「合計特殊出生率」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 合計特殊出生率とは

2023-05-28

韓国2015年に何があったのか?(少子化

何度見ても合計特殊出生率グラフが急激におちてるんだけど

2015年2016年に何があったかズバリ答えられる人居ないのか?

統計問題かと思ったが出生数もすごい勢いで落ちてる

2002年 50万人

2016年 40万人

2019年 30万人

2022年 25万人

 

ちょっと調べたが

2016年から大統領が変わり、少子化対策をかなり強めにやったとあった

それが裏目に出てるふしがあるな

まり日本も後追いの可能性が

 

もう少し調べてみると、日韓は似てるようで結構違う

女性結構わがままっていうのはあるみたい、でもそれって昔からそうだろうしここ8年の話じゃないよなあ?

お金がないっていうのは調べきれなかった、1人あたりのGDPはどんどん伸びてるし

結婚に対するハードルが高すぎるというのはあるらしい、でもそもそも富裕層ですら子供をあまり作ってない現実が有るので経済問題以外なのかもしれない

2023-05-26

2016年から合計特殊出生率の急落

日本はやや下げだが、中国韓国すべり台のように下げている

日本だって微増だったから十分な反転と言える

アメリカなんか見てもこの頃から加速度的に落ちているように見える 

やはりスマホの影響だろうか

ここ数年の中国韓国合計特殊出生率の下がり方って何なの?

急激すぎるから統計上の問題な気がするんだけど

2023-05-25

結婚って気持ち悪くない?

最近アラフォーになった非モテ男で

最近ようやく結婚というのを諦めるというか意識しないようになってきた

それは年齢がというのもあるけど、諦めて女遊びを始めた結果、「結婚普通するもの」という思考ロックが外れたのかもしれない

あるいは酸っぱい葡萄になっているのかもしれないが

 

恋愛気持ち悪くないんだ、子作りも素晴らしいものだと思う、それらは今でも是非したい

ただ結婚はよくよく考えると気持ち悪い

恋愛子育て基本的には夫婦間に閉じていて、あるいは一族の間で閉じている問題なはずなのに

国や行政が決めた結婚制度が突然介在してくるんだ

たぶんそこが一番気持ち悪い

 

別に民俗学者ではないが、昔の結婚制度必要性理解できる

一族同士に身内になるための取り決めみたいなものだろう

要はプロトコル

それがないと揉めるだろうし、社会一族夫婦ー子というものを結びつけるのに必要設計だったと分かる

それは社会一族パートナーに対する宣誓であり、それをしているから一人前に認められるというのも分かる

 

翻って現代を考えると、個々人はうまく社会と結びつけは作られているし、一族というのはもう希薄

一族仕事も昔のように結びついていない

宣誓しようがしまいが別途個人は信用を測られる存在

じゃあ結婚って何なんだ?

今ではエンゲージリング程度のものしかないのではないか

 

若者の言う「結婚したい」というのはあくまで「好きなパートナーと共同生活したい」であって、結婚制度のことは言ってないだろう

昔と意味合いがぜんぜん違う

「好きなパートナーと共同生活したい」は恋人同士でもできる

となれば、じゃあ結婚という制度に縛られる必要もない

 

こんなこと言うのは私だけではなく

婚外子というのは他国では非常に増えている

結婚制度は要らないし自分らでやるよ」となっている

 

婚外子割合の図だが

https://honkawa2.sakura.ne.jp/1520.html

よく見ると、日本韓国、あとイタリアとか、少子化で有名な国ほどちゃんと真面目に結婚していることがわかる(ちゃんと調べたわけじゃないけど)

(※追記婚外子率と合計特殊出生率プロットしてみた、まぁまぁの相関? https://i.ibb.co/fF7shLM/2023-05-26-21-13-28.png

 

まあそれは今はいいけど

日本は何で結婚制度にそんなに縛られてるんだろうね?

 

_____

 

フランス婚外子社会保障が厚い」みたいなブコメあるだけど

同じ認識

日本個人メインの制度設計に変化させるべきじゃない?、って書きたかった

フランスほどとは言わないけどさ

鶏が先か卵が先かなんだけど、おかげで結婚制度に縛られてしまってる

 

大昔からさんざん言われてることなんだけど

日本行政会社依存夫婦家族依存が強いんだよね

何か問題があったときに「会社がどうにかしろ」か「家族がどうにかしろ」で、責任丸投げにするやつ

年取るとこういうのに一回は直面すると思うんだけど、その度に意味わからんキモいってなる

現代人がそれだけ個人主義になってるのに、制度責任所在が追いついてない格好なんだと思う

 

こういうの10年以上前からこれは認識していて、その時は単に日本が遅れているからだと思ってたんだけど

一向に変わる様子がないし、韓国も似た所あるから民族性宗教性なところがあるんだろうか?と疑っている

自分独身経営者から余計に強く感じるのかもしれないけど、徐々にそのズレは大きくなっているはず

 

あと、離婚する時の係争とか見ると「結婚って一体なんなんだ??」ってなるからオススメしたい

2,3年前にはてブでもバズった記憶がある

「損する結婚 儲かる離婚」の話だっけ、違うか

百歩譲って、結婚自然現象のような「そういうもの」と捉えても良いんだけど、じゃあ何で子供作る前に必ず結婚するの?ってところが気味悪いと感じる

まるでそれはイスラム教徒が「そりゃ毎日祈りするだろ」って言ってるような感じで

ただ20代後半ではそんな発想に至らないよね、捻くれ者の自分ですらそんな考えなかったし知らなかった

「なんか良いもの」「なんか皆が祝福してくれるもの」「皆が喜ぶ」「ハッピーエンド

そういうイメージだったから、制度社会位置づけなんて考えなかった

わかるかな、一度そういうのって疑いはじめると「怖い、気持ち悪い」が出るんだよ

ゲシュタルト崩壊に近い

 

どうでもいいけど風俗にもキャバクラにも行ってない

ただ数人と名前のついていない関係を築いているだけ、ここ2年ちょい

まあそういうところだよね

とりあえず人格否定して考えようともしない

 

_____

 

もうちょい考えてみたけど

結婚って「愛し合ってない男女における一族同士の契約」と見ると非常にしっくり来ると気づいた

自由恋愛じゃない時代結婚がソレだと思うんだけど

今の「愛し合った男女における個人間の契約」としての結婚ってソレ要る??と思ってしま

もちろん細かいメリットはあるんだろうけど、二人に閉じてみればやはりエンゲージリング程度のものだと思う

夫婦別姓なんかも、そもそも嫌なら結婚しなくてよくね?くらいに思えてしま

何なら「子供結婚してから作るもので、じゃないと社会的な信用が落ちる」みたいな風潮は少子化に加担してないか

から色々考えると「結婚の仕組みって今何かの役に立ってるの?」ってなって「気持ち悪い風習制度」という見え方になってしま

 

結婚は良いぞ、みたいな記事なんかも、それって恋人でもできるくない?って思えるし

まるで結婚したら何か二人の関係が変わるかのような幻想が未だに強く根付いてしまってることに危惧する(昔はあったんだろうけど)

 

ああそうか、ここ5年くらいで自分

シングルマザーシングルファザー奥さん3人目で子供7人居るイケメン爺さん(子供同士は仲良い)

みたいな人と知り合ったからこういう考え出てきたのもありそう

家族構成と幸不幸は相関してないように見えたから、結婚ハッピーエンド幻想が消えたのかも

色々考えるためには日本多様性に乏しいんだよなあ、100人の知り合いが100人とも同じこと言ってたらそれを否定するのって難しいし勇気がいる

2023-04-30

中国少子化、思ってたよりエグい

調べたら朝鮮に近い東北地方合計特殊出生率が1.0を切っているらしい

これは東京の1.08よりも低く、韓国に近い

やはり気候民族差があるんだろうか

 

栄えてる所ほど低いのかと思ったらそうでもない

東北が低く、栄えてる東部北部はやや低いくらい(1.0〜1.3)

内陸に行くほど高く、南西や南は1.7を超えている

ちなみに日本では沖縄が1.8

 

まり農村部はまだ高いが、都市部東北部が低い傾向で

合計すると低いということなんだが

都市部東北部は日本よりひどくむしろ韓国に近い

 

韓国全体<<中国東北都市部日本中国農村部

 

ていうか、日本で見てもわかるけど寒いほど少子化というのはあるよな?

北海道が低いんだよね

anond:20230429235828

NHK男女平等な国ほど出生率が高い? ジェンダーギャップ指数合計特殊出生率との間に正の相関関係が」←「無いよ」大量のツッコミ - Togetter

https://togetter.com/li/2131359

岸田政権の打ち出した異次元少子化対策および、ジェンダーギャップ指数出生率との相関報道

念頭においた調査だと思ったから、日本少子化対策に応用できるかどうかという視点で見たよ

2023-04-27

奈義町の高い出生率について

岡山県奈義町出生率が2.95とかなり高い値を記録したことが少し前に話題になったが、そのニュースブコメなどを見ていると、出生率がどういった指標であるのかが理解されていないように思われる。

 

日本出生率というと、たいていの場合合計特殊出生率」のことを指す。これは、ある範囲、ある年において、年齢xの女性人口をg(x)、年齢xの女性からまれ子供の数をf(x)とおいたとき、Σ_(x=15~49) {f(x)/g(x)}で計算される。年齢別に計算された出生率を後で足し合わせるというところが重要で、極端な話、その町に30歳の女性が一人しかいなくて、そしてその女性子供を1人産んだとしたら、それだけでその町のその年の出生率は1上がる。人口の少ない町村部では、大きく変動しやす指標なのである

現に、奈義町出生率を推移を追うと、2016年の値は1.84であり、この10年だけでも1以上の幅で変動していることが分かる。それでも平均すれば2は超えるので高いといえるが、奈義町自衛隊駐屯地がある関係人口ピラミッドが一般的な町村部とは異なる(20~30代に"谷"がなく、そして男性女性よりもかなり多い)ため、出生率の分母が、他と比べると条件が異なっている。

 

奈義町の高い出生率についてその要因を探るのは良いが、少子化対策が功を奏したとか、奇跡の町だとか、そういった話に一目散に飛びつくのは適切ではないだろう。因果関係不明であるし、それに加えて、そもそも「結果」とされる出生率すら、町単位では少子化の程度を問うのに不適切指標になりうるかである

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230405/k00/00m/040/334000c

2023-04-26

アフリカでも少子化は進んでいる

南アフリカ

合計特殊出生率はここ50年で6.0→2.4

 

結局国次第なんだよね

 

と思ったらナイジェリアがとんでもなく伸びててワロタ

5億人いく予想らしい

2023-04-21

劣った国まで一緒に比べる奴なんなの?

https://twitter.com/nhk_news/status/1648537152706191362

男女平等な国ほど出生率が高い?

先進国ではジェンダーギャップ指数合計特殊出生率との間に正の相関関係がみられるそうです (因果関係の有無は分からないそう)

https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji133/

👆 解説記事「1からわかる!少子化問題(3)」

https://twitter.com/UrsaMinor_Alpha/status/1648875541930577920?cxt=HHwWgMDQubfk_eEtAAAA

こら😠左下だけ抜き出すんじゃない😠

NHKちゃんと「先進国」と明記してるのに・・・

なんか勝手に遅れた国、劣った国まで大量に追加して反論した気になってる人が後を絶たないんよねぇ・・・

政治的おかしいだけでなく、統計学的にもおかしい。

2023-04-06

さな町の合計特殊出生率を算出してもあまり意味はない

出生率2.95、人口は増加…岡山にある「奇跡の町」の少子化対策 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230405/k00/00m/040/334000c


出生率クローズアップされてるがそもそも出生率はどう算出するかというと

合計特殊出生率は「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で、次の2つの種類があり、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子もの数に相当する。

A「期間」合計特殊出生率

ある期間(1年間)の出生状況に着目したもので、その年における各年齢(15~49歳)の女性出生率を合計したもの

女性人口の年齢構成の違いを除いた「その年の出生率」であり、年次比較、国際比較地域比較に用いられている。

B「コーホート合計特殊出生率

ある世代の出生状況に着目したもので、同一世代まれコーホート)の女性の各年齢(15~49歳)の出生率過去から積み上げたもの

「その世代出生率である

実際に「一人の女性が一生の間に生む子どもの数」はBのコーホート合計特殊出生率であるが、この値はその世代が50歳に到達するまで得られないため、それに相当するものとしてAの期間合計特殊出生率一般に用いられている。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/sankou01.html

期間合計特殊出生率が「一人の女性が一生の間に生む子どもの数」とみなせるのはある程度大きく安定した集団場合であって

さな集団で期間合計特殊出生率を算出しても年による数人のばらつきで数字がめちゃくちゃ変動してしまう。

上の奈義町場合でも出生数の数人の差で年ごとのばらつきが凄い

平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年
出生数436051435654
合計特殊出生率1.882.812.081.842.372.40

https://www.town.nagi.okayama.jp/gyousei/chousei/houshin/keikaku/documents/machidukurisougoukeikaku.pdf

なんかはてブ否定から入ってるが、3近くの出生率というのは、他自治体だと1人2人しか出産しない夫婦が3人出産してるということだからね。子育て世帯移住流入だけでは説明つかないし、素直に評価研究すべき

したがってトップコメがいうように「他自治体だと1人2人しか出産しない夫婦が3人出産してるということ」ではない

地方の取り組みとしては素晴らしいけど、出生率自体は数人の流入、あるいは分母となる15~49歳の数人の流出で0.5とか1とか簡単に変動しちゃう数字なので

まりクローズアップする意味はないし、当然全国に展開できるような話でもない

2023-03-22

anond:20230321101757

完結出生児数は定義合計特殊出生率に遅行するから

同じ期間の特殊出生率と完結出生児数を比べて

後者の方が低下率が小さいから云々とかいうのは無知か不誠実やでという話

2023-03-21

量的な概念ちゃん認識しようぜ(参考文献追記

anond:20230321094940

量的な概念ちゃん認識しようぜ。

合計特殊出生率は、20年で30%以上低下してるが、夫婦の完結出生児数は、1割程度しか低下してないんだよ。

下がっていると行っても全然程度が違う。

では、合計特殊出生率と連動するように下がっている統計というと、婚姻率になる。これが概ね20ポイント以上低下している。

これと夫婦の完結出生次数が掛け算すると、ほぼ合計特殊出生率になる訳だ。

問題解決必要コストは、100%に近づければ近づけるほど、指数関数的に増大する事が知られている。なので、パレート図というものを用いて、特に理想から乖離している差が大きいところ、影響が大きいところから重点的に対応する事が、よりよい問題解決に繋がるとされる。

今のところ、分析として影響が大きいのは

  1. 非婚化による婚姻率の低下(経済的理由が主)
  2. 結婚年齢の高齢化による出産人数の低下
  3. 経済的理由による第二子第三子を儲ける夫婦の低下
  4. 制度的な理由による第二子第三子を儲ける夫婦の低下(保育所問題など)

と言う風に分析出来るが、これが何故か逆転して主張されることが多くていつまでたっても効果的な対策ができないんだよ。
その理由は、子育てをするようになると行政サービスを使うようになるから、より政治に興味を持つようになって声がでかくなるからだと思う。効果よりもどれだけ声がでかいかで制度が決まってしま民主主義誤作動だな。

異次元少子化対策とか言うなら、やれる事は全部やればいいのだが、現実には全部どころか効果の低い方ばかりに傾倒している。
これは量的な概念がないから。増田も、「上がっているか下がっているか」という0か1かではなくて、量的な概念理解して考えてくれ。

参考文献追記

ブックマークが集まっていたので、少し真面目に参考文献を上げておく。信頼できない資料を基にしていては話がおかしくなるので。

大量にアドレスを貼るとエラーになるので、一部 https を抜いてある。適宜補ってくれ。
#それからISBN記法が死んでるのなんなの。誰に言えば治るんだこれ





こういうガチの奴を上げても読みづらい人には、読み物として気楽に読める以下のものおすすめする。



また、子育て支援は経済対策として有効であると言う本もある。

これもガチちょっと重たいので、これをもう少し読み物として読みやすくした以下の本から入るのもおすすめ

これには全く同感で、だから子育て支援をするなと行っているんじゃ無いんだよ。以下にしてくれと思っている。

2023-03-03

anond:20230303231133

OECD異次元の3を超える合計特殊出生率を達成したイスラエル

なお要因としては子どもたくさん産まないやつはゴミというユダヤ教教義が強い模様

anond:20230302235714

日本より「先進的な」国ですら、合計特殊出生率は軒並み2.0を割ってるわけで

そういう認識のもとでの「異次元」じゃなかったのか

本当に出生率を上げたいんならこんなのまだまだヌルすぎる

独身・子なしで生きていくならカツカツの生活を強いられるくらい

出産家庭にゴリゴリインセンティブを付けるべき(もちろん財源は全国民税金だ)

本当に出生率を上げたいんならな

2023-03-02

合計特殊出生率2.0超えないと人類滅亡する

世界で今2.3

世界で2080年くらいには人口が下がり始める予測が立っている

現代人が直面した危機はたくさんあるが、その中でも上位クラスやばい出来事だと思う

ガチタイムリミットはでも2150年くらいになると思うけど

 

タイムリミットが100年以上あると考えると文化技術が様変わりするだろうし

現代人は少子化解決しないだろうなとも思える

解説するだけのモチベーションがない

正味な話、2000年〜2100年を我々がどう過ごすか、どう過ごしたいかと言う話だ

2023-02-24

少子化対策指標としてのジェンダーギャップランキングの卓越について(2)

anond:20230224010244の続き。

計算

ジェンダーギャップランキングの数値の中でも、GGIスコアジェンダー指数)は、0.001刻みで比べると、

お互いにほとんど同じ値をとる国が多い。ほんの小さな差では、扱いにくい面がある。

そこで、スコアのかわりに、ランキング順位使用する。

153か国での相関係数

まず、153か国で、単純に順位出生率相関係数計算すると、0.43になった。

単純に見ると、これは、順位が下がった国ほど、出生率が上がっていると読める。

しかし、これは単純に比較できない、社会進出をチェックする以前に、女性基本的権利生命が脅かされたり、

工業化が進んでいないといった、発展途上国も多く含まれている。

そのような国では、過去時代から改善されなかったまま、子沢山の社会が続いていることも多い。

明らかに、同じ基準比較できないもの比較するのは不適切であるので、

次に、出生率が0.2未満の国を残して計算する。

出生率が0.2未満の国だけでの相関係数

これを計算すると、相関係数0.06になった。

これでも、まだ日本と単純に比較するには難しい、様々な文化の違いなどを考慮する必要があるので、

比較する国を見直しOECD諸国限定する。

OECD諸国での相関係数

OECD諸国とは、次の国々である

OECD経済協力開発機構

https://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/oecd/index.html

2. OECD加盟国

現在OECD加盟国は以下の38か国となっています

EU加盟国(22か国)

ドイツフランスイタリアオランダベルギールクセンブルクフィンランドスウェーデンオーストリアデンマークスペインポルトガルギリシャアイルランドチェコハンガリーポーランドスロヴァキアエストニアスロベニアラトビアリトアニア

その他(16か国)

日本イギリスアメリカ合衆国カナダメキシコオーストラリアニュージーランドスイスノルウェーアイスランドトルコ韓国チリイスラエルコロンビアコスタリカ



この中で、出生率が2.9のイスラエルも、再び入れて計算した。

相関係数-0.06になった。

かろうじて、順位出生率関係が負という結果が出たが、やはりOECD諸国の中でも、明らかに比較の難しい、

遠い文化圏の国を同時に比較している、無理な計算があることは否定できない。

OECD諸国のうち、日本文化的に近い国での相関係数

そこで、日本と、現在日本文化的に近い韓国北米ヨーロッパオセアニアの国々だけを残して、

計算する。OECD諸国のうち、コスタリカコロンビアチリイスラエルトルコを除いた。

計算すると、相関係数は、-0.43になった。

良好な結果ではあるが、やはり、比較の難しい国を含めている可能性がある。

経済的な規模も、少子化問題対策の参考にするために、揃えて考える。

残った国の中から、更に、G20にも含まれている国だけを残して計算する。

OECD諸国のうち、日本文化的に近く、経済的規模も近い国での相関係数

OECD諸国とは、次の国々である

G20に関する基礎的なQ&A

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page25_001040.html

問.G20とは何ですか?

 G20とは、G7フランス米国英国ドイツ日本イタリアカナダ欧州連合EU)(G7議長国順))に加え、アルゼンチン豪州ブラジル中国インドインドネシア、メキシコ韓国ロシアサウジアラビア南アフリカトルコアルファベット順)の首脳が参加する枠組です。G20会議には、G20メンバー以外の招待国や国際機関などが参加することもあります



比較して、最終的に、次の国々を残した。

北欧がない問題が残るものの、妥当な組み合わせであり、日本少子化対策にも役立つと考えられる。


Country Name

GGIRank

GGIScore

Fertility rate, total (births per woman)2020
Germany10 0.787 1.53
France 15 0.781 1.83
Canada 19 0.772 1.4
United Kingdom 21 0.767 1.56
Mexico 25 0.754 1.905
Australia 44 0.731 1.581
United States 53 0.724 1.6375
Italy 76 0.707 1.24
Korea, Rep. 108 0.672 0.837
Japan 121 0.652 1.34

上の国で計算すると、相関係数-0.71となった。

結果的に、日本と、文化経済規模も近い国々の間で計算すると、非常に強い相関があると分かった。

ジェンダーギャップランキング順位が、低くなる国ほど、合計特殊出生率も低く、順位が高くなる国ほど、

出生率も高くなることが分かる。

まとめ

ジェンダーギャップランキング順位が、少子化指標として卓越していることが、

今回の計算でも示すことができた。

日本ジェンダーギャップランキング順位は、2020年は121位に低迷している。

岸田が、ジェンダーギャップ改善することで、少子化対策として、異次元効果を持つことが期待できる。

少子化対策指標としてのジェンダーギャップランキングの卓越について(1)

はじめに

異次元少子化対策が求められている、岸田令和日本であるしかし、具体的には、どのような対策有効なのか。

対策効果を測定するためにも出生率と結びつきが強く、しかも、分かりやす指標が求められている。

そこで、今回は、世界経済フォーラムが発表する、ジェンダーギャップランキングに注目したい。

ジェンダー開発学の分野では、ジェンダーギャップランキング順位が高い国で、ジェンダー平等が達成され、

女性子育て社会進出を両立しやすく、結果的に、少子化改善されていることが知られている。

少子化ジェンダーギャップランキング

日本少子化対策についての記事の中で、ジェンダーギャップランキング順位の低迷と、

少子化の関連性が議論される。

例えば、次の記事では、題名の中にジェンダーギャップランキング順位と出生数が盛り込まれている。

ジェンダーギャップ121位、出生数90万人以下の日本で、女性たちの未来への備えとは

https://woman.nikkei.com/atcltrc/blog/shirakawatouko/post/dddad1acb2e14d2a9ad1acb2e1cd2a4b/



更に、次の記事では、ジェンダー分野の専門家の対談の中で、GDP労働生産性と共に出生率、そして、

ジェンダーギャップランキング順位の恥ずかしさについての問題が指摘されている。

ジェンダー指数から、いわゆる、ジェンダーギャップランキング順位計算される。

上野千鶴子×酒井順子「単身世帯は38%、最も多い家族の姿に。1985年から86年は『女・女格差』元年。女性3分割された結果、中高年女性単身者貧困が生まれた」

【連載】酒井順子大人は知りたいことばかり:女、家族社会はどう変わった?<後編>

https://fujinkoron.jp/articles/-/7486?page=5

酒井 2022年日本ジェンダー指数は、世界146ヵ国中116位。それを永田町のおじさんたちは、恥ずかしいとは思っていないんでしょうね。国際会議に出席する日本代表が男性だけでも平気でいられる。

上野 でもこのままだと、日本ジリ貧になりますよ。一人当たりGDP国内総生産)の順位も、労働生産性も低下しています

酒井 出生率も落ちる一方。出生率が高いのは、共働きケア公共化がされている場合だと海外ではデータがはっきり出ているのに、なぜ変えようとしないのでしょう。

上野 おじさんたちが合理的選択をしないのは、ホモソーシャル組織文化を守りたいからだとしか私には思えません。ホモソーシャル集団のなかで、男として認められたい。そのためには自己犠牲もいとわない。



上で紹介したような関連性の指摘のみならず、実際に、ジェンダーギャップランキングや、

類似する、ジェンダーギャップを示す指標と、少子化関係性の分析もなされている。

ジェンダー格差の解消が最高の少子化対策(前編)

https://news.yahoo.co.jp/byline/shirakawatoko/20211029-00265552

日本ジェンダーギャップ少子化。この二つはリンクしているとずっと言い続けてきた。日本世界経済フォーラムが算出するジェンダーギャップ指数では156カ国中120位と先進国では最下位。下から数えた方が早い。先進国に限ってはジェンダーギャップ指数出生率リンクしていることがOECD経済協力開発機構)の分析でわかっている。

2020年4月内閣府政策統括官(経済社会システム担当)の資料には、「ジェンダーギャップ指数が高い(男女格差が少ない)ほど、出生率高まる傾向」を示すグラフ掲載されている【図1】。女性社会進出をすると一旦は少子化になるが、その後回復するかどうかは、ジェンダーギャップいかに埋めるかにかかっている。



男女差別がなくなると、少子化改善するよ」というデータを示すと、なぜ反論(クソリプ含む)が押し寄せるのか?

https://comemo.nikkei.com/n/nd4de034b8a25

ところが、冒頭のツイートの図にあった通り、他の先進国では事情が違います女性社会進出出生率相関関係にあるのです。なぜかというと、女性社会進出子育てが、トレードオフ関係になっていないからです!

子どもが生まれたら、パートナーたる男性も、当事者としてしっかり家事育児コミットします。これだけでも、女性負担はケタ違いでしょう。みての通り、男性家事育児負担割合が高い国ほど、出生率が高いのがわかります我が国定位置の左下)。



しかし、ジェンダーギャップランキングの話をすると、クソリプと呼ばれる意見が寄せられたり、

指標のことに異論を挟む声も、少なくない。そこで今回は、改めて白黒はっきりつけ、

ジェンダーギャップランキング少子化説明できる、卓越した指標であることを示す。


データ

合計特殊出生率は、次の2020年データを使う。

Fertility rate, total (births per woman) - World Bank Data

https://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.TFRT.IN



ジェンダーギャップランキングは、次の、同じ2020年データを使う。

Global Gender Gap Report 2020

https://www.weforum.org/reports/gender-gap-2020-report-100-years-pay-equality/



どちらにも掲載されている、153か国のデータを使って、ジェンダーギャップランキングと、

少子化のつながりの強さを確認する。


Country Name

GGIRank

GGIScore

Fertility rate, total (births per woman)2020
Iceland 1 0.877 1.72
Norway 2 0.842 1.48
Finland 3 0.832 1.37
Sweden 4 0.82 1.66
Nicaragua 5 0.804 2.349
New Zealand 6 0.799 1.61
Ireland 7 0.798 1.63
Spain 8 0.795 1.23
Rwanda 9 0.791 3.873
Germany10 0.787 1.53
Latvia11 0.785 1.55
Namibia12 0.784 3.349
Costa Rica 13 0.782 1.555
Denmark 14 0.782 1.67
France 15 0.781 1.83
Philippines 16 0.781 2.777
South Africa17 0.78 2.401
Switzerland 18 0.779 1.46
Canada 19 0.772 1.4
Albania20 0.769 1.4
United Kingdom 21 0.767 1.56
Colombia 22 0.758 1.737
Moldova23 0.757 1.77
Trinidad and Tobago24 0.756 1.631
Mexico 25 0.754 1.905
Estonia 26 0.751 1.58
Belgium 27 0.75 1.55
Barbados28 0.749 1.628
Belarus 29 0.746 1.382
Argentina 30 0.746 1.911
Cuba31 0.746 1.5
Burundi 32 0.745 5.177
Lithuania33 0.745 1.48
Austria 34 0.744 1.44
Portugal 35 0.744 1.4
Slovenia 36 0.743 1.6
Uruguay 37 0.737 1.477
Netherlands 38 0.736 1.55
Serbia 39 0.736 1.48
Poland 40 0.736 1.38
Jamaica 41 0.735 1.358
Bolivia 42 0.734 2.651
Lao PDR 43 0.731 2.541
Australia 44 0.731 1.581
Zambia 45 0.731 4.379
Panama 46 0.73 2.344
Zimbabwe 47 0.73 3.545
Ecuador 48 0.729 2.051
Bulgaria 49 0.727 1.56
Bangladesh 50 0.726 2.003
Luxembourg 51 0.725 1.37
Cabo Verde 52 0.725 1.908
United States 53 0.724 1.6375
Singapore 54 0.724 1.1
Romania 55 0.724 1.6
Mozambique 56 0.723 4.713
Chile 57 0.723 1.537
Honduras 58 0.722 2.394
Ukraine 59 0.721 1.217
Croatia 60 0.72 1.48
Bahamas, The 61 0.72 1.394
Madagascar 62 0.719 3.918
Slovak Republic 63 0.718 1.57
Israel 64 0.718 2.9
Uganda 65 0.717 4.693
Peru 66 0.714 2.216
Venezuela, RB 67 0.713 2.23
Tanzania 68 0.713 4.795
Bosnia and Herzegovina 69 0.712 1.359
North Macedonia 70 0.711 1.3
Montenegro 71 0.71 1.75
Kazakhstan 72 0.71 3.13
Botswana 73 0.709 2.836
Georgia 74 0.708 1.971
Thailand 75 0.708 1.341
Italy 76 0.707 1.24
Suriname 77 0.707 2.371
Czechia 78 0.706 1.71
Mongolia 79 0.706 2.9
El Salvador 80 0.706 1.819
Russian Federation 81 0.706 1.505
Ethiopia 82 0.705 4.243
Eswatini 83 0.703 2.89
Greece 84 0.701 1.34
Indonesia 85 0.7 2.194
Dominican Republic86 0.7 2.303
Vietnam 87 0.7 1.955
Lesotho 88 0.695 3.049
Cambodia 89 0.694 2.381
Malta 90 0.693 1.13
Cyprus 91 0.692 1.328
Brazil 92 0.691 1.649
Kyrgyz Republic 93 0.689 3
Azerbaijan 94 0.687 1.7
Brunei Darussalam 95 0.686 1.796
Cameroon 96 0.686 4.543
Liberia 97 0.685 4.174
Armenia 98 0.684 1.575
Senegal 99 0.684 4.454
Paraguay100 0.683 2.497
Nepal101 0.68 2.055
Sri Lanka102 0.68 2
Fiji103 0.678 2.495
Malaysia104 0.677 1.818
Hungary105 0.677 1.56
China106 0.676 1.281
Ghana107 0.673 3.623
Korea, Rep. 108 0.672 0.837
Kenya109 0.671 3.397
Belize110 0.671 1.999
Sierra Leone111 0.668 4.08
India112 0.668 2.051
Guatemala113 0.666 2.484
Myanmar114 0.665 2.174
Mauritius115 0.665 1.44
Malawi116 0.664 3.995
Timor-Leste117 0.662 3.247
Angola118 0.66 5.371
Benin119 0.658 5.048
United Arab Emirates120 0.655 1.46
Japan121 0.652 1.34
Kuwait122 0.65 2.14
Maldives123 0.646 1.712
Tunisia124 0.644 2.114
Guinea125 0.642 4.489
Vanuatu126 0.638 3.778
Papua New Guinea127 0.635 3.274
Nigeria128 0.635 5.309
Burkina Faso129 0.635 4.869
Turkiye 130 0.635 1.917
Bhutan 131 0.635 1.433
Algeria 132 0.634 2.942
Bahrain 133 0.629 1.832
Egypt, Arab Rep. 134 0.629 2.96
Qatar 135 0.629 1.816
Gambia, The 136 0.628 4.777
Tajikistan 137 0.626 3.237
Jordan 138 0.623 2.873
Mali 139 0.621 6.035
Togo 140 0.615 4.323
Mauritania 141 0.614 4.455
Cote d'Ivoire 142 0.606 4.472
Morocco 143 0.605 2.353
Oman 144 0.602 2.687
Lebanon 145 0.599 2.103
Saudi Arabia 146 0.599 2.465
Chad 147 0.596 6.346
Iran, Islamic Rep. 148 0.584 1.708
Congo, Dem. Rep. 149 0.578 6.206
Syrian Arab Republic 150 0.567 2.798
Pakistan 151 0.564 3.555
Iraq 152 0.53 3.551
Yemen, Rep. 153 0.494 3.886

anond:20230224010300に続く。

2023-02-23

少子化対策に産み分け

女性増やしたらよくない?少子化対策じゃなくて人口再生対策だけども。

男1:女2なら合計特殊出生率1.5+死亡分で人口置換ってことっしょ。

日本女児選好はむしろ個人需要を満たすことになるからいけるいける。

姉妹一姫二太郎希望する夫婦はいくらでもいるけど、兄弟をあえて希望する人見たことないもん。

人権配慮した人間工場を作るには

1.一箇所でやらない、分散して仕組み化する

2.里親を決め、機関バックアップを厚めにする

3.やりすぎない

4.一般家庭との差を配慮する

5.優良な遺伝子を選定するが、ランダム性も含める

 

合計特殊出生率が1.0を切ると想定し、1年あたり30〜50万人くらいが望ましいのではないか

2023-02-22

親戚の合計特殊出生率0

いとこ、兄弟全滅

何だろうね、血かなあ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん