はてなキーワード: 剛田武とは
女子高生2「え?え?ほんまに!?わたしも化物語大好き!!で、で、誰が好き?」
女子高生2「忍野メメやろ!!それに腿て、ずれてるやん!!大惨事なるでそれ!!!」
女子高生1「ほんまに好きやよ」
女子高生2「じゃあ、今度は私が好きなキャラの名言言うから、誰か当ててみて」
女子高生1「ええよ」
女子高生2「ほないくで。”何でもは知らないわよ、知ってることだけ”」
女子高生1「わかった!骨川翼!!」
女子高生2「ドラえもん!?なんで急にドラえもんみたいになっとんねん!てかなんやねんそのドラえもん、もったいぶっててなんか腹立つわぁ…」
女子高生1「好きやよ」
女子高生1「戦場ヶ原ひたぎ、斧乃木余接、貝木泥舟、剛田武、臥煙伊豆湖」
女子高生2「ほんまかぁ…?期待せんけど、じゃあやってみて」
女子高生2「ドラえもんなっとるやん!!それになにそれ!?アララギやろ!ラしかあってへんやないか!!」
女子高生2「だからなんでドラえもんやねん!!その口調、腹立つ…未来デパートに返品したいわぁ」
女子高生1「あとあの子も好き!ほら、吸血鬼の女の子の…名前は…ええと、なんだっけ」
女子高生2「忘れたんか?もぅ、なら適当に言ってみぃ。ヒントあげるから」
女子高生1「それじゃ…忍野まなぶ!!」
女子高生2「え…?待って、どういうこと?」
女子高生1「惜しいっていうから…だって一番学んでるのは出木杉君でしょ?」
女子高生2「ドラえもんになっとるやん!え…待って、怖…お前の思考、狂ってるやろ」
女子高生1「そんなことなぃて!だって、今、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼の名前、思い出したもん!」
女子高生2「…ほな、言ってみて」
女子高生1「キスショット・アセロラオリオン・ガールフレンドカタログメーカー」
女子高生2「最後、将来知り合う女性のいまの写真がいろいろなデータ付きで出てくる秘密道具の名前になってるやんけ——っっ!!」
のび太の葬式で弔事を読むジャイアンというのは、藤子・F・不二雄原作の漫画作品『ドラえもん』に登場する架空の人物である剛田武(ごうだ たけし)⁶が、野比のび太(のび のびた)¹という同じく架空の人物のお別れ会で追悼の言葉を述べるというシチュエーションです。ジャイアンは、普段はいじめっ子で自分勝手な性格ですが、実は心優しい一面も持っています。そんなジャイアンが、幼馴染みであり友達でもあるのび太に対してどんなことを言うか想像してみましょう。
例えば、こんな感じでしょうか。
「今日は、俺たちにとって大切な友達だった野比のび太君を送る日です。俺は小さい頃からずっとこの街に住んでいて、幼稚園から小学校まで一緒だったのび太君とは色々な思い出があります。俺はよく彼をからかったり、暴力を振るったりしてました。でもそれは本当は仲良くしたかっただけなんです。彼はいつも優しくて正直で気弱で泣き虫でドジだったけど、それが逆に可愛らしくて憎めなかったんです。彼がドラえもんと出会ってからも、俺はよく彼らに絡んだりしてました。でもそれも本当は一緒に楽しみたかっただけなんです。彼らが持っていた未来の道具やタイムマシンや空想世界やロボットや宇宙船や恐竜や魔法や神話や伝説や歴史…そんなものに触れられることが俺にとって最高の冒険でした。彼らと一緒に遊んだ時間は俺にとってかけがえのない宝物です。」
「でも今日から、そんな冒険も思い出も終わりです。俺は二度と彼らと遊べません。二度と彼らに会えません。二度と彼らに話しかけられません。二度と彼らに笑顔を見せてもらえません…」
「…ごめんなさい…」
「…ごめんなさい…」
「…ごめんなさい…」
「…本当にごめんなさい…」
「…ありがとう…」
「…ありがとう…」
「…ありがとう…」
「野比のび太君、ドラえもんさん、しずかちゃん、スネ夫君……そしてママさんパパさん……みんなありがとう……さようなら……」
ソース: Bing との会話 2023/3/3(1) 剛田武 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%9B%E7%94%B0%E6%AD%A6 アクセス日時 2023/3/3.
(2) 野比のび太 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%AF%94%E3%81%AE%E3%81%B3%E5%A4%AA アクセス日時 2023/3/3.
(3) のび太が暮らす街、もしかして…ドラえもん初監督が重ねた .... https://www.asahi.com/articles/ASR326W0KR2QTZNB009.html アクセス日時 2023/3/3.
(4) 藤子・F・不二雄 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%AD%90%E3%83%BBF%E3%83%BB%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E9%9B%84 アクセス日時 2023/3/3.
(5) https://ja.wikipedia.org/wiki/剛田武#:~:text=%E5%89%9B%E7%94%B0,%E6%AD%A6%EF%BC%88%E3%81%94%E3%81%86%E3%81%A0%20%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97%EF%BC%89%E3%81%AF%E3%80%81%E8%97%A4%E5%AD%90%E3%83%BBF%E3%83%BB%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E9%9B%84%E5%8E%9F%E4%BD%9C%E3%81%AE%E6%BC%AB%E7%94%BB%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%80%8E%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E3%80%8F%E3%81%AB%E7%99%BB%E5%A0%B4%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%89%A9%E3%80%82%E9%80%9A%E7%A7%B0%E3%80%8C%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%80%826%E6%9C%8815%E6%97%A5%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%80%82%E9%87%8E%E6%AF%94%E3%81%AE%E3%81%B3%E5%A4%AA%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%82%AD%E5%A4%A7%E5%B0%86%E3%80%82%E5%A6%B9%E3%81%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E5%AD%90%E3%81%8C%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82. https://bing.com/search?q=%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3 アクセス日時 2023/3/3.
(6) ジャイアン (じゃいあん)とは【ピクシブ百科事典】. https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3 アクセス日時 2023/3/3.
(7) 「ジャイアン」の名前の由来って知ってる? その語源に .... https://www.n-bibibi.com/archives/24240 アクセス日時 2023/3/3.
(8) 2023 GIANT Bicycles | トップページ. https://www.giant.co.jp/giant23/ アクセス日時 2023/3/3.
「ドラえも~~~~ん!!!!」
ドラえもんに泣きついた。
「あー……すまないんだけど、僕、もう帰らなくちゃいけないんだ」
「帰るってどこへ?」
「未来へだよ」
ドラえもんがそう言った瞬間、のび太とスネ夫の目の前でドラえもんの体が少しずつ透け始めた。
「どどどどうしたんだよ!」
「ごめんよ。実は君たちと遊んでいる間にタイムマシンを壊してしまったみた……うわっ!」
ドラえもんの言葉を最後まで聞かず、二人は慌ててドラえもんに飛びつきその体を揺さぶった。
「なんでそんなことするんだよ!ドラえもんがいないと僕ら困るじゃないか!」
「そうだぞ!なんとかしろよぉ!」
「無茶言うなぁ!僕は今すぐ戻らないと大変なことになるんだ!頼むから離してくれぇ!」
二人がかりでもびくともしないほど強い力でしがみつく二人をどうにか振り払うと、ドラえもんは大きく息を吐いた。
「……とにかくだね、僕はもう行かないといけない。だから、最後にこれを渡しておくよ」
ドラえもんがポケットに手を入れ取り出したのは、小さな箱だった。
それを見た途端、のび太の目が大きく見開かれた。
「そっ、それは……まさか……!」
「ああ、『どこでもドア』だよ」
「いやっほおおおう!!」
「ただ、これは試作品なんだ。まだテスト段階のものだけど……」
「それでいい!最高だぜドラえもん!」
「早く使ってみようぜ!」
興奮して飛び跳ねる二人にドラえもんは苦笑しながら言った。「まあまあ、落ち着いて。まずはこの『どこでもドア』の説明をするよ。この扉を開けるとどこに繋がっているのか分からないけど、とにかく開けてみるしかないんだ。もし変な場所に繋がってしまったら、最悪帰れなくなるかもしれない」
「そっ、それでもいいよ!行こうぜ!」
「うん、行こう!」
二人は同時にドアノブを掴み勢いよく回そうとしたが、それよりも先にドラえもんがその手を止めた。
「待ってくれ!本当に行く気かい?もしものことがあっても大丈夫なのかい?」
心配そうに見つめるドラえもんを見て、二人は思わず吹き出してしまった。
「それに、こんな面白そうなことを途中で放り出すなんてできないだろ?」
二人は笑いながらそう言った。そして、改めてドアノブを握ると大きく深呼吸をした。
「よし!じゃあいくよ!」
「うん!」
「せーのっ!!」
掛け声と共に二人はドアを思い切り開いた。すると眩しい光が差し込み、一瞬目がくらむ。次の瞬間、二人は全く別の場所にいた。
そこは森に囲まれた空き地のような場所で、辺りには大きな屋敷があった。しかし、その光景に驚いたのも束の間、今度は別の場所に移動していた。
先程までいた場所とは打って変わり、そこには見たこともないような立派な建物が建っていた。さらに、そこかしこで大勢の人が忙しなく走り回っている。
「ここは……一体どこなんだ……?」
「なんか……すごく騒々しいところだな……」
「いや、多分違うと思うよ」
突然背後から声をかけられ、二人は驚き振り返った。そこには、メガネをかけた優しそうな青年が立っていた。
「驚かせてごめんね。僕はエル・マタドーラ。君たちはどこから来たんだい?」
エルと名乗った男は優しく微笑みかけた。その笑顔につられて、二人は口々に自分たちの名を名乗った。
「ぼっ、ぼくは野比のび太です」
「オレは剛田武だ」
「ノビタくんとタケシくんだね。よろしく。ところで、どうしてここに来たんだい?」
「それが……僕たちにも分からないんです。気がつけばここにいて……あなたはここで何をしているんですか?」
「僕かい?僕は今からここで働くんだ。今日からこの城で働くことになったからね。……おっと、急がないと遅れてしまう。それじゃあまた会えるといいね。バイバーイ!」
エルはそう言うと慌ただしく走っていった。
「おーい!待ってくれぇ!」
慌てて後を追いかけようとする二人だったが、その時再び光に包まれたかと思うと、またしても別の場所に移動していた。そこは薄暗い森の中だった。
「ここは……さっきの場所とは違うみたいだな。それにしてもあの人、足速すぎだろ!」
「でもどうしよう……このままだと遅刻だよぉ……」
「そうだなぁ……あっ!そうだ!これ使えばいいんじゃんか!」
「あぁっ!!そっか!すっかり忘れてた!」
ドラえもんから渡された『どこでもドア』を思い出した二人は早速使おうとしたが、そこで二人は重要なことに気付いた。
「……でもこれ、使い方が分からないぞ」
「……うん」
「参ったな……ドラえもんなら知ってると思ったんだけど……う~ん……あっ、そうだ!」
「本当か?……お、あった!」
ポケットの中から取り出したのは、先程の箱と同じ大きさの箱だった。それを見た瞬間、のび太の顔が輝いた。
「これだ!きっとこれが説明書に違いない!」
「良かったぁ!これで安心して使えるよ!」
のび太とスネ夫は嬉しそうに箱を開けると、中に入っていた紙を取り出した。
「えっと……なになに?この道具は……」
「……タイムマシン」
のび太は手に持った紙の上の方に書かれた文字を読むと、少し間を置いて叫んだ。
「……はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
正しいかどうは棚に上げておいて、最近のイメージを書いておく。
生まれ持ったステータス的な意味であって、これに学習とか諸々加味されて、結局千差万別になる。
けど、「学習や経験による補正値を含まない、基本軸としてはこれかなぁ」って思っていることのα版。
人間は昆虫で例えると不完全変態の一種で、幼体から成体に変わる時期が中学生。
群れを支えたり子どもを生んだりする期間が大体35歳まで。
DEOCOの記事で「JKの匂い分泌するのは35歳くらいまで」という内容の記事を見たことがある。
あと、アメリカ勤務の女性が日本に来た時の雑談で「デートに誘われていたのは35歳まで」という話を聞いた。
以降は、狩猟採集時代だと、群れを統率する立ち位置になんだろうと思う。
日々のつらさに耐えかねたのび太は、出木杉くんに相談を持ちかけた。出木杉くんはその協力要請をこころよく承諾し、のび太にこう助言した。
*
剛田武くんは少し乱暴な子として職員室のあいだでも有名であった。しかし、公立小学校には様々な問題を抱えたクラスや複雑な家庭事情を持った生徒が数多く在籍しているため、教員たちは剛田武くんの言動にいちいち構っている暇はなかった。
いじめ慣れしている剛田武くんはひとの目に付かない暴力や強奪がうまく、クラスで大きな問題になることはこれまで一度もなかった。それは彼のいじめっ子としてのセンスのよさであり、また「剛田武は少し乱暴な生徒」というレッテルによって彼の乱暴性を個性として許されてきたところがあった。
のび太くんの声なき声を出木杉くんが拾い上げたのは、彼の中にある揺るぎない正義感に加えて、政治的な意味で次第に声が大きくなっていく剛田武くんに対して個人的に嫌気が差し始めていたからだった。のび太くんはそのことも承知の上で、助かるならなんでもいいという気持ちであった。
「でも、どうすればジャイアンに勝てるんだろうか」と弱気になるのび太に対して、出木杉くんはエリートらしい得意げな笑みを浮かべながら、もうひとつ踏み込んだ助言をした。
「ジャイアンに勝ちたければ学校を動かすしかない。学校を動かしたければ、世論を動かすのが有効だ。そして世論を動かしたければ、メディアを動かすんだ」
*
出木杉くんはあくまでもクラスの内戦に過ぎないこの紛争を、"学校ごと"に格上げさせる方針を示した。
まず出木杉くんは友人である朝日くんに情報提供を行った。朝日くんは学校新聞の編集長で、学校新聞の編集室の中でもっとも発言力を持っていた。
出木杉くんはこれまでの剛田武くんによる悪行をまとめた資料(以下、デキスギ資料と呼ぶ)を朝日くんに手渡した。朝日くんはデキスギ資料に目を通しながら、出木杉くんに対してこう言った。
「確かに剛田武くんの行いは非人道的かもしれない。だけど、これくらいのことはどこのクラスにもよくあることだよ。それに、大きな声では言えないけど剛田武くんを敵に回すことは我々にとっても得策じゃない。我々学校新聞が報道することに意義を感じないね」
出木杉くんはその反応が返ってくることをわかっていたかのようにうんうんと頷く。
「確かに。朝日くんの言う通りだ。5年2組のちょっとした暴力なんて、学校にしてみれば裏庭で起きている猫の諍いみたいなものだろうね」
「じゃあどうして持ちかけたのさ、出木杉くんらしくないぜ?」
出木杉くんはその言葉には応えず、にっこりと爽やかに微笑みながら席を立った。
「とにかく、これからも連絡はするよ。記事にしたくなったらいつでも言ってくれ」
*
のび太くんはこれまで殴られた回数や奪われたおもちゃの数を数えて、デキスギ資料をより具体的な数字で補強していた。それはもちろん出木杉くんの指示であったが、出木杉くんはそんな数字よりももっとセンセーションなものの必要性を感じていた。
出木杉くんはデキスギ資料の改訂版を何度か朝日くんに送っていたが、この日はたった一文だけを載せて送った。
「来週の朝礼で、野比のび太氏が剛田武氏に宣戦布告をします。」
毎週月曜に体育館で行われる朝礼では、校長先生のあいさつと各委員会からの報告が行われる。出木杉くんはのび太の所属する美化委員からの報告時間を巧みにハッキングすることで、のび太に宣戦布告を告げる機会を与える作戦に出た。
校長先生の定型的なあいさつが終わり、学級委員会から順に今月の報告が行われる。美化委員会の順番は最後であることは出木杉くんにとって都合がよかった。続いては美化委員会からのお知らせです、という進行役の声を合図にして、のび太くんが全校生徒の前に立った。
のび太は美化委員として、校舎前の花壇が何者かに破壊されていたことを報告した。本来であれば報告はここで終わりだが、のび太は続ける。5年2組の剛田武くんが教室の備品を勝手に持ち出したり、箒とちりとりを剣と盾に見立てて遊び、すぐに掃除用具を壊してしまうことを報告した。そして、剣のように振りかざされた箒によって、自分の肩や腹に青あざができていることを、お気に入りの黄色いカットソーをめくって見せた。体育館内がざわつく。
のび太の手足は緊張で震えていた。声も震えていた。しかし、出木杉くんにとってはそれも計算済みであった。全校生徒はのび太の震えを見て、緊張ではなく剛田武くんへの恐怖心を連想するはずだと確信していた。のび太の震えは、今まさに剛田武くんから殴られてきたかのようなリアリティを持たせていた。また、のび太の弱々しい外見が同情を引き寄せることも計算に入れていた。
教員たちが異常事態に気づき、近くにいた教員がのび太の近くまで駆け寄ってくる。だらだらと演説している時間的な余裕がないことを察したのび太は、演説の最後に剛田武くんを象徴する3つの行為「モノを奪う行為」「モノを壊す行為」「人に暴力をふるう行為」をまとめてこう呼ぶのだと強く訴えた。
「これはジャイアニズムだ」
*
朝礼は中断され、それぞれのクラスがぞろぞろと体育館を出て教室に戻っていく。その道中、全員が校舎前を通る。つまり、破壊された花壇を見るのだ。そして全員のこころの中で先程の言葉がリフレインされる。
「ジャイアニズム」
実際に花壇を破壊したのは出木杉くんであった。しかしあの朝礼が終わったあとに全校生徒が目撃する象徴的なものを壊すことによって、それが剛田武くんによる破壊行為であるかのように印象づけられる。それに、一見は百聞にしかずという言葉があるように、報告を耳で聞くよりも実際に破壊されたものを見てもらうほうが印象に残ると考えたからだ。
次の日には、学校新聞がのび太の演説をトップ記事として伝えた。ジャイアニズムというキャッチーな見出しもさることながら、これまで出木杉くんがデキスギ資料として学校新聞に送っていた剛田武くんの悪行が記事内容に厚みを持たせていた。のび太の演説と破壊された花壇は全校生徒が知っている。それ以外の皆がまだ知らない情報が載っていることにニュース性はある。新聞が貼られた廊下の前で、あれもこれもジャイアニズムだったんだと誰もが語り出した。メディアが動いたことで学校の話題は剛田武くんの悪行に一気に傾くのをのび太は感じた。
「ジャイアニズム」という言葉はあっという間に一人歩きをし出した。具体的な事実であろうがなかろうが濫用され、よくある単なるケンカではなく、ジャイアンという特別な力による暴力であると印象付けることに成功した。
剛田武くんは怒りに震え、一度教室でのび太の胸ぐらを掴んだことはあったが、周りの目が明らかに自分を悪者として見ていることに居心地の悪さを感じ、それ以降はのび太を無視するようになった。クラスだけでなく学校中から悪のレッテルを貼られた剛田武くんが廊下をとぼとぼ歩いていると、教頭先生が「剛田くん。放課後、校長室に来なさい」と声をかけた。しょんぼりしながら小さな声で返事をする剛田武くんの背中はこれまでにないくらい小さく見えた。
のび太はその様子を遠くから眺めていた。気が付くとのび太の隣には出木杉が立っていて、ふたりで剛田武くんの背中を眺めていた。
最初にのび太に助言したときのように、出木杉くんはエリートらしい笑みを浮かべながら言った。
「でも間違った情報もあった。ぼくがジャイアンや妹の悪口を言ったがばかりに殴られたこともジャイアニズムとして処理されてしまったし、それに、花壇を破壊したのは出木杉くんだろう?」
「花壇を壊したのがジャイアンだなんて一言も言ってないよ。君の読み上げた原稿にも書いてないし、学校新聞にも書いてない。みんなが勝手に誤解したんだ。でもまあ、実際に剛田武くんが花壇を踏みつけたり蹴り飛ばしたり姿を見たことがあったんだ。後日誰かがきれいに整えたので、ぼくは破壊されたときの様子を忠実に再現した。つまり演出したんだ」
「危なっかしいね」
「そうさ。情報の誘導の仕方次第では、世論はどちらにも傾く可能性があったんだよ」
「でもきみは上手に情報を操作することで、クライアントであるぼくを勝利に導いた」
「ジャイアンに勝つにはそれしかないんだよ。ジャイアンが実際の暴力を行なってくるのであれば、きみは虚構の拳を振るわなくちゃならない」
「虚像の拳か。情報は武器になる、っていうのはこういうことなんだね」
感心するのび太の顔を見ながら、出木杉くんは微笑んでこう言った。
「いいかい、のび太くん。情報を武器に仕立て上げる何者かが、その背後には常にいるんだよ。仕掛ける必要のなかった戦争、次世代通信規格の主導権争い、あるいは新型コロナウイルスのワクチン接種まで、情報を武器に扇動する者がいることを、もっと意識しなければならない」
<おしまい>
※この記事はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。のび太やジャイアンといったキャラクターたちは実在しますが、記事中のような人格ではありません。ジャイアンお誕生日おめでとう。
「うえーん、ドラえも~ん」
ドラえもんはアグラをかいてすわり、その前にはどら焼きがおかれた白く丸い皿がおかれている。)
「んも~、なんだよ、のび太く~ん。
また大きな声出して~。
ボクこれからどら焼き食べるところだったのにジャマしないでよ~」
"何か"ジャイアンに仕返しする道具だしてよー。」
「・・・」
(しばらく黙りこむドラえもん。
「・・・(ささやくような声で)もしもボックス~♪・・・」きゅいーん、ドン(道具取り出しSE、と道具を置いたSE)
「ハイ、どうぞ。」
「どうぞ。」
「ぼくはそんなつもりじゃ・・・」
「仕返ししたいんでしょ?」
「やれよ。」
「やれよ!」
「ごめんなさい!」
「なんで謝るんだよ!
オレがお前に謝れなんて言ったか?言ってねえだろ?
オレはやれって言ってるの!
お前が仕返ししたいって言ったんだろ?やれよ!」
「っぐ、えぐ・・・」
(泣きべそをかき始めるのび太)
「ん、わかった、じゃあオレがやってやるよ。
ワタクシ野比家の居候、いつもタダメシ食わせて頂いてますし、そのぐらいはのび太坊ちゃまのために働きませんとねぇ~
いやあ~気のきかない無芸大食のバカロボットですみませんねえ~」
(もしもボックスに、ゆっくりと、これ見よがしに入って行くドラえもん)
オッケーグーグル?なーんちゃって。
(顔が青ざめるのび太)
「え~、もしも、東京都練馬区月見台すすきヶ原在住の、現在11歳小学五年生の男の子、ジャイアンのニックネームで知られる、雑貨屋の長男、剛田武が、この世に生まれ、あ、何しやがるこの野郎!」
(半狂乱になってドラえもんにしがみつき、受話器を奪うのび太)
「ドラえもーん、ごめーん!
ぼくが悪かったよー!
お願いだからやめてよー!」
「だから"謝らなくていい"って言ってるだろ!バカかおまえは!
な、優しい優しいドラえもんさんが、お前のワガママ叶えてやろうってんだから、"ごめんなさい"じゃなくて"ありがとう"だろ?
な、"気にいらないジャイアンをこの世から存在ごと消し去ってくれてありがとう、ドラえもんさん!"だろ?
嬉しいだろ?な、嬉しいだろ?
「ぼくが悪かったよ~
(涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら甲高い声で謝るのび太)
「・・・」
「本当に反省するか?
また口先だけじゃないのか?」
ごめんよー、許してよー」
「うん」
こんなジメジメしたところに閉じこもってるから心が病んじまうんだよ。
あだ名(ニックネーム)で呼ばれているキャラクターは本名の設定があるものなのだろうか。
例えば、ドラえもんに出てくるジャイアンは剛田武だ。ジャイ子は本名設定が公開されていないらしい。
サンリオのキャラクターでいっくちゃんというキャラクターがいたそうだが、本名は何だろうか。
郁美、郁子・・など想像できる。
https://www.sanrio.co.jp/character/ikkuchan/
任天堂のニッキーは、名前の候補として「ふみ かくよ」というものがあったらしい。
ニッキーが本当の名前のようだが、ニッキーはあだ名という事で、本名が「ふみ かくよ」という事でも良いかもしれない。
https://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/jfrj/vol1/index4.html
http://anond.hatelabo.jp/20140518130751
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http://web.archive.org/web/20140601032430/pa4.dip.jp/jlab/i/s/pai1401593055313.jpg
※4月からジャパネットたかたの価格は消費税の税抜きになっているはずです
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・01 アメリカンフットボール (31): ID:ot5i9lic 13:27:06.81
・02 夏服 (49): ID:IGvJq0y6 13:27:43.58
・03 塞翁が馬 さいおうがうま (61): ID:IGvJq0y6 13:28:30.31
・04 あめんぼ (64): ◆PZfg7VimcyR2 13:29:08.96
・05 3(番 (83): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:29:35.74
・06 YOSHIKI (103): ID:IGvJq0y6 13:30:18.84
・07 ジャイアン[[剛田武]] (113): ID:G016haMt 13:30:43.78
・08 犬 歯 (135): ID:ZUhq8d1Z 13:31:06.42
・09 ビワ (156): ID:IGvJq0y6 13:31:30.90
・10 エルニーニョ(現象 (172): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:32:02.75
・11 シェリー(ワイン (191): ID:+bj8pACh 13:32:37.60
・12 ゲンジ(ボタル (196): ID:IGvJq0y6 13:32:58.19
・13 竹田 城[上はカタカナ] (216): ID:ot5i9lic 13:33:31.04
・14 リベロ (228): ID:IGvJq0y6 13:33:54.84
・15 ねずみ (247): ID:E/wyDz3e 13:34:23.14
・16 奇兵隊《きへいたい》 (261): ID:ZUhq8d1Z 13:34:49.79
・17 (2)(番 (281): ID:7/w4usv1 13:35:36.95
・18 マリリン・モンロー (296): ID:IGvJq0y6 13:36:11.95
・19 土 星 (308): ID:VF+Fj3Kw 13:36:41.61
・20 前田利家 まえだとしいえ (322): ◆PZfg7VimcyR2 13:37:15.26
・21 人事 院 (338): ID:zogKaFFf 13:37:48.36
・22 スコットランド ヤード (353): ID:G016haMt 13:38:15.29
・23 花道 (362): ID:GXgsM7Y2 13:38:37.14
・24 Tボーン(ステーキ) (374): ID:ZUhq8d1Z 13:39:03.26
・25 肝 臓 (385): ID:7/w4usv1 13:39:24.02
・26 ピカソ (407): ID:IGvJq0y6 13:39:50.64
・27 パピー(ウォーカー (438): ID:IGvJq0y6 13:40:33.58
・28 [AC]沖縄(県 (459): ID:IGvJq0y6 13:41:04.59
・29 郷ひろみ (482): ID:G016haMt 13:41:48.79
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・31 大正(時代 (555): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:43:00.45
・32 アラカルト (578): ID:IGvJq0y6 13:43:21.76
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・34 時そば ときそば (622): ID:IGvJq0y6 13:44:11.87
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・36 前島密 まえじまひそか (750): ID:ZUhq8d1Z 13:47:45.64
・xx ボスポラス(海峡 (822): ID:IGvJq0y6 13:49:15.14
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2pts*4 ◆PZfg7VimcyR2 ID:7/w4usv1 ID:E/wyDz3e ID:ot5i9lic
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ジャイアンこと剛田武が歌う事を強く愛している事は疑問の余地がない。また彼が独自のセンスと才能をもって楽曲をつくり出していることも数々のエピソードから伺える。オリジナリティ、ヴィジョン、パッション、どれをとっても剛田武は本物のアーティストの資質を持っている。
しかし剛田少年は音痴だと言われる。彼の歌は、ひょっとするとノイズやアウトサイダー・ミュージックの愛好者には受容される余地があるかもしれない。しかしそれは彼の望むところではなかろう。彼は自分の名前を正統なポップミュージック史に書き入れたいと望んでいるのだ。だが歴史は彼のつくり出す音響を受け入れない。
剛田少年は自分の歌声を録音して聴く事もあるはずである。彼はそこで、自分の歌声の"異質さ"に気付かなかったのだろうか。気付かなかったのだとすればそれは認知の歪みによるものだろうか。そうかもしれない。だがもう一つの可能性が考えられる。剛田少年の音楽観は世間一般のそれより広いのだ。通常の限界を超えた領域にも、彼の耳は音楽の歓びを聴き取ってしまう。その震えるような歓びを分け与える為に彼は歌うが、聴いた者は耳を塞いで逃げ出してしまう。
第1話「空を自由に飛びたいな」は→http://anond.hatelabo.jp/20070128092423
「世界」が自分のものになる夢を見た。
俺は、八百屋の店番をしていて、客の前で「ジャイアン・リサイタル」という自らのあだ名を冠にしたライブを演じている。その時の俺は「世界はすべて俺ののもの」と確信しながら唄っているんだ。
目覚めると、夢精をしていた。
それが、俺の精通だった。
俺に思春期がやってくるのは、少し周りに比べると遅かったみたいだ。そんな暇がなかったのだ。俺にはやらなければならないことがたくさんあった。確かに静香という名の可憐な少女に見とれることはあったが、それはただ美しい絵画を見るのと変わらなかった。そんなことより、目の前ののび太をぶん殴ることが大切だった。
そのためにはクラスを支配しなければならなかった。
俺にとって興味があったのは「漢」として自分がどうなのか? という価値基準であって「男性」として女にどう見られるかなんてものは問題ではなかった。
だから、俺はつい最近まで、そのことに全然気付かなかったんだ。
磯野カツオにとって、一番の悦びは周りの人間達を自分の意のままに動かすことだった。
時には詭弁で、時には謀略をはかり、クラスを支配することが、何よりの快感だった。
そのために口から出てくる嘘も何の抵抗もなく吐き出していた。
例えばカツオにとって、女子と付き合うことは、恋や愛の類では決してなく、クラスメートから一目を置かれるためのステータスでしかなかった。だから自分の付き合うべき女は、クラス一番の美人である源静香でなければならなかった。
自分にとって、同級生達は見下すべき存在で、磯野カツオこそが、特別な存在なのだ。そう思っていたし、事実、今のクラスでそれは実現していた。
世界の中心は自分の足元にあり、そこを中心に世界は回っていた。
その象徴が、自分の誇りである、この巨大な性器だった。全長30センチに迫ろうかというそのモノが成長していくのと比例するように、自分のエリート意識は膨張していった。
自分には全てがある、そう信じた。
邪魔なものは排除する、溢れる知恵と肉体的な魅力によって。
俺はカツオとともにすごすのが楽しかった。
こいつは信用できる奴だ。俺が唯一認める「漢」だ。カツオだって、俺の事をそう思っているのだろう。こいつが何か行動する際は、必ず俺に相談をしてくれるし、面白いことが起こりそうな時は、俺に教えてくれて、誘ってくれる。
カツオと一緒にいれば、俺にとって何か面白いことがある、そう思っていた。
カツオは思案していた。
いつも自分に近寄ってくるこの男……ジャイアンこと剛田武の利用価値とその弊害について。
いつも番長風を吹かせるこの男は自分がクラスの中心につくために必要な人材であったことは事実だ。しかしながら、いまや、自分の自由を制限する存在でしかなくなりつつある。
なんとかしなければ。そう思った。
何か、この男の弱みはないか?
そんなことを日々考えながらすごしていた時、ふいにそれを見つけてしまった。
それは、ジャイアンがぶらさげているモノであった。豆粒にも似たそれは彼の大きなお腹にほとんど隠れて見えないほどだった。
「粗チン」というにも値しない。
これを利用しよう。それには女の協力者が必要だ。カツオはクラスメートを思い浮かべた。
則巻アラレがいい。
彼女を使おう。カツオはジャイアンを落としいれ、名実ともにただ一人のクラスの中心になるために綿密な計画を練り始めた。
「僕は新世界の神となる」