2013-06-04

食糧を求めるワーカー「人間不信に陥る」

人間不信に陥るよ」。それまで不平不満も言わず、まじめに働いていた家族がある時、急に態度を変える。アグリコラ業界における労使トラブルでよく耳にする話だ。決して労働環境が整備されているとはいえない業界にあって、こうしたトラブルはいま、現場で頻繁に起きている。今回、当事者となってしまった卓上のプレイヤーも、「話に聞いていたが、まさか自分がという思いだ」と打ち明ける。

 「不平不満も言わず、まじめに働くいいやつだ」。家長最初に受けた印象で、何事もなく4Rが過ぎようとしていたが、それまで何も言わなかったワーカが食事を取りたいと申し出てきた。代わりの家族を用意するだけの余裕はない同農場にとって、必要はいえ飯を取られるのは痛手だ。家長は状況を説明した上で、苦肉の策として、物乞いを受け取ることで了承を得ようと試みた。

 一時はそれでしのげたが、その家族の態度は徐々に悪化。何かといえば不平不満を口にする。見かねた家長が注意しても、態度は変わらない。

 対応に苦慮していた時、新たな問題が起きる。燃料の未払いを要求してきたのだ。手元にないと諭すと、今度は病院へ駆け込んだ。そのまま彼は1R休み、ただでさえ苦しい経営はより厳しくなっていった。

 それからというもの、彼は漁や日雇いに明け暮れプレイヤーは途方に暮れてしまった。

 

 最終的に今までの物乞いや最終Rの燃料未払いが祟り、得点10点代まで落ちてしまったという。「平気で飯を要求する家族や、暖房が無ければ病気になるというルールに、デザイナーへの怒りを感じた」もう農業はしない事も考えたが、残った家族の為にも続ける覚悟を決めた、家長は、「向かいのやつが使ってた『踊り手』とか『農場管理』とかいったもの、あれはほぼずるである」と話す。

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-8598.php 元ネタ ボードゲーム改変

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