「コピバン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: コピバンとは

2024-09-30

趣味劣等感入口になっている



音楽を聞くことが好き。

けど俺の好きなアーティストコピバンをしている人には劣っている。趣味としての在り方も、たぶん愛も。

好きなアーティストライブも行けないしな。てんかんから光の明滅が見れないんだ。

絵を描くことが好き。

けど俺より絵が上手い人なんて星の数ほどいる。そもそも趣味にしてます、って言えるくらい上手くないし、描く時間も足りてない。見た人をちょっと不快にさせるレベルの絵しかかけないんだ。

行ったことのない店や場所に行くことが好き。

けどインスタとか見てたら友人は、俺より多くの給料をもらって色んな県を巡ってる。俺は所詮県内で、同じ方言で同じお土産ばっかり売ってる場所を巡っている

キーボードを弾くことが好き。

けど作曲なんて出来ないし、俺より上手い人なんてごまんといる。あとバンド組んでその中で活躍してるキーボードの方がカッコイイし、趣味として成り立っている。

こんなところでボヤいてないで、もっと意味のあることをしろよ、って感じだよな。

なのに行動力がないんだ。人に言える趣味もなく、YouTube shortダラダラしてる人の日常だ。ガクチカとか聞かれたら詰んでた。

ずーっと好きなことをしている時も劣等感が付きまとっている。

どうしたらいいんだ。行動すればいいだけなんだろうな。

2024-02-01

彼氏は私の好きな曲をだいたい好きじゃない。

私は彼氏の好きな曲をだいたい好き。

彼氏は私の好きな曲をだいたい好きじゃない。

彼氏が紹介してくれた曲を私はだいたい「いいな」と思うし、必ずそれは人気曲だ。

歌詞は凝ってる。いい言葉がたくさん並んでる。多分演奏技術も高い。最近の歌って感じ。

世間一般に受けていて、それを私はまっすぐに「いい曲だ」と思う。

それに対して私が好きになる曲はだいたい多分うるさいだけ。

安っぽい歌詞。まっすぐに心に届く言葉だと思うけど単純、ありきたり、ときどき下ネタ

私が知る頃には、とっくの昔にバンド解散していることもある。

たぶん大体の人が知らないし、一回聞いただけじゃ絶対「いい曲だ」とは思えない。

しかしたら一度も「いい曲だ」と思えない。


彼氏に好きな曲紹介するの悲しくなるだけだからやめたほうがいいってわかっているのに、

私の好きなもの彼氏に知ってほしくて、

いつも曲を勧めては、

首を傾げられて、

ちょっとよくわかんないかも」

「いつも意味わかんない曲聞いてるよね」

「〇〇ちゃん変態ちゃんなんだね」

って苦笑いされる。

あなたに重ねて、涙して聞いていたラブソングに、そう言われて終わり。

カラオケで、彼氏は私が歌う知らない曲を、スマホをいじって聞いている。

スマホスピーカーを耳に当てて曲聞いてる。

発声練習とかして叫んでる。

そして私の歌の間奏を狙ってべろ突っ込んだキスをしてくる。

私があなたみたいにギターを弾けて、

私があなたみたいに有名バンドコピバンライブステージの上で披露できるくらい

歌を上手に歌えたら、

この曲の良さをもっと伝えられたかもと思いながら、

私は大好きで意味不明な歌詞をいつも早口で歌ってる。

人の趣味はそれぞれって当たり前のことをわかっているのに、

私の好きなものに対するあなたの熱が

結構冷たくて寂しいんだよ。

でもだからといって、

私の好きな曲をあなたが私より上手に歌っていたら、

きっと曲を寝取られたような気分になるんだろうな。

から

私の好きな曲をカラオケで入れたときに、

右上に出る曲のタイトルを見ながら、

あなたのその歌声の合間に

「その選曲最高」って、笑顔で振り返ってほしいだけなんだと思う。

それは相当贅沢な願いなんだって、知っているけど。

でもせめて、

私が好きな曲をイヤホンあなたに聞かせている間は、

安っぽくて意味不明な歌詞

ちゃんと目で追ってほしいな。

その間だけは、

私が好きな曲に向き合ってほしいな。


ドライブ中もカラオケでも、

私のどんな好きな曲も聞かせないようにするから

2023-06-21

いわゆるクラシック音楽他人の書いた曲を演るけど、コピバンも同じ事なのにバカにされがちというか、お遊びとして片付けられがちなのって何なんだろうね。

カバー歌手とかもちょいちょい流行るけど、どうにも一過性ブームになりがちに見える。

まあ原曲でええやんってなるからな。

答え出ちゃったな。

ベートーベンバッハ原曲へったくれもないし、曲を書く事とプレーヤーがそれをやる価値が分かれてるのか。

あんまり知らんけど、古典落語歌舞伎の「型」の話もそういう事を言ってるんだろうか。

クラシックは誰に向けて書いたのでもない曲をプレーヤーが各々解釈するけど、バンド自分らで書いた曲を自分らでやる事に重きが置かれて、人の曲の演奏だけやるのは片手落ちみたいな扱いになるのかな。

バンドメンバー自分たちの音を考えた上でフルオーダーした曲を他人がやってもね、みたいな。

でも聴く側ってそんな漠然とした芸術哲学考えてるか?

おれの場合は単に慣れが大きい気がする。初めて聴いた音源を親だと思う習性があるから

その辺の話だけで説明のつく事でも無いような気がする。

じゃあいわゆるシンガーソングライターではない、歌うだけの歌手はただのカラオケ野郎なのかよ?って事にもなるし。

自分もそう思ってる節が無い訳でもないが……

もっと突っ込んだ話をしていくと、メインカルチャーサブカルチャーと差をつける理由って何よ?みたいな所に行き着きそうな気がする。

歴史があれば高尚か?時が普遍性証明するから

クラシックかいう雑な括りをするけど、管弦楽(等)と言い換えれば別に古い事がアイデンティではないのだし、今だっていくらでも曲は書かれてる。

ロキノン内省的な歌詞とかだって100年後の10代も 同じ事考えてそうなもんだけどね。

時流だけで決まらないのなら、それぞれを分かつ要素が何かある?

まあなんにしても、他人の曲に乗っかるだけのやる気ない奴は本家劣化コピーしかならない。

音楽に本当の愛(本当の愛とは……)が無いならやるだけ無駄

みたいな根性論邪推を垂れる音楽一家ジジイにはなりたくないな。

勇気を出して出た文化祭で、ナンバガとかスーパーカーとかやって順当にシラケたオタク少年の肩をポンと叩いてみてえよ。

2023-04-29

人間の構図程度のトレパクに異常に厳しい連中がAIコピバンザイこれはもう受け入れるしか無い!

ってどういうバグなの?アホなの?

2022-10-23

コピバン

ロックバンドやってる友達が、クラシックの連中はコピーしかやんないから駄目。やっぱオリジナル勝負しないとって言ってた。

2022-05-30

若者プログレなんて聞くな(追記あり

プログレッシブロックというジャンルをご存じだろうか。いつぞやかのジョジョEDTo be Continuedのアレである。まあこれだけだといくら何でも説明不足が過ぎるのでもう少し一般化して言うと「60年代後半~70年代前半に出てきた当時のロックから逸脱しているバンド及びそのフォロワー達がやる音楽である。具体的なバンド名はググればいくらでも転がり出てくるので割愛させて頂くが、もう数年前とはいえアニメED(かつネットミーム)になったり、様々なバンドが影響を公言していたりと割と触れる機会がぽつぽつある上、最近ではSpotifyYoutubeで気軽に聴ける環境が整っているので、なんとなく手を出してみようかしらん、なぞと思う人間ももしかしたら居るのかもしれない(多分そうそう居ない)。しかし、率直に言って若者はこのジャンルを聞かない方が良い。

以下、何故プログレを聞かない方が良いか書きなぐっていく。

1.若者が聞いてない

ぶっちゃけこれに尽きる。若者は誰も聞いていない。本当に聞いていない。たとえ聞いてても本当に少数の痛い奴しか居ない。試しに周りの友人に「King Crimsonが~」なんて話かけてみよう。殆ど相手は「何それ?」となるかジョジョスタンドの事だと思うだろう。

若人が集う音楽の祭典である夏フェスラインナップを見てみよう。プログレバンドが一つでもあるだろうか?それが全てだ。他のジャンルと比べコミュニティもないしイベントもない。あってもジジイしかいない。プログレばかり聞いてると普通友達音楽の話は一切できなくなる。

2.ジジイはむっちゃ聞いてる

しか若者が聞いてない分ジジイはよく聴いていることが多い。プログレの話をすると嬉しそうにすり寄ってきてこちらが聞いても居ないことを延々語りだすおじさんが場所を問わずごまんといる。そういうジジイはなまじプログレが今よりもう少し盛り上がってた時期を知ってる分こちらの知らない情報体験しえない事でマウントを取ってくるのであるプログレハラスメントプロハラだ。○○の初来日を見に行きましたとか、知らんわ。だからなんだよ。自慢か?お前に××の何が分かる!うるせえよ、好きで悪いかよ。多少自分知識で話をしただけなのになんで説教されねえといけねえんだよ。

ライブに行っても凄まじい加齢臭プログレ専門のCDレコードショップに行っても後頭部が寂しい方々しかお目にかかれない。その上一人で店内BGMの拍子取ってるような連中だ。想像しただけでも嫌になるだろう。

3.演者ジジイしかいない

ジジイしかいない。海外アーティスト来日公演は高齢者ステージ上でポックリ行かないか見守る会となる。日本バンドでも若者殆ど居ない(大概近しい音楽性があったりするマスロック界隈に流れる)。間違ってもアーティストイケメン美女を期待してはいけない。演者ジジイ、客もジジイ演歌の方がもう少し新陳代謝あるぞ。

4.ジャンルとして死んでる

先進的」と冠するジャンルのクセにぶっちゃけ活動してるバンド殆ど大御所という名のやたら豪華なコピバン既存の焼き直し(ミックス等の音作りの方向性を変えただけで内容的には昔の何らかのバンド殆ど同じ)ばかりだ。全てではないとはいえ8割そうと言い切ってもよい。完璧名前負けしてる。

たまにプログレ自称しない若手アーティストの複雑な曲をプログレ的と形容したりするが、ぶっちゃけやめて欲しい。下手にプログレなとどいうラベリングをしたが最後ジジイジジイを呼ぶ界隈に取り込まれ、ついぞ日の目を見ることが無くなる可能性もある。

5.長い

長い。展開がキモイ。曲の長さは6分くらいが普通世界1020分30分40分平気であったりする。出だしから数十秒が勝負とか言ってるストリーミング社会で平気で5分イントロに使う。延々と不穏なノイズ流れる最近ギターソロを飛ばす若者の話取り上げられていたがこのジャンル場合飛ばすと半分くらい消え失せるしそれでもまだ5分残ってたりする。隙間時間ちょっと聞こうとしても歌にたどり着かないなんてことも平気である。(そもそも歌が無かったりもする)

若いうちにこんなジャンルに身を委ねたら最後休日CDめぐりネット上のデータベース漁りに消えるし、およそプログレしか聞かないようなシンセの音に興奮したりすることになる。仲間が居ない故の痛々しい選民意識が芽生えたりする。会話の種はどんどん消え失せる。ジジイにはプロハラを受ける。

俺はもう駄目だから、せめてこっちには来ない方が良い。

追記

初めてここに文章投げてみたら思いの他ウケてるようでビビった。なんだかんだみんなプログレ好きなんだな。(スペルミスは許してほしい)

人間椅子はプログレッシブ要素があるというだけであくまハードロックバンドとして活動しているのでちょっと違うかな…ここでいうプログレバンドって百景だのエレアスだのKensoだの新月Novella一派の残党だの「プログレです」と活動してる面々の事で、そのへんのバンドって同じ界隈で集まる事はあれどいわゆるジャンル横断系のフェスには全く出てこないよな…という

偏見が過ぎるというのはその通りだし、少しでも変な文章にしようと誇張したところは多々ある。(しかし某連盟BGMの拍子をとっていたオジサンは紛れもない事実だし、なんなら俺も取る)多少の間違いを無視して何事も言い切ってしまった方がウケが良いという嫌な目論見もある。近年出てるバンドにも素晴らしい物は数多くある。とはいえそのバンド群は所謂プログレメタルだのポストプログなどの方向だったりすることが多く(偏見)、「プログレ」の語りを始めるとどうしても70年代UKの話ばかり出てきてしまうというのが現状な気がする。するとおのずと聞き始めもそのへんになり、ある程度掘ってもそのへんにずるずると居続け…って俺の経験一般化しても、って話かもしれないが、「プログレ」でググってKing crimsonの前にAnimals as LeadersとかThank you scientistの記事が出てくることがそうそう無いって事実もある。

というか一切の偏見を持たずに音楽聴くジャンル認識する事って異常に難しいよな。音楽ジャンルを定める事それこそが偏見の始まりのような気もする。

2021-04-28

弱者男性論】低収入アラフォーでもモテる方法

結論から先に書くと、バンドマンモテるバンドを組め。

収入フリーターアラサー、あるいはアラフォーでも、つまり弱者男性でもモテる。それがバンドマジックだ。

バンドマン恋愛パターンはこんな感じだ。

まっさきに思いつくのがバンド恋愛

ボーカル女の子メンバーができてるなんて話はよくある。

面倒そうでおすすめこそしないが。

あるいは対バン(共演者)やお客、スタジオ店員ライブハウススタッフ等とできちゃう話も「あるある」だ。

だいたい、バンドマンという生き物は打ち上げが好きだ。

ライブ後の打ち上げという行為アマチュアが集まって演奏した後の合コンだと思ってくれて構わない。

いくばくかのライブノルマ(ホールレンタル代)を払え。

そうすれば趣味の合う若くて寂しい異性と自然マッチングできるというわけ。

そして真実を話そう。

別にプロ志向である必要はない。楽曲オリジナルである必要もない。

さらに言うと、演奏が上手い必要もない。

新規参入簡単だ。行け。

から楽器を始めるならドラムがいいだろう。

ドラムはいつの時代でも不足している。

ギターボーカルをやりたがる人は有り余っている。やめとけ。

ベースは重いし目立たない。やめとけ。

キーボードは高いし、DJ音楽センスコネ必要だ。やめとけ。

その点ドラムは叩ければよい。

初期費用にかかる機材代も安い。

YouTubeでテキトー初心者向け教則動画を観ろ。

スタジオで備え付けのセットで個人練習しろ

1ヶ月もあれば高校生文化祭でやるような

ミスチルブルーハーツジュディマリコピバンくらいはできるだろう。

それで十分だ。

そもそもドラム打楽器だ。

合法的に物を殴りまくれる。

デカい音が出る。

ストレス解消にもってこいだ。

太っててもいいのも強い。

ドラムならデブでもいいという不文律がある。

そしたらメンボ(楽器屋でもネットでも色々ある。探せ。)で人と合え。

相手はおまえのオリジナリティなんぞ求めてない。

ドンパンドンパン叩けてスタジオ代を折半できる人間なら十分だ。

CDが売れなくても、世の中には音楽をやりたい人が多い。誰かと一緒にしたがる人と出逢え。なるべく下心を隠せ。

ヘタでもいいと言ったが、別にKing Gnu東京事変のようなバカテクバンドをやろうとしなければの話だ。

好き嫌いがないなら歌ものにしとけ。

うっせぇわやYOASOBIみたいなのあるだろ。

メンバー募集の掲示板を見ればいっぱいあるだろう。好きなのにしろ

あるいはアコギピアノに合わせてジャンべ(パーカッション)を叩くでも良い。

弾き語りしてる女の子は寂しがりだ。

ただ、客になるな。下に見られる。

関係者になれ。

とにかくバンドを組め。

バンドを組めばモテる

キモくて金がないおっさんことアラフォー弱者男性でもモテる

コロナ禍で他のバンドだってライブ練習もできてない。条件は一緒だ。

ただ、これは東京都の話。

山陰離島でこの話が通用する保証はない。

30万くらいためて上京しろ

家賃の低いワンルームを借りろ。

ニトリイケアに行け。高円寺に住め。

結論をもう一度書くと、バンドマンモテるバンドを組め。

2020-11-14

マックスバリュで流れてるドラえもんの歌がなんか変だった

歌ってるのは堀江美都子じゃないし、ドラえもんの声も大山のぶ代じゃない。

なんかおかしい。

著作権かなんかの事情モノマネ名人コピバンが歌ってるのか?

…に、しても、なぜマックスバリュ???

2018-03-22

anond:20180322170345

高校生くらいにコピバンやって、その後やらなくなって就職して結婚して子供が生まれて、その子供が大きくなって、数十年ぶりに復活するというのが最近多いそうです。だから、すごいブランクがあるのでとてもヘタクソなんですよ。

オリジナルでずっとやっている人は基本オリジナルしかやりませんね。仮に曲をカバーするとしてもちゃん自分達のフォーマットにしていますね。そういう人は年とってもかっこいい人が多いですが、圧倒的に老人臭する人が週末のスタジオでは多いです。

anond:20180322165902

若いころからコピバンしかやったことない層が集まってるんでしょ?

若いころからオリジナルでやってきた連中は年とってもコピバンなんかしない。(はず)

2017-06-16

BUMP OF CHICKENの好きな曲

BUMP OF CHICKENというバンドがある。chikenではない。このバンドファンだったおかげで、中学生の頃の英単語テストスペルを正しく覚えることができた。そういう意味では学業に貢献しているバンドであると言える。

俺は中学の時にCD貸してくれたやつがいて、そっからハマっていった。

そっからまあ色々あって、車校でたまたま知り合った奴らとBUMPのコピバン作ったりして、ライブハウスで歌ったりもした。すまん嘘だ。俺はドラムだったから唄は歌ってない。ライブハウスでポコチャカやったりしていた。

もちろん、ライブにも行った。ファンから「チャマ」って呼ばれてるベースの人(直井さん)がいるんだが、ずっとピョンピョン跳ねてんの。ずっと跳ねてて演奏できるんだから、やっぱプロすげーなとか思った。あと同じドラムスとして、ドラムの升って人に注目してたんだけど、MCとかでも全然しゃべらなかった。無口なのか。

で、ライブ行ったりすると分かるんだが、BUMPって熱狂的なファンメチャクチャ多い。他のバンドライブにも何度か行ったし、他のバンドにもそりゃあ熱狂的なファンはいるんだろうけど、BUMPはちょっと多すぎだろってぐらい多い。俺が行ったライブ会場では、終わった後に「フジくん(※ボーカルの藤原さん)の声がきけたよぉ~」「藤君ありがとう~」とか言って泣いてるやつメッチャ多いの。泣くとかじゃなくて号泣。こう言っちゃ何だが、宗教の信者ってこんな感じなんだろうなって思った。その後ネットで「ファンが痛いと思うバンド」堂々の1位を取ったという事実を知り、さすがの俺もちょっと泣いた。・・・ウソである。涙なんか見せないんだから!

(※現在はさすがに挙がってないと思う。調べてないが。当時は他にRADとかエルレとかの名前もあった。両方好きだった俺はさらに泣いた。)

まぁだから、ネット上とかで宗教戦争かってぐらい荒れてるのよ。もう完全に荒野ですよ荒野。「ヒャッハー!」とか言ってモヒカンが新参のファンから種もみを強奪とかしてんの。なんだよそれ世紀末救世主伝説かよ。藤君はケンシロウかよ。でも聖飢魔IIサイコーだよな。お前も蝋人形にしてやろうか!

いやもちろん良識のあるファンが多いって事は知ってる。黙々と子供たちの為に井戸を掘ってるババアみたいな聖人も多い。嘘つけお前、お前のようなババアいるか。違ったそっちは聖人じゃなかった。ラオウの手下だった。井戸掘ってるのはトヨだった。バット最後だ、母さんと呼んでやれ・・・。母さ~~~~ん!!(号泣

まぁ読んでもらってだいたい分かってもらえたと思うが、良識のあるファンは多い。

そんな中、迂闊に「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんてものをネットに書こうものなら、火薬庫火遊びしてるほうがまだ安全である。それどこのバルカン半島だよ。第一次世界大戦勃発かよ。

俺がもし「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんて凶弾をサラエボ事件よろしくネットにブチかますと、世界大戦は起こらないかも知れないが、即座に「はい開示」→「自宅本名特定」→「コラ素材化」→「一生ネットで晒し上げ」のKRSW弁護士コンボをキメられる事はほぼ確実であり、それを避ける為にもBUMPファンは皆一様に口をつぐみ、例えBUMPファン同士の交流の場であったとしても、暗黙の了解のうちに「BUMP OF CHICKENの好きな曲って何?」等という愚かな問いかけはしない。そんな問いかけをした途端に、指をパチンと鳴らし「そいつオフパコの為だけに参加したエセ野郎だ、連れていけ」と、部屋の外に引きずり出される光景を俺は何度も見てきた。ああはなりたくない。・・・ウソである。俺も何度か引きずり出された。

そんなこんなで、全国に数多存在しているであろうBUMPファンは、息を潜めつつ各地に潜伏している。

諸君!BUMPを心から愛する良識あるファン諸君!諸君らはそんな事でいいのか!!真に良識あるもの、優良たるものが虐げられ、悪逆非道の限りを尽くす浅薄な似非BUMPファン気取りが跋扈する、そんな世界でいいのか!!!

否!!断じてであるッ!!優良が蟄居し、劣等が跋扈するこの世界は、剛毅果断、改革されねばならない!!彼ら劣等は、諸君ら優良による支配でのみ安息の日々を得れると言う事実に、気付かなければならないッ!

奴ら蒙昧な愚民共が自ら気付くことができないというのであれば、我々優良の手をもってして、奴らの蒙を啓いてやらねばならないッ!!(唾を飛ばしながら)

・・・ああ、こうやって扇動する奴がいるから、世界は戦争になるんだなあ、と一瞬だけ考えた。三歩歩いたら忘れた。歩きながらこれ書いてる。・・・ウソである。実際には家でダラダラしながら書いてる。


それにつけても、BUMPの話がしたい。BUMPの好きな曲とか好きな理由とかを思いっきり書きなぐって、

「お前こんなの好きなのかよ!分かってねーな!」

「じゃあお前はどんな曲が好きなんだよ!」

「俺が好きなのは・・・ハイブリッドレインボウ』かな」

「pillowsのカバーじゃねえか」

「違いますぅー、ミスチルカヴァーですぅ~。ってか君、『カヴァー』の発音悪いね」

とかやりたい。でも個人を特定されるのは避けたい。あとカバーの発音とかどうでもいい。日本に20年以上住んでる米国人の知人は、日本語で会話するときは日本人と同じ発音で話してた。俺が「外人ってさ、日本語で話す時にもっとガイジンっぽく発音しないの?トマトをトメーイトゥ、とか、タマゴをタメーイゴゥ、とか」って言ったら、怪訝そうな顔で、「タマゴは日本語でしょ?」って言われた過去を思い出した。・・・ウソである。出典はネットコピペで、俺の実体験じゃない。


・・・と言う訳で、俺の「BUMP OF CHICKENの好きな曲」を書いていく。理由も書く。ランク形式にしたほうが「なんで〇〇が10位なんだよ!ふざけんなよ!」等とより世紀末っぽくなるかなとヨコシマな考えが浮かんだりもしたが、途中まで考えてやめた。漫画とかゲームとか映画とか、よく個人ブログで「本当に面白い、私のオススメする漫画ベスト100ランキング!」とかやってるけど、71位と72位の差がどこにあったのかが気になって夜も眠れなくなった事があったので、ああいうのは本当に止めて欲しい。あとこういうアフィリエイトが目的なだけの互助会クソブログGoogleランキング上位にあがってくるのが本当に害悪でしかないし、そういうブログエントリに限って中身が薄い。サジェストも汚染されるし、あれで得するのって金儲けしてるクソ互助会連中だけじゃねえか。こっちはただ単純に面白い作品知りたいだけなんだよ。あと順位は固定なのかよ。変動しないのかよ。年月とか気分とかでそんなもんいくらでも変わるだろ。互助会連中もブクマで「参考になりました!」とか「いつも素晴らしい記事ですね!」とか、お前らそれしか言えねえのかよ。せめて「〇〇好きなら、ランキングにはないですが△△もオススメですよ!」ぐらい書いとけよ。amazonのアフィリンクでも添えてくれればゴミ度合いが増して尚良し。


BUMPは隠し曲も含めてほぼ全部好きなので、現在音源がリリースされてる全ての曲の好きなところとかを書いても良かったんだが、冒頭の「俺とBUMP」にちょっと行数を使ってしまったので、5曲ほど書き連ねたい。




■リトルブレイバー

BUMP OF CHICKENというバンドインディーズレーベルデビューした際のアルバム、「FLAME VEIN」の中の1曲。

映画や音楽業界では、よく「デビュー作品には、すべてが詰まっている」と言われる。完全に首肯する訳ではないが、何かのきっかけがあってファンになったアーティストの作品群を聴いていくと、「これいいな」って曲がデビューCD収録の曲って事はまれに良くある。

バンドでも映画でも漫画でも、「表現手段として自分にはこれしかないから、これで発表した」っていうのはあるんじゃないだろうか。別に「カネ!名誉!オンナ!」が動機でも作品が良い物であれば一向に構わないのだが、特に若い頃って「なんだかよく分からんがとにかく俺はこんな感じのなんか俺的にスゲェイケてる何かをやりたい!!」みたいな、思春期特有のモヤモヤとかがあるじゃん

で、行動力があるやつはモヤモヤしてるだけじゃなくて、実際に行動する。液タブ買ってきてpixivに絵をアップしたり、大学の映研に入って自主制作でなんだかよくわからん作品を撮ったり、楽器もできやしないのにバンドを組んだりする。そんな感じだから、初期のころの作品にはその人の「やりたいこと」が詰まっている、という理論は分からなくもない。

BUMPも御多聞に漏れずそんな感じだ。今リトルブレイバーを聞くと、最近の楽曲と比べて演奏技術面での拙さが目立つ。だが、そんな事はお構いなしに、BUMPの、メンバーの、藤原の、「俺の曲を聴いてくれ!」って感じが伝わってくる。後発の「グロリアスレボリューション」あたりの楽曲でもそうだが、原始的と言うかなんと言うか・・・。英語だと"primitive"って単語が一番しっくりくるが、聴いていてとても心地良い。




リリィ

インディーズ2枚目のアルバムTHE LIVING DEAD」の中の1曲。

BUMP藤原の書く歌詞は各方面から好評を多々得ている。(ちなみに、BUMPの楽曲はほぼ全て藤原が作詞作曲している)曰く、山田かまちの再来だとか、叙事詩であるとか。ミスチル桜井さんも、「メンバーに入れて欲しいぐらい好きだ」と公言している。

BUMPの曲(歌詞)には、「モノガタリ的」なものがいくつかある。ストーリーラインのようなものがあって、登場人物的なものがあって、結末がある。「モノガタリ的」なBUMPの曲で一番有名なのは「K」という曲だろうか。Youtube等で、有志の作成した動画を見た事がある方も多いのではなかろうか。公式では「カルマ」という曲は人形劇としてリリースされているが、こちらもモノガタリ的な曲として挙がることが多い。くそっ、それにしてもニコル見つからねえ・・・

そういった点から、「叙事詩的」と言われることも多いBUMPの楽曲の中で、俺がオススメしたいのが「リリィ」だ。

ストーリーラインはこうだ。バンドボーカルっぽい男と、その彼女らしき女性の話。男には色々と苦悩があるようだ。

これが藤原自身の話かどうかは知らない。

続きは歌詞を見ながら聴いてもらえばいいとして、この曲の中で俺が良いなと思っている点は、「歌詞が荒い」「言わない」の2つである

まず「歌詞が荒い」点。「出てこい!ウソツキめ!」とか、「ブチまけた」とか、最近のBUMPの楽曲ではなかなかお目にかかれない荒々しい歌詞が並ぶ。これが男の苦悩している様子が伝わってきて良い。もっと言ってしまうと、伝わりすぎて辛い。対する女性側に関係する歌詞が終始穏やかなのも対比としてより一層深く伝わってくる。

もうひとつの「言わない」点は複数ある。例として歌詞をいくつかあげるが、JASRACさんお願いですから個人の特定とか使用料請求とかやめてください。何でもしますから!

膨れたポケット 裏返すとホラ 出てくる弱音の数 一日分想像つくかい?

「実際に弱音という物質がポケットに入っている事態は想定し難い」とか、そういう部分はどうでもいい。「お前に俺のポッケに入ってる一日分の弱音の数が想像つくか?」という問いは、「弱音が多い」という事である。だが、「弱音が多い」とは言っていない。まあ比喩表現のある歌詞なぞ世界にゴマンとあるだろうが、藤原の書く歌詞は、(特に叙事詩的な楽曲において)絶妙なシラブル数と相まって、いわゆる「世界観の構築」に一役買っている。

強がりの裏のウソを 放った ブチまけた

終電を告げる放送 慌てて掛けて行く人 右手に君の左手 もう放さなきゃ

「ブチまけた」後、場面がいきなり「終電を告げる放送」になる。その間に何があったのかは言わない。

思うに、日本語と言う言語は表現力に優れている。同じような事でも、微妙な差で違う表現にする。おそらく皆は普段は気にしてないだろうが、「見る」という表現だけでも、「見つめる」「眺める」「観る」「見上げる」「見渡す」「見通す」など多岐にわたる。こと表現力という方面において、日本語に比肩する言語はそうないだろう。

藤原の歌詞からは、そんな日本語表現力を存分に味わえる。




■Stage of the ground

メジャーデビュー1作目のアルバムjupiter」の中の1曲。

一般の人に「BUMPと言えば」と問うと、「天体観測」という答えが多く返ってくるかと思うが、当時は「天体観測」で爆発的ヒットを飛ばしインディーズバンドが移籍し、メジャーデビュー後に満を持して放つ渾身の1枚!って感じだった。・・・らしい。

「らしい」というのは、当時の俺はBUMPどころか音楽を全然聞いてなくて、ずっとポケモンばっかやってたからである。この話は熱心なBUMPファンから聞いた話なので、当時の「世間一般の」空気感としては間違ってるかも知れない。でも、そんな俺でも一応「天体観測」という曲があって、英会話講師並みにオーイエーアーハンって言いまくっているというのは知っていた。一応補足しておくと、「天体観測」もjupiterの中に入っている。

BUMPの選ぶ言葉には「jupiter」「天体観測」「COSMONAUT」「プラネタリウム」「orbital period」等、宇宙的な・・・もう少し正確に言えば、「宙的な」用語が多く並ぶ。ここまでアピールしておいて宇宙が嫌いという事はないと思うが、「Stage of the ground」をそう言った視点で聴くと、なかなかに味わい深い。

この曲は藤原の友人に子供が生まれて、その記念か何かで作ったらしい。自分がその子供だったらメッチャ嬉しいが。

それはともかくとして、宇宙である。「夜空の応援席」「あの月も あの星も」など、宙を想起させる歌詞が詰まっている。「那由多に広がる宇宙」とあるが、那由多というのは万とか億とかの「数の単位」の一種である。他には「恒河沙」「無量大数」とかもある。「1那由多」で、1の右に50個だか60個ぐらいゼロがついてるぐらい大きな数字、それが那由多なのだが、一説によると、こういった数字の単位は古代の人々が「星の数を数える」為に用いた、という説がある。

友人のエピソードや、那由多という単位の事などを思いながら聴くと、なんだか自分が宙に浮かんで地球を見下ろしているような、そんな不思議な気分になれる。もちろん、そんなエピソードを知らなくても、藤原の優しさと言うか、応援している気持ちと言うか、よくある表現で言えば、「聴いていて元気になれる」曲。




Hello,world!

「そういえばシングル曲全然紹介してないな」と思ったので。あと昔の曲が多いんで、最近の曲の中からという事で1曲。

シングル曲だが、「Butterflies」というアルバムにも収録されている。最近放送された「血界戦線」というアニメOPテーマとして放送されていたので、聴いた事のある方も多いのではないだろうか。

さて、皆さんは「Hello world」を知っているだろうか。「何言ってんだコイツおかしいんじゃねえのかBUMPの曲だろ?」と思われるかもしれないが、とある業界において、この言葉は特別な意味を持つ。それは、プログラム業界である

本職のPGやcoderの方々からは「何だよプログラム業界って。そんなのねーよ」と言われるかもしれないが、まあとりあえず聞いてほしい。プログラム言語というのは本当に数が多くて、「プログラムを書いてご飯を食べている人」でも、仕事で書くのは2言語か3言語ぐらいである。就職時の面接で「10言語書けます!」という奴は信用してはいけない。雇った後にクソみたいなコードを書いた挙句CVSをグッチャグチャにしてある日突然遁走するのがオチだ。雇ってはいけない(戒め)

だが、仕事ではなく、趣味でいくつかの言語を使って書いているという人もたくさんいる。逆に仕事上に必要に迫られて、新しい言語を習得するハメになる人もいる。Swiftとかの比較的新しい言語なんかは当然そうなるケースも多い。まぁプログラム言語を習得する動機は人それぞれなのだが、覚えたてのプログラム言語を使って一番最初にやる事が、「Hello worldである。嘘ではない。詳しくは以下を見ていただきたい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Hello_world

ともあれ、「Hello world」には意味がある。それはつまり「『世界』に初めて降り立ったものが発する言葉」である。あのビルゲイツも、twitterアカウント開設時の第一声は"Hellow world."だった。それほどに歴史伝統ある言葉であり、作法なのだ

ここでBUMPの「Hello, world!」を改めて聴いてみる。

ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で 終わるまで出ずっぱり ステージの上

どうしよう 空っぽのフリもできない

さあ目を開けて 君は強い人

その目が見たから すべては生まれた

世界は終わる。だが、また新しく生まれる世界もある。いくらでも生まれてくるのだ。よく自殺報道が取り上げられたりしているが、とても悲しい。自殺なんてせずに、そんな世界は終わらせてしまえばいいのだ。「世界を終わらせる」手段は自殺なんかでは断じてない。

世界をはじめよう。そして、その新しい世界で、高らかに叫ぼう「ハローワールド!」と。

藤原は特にそんな事を意識してないだろうが、俺はこの曲を聴いてると本当に勇気が出てくる。




■バトルクライ

もう5曲目かよ。早いよ。まだまだ書き足りねえよ。あと20曲は書かせろよ。って言うか、ここまで読んでくれてる人ってあんまりいないような気がしてきた。あまり長くなると読むほうもダルいだろうし、もし他に書く時があれば、そん時は別の増田で書くわ。

とりあえず5曲目を紹介する。これは記念すべきBUMPのデビューCD「LAMP」の中に収録されていたのだが、LAMPが廃盤となった為、急遽「FLAME VEIN」を「FLAME VEIN+1」と改題し、バトルクライを追加したという話がある。そのせいかどうかは知らないが、歌詞カード歌詞がない。何も知らない人からすれば「???」となること請け合いである。(歌詞はCDトレイの下に書かれている)

デビュー作なので、「リトルブレイバー」で触れた通り、演奏技術に関してはかなり未熟である。だがBUMPにとってそれはマイナスではない。粗削りだが「バトル」であり、「クライ」なのだ

この曲も叙事詩である。「自分に嘘をついたが、その嘘が本当になったんでまだ頑張って歌ってる」奴が出てくる。藤原本人かどうかは知らない。仮にそうだったとしても、インタビューでは「いや、あれは別に・・・フィクションとして聴いて頂ければ」とか言うだろう。俺ならそうする。

ともあれ、まだ頑張っているその男は、戦っている。何と戦っているのかは知らない。そして叫んでいる。

ずっと強がってんだ 強がって またウソついて

ひとつのウソにさえ縋る僕の そのウソが 誓いに変わる

BUMPの唄には「応援するスタンスの曲」が割とある。「才悩人応援歌」というド直球の題名の曲などもある事にはあるが、だいたいは「応援している」という明確な意思表示はしていない。先ほどの「才悩人応援歌だって歌詞中には「応援」という単語は出てこない。

藤原の書く歌詞世界は、概ね「俺はやってるぞ、さあ、お前はどうなんだ」的な、言葉で語らず背中で語る的な世界観の楽曲が多い。歌詞がある時点で「言葉で語ってしまっている」のだが、明確な意図・意志は常にボカしている印象だ。「バトルクライ」では、そんな藤原の「藤原節」とでも言うべきケレン味が存分に味わえる。

実は、冒頭に書いた「中学の頃に友達が貸してくれたCD」がFLAME VEIN+1だった。当時は音楽なんかに全然興味がなくて、どっちかって言うとポケモンばっかやっていた思い出しかない。そんな俺に「絶対ハマるから!いい曲だから!!」と執拗にすすめてきた級友を当時は大変疎んだものである。今では素晴らしいバンドを紹介してくれてありがとうという感謝しかない。

当時は全く興味もなかったし、聴く気もサラサラなかったのだが、諸事情があって結局俺は家にCDを持ち帰って聴くことになった。中学当時の俺が聞いても下手である。「あいつ、こんなバンドすすめてきやがって・・・こいつらの何がいいんだ?」とポケモンやりながら思っていたが、「バトルクライ」を初めて耳にした時、頭を撃ち抜かれたかのかと思った。

俺はGBAの電源をすぐに切った。セーブしてなかった。まあ厳選中だったんでどうでもいい。とにかくこの曲だ。この曲はヤバい。人の頭を平気で撃ち抜く危険物だ。

危険物として「セックスドラッグ、ロケンロール」の3つがよく挙がるが、なるほどよく理解できる。この曲はROCKだ。俺は未だ「ロックとは何ぞや?」という問いに回答できる自信はないが、これだけは断言して言える。

BUMP OF CHICKENの「バトルクライ」、この曲は、ロックだ。

そういう事情もあって、俺の中で「バトルクライ」はちょっと特別なところに位置している。勇気が欲しいとき、悲しいとき、気分を切り替えたいとき、ヒマなとき、ノリノリになりたいとき、戦いに赴くとき、誓いのとき、大事な時。

俺はいつもバトルクライを聴いてきた。ただそれだけの、まあだいたいそんな感じの曲である























































◆(隠し曲)星のアルペジオ

BUMP OF CHICKENの出すCDには、恒例として「隠し曲」という概念がある。

CDプレーヤーだと色々複雑な手順な必要らしいが、iTunes世代からするとあまり意味はない。(ただ、無音部分が50分ほどあるせいで曲の長さが異常に長いケースがあったり、ダミートラックが大量に生成されたりするので、知識のある方はmp3やAACの無音部分はカットしたり、ダミーを除去したほうがいいだろう。)そんな隠し曲の中から1曲。シングル車輪の唄」の中に隠されている。

隠し曲は、普段のBUMPの楽曲と比較した場合、全体的にネタ的な要素が多い。メンバーも(ちょっと違う方向に)ノリノリでやっている。ライブではほぼ演奏されないが、「DANNY」という隠し曲だけはまれに演奏されることもある。

この曲はクリスマスソングなのだが、恋愛要素はない。というか、この曲の主人公である「ある男(BUMPメンバーの誰かだという噂がある)」は、12月24日に自宅でクリスマスパーティーの準備をしているのだが、呼んでいた人が誰も来ずに、一人待ちぼうけている様子を歌っている。巨人の星アニメで似たような展開があるが、その時の星飛雄馬は机をひっくり返し、準備していたケースをグシャグシャにして泣き崩れていた。この曲の「ある男」がその後どうなったかが気になる人は、是非各自で音源を聴いてみて欲しい。

メンバーの実体験を基にしているのかどうかは定かではないが、妙に感情がこもっていて涙無くしては聞けない1曲となっている。繰り返すが、BUMP OF CHICKENギター担当の増川さんとかは一切関係ないので、奇妙な詮索はしないように。

2009-07-21

ギターを始めることになった

25歳にして趣味バンド活動(コピバン)を始めた。担当ボーカルコーラス。もともと合唱をやっていたりカラオケ好きだから歌うことにも抵抗なく、バンド爆音にも慣れながら楽しく歌える日々なんだけど、リーダーからサイドギターもやらない?と勧められてアコギをやることになった。ついでに余ってるギターも貰うことに。よくわからないんだけど、本体にはSepia Crue EAW-180と書かれている。楽天とかで見てみたら初心者向けのアコギらしいが… 今までまったく楽器をやったことがない人間に使いこなせるものなんだろうか?

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん