はてなキーワード: 朝日新聞とは
「室崎益輝先生を「防災研究の第一人者」とした朝日新聞がミスリード」(https://anond.hatelabo.jp/20240115234918)の元増田です。
前掲記事で「土木(道路の啓開)やロジスティクスの専門家ではまったくない」と指摘しました。
ブコメやX(Twitter)では賛同意見も多くありましたが、一方で
だとか、
などの様々なご批判を頂いたところです。
「今お名前があがりました室崎先生からは、新聞紙面紙上で小出しというお話もございましたので、私共としては専門家のご指摘はお聞きして受け止める姿勢を持たなければいけないと思って消防庁の方からお話をさせていただいて事実関係をご説明させていただきましたところ、発災当初から十分な規模の部隊が出動していた事は理解した、被災地に現に到着できた部隊数を見て、小出しと発言したが、道路などの事情もある事は承知していなかった、との話をいただいており、当社からの出動についてはご理解をいただいたかと思っております。」
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php(1/24参予算委の43分頃)
とまさに予想通りの回答(部隊の展開数(=ロジスティクス)や道路などの事情(道路啓開)について詳細に理解していたとは言い難い)がきたわけですね。
「道路が渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html
なんてのは明らかに益よりも害が大きかった可能性があるわけです(断言はしませんが)。
そして、その事情は当時でも散々指摘されていて、少なくともマスコミであればそれを把握できる状態でした。
そのような中、また、一口に防災といっても様々に専門が分化し、また、ボランティアもコントロールが必要と理解されている昨今、特異な意見を記事にした朝日新聞は明らかに世論をミスリードしていると言えるでしょう。
室崎益輝先生を「防災研究の第一人者」とした朝日新聞がミスリード
↑なんかこういうある程度高度な知識と思考が要求される話題になるとみんなゴチャゴチャとてんでバラバラの主張を始めるよね
結局のところみんなよくわかってないんじゃない?と思うんだけど(少なくとも自分はよくわからないので口をつぐんでいる)
なんというか、(1)その辺の一般人でも大体正確に把握できる話題と、(2)正確に把握できないけど一般人がいっちょ噛みしたくなる話題、(3)あまりに高度すぎて一般人が全く関心を持たない話題、の3種類があると思う
経済政策とかのデフレ・インフレ論争とかは、よくわかってないけどいっちょ噛みしたくなる話題(2)の最たる例だと思う
そしてこのレベル帯の話題というのはよくわかっていないが故にわかっていない部分を屁理屈で補おうとするのでレスバに発展しやすく、下手に首を突っ込むと時間を無駄にしやすいと感じる
それともみんなはわかっていて、ただ自分がわかってないだけなんかね
室崎先生のインタビューが非常に興味深い内容(オブラート)で、主に悪い方向で話題になっている。批判の内容はそれぞれご尤もだ。(https://togetter.com/li/2295445、https://togetter.com/li/2295441、https://togetter.com/li/2295630)
だが、これはそもそも室崎先生をインタビューの対象とし、しかも「防災研究の第一人者」と紹介した朝日新聞にもかなりの責があると思われる。
確かに室崎先生は防災の分野で重きをなしてきたことは疑いない。だが、震災発生時の救助や当座の救援は御専門ではない。次に示すのは室崎先生が自身のWEBで公開する業績一覧だ。
「地域防火研究に関する基礎的研究」(博士論文)京都大学,1979年
「苦闘の被災生活」(共著)神戸新聞総合出版センター,1997年
http://www.murosaki.jp/publications.html
(著書のみ。論文も多数あるので御覧頂きたい。)
見ての通り火災(地震による火災も含む)の専門家で、加えるならば復旧復興計画の専門家であって、救助や救援、またボランティアの活用についてを御専門とされてきたわけではない。
また、近年の様々な大地震(特に東日本大震災や熊本地震)の研究により、ボランティアもただ集まれば良いというものではないことが共有されつつあるが、その時点では先生は既に第一線におられなかったことは否めない。
ましてや土木(道路の啓開)やロジスティクスの専門家ではまったくない。
この方を大雑把に「防災研究の第一人者」として、しかも御本人は「これから指摘することは、私の責任でもあります。」と述べているにもかかわらず見出しでは「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」とするのは、世論をミスリードしたい気持ちが見え見えで憤りを覚える。
あえて批判するとすれば、石川県が長年(15年)にわたって、防災アドバイザーに室崎先生を委嘱していたことだろうか。
3 アドバイザーの設置について
能登半島地震や浅野川流域の豪雨災害を踏まえ、大規模災害発生時に被害を最小限に抑えるための迅速かつ的確な対応を実施するとともに、平素から危機 管理体制の充実強化を図るため、専門的立場から適宜、助言等を得ることを目的として、平成21年度に設置した。
4 職務内容
(1)大規模災害発生時
② 復興に向けての助言 等
(2)平素
② 大規模地震発生に備えた減災への助言 等
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/r5/documents/0410kiki.pdf
石川県の土地勘がないだけではなく、想定される大規模災害の「能登半島地震や浅野川流域の豪雨災害」は御専門ではない事に加え、職務内容の「緊急初動対応、応急対応」も御専門ではない。
もちろん、専門ではなくとも最新の研究をキャッチアップして適切にアドバイスいただける研究者もいるだろう。だが室崎先生は79歳と御高齢で、第一線を引かれて相当に年月が経っている。
一例として、室崎先生の東日本大震災後のインタビュー記事を挙げる。
ボランティアは押しかけていい。迷惑をかけてもいい。迷惑かけた分の何倍もいいことをしてくればいい。来てくれただけで、本当に喜ばれるのだから。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2035_1.php
ボランティアによる大渋滞は阪神・淡路大震災でも発生したが、それが大きな問題でありコントロールの必要があるとされたのは東日本大震災大震災以後。被災地に向かう車両に許可証を貼っていたのを覚えておられる方もいるだろうと思う。
そのように議論が進んでいる中、室崎先生のこの考えを支持する研究者や行政担当者はほとんどいないと断言できる。
ネームバリューから委嘱し、担当部局が前例踏襲で漫然と委嘱を続けていたのではないだろうか。(委嘱し始めた当時の判断は誤りではなかったと思う。中央防災会議専門委員の御経験もあり、国がどう動くかにお詳しく、それに応じて県がどう動くかを検討するのに適任だったかと。土地勘のなさは別の人でも埋められる。)
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html?ptoken=01HM58FWP8JH0TWWY7EX2VG9AT
この方は存じ上げないが、御専門は教育学とのこと。(https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people002230.html)
防災・減災対策にお詳しいとは見えないが、今回の自治体や政府の対応の何を見て「人災を意図して生み出した」と判断したのか御説明いただきたいところだ。
本文中はドローンの飛行を禁止したことについて書かれているが、救助活動している、また様子を実見にきているヘリがいる中でドローンを飛ばすなんて二次災害を引き起こしたいとしか思えないが。
今回の行政の対応が万全だったと言う意味ではなく、その事後検証が必要なのはもちろんだ。だが今ではないだろう。
例えば奥能登へは入らないように、としたが、石川県全体に入らないように受け止められたのではなかったか、もっと良い周知の仕方はなかったが、など。
ブコメには反応するつもりはなかったけど一点だけ。
氏の「業績一覧」には著書や論文の概要があってボランティア関連の著作や研究もあるんですが、意図的にスルーしておられるんです?
「阪神・淡路大震災後の被災生活の実態と問題点を明らかにするとともに、被災者の支援に立ち向かったボランティア活動の実態と教訓」
「阪神・淡路大震災後の復興住宅においては、ボランティアや生活援助員さらには民生員などによる被災者や高齢者の新体制」
「地震時におけるボランティアなどの支援組織の果たす役割を世界の主要な地震のケーススタティ」
災害発生直後の救助救援ではなく、ボランティアが入れるようになってからの、しかもメインは更にもっと後になってからの研究であることがわかると思う。
和服を着ていた女性店員たちはズロースを着けていなかったため、陰部が野次馬に晒されるのを防ぐため風でめくれる裾を押さえようとして、思わず命綱を手放し転落死したとされている。また、この悲劇を教訓として女性へズロース着用が呼びかけられたことで、ズロースを履く習慣が広まり、洋装化が進んだとされている。ただしこの通説には疑問が呈されている。
まずズロースが原因で転落死したという点について、白木屋専務の山田忍三が23日の朝日新聞で避難活動の様子を談話の形で発表し、5階、4階と樋や命綱を伝わって降りてきた和装の女性店員が2、3階まで来たところで野次馬に見られていることに気が付き、羞恥心から裾の乱れを直そうとして墜落し負傷したケースがあったため、今後は女性店員にズロースを履かせることにしたと述べている。つまり、ここでいう女性店員とは転落死した高層階の店員のことではない。
ごめん
アディクテッド トゥ ホストは宇多田ヒカルの曲名をもじったジョークのつもりで書いた
いわゆる「ホス狂」について、朝日新聞 英語版では「Host crazy」と直訳してるようだ。
ホストはそのまま「Host」と訳されている。
> She had become a “hos-kyo” (host crazy).
‘Host crazy’ women fall into debt hell through pay-later system
なお「ホストクラブ依存」は「Host Club Addiction」と訳す模様。
自分では作れないので今までは誰かが作って公開していたGoogleキャッシュの取得やTwitter検索や魚拓検索くらいしか利用できていなかったが、ChatGTPに頼めば簡単に作ってくれるので、いくらでも細かい指示を出して量産できる。Twitterで今見てるアカウント内で検索、ハイライトした文字を国会図書館デジタルで検索、青空文庫で検索、Fanzaで検索、その他◯◯で検索ってのを普段調べで使うサイトで作って他に、増田で太字タグをつける、URLタグをつける、引用タグをつける、といったはてな記法を使いやすくするブックマークレットも作った。Webアーカイブで開いたページの元ページのはてブのコメントページを開く、だったり、朝日新聞のURLを変換してTwitterで検索するなんて「葬送のフリーレン」に出てくる魔法みたいに特定用途でしか使わない自分用のブックマークレットも作れて満悦。
自分の家の子を障がい家庭に1か月ほどホームステイさせてもらう。
代わりに記者自身の家には障がい当事者を招き1か月ほどホームステイしてもらう。
障がい家庭の親御さんはふだんの我が子と一緒の暮らしとは違う日常で刺激を受けられるし
https://koken-publication.com/archives/335
池内 私もかなりの危機感があるんですね。うっかりしていると、ネトウヨ的な意見が社会を覆うことになりかねない。今は一つの大きな敵やターゲットがないから、そうはなっていないだけの話なのかもしれません。そういう対象にされることを誰もが恐れていて、「自分はその対象にはなりたくない」という行動を取るわけですね。
池内 誰かがやらなければ、結果としてネトウヨ・ネトサヨ諸君のおかしな意見が通ってしまうかもしれない。だから、しっかり正しておかなければ、うっかり間違えてヘンなことになりかねないところがある。ネット上では、「まともな人が手を出せないから、ここは黙っていよう」とみんなが知らないフリをしていると、まともじゃない人ばかりが湧いてきます。そうなると、そちらがマジョリティであるかのように一瞬錯覚して、社会の頭がおかしくなって、ヘンな判断をしてしまうということが十分あり得ると思うんです。
池内 政界から大学まで、そこで敵にされたくないというネガティブな自己保身が、結果的に制度を潰してしまうという結果につながりかねない。
池内 果敢に立ち向かうことをせずにみんなで逃げた結果、主体が誰もいなくなってしまったという状況が一番怖いと思いますね。悪口言っている人たちの主体なんて、誰にもわからないわけです。アカウント自体が実態のないものだったりしますからね。すべて匿名なわけですから、主体性やアイデンティティが伴っているわけではないことが多い。そもそも、悪口を言っている人も実際は、ただ単に構ってほしいだけではないかと思える人がいっぱいいます。口汚い言葉を使っているけど、この言い方をすると相手が反応してくれるのではないかと思って挑発していたりする。むしろ、多少意に反したことを言ってでも目立ちたいと思っていたり、ただ相手にして欲しいという寂しい人だったりする。
だから、そんな無責任な発言を参考にして、結果的におかしな世論が形成されてしまうのは危険なことです。マイクロソフトが開発したAI(人工知能)チャットロボットTayに、WEB上に溢れるビッグデータから学習して自動的にツイートさせる実験を行ったところ、「ヒトラーは間違っていない」とナチス賛美を言い出したので、1日余りでスイッチを切って実験を中止しなければならなくなったという話がありました。この場合スイッチを切ることができたので良かったのですが、「AIの判断は正しい」とか「AIに嫌われたくない」から、AIが決めたとおり実行しますということにもなりかねない。いつかはそういう過ちをどこかで犯すような気がしますね。
池内 「雑兵」と呼ばれた瞬間にピタリと止まる。ハタと気が付くわけです。「オレもしかしたら雑兵になりかけている? しかも、狩られちゃうの?」と。そうするとそれまで他人をいじって遊んでいた人たちが逆に「笑われる立場なの?」ということに気が付くと、クリックがピタリと止まる瞬間がありましたね。そういう時に、第三者が合いの手を入れるとシューッと減るんですよね。そういうふうに実名で何人か懲らしめると、サーっといなくなるんですよね。まずは、個性や実態のあるアカウントと、粗製乱造のアカウントや全く考えなしに煽動された人たちを見極めます。形の上では大規模に増幅しているように見えますが、その中でコアになっているアカウントは限られていますから、そこを叩く。逆に、考えなしに付和雷同してうっかり口を挟んで来た哀れなアカウントをいくつかサンプリングして批判して晒すこともあります。
池内 その不満は、政治的に解決することが原理的にできない内容のものであることが多いんですよね。だから、単に「オレを認めろ」と言っているだけになっている。しかも、その時にポジティブに認められるような要素がほとんどない。よく言われているように、日本人であること以外は誇りに持てることがなくなっているんでしょうね。だから、日本を蔑むような対象には敵意を剥き出しにして罵る。ネタが尽きたように、朝日新聞だったり左派系の政治家の名前だったり、そういう限られたアイコンに対して罵倒する。こういう集合体は、煽っている人に触発されてそこに加担していく人も一定数いるのだと思います。彼らが何でまとまるのかと言えば、非常にネガティブな「何らかの敵」です。それも実態のある敵とも言えないような想像上の敵ですね。「味方」「自分たち」は何かというと、「日本人である」というだけしかない。