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はてなキーワード: 構造改革とは

2020-07-03

anond:20200703200853

地方分権って、金をかけずに組織ゴニョゴニョするだけで改善するんだ!っていう構造改革の一派だから真に受けちゃだめだよ。

きちんと必要なところに金と時間をかけるようにしないと永久に衰退途上国を続けるだけ。

2020-06-22

anond:20200622140700

政権を取るのに必要なのは経済を良くすると思わせること」

結果的に大失敗だが、小泉郵政選挙で勝ったのも構造改革経済を良くすると思わせたから。

安倍が再び政権握ったのもリフレを掲げたから。リフレは良かったしゆえの長期政権になった。けど消費税にこだわるからもうどうしようもないがな。それでも野党がどういう形が経済を良くするかで統一できてない。

新自由主義か、MMTかで野党内部も割れてる。特に国民民主党は二分されてる。

東京都知事選挙や、しばらくの選挙なんかで、どの考えで行くかで野党統一できたら政権になえるかもね。れい山本東京都知事選に出たのも、維新やN国より票数を多く取り、野党内の主導権をとるためにやったのだろうし。

まあ新自由主義はあれは政府が何もしない+構造改革でぐちゃぐちゃ政治機構を変えるだけで良くなるってのだから新自由主義の連中が政権握ったところで経済は良くならん。

anond:20200622092111

あれ、維新やN国に勝てれば勝利だと思うよ。

構造改革としてこねこねするだけで経済は良くなるんだ!」と「でかい声の暴れん坊が経済をよくするんだ!」みたいなのがれいわが立たなかったら票を集めたかもしれんがな。

そもそもれいわ+国民民主消費税減税研究会勢も、まず野党内でどういう経済路線で戦うかという主導権を握り、経済路線について一本化できないと国政選挙で勝てないからな。

経済をよくするという期待を持たせた奴が政権をつかむんだよ。

特に国民民主はもろに馬淵(MMT)と前原新自由主義)の主導権争いの舞台となっている。この2人の代理戦争という側面もあると思う。

anond:20200622013005

れいわ。それから現時点の国民民主。ただし国民民主前原みたいな新自由主義財政均衡主義構造改革主義者がいるからな。

東京都知事選事実上あれはれいわ(mmt)vs維新(新自由主義)の野党内の主導権争いだろう。特に国民民主党は馬淵(mmt)vs前原新自由主義)と、内部がもろに割れている政党

anond:20200622011327

いやいや、財政均衡だ―政府借金だ―財政破綻だ―構造改革だーなんて言ってるのがしぶとくいるじゃろ?

そもそも右派左派というのは強者より、弱者寄りぐらいの意味しかない。

現時点では経済右派新自由主義経済左派ケインズ社会主義マルクス社会主義だろう。

1980年以前は自由主義世界中から放逐されていたため、経済右派ケインズ社会主義経済左派マルクス社会主義だったが。

mmtで「自国通貨建て国債自国破綻しない」という命題が投げ込まれ新自由主義は大混乱に陥っているが。実際通貨発行権政府にあるんだから自国通貨建て国債自身では政府破綻しないもの

ただし外貨借金では財政破綻をする。けどもそこで必要なのは経常黒字を維持するために海外に物を売れる力を作ることであり、必要なのは企業設備研究投資と、国の萌芽・基礎研究投資

新自由主義企業はとにかく自由にさせるのが良いため政策誘導はしてはならないし、政府が何もしないのが望ましいから萌芽・基礎研究無駄以外の何物でもないという前提になるがね。

2020-05-30

anond:20200530183131

所詮右か左かというのは強者より、弱者寄りぐらいの意味しかない。

ついでに言うと大昔は自由主義一本だった。だけど自由主義だと世界恐慌の後の長期不況をどうすることもできなかった。

そこでケインズが「きちんと政府が金の流れを調整するべきだ」と訴え、とマルクスが「世界恐慌のようなバブルとその崩壊を防ぐために政府がすべて計画する経済が良い」と訴えた。

そうした世界ケインズ社会主義(右)とマルクス社会主義(左)となっていた。

マルクス社会主義は失敗したがケインズ社会主義オイルショックのような重資源供給不足でケチがついた。

なので、ケインズ社会主義よりもさらに右である自由主義新自由主義として復活した。だがバブル崩壊で再び長期不況に陥った。

新自由主義ケインズ社会主義の残渣が悪いと公的セクターの縮小と、法人税、累進所得税の減税を進めさまざまな構造改革をしていった。

この時点では右は新自由主義に乗っ取られ、左は経済政策の依り代を失ったため何も考えず新自由主義になった。つまり経済政策では両方とも新自由主義になったため経済政策としてみると右左ともかつての基準で見れば極右になってる。

現時点で右派左派無意味になっているということでもある。

anond:20200530121830

まずは国民が一番望むのは経済運営だということ、そして大欠陥の新自由主義推し進めたことが民主党の失敗だね。

もっとも同じ罪は小泉自民党もある。小泉やばいと思ったところで退陣して二度と政治にかかわらなかったから、小泉自身はさほど指弾されなかった。けど氷河期世代小泉不況時代社会に出た人たちだ。

新自由主義政府が何もしない状態理想的だという考え。だから作られた官僚組織は非合理の象徴である。また税制による格差改善、そして今から思えば過剰貯蓄の抑制もゆがみを作ると。

から構造改革といってあちこち政府機関を縮小した。また法人税、累進所得税を下げた。そもそもバブル崩壊企業は保身に入って高貯蓄・低設備研究投資だったのだが、放置、それどころか法人税減税でさらに金をため込ませた。

そして人間元来の「敵を作って叩けば改善する」という考えとあまり合致していた。この流れは小泉自民から始まっていたが。

当然経済無策どころか金の回転は駄々下がり。だから失敗した。

けども同じことは小泉自民党もやっていた。後安部評価されたのはリフレ経済を上げたから。

から新自由主義の「何もしない、小さな政府理想的」というのは誤り。それから「金の流れは政府が調整しないと、一度不況になったら、企業が保身に入って金をため込んで景気落ちるわ、低設備研究投資競争力も落ちる」ということもいえる。

コロナ対応を見ても財政出動を叫ぶ野党と、政府裁量無駄遣いを指摘する野党と、敵を作って喧嘩している野党がいる。

2大政党制で与党ダメから反対側の野党なんて単純なものではだめだということだ。与党が誤った政策をして方向転換しそうなところで、野党が誤った方向に暴走させたのが民主党

からやはり中選挙区にして、野党の中でも今の与党政策ダメだったとして、どんな政策が良いのか?を競って、良い野党が次の政権を握るのが正しいとは思ったな。

特に「敵を作って叩けば改善する」の野党が再び政権を取れば民主党時代と同じことになるかもとは危惧してるね。

2020-05-29

anond:20200529020356

リフレはそれ以前の構造改革だ―公務員権益だーに比べれば効果あったよ。

しかしまだまだ足りなかったということと、緊縮で消費税あげちゃったか効果が出なかった。消費税はまさに金を動かすところにかかる税金から景気への悪影響半端ないというのもある。

2020-05-19

anond:20200519212109

おじいちゃん公務員に石投げたって日本は豊かにならないってはっきりしたでしょ?日本問題は金の動きの問題であって、構造改革だの利権だなんてのは誤った新自由主義政策の結果に過ぎず日本を衰退させるだけだったでしょ。

とくに萌芽技術を担う大学教員や公設研究職員公務員よ。

2020-05-17

anond:20200517135017

民間レベルでみると、

政府が本腰入れてインフレ目標に取り組まない限り、

デフレ基調に合わせてコストカット利益を出す戦略合理的からなあ

マクロ領域事象であるデフレを、ミクロである民間の行動で解決しようとするのは無理があると思う

結局のところ政治が変わらないとこの問題解決できない

無理やり構造改革をやろうとしても、どっかに歪みが出るだけ。ということが明らかになったのが日本の失われた20年だった。

anond:20200517135134

規制大きな政府で成長していないのが良くないんだ!という新自由主義が起きた。

小泉がそのもと叫んで構造改革やらをした。氷河期を起こして経済を低迷させた。小泉は口がうまかったがゆえに当人は逃げきった。

方向転換しようとした福田麻生はそこまで口がうまくなかったがために選挙で負け、民主党政権になった。

けど民主党がやったのは小泉路線をさら過激にしたものからまた経済を低迷させた。そして小泉ほど口がうまくなかったからぼこぼこにたたかれて、選挙に負けた。

そこでリフレがいいんだ!と安部が現れ、リフレは実際良かったか長期政権となった。

まり自民の中でも経済政策が変わってるんだよ。

インフレ率がやや高いものが良い」というのもリフレ以降の考え方。それ以前は、規制政府の非効率化こそが日本経済の低迷だと叫ばれ、信じられていた。

2020-05-16

安部コロナが終わったら引退したら?

検察庁任期延長案件。たぶん官邸はいろいろ爆弾があるんだろうね。

黒川人間性もいつか記事を見てみて分かった。黒川は致命的に断れない人間なんだ。それはいろいろ検察を黙らせたら都合がいい官邸にとって便利なんだろう。

から黒川以外の奴が検察の上位の奴になったら厳しいからしょっ引かれるかもしれないと。

けどさ日本コロナ対策はそこそこうまくいってて今のところは死者も少ない。先の第二波、第三波、そして倒産、食い詰めはまだまだ分からない。

そこそこ穏便に収めることができたら、コロナ後に国際間の比較をするだろうし、今なら勝てる可能性あるよ。

4年に一回やってるオリンピックをなしたとかいうより、100年に一度の厄災を穏便に収めたというほうが名声は高いだろう。

名声高い状態引退すれば、民意的にも多少のグレー案件は黙っててくれる。

それは小泉構造改革日本を救うとやってきたが、致命的な方向違いということに気付いて引退したことからもいえるだろう。

麻生が方向転換しようと思たが、小泉が正しい!と信じていた民主党アクセル踏んでそのあとの暗黒の民主党時代を生んだ。けど暗黒の民主党時代の種は小泉時代に撒かれてる。

だが小泉やばいと引き返したから、小泉時代構造改革責任小泉は指弾されることはなかった。

からもうコロナ法案対処だけに注力して、検察庁法案はこのままうやむやにして忘れ去り、名声取って逃げるほうを選んだほうがいいんじゃないかね?

2020-05-13

anond:20200513063341

経済停滞は避けられないよ。どうやったって外食イベント関係は閉じないとならならず、移動も減らさないとならなかったのだから

ただ、今倒産が増えると、コロナが終わった後に企業が金を溜め込んで、設備研究投資をしないという動きが強くなる。せめて食い詰めることと倒産を防がないとならない。

しろ前向きに自社の拡大を狙っていた経営者ほど、借金してるからコロナダメージがでかい

バブル崩壊後に、貸し剥がしだの自己責任だの構造改革のしたからこそバブル崩壊の傷が30年経っても癒やされない。

大規模経済危機が起きるとその後企業が金を溜め込んで、設備研究投資をしなくなり、資金余剰になるっていうのはリーマン・ショック後の欧米でも見られる現象

2020-05-12

anond:20200512165352

ということをバブル崩壊した後有識者したり顔で言った。そのくせ頭足りてないバカに危ない道を歩むことを勧めた。

貸しはがし銀行叩き、構造改革、痛みに耐えて成長w、小さな政府ww、労働者非正規化www、起業wwww、イノベーションwwwww

金をため込んで、設備投資研究投資をしなくなったから、その後日本は傾いたんだけど。

から1990年以降に発展したITにおいて競争力は全くない。1990年まで日本が強かった半導体もその後の発展が著しかったため、日本勢は全く勝てなくなった。

おそらく今後生まれる有望な産業全部において日本競争力はもてないだろう。

倒産、食い詰めを全力で阻止するのが大事だ。コロナが終わったら、金をため込む企業を狙い撃ちして、使ったら減税、溜め込んだら増税して金の動きを再び作る必要がある。

2020-05-11

anond:20200511231218

経済衰退については、バブル崩壊と、そのあとの自己責任だとかゾンビ企業だとか銀行叩きだとか構造改革不景気続けて、企業ビビって金ため込んで設備投資をしなくなったのが原因。

高齢化も、労働需要が落ちて労働賃金が下がり非正規化が進んで多数の男女が家庭を持てなくなったこと。大ぼら吹いて「痛みに何とやら」といって、結局ド不況氷河期発生させた奴もいたな。

でも高齢化は主因じゃない。というか経済失策以外の要因は全部適当に思い付きの敵を言ってるだけ。まあ思い付きの敵を叩けば仕事してるって風土になってしまったのも大問題だがね。

anond:20200511181118

ロボットを買うというのは投資だけど、それは現ナマ借金必要から危ないからやめとこ。になるんやで。

あと国が大口消費先というのも、緊縮派がだいぶ強い以上どこまでやってくれるかわからんで。

それこそ変なリーダーが現れたら、銀行叩け、構造改革だ!で再び不況まっしぐらかも。

でも当のリーダーは「痛みに耐えれば成長する!」とか言っちゃったりして大絶賛浴びたり。

anond:20200511175807

大不況ってのは、大経済危機が起きた後に「やっぱ金が第一!」と設備研究投資をしないことによって起きるんやで。

さら日本構造改革だ!とか銀行健全化だ!ということで無駄危機大量発生させてますます「やっぱ金が第一!」の風土を強くした。設備研究投資をしないか日本産業はどんどん弱まった。

さらに、フリーハンド法人税減税をしたけど、むしろそれはため込まれることを加速させるだけだった。

1990年代以降に発展したITは完全に競争力もつことはなく、日本が強かった半導体ITがらみで成長が見込めるから海外勢が投資しまくって日本ボロボロになった。

低貯蓄高設備研究投資に導かんとならん。使ったら減税、溜め込んだら増税にして税金で差をつけんとならんよ。それができなければ失われた40,50,60年になるな。

なお、アルゼンチン1930年世界恐慌までは一人当たりGDP世界トップクラスで、経常黒字しまくりだったんだけど、今経済破綻懸念常連国だからな。

世界恐慌10年後ぐらいに「今のアルゼンチンを救ってくれる英雄」なんてものが現れたのまでよく似てる。

安部清廉潔白さで総理を続けられてるんじゃなくて経済でましか程度だから

バブル崩壊後、政権を取ったのは経済でましじゃないか?といわれた連中。

小泉民主党構造改革経済をよくするという立場。ただし両方とも大失敗した。

なお暗黒の民主党時代といわれるが、民主党がやったのは小泉がやって失敗しそうなところでブレーキかけたのを逆にアクセル踏んだことだ。

氷河期作った小泉も同等の罪を持っている。

安部は正直怪しい案件が大量にあるが、それでもリフレで経済をましにした。だが消費税を何度もあげて氷水バケツぶっかけてるからどうしようもない。それでもましにした。

それで支持されてるだけにすぎないが清廉潔白さで言えばかなり下の部類だと思うし、まあもみ消したのだろうなという案件はかなりある

国民は納得したんじゃなくて、まあ、それでも経済叩き落とす奴に政権ゆだねるよりは、、、、と感じてるだけ。それでも司法検察官に手をかけようとしたらただでさえダークなのに反発食らうのは当然。

ただ、MMTが出てきている。自民党若手が推しているがそれよりれいわのほうが元気だし、国民民主もだいぶ方向転換しつつある。この次の選挙は「経済をどうするか」でどうなるかわかったもんじゃないなとは思う。

2020-05-01

再びやまもといちろうを吊るせ

こういう難局のために、現預金はある|山本一郎やまもといちろう)|note

https://note.com/kirik/n/nf1c3bc66e011

やまもといちろうがまた舐めた詭弁で人を騙そうとしているので解説します。

 

  

 

1.現預金を多く積むことは美徳なの?

 政策決定トリアージから漏れ産業が、そういう冬の時代を生き残る秘訣はただ一つ。「現預金を多く積んでおくこと」以外にありません。CASH is KING。アリとキリギリス現金のない奴は、死ぬんです。調子こいて内装にカネをかけたり、会社のカネで赤いポルシェを乗り回したり、愛人代官山フラッグス裏のタワマンを買ってやるような日焼けゴリラ死ぬんですよ。

預金を多く積んでおくというのはそれだけ金を遊ばせておいて投資に回さないということで

みんながこれを始めれば景気が絶対零度へ一直線です。

 

ていうか共産党岩盤支持層たるはてな人達みんな二言目には「企業内部留保ガー」言うてたやないですか。

「現預金を多く積んでおくこと」って内部留保のものですよ。

(逆も真なりではないので注意。利益剰余金沢山あるけど現預金ではない、ということはよくある。)

 

預金が少ない企業というのは別に調子こいてるキリギリス」ではありませんし

多くの社長松田公太みたいな人間ではありません。

  

 

 

2.災害環境下で生き残るのは「ちゃんとした人」なの?

そして、外食産業どうでしょうか。死んでいいんですよ。

そこの中で、わずか一握り、ごく少数の、ちゃんとした飲食に賭ける人たちが出て、その文化を担う人たちに客がついて、どんな立地でも繁盛店が生まれますゴミだらけの外食産業の中で、救われるべきなのはこういう飲食に本当に身を捧げた料理人オーナーたち」だけです。

これ上のと完全に矛盾してるの気づいてますか?

やまもといちろうの暴論通りにすると助かるのは「本当の料理人の店」ではなく、単に「財務体力のある店」です。

自分で指摘してる通り、松田公太企業なんかはまだまだ耐える体力があるので倒れないんですよ。 

序盤に松田を「お前はまだ体力あるから潰れないだろ汚い商売人め」と罵っておいて

締めで「潰れない飲食が本当の飲食」というふわふわきれいごとを言い出すのでものの見事に矛盾した構成になっています

  

その”本当の料理人”たちこそ真っ先に倒れていきますよ?

だって飲食に身を捧げた料理人は現預金多めに溜め込む保守的経営をしてる」

なんて理屈はどこにも成り立ちませんもの

たとえば「納得のいくものしか出したくない!」って素材にこだわった利益率の低い料理を出してた店は

営業できなくなれば沢山の客に惜しまれながらあっと言う間に倒れちゃいますね。

 

 

3.「どうせ外食ほとんど潰れるんだから同じだ」?

新型コロナウイルスが来ようが来まいが、どうせだいたい潰れるのが外食産業なんです。

飲食店がどんどん開店しては殆どが潰れるということ自体はその通りなんですが、例えとしては全く間違ってます

今のままだと、新型コロナが来なければ潰れたりしなかった店が大量に潰れるんです。

これも全くバカバカしい詭弁ですね。

 

たとえば入試当日に大地震が起きて受験生の9割がたどり着けなかったのに救済せずに終わりにして、

地震が来ようが来るまいが、受験生の9割は落ちるんだから結果は同じです」と嘯くに等しい。

だって合格者の構成全然変わってますよね。

本来求められる成績優秀者ではなく単に会場までたどり着く体力のあった人達合格してるでしょう。

その大学は衰退します。

  

 

4.シュンペーター悪魔再び

今回のやまもとの暴論みたいな理論経済学に大昔から存在します。

キツい環境下で何の手助けもせず放っておけば古い非効率ものが倒れ、優れたものけが生き延びてイノベーションが起きる、

から不況は下手に手を出さずに放っておけばそのうちすべてがいい方向へ進む、構造改革成る、という理論

 

シュンペーターという20世紀の経済学者が提唱した理論です。

日本シュンペーターが大好きな有名人がいますはてなの皆さんならみんなが知ってるあいつだよ。

竹中平蔵

  

小泉改革のころしきりに「創造破壊!」ってバカなこと言ってたでしょう。

竹中の言うとおりに社会を動かしてその後どうなりましたか

 

もう学問世界では結論は出てるんで引いてきますね。

カバレロ=ハマー実証研究によれば、1972-1993年アメリカ製造業データを用いて分析した結果、不況によって社会的に有用企業倒産がむしろ増加しているとしている[1]。また、不況によって新規参入は困難となり、老朽化した企業の存続を助けているとしている[1]。

経済学者の竹森俊平は「日本開業率は1990年代を通して低下を続け、1996-1999年戦後最低の水準に落ち込んでいる一方で、廃業率は上昇し続けている」と指摘している[2]。

経済学者の田中秀臣は「日本の失われた20年の間、日本開業率と廃業率を比べると、廃業率が多いが開業率は少ない。起こったのは、大企業ばかりが残り、ベンチャー企業資金力が無かったために真っ先に潰れてしまうことだった。さら不況下では、若者失業率が高くなり、イノベーションを生み出す若者が働けなくなっている。不況下ではイノベーションが生まれないというのが現実である」と指摘している[3]。

経済学とか知らんわって人でも現実として実感のある指摘ばかりでしょう?

今回やまもとが言ってるのはこの方向性です。

 

シュンペーター自身は真面目な経済学者だったかもしれないですが、

後世に彼の理論を使うのは自分利益のために社会を壊れるままにさせたい悪人ばかりです。

 

 

5.詭弁の見破り方(初歩編)

詭弁を見破るコツは

今回の「ちゃんとした飲食に賭ける人たち」「飲食に本当に身を捧げた料理人オーナーたち」のような

何を指してるのか曖昧フレーズが出てきたときにン?と立ち止まることです。

 

内容の分からない言葉が出てきたら立ち止まる。

全体の論理をチェック出来ない人でもこういう内容不明フレーズ出てきたとき「くせえぞ?」と思うようになれたら成長します。

言ってる方も意図的なので、キレイっぽいコーティングして誤魔化そうとしてることが多いというのも覚えておくと手掛かりになります

 

 

まとめ やまもといちろうのいつもの手つき

やまもといちろう不動産所有者なので「徳政令とかふざけんな!」というポジション感情が高まってこの乱暴詭弁をアップしたのでしょうが

彼が詭弁を弄するときの手つきというのは非常に癖があるので一度見たことがあるともう見え見えです。

冒頭に事実正論提示しておいて、その後は延々ポジショントークを書き連ねるだけだけど

最初正論好感度文章ドライブ感に紛れて「おおむね正しいこと言ってるのかな」という印象を読み手に与える

というもの

 

今回の文で言えば、初っ端の「松田公太死ね」という正論のあとは最後まで「不動産所有者に迷惑かけるな」ということを壊れた論理で叫んでいるだけ。

その間に「トリアージ」とか「国民を救え」とか、わざと論点あっちこっちスキップして本当に言いたいことが露骨にならないように誤魔化してるわけです。

本論の部分は竹中平蔵憑依のシュンペーターイズムで不況放置せよというガバガバ経済学

 

 

この詭弁の手つきは、これは大昔のあめぞう2ちゃんねる時代に培われてると思います

今は絶えた懐かしい流派匂いがする。

 

はてブトップコメント

個人が死なないよう最低限の生活保証するのが限界で、企業が死なないようにするだけの金は無い。その通りだと思う。

手もなく騙されてます

言ってることはあれだけ滅茶苦茶なのに。

こういう手口への免疫力が全くないんですよね。やまもとのやりたい放題。  

 

 

追記

「吊るせってなんだよおっかねえな?」

人狼用語

尻尾が出たプレイヤーは吊る。

「再びって一回目はいつだよ」

タイトルでググれ。

「真面目に批判するような対象か」

あのおっさん詭弁の手管見るたびノスタルジーが湧きあがってな。

2020-04-27

anond:20200427210155

通貨価値って「それで何を買えるか?」こそが大事なんだが。

後、黒字って本当にいろいろあるから、どれについてかはっきりさせてくれないと意味分からん。経常黒字ってことは外国人日本のものが欲しいって状態日本のものが欲しいから、日本の物を買うために日本円を手に入れようとするから海外から見ても日本円が価値がある。

財政均衡論や構造改革日本大学しばき倒して、企業の高貯蓄低設備研究投資状態放置したほうが、日本の物をだれも欲しがらなくなり、日本人は外国の物ばかり欲しがって日本円の価値がなくなる状態になるな。

ETFが8割超えたから何?「返せるといったはずの金が返せない」なんて事態にどうやったらなるの?

経常黒字を維持することのほうが大事

anond:20200427200845

バブル崩壊や、リーマンショックの後、企業ビビッて金をため込むばかりで設備研究投資をしなくなったんよ。

景気は不景気基本。また設備研究投資をしないか産業競争力もおちる。

そこに財政均衡論と新自由主義構造改革が合いまうと失われた30年になる。

1990年バブル崩壊日本だけの現象で、ゆえに1990年以降に発展したITについて、日本は完全に競争力がない状態になってしまった。資金過不足統計企業資金余剰に転じた。

ただ海外リーマンショックの後資金過不足統計企業資金余剰に転じてる。

何もしなければ長期不況が起きて再びブラック企業が栄えだす。ブラック企業労働需要低、労働供給高で、労働者を買いたたけるときに栄えるから

追記

肝心なこと忘れてた。何もしなければ激しい不況継続する。ブラック企業が栄え、岡村の言うような女は売春をしないと食っていけないようになる。

1929年世界恐慌がそのあとの長期不況を作り、日本で身売りが多発して226事件というクーデターが起きたみたいにね。

2020-04-21

anond:20200421201602

バブル崩壊でガラッと変わったのだよな。更にその後の構造改革貸し剥がし資金余剰下でのフリーハンド法人税減税も拍車をかけた。資金循環的にも。

バブル以前は資金調達して支出して設備研究投資をしていた。

しかし、バブル崩壊後、ビビった企業設備研究投資をせずに貯蓄をどんどんするようになった。

大規模な経済不況はこのように企業メンタルを大きく変える。本当はメンタルを変えるために政府税制で使えば減税溜め込めば増税などして誘導しないとならないのに、

政府が何もしないほうが良い!さら貸し剥がしが良い!労働者使い捨てにすれば良い!と大きく変化した。

しかし、改革改革でも日本さらに弱体化させる改革だった。ましてや不景気だったから当然起業は起きない。

大学にも金を入れないから基礎研究崩壊した。企業設備研究投資をしないかイノベーションも起きない。

ただ起業イノベーションだーと叫んで、歩みだした可哀想バカをしばき倒すことだけが活発になった。

anond:20200421153748

財政破綻論が自国通貨建ての借金外貨建て借金区別してないから。

両方増やしたらだめだと勘違いしてる。

MMT自国通貨建ての借金なら増やしても問題ないんじゃね?って話。

自国通貨建ての借金外貨建ての貯蓄借金は多少は連動する。日本はあまり外貨建ての貯蓄が多すぎ借金をしないで住む環境だということ。

まあ、それは日本1990年以前の大学とかの基礎研究と、企業の高設備研究投資の賜物。

だけど1990年バブル崩壊と、その後の構造改革やら財政均衡狙いで、大学とかの基礎研究が減り、企業は高貯蓄、低設備研究投資に移ったため、

1990年以降に発展したITについては日本競争力はほぼない状態になっている。

2020-04-13

anond:20200413002154

バブルが発生して崩壊すると、倒産危機局面した企業が大量に生まれる。さらバブル崩壊で少なからず損をしているからその損を取り戻そうとする。

倒産危機必要なのは現金。そこで、バブル崩壊後も利益が出た時、貯蓄と設備研究投資の按分で、高貯蓄低設備研究投資になる。資金過不足統計では資金余剰になった。

けども、低設備研究投資ということは、産業の進展も起きないということ。とすると海外とくらべてどんどん技術進展が遅れていくということだから

さら日本貸し剥がし構造改革とやらをやって大量に企業を潰した。企業ますますビビって金を貯めこみ設備研究投資をしなくなった。

どこかに金をかけずに儲かるネタがあるはずだと這いまわるだけになった。同時に大学運営費交付金も削減していたから、大学発のテーマも生まれなくなった。這いずったところで何もない。

起業だけ煽るが、おだてるだけおだてて使い捨てられてボロ雑巾になるような連中を増やしただけ。若い人間はどんどんビビってますます保身にはいった。

起業の掛け声をしてくれるやつだけ増やそう増やそうとする。ドッグレースラットレースだと、歩みだした連中をしばくことだけ上等になる。煽る仕事をやらされる連中も哀れなものだ。

更に貯蓄傾向が強いのにフリーハンド法人税減税をした。金はますます貯めこまれ、景気は落ち、低設備研究投資となった。

ということで、バブル崩壊後、さらにその後の貸し剥がし構造改革で、金貯めこむばかりで、低設備研究投資を加速させたから。

なお、リーマンショックでも欧米2010年から資金余剰側に移ている。もちろんコロナで全世界大量の企業危機にあるから、ほっといたら資金余剰側になるな。

一方でMMT政府の役目が重要視されているのと、自国通貨建て国債財政破綻しないんじゃない?っていう疑問が投げかけられている。

対処は、企業利益で貯めこむのと設備研究投資税金で分けることだな。高い法人税の元、使ったら減税の余地を多く儲けておくか、留保課税か。

世界的にもしばらく新しい技術冬の時代になるだろう。そこで、政府自国企業を低貯蓄高設備研究投資に導くことに成功した国が一足先に復活するという形だと思う。

2020-04-02

もう無理だな

供給側が足止めちゃってるし、需要を刺激したところでどうにもならんよ

日本が真にやるべきは構造改革

すなわち公務員の削減

公務員の削減がコロナ被害の削減にも繋がる

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