はてなキーワード: 場の空気とは
私は守銭奴だ。出ていく金は一円でも少なく、入ってくる金は一円でも多くするために日夜ケチケチ過ごしている。
初めて貨幣を手にした瞬間から金勘定をしていたので、きっと生まれながらのいやしんぼうなのだろう。そんな私の特性をよく理解していた両親は、私に何かさせようとするときは金銭をからめた。家事をしなかったら罰金、テストでいい成績ならおこづかい増額、「一発ギャグが面白かったら100円やる」と言われたりもした。
中1の冬、いよいよ祖父がベッドから起き上がれなくなった。意識ははっきりしているが体がいうことをきかないらしい。あとどれぐらい会えるのか考えたら泣きそうになった。
祖父が起き上がれないから、その年の正月の宴会は寝室で行われた。酒が入った大人の1人が、「誰かじいさんに添い寝してやりなよ」と言い出した。じいさんも男より女のほうがいいだろう、どうせなら若い女がいいと話が進み、候補は2人のいとこと私に絞られた。従姉妹は絶賛反抗期だったので、おじいちゃんキモいとか、ウザいとか散々罵っていた。お互いに添い寝を押し付けあっている。そのやりとりをベッドの上から祖父が眺めている。見ていられなかった。なんで大人どもは笑って見てるんだ。
私が行くしかない。見せ物になりたくなかったが、誰かが行かなきゃ終わらない。私が立候補しようとした最悪のタイミングで親が財布から金を出した。
「じいちゃんと寝たら千円やるよ!」
千円札をぴらぴらとわたしに見せつけてきた。親にとってはいつもの余興のつもりだろう。私は金さえ出せば動くから。
本当に最悪のタイミング。ここで私が祖父と寝れば、祖父は私の金ヅルみたいじゃないか。断れば、祖父は金を出しても添い寝してもらえない人だ。私の立候補の決心があと10秒早かったら、祖父にこんな惨めな思いをさせずに済んだのに。
結局、私はヘラヘラ笑いながら祖父が寝るベッドに横たわった。親戚たちは「本当に寝やがった!」とドッカンドッカン大爆笑。祖父は掠れた小さいこえで「ごめんねえ、ごめんねえ」と呟いている。
私、おじいちゃんが好きだよ。たかが千円のためにここに来たんじゃないんだよ。昔は一緒に昼寝したもん。ちょっと恥ずかしいけど、中1のでかい図体でおじいちゃんと寝るのが恥ずかしいんだ。おじいちゃんが恥ずかしいわけじゃない。
泣きそうになるのをこらえて、ヘラヘラと起き上がる。親は満足そうに私の財布に千円札を入れた。その光景でまた親戚は大爆笑。
それから半年ぐらいして、祖父は死んだ。祖父の死後10年は経ったけれど、あの日の出来事はいまだ「金のために祖父と寝た女」という親戚爆笑テッパントークとして語られているらしい。
私はあのときどうすればよかったのだろう。添い寝を命じてきた大人を引っ叩いて回ればよかったのだろうか。ヘラヘラせずに号泣してみせればよかったのだろうか。千円札を親の口にでもねじ込めばよかったのだろうか。祖父の法事のたびに、その場の空気とか大人の機嫌とか気にしてヘラヘラした自分を思い出して嫌になる。
行政機関ではないので形式的な意味での「公共」からは外れるが、例えば「クレジットカード会社によるプラットフォーム規制によって、プラットフォームの公共性を担保できなくなるのではないか」という問題提起で使われるような意味での、一般的な意味での「公共」には公共交通機関は含まれるだろう。
まあ、例えばフランスの公共放送なんかはTwitterという言葉を禁止するくらい公共性を徹底している一方で、日本のNHKはTwitterを平気で利用していたりするし、「公共」というのはそれほど自明な概念でないし、難しいし、実務的にはそもそもその場の空気で適当に運用されているのも確かだが、答えがない訳ではない。
ただしくは『娘の同級生(男児)の母親』であって、ママ友ではない。
たまたま、偶然。
そのわりによく撮れていたので、その子の母親に渡したくなった。
娘と3年間同じクラスだったその男児の母親とは、参観で軽くあいさつをする程度の仲。知り合いというか、顔見知りくらいのレベル。
なので参観でこちらから声をかけたとき、すごくびっくりしていた。
男児の家は幼稚園からかなり遠くて、その地域から通っているのは学年に1人いるかいないかくらいだったので、知り合いのいない母親は参観でいつもひとり。
だから、急に話しかけられてどう対応していいのか困っているみたいだった。
デジカメで撮った写真を渡したいのでうちに遊びにきませんか? と誘ってみる。
今回で参観は最後。次は卒園式まで保護者があつまる機会はない。私はこの母親に少し興味があったのだ。
母親はちょっと考えて、もしご迷惑じゃなければ、みたいな返事をしたと思う。
連絡先を交換し、その後のやりとりで遊ぶ日を決めた。
当日。
仲の良い近所に住むママ友3人も誘っておいた。
男児の母親と遊ぶといったら、私と同様に興味があったみたいで予定を合わせてくれた。
男児の母親は私とふたりきりで会うと思っていたみたいで、ほかのママさんたちがいることに驚いていた。
だってないしょにしてたし。
空気が読めない。
先生が直接声をかけて指示しないと動けない子。
ママ友のひとりが
母親が私たちの会話に入ってこれないので、気をつかって共通の話題を振ったのだ。
「うちは△△小学校校区なんですけど、〇〇は附属小学校へいきます」
とこたえた。
はあ?
附属??
その場の空気が凍る。
ママ友同士、顔を見合わせる。
みんな考えてることはいっしょだと思った。
受験しないと入れない。
受験したの?
あの子が?
受かったの??
「受験、あるよね? あそこ」
「筆記と面接とくじびき。くじびきがうまくいって、運がよかったの」
「塾に通ったの? 大変じゃなかった?」
ママ友がおそるおそるきく。
「塾に通って筆記と面接がうまくいってもくじびきがはずれたらそれでおしまいだから、塾代もったいないしいかせてないよ」
「うちの子も受かったくらいだもん、□□ちゃんたちも受けてたら受かってたと思うよ!」
その言葉が強烈すぎて。
あとのことはあまり覚えていない。
写真は渡した。
卒園式。
文章を書くのはむずかしいですね。
テーマがぼやける。
長々と、なにを書きたかったんだろう。
俺は民主党と自民党が相互に競う状態維持させたいから、民主が政権取る前だけは自民党に入れてた。
あのとき周りのバカどもに「今ココで民主党が政権を取っても次の揺り返しで自民党が更に強くなるのは目に見えてる!お灸を据えるなんてチャチな考えじゃなくて、「政治家共に票を稼ぐための必死さを取り戻させる」という考えのもと動け!お前らがやっているのは結局は小泉に騙されたときと同じことだ!この拮抗状態を維持することが大事なんだ!今の状況で焦って民主に政権を取らせても結局10年後、20年後、50年後の日本では自民党の支配が続くだけだぞ!」と説得したのに皆聞き入れなかったな。
あのときの親父の「俺はその場の空気で政治家にダメだしすることだけを目的に投票に行くんだけど?」っていう顔は今でも忘れられねえ。
@_Lu
すずめの戸締り観に行ったけど、手汗とか動悸とかちょっとやばかったから途中退場した。
トラウマがフラッシュバックしたと言うか…注意喚起は見てたけど、そこまで酷くないやろ!って軽い気持ちだったから余計に…あの注意喚起だけじゃ少し伝わりにくいんじゃないかな…?
@dai
すずめの戸締り観てきました。3.11の震災に関係するシーンが出てくるので、被災地に実際足を運んであの場の空気感とか臭いとか凄惨な光景を目の当たりにしている自分には当時の事がフラッシュバックしてきてそれで気が付いたら涙が出てた。
@ccd
すずめの戸締りをなんの予備知識もなく観たのだが、震災当時がフラッシュバックしてしまい辛かった。震災に加えて3年前の台風で地元が壊滅的な被害を受け、実家を失っている身としてこれをエンタメとして観ていいのか狼狽えてしまった。温かく前向きで美しいメッセージが眩しくて目を瞑りたくなった。
@oco
すずめの戸締まり見終わった~
所々で東日本大震災がフラッシュバックしてきて、涙が止まらなくなって、もう立ち直ったつもりだったけど、思った以上に心に傷がついたままなんだなと、改めて感じた
@ayh
夫がどうしても行きたいと言うので、すずめの戸締まり見てきた。
311の被災者や、あの地震と津波の恐ろしさを知ってる人、トラウマ化している人は見るのを控えた方がいいかもしれない。
ストーリーがどうとかじゃないんだよね。
俺は「美人ですね」を言うぞ。
時代の流れと逆行しようとも、価値観のアップデートを迫られようとも。
女性が「美人ですね」と言われて嫌なのは、多くの女性にとって好みでない男性に容姿を褒められるのは恐怖だから、という理由だそうだ。しかし、
のは何故だ?
ごく少数の悪漢・ミソジニーがいるから、男性という属性を丸ごと恐怖対象と断じる。
だが社会の正しいモラル感覚とは差別を是とすることなのか。違うよな??
極端な一部の人を、全体のテンプレートのように扱うのが差別じゃなかったら、何が差別だ?
俺は納得したロジックにしか従うつもりはない。たとえ、炎上の業火に焼かれようと。
イジメに追い込まれたクラスメイトを、場の空気に巻かれて見て見ぬ振りをしてしまった小学生の自分自身を、自由意志の弱い子どものことだと認識した今でさえ、許すことができない。もう絶対に、愚かさを繰り返さない。唯一の後悔は、長い反省の結論は、場の空気を読むんじゃなく、説明できる理屈にだけ従うべきだということ。いついかなるときでも。俺は納得できるロジックにだけ従う。価値観のアップデート圧に抗う。街で偶然すれ違ったアイツの表情のない顔を思い出せば、ブックマーカー1000usersの袋叩きに逢おうとも、笑顔で耐えられる。
記事を書いてるやつが頭が悪い上にそれに同調するやつがそれに輪をかけて頭が悪すぎた結果、小学校低学年の学級会みたいな低レベルないじめが行われていたから。
□記事を書いた増田が自他の区別すらつかないアホで卑怯者だというのは数人が指摘している通り。たとえばこのコメント
なにが「ムカつかれる」だよ!! お前がムカついてるんだろうが!!! 匿名から叩かれにくい理屈を作って非難しようとするそのやましさを根絶したい
□次に一部のはてなブックマークユーザーがそれに輪をかけて救いようがないほど頭悪い。
めちゃ分かり易かった。うん、そうだよね。
なるほどー!となった。なるほどー!
言いたいこと全部書いてくれててすごい。
言われてわかる内容
あ~~納得。彼女らにとって、マンガは「文章読めない人でも絵がついてると飛びついてくれて注目浴びれるチョロ~」であり、読み手の「面白い」は捨て置かれ、書き手にしかメリットのない形式として完成してるのな。
こういうコメントを書くやつは自分がいかに異常かということを認識できてない。鬼殺隊にうんざりする無惨様の気持ちがちょっとわかるくらいに頭が悪い。ここでいう頭が悪いは知性の問題じゃなくて情報に対する接し方がひどいということ。これらの頭の悪いユーザーははてなブックマークというシステムに甘やかされていて意志や思考をアウトプットする力が極端に弱くなっており自分ではまともに意見がいえない。善悪の判断すらできなくなっており、その場の空気がそれを許すなら誹謗中傷や暴言、いじめに類する行為も平気でやるくらいに主体性がなくなっている。だから自信満々で理路整然とそれっぽいことを言ってる人がいたら深く考えずに流されて、「自分もそう思っていた」というポーズをとってしまう
□中にはものすごく正直な人がいて、このようにコメントしている
(´・ω・`)正直なところ叩かれ始めるまでは特に何も感じてなかった。叩かれ始めてから何か鼻につき始めた。周りに感情を誘導されてるのかな
この人は取り繕ってないから好ましく思う。上の連中は自分の思考を他人にコントロールされてるのに喜んでるからもう手の付けようがない。
□普通の知性を持つ人なら「発達障害女性の半生漫画がムカつかれる理由」という記事に流されない
漫画の構成として違和感あるのはわかる。ムカつくのはよくわかんない
言いたい事は分かるが世界の見え方が違ってるんだからしょうがないんだ
もしや文脈わかってない発達障害が「読みたいのはそこじゃねぇ!」って発達障害の漫画を叩いてる?
あの漫画は自分の子供を通して発達障害を知り、過去の自分を許せるようになったってだけの話だろ。そのテーマでは横道に過ぎない理解ある彼くんに過剰反応する人がここを深堀しろって勝手に言ってるだけじゃん
このエントリ、「理路整然と正しい事」書いてるか?私がエッセイ漫画に求めるのは作者の視点から見た世界だから、描かれないことは作者には取るに足らないことだと認識するだけで、ないからつまらないとは思わない
今回はこのタイプのコメントが一番多かったので本当によかった。
今回は増田と1割の馬鹿のせいで不愉快になったが残りの6割はまともだったので安心した。3割はどっちでもないコメントだった。
この人、こうやって自分の事を的確に説明できる辺りかなり頭は良いように思えるから勿体ないな
しかもアルバイトしながら公務員に受かるとか相当優秀で努力家。
少なくともこの記事を見る限りでは女性その他のマイノリティを恨むなどという事もなく、人格的にもかなりまともそう。
ぶっちゃけ優生思想の観点から言っても、こういう優秀な人が子孫を残さないのってそれこそ勿体なくない?
https://toyokeizai.net/articles/-/370405?page=2
「例えば、バス停では目的地に行くバスが来ているのにぼんやりして乗り損ねたり、探している携帯が目の前にあるのに探し続けたりとか。場の空気が読めないので親密な人間関係を築くのも苦手です。私の障害の特性は一緒に働いてみるとすぐわかると思います」