はてなキーワード: 家長とは
気合一発、春日部の野原一家からフアレスのノハラ・ファミリアを目指す。まずは地道にご近所づきあいからだ。ジャパニーズ・トラディションである引越しそばを振る舞おうとする。
ところが、誰も受け取ってくれない。地元住民はみな警戒心まるだしで、野原一家を寄せつけようとしない。陽気なラティーノの国と聞いていたのに、聞くと見るのとでは大違いだ。
なに、よそものなんて最初はどこの国でもこんなもの。時間をかければきっと仲良くなれるさ……夕食のテーブルに並んだトウモロコシ粉製の本場のトルティーヤに舌鼓を打ちつつ、四人は新生活に思いを馳せる。
だが、その家族の団欒には一匹、足りない。夕食の時間だというのにシロはどこへ? 慣れない街で迷子になってしまったのだろうか?
就寝の時刻をすぎても戻ってこないシロを心配して、しんのすけが探しに行こうと言い出す。今日はもう遅いから、とためらうみさえ。ひろしが家長の威厳をもって立ち上がり、おれに任せろ、と鷹揚にわらう。しんのすけはお留守番な、お兄ちゃんは妹を守る義務があるだろう?
夜が明けてもひろしは戻ってこない。
「ただのペット探しじゃないんです。大の大人がひとり行方不明になってるんですよ」
机を叩いて抗議するみさえ。だが、応対した警官は苦笑して肩をすくめる。
「日本の奥さん、この街で一年に何件殺人が起きてるか、知ってますか」
「三千六百人((2013年は500件程度にまで減少))です。フアレスでは一日におよそ十人のペースで人が殺されてるんです。事故や病気での死じゃない。脳髄を銃弾でぶちぬかれてたり、生きたままマチェーテで首を切られたり、バットで全身をボコボコに叩きのめされたり……そういう方法によって二時間半ごとに人間が不本意な死を迎えているんです。でもそいつらはまだ幸せなほうですね。死体も残らない死に方をしている人間となると、果たして何人いることやら」
絶望と憤慨が入り混じった名付けられない感情を奥歯のあたりで噛み殺しながら、みさえは新居に帰宅する。居間で、しんのすけがテーブルに乗った見慣れぬアルミの缶ふたつを茫洋と見つめていた。缶にはコーヒー豆を写したラベルが貼られている。日本で市販されていたものとは違い、巨大で、威圧感すらただよっている。海外はなんでも日本より大きいと聞くけれど、コーヒー缶までビッグサイズなのかしら?
「しんのすけ、なにこれ?」
「さっき知らないおじさんたちが来て、『先日のそばのお返し』だって。『この街の特産品だから、ぜひどうぞ』って置いてった」
『特産品』。警官のツアーガイドを聞かされたみさえには、なんの変哲もない穏当な単語が不吉に響いた。そもそも引っ越しソバを受け取ってくれた人はいなかったのではないか? 騒立つ胸をおさえ、凶兆を否定しながら缶に手を伸ばす。
「『必ず、お母さんといっしょに開けてね』ておじさん言ってた。だから、オラ、ずっとみさえを待ってたんだゾ」
嘘だ、とみさえの直感が告げる。しんのすけなら、そんな言いつけはきかない。さきに缶を開けようとするはずだ。事実、缶は蓋のしまりが甘い。ずさんな隠蔽工作、しんのすけらしくないミスだ。
らしくない、といえば、なぜしんのすけはこんなに平坦な口調で喋るのだろう。
なぜ缶をじっと見つめたまま動かないのだろう。
「缶の中身なんか見なかった……」
なぜこんな温度の低い瞳をしているのだろう。
あらゆる情報が、缶を開けるべきでないとみさえに警告を発していた。「それ」には決定的ななにかが入っている。開けてしまえば、もう戻れない。だが、止められない。みさえは蓋を回す。
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・子沢山。
・家長はその問題を解決するのに1番適任の人物が担当する。(老人でもよく女でもよく子供でもよい)
・家長は緊急時に1番前に出なければいけない。問題解決のため命を張るのも止む無し。
・ゆえに家長は早死にのリスクがある。子供はそれをよく覚えておき、日常から家長になる可能性を覚悟しておくこと。
・5歳までが子供(母親メイン、他はサポート。情操教育が主。)
・6~16歳は半人前の大人(専門知識のあるメンバーが教育、メインは父)
・女子は16歳で結婚できるよう努める。(20歳くらいまでなら伸びてもOK)
・許嫁として男子の養子がいる。(他に良い男がいればソレでもOK)
・女子は外で男を見つけた場合、一族の元に連れ帰って一緒に生活すること。それに同意する男が最低条件。
・女は若ければ離婚しても再婚しやすい、出来る限り早く結婚推奨。
・家族は奴隷ではない。黒い感情は奴隷で発散し、身内には礼儀正しくする。
・奴隷はタダではない。対価を支払い、法律的に家族に不利益がないよう努める事。
・ゆえに家族1箇所に集住する。
・情報は可能な限り家族で共有する。(心理負担に耐えられない者は申告する)
・子沢山。
・家長はその問題を解決するのに1番適任の人物が担当する。(老人でもよく女でもよく子供でもよい)
・家長は緊急時に1番前に出なければいけない。問題解決のため命を張るのも止む無し。
・ゆえに家長は早死にのリスクがある。子供はそれをよく覚えておき、日常から家長になる可能性を覚悟しておくこと。
・5歳までが子供(母親メイン、他はサポート。情操教育が主。)
・6~16歳は半人前の大人(専門知識のあるメンバーが教育、メインは父)
・女子は16歳で結婚できるよう努める。(20歳くらいまでなら伸びてもOK)
・許嫁として男子の養子がいる。(他に良い男がいればソレでもOK)
・女子は外で男を見つけた場合、一族の元に連れ帰って一緒に生活すること。それに同意する男が最低条件。
・女は若ければ離婚しても再婚しやすい、出来る限り早く結婚推奨。
・家族は奴隷ではない。黒い感情は奴隷で発散し、身内には礼儀正しくする。
・奴隷はタダではない。対価を支払い、法律的に家族に不利益がないよう努める事。
・ゆえに家族1箇所に集住する。
・情報は可能な限り家族で共有する。(心理負担に耐えられない者は申告する)
地元から東京に出てきて、今年で13年目となった。年も30を越え、配偶者も、もちろん子供も居ないものの、仕事も生活も安定してきている。
でもふと実家に目を移すと、そこには愛する両親、そしてもう80を越える(けどまだ元気な)祖母が3人だけで住んでいる。
私の家は農家で、3人兄弟の長男である私が地元を離れて東京の大学に行きたいと言った時は家族中大騒ぎとなった。
いずれ家長(もうそんな制度無いけど)となるべき人間が家を離れ、もしかするともう帰ってこないかもしれないのだから当たり前だ。
だけど、やっぱり自分の人生だし好きに生きたいと思っていた私は両親と話し合いを持ち、結果的に「好きにしろ」という一言を貰う事になった。
(当時は当たり前だと思っていたけれど、今になってそのときの両親の気持ちを考えると、心が痛む。)
家の事を思わないでもなかったが、幸い3人兄弟だったので、2人の弟のうちどちらが一人でも家に残っていてくれれば、それで丸く収まる、家は存続する。他力本願もいいところだけど、そう思っていた。
でも、そうはならなかった。好きな事をやるために家を出て行ってしまった私の背中を見てか、弟二人も高校の卒業と共に家を出て行ってしまった。
それでも就職先が地元になれば、と淡い期待を持っていたけれど、そんな事は起こらなくて、二人ともそれぞれ首都圏の会社に就職してしまい、あの家に住む者は両親と祖母だけの3人となってしまった。
父親は私達兄弟が全員家を離れてしまった後しばらく、毎晩酒を飲みながらそのことを嘆いていたらしい。
その事を教えてくれた母親も、口には出さないけど祖母も多分同じ気持ちなのだろう。
私にとって帰るべき家はあの家でしかないと今も思っているし、若い頃は無くなってしまうなんて思ってもいなかった。
でも、もう時間切れが迫っている。
数年前には父親が大病を患い、その影響か最近は体力の衰えも顕著になってきている。母親はまだ元気だが、それでも今年はもう還暦を迎える年となる。
いつも元気な印象がある祖母も、最近は出歩く事が少なくなってきているらしい。やはり、寄る年波には勝てないのか。
このままだと、緩慢だけど、確実に、あの家は無くなってしまうのだろう。
私は家に帰るべきなんだろうか。近頃はそう思う事も多くなってきた。
でも、今の仕事も生活も捨てて、イチから地元で仕事を探しながら農家を継ぐなんて度胸は私には無さそうだ。
私にとって「家族」はあの家にしかないから、こんな風に悩むんだろうか。
配偶者を持ち、子供を授かり、家族が出来ればこんな葛藤も乗り越えられるのだろうか。
私はいつまでこんな悩みを抱えたまま生きていかなければならないんだろう。
全て終わってしまったら、後悔して生きる事になるんだろうか。
いっそ、投げ出してしまえば楽になるんだろうか。誰かが言うように、一度仕事辞めてみたら目の前が開けたりするのだろうか。
本当に私がしたかった生き方は今の自分なんだろうか。今ではそれも分からない。
書きたいことを書き連ねていたら眠くなってきた。寝よう・・・
追記:
トラックバックくれた方、こんな掃き溜めのような記事にコメントありがとうございます。
両親と相談すべきと言うのは本当にその通りで、臆病な私はこのことをタブーのようにしてしまっていて、まだ両親とこのことについて話し合った事はありません。
このままですと、状況は悪くなる一方なので、今度帰省したときに両親と膝を突き合わせてコの件について話し合ってみようと思います。
要するに母親が自分にやってくれたこと+父親にしていたことを全部やってくれる一生ものの高スペック奴隷がノーリスクノーコストで欲しいですってだけの話。
もちろんこんなことをあからさまに表に出したら基地外としか思われないのでもっともらしい言葉でボクタン社会の犠牲者ですなんて取り繕ってみせてるだけ。
これまで「やればやるほど本人のためにならないイネイブリングの輪廻」からようやく父親が外れて弟を追い出したんだけど、弟は勝手にカギを開けて戻ってきてたらしい。オレは知らないで家出を少ししたのだけど。オレの事で怒ってたらしいからちょうど良かったのかも。
そのあとも「3年後の春にな。もうここら辺にいるな。福祉とか病院にいけ。」とか言って家を出したらしい。ちょっと感動的に送り出したらしい。歳とった父親って言うのはそういうもんだろう。
そしたら、オレんちのマンションのロビーに入ってきてソファーで寝てた。オートロックの番号を知っているから。夜中寝てた。恐ろしく酒臭かった。またも期待を裏切った。当たり前なんだけどな。アル中なんて。信じる方がバカというか、それじゃ本人のためにならない。
そのまま、知らんぷりしてようかと思ったのだけどみなさんの迷惑になるので…
眠ってるところをパコーンと足を蹴り上げて凄んで追い出した。我ながら相当おっかなかったと思う。
そして家に戻った。オートロックの番号を変えなきゃいけないと思った。確認作業などをしなきゃいけないから、表に出た。するとまた弟はロビーのソファーで眠っていた。この間せいぜい5分。完全にナメきっている。そう言うもんなのだ。わかってる。
これまでは「はいーいってらっしゃいーバブー」って感じで家を出させたので…
バコーン蹴り上げて頭を張ってローキックだのなんだのやりながら「おりゃわりゃ」凄んでみたら殴り返そうとしてきたのでパコーン。全然出ようとしないから引きずり出して背中を後ろから思いっきり蹴っ飛ばして「放り出してやった」。オートロックの番号も変えておしまい。
親父は「体力が弱ってる」なんてメソメソしてるが…
弱ってたら、あの程度の攻撃でも死ぬだろう。
抵抗してたし殴り返そうとしたしピンピンしてたぞ。
大丈夫。しばらく死にゃしない。
…
これでかえってくる事も無いだろう。何せオレが家長なのだから。家長はなるべく黙ってみていた。そうしないと飲んでしまうからだ。家長がご機嫌だから大丈夫だ、と。
今回オレは初めて凄んで「追い出した」
http://anond.hatelabo.jp/20140116164213を書いた増田ですが、思いついたので二番煎じ。
なお id:genrishugi "旧帝大ではなく帝大なんだよな。これがやりたいだけでは" ご明察。
536: 名無しさん@HOME 1923/5/10
相談に乗ってください。
結婚前、夫から死んだと聞かされていた義父が、実は生きていると知りました。
私は(義父とは知らずに)お世話になっていて、本当に良い人です。
家族なんだし、一緒に暮らしたらいいと思うのですが夫は嫌がります。
どうしたら夫を説得できるでしょうか?
537: 名無しさん@HOME 1923/5/10
>>536
538: 名無しさん@HOME 1923/5/10
>>536
やめとけ
夫を大事にしてやれ
539: 536 1923/5/10
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542: 536 1923/5/11
536ですが夫に話を聞いてみました。
義父は家族を捨てて他の女のところへ逃げた過去があるそうです。
でも、義父と話すと、とてもそんなことをする人には見えません。
今義父は近所に住んでいて、料理がとても上手なので時々教わりに行っているのですが
それを夫に言うと義父に会うことを禁じられてしまいました。
なぜ夫がここまで頑ななのかわかりません。家族一緒の方が絶対いいと思うのですが…。
543: 名無しさん@HOME 1923/5/11
>>542
もう何もするな、旦那さんの言うとおり義父に会うのやめろ
544: 名無しさん@HOME 1923/5/11
>>542
夫かわいそう
なんでお前は夫よりクソ義父を優先してるんだよ
545: 名無しさん@HOME 1923/5/11
> 家族一緒の方が絶対いいと思うのですが…
それは「あなたが」いいと思ってるだけでしょ。そう思わない人だって世の中にはいるよ。
まして旦那さん…子供の頃に親に捨てられたなんて傷ついてるよ。
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551: 536 1923/5/12
545さんの言う通り、夫は子供の頃から自分が家長にならなければ、と頑張ってきたようです。
そのぶん義父に対する怒りも凄いみたいです。
でも、私は仲の良い家族に囲まれて育ったので、やっぱり諦めきれません!
一緒に暮らした方が、夫も義父への誤解が解けるんじゃないかと思います。
(だって、本っ当にいい人なんですよ…>義父)
夫の妹はそんなに義父を嫌っていないし、義母(後妻さん)もまだ義父が好きなようなので、
味方につけて夫の説得を頑張りたいと思いますw
来月はお祭りがあるし、みんなで見られるといいな~。
552: 名無しさん@HOME 1923/5/12
>> 551
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98: 名無しさん@HOME 1924/1/5
前スレで、死んだことになっている義父と一緒に暮らしたいという相談をした者です。
その後、夫と義父が和解したので同居することになりました。
子供も生まれて毎日にぎやかですw(子供の名前は私の父と、義父の合作ですw)
99: 名無しさん@HOME 1924/1/5
イイハナシカナー?
一理あれば一害あり。私法家は個人平等の極端に捗りて社会の秩序を害し易く,公法家は権力相関に偏重して世運啓発に伴ふことを怠るは,各 其(の)専らとする所に於て免れざるの弊なり。唯 此の二元素 相 調和して始めて国家法制の美を成すべしと雖,我邦 維新以來 社会の改新を謀るの急なるより,明治立憲の法度,或は専ら私法家の理論に偏傾したる跡なきにあらざるが,豈に後世史家の浩歎する所ならざるを知らんや。
我(が)国は祖先教の国なり。家制の郷なり。権力と法とは家に生れたり。不羈自由の個人が森林原野に敵対の衝突に由りて生れたるにあらざるなり。氏族と云ひ国家と云ふも家制を推拡したるものに過ぎず。権力相関を指摘するの呼称は異なりと雖,皇室の嬖臣に臨み,氏族首長の其(の)族類に於ける,家父の家族を制する,皆 其(の)権力の種を一にす。而して之を統一して全からしむるものは祖先教の国風にして,公私の法制習慣 之に由るにあらざれば,解すべからざる者 此々 皆 然り。之を要するに,我(が)固有の国俗法度は,耶蘇教以前の欧羅巴と酷相似たり。然るに我(が)法制家は,専ら標準を耶蘇教以後に発達したる欧洲の法理に採り,殆んど我の耶蘇教国にあらざることを忘れたるに似たるは怪しむべし。
耶蘇教以前の欧洲の文化は希臘(=ギリシャ)羅馬(=ローマ)の盛世 之を代表す。当世の史料,素より富胆なり。之を詳にする難きにあらず。況や如今 法制史の大作,クルチウスの希臘(=ギリシャ)に於ける,モムセン及(び)イエリングの羅馬(=ローマ)に於けるあり。専門の士にあらざるも之を窺ふに易きのみ。古日耳曼(=古ゲルマン)に到りては僅(か)にタシタスセーザルの記傅に由ると雖,方今ワイツ以下 古独(=古ドイツ)法制 探究する者少なしとせず。而して耶蘇教以前の古(日?)耳曼(=古ゲルマン?)の制度は,期せずして希臘(=ギリシャ)・羅馬(=ローマ)と其(の)跡を同ふするを発見するときは,耶蘇教の欧洲に入らざりし以前は汎く印度・日耳曼(=ゲルマン),人類に通ずるの主想ありしこと知るべきなり。
欧洲固有の法制は祖先教に本源す。祖先の心霊を崇拜するは其(の)建国の基礎なり。法制史は法の誕生を家制に見,権力の源泉を家父権に溯る。然れども何が故に家父権は神聖なりやと問はゝ,之を祖先教の国風に帰一せざるべからず。祖先の肉体存せざるも,其(の)聖霊,尚(なお)家に在りて家を守護す。各家の神聖なる一隅に常火を点して家長之に奉祠す。是れ所謂 家神なり。祖先の神霊なり。事細大と無く之を神に告ぐ。是れ幽界の家長にして,家長は顕世に於きて祖先の霊を代表す。家長権の神聖にして犯すべからざるは,祖先の霊の神聖にして犯すべからざるを以てなり。家族は長幼男女を問わず一に其(の)威力に服従し一に其(の)保護に頼る。
一男一女,情愛に(由?)りて其(の)居を同ふす。之を耶蘇教以後の家とす。我(が)新民法,亦(また)此(の)主義に依れり。之れ我(が)国 固有の家制にあらざるなり。是れ欧洲固有の家制にあらざるなり。欧土の古法は祖先の祭祠を同ふする者を家族と云ふ。家神は其(の)子孫にあらざれば之を守護せず。各家に其(の)神あり。之を絶滅することを忌む。家運の恒久を顕するなるべし。共に同一の神火に頼る者を家族と云ふ(古語家族とは神火を同ふすると云義なり)。後代,或は家長権の及ぶ處(=ところ)を家属とし,必(ず)しも血縁の因のみに限らざるの制あり。然れども,民法家が我(が)国に行はんとするが如き家とは,一男一女の自由契約(婚姻)なりと云ふの冷淡なる思想は,絶(え)て古欧に無き所なりとす。婚姻に由りて始めて家を起こすにあらず。家祠を永続せんが為に婚姻の礼を行ふなり。茲(=ここ)を以て,古法は娶らざるを禁じ,叉 子無きときは婦を去ることを認め,或は他姓の子を養ふて家祠の断絶を防ぐ,皆 古欧の家制は今の家制と其(の)主想を異にし,祖先教に本源することを証するものなり。之を我(が)国 非耶蘇教の習俗に照応するときは相似たる者あり。欧洲は,彼の宗教行はれしより,独尊の上帝は人類の敬と愛とを専有し,子孫また祖先の拜すべきを知らず。於是乎(=ここに於いて?)孝道 衰ふ。平等博愛の主義 行われて民俗血族を疎んず。於是乎(=ここに於いて?)家制 亡ぶ。而して個人平等の社会を成し,個人本位の法制を以て之を維持せんと欲す。フュステル・ド・クーランジ(ュ)は法制史の大家なり。其(の)古欧家制を解説するに序して曰く,人が「其(の)父,若(しく)は祖先を崇敬(アドレ)すると云ふの事(?)は吾人の信じ難き所なり。然れども是れ事実なりき」と。嗚呼,耶蘇教国に於きて耶蘇教人に孝道を説明するの難(し)き,此の一言を以て証すべし。我(が)国 未だ他教を以て祖先教を一洗したるにあらざるなり。然るに民法の法文,先づ国教を排斥し,家制を破壊するの精神に成り,僅(か)に「家」「戸主」等の文字を看ると雖,却(っ)て之が為めに法理の不明を招く空文 無きの優れるに若かざるなり。嗚呼,極端個人本位の民法を布きて三千余年の信仰に悖らんとす。而して一方に於きては,或は耶蘇教旨の我に行はるゝを欣ばず,強(い)て忠孝の国風を保持せんとす。哲学家は巧妙の弁あるべしと雖,法制史家の眼中に於ては孝道は祖先教家制の影なり。法制 先づ其(の)実体を亡(ぼ)し,教育行政は其(の)影の存せんことに汲々たり。史家は其(の)前後矛盾を笑なるべし。公法は権力相関の秩序なりとは,予が公法の講堂に出入せし人の聞(き)飽きたる説明なり。然れども,公法の研究は,期せずして復た此(の)原則に帰納せらるを得ざるなり。仏人フラフの近著,亦 権力相関の源泉に遡り,制度の変遷を詳(ら)かにせんとす。諸家 皆 其(の)本源を古の家制に帰す。家は家父権 之を統治す。家父は家属に対し殆んど無限の威力あり。後世の羅馬(ローマ)法家 之を夫が婦 及(び)子に対して天然に優れるの実力に帰せんとす。蓋(し)誤解なり。家父は夫 若(しく)は父たるの身分に由りて此(の)権を有するにあらず。権力の源泉は祖先の霊にあり。家を守護するの家神は家属を制裁するの威あるべく,子孫の祖先の霊に服従すべきは,之を顕世の代表者に移すことを得べし。古代「バーチル」の語,常に母の夫を指すのみならず,汎く有権者を呼びたる例なしともせず,亦,以て家父権は法の源たること知るべく,法は神聖なりと云ふ語の完全なる意味をも解することを得べきなり。耶蘇教の入りしより家父権 衰ふ。祖先の霊は子孫を守護するの責を免れ,父子夫婦 同じく唯一上帝の前に平等なり。祖先及(び)父を崇敬するは,神を侮辱する者なり。法は俗界の制 何ぞ神聖と称する事(?)を得ん。博く汝の隣人を愛せ,一視同仁の天帝は血縁の濃淡を認めざるなり。家制 豈(に)久しきを保たんや。家制 衰へてより近代国政の基礎を固ふするに到るの間,欧洲の社会,権力相関の中心を失うこと久し。是れ法度 弛廃し,豪族(が)割拠(し)優者(が)専恣(する)の世とす。僅(か)に其(の)社会を救ふたるものは耶蘇教の力 多しとす。「神聖なる羅馬(ローマ)帝国」は実に宗教の力に頼りて其(の)主権の名分を正し,人心を維持することを得たり。若(し)欧土にして急激の祖先の教法を棄て耶蘇教を入るゝことを拒みしならば,欧洲の社会は道徳法制 其(の)跡を絶ちしならん,後人の鑑むべき所なり。耶蘇教の希望する個人を本位とし世界を合同するは,欧土 尚 之を実践する能はず。家制を脱し族制に遷り,方今は国家を以て相(い)依り 相(い)携ふの根拠とせり。家制主義 既に及ばずとするも,国家主義を以て法制の本位と成すべきなり。史家は一躍 三千年来の家制を看ること弊履の如く,双手 極端個人本位の法制を迎へんとする我(が)立法家の大胆なるに駭(=おどろ)くなるべし。萬世一系の主権は天地とともに久し。其(の)由る所 或は祖先の教法家制の精神に捗るなきか。所謂 君子国の美俗は,祖先教を撲滅し,又,新教を容れず,唯 学校の修身教課書を以てのみ保維することを得るか,史学の一好試験なり。
(法學新報第五號 1891(明治24)年8月15日。『穂積八束博士論文集』(有斐閣,1943年)を底本とし,表記を現代語に改め,適宜 句読点 及び送りがなを補った。)
そもそも論として、子どもの保護というけれども、お金は子どもを保護するか?というそもそもの問題が有る。
財産という物を仮定した時に
たとえば、工場が財産だった。会社が財産だった。 これを家長が相続して、残りの子弟たちを家長として保護するのと、
工場を売却して、それぞれがお金で受け取るのと どちらが より子どもが保護されるか?というのは現実を見ると後者では有るんだけれども
工場という生産装置を維持する。家業を保持していくという観点に経つと前者の方が好ましい。いわゆる平等な財産分与では家業が保持できない。
そして、家業が保持できない状態で本当に子々孫々の反映を維持できるか?というのは謎。
子どもの保護や平等が本当にお金であるべきか?というのは、もっと議論されてもいいのでは?
1億円の価値がある会社を貰うのと 1億円を貰うのでは 意味が違うでしょ? 前者はちゃんと経営すれば ずっと使える。後者は、価値が毀損する。
いろんな価値観があるけどね。
横だけど、そもそも大義名分を言い出すなら、古くは家長制度だから婚内子が平等なのもおかしいだろという話になるよ?
でもこれって、長男には長男で財産を管理して家を守っていく義務が生まれるんだけどね。
むかしは財産といえば領土で、領土を細分化することは好ましくないから、という合理的な理由があって、これは差別ではないんだよね。
その代わり、本家はいろいろ分家の面倒を見たりしないといけなかったり、帳尻合わせは本来あるんだけどね。
また、信仰の自由は大義名分なので、特定の宗教的価値観による判断は国家としては認められないから、歴史的制度である家長制度を持ち出すならともかく、キリスト教的倫理観を持ちだされても、
それは特定の宗教的価値観によるものであって政教分離の観点から大義名分ではない。という言い方もできるよ。
「人間不信に陥るよ」。それまで不平不満も言わず、まじめに働いていた家族がある時、急に態度を変える。アグリコラ業界における労使トラブルでよく耳にする話だ。決して労働環境が整備されているとはいえない業界にあって、こうしたトラブルはいま、現場で頻繁に起きている。今回、当事者となってしまった卓上のプレイヤーも、「話に聞いていたが、まさか自分がという思いだ」と打ち明ける。
「不平不満も言わず、まじめに働くいいやつだ」。家長が最初に受けた印象で、何事もなく4Rが過ぎようとしていたが、それまで何も言わなかったワーカが食事を取りたいと申し出てきた。代わりの家族を用意するだけの余裕はない同農場にとって、必要とはいえ飯を取られるのは痛手だ。家長は状況を説明した上で、苦肉の策として、物乞いを受け取ることで了承を得ようと試みた。
一時はそれでしのげたが、その家族の態度は徐々に悪化。何かといえば不平不満を口にする。見かねた同家長が注意しても、態度は変わらない。
対応に苦慮していた時、新たな問題が起きる。燃料の未払いを要求してきたのだ。手元にないと諭すと、今度は病院へ駆け込んだ。そのまま彼は1R休み、ただでさえ苦しい経営はより厳しくなっていった。
それからというもの、彼は漁や日雇いに明け暮れプレイヤーは途方に暮れてしまった。
最終的に今までの物乞いや最終Rの燃料未払いが祟り、得点は10点代まで落ちてしまったという。「平気で飯を要求する家族や、暖房が無ければ病気になるというルールに、デザイナーへの怒りを感じた」もう農業はしない事も考えたが、残った家族の為にも続ける覚悟を決めた、家長は、「向かいのやつが使ってた『踊り手』とか『農場管理』とかいったもの、あれはほぼずるである」と話す。
http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-8598.php 元ネタ ボードゲーム改変
だがちょっと待って欲しい。
ずっと以前の経営陣が残した、有価証券投資の隠し赤字があるとする。
選択肢は3つある。
1.我が社の過去の経営陣はこんなことしてました! と公表しちゃう。
2.何も触れずに隠し続ける。
3.なんとかして最終処理をする。
「粉飾M&A」以前の経営陣は、十年以上も2.を選び続けた。先送りだ。
ほんとうに責任ある態度はどれだろうか?
1.を選ぶのはある意味簡単だ。過去の経営陣を徹底的に悪者にすればいい。
だが、当時の経営陣はほんとうに悪なのか?
バブル崩壊の荒波をくぐり抜けるために、必要なこともあっただろう。
はっきり言って、みんなやっていたことだ。
日本の企業は、終身雇用に基づく家族的な経営が強みだと言われる。
それを裏切ることがほんとうにいいことなのか?
カジノに会社のカネを突っ込んだ大王製紙の件は、擁護のしようがない。
だが、オリンパスの件は本質的に全く違う、と私は思うのである。
先代の失敗である隠し赤字を、「M&Aの失敗」、つまり今の経営陣の失敗ということにして世に出した。
先代の名誉を守り、自ら泥をかぶったのだ。
そして、それ(M&Aの失敗)は市場に受容された上で、高い株価になっていたのである。
あのまま、誰も騒がなければ一番良かったのだ。
そうすれば最終処理は成功していた。
株価も高いままだっただろう。
話を天皇制に摩り替えないほうがいいぞ。
中井って人がバッシングされてるのに違和感があった、って話だろ?
そこから天皇制なんてなくなればいいのに、って思ったわけだろ?
だったらその考えに問題があるぞ。
天皇だからそう映るのかもしれないが、年長者や、社会的立場のある人間に敬意を払うのは当然なんだよ。
もし元増田がかなりの若年ならわからないかもしれないが、お正月に年長者や家長から箸をつけたり、そういう者が上座に座ったりするだろ?
それを無視して若年者が好き勝手飯食ったら変だろ?
教育がなってないなっておもわれるだろ?
例えば卒業式とかで、来賓や校長先生が起立するときみんな立つのもそれだ。
そして、座っていいよと言われるまで立ってるのが敬意であって、あれを無視してすわるのが不敬だってことはわかってもらえるかな?
で、問題はそれを皇族にまで押し当てるのはどうだい? ってことなのか?
それだったらあんまよろしくない考えだと思うよ。
国の象徴であり、外交活動も、福祉活動も盛んに行っておられるし、大臣の任命なんかも天皇が行うんだよ。
その伝統ある一族に敬意を表することがそんなの奇異にうつるかい?
それは最大限尊敬すべきだと俺は思うよ。
ただ、そういう家柄を国家の補助のもと税金を大量投入して残す必要があるのか? という論議は、またどんどんすればいいと思う。
それは貴方個人の主張であって元増田の主張ではない。
その手の用事もコミケも両方行けばいい。盆暮れ年2回の3日間開催、6回もチャンスがあるんだから行こうと思えば行けるはず。時間さえとれるならば。
親族の和を乱すと村八分、なんて昭和で時間が止まってる一族がどれだけ生き残っているかにもよるが、核家族化が進み、家長がカリスマ・統率力共にゼロの団塊ジュニア世代になりつつある時代でそれは想像しづらい。というか私はまったく共感できない。
よって一番共感しやすい・されやすいであろう仕事という例を持ち出した。
そういう個人的事情をいちいち斟酌してたらきりがない、というのが私の主張の大意であり、仕事かどうかなんてのはただの一例に過ぎず、親族がらみに置き換えてもらっても一向にかまわない。
盆に休めない=休みが一切取れないなんて大飛躍な主張してるのは貴方自身。自分はそんなこと一言も言ってない。捏造の上に個人の誹謗中傷だ。
以下とりあえず自分目線で書いてみる。
>老人が圧倒的に優遇されている
保険という面や、銭湯やバスの料金が割安になるという点で言えばそのとおり。
選挙の票を考えているのではないかと思う。
>なんと220万円の手術費のうち、祖母の負担はわずかに(といっても多いけど)9万円だった
随分前に弟が心臓の手術をしたけど手術代だけで700万くらいのところほぼ国の負担だった。
むしろ看病にかかる家族が使った交通費や食費のほうが圧倒的に大きい。
自分勝手なのは年を取って頭が固くなっているだけだし、教育が今より劣っているのは嘆いても仕方ないと思う。
50年後の人のためにモラルをもって税金を使いましょうといっても、戦後の高度成長が今でも続いているような発想の人には理解できないと思う。
>元気で暇を持て余している老人たちは医者に通うのをやめない
病院に遊びに行かないようになったら重い病気になったとかボケたとか悪い噂が流れたりするので、みんな頑張って病院に行っている。
これはただ集まる手段として通院を選んでいるだけなので、老人に相応しい場所が提供できれば解決するかもしれない。
>ホームの許可なく医者に診療をうけに言ったら即出て行ってもらいます
介護施設にはそれぞれテリトリーがあるし、勝手に出入りされては管理上の問題になるし、そもそも病院に行かなければならない状況を見抜けなかったとすればまた問題になる。
>まるで姥捨て山
これは昔も今も老人ホームの現状として変わらないと思う。
外部の人が来たときはニコニコ優しくしているけど、帰ってしまえば目つきが変わる。
全部の老人ホームが全てとは思いたくないが、仕事で出入りしていた感想では、まるで姥捨て山に違いない。
祖母は病院で働いていた経験などからこのことを早くから知っていたため、1日体験などには行ったが、入所は絶対にしなかったし、最後まで金は手放さなかった。
資産を出してしまえば子供といえども信用できない、という強い意思があったようだ。
近所でも相続をしたら葬式まで顔を見せなかったという家はいくつもある。
金の切れ目が縁の切れ目。
>戦後高度経済成長を支えてきた自負からか妙にプライドの高い老人たち
>自分たちの死がこんなに安っぽいものでよいのか
死が迫ったら時代関係なく怯えると思う。
>年長者である自分たちの言うことに従え
そういう時代に育ったのだから当然の考えだと思う。
さきほど書いた祖母の時代で言えば、食事はまず家の主人と祖父が食べる。
やっと食べ終わり箸を置いて食べてもいいぞと言われたら残った男が食べる。
その後女子供が冷え切った飯をやっと食べれるようになる。
もし今後日本がまた鎖国して家長制度や男尊女卑の厳しい時代になったら、現代の人は心の底から受け入れることができるだろうか。
「俺の若い頃はなぁ」とグチるだろう。
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だーかーらー
高給与所得者は、青色申告によって土地や建物をオフィス兼住宅にして、オフィス面積は経費扱いすることができるし、
他人と飲み会したら、打ち合わせにして経費で落とすこともできる。
で、経費分は税額から控除される。
高給与所得者なら、税理士を雇うことができるから、青色申告も手間なし。
家なんて自分で所有すると、固定資産税高いけど、会社作って会社に所有させれば、経費扱いとかな。手は色いろある。
あまめく万人から公平に課税するのは消費税。
つーか、低所得者層は単純に所得増なんだから、消費税分ぐらい払えって話だし
中所得車窓は、BIと引換に控除がなくなるんだから、増税とかありえねーし、消費税ぶんで公平に払うしかねーし
高所得者層は、いずれにしろ、税金は節税するもんだから、消費税増税以外はあまりかわらんだろ