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はてなキーワード: リュックとは

2023-12-08

サザエさんグッズが少なすぎるのはなぜ?

フジテレビオンラインショップくらいしかない

サザエさんのアクスタが欲しいのに、50周年の限定しかなくて、メルカリで見たら5000円超えてる

なんでなの?サザエさんはグッズ化して欲しくないっていう作者の遺言でもあるの?

もっとサザエさん映画とか!ゲームとか!見たいしやりたい!!

サザエさんリュックとか缶バッジとかぬいぐるみとか欲しい!!

なんでスタンプとか皿とかタマぬいぐるみしかないんだよ!!

https://eshop.fujitv.co.jp/fs/fujitv/c/B007010

こんなの絶対おかしいよ!

2023-12-05

anond:20231205121954

というわけで女は手提げにこだわらず服に合うかどうか気にせず実用性ありきでリュック積極的活用すべきだ

2023-12-02

漏らしそうだった

あと10秒遅れてたら危なかった

駅のトイレは長蛇の列だった

室長い奴マジで一生許さねーから

ゆるい方だった

猶予100秒くらいだと思った

今回ばかりは無理だと思った

働かない頭を動かして女性が多い商業施設何入った

全力でトイレを探した

土曜日なので死ぬほど混んでた

ダメだと思った

辺鄙トイレを見つけた

個室は一個しかなかったが空いてた

コートリュック邪魔だった

正直もれたと思った

間に合ってた、パンツセーフだった

死ぬかと思った

第二波が来るかもしれないかトイレ前で待機してる

2023-12-01

追記あり)財布拾って届けてくれた人ありがと〜〜〜〜!!

追記

すごい嘘松っぽくなっちゃうんだけど、実際にあったことなので聞いてくれ。

今日ショッピングモール迷子保護者に送り届けてきた!!!

迷子になる前に一度見かけてて、ヘルプマークつけてて多動だったかちょっと心配してた。

からの子駐車場エレベーターホールに一人でいたときに、すぐに「あ、マジで迷子になったな」ってすぐに気がつけた。ヘルプマーク付きのリュックは背負ってなかったけど、エレベーターボタンを連打する様子を見てあの子だと確信した笑

「昨日の恩をここで返せと言うわけだな…」と心のなかでつぶやいたぞ!カッコイー!!

「財布をちゃん管理していないのが悪い」とか、「親が目を離したのが悪い」とか、そういう話で終わらせたくないんだ。みんなもどうかよろしくーーー!!


〜〜〜元の文ここから〜〜〜

日本に住んでてよかったって心の底から思った。

これからもそういう日本であってほしいから、周りの人にたくさん親切にするぞ〜〜!

(元の追記

自分自身、いままでいろんなもの拾って届けてきたよ!

学生証、交通系ICカードクレジットカード名前入りのハンカチ

自転車で何か落としていった人をダッシュで追いかたことも何度かw

見ていた知り合いに「ようやるわ」って呆れられたこともあったけど、今回のこととかブコメを見て、これからも続けようと思ったよ〜〜!

サンキューーーーーー!!!

マックの前でウーバーイーツのリュックヘルプマーク付けてる女性がいた

大丈夫なんだろうかと心配になる

元気そうには見えたし大丈夫なんだろうけど

他に仕事ないんだろうか

2023-11-30

anond:20231129121851

😷ワイは男やがボディバッグどころか普通のバッグもリュックも一切使わんやで

anond:20231129235738

一昔前は、リュックこそださい。

男なら黙ってボディバッグスタイリッシュでかっこいい。

そうファッション誌に書かれていたんだよ。

そして、ファッション誌の言葉を信じた男たちはこぞってボディバッグを使うようになった。

当然、むさくるしい男もボディバッグを使った。

結果、ボディバッグダサいと言われ始めたんだ。

2023-11-29

暇空茜の弁護士過去が壮絶すぎる

和 1 年(受)第 877 号、令和 1 年(受)第 878 号

父親は幼少期に、他国から父母など同胞集団と共に来日し、帰化した。

多子家庭で育つも経済環境には恵まれ大学院にまで進学(中退)、自営業成功を収める。

母親は複雑な家庭環境に育ち、中卒で水商売をしていた。

客として訪れた父親結婚するも、精神的に不安定な面が強く離婚母子家庭でAを育てる。

Aが4歳の時に、Aの前で飛び降り自殺した。

Aは祖母に引き取られた。

後に偏差値70の学部へ進学するほどAは学業優秀であるが、小学生の頃はやる気にムラがあり評価は良くなかった。

教師を見下すような言動を取り、しばしば暴力問題を起こした。

祖母はAに体罰を行い喧嘩をすることがよくあったが、Aが中学生になると敵わなくなり、Aは父親に引き取られた。

Aは私立中学校に通っていたが、そこでも粗暴な行動が目立った。

教師には、一見すると真面目そうで勉強もよく出来るが心の教育ができていないと評された。

父親はAと仲良くしたい、一緒に遊んだりしたいと干渉していたが、Aは父親嫌悪して遠ざけようとしていた。

Aの粗暴行為が目立つため、中学2年生時のキャンプで、学校側はAを強制的に不参加にした。

キャンプに行けなかったことはAにとって非常に強い屈辱であり、その後の人生につきまとう出来事になった。

中学3年生の時、Aは同級生に嫌味を言われたと憤り、塾帰りの同級生が歩く夜道で待ち伏せし、ゴルフクラブを振り回しながら追いかけた。

暴行する意図はなく、驚かせて悔い改めさせようとしただけだが、Aは保護され、保護観察処分となった。

Aは私立中学を辞めて公立中へ転校した。

父親心配してAを病院に通わせ、そこで初めてAに高機能自閉症があるとわかった。

本人には自閉症のことは知らされなかった。

中学卒業後、保護観察や通院などの関係で1年遅れて、Aは高偏差値高校へ進学した。

小中では知的欲求を満たされないことで教師侮蔑する態度の強かったAだが、高校では勉強に熱中し、徹夜して好きで勉強することもあった。

しか体育教師に対しては粗暴な振る舞いをし、「そんな態度なら授業に出るな」と言われ、Aは体育に出なくなった。

出席日数不足のため進級できないと学校側に勧告され、父親自閉症のことを明かし、Aも知るところとなった。

自閉症ならば仕方ないと学校特別にAの進級を認めた。

Aは自閉症ことなど調べるうちに、キャンプの件が理由PTSDになっているのだという結論に達し、警察被害を訴えに行くも取り合われなかった。

中学校を訴えてほしいと父親に頼むも、父親ははぐらかすばかりで一向に行動に出なかった。

Aは同級生中傷文を校内で流布したり、女子生徒に執拗求愛することでもしばしば問題となった。

17歳の時、Aは町中で行列に並んでいた際に、後ろの者にリュックをさわられたと怒り、通報して警察官を呼び出した。

警察官が事情聴取リュックも調べると、中には刃渡り8cmの刃物があり、銃刀法違反でAは保護された。

Aの担当となった家庭裁判所調査官は、心理学者でもあった。

調査官に対しAは様々な不満を漏らした。

父親仕事の都合でたびたび祖国に戻り家を空ける一方で、居る時にはAに対し過干渉でAの寝所は仕切りがなくプライバシーがなかった。

調査官は仕切りをつくってあげるようにするなど父親アドバイスをした。

Aは父親をひどく嫌っており、母親自殺目撃について特に心傷はないが、そのせいで父親と暮らさなければいけないことが不服であると語った。

キャンプに行けなかったことはAの心の傷であり、当然の権利が奪われた、権利回復のために今からでもキャンプに参加させよと主張した。

18歳の青年中学生に混じってキャンプに行くのはおかしいと調査官に言われても、Aはこだわり続けた。

合法的キャンプに混じれないのならば非合法方法でもいいからと、中学校脅迫めいた手紙を送ることもあった。

高校卒業後、Aは偏差値70の名門大学に入り、弁護士になるために学ぶようになった。

AのIQは140ほどある。

最優域知能と発達障害による特性学術的興味を持ち、調査官は国の許可を得た上でAについての論文を発表した。

Aの論文は他の少年の事例と併せて書籍化された。

書籍発売から何年も経った後で、調査官に書籍のことを話され、Aは初めて書籍について知った。

Aはプライバシー侵害として、調査官と出版社を訴え、国家賠償請求も行った。

民事裁判最高裁でAが敗訴し、国賠でも敗訴となった。

Aは今年に入ってから現在では大学教授である調査官が書籍心理学教科書扱いして頒布しているとして、再び元調査官を訴えた。

anond:20231129121953

リュックは便利だけど万能じゃないんだよ

前後に膨らむから

anond:20231128112057

理由がないとお散歩できないのわかるマン

自宅周辺の飲食店目指して歩くとかどうやで?

60分ってだいたい6kmぐらいやから自分から半径3km内の美味しそうな飲食店コンプとか目指してみるとええと思うやで

ちなわいも土日の11時ごろから目星付けたお店に向かって歩いて行って食ってトコトコ帰ってるやで

あと家から2kmのスーパーに徒歩で買い出しに行ったりしてるやわ

牛乳とかお肉で3~4kgになったリュックを背負って敢えて坂道を選んでゼェハァしてみたり

地元の道完全コンプじゃああああああああいって感じで通ったことない道に入ってみたり

何年も住んでるのに入ったことがないエリアに踏み込んでみるの割と面白いやで

2023-11-28

ブラックマンデーにかこつけて普段使い用のバックパックを買おうと思うのだが

オスプレーアークテリクスミステリーランチノースフェイス

↑のブランドの10L台の大きさのものならどれが良いんだろうか(その他何かおすすめがあれば教えてください)

なるべくマチが小さく薄っぺらくて大きく見えなくて小さすぎず肩が疲れないやつ。あと、肩紐がズルってならないやつ。シンチクロジャーちょっと

コートで背負っても変じゃないやつ。色は黒か濃いカーキ

去年マッキントッシュバックパック買ったけどデカすぎた

(一泊旅行には丁度良いんだけど。コートで背負っても変じゃないけどビジネス感満載。全然使ってない。防災リュックになってる)

もっとライトな感じで背負えるやつが良い。その辺に行く時に背負う

165cm 50kg 女性

アマで試着したフェールラーベンのraven20は買おうと思う。もう一個もっとライトなやつが欲しい

候補として

正直ノースフェイスはあまり気が進まないが、NEVER Stop Daypackは丁度良い感じがするのでカートに放り込んである。でも…ノースフェイスかぁ…と思う

オスプレーはデイライト、アークテリクスマンティス16、ミステリーランチスカイライン17が良いと思う

今のとこ、skyline17かdaylite13どっちか…かなと思っているが

2023-11-27

anond:20231127141621

物語自体陳腐だけど、表現の仕方とかは秀逸だろ。

リュックとマハト関係かめちゃくちゃ良かったわ。

2023-11-26

葬送のフリーレンだと今のところ、明らかに黄金のマハト編だけ浮いてるレベル人物が掘り下げられて

広義の『人間』(種族としてのそれではなく)として描かれてるんだよね

で、主要人物はデンケン、マハト、グリュックという、少なくとも外見上は全員男性

デンケンの亡き妻への想いやマハトとの師弟関係は真の主人公と言われる程に熱く描かれている。

ハト人間とは相容れない精神構造の魔族であれど、人間を好きになりたいと考え滑稽なまでに右往左往する様子や

リュックとの間に築き上げられる奇妙な関係性は

読者の感情移入を誘うように丁寧に描かれている

これは主人公フリーレンの内面描写が何か雑なのとは対照的

葬送のフリーレンという漫画全体は主人公フリーレンが死んでしまったヒンメルの足跡を探し求める構造になっているけれど

その描写受動的でぼんやりしていてどうも薄い。

原作者男性からなのかそれとも少年誌からなのか、

主体的自我を持った『人間』としてその内面を掘り下げてもらえるのは男性だけなんだなと思った

2023-11-25

朝の6時頃盗撮現場を目撃した

今朝仕事に行くのに職場の最寄り駅の改札を抜けてエスカレーターに乗っていた。

土曜日は朝の6時頃頃、この時間帯はほとんど人がいないのだが、結構大きめのリュックを背負っていた女子高生エスカレーターを登り切った先で道の真ん中でスマホを弄りながら立っていた。

その真後ろで男がしゃがみこんで何かをしていたので、「お父さんか顧問先生で、リュックについてたキーホルダーかなにが外れてつけてあげてるのかな?」と思ってた矢先、男が俺の気配に気づくなり女子高生に一声もかけず猛ダッシュ階段を駆け上がり逃げていった。小走りとかじゃなくて、脇目も振らず全力疾走していったので尚更異様だった。

「え、あれ他人……????何だ今のおっさん……」と思いながら走りゆくおっさんを眺めてた時に「あ!!!!今のあれスカートの中の盗撮!?!?」と気づいた。

あんなに堂々とやるもんだから一瞬では全くピンとこなかった。

盗撮してた決定的な証拠もないが、女の子になにかしていたのは間違いないのだが、ああい現場をこの先見かけたら取り押さえていいものなのだろうか。

未だに凄いモヤモヤしてる。

2023-11-24

anond:20231124160219

現在確認されている不具合

 ・客先から直帰をした翌日、家から会社リュックを持っていくことができない不具合

たんにバスを待ってるだけなのにリュックの中に爆弾入ってそうな雰囲気になるのなんでなん?

2023-11-23

チビ満員電車はつらすぎる

身長150cm未満のチビ女。

吊り革は届かない。背伸びすれば指の第1関節で引っ掛けるくらいはできる。

(だからといってチビに吊り革を合わせるわけにもいかないのは分かる)

世間じゃ蛇蝎のごとく嫌われる狛犬ポジが取れればマシ。嫌がられるのは知ってるけどここにいる時が一番楽。まあここにいられることは滅多にないけど。

シートの端についてるポール的なやつに掴めるのも楽。

ギリギリ状態で吊り革に指を引っ掛けてるときリュック背負ったままのサラリーマン男子学生が前方にくると息がし辛い。

というかそもそも混んでると他人身体が顔の周辺を囲むのでそりゃ息苦しいよね。

子供の頃は「なんか知らんけど乗ると気持ち悪くなる」のが理由電車嫌いだった。

今も嫌いだけど車移動もできるので余程必要な時以外は避けられるだけマシ。

でもたまに乗るとやっぱ満員電車ってクソだなって思う。

2023-11-22

途上国鉄道と、たばこ

6、7年前のこと。

当時、私は大学を1年休学し、アルバイト貯金を貯めては発展途上国に旅に出るという生活を送っていた。

いわゆるバックパッカーという奴で、当時はうだつの上がらない大学生を中心にとても流行っていた。

私はとある発展途上国にいた。というか、タイにいた。

国民からの支持も厚きプミポン国王陛下(大変偉大だった。名前の響きも良い)がまだご存命であらせられた頃の微笑みの国で、途上国と言っても過ごしやす場所だった。

主な活動拠点であった首都バンコクにはそこら中にコンビニがあるし、バンコクでなくても観光地ならそこら中にコンビニがあった。

距離の移動も楽で、自動車バイクトゥクトゥクなんかのタクシー車道を(適宜信号無視しながら)縦横無尽に行き交っていた。

足に自信があればレンタル自転車でも移動できたし、自信がなくてもレンタルエレファント騎乗することによってなんか自分がとても偉くなった気分にもなれた。

だが、長距離の移動は辛かった。

何十キロも移動する場合貧乏学生に与えられた選択肢乗合バス国有鉄道の2択になる。

私はこの1年後、南国フィジーで偶然出会った黒人雰囲気でビガップするまで乗合バスというもの食わず嫌いしていたのでタイで乗ったことはない。乗り込んだら最後ギャング鮨詰めになったファベーラっぽい場所に連れて行かれるような気がしていたからだ。

なので国有鉄道ばっかり乗っていた。

国有鉄道は大変安価で、バンコクから国中に放射状に線路が伸びていたっぽい。バンコクのなんか名前の長い駅からどこへでも行けるし、どこからでもバンコクに戻れた。

だだ、乗り心地は酷かった。

座面も背もたれも材質不明の硬い何か(プラスチックっぽい)で長時間乗るとケツが割れる。

はいつも半開きなくせになぜか換気能力が低く、どの車両に乗っても独特の臭いがした。しかもこの窓は出入り口でもあった。車両が駅に停車すると野生の物売りたちが華麗な身のこなしで窓から乗り込んでくるのだ。なので泥とか砂とかがいろんなとこについてた。

最も難儀したのは、夕方夜にかけて、バンコクから地方に向かう鉄道の車内である

一つ考えてほしい。我々日本人は、夜にへとへとで電車に乗りこんだものの、座席が空いていなかったらどうする? 観念して空いている場所に立つか、次の電車を待つかするだろう。

タイ疲れた人々はどうだろうか。そんな非効率的なことはしない。

何故なら、電車には床があるのだ。そして疲れているのだ。疲れている人は、座るか、寝るのだ。

そう、電車の床に座って、寝るのである。それも、スペースがあればあらゆる場所に。

座席の肘置きはもちろん、座席の下に潜り込んで疲れを誤魔化す。始発のバンコクならまだスペースに余りもあるが、途中の街から乗り込もうものなら、扉をあければもうみっちみちである

しかも、地方に行くほど駅が減る。1時間停車しないということもあった。つまり、長時間、めちゃ揺れる車内に、みちみち。

さて、以上が前情報である

私はその日の夕方とある観光地から別の観光地に向かう鉄道に乗り込んだ。そして、普通に行き先を間違えた。

動揺を押し隠して途中下車し、優しい駅員の指示のもと折り返しの電車を待った。折り返しの電車が来るころには、空は暗く、月が輝いていた。

やたら笑顔の駅員にはにかみながら、私はやってきた車両に乗り込んだ。

それはバンコクが始発の地方へと向かう鉄道だった。

扉を開けると、わぁ……人がみっしりしていたぁ……。

足の踏む場もないほどの人の密集具合に、育ちのいい小学生ほどもあるバカみたいにでかいリュックを背負っていた私は、車両にいることさえ不可能なのではないか思った。

そしてちゃん不可能だった。

行き場所を失い、半分外みたいな場所に追いやられた私は、そこが電車の連結部であることに気づいた。(賢いので)

日本電車の連結部は大抵、人間がおっこち線路脇のゴミにならないように何かしらで覆われている。だがその車両は違った。

連結部の左右は吹き抜けで、端的に言うとめちゃくちゃ危なかった。

だが、私の居場所はそこにしかなかった。私は肩の荷を慎重に下ろし、それに腰掛ける形で車両入り口の扉に向かい合った。バランスを崩すとそのまま車両から脱落する可能性が大いにあったので、足を広く開き、腕は胸の前で組んだ。RPGボスみたいな座り方だな、と思った。

それからしばらく、私は連結部の主だった。

どれぐらい動的不動の時間が過ぎたか、12、3歳の少年が、扉を開いて入ってきた。

続きはまた今度書く。

さて、続き。

少年の年齢は私の推測である。見慣れた日本人ならともかく、他人種の正確な年齢など私にとっては一目見て分かるものではない。

ただ、少年は成人男性の顎ぐらいの身長スポーツ刈りだった。よれよれのシャツを着て、よれよれのズボンを履いていた。

少し話は逸れるが、私がタイを訪れ、タイ人と出会って抱いた強い印象の中に『なんか目がキラキラしている』というのがある。これは漫画的な表現ではあるけれど、これが一番適切な表現だと信じている。涙袋のせいだとか二重がどうこうといった美容的なことは知らないので詳しくはわからないが、タイ人の多くはどことなく目が大きく、それでいて黒目が抱き込んでいる光がたくさんあるように見えたのだ。今昔の写真で見返すとそんな風にも感じないのが不思議だが、とにかく、当時の印象としては、大人から子供まで、とにかくキラキラした瞳を持った人間が多く、特に子供たちはだいたいキラキラだった。屈託のないとか、卑屈な感じじゃないとか(実態はともあれ)そんな感じだったのだ。ちなみに、現地でインド人もたくさん会ったが(外人スーツを仕立てさせる押し売り流行ってたっぽい)特にそんな印象はなかった。

さて、話を戻すと、その少年もまた瞳がキラキラしていた。表情は特に無かったと思う。連結部は車両の光で明るく、顔はよく見えたはずなのだが、今思い出せるのは瞳の印象だけである

少年は私を見ると、なんか言った。タイ語は全くわからなかったので、私は唯一知っているタイ語で挨拶をした。

「サワディカ」どこでも使えて便利な挨拶だった。

すると少年は少し笑って、挨拶を返してくれた。浮かれた様子はまったく無かったので、彼にとっては電車の連結部で見知らぬ外国人がふんぞり返ってる状況など慣れたものだったのかもしれない。

私は気が楽になって、アイフォン(当時はオンボロの5を使っていた)を取り出してイヤフォンを耳に入れると、昨日ホテルWi-Fiダウンロードしていたアニメを見始めた。

画面に青白い顔でピンク色の制服を着た女子高生がウロウロしたり電気をつけたりするオープニングが流れ出すと、少年が近づいてきてそれを覗き込んだ。

私は少年の顔を見た。少年は、驚きとか、興奮とかそういう表情を浮かべてはいなかった。ただ、じっとアニメーションを見ていた。私は途中からイヤフォンコードを抜いて、音量をあげた。

そのオープニングが終わると、別のアニメのオープニングを流した。それからアイフォンに入れていた日本アーティストMVや、ディズニー映画ミュージカルシーンなんかをいくつか再生した。

私は映像を流し見しながら、少年を見た。少年はだいぶ負担のかかりそうな首の角度で、画面を凝視していた。

海外の反応集みたいな大きな反応を期待したが、そういうものはなかった。だが、私には分かるような気がしていた。幼い頃、実家で兄が怪物と戦うゲームを遊んでいた時、たぶん私もこんな風に画面を凝視していた気がする。

しばらくして、私は再生するのをやめて、アイフォンしまおうとした。少年に見えるように持っているのが普通にしんどかったかである

すると、少年がなにやらそれを止めた。

まだ何かが見たいのかと思ったが、どうやらそれも違う。自分写真を撮ってほしいということを身振りやら表情で伝えてきた。

そんなことならとカメラを向けると、少年ポケットからさな箱を取り出した。

それはたばこだった。

真っ黒な内蔵の写真が雑にプリントされた、やたらグロテスクパッケージタバコである。当時、タイたばこは全て買う気が失せるようなパッケージをしていた。(今もかもしれない)

私は少しだけ衝撃を受けた。少年は明らかにタバコを吸っていい年齢ではない。タイではそういうものなのかもと思ったが、そんなわけないなとすぐに思い直した。

が、一介の腐れ大学生で、この国のことを何も知らない観光客である私には、目の前の未成年喫煙を止めるような義務も、権利もない。

少年は慣れた手つきでたばこを取り出すと火をつけて、口元に持っていって、動きを止めた。

どうやらポーズが決まったらしい。私は写真を撮り、それを見せた。

少年素人のブレブレで光の加減も適当写真を見て、口の片方だけを上げるやたらニヒルな笑い方をした。私も真似した。

それが気に入ったのか、少年は私にタバコの箱を差し出した。吸うか? ということらしい。

私は普段タバコを吸わない上に、未成年からこんなものを勧められるとは、などと色々と迷ったが、こんな経験も貴重だろうと一本いただいた。

少年ライターを借り、私はタバコに火をつけた。そして一口吸った。普通の煙たいタバコだった。

私と少年は少しの間、揺れる車両の連結部で煙をふかした。吐いた煙もタバコの先から出る副流煙も、すぐに飛ばされていった。

少年は私がたばこを吸い終わるのを待って、吸い殻を引き取ってくれた。そして、車両の外に放った。私はポイ捨てとかが嫌いな人間だったが、それをここで誇示してもしょうがないなと思ったのを覚えている。

私は車両に戻ろうとする少年の肩を少し叩いて、アイフォンの内カメラを見せた。一緒に写真を撮ろうという意思表示である

少年は少し照れくさそうにしていたが、写真を撮る瞬間だけ何故かすごいハードボイルドな顔をしていた。たばこを吸っている写真を撮らせたり、なにかそういうのが流行っていたのかもしれない。

そして、少年は人でみっしりの車内に戻っていった。

私は車両連結部の主に戻った。

私は時折車両の揺れによって荷物経由でケツを叩かれてバウンドしながら、ぼんやりと思った。

この電車は、私が乗り込んだ駅から、まだどこにも停車していない。私が乗り込んだ駅にはあの少年はいなかった。つまり、彼はどこか遠くからずっとこの電車に乗っているのだ。連結部で少しの時間を過ごしたが、親や兄弟と思しき誰かが様子を見に来ることも無かった。時刻はとっくに夜だった。平日だった。少年の様子は、何も特別ものではなかった。

の子は家から離れた場所に働きに出ているのだろう。と結論づけた。

翻って白状すると、私は就職活動から逃げるためにバックパッカーをしていた。

ただし、当時の私は反省などしなかった。今もしていない。自分がやっていることは間違いじゃないし、こういうことしていたからこういう経験ができたわけだし。

だが、瞳だけはキラキラで、貧乏風体の、サラリーマンみたいな貫禄の少年に、思うところがないわけでは無かった。

少年自分比較して、自分の子時代評価していたことにも気づいた。

意味のないことをした。と思ったと同時に、何かとても価値のあるイベントに参加したような気もした。

それから電車はいくつかの停車地を経て、私を目的地へと運んだ。

電車を降りる時、さりげなく少年を探したが、彼は見当たらなかった。

私は何故かさらに少しだけ気分が良くなり、意気揚々と宿を探すことにした。

宿を探すのにはさらに1時間近くかかり、しかも宿のベッドで南京虫と格闘することになったため、私は激怒した。

そして、私は再びろくでなし大学生に戻った。

結局、特に何かを伝えたい話ではない。

2023-11-14

anond:20231114093536

魔族同士でも利害が衝突したら殺し合いになるみたいだぞ

ハトがグリュックに仕えてた時、ヴァイゼに攻め込もうとした魔族を討とうとしてたからな

ただ魔族は魔力の強弱が目に見えてるので、わざわざ殺し合いに発展しないだけだと思う

魔族がどこからまれるのかは描写されてないが、生殖という概念はない模様

2023-11-10

藤井八冠!どうにかして!

混んだ電車内でリュック前掛けの学生がいっぱいいるから人の数の割に圧迫感がすごい

2023-11-02

やっぱ恥ずいから別のリュックで行こ

せっかく軽いリュック買ったのにあほらし!

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