに駆り立てたくてついたウソという酷い展開で
女の子の性的に嫌な思いをした話を聞いて独占欲に火がついてさらにケダモノ化するオッサンなんてゴミすぎるし
小柄で胸が大きい女は女から嫉妬され嫌われてる当然、普通は女からハブかれるものという価値観で
巨乳女子はセクハラ受けても当たり前だしそれに嫌がらないのも当たり前な流れで
何故かセクハラしてくれた女子とオッサンのおかげで学校楽しくなったありがとうという超展開で
酷すぎて笑った部分もあるけどこれを男キャラ達は皆理性的で倫理観がしっかりしている&巨乳女子目線で描かれた良いお話みたいに主張してる人達さぁ…w
アホか
https://twitter.com/rudolph_zenda/status/1517297208127025152?t=Ce4zI4jtJjjMmqQTp4LTLg&s=19
正にこれ…
批判は自己セラピーだの、車を怖がってミニカー規制するようなものだっていうのもあったな…
(見つけた。https://anond.hatelabo.jp/20220416160752)
ブコメもな…
Valorant(ヴァロラント)についてはググれ
→VCT(Valorant Champions tour)の Stage 1: Masters Reykjavík
ヴァロラントの世界大会の一つで、Mastersと呼ばれる世界大会2回(とその地域予選の結果)でポイントが与えられ、年末に行われるChampions(その年の世界王者を決める世界大会)への参加資格が得られる。
2回のMastersでChamiponsへの出場権を獲得できなかった場合、地域内での上位チーム同士がLCQ(Last Chance Qualifier)という地域予選で残りの出場枠を争うことになる。この際、Mastersの予選では別の地域扱いだった日本と韓国が同じ地域として戦うことになるため、Mastersで好成績を残してChampionsへの出場権を獲得する方が有利ということになる。
(今回の大会はMastersの第1回。ZETA DIVISIONは既に多くのポイントを稼いでいて、他の日本チームがMasters Stage2で優勝しない限りChampions出場権を獲得できる見込み。)
→本日深夜2時に行われるのがルーザーズファイナル(VCTはダブルエリミネーション方式なので、1敗すると負け側のトーナメントに移動する。そこで負けると敗退・帰国決定。)で、3位決定戦。
ZETA DIVISION(ZETA)→日本地域1位のチーム。今大会では新メンバー3人と古参メンバー2人という新体制で出場していて、特に新メンバーのSugarz3ro選手、TENNN選手のフィジカルの強さが目立つ。
本大会初戦で惨敗した韓国チームDRX相手にリベンジを遂げるなど、マクロ面でも確かな実力を示している。
OpTic Gaming(OPTC)→北米地域予選2位のチーム。だがPlayoff(決勝トーナメント)にてシード出場した北米予選1位のチーム The GUARDを2-1で破っており、実質北米1位のチーム。
"El Diablo"との異名を持つ世界的エースプレイヤーyayが所属するチームで攻撃力が非常に高い。
ルーザーズファイナルとグランドファイナルはBO5(5戦中先に3勝したら勝ち)のルールで、ヴァロラントには現状7マップしかないので、2つがBAN(戦いたくないマップを除外すること)されてあとのマップは全て使うことになる。
どのマップがBANされるのが濃厚か予想すると、
OPTC側:Breeze(OPTC側が地域予選で全敗、大会本番ではBANしつづけている。ZETAもBAN選択第二優先に入れているマップ。)
ZETA側:Ascent(基本的にZETAがBANし続けてきたマップ。ZETA側がそこまで作戦を練れていなさそうな印象。OPTC側が大会で良い成績を残していないマップでもあるのでもしかしたら放置になるかも)
Icebox:ZETAが良く研究しているマップの一つだと思うが、OPTCvsDRX戦を見る限り、yay選手一人に完全に破壊されそうな予感がする。ZETAvsPRX戦ではPRXにmid意識が薄い所を完全に突かれており、ZETA側がここの対策ができているかも心配になる。
Fracture:ZETA、OPTC共に大会勝率が100%のマップ。OPTCのvictor選手が操るネオン(大会で使ったのがvictor選手だけという変わったキャラクター)への対策が肝になりそう。ZETAのcrow選手の完璧なA側コントロールに期待。
Split:ZETAが良く研究できているマップ。このマップはZETAが確実に取りたいマップ。OPTCは第二BAN候補に入れている感じなので苦手な可能性もある。
Bind:ZETAはG2相手に善戦していたが、地域予選での結果を見るにOPTC側の得意マップっぽく、厳しい戦いになるだろう。ZETAのTENNN選手の爆発力が出るか、Dep選手が安定するかにかかってくる。
Haven:ZETAの勝率が低いマップ。PRX戦で勝ったとはいえ、あまり得意マップとはいえないのではないか。OPTC側も戦績が決していいわけではないが、フィジカルの差がどう出るか。
OPTCが勝つと思うけど、決勝がOPTCvsLOUDの再放送になるのはつまらないので、ZETAにも頑張ってほしいなって思ってます。
LOUDはブラジルのチームで、去年の途中までブラジルも日本と同様に「最弱地域の一つ」と言われ蔑まれてきた境遇なので、できれば日本対ブラジル戦が見てみたいという気持ちはある。
中途入社してまだ4ヶ月しか経っていない30歳の後輩が妊娠しました。
私は女性で、上司の立場ですが内心正直なところモヤモヤします。面接した時は長く働きたいって言ってたから採用しましたが
実の所は妊娠したらしたで産休だけ取ってお金もらって辞めるつもりだったらしいことを人伝に聞きました。
今もミスばかりで満足に仕事ができていないのに、産休が取りたいからギリギリまで働くとのことだったのですが
すぐには人員を増やしてもらえません。
実際は頭数に数えられないのに。
また、報告をされた時も入ったばかりなのに申し訳ないなどのきちんとした謝罪が一言もなく
嬉しそうに報告され、(びっくりしますよねすみませんとは言われました(笑))
こういう人がいるから企業側もいい歳の女性の採用がしにくいんだと思うし、女性のキャリアを潰してると思います。
ある程度戦力になるまで頑張ってくれてからの報告とか、今回のようなケースでも謝罪もあればまだ許せたのかもしれませんが
心が狭すぎでしょうか。
molmolmine 私は一貫して「広告意図に問題はある&法規制は慎重に&対話は活発に」派だし、極端な論調のフェミには苦言言ってるし、そういうアカウントも多数観測してるんだけど、トップコメの皆には認識してもらえてるんだろうか
よくある結局一人一派じゃんになる亜種だけど、フェミに限らずゼロイチ思考の人どうにかならんのだろうか
傾向に話には全く関係ない
されたかったらそれこそ自分できちんと元増田みたいに論点まとめればいいのに
https://anond.hatelabo.jp/20220418214932
に便乗。
5路を極めてもべつに囲碁が強くなったりはしないけど、短時間でサクッと終わるので、ちょっとした隙間時間に遊ぶのにはよい。
ここでは、交点の座標を縦は上から順にアルファベットで、横は左から順に平仮名で表すことにする。つまり、いちばん左上隅の点は〈a-あ〉、いちばん右下隅は〈e-お〉、ど真ん中(天元)は〈c-う〉ということで。
解説の()内の数字は何手目かを表す。対局再生画面で碁盤の上にある数字だよ。
囲碁の棋譜では「黒1手目、白1手目、黒2手目、白2手目……」というのではなく、黒から始まって交互に打っている前提で「1、2、3、4、5……」と表す。
では早速打ってみよう。
実戦に勝る修行はない(キリッ!
https://www.cosumi.net/replay/?b=You&w=COSUMI&k=0&r=b6&bs=5&gr=ccdccdcbbbdaddbaabebedecbccaaatttt
オーソドックスに盤面の真ん中一直線に境界線を作りたいなと黒は思ったが、それじゃ当然白は勝てないので(4)でハネ(斜めに着ける打ち方)を打ってきた。
(7)で〈d-え〉と曲がった。これがたぶん闘い易い手なんじゃないかな。ここで〈a-い〉に伸びるという手もあるんだけど、すると終盤で初心者には厳しい詰碁問題みたいな展開になる。
また、(7)では〈b-お〉に打つという手もある。〈b-お〉は白の「3目の真ん中」だ。3目の真ん中は地の急所。ここに黒が打てば白は死ぬし、白が打てば白は生きる。白が打つと2眼できるから。
(13)は切られるのを防ぐ「ツギ」。この時点ではすぐに取られないのだけど、予防的に継いでおいた。(15)黒パス、(16)白パス。両者ともパスをしたので終局。
(13)では、継がないでパスをして相手が本格的に取りに来てから継ぐのでも遅くはない。これ↓は(13)で継がずに放置して後から継いだバージョン。結果は変わらない。
黒……8目(8もく)
白……2目(2もく)
アゲハマ……0
8-2=6 で、黒が6目勝った。
序盤は先ほどと同じ進行だが、(7)で〈b-い〉に曲がらず〈d-お〉と伸びた。こっちに打つと面倒臭いことになりがちなのだが……。
(9)から(13)まで、黒は意欲的に白地を減らしていき、(15)で継いで取られないように守った。この時点で、境界線はくっきりと引き終えたかのようにみえる。
黒……8目
白……2目
アゲハマ……0
なので、8-2=6。黒6目勝ちで終わるかと思いきや……。
(16)で白は〈e-い〉と打ってきた。ほぼ確定した陣地に打ち込むなんて、無駄な悪あがきだろうか? それとも、〈d-う〉の完全には繋がっていない部分を切ろうとしている?
ちなみに、〈e-い〉はいわゆる「中手(なかで)」ではない。中手は「6目中手」が最大だが、ここの黒地は8目もあるからだ。
何だか知らないが、無謀にも白は黒の連結が弱い部分を切ろうとしているようだ。だから当然に黒は(17)で弱い所を継いだ。
ところが!
(18)で、白は変な動きをしているが、黒は(19)で2眼(2がん)を作ってこれで「生き」のはずだ。なのに白は(20)と自殺手を打ってきた。しめしめと思って黒は(21)でアゲハマ1個ゲット。アゲハマはその数ぶんだけ終局後に相手の地を減らせるので、取らない手はないはずだけど?
黒……5目
白……2目
アゲハマ……白3目(盤上に残った2つとさっき取った1つ)
アゲハマで白の地を減らせるので、白地は-1。黒はそのまま5目の地なので、つまり黒の6目勝ちということになるはずなのだが……。
結果を見てみればなんと、「白1目勝ち」となっている。黒負けてんじゃん!? これはどういうことか?
結論からいうと、終局時の盤面の状態は「セキ」という。「セキ」とは、お互いに次の1手を打ったら相手に取られてしまうので、お互いにこれ以上手を出せないという、硬直したした状態のことをいう。
右上の白地はしっかり2眼を持っているので「生き」である。(2目の地)
問題は左下の黒地。一見2眼持って生きているように見える。だが次に黒から〈d-い〉に打てば白〈e-お〉で黒は1子残らず取られてしまうし、白から〈d-い〉に打てば次に黒〈e-あ〉で白2子を取って終わる。黒も白も、どちらも取りにいけば取られるので手が出せない。
「セキ」になった場合は、両者を「生き」とするものの、そこはプラマイ0ということで、最後に地の計算をするときに「セキ」の部分は数えないことにする。要はこの対局の場合、黒は完全に地を無くしたわけではないのだが、黒地にカウント出来る地が実質なくなっている。一方、白は黒を全部取り上げることが出来なかったものの、右上隅に2眼を持った確定地は持っている。つまり、
黒……0目
白……2目
アゲハマ……白1目(さっき黒が取ったやつ)
ということなので、黒が1目負けた。なお、囲碁の勝敗は勝者の結果で表すので、この対局では私が黒番だったけれど、対局結果は勝者の白にあわせて、「白1目勝ち」と記す。
この対局でセキにならないようにするには、どう打ったら良かったのかというと、(13)で〈a-い〉などと欲張らずに〈e-い〉と打てばよかった。これはまさに白がセキにしようと仕掛けて来た時の1手。自分が打たれてアイタタタ! となる手は是非とも先にそこへ打っておくべきだ。
といっても、初級者がセキにされるポイントや石を殺されるポイントを見抜くのは容易ではない。そこで、5路盤で対局する場合は、実戦経験を積み、ありがちな地の形と、打たれて死んだ(セキにされた)場所を記憶してしまうのがいい。
https://www.cosumi.net/replay/?b=You&w=COSUMI&k=0&r=b6&bs=5&gr=ccbcbdcbdcabdbadbebadacacdacaetttt
(3)で伸びずに果敢にハネ(跳ね)を打ったが、最終的には第1局と同じ結果となった。囲碁対局の結果は、どんな手順で打っても石の形が全く同じであれば、同じ結果となる。
(3)はまたやる気満々に〈d-い〉とハネた。何故ノビよりハネの方が威勢がいい手なのかというと、敵石にくつけていくのは不利だからである。ハネると、相手の石のHPを1減らせる一方、自分の石のHPも1失われるからだ。また、ハネは断点が一ヶ所増えて不安定な形でもある。
(5)で相手の断点を切った。黒白四つの石が組み合っているこの形を「キリチガイ」という。激しい闘いになりがち。広い碁盤ならやるだけ無駄なこともあるけど、5路盤の場合は狭いので、積極的に敵石を取り行かないと勝ちづらい。まあ、5路盤は激しく闘わなくても、打ち方さえ間違わなければ黒の必勝ではある。でもそんなお行儀よく打つばかりでは退屈だもんね。
(6)で白が「アタリ」(あと1手で取られる状態)をかけてきた。黒はすぐ〈c-あ〉で先に白を取るという手もなくはないけど……、
ただでさえ5路盤は黒有利なところをキリチガイでバトルを持ちかけたので、(7)では堅実にツギを打って守っておく。ここでうっかり白石を取って乱戦になると、面倒臭いぞ。
そして白は(10)と地を作ろうとしている。だがまだ2眼は出来ておらず、隙のある形だ。でも黒は今回は(11)ではノビで普通に地を拡げた。アンパイな打ち方だけど、(11)でノビずに〈a-え〉と白をぶっ殺しにいくという手もある。
〈a-え〉は、白に囲まれた4目ほどの地のちょうど真ん中である。地の真ん中は急所で、そこを自分が打てば生きるし、敵が打てば殺される。「我が急所は敵の急所」だし「敵の急所は我が急所」だ。
でも今回は激しくやるのは序盤だけであとは淡々と打つと決めていたので、穏やかに終局。
黒……7目
白……2目
アゲハマ……白1目
なので、7-(2-1)=6 で黒6目勝ちとなった。
今日はこれまで。