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はてなキーワード: 補聴器とは

2017-02-13

補聴器について

20代半ばだけど、既に耳の遠いお爺ちゃん程度の聴力しか残っていない。

補聴器をつけても雑音ごと増幅されるだけで無意味だけれども、

耳が聞こえませんよ、ってアピールしとかなきゃと思ってる。

もつけてなきゃ「あいつはヤバい、会話にならない」と思われてしまうんだろうなって。

補聴器って付けてたらどう思われるんだろ。

案外いるもんなのかな。

障害者手帳はもらえないけどガッツリ生活に支障がある程度には障害がある人って、一番損してるんじゃないかなぁとか思っちゃうね。

自分勝手だなぁ。

2016-10-21

聲の形一巻胸くそわりぃ

Kindle無料だったから読んでみたけど

落書きしたりゴミや水をかけたりノートを池に捨てたり物真似でバカにしたり耳の聞こえない女の子を苛めてる主人公も胸くそ悪いし、主人公が壊しまくった補聴器が総額170万と聞いて、すべての苛めの責任主人公押し付け主人公を苛めだすクラスメイト教師も胸くそ悪い

何より胸くそ悪いのは主人公から酷い苛めを受けていたのに毎朝学校に早く来て主人公の机にされている落書きを消したり殴られて倒れている主人公を介抱しようとするヒロイン

しかもそんなヒロインにムカついて蹴ったり殴ったりの暴行までしやがる主人公ムカツク

何であのヒロインあんなに聖人キャラなの?障害者から少年漫画ヒロインから

この先主人公恋愛関係になるのかと思うと気持ち悪すぎなんだけど何なんだあの漫画

http://anond.hatelabo.jp/20161013074935

80近い私の父は補聴器を持っているが、

「聴きたい声以外の音も大きく聞こえてしまい、使っていると不快感が強い」

という事を言っていた。ブクマでも近い事書いてる人はいるね。元増田の母の場合、これに該当するかはわからんが……

2016-10-17

聲の形レビュー

聲の形という漫画を知っているだろうか?

映画もやっているし、知っている人は多いと思うが意外に読んでいない人がいる。

なんでも、集団いじめテーマにしてる漫画と聞いて、重いと思ってしまうらしい。

なんてことだ!!こんな面白い漫画を読まないなんてもったいない!!!

というわけで、ネタバレを極力避けつつ、読んでみようかなと思わせるレビューを書くことにした。

あと、おまけにネタバレ全開の感想も書いた。

この漫画は、一言で言ってしまえば、障碍者前科者が社会に居場所を見つけるまでに直面する、人と人が分かり合うことの難しさ、尊さを描いた物語である

主人公の将也は小学生の頃にヒロインの硝子をいじめていた。

硝子は聴覚障害のある少女で、障害ゆえスムーズクラス運営妨害してしま彼女は、転校を繰り返すがどこに行っても疎まれいじめらる。

将也の学校でも同じように疎まれ、将也を中心にいじめられるようになる。

将也のいじめは後にクラス問題になり、逆に彼がクラス集団いじめの標的になる。

いじめ中学校に入ってからも続き、彼は孤立する。

このようにして、自分の犯した罪の重さを知った将也は、高校生になって硝子に謝りに行く。

将也が過去の罪を償うべく、硝子やその周囲で奔走することで物語が動いていく。

この漫画には、胃の痛くなるような集団いじめが描かれている。

それを重く感じる人もいるだろうが、むしろ子供のころいじめられがちだった人こそ、この漫画を読むべきだと思う。

いじめ障害といった要素は主題ではなく、この漫画の本当のテーマは人と人が分かり合うこと、「聲(こえ)の形」なのだから

それを描くのに、いじめと聴力障害が印象的に使われている。

手話は声を目に見える形で伝えてくれる。

しかし、それだけでなく、この漫画には本当に様々な「聲の形」が描かれている。

気を付けなければ見落としてしまうような、表情、しぐさ、間、すべてが「聲の形である

この漫画は、本当に1コマコマ丁寧に描かれている。

誰一人として雑に描かれた登場人物はいない。

から読み込むことで、「この人はこういう時、こんな顔をする」というのが分かってくる。

声が伝わってくるようになる。

誰が何を伝えきれず、見落とし、どうすれ違って、最後にどう和解するかが分かってくる。

丁寧に丁寧に張られた伏線物語の展開に心を打たれる。

この漫画に出てくる人物は全員が優しくて強い。

優しいというのは、人の持つ人格を、その人はそういう人なんだと受け入れることである

好き嫌いは別として。

強いというのは、人に向けた好意は、必ず好意と伝わると信じることである

好意を返してくれるかに関わらず。

彼らが小学生の頃、誰も優しくもなければ強くもなかった。

本当なら、優しさや強さを教える立場教師達も、それができなかった。

からいじめが起こった。

皆が傷ついた。

高校生になり大人になりつつある彼らは、やはり不器用に傷つけあいながらも、本当の優しさと強さを手に入れていく。

その姿を見ていると、心の底から素敵な勇気が湧いてくる。

人は不幸にも、人生のどこかで人を信じないことを覚えてしまう。

人と真剣に向き合っても損をするだけ、表面上だけ合わせてやり過ごすことを覚えてしまう。

そんなことないんじゃないか

自分も人を信じて、向き合ってみようか?

しかしたら、それは幻想なのかもしれないけれど。

また裏切られるのかもしれないけれど。

でも、その時が来るまでは優しさにあふれた世界を信じてみよう。

それが、自分を良い方向に連れて行ってくれる。

これは、そんな気分にさせてくれる物語

さあ、読もう。







以下ネタバレ有りの感想














以下、容赦なく重要ネタをバラします。OK?












ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!西宮西宮西宮天使天使天使かわいいよ西宮西宮かわいいよ!!!!!1話目の隙を見て逃げ出そうとしてる唇とがらせた顔がかわいいよおおおお!!!母親が投げ捨てた筆談ノート取ろうとして、勢い余って川に落ちるとき絶望の表情がかわいいいよおおおおお!!!いじめられてにへらっとしてる表情がかわいいよおおおおおお!!!!!!!進路をどうするか聞かれて、うんうん頷きながらどや顔してるのかわいいよおおおおお!!!!!!!!!ショーちゃんのおててをしゃぶしゃぶしたいよおおおおお!!!!!ショーちゃんの感情表現手段大事大事なお指をなめ回したいよおおおお!!!!!そしたら舌ったらずな声で「い、いあ……」とか言ってくれるのかなあ!!!!!泣きそうな顔で「りゃ、りゃえて……」とか言うのかなあ!!!!!涎でぬめぬめでろでろになったおてて、これも聲の形だよね!ショーちゃん!!!!!

そしたらいいタイミングで通りかかった将也にぶん殴られるのかな!!!!「西宮!!!大丈夫!?」とか言いながらさりげなく肩とかに手を置いてなぐさめてあげたりするのかな!!!そして次の日に「昨日は殴っちゃってごめんな。お前はお前なりに考えがあったのかもしれないのにな」なんてメールを送ってきてくれたりするのかな!!!!!ごめんね!!!!世の中にはそんなに深く考えこまなくてもいい事があるんだよ!!!!!!

でもやっぱり植野が一番かわいい!!!鬼のような形相で西宮の髪ひっぱる姿がかわいいよ!!!ちょっとした小動物なら心臓発作で殺せそうな顔面で永束君罵ってるところかわいすぎるよおおお!!!!!罵って!!!もっと罵って!!!!そして恐怖のあまり失禁したい!!!!失禁する姿を底冷えするような冷たい蔑みの目で見られたいよおおお!!!!!!!そのくせ一途に将也を想ってる所がかわいすぎるよおおお!!!!走る時の「したたたたた」って効果音がかわいすぎるよおおおお!!!!!走れ!君はどこまでも行ける!!!

永束君ぼっちなの納得いかなくね!?オタク友達それなりにできるでしょ!こういうタイプ佐原さん強い子!川井は、こいつだけは好きになれない。真柴君ほんと蚊帳の外!ザ傍観者視点

島田ってもう将也と仲直りしてるよね!?あとはきっかけだけだよね!?遊園地で再会した時の「ふっ」って笑顔、1話目で母親と将也がじゃれてるの見て笑ってる顔と同じじゃん!なんかもう、途中から引っ込みがつかなくなってたの気にしてたんだよね!「ずっと気にしてたけど、なーんだ、楽しそうにやってるじゃん」って顔だよね!あれ!

勢い余って告白ちゃう西宮かわいいよおおお!!!結絃の何気ない「石田彼女つれてたぜ」って嘘ずっと気にしてたんだね!!!そんで植野のこと彼女だと勘違いしたんだよね!!!「やっぱり普通にしゃべれる女の子がいいのかなぁ」なんて悩んでたりしたのかな!!!かわいい!!!

西宮と再会するとこの植野も最高にかわいいよ!!!西宮補聴器取って「ぶん投げて遊ぶ?」って言ったとこ、すごいグロテスクだったよ!!!子供残酷さって本当に怖いね!!!トンボの羽をむしって遊ぶのと同列に、西宮のこと見てたってことだよね!!!怖すぎるよ!!!!だけどそれが幼心というもの!!それに気づかせてくれてありがとう!!!!人に共感する能力って、年を重ねながら学習する能力なんだね!!!

自分が何もしないでいるうちに、将也と西宮手話で会話する仲になっているのを知った時の泣き笑いたまらないよお!!!完・全・敗・北!!!って感じだよね!!!笑いながら泣くしかないよね!!!成人式婚約指輪もらったフリまでして将也の気を引きたいのに、まったく裏のない笑顔で祝福されちゃうのもかわいいよ!!!

植野容赦なく人の事ぶん殴るくせにいい子だよね!!!人に敵意や悪意を見せるより、曖昧笑顔で流しちゃうのが楽だし傷つかないし、大人対応だよね!!!だけどあえて、そうしないのは、心の底で人の善性を信じているからだよね!!!嫌いな奴だから社会から抹殺してやろうとか、陥れようなんて考えないって、信じているんだね!!!

佐原、芯が強い子だよね!!!植野西宮殴りまくってる時の罵り合いのさなかで「友達だよ!」って叫べるのすごいよ!!!植野西宮母、拳で語り合いすぎでしょ!?手打ちコミュニケーション!これも聲の形!!!男前!!!!好きすぎる!!!

でも一番好きなのは竹内先生と将也が再会するところ!大人にとって自分の間違いを認めるのは、難しいこと!!!ハズレを引いた、自分責任ではなかった、それでも自分反省している善良な人間、そう思って、それで終わりにしたいよね!!手話マスターして、それで償いになったって思いこみたいよね!!!そこにかつての教え子がやってきて、過去の罪をまるっと認めて、そして向き合ってる姿を見せられたら、そりゃ認めるしかないよね!!!かつての教え子に、逆に教えられる!最後に「立派になったじゃないか」って言うところ、将也達は廊下に出てるんだから、慌てて職員室の入り口まで追いかけてきて言ってるんだよな!!!最高すぎる!!!

最高と言えば成人式同窓会西宮と手をつないで入っていく将也ほんといいよね!!!かつて取れなかった手を取って歩いていく姿!!!最後に度胸試しした橋で西宮と会うようになる展開も最高だし!!学園祭の見開きで顔から×取れるシーンも最高だし!!小学生のころの度胸試しとか広瀬のなにげない一言を後々生かすのも最高すぎるし!!!永束君の映画酷評してる審査員、お前もチャップリンみたいな髭生やしてね!?!?!?島田バイトばっかりして、もしかして留学資金自分で貯めてるし!!!西宮視線でみんなが変な声でしゃべる世界の回想も最高の感涙だし!!!そっか、西宮が生きてる世界って、こういう風に見えてるんだって、感涙だし!!!将也が目覚めてから橋で奇跡的に再開する時に、じっと将也の顔を見る西宮かわいすぎるし!!!将也と西宮がいつも二人して同じこと考えてるの最高だし!!!将也と植野は似てるようで似てないし!!!しかしたらもしかして西宮と将也の物語が、植野次第で将也と植野物語になってたかもしれないのも最高の最高の最高だし!!!!!とにかく最高な漫画だった!!!

2016-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20161013080226

そのどれもが本人の言う理由の中にある。

けれども、私から見て母親補聴器を拒む理由は「自分が老いた事を認めたくないから」だと思う。

似たような理由老眼鏡も免許更新で引っかかるまでかけてなかった。

老いを実感するのは怖い。それはよく分かる。

私が小さい頃から自分はいかに若く見られるか」が自慢のタネだった親だから

ていうか今でも言ってる。うんざりするほど聞いた。

http://anond.hatelabo.jp/20161013074935

飼い猫が可哀想…だけど、補聴器をつけてくれないのは、補聴器が高いから?

それとも、おしゃれじゃないから?

補聴器の音も聞きづらいから?

補聴器は耳が重くなって痛いから?

うちの母親補聴器をつけてくれない

60代を過ぎて急激に聴覚が衰えてきた実母。

65歳になった今、その影響が顕著に出ている。

・机を挟んで向かい合った程度の距離相手の会話が聞こえない

・こちらから話を振った際、一部だけ聞こえた部分を自分が思いついたように話し始める

舞台観劇に行った際、台詞の半分以上が聞き取れない

・持病で病院通いをしているが、面談時の内容が聞き取れなくて何があったのか覚えてない

・飼い猫の鳴き声が聞こえない

本人は周りが気遣ってくれる分過ごしやすそうなのはいい。

だが私の精神にはへ 小さなストレスが積み重ねていく。

爆発しないように抑えてはいるのだが…。

2016-10-02

介護職に対する俺の勝手偏見

介護1の祖母と同居している。

祖母は、例えば、取り分けしやすいように食卓に並んだ食器レイアウト変更を試みたり、

デイサービスの車が来る15分前に自宅外で待っていたり、気配りを欠かさない人だ。

しかし、本当に大きく周囲への気配りにつながる、補聴器の導入には決して首を縦に振ろうとはしない。

食器レイアウト変更にしろ、15分前待機にしろ、何度「しなくてもいいですよ」と言われても、

まだ比較的軽めだと思われる認知症の影響からか、行動の変化は見られない。

祖母の気配りは、要は、自分の思い通りにしたいということが表れているのだと俺は思っている。

父方祖母ということもあり、

介護の為ではなく自分の都合で早期退職し、現在在宅ワークをしている父が主に面倒を見ているのだが、

父と祖母のやり取りを見ているだけで、介護の重労働さは十分伝わってくる。

常に家にいる父に嫌気した母が介護パートに就いたのは5年前のこと。

話を聞くとやはり大変な印象を受けるが、辞める気配はない。

50代中盤の母が今お世話をしている利用者は、もしかすると、20年後の母自身かもしれない。

そういう、避けられない人の道を先取りして見ることの恐さ、悲しさ、はかなさみたいな感情

むなしくなったりしないのだろうかと思う。

聞くことはできないが。

どんな仕事にも辛さはある。

労力と給与バランスがちぐはぐな仕事なんて山ほどあるだろう。

しかしそれでも、何かしらやりがいwみたいなものを探そうと思えば探せるのではないだろうか。

俺の大きな偏見は、介護職にはそれすらをも見いだせないと思っているところだ。

あらゆる能力が衰退の一途を辿る老人たちをサポートする。

その仕事自体プラスだが、老人やその老人の家族が抱える多様で大きなマイナスの流れを

彼らの働きによって0にすることは難しい。

彼らがどんなに一生懸命働いたとしても、要介護1が要支援1になることはない。

マイナス加速度いくらか和らげることはできても、プラスの流れに変えることは決してできない。

介護職は社会にとって間違いなく必要で、介護職に就いている人を尊敬している。

しかし、重労働、低給与の上にそういう精神面の部分でも得られるどころか失いかねない、介護職を俺は選べない。

しろ、俺にとって低給与以上に精神面の方が辛いかもしれない。

から介護職に就いてる人がどんなことを思っているのか凄く気になる。

母のような中年世代は何を考えているのだろうか。

俺と同世代ぐらいの見た目好青年っぽい若者は完全に仕事と割り切っているのだろうか。

仕事以外のことをしている時に感じる幸せを、ちゃんと幸せとして感じられているのだろうか。

仕事の影響があまりにも大き過ぎるせいで介護職に就く前は容易に感じ取れていた幸せを、

幸せと感じ取れなくなってはいないのだろうか。

そんな偏見を持っている。

2016-09-29

イジメられた人の例

サンプル数:自分自身+友人3人+田舎の兄ちゃん+小中学校いじめられ自殺した同級生1人


イジメられると精神死ぬ。(大人だと鬱病などと呼ばれる、大学アメフトやってた闊達田舎の兄ちゃんが今ではひきこもりだ)

それが思春期の頃であれば、結果大抵がキモイネクラな)奴になる。

それは、周りがそいつコミュニティに加えないから。

コミュニティに入れないのにコミュ力なんぞ育つわけがない。

自分に向けられるのが侮蔑か好奇の視線だけであれば、そいつ社会性は失われて当然だ。

そうして社会にでると、非コミュであることを理由に避けられ

侮蔑され、好奇の視線を浴びせられる。

そして言うのだ、「非コミュキモイ」。


自分たちコミュニティから排斥し続けた相手

非コミュキモイだ罵る精神性は素敵だと思う。


自分を認めるのは大変な事なのだ

自分を嗤わない相手を見つけ、自分必要とされ、その相手を受け入れにゃならん。


硝子ちゃんも、どうやら昔からいろいろとあったようだ。

あの作品世界では、硝子ちゃんの菩薩のような態度は、障碍者としての抑圧から来るものらしいが、

それは将也たちと再会するまで、解消されていない。


聲の形では、すばらしき同級生たちの支えもあり、皆が前へ進む。(当然だ、そういうテーマ創作からね)

素晴らしい世界だ、友情・仲間、感動的だ。

「イイヒト」に恵まれている。

イジメ加害者被害者になり自責に囚われるが、そこから脱するための相手ときちんと邂逅し、前に進める関係修復が行える。

なんて感動的で素晴らしい世界だろう。

この作品世界では、補聴器が何個も壊されるような事態が起こっても、それは本質的イジメではない。

「不幸なディスコミュニケーションなのだ

から、「許す/許さない」の土俵ではなく、「やり直せるんだ」という土俵の上で話が進む。

そして、「やり直せること」に感動して涙する。

人によっては、やり直しが硝子から与えられると認識し、硝子に素晴らしい人間性を見出し涙する。


作品内の行為を、「到底許される行為じゃないだろう、そんなレベルじゃない、ひでぇイジメだぞ」と見る人にとっては、「加害者用の感動ポルノ」だ。

2016-09-25

聲の形」見たのでおすすめする

はじめに

公式の書き方や、巷で燃えてる情報だとどんなところが魅力なのか分かりづらいなと思ったので

見るかどうか迷ってる人に向けて

どういうところが面白かったかなど書きます

 

ある程度あらすじを書かないと正直何も言えないので

導入部分だけネタバレします(いじめあたり)

 

もちろん大事な部分はネタバレしませんが

情報ゼロで見たい人は読まないようにしてください

 

ちなみに原作は読んでいません、あと私はおっさんです

  

全体的な感想ネタバレ無し)

正直予想を遥かに超える良い作品でした

Key作品を手掛けていたときのような京アニ彷彿とさせます

キャラの繊細な心理描写が、鼻に付かない程度に上手く表現されていて

一冊の小説を読んだかのような読了感を覚えました

 

テーマも非常に面白いです

一般的物語というのは人と人の関係によって生じるものが多いですが

この作品は「いじめっ子いじめられっ子障害者)」です

このような加害者被害者という関係性の作品は無いこともないですが、ここまで真正から

アプローチして面白くできていることに驚きました

まるで新しい味のラーメンを食べたときのような、「なんだこれ、旨いな」感がありました

 

原作シナリオ大分改良を重ねられているらしく、映画もできすぎているくらいによくできています

特に登場人物の心の変遷が面白いです

 

おすすめできる視聴者層ネタバレ無し)

この話は、もし小説だったなら学校図書室に置いてありそうな話です

なので、老若男女問わずおすすめできると思います

 

もちろん、もっとハチャメチャな展開を希望する人にはおすすめできませんし

小学生には難しいかもしれません

 

導入部分のあらすじ(ネタバレ

物語主人公石田将也が自殺を図る意味深なシーンからまり

そもそもなぜそうなったか小学校時代に遡ります

 

石田は小6の頃、元々粗暴なガキ大将タイプ少年でした。

どのクラスにも一人はいるような悪ガキですが、割りとクラスに溶け込んでいました。

 

そのクラス聴覚障害者西宮硝子が転校してきます

障害を持った児童普通学級に入ることはままありますが、様々な要因により、このクラスではうまく行きませんでした。

やる気のない教師。陰口を叩く女子。やがてそれはエスカレートしていき、明確にいじめに発展していきます

 

石田も、何を考えているかからないような彼女に対して「気持ち悪い」と思うようになり

途中からはいじめ筆頭として直接手を下すような存在となっていきました。

 

しかし、補聴器を何個も紛失させるなど度が過ぎたため、ほどなくしていじめがバレます

そしてクラスメイトはその罪を全て石田に負わせました。

それどころか、今度は仲の良かったクラスメイト石田いじめターゲットとするようになります

 

母親にもバレ、大金を弁償するという苦い思いをする石田

その石田に、いじめられていた西宮けが優しくしようとします。

しかしその行為理解できず、石田さら西宮に辛くあたるのでした。

 

そのまま何も解決せず、西宮は転校してしまます

 

石田は小6から高3まで「いじめっ子から近づかない方がいい」という理由いじめられます

それによってか、西宮硝子に対して行った罪の重さを自覚し、結果すっかり自己否定人間不信のような鬱屈した人間と変貌します。

人の顔すらまともに見れなくなった石田は耐えられなくなり、母親が払った弁償金をバイトで稼ぎ、そのまま死ぬつもりでいました。

 

そんな中、石田は通っていた手話教室で5年ぶりに西宮硝子と再開します。

果たして2人はどうなってしまうのか!

 

※ここまでが導入部分で、こっからスタートだと思います

おさえておきたいポイント

要点

 

疑問

これらが分かったとき、私は「いい作品だ」と思いました

その後の展開は?

 

石田西宮クラスメイトを中心に展開しま

 

個人的面白いと思った点

 

石田とともに罪悪感を覚える

最初石田○ねとしか思いませんが、いつの間にか感情移入していきます

すると西宮とどうなろうが、必ず罪悪感がつきまとい、優しい行動にすら違和感を覚えていきます

「俺なんかが話していいのか」「嫌がっていないか」「喜んでもらうにはどうすればいいのか」

そんな感情ラブストーリーで感じるものに少し似ていますが、罪の意識が強い分、別の何かです

喩えるならヤマアラシジレンマでしょうか(エヴァネタ

このモヤモヤ感は是非味わってほしいです

 

登場人物の変遷が面白い

西宮という存在によって、登場人物が思い悩みます

そして西宮自身も思い悩みます

 

そのどうしようもない中で、状況だけが変わっていきます

その登場人物の心情や状況がどんどん変遷していく過程面白いです

  

小学校時代西宮登場前と後、高校時代西宮登場前と後と、フェーズが多く

その上家族まで関わってくるため、なかなかに層の厚い話に仕上がっています

 

登場人物の配置

周りの登場人物が、いじめ筆頭から部外者まで連綿と配置されているところも面白いです

現実でも問題の中心に近い人だけが存在するわけではありません

西宮と他の者、石田と他の者の距離感一定ではないのですが、そのことで良いテイストが出ていると思います

  

加害者被害者

加害者被害者というテーマは実際のところ非常に難しいです

バランスを欠くとどちらかにご都合的になったり、ダレたり、気持ち悪さが残ります

でもこの作品はそういう灰汁が出てないんですよね

 

永束くん

永束くん

 

おわりに

聲の形はいいぞ

 

2016-09-21

将也は死ね

将也は死ね

将也は死ね

罪人はその後の人生に何があろうと,いかなる贖罪をしようと許されるべきではない

自分の中で解放された気になって,自分を許してくれる環境に性懲りも無くぶら下がりに行く時点で,お前の贖罪はないも同然

補聴器を踏みつぶした時にうっかり自分の耳を焼き塞がれろ

カースト落ちていじめ返される時に目玉もえぐられろ

硝子をかばった時に打ち所を悪くして肺が潰れてろくに話せなくなって死ね

こいつは何かの折に硝子と再び仲違いをすれば,必ずまた硝子に暴力を振るうだろう

許しに逃げる罪人は,たいていそういう連中だ.

他人精神を踏みにじる罪人はこの世から消え去ることでだけ贖罪しろ

2016-09-19

映画聲の形感想ネタバレあり)

いじめの様子を目の当たりにして、僕は劇場に来たことを後悔した。

原作である漫画は全巻読んでいて、事の結末まで全て把握しているはずだった。

それでも、イラストだけでなく映像という形で視聴する事で、これが初めて観る作品であるかのような衝撃と胸が締め付けられるような感覚を得た。

「このままだと孤立するぞ」と事前に忠告をしていた将也。

筆談ノートで授業の内容を伝えようと奮闘していた植野

手話を通してコミュニケーションを取ろうとした佐原

最後に硝子に抱き合ってくれた川井

いじめを招いてしまった当事者のみんなも、いじめに対し悪気は無かったのだと思う。

けれども、将也を中心とするいじめは次第にエスカレートし、植野はそれを一緒に楽しみ、佐原は辛くなり途中で逃げ出し、川井は見てみぬふりをした。

川井台詞は後の将也に対するいじめの決定的な理由を作った。)

高価な補聴器の紛失と故障きっかけとなり、硝子は転校し硝子へのいじめは収まった。

ただ、いじめの矛先は将也に切り替わっただけで、硝子へのいじめが明るみになった事が、いじめのものを無くす方法にはなっていなかった。

将也と硝子の自殺未遂共通していた未遂の発端は、2人の弱さにもあったと思う。

いじめられ孤立し周りが見えなくなった将也。

作中、周りの生徒の将也に対する誹謗中傷台詞は、将也自身の声が当てられていたが、卑屈で自意識過剰になった将也のメンタルが反映されていたと思う。

また、自分へのいじめは見て見ぬふりが出来たものの、想い人が嫌な目に遭っている事に、ついに耐えきれなかった硝子。

小学生の当時から生きやすいように、自分にとって都合の悪い部分から目を逸していたものの、それを直視せざる得ない状況になって限界を迎えてしまった。

決して2人だけが悪いという話ではない。

かと言って、誰が悪いというわけでもない。

コミュニケーションのぎこちなさが、微妙な噛み合わなさが、作中の登場人物が置かれたいびつ状態を作り上げてしまったと感じる。

ただ、2人に関わった人達が硝子の未遂と将也の転落事故きっかけに少しづつ変化し、将也の通う高校学祭を迎える事となる。

そこで、ついに将也の雨空のような視界が晴れやかとなった。「×」が付いていた周りの人達の顔から「×」が全て剥がれたのが、将也自身の心境に変化が生まれ証拠だろう。

硝子についても、植野に対して手話で「バーカ」と言い返していた。人に対し言いたいことをきちんと言えるような人に変化したのかもしれない。

物語終盤は、2人の未遂を乗り越えて成長した人たちの様子が描かれていたが、同時に視聴者である僕達の変化も期待されているのかもしれないと感じた。

この作品におけるいじめは、身体障害を持つ硝子の身にのみ起きたものではなく、健常者である将也の身にも起きた。

聴覚障害という硝子の身体障害きっかけではあったものの、それが無いと起こり得ない話だとは感じられなかった。

作品の中で植野は「西宮最初からいなければ良かった」と硝子に対して直接言ったが、後にその植野自身手話を覚えたという事実だけで、硝子のネガティブ気持ちはだいぶ軽くなっていたと思う。

聴覚障害者、ひいては身体障害者が持つ障害という名のちょっとした壁を、たったそれだけをきちんと考慮し、周りの人が受け入れ取っ払おうと努力する事が出来れば良い話なのかもしれないと感じた。

それは身体障害者だけではなく、他の極一般的な人たちに対する差異理解にも通ずるものだと思う。

万人がそういった感覚を持つことが出来れば、いじめは無くせると思う。

そういった理解を助けになったこの作品を視聴することが出来たことは良いと思えた。

もう当初の後悔は無い。

2016-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20160801112651

眼鏡若者普通につけてるから平気だけど、

補聴器をつけたら、どうみても老人っぽくて嫌なんだろ。

老人の補聴器問題

なぜ老人は補聴器を付けたがらないのか

眼鏡はつけるくせに補聴器だけはかたくなに付けないのはなぜなのか

2016-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20160724091820

補聴器必要なくらいだったら結構難儀していると察するが、

障害者枠だと、能力が優れていても一律最低賃金レベルだろ?そもそも収益に関われそうなことをさせてもらえないか、貢献しても給与一定会社ほとんどじゃないの?できれば普通枠で採用されるほうがハッピー人生を送れるような気がする。

http://anond.hatelabo.jp/20160724091820

障害者手帳無いなら病気でも何でもないんだから、目立たない補聴器つけて、難聴気味なことは黙って、健常者として就職活動すればいいんでないの?

難聴なのに障害者手帳が取れない 日本死ね

何なんだよ日本

一億総活躍社会じゃねえのかよ。

聴覚障害者は働くなってか?

どうすんだよ俺活躍出来ねえじゃねえか。

そもそも日本聴覚障害者判定基準が厳しすぎるんだよ。

だって、一番下の聴覚障害者判定基準が、「両耳の聴力レベルが70dB以上のもの」、あるいは「一側耳の聴力レベルが90dB以上、他側耳の聴力レベルが50dB以上のもの」、だぜ?

右耳が55dB・左耳が60dBで補聴器を装用してる俺は障害者手帳認定が降りない。

おかげで補聴器買うための補助金が出ないし、障害者枠での就活もできないから健常者に混じって就活しなければならない。

ふざけんな日本

こんなことを言うと、「聴覚障害を持ってても立派に働いてる人がいる」みたいなことを言い出す奴が出てくるよな。そもそもこんなことを言う奴は聴覚障害者なのかよ。お前に苦しみが分かるのかよ。

それに「障害言い訳努力してこなかったからだろ。就職できないのは自業自得」みたいなことを言う奴にも言わせてもらうけど、難聴のハンデ背負っても部活勉強努力してきたわ。レギュラー勝ち取って、国立大学入ってやったよ。ところがいざ就活始めてみると、障害者手帳のない俺は敬遠されるじゃねえか。

聴覚障害をお持ちなんですね。障害者手帳を取得して障害者枠で受けにいらして下さい」じゃねえよ。そもそも取得すらできねえんだよ死ね

このゴミみてえな障害者手帳判定基準をさっさと改善しろスウェーデンは40dB以上、アメリカが30dB以上、デンマークに至っては20dB以上が聴覚障害者とみなされるのに、何で日本だけこんなに厳しいんだよ。先進国じゃねえのかよ。

まじいい加減にしろ日本

2016-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20160627094207

周りから見て「健康体の人」に見えてしまってるとあんまり気を使ってもらえない

常に補聴器つけてるとか、耳が悪いことが見た目で分かりやすければいいかも?

2016-04-26

人口内耳は外せない補聴器

http://anond.hatelabo.jp/20160426093536

使えないのもそうですし、

http://anond.hatelabo.jp/20160426095228

そもそも、人口内耳リスクもあります

レーシックが外せない眼鏡で、悲惨な事例があるのと同様です。

また、上手く適合できたとしても、運動できなくなるといったこともあります

どっちが良いかは、慎重に検討する必要があります

2015-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20150713150524

脳みそいじるのは無理だから、直近の人の声だけクローズアップしてくれるような補聴器使うことかなあ。

ただ、そんな製品現実にあるのか知らんけど。わりとニッチ需要がありそう。

2015-06-29

耳が悪くて困る

私は生まれつき耳の聞き取りが良くない

病名がつくほどじゃないようなので、医学的には健常者と同じということになる

それでも耳が多少悪いのは事実で、妹もそうだし母親もそうなので遺伝的なものだと思う

聴力検査では必ず要再検査という結果が出る

まあ前述の通り病院に行っても難聴「気味」ぐらいにしか言われないんだけどね

それに24時間耳鳴りがしている

音は聞こえるんだけど、それを分析する力が人よりも劣ってるって感じかな

聞き間違えがものすごく多い

まれつきそうなもんだから、よく聞こえなかったとしても、それを自分で補完して解釈しようとする力はたぶん普通の人よりもある

タバコを取って」が「うさぎを取って」に聞こえたことがあるんだけど、どう考えてもおかしいので、文脈から補完すれば目の前にあった「タバコ」だったことが判るというような感じ

こんな調子で、いちいち聞き返していると普通の会話が成り立たなくなるから、そこはできるだけなんとかしている

という話を、なんとなく上司にしたら、気合が足りないとかやる気がないから聞こえないんだと言われた

今までそんな風に言われたことがなかったので驚いた

コンプレックスと言うわけではないので傷つきはしないが、気合があれば聞こえない耳も聞こえると思うような人種が本当にいるんだなあと思って逆に感心してしまった

おそらく「音は聞こえている」のに「詳細は聞き取りにくい」というのが理解できないんだろうね

視力が悪いのと大して変わらない症状だと思うんだけど、そこまで理解できないものだろうか

近視の人だって「見えてはいる」けど「細かく見えない」んだから、同じだと思うんだけどなあ

自体は聞こえるので補聴器で解決するもんでもないから困るね

上司は私と同じでまだ30代だから、身体が衰えて行くこととか、能力個体差とかがまだ判らないのかなと思った

2015-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20150615100454

記事読んでないが、

紛らわしいので補聴器は外して自転車に乗って欲しい

これは擁護できなくね?言葉が足りないとかじゃなくね?

警察官の言うとおりにしたら、危険になるんだからさ。

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