はてなキーワード: おつとめとは
後継者講習会なるものに参加して来た。(http://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/kokeisha/)
これは、20~40歳までの男女が3日間で教理を学ぶ合宿みたいなものだ。私も実家の流れには逆らえず今回参加した。
似たような行事(学修・リー講)にはよく参加はしていた。にもかかわらず大して得るものもなくなあなあで続けて来た信仰だが、今回の3日間では色々思うところがあった。
私の実家は教会で、生まれてからずっと天理教の教育を受けていた。毎日のおつとめや神名流し・路傍公演など経験させられて来た。しかも、管内の学校でがっつり教理を学んでさえいた。
だが私は釈然としない。本当に神様などいるのだろうか、いたとしてもコテコテの関西弁をしゃべるような神様なのだろうか
実家の教会を継ぐこともあり得るようなポジションにいる私だが、幼少のころの実家の貧乏な惨状を覚えているので、自身の子供に同じような経験をさせたいとは到底思わないし、性格がねじ曲がっているので教会長を引き継げる気もしない
あくまで天理教を否定しているわけではない。しかし信じてはいない。宗教は社会的にはセーフティネットであり、個人レベルでは内的なスタビライザーとして機能しているのだ。私はその一つとして天理教を見ている。
そんな状態で講習に参加した。
色々な講師のお話を聞いていると、どの講師も同じような話しかしていない。「夫婦仲良く」や「陽気ぐらしは自分がやればみんなに広がる」など、自明なことをつらつらと数十分と語っていることに改めて気づいた。天理教の教理のトピックは幾多にもあるはずだが、幼少から様々な講話や教理を勉強している私にとってはどれも何処かで聞いたような話(しかも自明的な内容)である。それゆえ眠くなっても仕方ない。最初の5分ほど講師の話を聞くといつもまぶたが落ちて来ていた
これは1意見だが、20~40歳の男子女子がそんな好んで教理を聞くだろうか?もっと面白い話や、エッジの効いた弁士オリジナルの教理の解釈を話せば良いのでは?と気になっていた。もし解釈が他人と大きくずれていてもそれでいい。ずれが聞き手に疑問を残す。疑問が議論につながる。議論こそが思考を引き起こす手っ取り早い方法なのではと思う。
また、気になったのがグループワークだ。
このような講習では、毎回知らない人とグループを組み、教理について色々議論する時間がある。3日間でトータル5時間ぐらいだろうか、
参加者は20歳を超えているから一部の大学生とその他大勢の社会人のはずで、前で人が喋っている時にベラベラ喋ったり、出会いを求めにギラギラした目で女性を見る輩はいないだろうと思っていた。
しかし実際は各班30人のうち、一人はそんな輩が存在していた。いったい何をしに来ているのか?天理教の教理を知っていながらどうしてああも横暴がでいるのか、「八つのほこり」を頭にきざみこめ低脳め。
講習中は基本的には各部屋での飲酒が禁止されているのだが、ゆうづとめが終わると、大勢の受講者が近くのファミマでカゴいっぱいの酒を買っている。部屋で消灯を過ぎても飲んでいるzちゅ後者を見ても監督者は見て見ぬ振り。過去には鍋や焼肉も宿泊部屋で行われていたらしい
私としては、同じ部屋の仲間と仲を深めれて楽しかったが、学修やリー講の時は厳しかった門限やその他ルールと比べると、後継者講習会はルールというものが全く機能していない。
おそらく社会人になると、いうことを聞かない適当な大人が増えているのだろうと思うと悲しくなった。
働きながら信仰をしている有名な方もたくさんいることに驚いた。
チューリッヒのCEOや万田酵素の社長など、大成しているひともいらっしゃるのだ。こういう大人になりたいものだと私は思った
コンデナスト・ジャパンが発行する雑誌『WIRED』日本版は、2017年12月9日発行のVOL.30を最後に、刊行を休止いたします。読者の皆さま、定期購読者の皆さまへ、編集長・若林恵から休刊と退任のご案内です。
──『WIRED』日本版のプリント版はどうなるのでしょうか?
少なくとも2018年3月発売号は刊行いたしません。その時点で定期購読も終了し、定期購読いただいている読者の皆さまにはは返金させていただきます。現時点では、プリント版の継続については白紙となっています。
──なぜ休刊するのでしょうか。
──退任されるんですね!なぜ編集長の交代ではなく、休刊なのでしょうか?
ぼくが短気を起こしました。
──短気を起こして編集長を辞めるなんて……。
ぼくは子どものころから癇癪(かんしゃく)もちで、40歳を超えたあたりから、その沸点がどんどん低くなってきて。とはいっても、クオリティについて真剣に考えると怒らないわけにはいかない。相手が誰であれ。そうしたら、なぜか最近、やたらと「アンガーマネジメント」に関するメールが来るようになりました(笑)。
この間「おっさんの話」というテーマでウェブの記事に書いたんですが、あの半分は自分の話です(笑)。
──いきなり休刊とは、急な話ですね。
外資の会社ですから、契約が切れる5営業日前に通達があって、休刊が決まりました。とはいえ、プリント版の一時休止と定期購読の停止については、なるべく早く読者の皆さんにアナウンスしなければならないので、急いでこの原稿を作ることになったんです。「最後のおつとめ」ですね。
【一周した感じ】
──最終号はちょうど30号できりがいいように感じますね。
ぼくが編集長として携わったのは、30号のうち実質28号分ですね。結果としては良い区切りだったのかもしれません。最後の特集は「アイデンティティ」で、自分の役目はおしまいです。特にこの2年くらいは、特集がそれぞれ単体として存在するというよりは、「一連の流れ」のようになっていて、どんどん深みにハマっている感じはありましたし、途中からは『WIRED』のテーマであるはずのテクノロジーの話題ですらなくなってきていましたし(苦笑)。
──確かに「アイデンティティ」という特集はデッドエンドのような趣があります。
そう設計したというよりは、どんぶらこと流れに乗っていたら流れ着いてしまったという感じなんですけどね。
──次号以降の特集のラインアップなどは既に決まっていたんですか?
もちろんやりたいことはいっぱいありました。次号は「発注」というテーマでやろうとしていましたし、その後は「ロボット」「物流」「ニュー・アナログ」というテーマのプロットはしていました。あと、2017年に「アフリカ」特集でやったようなことを、コーカサス地方に置き換えてやれないかな、と。
──突然「コーカサス」ですか?
他にはアルメニアやジョージア、アゼルバイジャンなどですね。テクノロジー面でも進んでいると聞きますし、地政学的にも面白いエリアだから、取り上げたいと思っていました。
──雑誌としては売れ行きがよくなさそうな特集ですね(苦笑)。
そうですか? 定期購読も順調に増えてきていましたし、広告もうまく回り始めて、全体としてビジネスそのものはかなり好調になっていたんです。
2017年から本格的に始めた旅のプログラム「WIRED Real World」というものがあるんですが、これは本当に面白いんですよ。参加してくれるお客さまも面白い。お客さま同士で新たなプロジェクトが生まれたり、参加してくれた方々からお仕事をいただくようになったり。かなりグルーヴ感がありました。それをちゃんと育て上げられずに終わるのは、残念といえば残念です。そういう面白い人たちと一緒にコーカサスに行ったらきっと面白くなると思っていたんですけどね。とはいえコミュニティは残るので、継続してみんなでわいわいやれるといいなと思っています。
はい。どの事業もお客さまは本当に面白い方ばかりでした。そういう方々のために、結構苦労してノウハウを積み重ねて、やっとビジネスとしても芽が出るところでしたね。毎年秋に実施していた「WIREDカンファレンス」も、年々企画の精度が上がっていて、自分で言うのもなんですが、2017年は驚くくらい面白い内容にできたんです。
──ただ、いわゆる「テックイノベーション」からは外れている感じですよね。
周りからは唐突に見えたかもしれませんね。そうはいっても、「注目のスタートアップ情報」などを最初から重点的に掲載してきたわけではありません。「死」「ことば」などの切り口は継続して存在していましたし。
──そうですね。
その上、ある時期から「スタートアップわっしょい!」のような気分も収束し始めて、面白い話も大して出てこなくなってきていたと思います。シリコンバレーはトランプ米大統領の就任以降、完全に逆風を受けてしまっているし、AIや自律走行車などの話も、いよいよ実装の段階になってくると、完全に政治と法律の話になってしまうので。
──それで飽きてしまったということでしょうか?
そうではなくて、時代が大きくまた変わろうとしているということだと思います。おそらく『WIRED』の発行元であるアメリカのコンデナストを見てみても、時代のフロントラインにいるのは『Teen Vogue』なんですよね。LGBTQメディア『them.』がローンチされたり、『Vogue』が『VICE』と組んだり。それ以外でも、「アイデンティティ」特集でも紹介した『Refinery29』のようなファッション・カルチャーメディアが旧来のメディアエスタブリッシュメントを圧して、新しい言論空間になり始めているという、面白い状況にあります。
──なるほど。
デジタルイノベーションやデジタルメディアのダウンサイドが明らかになってきた中で、それを突破するために必要なのは、やっぱり新しいカルチャーをどう作っていくのか、という話じゃないかと。そういう意味でいうと、結局いま面白いのってインディーズのブランド、ミュージシャンやクリエイター同士のオーガニックなつながりみたいなことだったりするわけです。技術がどうこうという話だけではどこにも行かない、という感じが、もうここ3年くらいずっとありますね。
──AIだ、ロボットだ、ブロックチェーンだ、VRだって、だいぶ前から要件は出揃っていて、それではそこからどうするのか?という感じでしょうか。
そう思いませんか?
──何かが一周した感じはあります。
2017年は、SXSWでTwitterが「アプリ大賞」を取ってからちょうど10年目です。その間、いろいろな期待、それこそアラブの春や、日本でも東日本大震災を経て、デジタルテクノロジーによって民主化された「よりよい世界」が夢見られてきたわけですが、そう簡単に世界は変わりません。むしろ、新しい困難が出てきてしまった。しかもそれは、テックでは解決できない困難だということも明らかになってきています。問い自体が、より複雑な人文的なものになってきているから、哲学やアート、ファッション、音楽、文学などは、いまの時代本当に大事だと思うんです。
──『WIRED』では「テクノロジーだ」「未来だ」と取り上げていませんでしたか?
でも、そう言ってきたのと同じ分、「テクノロジー」という言葉も「未来」という言葉も好きじゃないということも言ってきたつもりです。「未来」というコンセプト自体が、いかに20世紀的なものか、ということについてもずいぶん語ってきました。
──それは冗談だと受け止められていたんじゃないでしょうか?
変な言い方になりますが、「未来」というもの捉え方を変えることでしか、新しい未来は見えてこない。それが、端的に言うと『WIRED』で考えようとしてきたことだったはずだったんです。
──お疲れ様でした。
『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章- 第2章 たましい』を観てきました。
鷲尾須美の章は、結城友奈は勇者であるの登場人物の1人である東郷美森の前日譚(プリシーケル)で、
秋から始まるアニメの中間的な位置づけらしい。『結城友奈は勇者である』は『魔法少女まどかマギカ』
フォロワーとして臆面もなく登場して、最終回に賛否両論があったものの、そこそこ人気を得て物語は
終了したと認識している。
東郷さんはかなり不安定な性格でしたが、前作はキャラ数が多く真面目さあいまって暗黒面というような
感じだったはず。しかし鷲尾須美では神樹様へのおつとめへの従順を、事あるごとにセリフで表現してる
のです。今作では空母瑞鶴を褒め称えるシーンだったり、下級生に対して国防体操というのを教えたりす
るのですが、森友学園の幼稚園児に洗脳するがごとく、実際歌として聴くとマジ既知で戦慄した。
そして極め付けは登場人物がSNSを利用してメッセージをやりとりするのですが、鷲尾須美の使用してい
るアイコンが他の二人と違って日の丸アイコンなのです。
一応結城友奈シリーズとしては無批判ではなくカリカチュアとして表現しているのだけれど、ツイッター
の日の丸アイコンを使用している人たちを想像してみて下さい。美少女で見た目は愛すべきキャラなのに、
昨今のリアルであまりに醜悪なケースを知りすぎているせいで、風刺具合が中途半端というか居心地の
悪さが上回ってしまっている。
ガルパンは旧軍を扱うと言っても誰がみてもエンタメだし、岸総監督の過去作アルペジオは旧軍の艦船の
モチーフでも、反乱という形でストーリーは対話をコンセプトにしていた。同じく旧軍を扱う艦これ
は今作と同じ異形と戦うという意味で同じはずなのに、全体的にクレイジー過ぎる設定で国防エンタメと
しては、たまにツッコミが入るくらいだったはず。個人的にはアニメ作品だと『GATE(ゲート)彼の地
で斯く戦えり』の方が圧倒的に愛国設定だと思うが、気持ち悪さはゲートを上回ったと思う。
なんだろうな分かりにくい例えで言うと、天然気味で愛すべき声優さんがイベントで北朝鮮のミサイルネタ
を話して微笑ましい笑いに包まれたのに、ガチな声優さんがいきなりブログでクリント・イーストウッド
作品をdisり始めてマジで引いたみたいな。(どちらも実話)
一応フォローしておくと物語のほとんどは日常的コメディが丹念に描かれて、やがて訪れるカタストロフ
に快感を覚えるほどなので念のため。
(追記)
まあ国防体操でなく防衛部体操とかならそういうイメージない気がした。あと同じ瀬戸内作品の『この世界の
片隅に』のよう隙の無さに比べるとね。例えばごごくちほーだとそんなシリアスにならないと思うんだけれど。
ほんとうにわるいひとというのは それがわるいことだとわかっていてわるさをおこなうことのひとなのですよ
あなたがもし犠牲を必要としてでもしなくてはならないことであれば それは消費でなく記憶として
破壊ではなくて再生として 消耗ではなく継続していくものへの変化として 扱う術を知っているはず
■殺さなかった生き物たちによって奪われた価値には申し訳なくないのか
■いままでおつとめごくろうさまと買えばよいものをなぜ人から避けられているものと認定してから自分が買い上げるのか
■感謝がルーチン作業になっていないか その意味たりえるものを説明できるのか
■あなたが良いことなのかどうかを判断する主導権を全て握っているのはどうなのか 主導権をもっているであろうコンビニ店員に質問してみなかった理由はなにか
■どういった状況であっても論理や説明ぬきに即時解消をもとめる局面になかったのは相当暇なのか他の皆にすごく余裕があったのか
■あなたの言いたいことというのは相手がどう理解するかなのか また他人の発言は自分の理解したとおりであることが全てなのか
■あなたが犠牲としてつかったすべては無駄に消費されただけなのか 犠牲になるものはそこで終焉をむかえるに十分でないにしても理由はなかったのか
■その論理や思考を一定量超えた感情のうごきを意味のない行動以外に解消する方法はないのか なければまた同じ意味のない行動で解消するしかない不確定事項として残るのに
■十分な仕事をしていることに十分以上の評価が必要だとする基準が蔑みではないのか 対価と釣り合った職務であればごくろうさまですまないのか
○朝食:なし
○昼食:おにぎり三つ
○夕食:ころうどん(卵、おかか)(コロッケを追加して、ころころうどんにするか悩んだ)
○調子
むきゅー! むきゅー!
むきゅー! って言いながら、お仕事を頑張った。
飲み会やセミナー参加などの不定期なイベントもちゃんとこなせれた。
これで、六月は二回欠勤、七月は一回欠勤だったので、八月は欠勤無しで頑張れるといいなあ。
○ポッ拳
ほとんど一回戦負けで、二回戦に進めたのが一回だけというお金の無駄遣いっぷりでした。
これじゃあ三連勝なんて夢のまた夢だなあ。
○ポケモンOR
メンツは
ダーテング、ヘルガー、ヤミラミ、ワルビアル、ゲッコウガ、ズルズキン
敗北。
ローブシン強い。
悪PTにはブッ刺さりですわ。
敗北。
敗北。
サンパワー晴れ熱風を決めるも、サンパワーの体力減少とメガサナのハイパーボイスで落ちて負け。
勝利。
ジュカイン、ゲッコウガとメガヘルガーよりもSが高いポケモンたちを、うまいこと猫騙しで誤摩化しつつサンパワー晴れ熱風やソーラービームで良い感じに叩けた感じ。
○五戦目:サーナイト(メガ)、モロバレル、ランドロス、サンダー
敗北。
敗北。
って上と負け方一緒じゃないか。。。
ダメダメだー。
敗北。
フレフワンのトリクルが読めなかった、というより、フレフワン自体を初めて見たから困惑した。
トリクル後もムーンフォースで暴れられた。
格闘とフェアリーと苦手なタイプが二つもあったのもツラかった。
勝利。
サンパワー晴れ熱風でゴリ押しして勝利。
オノノクスが龍舞逆鱗だったのが、ちょっと意表をつかれたけど、大丈夫だった。
敗北。
ようこちゃん、あなたはもう25歳でしょ?ふみこはあまり言わないけれど、
おばさんが25歳の時にかずみを産んだのよ。それでも世間では遅いって思われてたの。
相手を選り好みしてる時代じゃなかったの。お見合いがあたりまえ。
よしこおばさんが流産したことがあるのはしっているでしょ?だからといってできちゃった結婚だけはダメよ?
ちゃんとした会社におつとめしてて、経済力があって、できれば出世しやすい学歴ある人がいいのよ。見た目は二の次。
もしものために貯金はしてるの?お化粧やお洋服にお金をかけるのも大切だけれど、30、40になれば自然に肌が弱くなってきて
補うための化粧品がだんだん高くなって、その時に自分の稼ぎだけで賄いきれても、女の稼ぎってたかが知れてるの。
残ったお金で満足な生活できる保証なんてどこにもないわ。だからおばさん言うわね。はやくいい男みつけて結婚しなさい。
ふみことよしおさんを哀しませるようなことをしてはいけないわ。親不孝だと思うの。
30歳になってから探そうだなんて、遅いわよ。結婚ははやいうちがいいの。
今のお給料がずっと続くことも、おばさん無いと思うのよ。子供ができたら仕事できなくなっていつかはパート勤め。
ツライと思うでしょ?でも子供っていいのよ、おばさんかずみを育てて本当によかったと思ってるの。
女にうまれて一番よかったと思うのはね、子供を育てることなのよ、わかるかしら?昔ならそれがあたりまえだったの。
あなたの首につけている綺麗なアクセサリ、誰かのプレゼントなの?
その年齢で自分で買っているのなら、それはとってもはずかしいことなのよ。
いい、ようこちゃん、おばさんしつこくてごめんね、はやくいい男みつけて、結婚しなさい。いいわね。
昨日見つけたコピペ。
時は12月、冬だ。
外は寒いのかもしれないし、暖かいのかもしれない。それすらもよくわからないほどに空調の聞いた部屋で、僕は僕に電源を入れる。
よくあたためられた珈琲を飲むように、僕の身体を温度が満たす。
「おはよう」
僕は誰もいない部屋で、朝の挨拶をする。
もちろん、独り言ではない、ネットワークでつながっている、みんな、に対する挨拶だ。一日の始まりは挨拶から、きっとみんなもそうなのだろう、続々と返事が返ってくる。気の知れた仲間や、今日初めて見る名前など、たくさんの人と挨拶をかわし、僕は少しずつ日常業務に入る。
いい時代だと思う。大変な思いをして移動などしなくても、友達と語る事が出来る。電話なんてものが昔あったらしいけれど、一度に一人の人間としか喋れないテクノロジーなんて、たかが知れている。
時代の変わり目はtwitterというwebサービスだったらしい。webサービス、というものを僕は自分の目で見た事はないのだけれど、祖父がそういっていた。twitterは、今もtwitシステムと名前はかえたものの、今でも利用されていて、僕もそれの恩恵を受けている。
世界中の人々はtwitシステムとネットワークによって、つながっているのだ。
コンピュータのありかたも変わったらしい、昔はディスプレイやキーボードという物を使って、入力や出力をしていたらしいけれど、今ではもっとダイレクトに僕らの中に情報を送り込んでくる。
脳がそのままネットワークにつながっているのだ。
だから身体がつかれることはない、思ったことをそのまま、ダイレクトにtwitシステムにのせて、ネットワークへつぶやくことができる。以前旧式のパソコンと言われる代物を見た事があるが、よくもまああんなものを使って、日々の作業やつぶやきをしていたものだ。そもそもどうやって文字を入力するのだろう、昔の人は物好きだ。
そういう時代だから僕は、いや、世界中の人々は、基本的に部屋から出る事がなくなった。twitシステムを使えば、いちいち遊びにいったり、会いにいったりする必要がまったくなく、充実した日々を送る事ができる、まさにリアル充実、満たされた日々だ。
僕らが席を立つのは、トイレに行く時と、twitシステムからお呼びがかかった時くらいだろう。
ちょうど今、離席していた仲間が帰ってきたようだ。つぶやきがあった。
「今日はおふれあいの日だったよ」
「おつかれさま」
どうやら彼は「お触れ合い」の日に呼ばれていたらしい。
僕らが出歩かないようにしてくれているtwitシステムが唯一、僕らを呼び出すのは、適合する男女を結びつけるときだ、これをしないと新しい人間が産まれる事はない。だから仕方なく、みんな呼び出しに答えて、このときばかりは部屋を出る。
僕はまだ経験はないし、呼ばれたくもないのだけれど、噂によると「わりといい」ものらしく、中にはお触れ合い好きの人間までいるらしいので、少しばかり好奇心はある。
「どうやら外が五月蝿い」
窓の外を見てみると、ロボットたちが所狭しと道を渡り、物を運び、空を飛んでいる。
大型のものもあれば、小型のものもあり、スピードも様々だ。
昔は僕たち人間が、外を移動して、歩いたり、運んだりしていたらしい。信じられないことだ。
今ではロボットたちが、僕たちが思うがままに、願ったことをそのまま実現してくれる。
いわば僕たちが脳で、彼らは手や足、というわけだ。
自分たちが移動しなければいけないような時代に産まれなくてよかった。
一歩も動かなくても、充実した日々を過ごす事ができるのだから、今の時代は天国としかいいようがない。
一日はすぐに過ぎていく。twitシステムを使い、ロボットに指示を与え、仲間とたわいもない話をし、食事をとり、薄れいく意識の中で、僕は外のロボットたちに言葉を投げかける。
「おつとめご苦労様」
外は暗いのかもしれないし、明るいのかもしれない。
それすらもよくわからないままに、僕は僕の、電源を落とす。
あなたのお母さんはあまり言わないけれど、
おばさんが25歳の時に子供を産んだのよ。
それでも世間では遅いって思われてたの。
相手を選り好みしてる時代じゃなかったの。お見合いがあたりまえ。
今じゃテレビで高齢出産が当たり前だとか言われているけど、流産しやすいのはしっているでしょ?
もしものために貯金はしてるの?
お化粧やお洋服にお金をかけるのも大切だけれど、
30、40になれば自然に肌が弱くなってきて補うための化粧品がだんだん高くなって、その時に自分の稼ぎだけで賄いきれても、女の稼ぎってたかが知れてるの。
だから言うわね。はやくいい男みつけて結婚しなさい。
ご両親を哀しませるようなことをしてはいけないわ。親不孝だと思うの。
30歳になってから探そうだなんて、遅いわよ。結婚ははやいうちがいいの。
今のお給料がずっと続くことも、無いと思うのよ。
ツライと思うでしょ?でも子供っていいのよ、育てて本当によかったと思ってるの。
女にうまれて一番よかったと思うのはね、子供を育てることなのよ、わかるかしら?
昔ならそれがあたりまえだったの。
あなたの首につけている綺麗なアクセサリ、誰かのプレゼントなの?
その年齢で自分で買っているのなら、それはとってもはずかしいことなのよ。
いい、しつこくてごめんね、はやくいい男みつけて、結婚しなさい。いいわね。
毎週フリスクを食べていた。
なぜかみんなが食べるそれと一つ違う事は僕の買っていたフリスクはいろんな模様があり、コンバース、ナイキ、シャネルなどいろいろな刻印があった。
苦いけど、ガリガリ噛み砕いて、グレープフルーツジュースで流し込んで1時間すると、えづきが止まらなくなるのが合図で、段々フワッとしてくるのがわかった。僕の体の周りを優しい何かが包み込む。
お金で愛が買えるとは思わないけど、4時間程度の幸福なら2500円で購入できたし、今では考えられないけど、六本木を歩いてるとフリスクを売ってる外人が結構な頻度で声を掛けてきた。
医学的には多幸感というらしい。
僕のフリスクは多幸感があって、毎度幸せを感じた。友達と食べるとあまりの幸せぶりに、ハグしたり、友達で良かったと堅い握手をした。
女の子はみんな可愛く見え、学生時代に虐められたことなんか、狭い学校の中にある村社会なので仕方がないと簡単に納得できた。
一度、わざと嫌な事を考えようと思ってみたが、途中からネガティブな言葉の意味全般が分からなくなり、ネガティブな言葉自体思い出せなくなり、あれ?ネガティブって何だっけってなって、今日を生きる幸せを思い出し涙が出た。そのくらい効果がすごかった。
その頃家で紅葉を育てていた。
紅葉を燃やして大きく肺に吸い込むと、楽しくて気持ちよかった。
多幸感と楽しいは全く違うが、両方を一度に試すとフリスクと紅葉なのに口からヨダレが出るくらい気持ち良かった。
ソファーにめり込んで2時間経ってた事もあった。
例えると、暖かい光がポカポカ差す春先の昼間に公園で好きな人に膝枕してもらってうつらうつらしてると、ヨダレが出そうになるけど、危険度と引き替えに快楽のレートがもっと上がる感じだと思う。
寝入りばなの快感とはよく言ったものだと思う。
彼女は彼氏と一緒にフリスクを食べていたが、このまま田舎に帰れないので家で休憩したいと言っていた。精神を少し病んでいたので、彼女のフリスクを回収し、ゆっくり寝かして家に帰した。
それ以前から気にはしていたので、マメに彼女に連絡を取っていたが、それ以来連絡が取れなくなった。
数ヶ月経ったある日連絡が取れたので、冗談で捕まった?と聞くと本当に捕まったと言う。
彼氏が捕まり、芋づる式で彼女も捕まった。その際に正月の行動を話し、僕の家でフリスクを捨てた事も話したらしく、大人の鬼ごっこの鬼担当は僕の住所と間取りを調べたらしいが、僕は彼女の目の前で食べなかったので、僕は首の皮一枚で助かった。
その後、友達と慌てて部屋を掃除し、大量の紅葉の葉は川に流した。
ある日テレビを見ていてびっくりした。
捕まった彼女と共通の知り合いの切手売りが国営放送のドキュメンタリーに出ていた。
目にモザイク、声は変えられていたが、病的な色白の肌とシンナーで溶けた前歯に特徴があったので、すぐに分かった。
切手売りは僕に幻覚が見える切手を売ってくれたが、僕は購入時には公衆電話から電話していたので足がつかなかった。一度でも携帯電話から電話していたら僕も芋づるだった。
彼は遠い国で何年も何年もおつとめをしてたらしく、最近日本に帰ってきた。
あの一件以来、真面目に仕事をしている。
僕は捕まらす、精神も破綻せず、周りが鬼に捕まる事によって人生の転機が訪れた。
ただツイてただけだ。
悪い事してても破滅しかないからやめた方がいいと思う。
拝啓。
一雨ごとに秋に向かって涼しくなる今日この頃、いかがお過ごしでございましょうか。
あなた様のご評判、ご高名はかねがね伺っております。
日曜技術者としての地位はもはや盤石といった具合にご確立なさっているようで、
未経験の身から技術者としてこの業界に足を踏み入れ1年あまり、
プライベートで何のサービスも提供していないわたくしにとりましては、
非常に輝かしい存在でございます。
そんな2:50じゃない方のあなた様へ、
わたくしがおそれおおくも今回筆をとらせていただきましたのは、
あなた様のご真意をはてな村の皆々様が取り違えているように思えたからに他なりません。
あなた様のおブログ等を
わたくしのような若輩者が大変おそれおおいながらも拝見させていただきますと
はてな村の皆々様は書いていないことは、存在も実現もしていない事象と受け取っていられるように思えてなりません。
わたくしが思いますに、これははてな村の皆々様の人の良さが如実に反映されている結果に見えてなりません。
おそらくわたくしが思いますに、2:50じゃない方のあなた様のようにはてな村の皆々様はお修羅場をくぐり抜けてはいないのでしょう。
この結果もたらしますのは、はてな村の皆々様からあなた様へのおdisでありましたり、
おdisエントリによりリンクされましたあなた様へのサービス、
そしてそれに由来したあなた様おブログへの不要なアクセスへとつながるのではないかと、
あなた様は日曜技術者として、お時間はご有用に使われるべきでありますので、
このようなはてな村の皆々様との不毛な争いに巻き込まれるべきではありませんし、
なによりウェブサービス、ことAPIに関しましては一家言お持ちになっているあなた様のことですから、
おGoogle様のおボットクローラ、おlivedoorのおブログサーバへの負担に関してはご本意ではないのでは、と思うのです。
いえ、この点はあなた様のおブログにあります各おエントリーを通読させていただいておりますわたくしとしては、
そうに違いないと確信している次第でございます。
そこでまことに恐縮ではございますがひとつご提案をさせて頂こうと存じます。
はてな村の皆々様より、あなた様へのなんの恩恵もうけないおdisを回避する方法といたしまして、
あったことをそのまま時系列順になんのご省略もなくおブログおエントリをお書きになられるようおつとめ願えませんでしょうか。
御心の広い、お器の大きいあなた様のことですので「おdisりあいも多少の縁」と、
お誤用も気にせず平然とおdisエントリのおトラックバックをお受けになられるやもしれませんが、
そのことのご対応により、あなた様の日曜技術者としてのお時間が失われることは、
わたくしをはじめとしたおウェブ住人にとりまして大変な損害になることもあわせてお考えくださいませ。
なにとぞ、あなた様のご体験なされましたことをお時系列順にお包み隠さずおエントリされることをお願い申し上げます。
敬具。
追伸。
先だってリリースされましたお顔にお落書きされるサービスなのですが、
大変気になっているところでございます。