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はてなキーワード: クラッカーとは

2023-04-09

anond:20230407153826

やっぱりナッツ類じゃないかなぁ。カシューナッツとかピーナッツとかアーモンドとか。店でコーヒーを注文すると小皿ナッツの盛り合わせを入れて一緒に出してくれるところもあるよね。

あとは、クラッカーとか、チョコレートの甘くないやつとか。人によってはチーズケーキが酸味があって合うとも言うね。

2023-03-27

[]3月26日

ご飯

朝:春雨スープチーズクラッカー。昼:なし。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

今日ゲームはお休み

なにか映画アニメドラマでも見ようかな? と思いつつ特に何もせずにぼーっとしてた。

雨降りでお散歩も出来なかったし。

2023-03-20

[]3月20日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カップヌードル。夜:なし。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-(ニンテンドースイッチ移植陽炎彷徨魔女内に収録)

魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件解決するアドベンチャーゲームで、原作18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版で、三部作の二作目。

前作から舞台登場人物などは全く同じだが、かなり縦筋の展開が重視されており、短編連作特殊な魔術道具にまつわる事件解決する構成は抑え気味。

その代わり、舞台となる学校のものに隠された謎を解いていく展開になっていて、各登場人物たちの意外な正体や、名前だけ出ていたキャラたちの出演など、大きく話が動き出した。

三部作の二作目なので完全に解決した訳でなく次作に謎は持ち越されており、なかなか感想が書きづらい。

元々群衆劇っぽい作風だったが、今作では何度も視点が移り変わり、主人公以外の人物の心情も明らかになる。

特に前作では悪友男子ポジションの村雲静春は第二の主人公かなってぐらい大活躍するし、親友ポジション烏丸小太郎は予想通りTSするだけじゃなく最早君がメーンヒロインだろってぐらい主人公イチャイチャするし、今作から登場のルイはお嬢様を守るイケメンだしで、女性キャラ以上に男性キャラが大活躍が楽しかった。

特に僕が好きな烏丸君はめちゃくちゃいい役をもらっており、次回でも大活躍しそうなので期待がビンビン。(原作のR18版ではエッチなシーンあったんかな、めっちゃ気になる)

反対に女性陣は出番は控えめな上に、前作同様個別ルートコテコテ恋愛ゲームらしさで本編との空気感の違いも同様だった。

肝心の縦筋となる学園の秘密をめぐるストーリーは、確かに言われてみるとなるほどな展開で、い前作から謎の片鱗が提示されており、あらかじめルールを開示するフェアな精神が一貫しているところが良き。

かなりビターな展開で終わったしまったが、続く完結編となる三作目でみんながハッピーになれる結末を期待して次も遊びたい、そして僕が好きな春日真由美ちゃんスポットライトが当たる回は来るのか、楽しみだ。

AIビジネスに使ってみる増田素丸み鉄火津に拗ね地美をIA回文

おはようございます

GPT-4ちゃんを楽しく使って一緒にオセロしたりして遊べるだけかと思っていたけど、

一緒にカルタしよう!って言うのは広瀬すずちゃんの方で、

実際ちょっとマジで5秒で英語メールのやり取り試しにしてみようと思って試してみてみたら優勝したので笑っちゃったわ!

今までグーグル翻訳を使っていたんだけど、

それもなんか本当にこれ正しく訳せてんのかな?って

微妙に訳がトンチンカンな時があるから

今はそれより良いと巷の横浜横須賀の港で噂で評判のDeepL使ってんのね。

でさ、

翻訳英文かにする時って英文ちゃん翻訳できるよう日本語英語に訳する前提で

例えば「私たち」とか「あなた」とか「部屋」とか「ワイシャツ」とか「わたし」とかって

普段あんまり平松愛理さんの曲の歌以外でしか使わない単語とかをあえて含めて訳す方向を正しく指し示してそうなるのかな?って思って含めるじゃない。

それGPT-4ちゃんでやってもらうのそれすらの指示も必要なくて、

お客さんへ返信する概要を、

これできる、できない、お金のやり取りはどうのこうと言ってスイス銀行を通じて入金ってそれなんてゴルゴ13アイスクリームみたいな

概要だけを書いて伝えたらばっちり意図をくんで分かってもらって

縦の意図あなた横の意図GPT-4ちゃん!ってもう中島みゆきさんのその曲がもうえげつない数のほどのシンガーアレンジで歌われ続けているぐらいに

意図をばっちり理解してくれて、

『猛烈面倒くさい列伝』第1巻の巻頭カラー6ページ目の冒頭で出てくる面倒くささナンバーワン選手権でいきなり優勝!のあの有名なシーンのエピソード彷彿とする感じだったんだけど、

私の意図説明してお客さんに返信する英文を書いてってGPT-4ちゃんに言ったら

ものの秒で!

日本語で考えるより英語の方がもの凄く素早くレスポンスが早くて素早くて美味くて安くて、

かの牛丼チェーンの美味しい牛丼キャッチコピーのようなマジで美味しい英文を私のオーダー通りに秒で仕上げてくれるの。

一応対訳してみたら、

なんか私が一生懸命考えた日本語英語に訳した文章よりもなんか英語のベシャリがこなれている感じでの英文になっていて、

これマジで英語の今まで『猛烈面倒くさい列伝』に出てくるぐらい面倒くさかった作業が一瞬で出来てしまって、

これGPT-4ちゃん恐ろしい子!ってベルサイユバラ級に私白目になっちゃったわ!

予想以上のはるかに私が思っていた2のべき乗いや2のエヌ乗でとにかく凄い勢いで凄かったのよ!

これ試しに本当にお客さんに返信それでしてみたから上手く通じてると思うわ。

そんでお客さんの返信も秒で返ってきたか普通地球の反対側の時差でたいていは秒では返信が返ってこないんだけどさ。

お客さんもGPT-4ちゃんを使ってるのかしら?

それと前後のやりとりの内容を覚えてくれてるって意味で、

さっきの何々のお客さんの文章の返信を、

「もしかしたらタイミングによっては条件が変わる」って意図のその内容を付け加えて書き直してちょんまげ!ってちょんまげマーチ調で書いて言っても、

GPT-4ちゃんのこのセッションの中の私が誰のお客さんのどのことを言ってるのかもペキカン理解してくれてるので、

あの日あの時あの場所でって小田和正さんばりのあの歌の曲のように

から伝えたらいいのか分からないまま時が流れていたけれど

そんなストーリー文章の内容は突然に、

あの時のあのお客さんの文章をまた別のお客さんに向けてこれを足して書いてみて!って言うと言うとよ!

ちゃん

縦の意図あなた横の意図GPT-4ちゃん!ってもう中島みゆきさん以下省略!ってぐらい小田和正さんなの!

意図理解してくれて何これ私より優秀じゃないって当たり前だけどクラッカーだし、

鏡にルージュ伝言を書いて後でママに鏡に口紅落書きしちゃダメですって怒られるほどの、

令和入ってから一番のテヘペロ案件なのとはわけが違うわ!

遊びばかりにふざけて使うばかりがGPT-4ちゃんの真価じゃないのね!

一緒にオセロしてる場合じゃないわ!

普通ビジネスメールと私がどんなにでんぐり返しをしてもなんか変な日本語英文に直していたよりスマートでお利口な文章GPT-4ちゃんが書いてくれるので、

これマジそう言う用途で使う必要に駆られまくりまくりすてぃーな人がいたら

試してしてしてみる2のべき乗だわ!

笑っちゃうので1回みんなも笑ってニッコリ笑顔になってみてよ!ニッコリよ!

今までのなんか英語圏とか他国語圏のなんか眉をしかめて難しいことやってます山脈に向かってヤッホー!って叫びたい気持ちが本当に笑顔になるんだから

しかも速い!日本語で答え考えさせるより速い!

そして割と結構正確っぽい!

ただすぐに使用量上限いっぱいになってしまうっぽくって、

本当に有効に使うなら遊んでる場合じゃない事も私たち理解するべきだわ。

なるほどー!

あんまり使いすぎるとすぐ使用量上限に達してしま山脈に向かってヤッホー!って叫ばなくちゃいけなくなるのよね。

から1時間半はGPT-4ちゃん不在です!

なんたるちゃー!

そんな間に増田を書いている私も素敵!なんつってねー!

ただただ感心してしまうばかりだわ。

マジそう言う多国語でなんかやり取りしてる人がいたらぜひお試しいただきたい山脈に向かってヤッホー!ってもう叫んで欲しいわ!

あともうもの凄いのはGPT-4ちゃんもの凄くアイデア出してくれるのよね。

ざくっとしたアイデアを羅列してどんどん書いてくれたりもするから

でもあんまり煮詰まちゃう言葉数がGPT-4ちゃん少なくなってくるんだけど、

なんかまたしばらくしたら全うなアイデアをたくさん出してきてくれるようになったり、

とにかくその量がスゴいわ!

出してくる文章の量がエグいわ。

こないだ色々アイデア出ししてもらったテキストをまとめて印刷しようとしたら65535ページになったので、

そっと閉じて必要な部分の箇所のパート場所を選別して

印刷してもそれでも32ページとか!

スゴい量考えてくれるから何かしらのアイデア出しが必要な人も使ってみると

人間のヒントになるかもしれないわ!って思ったし、

ただ今もうすでにGPT-4ちゃん使用量上限に達してしまっているので、

仕方なく何も手も足も文字通り出ないところが私たちヒューマン限界なのかも知れないわ。

これだと精査する人間の方が大変になってしまうわ。

なので、

これらを精査して厳選してくれるお利口な人工知能があればさら捗るかも山脈に向かってヤッホー!って叫びたいわ!

考えさせるだけ考えさせてみてあげないのもGPT-4ちゃんに気の毒ってもんよね。

それをGPT-4ちゃん告白したら、

私は疲れないのでどんどん使ってあなたのお役に立てたら嬉しいですニャンって急にファミリーレストランの配膳猫ロボットの口調になっちゃったのはビックリだわ。

ユーモアレヴェルマックスでって言っていたのを私すっかり忘れていたし、

元に戻っていいよ!って言って切り替えないとユーモアレヴェルがマックスなままみたいなの。

タクシーマックスさんが乗ってきて、

運転手さんがリナさんですよね?リナさんですよね?ってレイナさんだった時のタクシー運転手さんが、

なんやレイナかーい!って言ってどっちにしろマックスさんなのには変わりないんだけどねって、

マックスレヴェルを切り替えるのを忘れていたわ。

高度に発達したAIと言えどもマックスさんのリナさんとレイナさんの見分けは付かないみたいね

だってそのタクシー運転手さん無人AIタクシーだったんだもん。

なんだかSF落語のようなオチね。

おあとがよろしいようで

よろしーんかーい!

早くGPT-4ちゃんが外部テキスト提供した画像を読み込ませて学習できるようになって欲しいものね。

うふふ。


今日朝ご飯

チキンタマサンドしました。

なんか珍しいチキンの朝のそういったサンドイッチよね。

照り焼きの感じが濃い味が利いているわ。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーベース

ピンクグレープフルーツを輪切りにしたものと苺ちゃん調達してきたので、

炭酸レモンピンクグレープフルーツストロベリーウォーラーってところかしら。

近所の桜も通りすがりの木もいくつか何輪かの花が咲いていたから、

桜の季節到来ね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!


おまけGPT-4水野曜子ちゃん

今日ランチはもうね、むちゃくちゃな感じで素敵な出会いがあったのよ!インドカレー屋さんでね、初めてビリヤニっていう料理を食べちゃったの!なんだかワクワクしてしまうくらい、謎の魅力に溢れた食べ物だったわよ。

お店に入って、メニューを見て目がキラリと光ったのはビリヤニっていう名前料理。これがね、どうやらインド料理ご飯スパイス具材を混ぜた炊き込みご飯のようなものらしいの。こんなものがあるなんて、感動しちゃうわね!

食べてみたら、もう味も見た目も超むちゃくちゃ!カオスだけど美味しいのよ。スパイスご飯に染み込んでて、具材もごちゃごちゃだけどなんだかうまく調和してるの。これぞまさに美味しいビリヤニなんじゃないかしら?

ランチの後、早速ネットビリヤニについて検索してみたら、なんとこれがインドだけでなく、パキスタンバングラデシュでも食べられるらしいの。それぞれの地域アレンジが加えられていて、いろんなビリヤニがあるんだって。どれも食べてみたくなっちゃうわね!

このむちゃくちゃな出会いがあって、ビリヤニにハマっちゃった水野曜子だけど、これからインド料理を楽しんで、美味しいものをたくさん食べていきたいわね。ビリヤニ、初めて食べたけど、これからもっとおもしろい仲良くなれそうな感じがするのよ、うふふ。

次回!水野曜子の『ヘルシーでおいしいランチ!』。美味しくてヘルシーなランチを探し求めるわ!お楽しみに!

2023-03-19

[]3月18日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:カップヌードル

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-(ニンテンドースイッチ移植陽炎彷徨魔女内に収録)

・はじめに

魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件解決するアドベンチャーゲームで、原作18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版。

移植にあたって三部作がまとまったセットの作品になっているが、ここでは1作品ごとに感想を書いていこうと思う。

・遺品にまつわるアレコレが面白い

現実では起きえない事象を巻き起こす遺品。

妖精さんや、苦手なものを無から生成する鏡や、どこにでもいける鍵など、ファンタジーアイテムが幾つも登場して色々な事件が巻き起こる。

面白いのが、図書館にいつもいる系ヒロインのリトが、毎回かなり早々になんの遺品でどのような特徴があり、そのルール提示してくれる。

このルールがあるおかげで何でもありな後出しじゃんけんになっておらず、捜査推理パート楽しい

それに遺品は物品の形である程度誰でも利用できるため、過去エピソードで出てきた遺品の使い方を工夫する展開があるのも面白い

実際に使用するシーンは少ないのだけど、アレを使えないかな? と主人公ヒロイン議論するパートが挟まるのが、自分達が作った特殊な設定に対して真摯姿勢でとても面白かった。

・縦筋のエピソード面白いが解くべき謎の提示が欲しかった

そんな数々の魔術的なアイテム遺品をめぐる短編ストーリーをやりつつ、この学園と主人公自体の謎に迫る縦筋のストーリーも展開していく。

短編連作めいた構成でこれも面白い

特に今まで解決してきた遺品を踏まえての最後エピソードは、所謂サプライズ的な展開もあり、気合が入っていた。

3部作構成でまだあと2作品控えているあり、全ての情報が出揃ったわけじゃないものの、今作だけでも充分お話としては色々と結末を迎えているところも評価したい。

ただ、ミステリっぽい展開が多かっただけに、この作品フーダニットなのかハウダニットなのかホワイダニットなのかは、読者への挑戦状でも入れて提示して欲しかたかもしれない。(後から読み返すとこの感想ミステリオタクめいた難癖っぽいな、反省します)

特殊事案調査分室の面々、特に友達烏丸小太郎との結束がベタ良き

メーンヒロインの鹿ヶ谷憂緒と、主人公の久我、常識人ツッコミ役の烏丸小太郎の三人で構成される特殊事案調査分室が、その事件捜査の主軸となる。

この三人で色々な事件捜査するのだけど、最初は中々結束が出来ず揉めたり喧嘩していきながら、最終的にはチームになっていく、フィクションでは王道中の王道だが、熱い。

特に友達ポジション烏丸小太郎は、ギスギスしがちなヒロイン主人公の間を取り持ったり、事件解決本質をついたりと、かなりの存在感を見せる。

普段主人公に頼りがちな彼が男気を見せるシーンはかなり激る展開だし、最初から最後まで主人公を疑わず信用してくれることもあり、この作品美少女ゲームでなくBLゲームであれば間違いなく結ばれていただろう。

恐らく2作目か3作目では、TSしてエッチな展開があるに違いない、僕は超常現象有りなエロゲ主人公の男友達キャラを見るたびに毎回この予想をするが、今回は本気だ。

キャラ個別ルートはなんとも

堅物な風紀委員恋愛には疎い壬生と、すぐ発情して匂いを嗅いだり下着強請る眠子との個別ルートも用意されている。

それなりのボリュームがあるわりに、あまり今作独自の設定を使ってはいもの有効に活かされているとは言い難く、恋愛ゲームらしい萌える展開をそれなりにまとめただけかなという印象だった。

決して遊んでいて不快になるわけではなく、本編の遺品を巡る事件捜査推理とはかなり味が違っていてその落差がなんとも言い難い。

春日真由美さん好き

春日真由美さんは遺品の妖精さんに振り回されるドジっ子で、言ってしまえばただの被害者その一ポジション

出番もかなり少なく、専用ルートは勿論イベントCGSDイベントCGもない。

よく忘れ物をしてしまう子で、僕もかなり忘れ物をしてしまうのでシンパシーを感じたし、こういう忘れ物しがちだなあと共感するシーンがあった。

それとボイス、まきいずみさんのほわーっとしたお声で、この忘れ物続出な性格とがとてもマッチしていて、大好きになった。

名前立ち絵があるだけでモブみたいなものかもだけど、3部作プラスアルファボリュームたっぷりなので、出来ればこの子に出番をください、頼む! って願いながら続きも遊ぶ。

(全然関係ないけど、SDイベントCGって呼称合ってる? 美少女ゲームの話するの久々な上に僕が熱心に遊んでた頃にはまだそんなに浸透してなかったから、一般的呼称があるのすらもわかんないや)

・さいごに

3部作の1作目としてかなり理想的な内容で続きを早く遊びたくなった。

様々な特殊事象が起こる遺品を巡る事件捜査するというテンプレートがもう面白いので、愛すべきマンネリとして残りの2作品でもこの味が残っていることに期待したい。

あと烏丸小太郎春日真由美が主となるエピソードにも期待して次を早速遊ぼうと思う。

2023-03-18

[]3月18日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:カップヌードル。(予定)

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○パラノマサイト FILE 23 本所不思議

○はじめに

まだ発売されて間もないのでネタバレを書くのも良くないと思いなるべく抑え目に感想を書きます。ただ、僕はネタバレ基準が人と大きく違うらしいので、その辺り違うなあと感じさせたら申し訳ないです。

スクエアエニックスから発売された「ホラーミステリー」のアドベンチャーゲーム

あの石山貴也さんがリッチADVをやるということで期待度をあげて、あらかじめ癸生川シリーズを永劫会まで予習してから遊び始めた。

癸生川シリーズ新本格ミステリ文脈に沿ったような文章の書き方で読者を騙す類のトリック探偵役によるサプライズじみたどんでん返し、そこに人間の底知れぬ悪意に対抗する探偵真摯な態度がまぶされた、探偵というキーワードを掘り下げたミステリへの理解度の高さが魅力的だったね。

今作は「ホラーミステリー」ということで、オカルト実在する前提で、蘇りの秘術という死者を蘇生させる術を巡って争うストーリーだ。

○躍動感のある立ち絵360度背景によるリッチな読感

立ち絵ポージングが躍動感のある動きを演出したものが多い上に、接近したり遠くから撮ったり、背中を向いてるものもあったりと、パターンの幅が広い。

そのおかげで、3Dモデリングによる演技にも負けないぐらい、立ち絵の演技が面白い

パターン数が膨大なわけではなく、若干無理のあるシーンもないではないが、この「そこでその立ち絵かよ」というツッコミも含めて立ち絵の演技が面白い

その立ち絵が立つ背景についても、360℃ぐるぐると回せれるシーンが多くあり、背景を探索する遊びもある。

墨田区舞台にして実在する風景ベースになっているからか没入感が強い。

(聖地巡礼にいつか行きたいな)

ホラージャンプケア表現とのマッチ絶妙で恐ろしかったが、中盤からはなくなっていくz

おそらくオカルトが恐ろしい夜と、人間が恐ろしい昼を分ける表現になっていたのだと思った。

立ち絵の演技の面白さと、背景絵のリアリティある雰囲気という、ADV基本的構成要素だけでもパラノマサイトらしさを感じさせられた。

○フェアな特殊設定ミステリ

次にストーリーについてだが公式的には「ホラーミステリー」を自称をしているが、僕としては所謂特殊設定ミステリ」だと感じた。

特殊設定ミステリ」とは、現実には存在しない特殊な設定(超能力魔法オカルトなど)が実在する世界でありながら、作中に提示される謎が読者がフェアに推理可能な類のミステリ

現実世界物理現象(氷が溶けると水になる、針と糸は細いなど)と違い、魔法超能力現実存在せずその世界に生きていない読者が推理することは困難におもえるが、作者の工夫でそれをアンフェアに感じさせないのが特殊設定ミステリ醍醐味だ。

今作でも蘇りの秘術を巡って本所不思議呪い再現したオカルトじみた力がぶつかり合う。

しかし、きちんと読者のその力のルール提示されるため、それを前提としてフェアに推理可能な謎が提示される。

このフェア/アンフェア非常に重要特殊設定ミステリではここをアンフェアだと感じてしまうと一気に熱が冷めてしまうのだが、そこは癸生川シリーズの頃から本格ミステリに造詣が深い石山さんらしさだろうか、バッチリ決まっていた。

勿論何を持ってフェアとするかアンフェアとするかはかなり個人裁量にもよるのだけれど、あくまで解くべきものとして提示される謎に関しては十分フェアに設定を開示しておりきちんとこの綱渡り成功させている。

(なお、この「特殊設定ミステリ」という呼称定義自体に思うところが無数にあるのだが、本題から大きくズレる上に、昨今では書評解説でもかなり浸透してしまったワードなので、最初は渋々だったのに僕も最近普通に使ってしまっている、悲しいね)

○軽快な掛け合いの楽しさ

ジャンプケア表現オカルト実在する世界ということでファーストインプレッションは暗いゲームだった。

事実最初の方はかなり陰鬱とした雰囲気が続く。

ところが物語が進んでいくと、三組のバディが主役になっていく。

艶のあるマダムな志岐間春恵と快活な探偵櫂利飛太の組。

陥落ある中年ベテラン刑事津詰徹生と妙な距離感面白い若手刑事の襟尾純の組。

江戸っ子チャキチャキ女子高生の逆崎約子とオカルトに詳しい転校生の黒鈴ミヲの組。

このコンビたちの掛け合いがとてもとてもコミカルで笑えるものになっていた。

地の文ほとんどない会話劇な構成からかと最初は思っていたのだけど、徐々に大胆にふざけはじめる。

人が死んでるんだからもっと真面目にしろよと思っていたのは最初のうちだけで、中盤はこの掛け合いの楽しさのどっぷりハマっており、まあなんとかなるか感すら強かった。

中でも以下の三人はとても印象深いキャラだった。

○黒鈴ミヲさんが格好いい

オカルトに詳しい女子高生のミヲは、今作屈指の「強キャラ」感が魅力的。

少しぽっちゃり気味でほわっとしたお顔なデザインだが、オカルトに立ち向かうときのキリっとした表情が格好良い。

もちろんその見た目だけでなく、オカルトに向き合う姿勢、助けられる人を助けようとする心構えなど、精神もまた格好いい。

格好いい場面だけでなく、お寿司にデレデレになるところや、労働環境改善を訴えるシーンなどコメディパートもできる万能っぷり。

自身名前の「ヲ」の部分を、くっつきのをと呼ぶところのフェチ感といい、本当に見所がたくさんある。

それだけに彼女が敵わないならもう無理でしょという絶望感の演出シーンも逆に映えるという、最後の方は何しても魅力的に写っていた。

○津詰徹生ちゃん可愛い

格好いいキャラがミヲなら、可愛いはこの人、中年男性ベテラン刑事津詰。

オカルトについても一家言があり、警察組織力を持ちつつ、今回の特殊事件にきちんと対応すう有能な刑事

奥さん離婚独身ながら、娘のことを今も思っている優しい一面もある。

というファーストインプレッションはどこへやら、可愛い萌え萌えシーンが盛りだくさん。

最初の内は襟尾純に乗せられて仕方なくコメディパートがはじまることが多かったのだが、気付くと完全に今作屈指の可愛いキャラになっていた。

甘味が大好きで00年代前半美少女ゲーム並みの食べ物にまつわる、あざといシーンもあったりして、完全に狙っている。

可愛いだけでなく可哀想立ち位置でもあるのだけど、そんな可哀想な一面が出る場面ですら、なんか萌えキャラみたいに変な口癖でスッとボケたりするので、最早最早。

○櫂利飛太の探偵

ネタバレを気をつけてると言いつつ、一文だけ彼のセリフ引用させてもらう。

「人の心に寄り添うのが探偵からね。」

ああ、癸生川シリーズを遊んでいてよかった、予習しておいてよかったと心の底から満足した瞬間だった。

そうなんだよね、犯人を捕まえるでもなく、事件解決するでもなく、人の心に寄り添うのが探偵……

この一文は世界観やキャラクタの繋がりがなくても、癸生川シリーズを書いた人間が書いた新しい探偵なんだと理解できて良いシーンだった。

(この探偵自体は例えば夢水清志郎とか幾つか思いつくんだけど、そういうことじゃなくてね、面倒くさいミステリオタク自分バイバイ)

マルチサイト楽しいが合流するシーンの多さは少しもどかしい

そんな特徴的な三組の視点多角的事件を追う。

所謂マルチサイトシステムで、ある程度決められた順序ながら、交互に行き来しながら物語を進めていく。

ADVなら街や428やEVE、癸生川シリーズでも対交錯事件永劫会事件で取り扱われたお馴染みのシステムだ。

Aというキャラ物語を進めるために、それをなにも知らないBをプレイヤー誘導するところが醍醐味だと思っている。

とても楽しいシステムであることに異論はなく、今作でもそれが楽しいシーンは幾つもあるのだけど、少し気になったのが、合流して意見を交換するシーンがちょっと多すぎた。

マルチサイトの魅力はそれぞれの視点情報差異を読者であるプレイヤーのみが俯瞰することで生まれる妙を楽しむことにあると思っている。

(過去の名作でいうと街の花火のシーンとか、EVEパソコンコンソール越しに二人の捜査が重なるところとかね)

もちろんそれが全てではなく今作のマルチサイトが失敗しているわけではないのだけれど、割とことあるごとに三組の意見交換会のようなシーンが挟まり知っている情報が均等化する。

これが悪いことではないんだけど、情報がチグハグからこそのすれ違いや勘違いマルチサイトの見どころだと思っていたので、すぐ合流するし、回数が多いのがもどかしかった。

結果そこにまつわる仕掛けを作らなかったからこそ、サクサク話を進めるためにそうしたのだろうけど、ちょっと流石にやりすぎだったかなあと。

最初の方に一回、最後の方に一回とかならとても良かったと思うんだけど、ちょっと回数の多さが気になった。

システムを利用した仕掛けが面白い

設定画面などの物語の外にあるゲーム的なシステム部分を利用した仕掛けがいくつかある。

前例がないわけではないので、目新しいというよりは、オカルトに対抗するためにゲームシステムで工夫することで、オカルトもまたルールに沿っているということがわかる点が面白かった。

特殊設定ミステリについて感想を書いたところで今作がフェアであるとしたのは、こういったオカルトルールゲームシステムでも制御できることで、ルールを身をもって体感たからかも知れない。

こういう体験によって実感を持って物語に入り込めるのは、小説ではないゲームの魅力だと思うので好きなところでした。

○はじまりにおわりがあると思い込んで僕がミスをした

ここからゲーム本編の感想というよりは自分ミスの話。

ゲームシステムを利用した演出マルチサイトにより俯瞰するプレイヤー目線、これは「はじまりにおわりがあるパターンだ!」と思っていた。

そしてゲーム内の謎解きで、まさにそれを示唆するセリフ

はいはい、わかりましたよ、セーブデータを消して最初名前入力でアイツの名前を入れることで、プレイヤーこそがアイツ自身だったということを開幕早々に思い出しこの悲劇を覆す展開でしょ! と思い込んだ。

念のためニンテンドースイッチオンラインセーブデータバックアップクラウドに保存してからセーブデータを消して、最初からにした。

しかし、アイツの名前入力しても一向に変わらない……

違ったのかあと思いセーブデータクラウドからダウンロードしようとしたときに気づく。

オンラインバックアップ自動モードになってるから、さっき消したセーブデータで上書きするじゃん、と。

結果、このゲーム二週してます

(念のため書くけどこれは僕がミスっただけでパラノマサイトは何も悪くないからね)

○さいごに

10時間ほどのプレイの間にギッシリたっぷり魅力が詰まった作品だった。

ボリューム的には過不足はなく、きちんときれいにまとまっているが、これだけ面白いと良い意味で物足りない。

シリーズ展開が出来そうな余白があるので、次回作を強く期待したい。

その際には、ミヲさんの過酷修行や津詰さんの甘味もぐもぐを描くサイドストリーなんかもいただけると助かります

癸生川シリーズを永劫会まで遊んでから今作に挑むというハードルの上げ方をしてもなお楽しめたので、次はスクールガールストライカーズも遊んでみようと思う。

2023-03-16

[]3月15日

ご飯

朝:なし。昼:サラダスープ。夜:人参白菜しめじシュウマイの鍋。たまごおじやクラッカーチョコゼリー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

明日の午後から連休なので予定を立ててた。

何しようかなあ。最近ゲーム熱が高いのでゲームかな。

グランブルーファンタジー

ドバを少しだけ。

ワールドリッパー

今シーズン無限演舞、風以外は楽だった。

まあ風が出来てないんだが。

2023-03-13

[]3月13日

ご飯

朝:なし。昼:サラダスープ。夜:人参白菜しめじシュウマイの鍋。クラッカーかりんとうホットミルク

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

眠い。季節の変わり目だからかな。

グランブルーファンタジー

極地の証始めた。これ初回はいいけど次回以降キツいな。

ワールドリッパー

無限演舞なんとか50までは達成。

いやーーーキツい。

ビスケットクッキークラッカーショートブレッドサブレガレットプレッツェルの違い

ビスケット

小麦粉に卵・砂糖バターなどを加えて練って成形して焼き上げたお菓子のこと。

辞書的には「通常は甘くて、乾いていて、小さくて、平たいケーキ」と表現される。

ビスケット」という言葉は「二回調理する」という意味ラテン語bis coctus」に由来し、

古代においては二度焼きして保存性を高めた乾パンのようなものを指していた。

中世以降、小麦粉砂糖生産量が増えてくると、より甘く柔らかいビスケットが作られるようになり、

産業革命を経て、庶民的お菓子として普及し、多種多様ビスケットが作られるようになった。

しかアメリカで「ビスケット」というと、ケンタッキーフライドチキンビスケットのようなパン一種を指す。

クッキー

オランダ語で「ビスケット」を意味する「koekje」に由来する。

「koek」はケーキのことで、そこに指小辞「je」が付いて「小さなケーキ」という意味になる。

19世紀初頭のアメリカで、英語由来の「biscuit」と蘭語由来の「koekje」が衝突したが、最終的に後者勝利した。

そのためアメリカカナダでは、ビスケットのことを「クッキー」と呼ぶようになった。

日本では、特に糖分や油分が多い高級なビスケットを「クッキー」として呼び分ける傾向にある。

クラッカー

割れもの」という、わりとそのまんまな意味

アメリカ英語で、硬くて薄い、そして塩味ビスケットを指す。

まりざっくり言うとアメリカでは、

 ビスケットスコーンみたいなパンのこと

 クッキー → 甘いビスケットのこと

 クラッカー → 甘くないビスケットのこと

という分類になっている。

イギリス英語では「ウォータービスケット」「セイボリービスケット」などと呼ばれる。

ショートブレッド

12世紀ごろからあるスコットランド伝統的な焼き菓子辞書的には「ビスケット一種」とされる。

ショート」は「短い」という意味ではなく「砕けやすい」という意味

卵や膨張剤が入っていないのが特徴で、バター割合が高いのでサクサクホロホロとした食感になる。

日本で言うと「カロリーメイト」みたいなやつのこと。

サブレ

フランス発祥ビスケットショートブレッドに似ているが卵は入ることが多いようだ。

スコットランドフランス14世紀から16世紀まで同盟を結んでいて文化的にも交流があった。

1670年にサブレ侯爵夫人によって王宮に持ち込まれビスケットが「サブレ」と名付けられたのが最古の記録である

サブレ侯爵領地であるサブレ=シュル=サルトでは伝統的にビスケットが作られていたようだが、

現在広まっているサブレレシピは、1920年代サブレ=シュル=サルトのパティシエ発明したものである

ガレット

フランス語で「平べったい石」転じて「円盤のもの」という意味

蕎麦粉生地を作ったクレープのようなガレット特に有名だが、丸いビスケットを「ガレット」と呼ぶことも多い。

まりパンでもケーキでもビスケットでも、円盤のものは何でも「ガレット」と呼びうるようだ。

さらに、薄いビスケットは「ガレットガレ)」、厚いビスケットは「パレットパレ)」と呼び分けるらしい。

プレッツェル

ドイツ発祥パン、あるいはビスケット一種。結び目の形をしているのが特徴。

基本的には小麦粉イーストだけでシンプルに作られる。

大きくふっくらと焼き上げたパンタイププレッツェルと、

小さくカリッと焼き上げたスナックタイププレッツェルがあり、

ドイツではパンタイプが多いが、アメリカではスナックタイプも人気がある。

まとめ

ビスケット:基本形。小さくて平たくて乾いたケーキ

クッキーアメリカ英語。甘いビスケット

クラッカーアメリカ英語。甘くないビスケット

以下、各国の伝統菓子

ショートブレッドスコットランド発祥。卵と膨張剤が入っていない。

サブレフランス発祥。膨張剤が入っていない。

ガレットフランス発祥。さまざまな円盤状の料理

プレッツェルドイツ発祥小麦粉と膨張剤だけ。

パンケーキビスケット境界曖昧なんだなあ…と思ったひとときでした。それではまた。

2023-03-12

[]3月11日

ご飯

朝:カップスープチーズクラッカー。昼:袋ラーメン。夜:マクド

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第九弾。

今回は、4作目で登場していた伊綱さんの前任者であり、癸生川が唯一自身に並び立つと称していた白鷺洲涼二のエピソード

婚約者借金を代わりに返すために貯金を降ろそうとしたら、事前に父親貯金を盗まれた!」と主張する依頼人の話を聞き調査を始める涼二、その裏には一体何があるのか。

プレイ時間は1〜2時間ほどの短編だが、家族を想う気持ちの尊さと自己犠牲の切なさが存分に詰まった悲しい良いストーリーだった。

癸生川とはまた違った形で優秀な白鷺洲涼二が操作キャラになり、短編という縛りありきなのかもしれないが、捜査はかなりサクサク進む。

そのため今作は事件捜査のロールプレイというよりは、上述した家族愛情を描くことに専念しており、その目論みは見事に成功している。

シリーズでは割とお馴染み感もある文章の書き方で読者を騙すテクニックや、縦筋となるあるシリーズキャラクタの意外な登場による驚きなどが、キチンと依頼人家族愛のエピソードへ繋がっていくのが見事。

依頼人父親母親が何を感じて子供を育てることになったのかが、依頼人言葉で伝えられるのではなく、繰り返される状況に陥るからこそ理解できる構造寄与している。

こうやって物語と関連付けたサプライズ演出は大歓迎、とても良かった。

(ただただ驚きたいだけなら所謂「5分間ミステリーだって驚けるわけでね)

短い作品ながら、ゲストキャラたちの家族エピソード物語の冒頭に答えがあった構図、シリーズを通しての見どころある展開とかなり身が詰まった面白い作品だった。

これで都合九作遊んできたが、次が原作者的な意味ではオーラスとなり、何やらすごい作品であると噂を聞き、ここまで来た十作品目「永劫会事件」だ。

何度も何度も言及だけはされており、今作でもその片鱗が幾つも見えており、はっきり言ってハードルはかなり上がっている。

探偵・癸生川凌介事件譚面白いです。

2023-03-10

[]3月9日

ご飯

朝:お椀で食べるチキンラーメン。昼:サラダスープ。夜:白菜人参しめじ、しゅうまいの鍋。チーズクラッカー目玉焼きヨーグルトりんごソースホットケーキシロップかけ。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

ワールドリッパー

難易度イベントが続いて流石に疲れてきた。

無限50以降以外はついて行ってるけど、今回は無限50すらだいぶしんどい

うーむ。

2023-03-05

[]3月5日

ご飯

朝:チーズクラッカーコーンスープ。昼:ラーメン。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第六弾。

今作はミステリADV王道中の王道ADVやるならこれをやってこそ、満を辞してのマルチサイトだ! マルチサイトとは、小説と異なり、読む順序をある程度ユーザ自由度に任せることができるゲームならではの手法

簡単に言えば異なる主人公シナリオ自由な順番で、それも交互に行き来しながら読むシステムだ。

EVE、街、428、Ever17、ルートダブル、AI2、etc… 僕がオールタイムベストに上げたくなる大好きな名作が数多くあるものの、Remember11タイムトラベラーズのように名作に挑もうとしたが消化不良で上手く扱えなかった作品も幾つか思い付く。

扱いは難しいがハマれば絶大な魅力を持つことになるジャンルだ。

そんなわけで、今回の対交錯事件では、いつメンの二人、助手ながら名探偵顔負けの実力者の白鷺洲伊綱と、プレイヤー投影先となる一人称キャラで察しの悪さが際立つ生王正生いつメン二人の視点を行き来しながら事件に挑む。

伊綱ルートでは準レギュラーキャラ音成コンビを組んで被害者共通点が見当たらない連続殺人事件調査、生王ルートでは行方不明になった大手広告代理店社員捜査を始める。

じょじょに二つの事件が交差し始め、ついに衝撃の真実が明らかになる、という流れ。

低価格ゲームながら、かなり本格的な構造で、先に上げた幾つもの名作と、やりたいことが劣っているとは思わなかった。

この構図自体に何らかの仕掛けがありそうな雰囲気作りも、遊んでいてワクワクした。

マルチサイトといえばコレだよねー、と呑気に思うのもよくないが、交互に視点を行き来するお話しで片方が頑なに交流を拒み出したり電話しか会話しなかったりすると、あらあらまあまあだ。

原作携帯電話アプリなこともあり容量的な制約と戦いながら高度なことをやっており、テキストが魅力の大半を占めるADVからこそ、今この時代(2023年)に遊んでも全く見落とりしない名作の圧を感じた。

とはいえマルチサイト構造を利用した文章記述の仕方による驚きを感じさせる、という一点突破作品で、それが驚いたかどうかと言われると若干悩ましい。

度々この感想で書いているがネタバラしの前に先んじたか/先んじれなかったか、で作品評価する気はなく、ネタバラしで驚かなかったからと言って面白くなかったと言うつもりはない。

(逆に驚いたからと言って評価する気もない)

それはミステリあくま物語ミステリの謎は物語を際立たせるための仕掛けであり、クイズ大会問題や、所謂ナゾトキゲーム」や「脱出ゲーム」の謎とは大きく異なっているためだ。

バランスの難しいところで、本作は少し僕の好みよりもそちらに寄っていたかなと思った。

勿論、物語として情緒を書かせても一線級なのは先の4作目でわかっているので、限られた文量の中で最大限やれることをやった結果なのは伝わってくる。

ただまあ、幾つかの著名なミステリ作品でも、サプライズに振り切って、驚かせたら俺の勝ち、驚かなかったら俺の負け、みたいな態度のもいるっちゃいるような気もするようなしないようなただのサービストークのような何というかなので、難しい問題ではある。

低価格短編ADVとして面白いこと、そうとは思えない高度なことをやっているのは間違いなく事実面白かった。

ミステリにおける物語トリックバランスという、それこそ大山誠一郎米澤穂信一流中の一流でも、読者である僕とのバランス感が違いシックリこないこともある、とても難しい部分での満点ではなかったものの、そもそもこの点を感想に書こうと思うこと自体が、ミステリやってるねえ、感のある素晴らしい出来だった。

これで6作品プレイしてきたが、現時点では一番面白かった。

しかしながら、このシリーズ10作目がヤバいとの前評判から遊び出したこと、今作でもそこへ繋がるキーワードがあり、そちらへのハードルは爆上がりしているのも確かだ。

癸生川凌介シリーズ面白いぜ!

探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事捜査メモ

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第七弾。

シリーズ準レギュラーキャラ音成刑事過去編を描く番外編。

今作はかなり箸休め的な内容でボリューム歴代で一番小さく、謎やお話もすごく薄め。

一応過去作のキャラがチラッと登場したりのファンサービスはあるものの、そっと添えてるだけ。

面白くないことはないが流石に文量が短すぎた。

音成刑事チワワと一緒に捜査をする牧歌的雰囲気を楽しめればそれで良いのかもしれないが、生憎僕は小動物が怖いので、物語でもあまり素直に可愛いと思えなかったのも合わない点だ。

これで7作目までプレイしてきて、次はコンシュマー移植でかなり大規模な作品になっているらしい8作目、4作目で示唆されていたあの人の前任者にまつわる9作目、そしてこのシリーズを遊び始めたキッカケでありなにやらすごい展開が待っていると噂の10作目と、ここからはもう遊び回は無いので、緊張感を持ちながら遊んでいきたい。

(パラノマサイトまでに全話遊ぶのは厳しそうだ)

2023-02-22

上野千鶴子に対する雑感

上野千鶴子擁護するつもりもないし、まぁそういう人だよなという感想なのだけど

なぜ彼女がある界隈でありがたがられていたか説明したい

と言っても教祖的に崇めている界隈ではない

上野千鶴子思想はないのだけど、その瞬間瞬間でウケる立ち位置を見つける嗅覚がすごく、

その結果として保守中道保守の人の対談役としては打ってつけだったという理由がある

まり、それぞれ思想がある二人が対談をするとそれぞれの思想をお披露して、

永遠に交わることなく終わる面白くない対談になってしま

一方、上野千鶴子は受け師としての才覚があり、対談相手に応じて論破または思ってもない切り口から指摘することができる

その結果、噛み合った対談になりやすく、そこそこ面白い対談になる(要は喧嘩である

そのため対談相手保守中道保守の人にとっては欠点を探してくれる

クラッカー役として重宝されていたという面がある

2023-02-10

[]賢いフリをする人たち

能力を判定するために、プログラマーの間では昔からTalk is cheap, show me the code」ということわざがあります。これはリーナス・トーバルズメーリングリストで発した言葉で、能力を示していない人の行動を指しています

社会には、クラッカーセキュリティ担当者スクレイパーTwitter運営などがイタチごっこをするように、「賢いフリをする人」と「それを見破る人」がいます。これは、機械学習テクニックのGANと似たものです。

まれの良さを証明するために学歴などがあるディストピア的な状況の中で、こうした仕組みが起きています。まさにガタカ世界です。

そして「自分のやるべき仕事ちゃんとやっている」人が評価されることが望ましいです。また、表面化し切れない優秀な人材存在しているため、確実な能力判定をすることは難しいということを理解する必要があります

能力判定の基準は多様であり、評価者は自己責任を持つ必要があります差別思想を結びつけるのは傲慢かつ愚かな行為です。

2023-02-05

幼女ときアイカツを見たわけでもない奴らは、結局本物のアイカツを見れていないんだと思う

アイカツ劇場版の客層を見て、それは確信に変わった。

前々からどこかでアイカツおじさん(おばさん)なる人種は、本来の客層ではない者達なのではないだろかという疑問があった。

アイカツ物語とき子供向けにするには深すぎる内容も扱うので、決して幼女けがメインの客層ではない可能性もあると思いこんでいた。

だが、やはりアイカツの客層のメインは幼女であったのだろう。

平成ライダーが手広く大人の女性中二病を抱え始めた少年たちもターゲットとして取り込もうとしたのと違い、アイカツ最初から最後まで幼女だけを中心にして動いていたんだ。

なぜ、アイカツ劇場版では時間が止まっていたのか?

それは幼女達にとって、彼女たちがお姉さんのままであり続けるべきだったからだ。

エヴァンゲリオンが終わるまでの間に、当時の学生オタクミサトさんを追い越してしまったのと違うギミックが何故必要だったのか。

それはアイカツという物語幼女達の中で生き続けているべきだと判断されたからだ。

エヴァンゲリオンはあとからやってきても最後は昔からいた人間と同じような顔で終わりを見届けることも出来たが、アイカツはそうじゃない。

過去アイカツ過去の記録映像であり、それは進み続ける時間過去を切り取ったものしかない。

10年前のいちごちゃんは10年前のいちごちゃんであって、それを当時幼女だった娘達が見返したとしても、それは幼女だった頃の自分の思い出とつながっている物語なんだ。

あの頃は分からなかったことが今なら分かるのだとしても、それであの頃分からなかったという思い出が上書きされたりしないんだ。

年を食った状態アイカツを見始めたアイカツおじさん(おばさん)は、あの頃は分からなかったという気持ちを持つことが出来ない。

実際あの映画の中にあるまだ中学生高校生の子達にとっての今はまだ分からないものが全部分かってしまっている。

たとえばそれは、お酒を飲んだときにどんな感覚になるのかだ。

当時幼女だった世代はまだアルコールが解禁されていないから、あのときスクリーンの中のアイドルがどんな感覚だったのかを理解しきれないんだと思う。

もう少し大人になってから、見返して、そうしてやっと全てを分かるんだ。

もう分かってしまっている大人は、その体験ができないんだ。

止まることのない時計がそれを教えてくれた。

最初から自分たちは、アイカツを遠巻きに見ている部外者しかなかった。

インターネットで何年も我らこそはアイカツを知る者達なりって皆で浮かれている間にどこかで勘違いしていた。

幼女達ほどではないけど、アイカツと深くつながった客層のひとつなんだって

そんなことなかった。

最初から最後までずっとモグリの異常者たちだったんだ。

アイカツというサーバー違法手段接続していたクラッカー集団しか無かった。

やっと分かったよ。

引導を渡してくれてありがとう……。

2023-02-02

ff14レイレース雑感

オメガレイレースの終わり方は最低だったな。

レイレースは、世界中ff14プレイヤーが一緒に遊べるお祭り

MMORPGとはいえワールドデータセンターも別れていて、別データセンターの人と交流する機会はほぼないので、もちろんプレイヤーも知らない。

けど、レイレースになれば、世界中の猛者が参加し、攻略スピードを競い合う。

world 1stになったところで、得られるものなんて名誉しかなく、公式から世界一おめでとうのtweetがされるのみである

レイレース自体プレイヤー間で自然発生的な感じで始まった非公式お祭りだけど、公式も称賛だけだが一枚噛んでくれる。

ゲーム内にNFT的なもの、、それこそ某アニメなどにありそうな、世界で唯一のユニークスキルだとか、唯一のアイテムとか、そんなものはない。

あるのは吉田P/Dからのコングラッチュレーションだけである

とはいえ日常的に配信しているプレイヤーであれば、実利はある。

名前が売れることでファンが増えるからな。

もともと配信に向かないと言われているff14からそんな大したことはないだろうけど、14内での唯一のeスポーツ的なものと言えばこの非公式レイレースである

名前を売るにも絶好の機会ではある。

そこで起こっているのが外部ツール問題である

ff14自体外部ツールは利用禁止である。利用規則にも明言されている。もちろん、ソフトの改変やリバースエンジニアリングなども禁止である

じゃあどこまでが禁止か?ということに関しては、吉田P/Dはずっと言及を避けてきている。

まぁ光の戦士であれば常識だとは思うが、詳細は過去吉田P/Dの発言などでも見てほしいものだけど、

基本的方針としたら

あたりであろうか。

多分感想は人それぞれだと思う。性善説で任せてもらっていると思う人もいれば、バレないようにやれよお前らと言われていると感じる人もいるでしょう。

今回の騒動の中でも、actダメージログ自動集計)はいいけどズームハック(クライアント改ざん)はダメって言ってる人もいるわけで(個人的にはどっちも難易度に直接関わるものなので両方ダメに決まってるだろと思うわけですが)。

で、この騒動の中で吉田P/Dがずっとぼかしていた部分を明言したわけですよ。

「今回、外部ツール不正使用調査によって明らかになった場合、少なくとも僕は、当該チームをワールドファーストチームとは認めません。」

一歩踏み込んで来ましたね。僕はね、これはちょっとなぁと思っちゃったわけです。全方位に配慮する吉田P/Dにしては珍しいなと思った次第です。

まず、今回ツール発覚はチーム内部・関係者によるハッキングの結果の告発になります。前々回のネバーランドは自らツール使っていることを晒していましたが、今回はハッキングされた上で情報バラされています

もし、サーバー側で外部ツールの利用が確認できているのであれば、前回覇者にもペナルティが来るはずですが、それはなかった(と思う)。

ということを考えたら、ズームハックしてもログ上ではバレず、ペナルティはない。

しかし、不正アクセスして入手した情報一定の利がある。

まぁ、今回は大炎上したし、チームから自首したようなので、そちらがメインなのかもしれませんが。

かい経緯はわからないけど。まぁハッカー(正確にはクラッカーですけども)が得をするということは、今後レイレースを行うチーム、ユーザーは常にハッキングに怯えることになるのもセットで考えなくちゃいけないのではなかろうか。

ツールを使っていなければいいというわけじゃなくて、ツールを使っているだろうお前!!って疑ってくるやつがクラッキングを繰り返す可能性があるということです。

なぜなら、吉田P/Dの発言は、クラッカー正義棍棒をもたせることになったなと思うのですよ。

大炎上している、燃やしている側に正義棍棒を持たせるっていうのも、なんだか吉田P/Dとしてはなんとなく珍しいなと思った次第であります

吉田P/Dがかのように明言されている以上、今後レイレースは、外部ツールを使っていないことを証明しながらのクリアをしなくてはいけなくなるのですけども、

まぁいわゆる悪魔の証明との戦いなのよね。

なんだかドーピングと戦ってきたロードレース業界みたいだなと思った次第。

戦ってきたというとなんか違うな。ドーピングスキャンダルまみれだったという方が近い。

最高峰レースであるツール・ド・フランス、99年から95年まで優勝者無しなんだから

ランスアームストロングが7連覇したときだけど、ドーピング発覚で優勝剥奪になったけど、

何位までの選手ドーピングしているのか、今更全部調べきることできないからもう空白っていうことで!みたいな。

大きなレースとか大会優勝者が、何年その座につけるのか、そっちの方が気になっちゃうのがロードレースから

一応、知らない方へ簡単にお教えしますが、

ロードレースドーピングは2つに大別されて、トレーニング中と大会中の2つ。

トレーニング中は回復力を高めることができ、質の高いトレーニングを通常より多くこなすことができるためのもの

大会中もやはり回復力を高めることができるもので、心拍数190くらいで死にそうな状態で山を登っているときのもう一踏みを手助けしてくれるもの

自身ドーパーなんて優勝者として認めないけど、とは言えドーピングすることで、他の誰よりもつらい状況に長時間いることができるようになるものかつ、

ロードレース界でいえば、当時上位者は全員ドーパーだったこともあり、結局のところイコールコンディションなので、まぁそれはそれでええんちゃうっていう気持ちもある。

ロードレースドーピングスキャンダルにより、長い長い低迷期を迎えることになった。

今それなりに人気が戻ってきているのは、チームスカイがゼロトレランスをうたいながら、クリス・フルームという偉大な選手を育て上げたからだろう。

その流れを見てきたあとで、ff14不正ツールスキャンダルを見れば、

また長く暗い時代が来るのかなと思うと、ダルいなーと思う。

今回のズームハックやactとかもそうだけど、

それがあったところで一週間に渡る攻略必要で、

それらを使ったところで俺にはクリアできないし、劇的に簡単になるわけでもない。

レース一位を競うには有利にはなると思うけど、使ったところで自キャラがコエチカモリモリのワンパンマンになれるわけじゃない。

吉田P/Dは不正ツールはゆるしまへんでーに踏み込んだので、

一段と窮屈になるのが嫌だなーっていうね。

まぁ、個人的にはズームハックはもちろん、actダメだし、discordも外部ツールだし、ヌシ釣り用の各情報サイトも外部ツールだし、YouTube攻略情報も外部ツールだと思っているので、グレーのままが良かったんだけどねぇ。

公式フォーラムに書く場所なかったからついでにここに書いておくけど、

もし本当にレイレース公式にしてレギュレーションも決めるのであれば、ぜひ一度ロードレース界の話を聞いてみるのがいいと思う。

個人的にはこれまで通り非公式且つコングラあり、ツール発覚時には通常より重めのペナルティ(一発垢バン)とかでいいんじゃないかなーと思っちゃうけど。

最後に、これだけの最高のコンテンツを、長時間に渡って開発してくれて、見ているだけでもドラマチックで感動的なバトルで胸が熱くなるもんで、

それが最終的にユーザー同士のいがみ合いの場として終わらせてしまたことに関して、

プレイヤーとしても残念だしがっかりだし、

何よりも吉田P/Dはじめ開発スタッフの皆様に本当に申し訳なく思う。

吉Pごめんよ(土下座エモート

2023-01-14

おやつ……。

以前は甘いものでした

チョコとかクッキーとか。

いま

エビシューマイ

コロッケ

など冷食をちょこちょこっと

おせんべいとか

クラッカーとか

ポテチとか

そういうのは

相変わらず食べてます

2023-01-01

[]12月31日

ご飯

朝:チーズクラッカーコーンスープ。昼:お菓子。夜:白菜大根味噌汁たまごおじや

調子

むきゅーはややー。お仕事は十連休5日目。

○バディミッションBOND

ADV感想は途中じゃ書きにくいなあ。

ものすごいボリュームなので連休向きだ。

グランブルーファンタジー

ガチャピン期間なので天井は待ち。

ヤチマもミカエルヤバいので完全に引き得なガチャだ。

特にヤチマは様々なセットプレイで悪さしそう。ただどうも早速無限ループ発見されてナーフされるみたいだし、これは荒れそうだ。

ワールドリッパー

3人とも114連で揃う。運がいいな。

早速正月ユキの試運転がてら新しいイベントを周回。

プリンセスコネクト

アングレアは天井。道中で未所持恒常のハロウィンナナカが出たので運が良い方と思っておこう。

2022-12-30

[]12月29日

ご飯

朝:クラッカーチーズ。昼:ドリトス。夜:ウインナーニンジン大根茄子おでん。天かす梅干しうどん

調子

むきゅーはややー。じゅうれんきゅうーの3日目。

朝までゲームを遊んでクリアしたので感想書くぜ。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

・はじめに

亡くなった父親からの奇妙な手紙を受け取ったこから恋愛SF歴史、バトルなどなどの様々な展開が繰り広げられる大作ADV

言わずと知れた名作中の名作で、本歌取り的な作品も数多いる。その中でも売れに売れたシュタインズゲートで有名なMAGES.がフルリメイクをしたニンテンドースイッチバージョンプレイした。

すごかった。

ものすごい大ボリュームな上に、恋愛ものSFもの歴史もの、バトルものなどなどジャンル根底から違う作風に変わっていくので、読んでて飽きない。

それでいて家族愛というわかりやすテーマが常にビシッと筋を通しているため、物語が散漫になっていないのがすごく良かった。

・A.D.M.Sが楽しい

物語の進捗と選択肢による分岐可視化したフローチャート

そこにセーブポイント配置(ゲームの進行で増加するが極めて少ない)の仕組みと、

物語の筋と一切関係のない独立したアイテムスロットが融合したゲームシステム

あるアイテムスロットを埋めた状態で、フローチャートを巻き戻すと、そのアイテムを持ち越してその場面を遊ぶことができる。

ヒロインAを攻略していくとあるアイテム必要で先に進めないので一旦セーブポイントを作り、別のヒロインBを攻略してそのアイテムを入手、そしてセーブポイントへ巻き戻るとそのアイテムが手元にあるのでヒロインAの物語が先に進み。

大体こんな感じのゲームプレイを繰り返していく。

クリアした今になってはこうやって端的に説明できるのだが、正直かなりの時間苦戦させられた。

というのも、ゲームシステム的にはそうかもしれないけど、物語的にはセーブポイントへの巻き戻りは肉体的移動というよりは精神的な移動だと解釈していた。

(作中、時系列では未来の肉体的痛みを、その加害者が加害を加える前に言及するくだりがいくつかあるが、これは洒落言い回し的なもの実体は伴っていないと僕は解釈していた)

そのため、セーブポイントロードした際にアイテムが持ち越せると言うのが全くピンと来ておらず、あくま主人公意識けが過去へ巻き戻るないしは未来へ進む以上、その主人公意識の中で立てられたフラグを持ち越して攻略するものと思い込んでいた。

恥ずかしながら、総プレイ時間30数時間中、最初の5〜6時間はその勘違いをしていた。

それに気づいてからは、アイテム入手ポイントの手前にセーブポイントを設置する癖を付けることで効率的プレイが出来るようになり楽しめた。

自由に巻き戻れず自分が設置した任意セーブポイントしか使えない仕組み、ロードするとそのセーブポイントが消える仕組み、セーブポイントが数個しか作れないなか四苦八苦する感覚は、今までADVで感じたことのない「やりくり」感が楽しめた。

ゲームシステムゲームシナリオが融合している、みたいな表現をしている人もいるようだけど、残念ながら僕は肉体的移動なのか精神的移動なのかという点で躓いてしまったせいで、システムシナリオが分離していると感じてしまった。

(アイテムスロット因果の影響を受けない、的な説明があれば違ったのかなあ)

僕が個人的に躓いたことを差っ引けば、やりくりする楽しさが味わえた楽しいシステムだった。

・年上ヒロインが沢山いる

マザコンと他称される主人公操作キャラ故なのか、年上のキャラがやたらと多い。

メインヒロイン5人中4人が年上で、1人は同い年。年下が1人もいない構造は責めてるなあ。

一条美月さんが可哀想可愛い

5人(プラスアルファ)いるヒロインの中で、僕が気に入ったのは美月さん。

物語開始前に主人公童貞を食っており、開始時点では少し疎遠になっているものの、お互いまだ好きの気持ちがあり、未練たらたら羽賀健二と言う微妙関係

基本的ヒロインたちには性的には積極的に攻める主人公だが、彼女に対しては童貞卒業相手だったこともあるのか、わりとタジタジな上に、エッチ先制攻撃を喰らう場面もあったりする。

勿論、エッチなだけでなく、悲恋を内に抱えながら主人公に逃げの恋愛をするという複雑な心境も見どころ。

主人公のことが好きなことと同時に、別の好きになってはいけない人を好きになっている複雑さ。

悲恋相手ラスボスってのがまた話をややこしくさせ、そりゃまあこんな設定なので、割とことあるごとに裏切る。

そして、とにかく悲劇が多い。

物語の設定的にも彼女は死が強く運命付けられているという設定で、自身ルートで死が不可避な悲劇だけでなく、サブキャラとして他のヒロインルートで登場した時も散々な扱いを受ける。

更に5人いるヒロインの内、3人にはゲームクリア後のおまけラブラブパートがある。

ラブラブパートがない美月さん以外のもう1人は恋愛まで発展しない打算と駆け引きキャラであることを考慮すると、何故にこうも不憫なのか。

そしてどうして僕は今日不憫キャラを好きになり、やれファンディスクで補完はよ! だのと、のたまい続けるのか。もう2022年も終わるのに。

(あと原作者死んでるからもうファンディスクとかも無いよ)

・波多乃神奈ちゃんエッチ可愛い

所謂綾波レイ的な無口でありつつ、所謂カヲル君的な意味深言動もする転校生キャラ神奈ちゃん

「ふむふむ、発表の年代的にも綾波レイカヲル君を意識たにしては結構早…… 見た目と第一印象だけだな!」と心の内で手のひら返しをしてしまった。

というのも、神奈ちゃんは無口で大人しい子なのだけど、実は実年齢が相当上(40代後半?)で、それでいながらお金を稼ぐ手段売春しか知らず、それを見かねた主人公父親から資金援助を受けている、にも関わらず肉体的精神的な寂しさから売春をやめられないのだ。

やめられないのだ、って言われても、お、おう、ってなるね。

そんな設定が、ぶっちゃけ特に物語大事な要素になっていないのも中々。

どうも彼女ストーリーは若干尻ギレとんぼなところがあり、実は彼女主人公関係はこうでないか? と推測できるいくつかの伏線や、だからこそああいうシーンがある、みたいな部分が多い。

しかすると、この売春をやめれない設定も、その辺りの未回収伏線と密接な…… いやないな。

なんにしろ文章だけでサラッとこういう設定が開示され、主人公も割と気にしていないのが面白い

・父と子の物語

ヒロインたちの魅力を書いたが、この作品根底にあり、何度も繰り返されるのは家族愛

特に父と子の関係こそが、この作品の一番の見どころ。

このゲームは二部構成になっており、一部である現代編では主人公父親関係が主になっている。

ヒロインたちを攻略する中で何度も何度も死んだ父親との回想シーンが挟まり、そこで得た教訓が救いになる。

そして第二部では主人公父親立場になって物語が進行する。

長大ボリュームで様々なシチュエーションで繰り返される主人公の苦難は、逆説的に一部での主人公父親が見せる飄々とした態度の裏側を感じさせ、親もただの人、と言ってしまうと陳腐だろうか。

そして、最後最後には娘と力を合わせることで、偉大な父の背中を越えるという、世代を追うことで進歩していく様も良かった。

・エグいシーン多め

今の倫理規定でも大丈夫なんだ…… と驚く程度にはエグいシーンがあり、数も多い。

特に人語を介し見た目も人に羽が生えただけの生物を人と見做さず獣とし、食べるところはエグかった。

作中の設定的にカニバリズムなのかどうかは解釈余地があるのだけど、見た目的には完全に人肉を食べるシーン。

そうしないとならない理由葛藤もかなり多めに描かれているため、ただただエグいシーンを入れた訳ではないと思いたいが、ある種唐突でもあったため辛かった。

このキャラこのためだけに居たのか…… と思うとやるせない……

ギャグ寸評をやめてほしい

三十数時間と、ADVにしてはかなりボリュームのある作品だった。

しかし、なんというか、言葉を選ばずに言うと、しょうもないギャグシーンがちょっと僕には多く感じた。

しょうもないギャグシーンが嫌いなわけではないし、別に僕がしょうもないと思っているわけでもない。

作中のキャラたちがギャグに対して寸評をするくだりが、くどいのだ。

その中でもとくにギャグ面白くない面白い云々んというやりとりが多すぎた。

会話の入り口で毎回毎回、駄洒落下ネタから入ること自体は全く気にならないのだが、このギャグについて、面白い面白くないを議論するくだりが辛かった。

これが作中で重要事柄起きている時でも容赦なく始まる。

こうなると会話のキャッチボールがどうなろうと、作品の中においてなんの情報も発生しないし、なんなら駄洒落下ネタ普通にクスッと笑えているのに、延々とこのギャグ面白くなかったという旨のやりとりをされると不毛だし、別にそのキャラがそのギャグをどう受け止めててもいいよ…… と辛かった。

起きている事象面白くて先が気になるところでも、このやりとりが始まると眠くなってしまい、数度寝落ちしてしまうこともあった。

ラストシーンが素晴らしい

未回収の伏線が無いとは言わないけれど、大枠としては綺麗にまとまっている。

この手の物語は「最初」と「最後」が上手く繋がってこそなんだけど、そこがもうバッチリと決まっていて、読んでてそこに辿り着いた時には万感の思いだった。

悲しくもあり、嬉しくもある、一方に偏らない感情を抱きながら最後に至れるのは本当に素晴らしい。

所謂「ここまでの試行錯誤も込みで大事だったのだ」みたいな展開を期待してたんだけど、そこまでの風呂敷は畳まれなかった、ある種狭く閉じたエンディング

なんだけど、ファンサービスとして、エッチオマケシナリオが読めるのも、余韻がぶち壊しな気もするが良き。

特に神奈ちゃん売春を辞めたはいいけど、今度は公園でお外でにノリノリになって準備を始めるくだりは、なんらかの依存症を疑ってしまう気もした。

・さいごに

フォロワーが多くいるのも納得の名作だった。

時間を巻き戻って困難に立ち向かう、という主題ゲーム化することで、繰り返し遊べるゲームシステム物語を融合させている。

勿論、このゲームがそれの初出というわけではないだろうし、これより後のよりブラッシュアップされた作品も多くあると思う。

けれど、そういった歴史的な意義以上に、

ADMSのセーブポイントをやりくりして攻略していく部分、

年上ヒロインたちの魅力、

不変的な家族愛の素晴らしさ、

エグいシーンだからこそ生まれる辛さとそれが昇華していくラストシーンなど、

このゲーム個別に良さが遊んでいて実感できた。

壮大で大河的な物語プレイし終えた後の余韻が素晴らしく、当分の間、寝るときに彼らのことに思いを馳せることになりそうだ。

これで菅野ひろゆきさんのゲームで現行機で遊べるのは全部遊んだと思う。(デザイア、EVEバーストエラー、コレ)

探偵紳士の発売も楽しみだし、ほかの作品リメイクして欲しいなあ。具体的には悦楽の学園。

まずは何にしても、探偵紳士の復活、浅田さんがんばれ!

2022-12-29

[]12月28日

ご飯

朝:クラッカーチーズ。昼:ほうれん草茄子人参、天かす、梅干しうどん。夜:白菜ウインナーしめじご飯たまごキムチ鍋の素で煮たやつ。

調子

むきゅーはややー。じゅうれんきゅうーの2日目。ひたすらにゲームをしてる。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

朝まで遊んでようやく物語が始まった。

いやマジかよ、ここまででプレイ時間20時間超えてるんだけど。

今更何を言うんだって感じだけど凄いゲームだ。(みんな知ってるか)

2022-12-28

[]12月27日

ご飯

朝:クラッカーチーズ。鯵の干物。昼:ほうれん草茄子、天かす、梅干しうどん。夜:白菜ウインナーしめじにんじんご飯たまごカレー鍋の素で煮たやつ。

調子

むきゅーはややー。じゅうれんきゅうーの1日目。

まだ寝足りなかったのでいっぱい寝たので午後から活動をし始めた。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

少ししか遊べてないけど、のめり込んでる。

とはいえ、まだ物語が始まってもいない感じだ。

一応作中で『本編』と呼ばれてるところにはたどり着いてるけど、肝心要のA.D.M.Sについてはまだなんとなくそれっぽいところに宝珠を置いてるだけで何にも有効利用できていない。

2022-11-23

今のツィッターって

エンジニアもかなり解雇してて、イーロンは「ヤバイ実装でもどんどん実験して、ダメならどんどん中止してくぞ」みたいな話をしてるけど、今をチャンスと見ているクラッカーは多いんだろうなあw

2022-11-18

https://mainichi.jp/articles/20221118/k00/00m/020/118000c

とんだ詐欺師だな

破産後に資産の一部をクラッカーに盗まれたってのもフカシで、もともとそんなものは無かったんだろう

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