はてなキーワード: コメントスクラムとは
私たちは個人vs集団、弱者vs強者、女性vsオジサン、現代のアップデートされた価値観vs古い田舎の価値観のような構図に弱い。
一方に肩入れして寄り添い、連帯し、そしてまちがえる。
実態が明らかになると最初に受けた印象とはあれ?なんか違うかも…そんな話はこの一年でも色々実例が思い浮かぶはず。
今回はメディアスクラム被害者の羽生結弦vs加害したマスコミと捉えられ日刊新周南の反論などもあって「マスゴミ」批判が盛り上がっている。
でも江川紹子さんのモヤモヤ記事にあるように離婚の決定打がなんなのかはよくわからないし、みんな叩きたいものを叩くだけになっている。
3ヶ月でというのも不思議な話でとにかくわからないことが多すぎる。
あの時のように告発側に虚偽があると言ってるわけじゃなくて、ただ何もわからないのに無関係の人間が手を出すには早すぎる。
・一方の言い分を鵜呑みにしない
・誰かを叩かない
メディアスクラムと同じぐらいネットのコメントスクラムも恐ろしいよ。
曖昧な部分を想像で埋めてわかりやすい構図に飛びついたらまた同じまちがいを犯すことになるよ。
【追記】
改めて明確にしておくけど羽生結弦が女性町議と同じだなんて書いてない。
私たちが先入観で一方を悪と決めつけ叩いてるこの状況が草津町の件と同じ、という話です。
奥さんについての報道が100%悪だとしても、それでも離婚とどのぐらい関係あるかもよくわからないのに明らかに「報道が離婚の原因」とみなして叩かれてる。
これはおかしいよ。
オフトピだけど、羽生結弦の名前をニュースでしか聞かない人はスポーツ選手と認識してるようだけど今の彼はアイドルというのが正しいと思う。
まるでアイドルとかじゃなく本当に歌の代わりにスケートなアイドルビジネスなので。
アイスショーはライブだし日々メディア出演や関連グッズの発売に沸き立ち彼の一挙一動を追うファンの界隈は完全にドルオタのそれ。
ここで「普通」とか言っちゃうところが頭が弱いお気持ち野郎なのよ。お前の普通とか知らん。根拠を示して話そうや。
・まず「誰が」謝罪すべきだと思っているの?北村先生?なぜ?主催者は小宮先生なのに?
・「誰に」謝罪すべきだと思っているの?話題になっている古谷さんが謝罪を求めるのはまだわかるとして、まったく関係のない第三者にTwitterやTogetterや増田で実名上げて攻撃される謂れはないよ。ましてや主催者でもない北村先生に関係のない第三者が謝罪を迫る意味がわからない。
・名義を勝手に使って署名された人はご愁傷様だけれど、オープンレターは自体の去年の4月からずっと公開されていたのに、今になって署名した覚えがないとかやり始めたわけでしょ。1年近く誰も問題にも話題にもしなかったんだから、被害らしい被害もないよね?あるとしても損害賠償取れるかどうかすら微妙な程度の被害では?署名消せばそれでよくね?
・「署名者一人一人に確認しろ」とか言う輩もあまりに頭が悪すぎる。無理だろ馬鹿か。今までそんなことしてる署名ねーよ。というか批判者筆頭の東さんだって2017年頃に5000人分くらいのウェブ署名を集めているけど、5000人分全員にコンタクトを取って身分証示させて本人確認したの?いやいや無理だろ。オプトアウトできるようになったんだから運営としてはそれでよくない?あとは名を騙った不遜な輩の責任でしょ
・何の不法行為もしていない北村先生にこれだけのコメントスクラムを仕掛けるのはそれこそ私怨・私刑だよね。実際に誹謗中傷をした呉座先生よりよほど叩かれてるのおかしくね?
・結局大した問題じゃないのに、北村先生アンチのネットで毎日女叩きが趣味な終わってる奴らが叩く理由ができたと大騒ぎしているだけだよね。死ぬほどしょうもない
「saebou さん個人宛に攻撃が多発するのは間違ってると思います」と私見を述べたうえで
・自業自得
・SNSを休んだ方が良い
みたいなノリなんだ
SNSの場が双方向性のものであることを理解してて、対外的に攻撃的・批判的であれば、相応の反応があるよねという感じ
的な
・卑劣だ
・攻撃されれば誰でもこうなる
・追い込まれれば心を壊す
みたいな感じで嗤えるんだ
その正義を実現するためなら相手が壊れようが廃業しようが自分たちは被害者
だがネトウヨが行うコメントスクラムや抗議凸は「暴力」で許されず
自分たちの権利が僅かでも侵害されれば中世ジャップランドだと大騒ぎだが
ネトウヨやキモオタが憲法で保障された権利や自由を主張することは失笑ものだと「左派人権弁護士が」主張する
こういうのが行きつく先がウイグルで行われてるような「民族浄化」だよな
アイヌや黒人、ウイグル族を相手にすれば「なんと酷いことだ」という感じになるようなことが、ネトウヨやキモオタ相手なら許されると思ってるからな、あいつら
追記:いくつかご指摘頂き、恥ずかしく反省した点もありましたので追記します。
教えていただいた方、特に anond:20201108030121 の方有難うございます。私がガチ寡聞・無知というだけでした。ごめんなさい。勉強します。
ワニの話のときは正直言って「ないわー」と思ってた側です。作家さんのことはかわいそうだなと思っていました。とくにレビューとか攻撃はしておりませんが、ダブスタと言われればそれまでかもしれません。
性的かどうかではなくインモラルどうかという切り口にすれば議論が発展したかもしれませんとも思いました。私は無知なので話せませんが…
それって飲食店や作家は謝罪しましたか?その攻撃的なレビューは適当ですか?ということを言いたかったのですが…適当とお考えならそれはそれでよろしいのでは…
「攻撃的なレビューは普遍的なものであり、ATSUGIもイラストレーターも甘んじて受け入れ謝罪するべきである」と仰りたいのでしょうか。悲しいですね。
anond:20201108024607 あらん限りは言いすぎですね。おっしゃる通りです。ごめんなさい。
id:grdgs 「悪口は駄目」と曖昧な倫理的問題を頻繁に提示するミソウヨのダブスタを指摘したら、「強すぎるのが駄目」と曖昧にゴールポストを動かした。卑怯者だな。「明文化」も口癖のくせに / 卑怯者は増田宛てじゃない
id:porquetevas 倫理的な問題に言及して批判してる人も多くいたのに(自分も企業倫理的に問題ありと思ってる)そこ無視した前提で語り始めるのは何なの
前置きの通り、「倫理的には問題ないけど、不快なマーケティングだね!」と評していた方々についての文章ですので、「倫理的に問題がある」とお考えならば特に関係のない文章かと思います。他の文章をお読みになったらいかがでしょうか。
前置きで倫理基準を問題にしている人もいる、とも書きましたよね。
ちなみに最後に述べた通り、これは「私が悲しい」というお気持ち文章ですよ。倫理の話ではなく。
*コメントを訂正頂いたようですので反映しました。ゴールポストを動かすのはよくないですよね。同意します。繰り言になりますが、批判も感想も自由だと思います。
追記おわり
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これのブコメ読んでぶわーってなったので書きました。マーケティングのほうの話です。もう宴もたけなわだから読まれないかもしれませんが。
今回の件はこれまでの性的表象をめぐる議論とは様子が異なっていて、まず批判する主体が実際に購買している層であったということ。次に、これまでの曖昧な(というのは露出度等の客観的な基準に拠らない、という意味です)性的表象への批判ではなく、「私たちの好みではない」という批判(感想)が主体であったこと。これは倫理的な問題ではなく、個人としての感覚が動機の主体であることを示しており、これまでの議論とは一線を画したものだと思いました。そして、これまでのような曖昧な倫理基準に基づいた批判を展開する方は得てして少数派だったように見えました(書きながらTLを見ていたらそうでもない気もしてきましたが)。ということで以下の話は、ATSUGIの広告に使用された表象は「倫理的には問題ないものの、購買客層を不快にさせるものである」という前提で進めます。
私はこの状況を見て、ATSUGIやらかしたね、謝るのも仕方ないね、これでシャンシャンだね、としばらく感じていました。しかしやはり少し違うのでは?と思ったその感想等を以下に書きたいと思います。
さて、私が最初この一件を仕方ないと捉えていたのはこういう意図によるものです。
・ ATSUGIはこれまでの客の好みを間違い、客を怒らせた。客は怒り、個人的かつ否定的な感想を述べた。これに対してATSUGIは、それまでの顧客層に見放されないため、という資本主義的な理由によって自発的に謝罪した。その謝罪の内容は「不快にさせたため」という理由によるものであった。それは商慣習上通常の営為であり、なるべくして収まった。彼等はマーケティングを間違えたのだ。
しかし、本当にそうでしょうか?
上記の考えに至ってからしばらくした本日、私はこうも考えました。これがほかの性的表象やジェンダーに無関係なマーケティングだったらどうだったでしょうか、と。他のテーマでも不快な広告というのは多分にあり得ます。「広告 不快」でGoogle検索すると、うっとうしい広告の事例が多く出てくると思います。しかし、これらの企業は謝罪まで出しているでしょうか。
これらの企業には彼らの広告を不快に感じる顧客候補を引き留める理由がないから謝罪などのアクションをしないのだ、そういうことがまず皆さんの頭に浮かぶかと思います
それではなんらかのアクションをとり、広告を不快と感じた顧客を引き留めたい場合について考えてみましょう。ジェンダーや性的表象以外で。ありますか?考え付きますか?広告で不快にさせてしまった、失敗したと思ったら、きっと何食わぬ顔で次のキャンペーンからテイストを変えるなどの施策を打っているのではないでしょうか。
性的な問題以外で不快さを理由に謝罪した事例を私は寡聞にして知りません。もし知っている方がいたら、誰か教えてください。もちろん企業の不祥事にかかる謝罪は連日引きも切らないところですが、不快感が不祥事になった事例がありましたでしょうか。
不快な広告を出したことに対する謝罪。これがまず違和感を覚えた点です。
確かにお客様を怒らせたのはマーケターとしては完全な失態です。謝罪して顧客に戻ってきてもらいたくなるのは自然の心理でしょう。
翻って消費者へ視点を移して考えてみたいと思います。ATSUGIのラブタイツに関するSNSマーケティング後、この件に対する既存購買層からの批判・感想が爆発的に増加しました。ここで皆さんに聞きたいことがあるのですが、これらの批判・感想の表明は適当と言えるでしょうか?
もちろんTwitter上の批判も非難も感想も自由にあるべきです。これまで愛用してきたATSUGIブランドが全く違うテイストになり、憤懣やるかたないこともあるかもしれません。しかし、タイツについてはATSUGI以外にも多くのメーカーが製造・販売しています。タイツの供給が問題になることもない。いろいろなテイストのブランドがある。ほかに選択肢のあるこの状況でなぜ、ラブタイツキャンペーンにここまでの批判(否定的な感想)が集中するのでしょうか。倫理的には問題がない広告にも関わらず。
私が今回後になっておかしいと感じたのは、フェミニズムや性的表象や主体客体に関することではなく、SNSによる国民総レビュアー状態+消費者第一主義とそこから発生したコメントスクラムです。だってそうじゃないですか?オキニのブランドが嫌いになってきた、そしたら普通は黙って他のブランドに乗り換えるのがこれまでの通常の購買行動です。
レストランの対応が悪かったら、あなたは情報サイトにあらん限りの攻撃的なレビューを書きますか?今回の件はそれを集団的にやられていた状態だったのではないですか?
「買ってやっているのだからどのような苦言も受け入れるべきだ」そう思っている人は今回の批判者の中に本当にいませんか?これは妥当な商慣習だと本当にそう言えますか?
なぜ倫理的に問題はないと考えている人が多いにもかかわらず、ここまで炎上(そう書いて差し支えない状態だと思います)したのか、それは「こういうセクシャルな表象については攻撃的な意見を表明していい」という意識の表れではないでしょうか。そうでなければ皆が皆「気持ち悪い」「不快」と声をそろえて言うことがありますか。そんなに気軽に使っていいものでしたでしょうか、「気持ち悪い」という言葉は。
なんとういかコロナ禍におけるタレントの自殺率とかを思い出しますね。具体的な名前は出しませんが、SNSで事あるごとに話題に出されるタレントの心労を思うと、なかなか厳しいものがあります。今回の騒動に似ている個所もなくはないと思います。
まとめます。再度申し上げますが、批判も感想も自由です。それを受けてATSUGIが謝罪したことについても外から口を差し挟むことではありません。それでも本件を広告問題として考えてみると、商慣習上不条理なほど叩かれ批判され「気持ち悪い」と罵られている。
それは多勢が「不快である」という言説を束になって浴びせ、「不快にさせてごめんなさい」と謝罪をATSUGIから引き出したということに他なりません(倫理的には問題がないにもかかわらず)。加えてこれを是として顧みない方がTwitterやはてブ上にすこぶる多い。この構図がマジ悲しいなって思って書きました。おわり。
てかこれ、フローチャートの人の言っていることと似通ってますし、理路の増田も追記で補足してますね。すみません。anond:20201107191444
現代ビジネスの記事 「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」(御田寺 圭)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69024
について、読んでいて多少飛躍があるなと思ったところ、疑問が残るところ、検討したいところを引用しコメントをつけています。Twitterでやろうと思ったけど長くてむりだった。
【オスの性欲は「交渉権の行使」であるのに対して、メスの性欲は「拒否権の行使」であるともいえる。
積極的・能動的にパートナーを探し、あわよくば複数のメスとたくさんの子孫を残そうとするオスと、受動的・消極的にパートナーを選ぶことで子孫の生存確率を高めようとするメス──前者の行動を「正」の性欲に基づく行動とするならば、後者の行動はまさしく「負」の性欲に基づく行動といえる。 】
→筆者はこれが負の性欲の定義としている。受動的・消極的が「負」というのはなぜ?
→そもそもパートナー選びは非常に能動的な行動では? メスはオスを選んでいる。「選択権の行使」ではないか?
→これは人から聞いたのだが生態学や進化心理学には「正」「負」という概念はないのだそう。あるのは適応度。優劣を持ち出しているのはスペンサーの社会進化論(適者生存)で批判されている――とのこと(この辺は自分は不勉強)。
【異性に「生理的嫌悪感」を内心で抱くぶんには自由である。しかしそこを踏み越えて「キモい」「消えろ」「ゴキブリ」「ウイルス」などと対象に言明することは侮辱・侮蔑であり、まぎれもなく加害性のともなう行為である。】
→「拒否権の行使」は「キモい」「消えろ」「ゴキブリ」「ウイルス」と言うことを示しているのか?
→「拒否権を行使」することと、「キモい」という言葉をもって相手を拒絶することは、イコールではないのでは? 相手を選ぶ権利は誰にでもあるが、選ぶ際に相手を加害する権利はない、という主張には納得する。
→どれくらい「キモい」って拒絶されているの? その拒絶の仕方は女性特有なの?(これは後段にもあるが、男性が女性を「キモい」「ブス」といって振るケースもたくさんある。ならばこれはオス・メスに分けて考えるべき問題なのか?)
【「異性に対する加害性をもつのは男性だけではない」──とする、いわゆる「反転可能性テスト」のひとつである。】
→ここは同意です。
【性淘汰はホモサピエンスにも働いていることについて】
→そう。ただ、動物よりも淘汰が働くスピードは遅いのでは。また文化が変化しているため、なんの特質が評価されているのかはわからない
→性淘汰=「負の性欲」なのか?(ではなくない?) むしろこの原稿の主題は「負の性欲」から発生する「キモ」言説の加害性ではないか?
【人びとは「新自由主義的」なパートナーシップ市場で「よりよい相手」を巡って際限のないえり好みを続けている。厳選すれば厳選するほどに、よりよい相手と巡り合える可能性が高まるのだ。つまり「負の性欲」の効用が最大化される時代である。】
→これは効用は最大化されない。なぜなら男性は女性を年齢で選ぶ傾向があるため、厳選すれば厳選するほどに(=時間がかかればかかるほど)よりよい男性が遠ざかっていく。そのため女性はどこかで妥協せざるをえない。妥協しない場合、「よりよい相手」すら出会うことはできない。ちなみにこの「新自由主義的な市場における際限ないえり好み」は女性だけの問題ではない。この文章は男性側の方がむしろ当てはまる(なぜなら男性のほうが年齢による減点がゆるやかで年収の上昇のほうが効果的な段階があるため。一定までいくと年齢による大きな減点が発生することがほとんどだが、女性の方がその影響の発生がはやい)。
【「自分に接近し、性的にアプローチしてきた男性を拒否(厳選)する」という枠を超えて、特にSNS上では「自分に向けられているわけでもない、無関係な他人の性欲を発見したさいに、まるで自分のことのように被害者意識を持ち、これを断罪しようとする過剰反応」が頻繁に起きている。それこそが、「負の性欲」が問題化される局面である。】
→「頻繁に起きている」データがない文章。「それこそが」~とあるが、「自分に向けられているわけでもない、無関係な他人の性欲を発見したさいに、まるで自分のことのように被害者意識を持ち、これを断罪しようとする過剰反応」というより、筆者は「キモいと言うことの加害性」一本でいったほうが筋は通っているのでは。
【先日SNSユーザーたちが、ネットの片隅で「10代20代と結婚したい」と望み活動する40代男性に対して、「キモい」「加害者」という非難のニュアンスを多分に含んだコメントスクラムを炸裂させたことは、自他の境界を見失わせる「負の性欲」の暴走を如実に示す実例だったといえるだろう。】
→例えばこれが、18歳の子供をもつ40歳の母の発言だったとしたら筆者は「負の性欲」という表現を使うだろうか?(※でもこれはちょっと家父長制的な考え方だからこの問いかけは危険な部分をはらんでいる)
【現代社会はふたたび「一夫多妻制」への道を歩もうとしているのかもしれない。「キモい」存在は排除してもよいという「先進的な倫理観」に基礎付けられた、新たな一夫多妻制──すなわち、一生のあいだに多数の女性と性的関係をもつ男性たちと、一生生殖の機会が得られない男性たちに分かれる「非同期型一夫多妻制」の実現へと。】
→すごい飛躍であるのでこれ以降は特に読まなくていいかなという感じ。ただ一人の男性が複数回結婚している(再婚)疑似一夫多妻は現在の日本でも存在している(でもこれって近年増えているものなんだっけ? その辺のデータはどっかで見たことがある気もする)。SF的なIFを許容して話を進めると、現代は避妊技術が向上しており、アルファ男性といえども複数人女性とその子供を養うお金は十分ではないので、子どもは「正妻」しか持てないくらいの数に減り、社会は崩壊する。ヤッター!
揮発油税を財源とする道路予算は、本来の道路を作る為では、もはや余ってしまう状態になっていった。道路族が道路を作っていたのは、高度成長期の初めの内だけであり、田中角栄が逮捕されて政治の世界から姿を消して以後の道路族は、道路を作りかけのままで放置させておく事で票を集めるようになっていた。道路を完成させてしまうと票が逃げるし、道路を作ろうとしても、道路用地の強制立ち退きは出来ず、市街化調整区域として線を引き、その線にかかる家屋は新築できないという規制をかけていたが、リフォームという裏技が出てきて、実質的には建て替えなのに、リフォーム扱いにされてしまうと、いつまでたっても家がなくならない。放火は罪が重く、火付けで無理やり地上げするという胆の据わった地上げ屋は、さすがにいない。
結果的に、道路予算をもてあました国土交通省は、その予算で、職員用宿舎を建設したり、職員旅行の費用を賄ったり、レクリエーション用の道具や遊び疲れた時の為のマッサージチェアを買い、それでも使い切れないという事で、道路建設を正当化する内容のミュージカルを公演してみたり、新都市交通システムという名目でモノレールを建設したり、開かずの踏切を無くす為に鉄道会社にお金を渡していたり、タクシー・バスレーンの新設ということで、駅前の一等地を地上げして買い取り、立ち退かせた店舗等を収容する再開発事業にお金をつけるという事を行っている。
つまり、揮発油税の無駄遣いが発生しているのに、高速道路の赤字は増えるばかりとなっていたのである。
使い切れないほど余っているのであれば、値下げするべきというのが、揮発油税の暫定税率分の徴収を一ヶ月間だけストップさせた(2008.4.1~2008.4.30)、野党としての民主党であった。徴収の根拠となる租税特別措置法案は、結局、道路族の圧力によって、衆議院の3分の2を持っていた自民党福田内閣によって4月30日に採決され、暫定税率分の徴収は翌5月1日より再開された。
福田内閣は、道路族の圧力に抗しえず、8月2日に辞任に追い込まれ、道路族の傀儡である麻生内閣へと代わったのであった。
一ヶ月間だけの価格の変動という結果になったが、それでも、批判が集まったことから、道路財源の無駄遣いは減り、道路を作る為に使わなければならないがその道路を作れる場所が無いくらいに、道路は作りすぎているという事で、道路財源の使い道を、ETC利用者に限定した高速道路の値下げに使うようになっている。
しかし、道路財源の辻褄は、高速道路値下げ補填程度では間に合わないであろう。一般財源化がされていることから、一般財源に投入して使ってしまう事も出来なくは無い。ばら撒きの財源を必要としている民主党が、道理を通せるかどうかという試金石となるであろう。道路予算は道路の為に使うべきであり、ETCを使った限定割引のような無駄な事を続けるべきではないし、僻地の道路から順番になどという姑息な事も、やるべきではない。割引が適用される日に交通が集中するから渋滞になるのであって、課金自体が消滅すれば、曜日による集中はレジャーシーズンだけとなるし、高速道路と一般道路との区別が消失することから、それぞれの区間ごとに、空いている道を選んで利用するようになるだけである。ETCによる割引では、高速道路に乗り降りするごとに課金される為に、高速道路に乗ったら目的地まで降りずに走る事になり、渋滞が発生しやすくなっているのである。カーナビで迂回路を探せても、渋滞情報で空いている事がわかっていても、料金制度によって、渋滞しているとわかっている所に突っ込んでいかなければならないのである。
高速道路が道路財源で運用される国道化されてしまうと、大口の広告主であった鉄道や航空は打撃を受けるという事で、広告代理店から世論操作を請け負った業者が、一斉に、高速道路無料化反対の主張を並べ始めている。道路財源の無駄遣いに触れない主張ばかりという偏りが出てしまっているので、世論操作の手段としては、下手な方といえる。パブリックコメントにコメントスクラムをかけるのを請け負うよりは、発言者の身元を明らかにする必要が無い事から、やりやすかったので、やりすぎてしまったのであろう。
http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.9.16]
http://anond.hatelabo.jp/20081120192256
について
長文ブコメ、罵倒タグ使用者は、結構スルー『できない』奴が多そう。なぜなら相手がスルー『できない』ことを予想し期待しているからこそそういう行為に走るわけだし、それは大抵の場合自己投射による他者理解だと想像することができるから。スルー力のある人は、最初からそんな目的ではブックマークしないんじゃなかろうか。たとえばヒトコト多い性格のせいで結果的にいやがられることはあるにせよ。
つまり【いやがられるようなブックマークをつけるブックマーカーは一般に『ブックマークされる』という行為に対して嫌な物を感じる】という推測は元増田が考えるようにそれなりに有意に成り立つと言ってもいいと思う。
まあ、コメントスクラムというほどでもなく、ブックマーカーをブックマークする行為、すなわちメタブックマーク自体は普通に有って良いと思った。コメントも付けたりする。「○○さんのブックマーク傾向が分かってきた」「今日のこのコメントは無いなー」とか(笑)。そこから見えてくるSBMの未来もあるだろう。
なかには身もだえして喜ぶ人がいたりして。そうすると、単なる「罵倒」と思われていたその人の行為が実は「叱咤激励」とか「ファン行為」のつもりだったということが分かったりするかもしれない。しないかもしれないけど。
僕は、finalvent氏が運営管理する極東ブログの愛読者だったが、もう購読をやめにした。以下に理由を書きたいと思う。
極東ブログが、管理者(finalvent氏)が承認したコメントのみ表示されるシステムに移行された。極東ブログはアルファブロガーで、アクセスPVも多いと思う。書いてある記事も幅広く、料理レシピから書評までカバーしている。しかし中心は政治関連の記事である。そしてそれらの記事のコメントは、氏に対する反感を露骨に表すコメントが投稿される。
僕は、読者でありながら不快な思いを感じるコメントもあったが、管理運営者のfinalvent氏はもっと不快な思いをされていたと思う。しかし氏の運営の姿勢とブロガーとしての人徳から、コメントスクラムの炎上には至っていなかった。
すでに、池田信夫氏の運営管理するブログは、現在の極東ブログと同じシステムである。池田氏は過去にコメントスクラムによる炎上を経験されている。だから、コメントスクラムの恐ろしさを体験したから、承認後にコメントが表示されるシステムに移行する決断をされたのだろう。
finalvent氏と池田氏の違いはほかにもある。池田氏は実名と所属を明らかにしてブログを運営されている。従って、所属する大学関係者が、氏のブログのコメントスクラムを目にすることもある。所属と実名を明らかにしていることで、仕事とかで不利益をこうむることもあるだろう。
しかし、極東ブログを管理運営するfinalvent氏は匿名のブロガーだ。実名と匿名のリスクを考えるならば、実名にリスクがあることが明らかだ。匿名のブログがコメントスクラムで炎上しても、リスクは限定されている。
匿名というリスクの少なさにあるfinalvent氏が、実名の池田氏と同様の管理運営をするのに違和感を感じる。また実名のリスクを背負ってコメント管理を行わない小飼弾氏もいる。finalvent氏は小飼弾氏もコメント管理をすべきだと主張しているが、それは炎上を恐れる自分と同じ立場に小飼氏を呼び込もうとしているようにうがって思う。finalvent氏は実名のブロガーとして、今回のシステムに移行すべきだった。
炎上回避の方法と、面白いエントリーを集積するやりかたとして。
とりあえず村民には「ブクマポイント」として100程度、入村と同時に配布して、何かブクマコメントを残すときには、
その「ポイント」が消費されるやりかた。賞賛だとか叩きだとか、それを客観的に決めるのは無理だから、どちらにしても、
ポイントのやりとりが発生しなければ、コメントはだから100回しかつけられなくて、以後はブックマークをすることしかできない、
あるいは、自らのコメントを公開することができなくなる。その代わり、ポイントはやりとり可能で、誰かからポイントをもらったり、
自分のポイントを誰かに託すことができる。
自分のblogを持っている人は、エントリーにつけられたブックマーク数を、そのままポイントとして消費できる。
ブクマ数をたくさん得た人は、そのポイントを使って誰かのエントリーにブクマコメントをつけたり、面白いコメントを残してくれる
ブックマーカーに、ポイントを送付したりして、ポイントは一種の通貨として機能する。
特定のページを「これはひどい」なんて叩きコメントスクラムする人達は、誰かを叩いたその口で、仲間の書いたエントリーを
「すばらしい考察」だとか、ごく狭いクラスタでお互い褒め称えたりする。不特定多数からブクマを集められないこんな人達は、
たぶんお互いのポイントを「交換」することしかできないから、そのうちポイントを消耗して、「声」を公開できなくなってしまう。
あるいは「万」単位でブックマークを得ている人達は、役に立つコメントを残してくれるブックマーカーに多くのポイントを分けることが
できて、結果として、はてな界隈には人気エントリーに連なるコメントが増えて、役に立たない、叩くだけのコメントは、
自動的に排除されてしまう。
「ポイント」の初期値を100にすると、Dankogai さんあたりは12万ポイントぐらい持ってるからすごい格差社会になりそうだけれど、
ノイズ排除が効率よくできると思う。
id:dankogai氏のBLOGは炎上しない。飛び火はするけど。
2chに見られる典型的な炎上のように1000GETするほどにコメント欄が荒れることはない。
ちょっと考えた結果、2chと違って、著名人が実名で登場する事が大きな要因だと平目板。
普通のBLOGは記事の書き手に対してみんな視線が送られる。自分は注目されない十把一絡げ。
だからみんな一方的に煽るだけあおって、反対意見はあちら側からだ。
○○○○○○○○○
○○○○○○○○○
○○○○○○○○○
○○○○○○○○○
↓↓↓↓↓↓
↑ ↑
△△△◎△△△
○:コメントスクラム
◎:張本人
△:擁護派
こんなイメージ。
これがid:dankogaiのBLOGになると、サイバーカスケード内で批判しあう内部分裂が起きる。
同じ反対派でも、「自分の理由が正しい」、「この点であちらの意見の方が妥当」等という議論が起きる可能性がある。
自分は注目されない十把一絡げでなく一人の論客として反対派の中から視線が集まる可能性すらでてくる。
これが炎上を踏みとどまらせる。作用反作用の法則で、消えてしまうか議論が収束してしまう。
論客スキルの低いコメンターは最終的に感情論でしか反論でき無くなる。
そんなの本人にとって見れば痛くもかゆくもない。10000人を救うためなら100人くらいの痛みが必要なものだって事がわかってるから。
○○○○○○→○○
○○→○○←○○○
○○○○↓○○○↑
○○←○○○○○○
↓↓↓↓↓↓
↑ ↑
△△△◎△△△
△△△△△△△
こんなイメージ。
だからdankogai氏のBLOGでは1000GETレベルの炎上がない。
しょっちゅういろんな所に飛び火はするんだけどね。
hobo_kingさんは「現実的に見ればただのドキュンだ」と言っている。
kim-peaceさんは「現実的に見ればただのドキュンだが、物語的に見れば説得力はある」と言っているわけだ。
「物語的」というのは「ラノベ的」と書いたほうが分かりやすいかもしれない。
要するにラノベ脳を発達させろということだろう。
hobo_kingさんのエントリのコメント欄も読むといいよ。
追記
コメントスクラムでhobo_kingさんとやら萎縮して、自説曲げちゃってるよね。意識的にやってんのか無意識にやってんのかしらんけど。ともあれ、そういう経緯踏まえて「ラノベサイト管理人連合キモイ」って最初に書いてんだわ、この増田エントリ。
ふーん。ラノベサイト管理人連合とやらが実在しているとして、どちらかといえばhobo_kingさんは連合寄りな感じだけどな。
連合に集中攻撃された哀れなラノベサイト、というよりは、仲間内で馴れ合ってるようにしか見えない。
追記2
まあ、あの程度なら大丈夫なんじゃないかね。なにが大丈夫なのかわからんが。本気でdisってる人も少なそうだし。
http://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20070406/1175870457
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20070407/p1
この反論エントリ書いた奴はアホか。「hobo_kingさん」とやらは元エントリで「『物語的リアリティ』に関して問題があったからつまらなかった」って書いてるんじゃん。「九重ゆうこ」と「刈谷健吾」の発言に説得力がない、という指摘は「物語的リアリティ」がない、ってことでしょうよ。「そういう展開にならないとストーリー的に困るから」という理由以外で、主人公が説得されてしまうことが納得できるものじゃない、と。従姉妹の話も同様。
ライトノベル読者ってさ、kim-peaceさんとかみたく、結論先にありきの読み方というか作者に優しい読み方を一般的にするもんなの?「作者が燃えさせようと思って書いてるんだったら、こっちも素直に燃えて愉しんじゃうのが正解だよねー」みたいな。それって読書じゃないよね。鏡に映った自分の姿にうっとりしているようなもんじゃん。
http://anond.hatelabo.jp/20070408131306
コメント欄もともと読んでるよ。コメントスクラムでhobo_kingさんとやら萎縮して、自説曲げちゃってるよね。意識的にやってんのか無意識にやってんのかしらんけど。ともあれ、そういう経緯踏まえて「ラノベサイト管理人連合キモイ」って最初に書いてんだわ、この増田エントリ。
追記に反応。
ふーん。ラノベサイト管理人連合とやらが実在しているとして、どちらかといえばhobo_kingさんは連合寄りな感じだけどな。