はてなキーワード: ワイプとは
〇〇の同級生が今はこうだとか、昔人気だったけどなにかしらの事件やらトラブルで消えたタレントが、女優が、芸人が今どんな暮らしをしてるかとか。
この辺少し無知で申し訳ない、それはいわゆるドキュメンタリーというやつなのかもしれないが
「自分ではない」「この世界で生きている一個人の」「人生」をネタにする番組が多いなあと、ぼんやりテレビを見ながら別に良いとか悪いとかではなく純粋に思った。
私はついていれば観るが、ついていなければ別に自分からは観ない。
けれど、上記の類いのものは何故かうちの父親のお気に入りのようで高頻度でチャンネル選択されている。
(他にもいろいろ好みはあるようだが、得てしてどれも大変不快である)(原因はほぼ父親にあるが)
最近のテレビはつまらない、と言う意見を見かけたり見かけなかったりするが、まあ地上波はあんまり面白くないなとは思う。
正直やること何もないんじゃね?とかも思ってる。
改編期が来るたびに番組が消えて、また生まれて、その度にネタはどんどん消費されていく。
その頻度がますます上がって、似たり寄ったりのネタやテーマしか無くなってきて、結局同じようなことをやっているか、
冒頭のドキュメンタリー(仮)に落ち着いてる。
私自身、アイデアを出すとかネタを作るとかそういう、発想力があまりにも乏しい人間なのはもう悲しいくらいに理解しているので、
最初にそういう番組が増えてきたときは「あーなるほどな、他人の人生ってもうそこにあるし、寸分狂わず同じ生き方してる人間なんていないし、こりゃ考えずして無数のネタゲットじゃん。ある意味考えたな」
で、まあそういうのが嫌いでも不快でもその原因は父なので、番組内で題材になってる人に関しては何の罪もなくて。
人生経験の“じ”の字もあるんだかわからない底辺の私はこれまた意外と真面目にすごいなとか思いながら観てたり聞いてたりするんだわ。まんまと制作側の意図に嵌められている。
その流れでなんとなく思ったんだが、私の生きてきたしょーもない数年でも文章に起こせば暇つぶしの読み物くらいにはなれるんじゃね?と思った。
私はメンタル的にちょっとだかかなりだか知らないが病んでいるやつで、時々上向きになるものの、今はかなり悪化してきた状況だ。
しかも何でかってさあ、フォロワーとちょっとトラブルがあった(ちな2件くらい)とかそんなかすり傷みたいなことでよ?
まあそのうちの1件について話すけど、こっちがちょっと不快だったことをちらつかせたら向こうが察してすぐごめんって謝ってきたけど、
どうにも謝る気がなさそうな取り急ぎの謝罪文でこっちがカチンときて、キレ気味で返したら向こうが私だって実はこうだった、ああだった、あの時もそうだったなどと後から出してきやがって、こりゃ水掛け論になる埒があかねえなと思い、謝らずに話を進める方法は無いものかと考えてたら死にたいほどめんどくさくなったという話。
このめんどくさいが意外とやる奴で、つまり面倒がくさすぎて幸い死にたいとまでは思わないがその辺ももしかしたらこの数年に起こしたことに関係あったりするかもしれない。
ノートに書いて置いておいても見るのは私だけで、結局完結しない自己完結みたいになるので、多少まとまったらまた書いてみようかと思う。
重ね重ね本当に申し訳ないけどとりあえずドキュメンタリー系多すぎ。あと外国人が〜とか◯百景とか遠い異国の地で暮らす日本人探しに行く系とか秘境の家訪ねにいくやつとか、あの類いの番組は本当に観るほど不思議。純粋に。
予算削減かつ制作コスト(これは何回か書いたけどアイデアとかネタの部分)削減でスタッフがロケ敢行してるのはまあ良いけどじゃあワイプに映ってるスタジオゲストって要るか???????
茶の間でテレビ見てるワイらとたいして変わらんやんけ。コメントさせるためならコメント求めてやれよ。
「自分以外の誰かの人生ってものすごく良質なネタだよね」と言うことをまずクソデカ大声で言いたかったんだが、そこからの派生が思ったより長くなってしまった。
iPhone 3GSが日本で発売されて以降、カメラ市場(特にコンパクトカメラ市場)はスマートフォンに搭載されるカメラに苦戦を強いられてきたという現実がある。
ただ実は昨今、スマホカメラからカメラ専用機へ回帰するユーザーが徐々に増えているのをご存知だろうか。
スマホカメラの利点と言えば誰しもが想像するであろう「1つのデバイスで撮影から編集、そして他のユーザへシェアすることの出来る総合力」が挙げられる。
いわゆる"写メ"に代表されるガラケーの頃から培われたこのソリューションは、ライトにカメラ撮影を楽しむユーザーを多く取り込み、市場を(現在も)席巻しているというのは常識的であると表現しても過言ではない。
スマホ登場以降のカメラメーカーの誤りを挙げるのであれば「ユーザーは画質をシェアしているのではなく思い出をシェアしているのだ」という現実を見ず、スマホよりも高画質であることを喧伝することへ終始してしまっていた。
この流れが変わるのは奇しくもカメラメーカーの努力のみではなく、ユーザーの需要の形態に変化が起きたからであった。
何を切っ掛けにユーザーの需要は変化したのか?と言えば、それは"Youtube"や"SNS"へのシェアだ。
Youtubeへ動画を投稿するユーザーが増え、様々な環境や目的でのカメラ撮影を考えたとき「スマホカメラでは性能不十分である」という気付きがユーザーの中で起きた。
明るい環境でも暗い環境でも何が起きているのかを伝えたい、小さなグッズをより良く見せたい、より画角を自由にコントロールしたい、そんな需要から明るいレンズやマクロ、広角に対応できるカメラ専用機に需要が起きたのだ。
更にこれまたiPhoneが示したポートレートモードに代表される美しいボケ味を常に得たいという需要も起きた。
スマホカメラは間違いなく進化している。より手軽により美しくより幅広い表現力を少し前のスマホと比較しても得ている。
しかしながら"一歩先"を意識したユーザーがカメラ専用機へ目を向けた際、カメラ専用機の進化幅はスマホカメラのそれを圧倒していた。
そもそもを言えば、例えばスマホカメラで高画質と評価されるiPhoneやGalaxy、Xperiaで採用されているイメージセンサーはSONY製であるというのはカメラ業界では有名な話である。
そして昨今急成長を遂げた中国新興スマホメーカーでもSONY製イメージセンサー採用がユーザーの購買理由になるほどの流行を生んだ。
そんなSONY製イメージセンサーである裏面照射CMOSのExmor Rや進化型である積層型CMOS Exmor RSはカメラ専用機にて先行採用されスマホへ技術転用されるという流れを持っている。
手ブレ補正も顔認識オートフォーカスもスマイルシャッターもカメラ専用機が先にあり、昨今のムーブメントを起こしている顔認識オートフォーカスの進化型である瞳オートフォーカスも新型Xperiaで採用されることが予告されているが、これもカメラ専用機で採用されているものだ。
つまり、スマホカメラの未来のスタンダードはカメラ専用機にあり、一歩先を意識したユーザーがカメラ専用機の進化に新鮮な驚きを示している。
カメラ専用機は邪魔という意識もGoProがアクションカメラというジャンルを開拓したことにより低減されつつある。
アクションカメラというラフに扱っても良い安心感と、小型なのに驚くほどスムーズな手ブレ補正は、カメラ専用機を経験してこなかったユーザーにとって敷居を大幅に下げる役割を持った。
SONY RX100Ⅵは前述した積層型CMOS Exmor RSを採用し美麗な画質を得つつも、コンパクトカメラの小型さ、自撮りも可能なフリップ可動液晶、光学ズーム、光学手ブレ補正、瞳オートフォーカス、価格が熟れてきた4Kディスプレイに対応した4K HDR動画撮影、ハイアマチュアユースのRAW静止画やLOG動画撮影が可能というコンパクトカメラなのに全部入り。
更に言えば、女性が嬉しい美顔モードを搭載している上、撮影したデータはスマホ連携機能により無線接続でスマホへ保存できる(流石に有線接続よりは遅いが写真数枚撮って転送程度ならばそう待たされる感覚もない)。
重ねてしまうが昨今のカメラ専用機において特筆すべきなのがスマートフォン連携機能であり、撮影したデータはスマホへ無線転送できるので、片手にカメラ専用機、片手にスマホなんていうことが起きないようになっている。
「Instagramのあのアカウントのキレイな写真をどうやって撮っているのか?」という疑問への解答はココにある。カメラ専用機で撮って無線転送してスマホでシェアしているのだ。しかもそのカメラ専用機は小さなカバンにも入るコンパクトカメラ。
こんなムーブメントをリードしたのは一体どこのカメラメーカーなのだろうか?
前述した通りカメラメーカーの努力のみではなくユーザー需要が変化したからであるが、その需要へいち早く反応したのがPanasonicであり、Youtube専用機とまで言われたPanasonic LUMIX GH5だ。
GH5はコンパクトカメラではなく、ミラーレスデジタル一眼と呼ばれる従来よりも小型化されたレンズ交換式デジタル一眼だが、面白いのはビデオカメラではないのに動画撮影機能を意識したデジタル一眼であるという点。
4K動画撮影機能や自撮りも出来る可動液晶を備え、ビデオカメラ以外では難とされていたデジタル一眼の4K動画撮影ではありがちな熱暴走を抑える優れた放熱性能を持つ(デジタルカメラは熱暴走すると撮影が自動停止する)。
GH5が登場した時期はヒカキンなどで注目され始めていたYoutubeが盛り上がっていく時期と重なっており、Youtubeという需要へ上手くマッチしたのだ。
これを見た他のカメラメーカーも自社デジタル一眼製品の4K動画撮影機能を採用または既に採用していたカメラメーカーは強化するという選択を迫られた。
それでもデジタル一眼は写真機という意識を強く持ってるカメラメーカーは多いが、カメラメーカーの大御所であるキヤノンはEOS KISS M、フィルムメーカーの富士フイルムはX-T100、SONYはα6500やα6400で4K動画撮影機能や自撮り可能な液晶を備えている。もちろんスマホ転送可能だ。
そんなムーブメントに、よりライトなユーザーを対象とするコンパクトカメラが追わないはずがなく、前述したSONY RX100Ⅵやキヤノン PowerShot SX740 HS、ニコン COOLPIX A1000、コンパクトなミラーレスデジタル一眼カメラPanasonic LUMIX GF-10などがムーブメントを体現している。
GH5でも注目したPanasonicのビデオカメラでは可動式液晶へ可動式サブカメラを搭載させたワイプ撮りやマルチカメラ撮りに対応しておりコレもYoutube需要へ訴えかけている。
SONYハンディカムはレンズ自体がグリグリと可動する空間光学式手ブレ補正によって手持ちして全力で走っても驚くほどブレない映像を得ることができ、激しいシーンをフレーミングするユーザーに高い評価を得ている。
空撮を一般ユーザーの手中にしたDJIのドローンシリーズ、VRにも対応した360°カメラのRICOH THETAシリーズやInsta 360シリーズはそもそも撮影時のフレーミングという束縛からユーザーを開放させた。
決してスマホカメラの需要は無くならないだろう。無くならないどころかカメラ撮影のメインストリームは今後もスマホカメラのはずだ。
しかし、スマホカメラが席巻してきた需要の一端がカメラ専用機へ回帰し始めていることをキャッチアップしないと時代に乗り遅れることは間違いないと強く表明したい。
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現在のVLOGで人気の一端を担っているデジタル一眼はGH5であることは間違いない。
これはヒカキンを代表に一部の人気Youtuberたちが使っているからだ。
しかし、VLOGで使われているのはGH5だけでなく、それこそiPhoneやGoProも使われており、他にはOSMO Pocketと呼ばれるジンバル一体型小型ビデオカメラも使われている。
画質へこだわりのある層はGH5の後継機であるGH5sへ移行している。
更により画質へこだわりのある層はGH5sよりも画質的に有利なSONYのα7Ⅲを使っている。
α7Ⅲを使っている層はハイアマチュア以上だという認識で間違いない。最早VLOGとは言えない映像作品レベルのものを公開しているビデオグラファーに採用例が多い。
最近は手軽にVLOGを撮るという需要から携帯性や画質とコスパを考慮してCANON KISS MやSONY α6400が使われるようになっている。
コンパクトデジタルカメラならばSONY RX100Ⅵがなかなか強いが、4Kが撮れて自撮りできるコンデジならば様々に選ばれている印象はある。
ただ、VLOGで最も使われているカメラは間違いなくiPhone、そしてGoProだ。
VLOGを頻繁に撮影しようと考えるようになってくると動画撮影のためiPhoneのバッテリ残量が気にかかってくる。
カメラ専用機を導入すると当然ながらiPhoneのバッテリ残量を気にせずとも良くなる。
そこでカメラ専用機を(ググったりして)最初に検討へ挙がるのがGoProであることが多いのだ。
GoProはアクセサリが豊富で自撮り棒は当然あるし、自動車や自転車、バイクにマウントできたり、ヘルメットへマウントすることも可能であり、カバンへのマウントや自身の首へネックレスのようにぶら下げることだって可能。
しかもGoProはiPhoneやiPadとの連携にも強い。専用アプリがあるので撮影中の映像をiPhoneやiPadでリアルタイムプレビューすることもできる。そのまま編集へ移行することも可能。
自身の撮影スタイルへ合わせやすいのでGoProが選ばれやすい傾向にある。
「GoPro女子」なんていう言葉を見かけた時は「またカメラ業界のごり押しか・・・」と怪訝さを持ったものだが、個人的な感覚では「半分嘘ではない」くらいの印象。
海や山、観光地などへ行くと確かにGoProを構えている女子は居る。圧倒的にiPhoneの方が多いけれど「まぁ・・・嘘ではないかな?」と思える程度には居る。
このような状況なのでiPhoneやGoProと比較するとGH5は人気がないと言って良い。
GH5は人気Youtuberを志す極一部のユーザーから一種の神格化を受けている印象がなくもないのだ。
GH5にはGH5sという後継機がある上に、後継機であるGH5sよりもKISS Mやα6400の方が設計が新しいので、GH5信者か特定のYoutuberへ憧れを持っていない限り旧世代のGH5を選ぶ理由があまりないのである。
従って「GH5が人気」なのはVLOGをやっているユーザーの中でも極一部のユーザーに人気ということになる。
これからVLOGというか「動画による思い出の記録をしたい」と考えるのであれば候補として以下を羅列しておくので検討に活用して頂きたい。
○一番お手軽
○高画質デジタル一眼
上記は単純に「4Kで撮影できて自撮りがしやすい」という独断と偏見的な基準で抜粋したもので、上記から選んでおけば大きな失敗はないという程度のもの(撮れるっちゃ撮れるけど思ってたのと違ったくらいの失敗はあるだろうが)。
つまり、自撮りを考えなければ他にいくらでも候補は挙がり、例えばBlackMagick PocketCinemaCamera4Kのようにデジタル一眼の形態を持ちながらも動画撮影へ強くフォーカスした製品もある。
別の増田がホームビデオ=VLOGと表現していたが大幅に間違ってはいない。語源はVideoLOGだがビデオBLOG的な感覚の言葉なのだからオシャレである必要もなく、BLOGで書きたいことを書いたようにVLOGで撮りたいものを撮れば良い。
Picture-in-Picture (PinP/PiP)が正しいと思うんだけど。
まず語源からして合ってない気がするし、ワイプって言われるとシーンからシーンに映る時のトランジションエフェクトのことだと思ってしまう。
wipe
【自動】
拭く、軽くこする
【他動】
〔汚れなどを〕を拭く、ぬぐう、拭き取る、一掃する
・Wipe the inside of the tube with a clean cloth. : 清潔な布でチューブの内側を拭いてください。
【名】
拭くこと
Premiereのドキュメントには Picture in picture って出ている
・実況なのに全然喋らない
・ボソボソしてて聞き取れない
・ノリが芸人でうるさいだけ ※1
・〜さんいらっしゃい そればかり
・音質が悪くて実況が聞き取れない
・ゲーム音が大きすぎて実況が聞き取れない
・BGMが大きくて実況が聞き取れない
※1
「はいどーもー!」
普通に話せばいいのに、うるさいので秒殺。
※2
でも実況者は基本素人。
ライブで魅せることのできる逸材はごくごく僅か。
私は見る気がしない。
同じところで何回も何回も躓くな!
・テロップでの補足
これを入れるだけ、あなたの下手なトークの強力な助っ人となるわ。
あなたのトークに飽きてよそ見をしている視聴者を、再び振り向かせることのできる魔法の音よ。
※3
非常に多い。
「コストをかけたくない!」
「中身で勝負!」
それはわかるけど、音質がクソだといくら魅力のある実況も台無し。
むしろ音質が良ければ、少なくとも実況動画としての間口は整うわ。
Wendy Carlos
なかでも過剰だと思うところを挙げていく
・過剰な笑い声
誰かがなんか面白げなこと言ったらワハハ
面白くなくてもワハハ
とりあえず笑い声を入れておけの精神
・過剰な字幕
いわゆるテロップ
常に画面内に存在する
でも耳が遠いおばあちゃんは字がでかくて助かるわといっていたので
・過剰な小窓
いわゆるワイプ
常に画面内に存在する
別にそんなもん映さなくていいしいちいちワイプ用の顔作んなくていいよ
これも字幕と合わせてYouTuberにしっかり継承されている
日守秋星
・過剰な情報量
時間、天気、番組名、放送局名、コーナー名、ワイプ、字幕、その他もろもろ
・過剰な背景セット
空いたスペースは寂しいので物で埋めておこうの精神によって
わけのわからん謎のオブジェクトや小物が隅々まで配置されている
どのチャンネルに合わせても背景はだいたいゴチャゴチャしている
バラエテイ番組ではキラキラギラギラした素材のやつと小さい電球が必ず登場する
・過剰な人員
背景と同じく画面が人で埋まってりゃ映えるの精神によって
そうでない番組でも横一列にズラッと人を並ばせる
なんでなんだよ
・過剰なまでにお馴染みの面々
こいつらばっかりも退屈なんで他勢力がぶち壊してほしい
そして同じ歴史を繰り返してほしい
がんばれ孫権
・過剰なリアクション
・過剰に煽るナレーション
・過剰な日本賛美
今はもうだいぶ下火になったが何年も続いた人気コンテンツ
あるとき親父がアレをみてニヤついてて寒気がした
各局横並びでそういうのばかりになってしまった
・過剰な非現実感
日常で見ているものと全く違って見えるという怪奇現象がよく起きる
・過剰な番組量
朝早くから夜遅くまで放送したり三ヶ月で大量の番組を入れ替えたりしている
そんなだからブラックなんだろテレビ局はもっと休めよと言いたい
昨日の朝のバラエティニュース番組で、外国人スポーツ選手がインタビューを受けている映像が流れた。英語でもなく、スペイン語でもない言葉で、何語なのか分からなかったが、下に字幕が出ていた。そのとき、ワイプの中でアナウンサーとコメンテーター?の人間が順番に映しだされ、どちらとも、その謎の言語を話す選手が喋っている様子に頷いていた。なるほど、その二人がその言語を使用することができるという可能性もあるが、そんなことは限りなく小さな可能性であろう。ということは、理解もせずに形だけ頷いていたということになる。
このことで思い出されるのは、新入社員の研修での会話のマナーを教えられたときのことである。相手の目を見て、頷いたりし、聞いているアピールをせよということを言われた。
だが、そんな外観に気を使っていたら、相手の言ってるいることを集中して聞き、理解することができなくなるではないか。程度の低い話ならば、どう見えるかに意識を回しても問題はない。しかし、そんな話は丁寧に聞く必要もないし、聞き流しとけばよいものだろう。難しい話を聞くときには、そのことだけに集中できるように、目を閉じたり、視線を左下に向けたり、資料を凝視したり、相手の方なんて見ないという見目を私はするが、これに何か問題があるのか。
そんなふうに思っていても、現実には胡散臭い頷きをこれでもかとする人間はいるし、それを見ると嫌悪感を覚えるが、その所作を好む人間がいるのだなと気鬱である。
ハマる→一般的に使われる特定の事柄に夢中になるという意味ではなく、自分のネタが有力者にウケるの意
一般の方→芸能人にあらざる者。芸能事務所に所属しているかが境界線?
素人さん→芸人ではないので芸人特有のノリをセーブして接触しなければならない人(類:一般の方)
ケータリング→控えスペースに置いてる自由に食べていいお菓子がいっぱい置いてるやつ
オイシイ→一見不利な状況だが、画面にいっぱい映れるので実は有利なのだの意
ワイプ→VTR中画面の隅に表示される、スタジオにいる芸能人たちの表情を抜く四角形
抜く→カメラで撮る
いじり→失敗や欠点などをわざと話題に上げ面白おかしく話すこと、またウケると思われるタイミングでいじられ役に意図的に暴力を振るうこと
愛のあるいじり→被いじり者の了解を得ているのでこれは暴力ではないの意
台本→バラエティ番組などで進行に必要なセリフや情報が記された冊子。構成作家などが書く?
巻きで→早くしろの意
事務所→芸人が勤める会社みたいなもの。発音は「死ぬ」の「ジム」に「ショ糖」の「ショ」
街ブラ→人が多い場所を歩いて食べ物をただでもらって食べたりするロケ
営業→テレビカメラの入らない地方の会場で漫才やコントを披露すること
ツカミ→漫才で初めにお客さんが笑う部分
前説→テレビ収録などの本番前に観客の前でネタをし観覧客のボルテージを上げる芸人、またその行為。多くの場合新人がやる
小説を読むと、巻末に、解説という名の「他人の感想文」が載っていることがある。
私はこれがとにかく嫌いで、解説があるだけで購入をためらうほどだ。
時代背景や著者などについて、しっかり説明をしてくれる「解説」はあまりに少ない。(私の読む範囲では)
「解説」と銘打ちながら役割を果たそうとせず、あらすじをなぞる程度だったり、どうでもいい感想を述べている。
それを書いているのは著者の知人だとか、オファーによる内輪的なノリだから、内容も自然と媚びるようで、はたから見ていて寒いのだ。
訳者あとがきは大丈夫かと思えば、他作品をこき下ろす人もいて油断ならない。
(確かローワンだったか。「ハリポタが流行っているけど訳者はこちらの方が面白いと思う」等と書いていた。
どちらを面白いと思うかは読者が決めることで内輪の人間が主張することではない。
著者でもない人間が本自体の印象を下げる行為は慎んでもらいたい)
では解説というタイトルでなかったら良いのかというと、それは違う。
あんなに私的な文章を、作品と同じ媒体に含めてしまうことが理解できないし、納得もできない。
他人の「特別に載っている」感想で、作品の余韻が消し飛んでしまう。
製本されている以上、カバーから奥付まで全て含めて本だから、割り切るのは難しい。
例えるなら、映画のエンドロールで突然ワイプが出てきて知らない奴が感想を喋り出す。
または、絵を見に行ったら他人の感想が作品に直接糊付けされていた…という感じ?