2018-05-12

話を理解せずに頷く人

昨日の朝のバラエティニュース番組で、外国人スポーツ選手インタビューを受けている映像が流れた。英語でもなく、スペイン語でもない言葉で、何語なのか分からなかったが、下に字幕が出ていた。そのときワイプの中でアナウンサーコメンテーター?の人間が順番に映しだされ、どちらとも、その謎の言語を話す選手が喋っている様子に頷いていた。なるほど、その二人がその言語使用することができるという可能性もあるが、そんなことは限りなく小さな可能性であろう。ということは、理解もせずに形だけ頷いていたということになる。

このことで思い出されるのは、新入社員研修での会話のマナーを教えられたときのことである相手の目を見て、頷いたりし、聞いているアピールをせよということを言われた。

だが、そんな外観に気を使っていたら、相手の言ってるいることを集中して聞き、理解することができなくなるではないか。程度の低い話ならば、どう見えるかに意識を回しても問題はない。しかし、そんな話は丁寧に聞く必要もないし、聞き流しとけばよいものだろう。難しい話を聞くときには、そのことだけに集中できるように、目を閉じたり、視線を左下に向けたり、資料凝視したり、相手の方なんて見ないという見目を私はするが、これに何か問題があるのか。

そんなふうに思っていても、現実には胡散臭い頷きをこれでもかとする人間はいるし、それを見ると嫌悪感を覚えるが、その所作を好む人間がいるのだなと気鬱である

  • あなたにはアスペルガー症候群の疑いがあると思いました

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