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はてなキーワード: 映画評論とは

2019-04-22

anond:20190422140330

映画評論映画脚本もつまんねえし

ネットのくだらない喧嘩勝利を積み重ねることだけが存在証明になってるのにその腕まで鈍ってきてるおっさん必死になってるんだよ

勝てそうな相手に勝てそうな体制からみかかるのが必勝の策だったのにその見究めも変になってきている

イマジン自体がどうこうではなくて

2019-04-19

anond:20190419082816

元増田です。

増田さんが「叩く」「攻撃」という言葉で何をさしているのかをはっきりと定められないままお返事するので、ずれた返答になっていたら申し訳ありません。

===東大入学式祝辞について===

あの祝辞東大新入生男子差別の直接の加害者として責めるものではありません。差別を含む構造の中で自分が有利な位置に生まれ育ったラッキー自覚してほしいというだけです。個人の罪の話ではなく、社会構造の話です。

===上野意見を異にするフェミニストをいさめる責任について===

上野がこれまでしてきた論争で十分だと考えます

例えば東大入学式祝辞を述べた有名人である映画評論家蓮實重彦には、町山智弘映画評論について逐一何か言う責任があったのでしょうか。なかったと思います。それと同様です。例が古くてすみません

そして、上野の主張によってラディカル・フェミニスト表現規制推進派やいわゆるツイフェミの主張が変わらないのは、上野に「本邦フェミニズムの旗手」というほどの影響力がないことの証左であると私は解します。

上野リベラルorマルクス主義フェミニズムの主張にはまた別の突っこみどころがありますが、それはそれとして別個に批判すればよいでしょう。例えば下記のページのように。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-5924c7.html

増田さん曰く「女性専用車両賛同派のロジックである「叩かれたくなければまず身内の罪人を叩け」については、男性に対してもフェミニストに対してもその他いかなるカテゴリーに対しても、かような言い草不毛八つ当たりだと私は考えます八つ当たりをくらった増田さんが八つ当たりし返したくなるほど怒るのはもっともだと納得もし、私の行き届かない文章でその怒りに油を注いでなしまったようであることに申し訳なさも感じます

======

あと一つ、純粋不思議でおうかがいしたいのですが、東大新入生男子男女差別をしない賛同もしないと増田さんが信じる根拠は何でしょうか。他大学男子と同程度には、差別をする人もしない人もいると思うのですが。

2018-06-18

町山さんが石子順みたいになっている

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%AD%90%E9%A0%86

自分思想性、党派性作品解釈してばかり、事実認定がおぼつかない映画評論を書くのは問題じゃないか

その党派性に賛成する人の声しか聞いていないし。作品勝手に色を付けられて、作家迷惑だろう。

2018-01-29

「坂上探検隊」の炎上について一言言っておきたい

27日にフジテレビ放送された「坂上探検隊」という番組が、今ネット大炎上中だという。

狩野英孝猛獣に襲撃され悲鳴…「坂上探検隊」が大炎上

http://news.livedoor.com/article/detail/14219432/

「ほんとに怖いのはチーターじゃなくてテレビ視聴者が引くほど体を張った狩野英孝さん、着ぐるみアフリカ動物に接触 #坂上探検隊

https://togetter.com/li/1193983

まあ、ツイッターちょっと批判ツイートがあったくらいのことを、ネットニュースがいつものように大事に書き立てて世間を煽ったもの

ネットニュースが盛大にスベっただけのようにしか見えないが、

ただ、ただこれだけは言わせてくれ。

「WILDBOYZ」について一切誰も触れていない!

いや、この「坂上探検隊」、やってることは「WILDBOYZ」そのままなんだよ。

「WILDBOYZ」とは、10年以上前アメリカMTVで放送されていたお笑い番組で、

アメリカバカ二人が世界中大自然を駆け巡って野生動物相手危険チャレンジをするという番組だ。

で、この「WILDBOYZ」の中で「坂上探検隊」で狩野がやっていたロケとまったく同じチャレンジをしている。

この動画の40秒あたりから

https://www.youtube.com/watch?v=sm4Xj_5bslg

なんか観客の「ヒュー!!」みたいな歓声が付け足されているのが気になるが(元番組にはこんな余計な音は無い)、

ほらね、まったく一緒でしょ!!

まり、この「坂上探検隊」は日本版「WILDBOYZ」なのである

やっている内容が完全に一致することから、「WILDBOYZ」を模範しているのは明白であり、

ワイルドボーイズのほうが10年以上も先!つまり、10年前のアメリカ番組を今更インスパイアしているのである

「そんなん日本人スタッフが知る訳ねーよ」と言うやつもいそうだが、

10年前は日本でもそこそこヒットしてDVDバカ売れした。

なかでもカンニング竹山はWILDBOYZの大ファンであり、自身の出演番組で何度もオススメDVDとして紹介し、上記動画を繰り返し放送した。

また、初代ニンテンドーDS発売時、日本では宇多田ヒカルCM担当したが

アメリカではなんとWILDBOYZの二人がCM担当した。

https://www.youtube.com/watch?v=sRD7Ha-78m0

CMですら「坂上探検隊」の狩野と同じ状況になっていて笑う。

まり日本テレビ関係者まさかWILDBOYZを知らない訳が無いのである

これをパクリだ、などと攻め立てるつもりは毛頭ない。

こんな叩かれるのわかりきってる企画を今の時代にカネかけて地上はゴールデンでやりきった気合お笑いマニアとして素直に褒め称えたい。

地上波で、しかネット嫌われ者であるフジテレビ放送たか案の定叩かれただけで、

これがamazonプライムビデオabemaTVでやってたら逆に大絶賛だったろう。

もはや、地上波テレビは何をやってもダメというどうしようもない局面に追い込まれたのだ。

で、俺が言いたいのはこんなことではない。

日本テレビ番組は「Jackassからネタ拝借しているのにリスペクト足りなさ杉!!と声を大にして言いたい。

「Jackass」とは、やはりアメリカMTVで2000年放送開始したお笑い番組で、

プロスケボー選手達がイタズラ、ドッキリ、身体を張ったチャレンジなど、危険ことならなんでもやってしまうという番組である

これが放送するやいなや、アメリカで大ブーム。これをマネして大怪我をするクソガキや頭の悪い大人が続出し、社会問題となってしまい、

とうとう放送中止に追い込まれたのである

そして、「Jackass」が放送できなくなったので10名ほどいた出演者のうち二人をメインに抜擢してスピンオフとして放送されたのが、先ほどの「WILDBOYZ」である

日本でのJackassブーム

Jackassはアメリカだけでなく、世界中で大ブームとなった。

日本では2、3年と少し送れてブームとなった。

なぜかといえば、日本MTVでも放送されていたが「論理的販売できない」とソフト化が見送られ続け、

ついに2004年にDVD日本語字幕つきで販売されるに至り、日本でも広く知られることとなった。

たちまち日本でもちょっとしたブームになり、当時のタワレコツタヤなどのレコードショップでは店頭の大画面でリピートされDVDは山積み、店の猛プッシュ状態

で、宮川大輔カンニング竹山など、Jackassファンを名乗る芸能人テレビでJackassを紹介しまくり、

宮川は当時JackassTシャツを着て頻繁にテレビ出演。

カンニング竹山に至っては深夜番組で「Jackassを超える映像を撮る!」などという企画をやっていた。

テレビ東京の深夜でも勝手に「日本版Jackass」を名乗る番組、「ヤンチャ黙示録」が開始。その内容は見たことのない若手芸人によるビックリするほどつまらない映像だったが・・・

また、電撃ネットワーク南部虎弾もJackassに強い影響を受け、無名若手芸人身体を張らせる過激DVD南部塾」を発売。

2004年から2006年にかけて、日本お笑いDVD界は日本芸人によるJackassオマージュDVDが席巻した。

日本アメリカの笑いの違い

で、本家MTV、Jackassの世界的ヒットを受けアメリカ以外の国でも、Jackass的な番組制作を開始。

まずはイギリスで「ダーティサンチェス」という番組を開始。これはぶっちゃけ、Jackassとは違うベクトルで笑えないため、あまり流行らなかった。

次に日本MTVでも公式に「日本版Jackass」を製作

監督に「とんねるずのみなさんのおかげでした」でおなじみ、マッコイ斉藤を向かえ、これまた日本無名若手芸人に無茶なチャレンジをさせるという番組「TEMPURA」を開始。

ただ、これはJackassファンにはあまりウケなかったのだ。

公式日本版Jackassとして始まったTEMPURAだが、内容といえばマッコイ斉藤若手芸人をイジめているだけの映像だったのだ。

「人を便器に流そう!」という企画で、嫌がって泣き叫ぶメンバーの一人を数人で抱えて公衆便所の汚い便器に顔を無理やり突っ込ませたり、

「落ちている物を食べよう!」という企画で、これまた嫌がって泣き叫ぶメンバーに無理やり公園ポイ捨てされたペットボトルの残りを飲ませたり・・・

で、一人マッコイ斉藤ゲラゲラ笑っている。という映像しか見えない出来だったのだ。

これはJackassではない・・・

本家Jackassも、TEMPURAと同じようなネタをやる番組なのだが、印象が全く違うのだ。

汚いチャレンジ絶対ケガするようなネタも、誰かに無理やりやらされるのではなく、自分から進んで挑戦しているのだ。

アメリカのカッコイイ兄ちゃん(しかプロスケボー選手)がすごくスタイリッシュにくだらないことをしている。

日本バラエティは、どうしても「嫌がる芸人強制的やらせる」という陰湿な構図になってしまう。

日本お笑いアメリカお笑いは、やってることは同じでも間逆に映ってしまうのだ。

からこそ、当時の日本でJackassが新鮮味をもって受け入れられたと言っていい。

宮川があまりにもJackass出演者の顔がプリントされたTシャツばかり来ているから、ダウンタウン松本が「それ、誰やねん!」とツッコんだことから

Jackassの存在を知り、映画評論の著書「シネ坊主」にてJackass評を書いている。(Jackassは4度も映画化され、公開のたびアメリカでは1位になっている)

松本は、メンバーが皆自発的にくだらないことをやっているが、何が目的でこんなチャレンジをしているのかわからないので日本人ではあまり笑えない、と評した。

やはり、日本お笑いでは「陰湿イジメの構図」が必要不可欠なのだ

最初に貼ったWILDBOYZの動画を見てもらえばわかると思うが、出演者が生死をかけた危険ロケをやっているのに

なんら嫌がる素振りはせず、むしろやってる側がゲラゲラ笑いながらライオンに接近していて、完全なキチガイであるがゆえに、見ていてハラハラはするが嫌な感じはしない。

陰湿ではないのだ。

JackassやWILDBOYZでも、出演者がションベンをかけられるなどイタズラやドッキリで酷い目に合わされるのだが、必ず後でやり返している。

そこに上下関係はなく、ただのバカな仲良し感が出て、なかなかハッピー空気になっているのだ。

「坂上探検隊」は、WILDBOYZと同じことをやっているのに、やっぱり日本人特有陰湿さが出てしまった。

これが多くの視聴者不快になった原因だろう。

陰湿にならなくても、Jackassがそこそこ日本でも流行ったのだから日本人でもイジメの構図がなくとも笑えるということは証明されているだろう。

ただ、面白いのが東京ではJackassのDVDバカ売れしたのだが、関西では全く売れなかったという。

東京ではウケていたが、関西人が見ると「何が面白いのかわからない」「何が目的でやっているのか意味不明」という感想ばかり出てきたという。

先ほどのダウンタウン松本評と全く同じである

宮川大輔をはじめとした、大阪吉本芸人の間では流行っていたそうだが、関西圏人間にはJackassは理解できなかったようだ。

やはり、地域によってはイジメの構図がないとお笑いは成り立たないのだろうか?

日本番組もっとJackassリスペクトしてよ問題

で、10年ほど前の日本でも若干のJackassブームがあり、「世界まる見え!」や衝撃映像系の特番で何度も紹介されていた。テレビ関係者が知らないはずはないのだ。

が、2010年になり日本でのJackassブームが落ち着き、テレビでもあまり取り上げられなくなると

日本テレビ番組でまるまるJackassのネタをやってしまうことが増えてきた。

坂上探検隊話題で「イッテQを思い出した」というツイートも多々見たが、

イッテQでは頻繁に「Q Tube」というコーナーで丸々Jackassと同じチャレンジをしている。

Q Tubeというコーナーは、YouTube素人面白チャレンジをしている動画ロッチ中岡がチャレンジするというコーナーで、

中岡チャレンジ前にはYouTube動画を紹介するのだが、

Jackassのネタを中岡がチャレンジする際には、Jackassの映像紹介がないのである

そりゃアメリカ番組映像放送するのはカネがかかるかもしれないが、ネタを丸々拝借しているのである

本家本元があるというちょっとした紹介くらいしてくれてもよいのではないか

とにかく、「あぁ、これJackassでやってたことそのまんまだな」ってネタが多すぎるのである

https://www.youtube.com/watch?v=9WbmRdvU6XI

https://www.youtube.com/watch?v=CsodsC7c4N4

たとえばこのJackassのネタなんかは、そのまんま中岡が挑戦していたが、この映像の紹介はなく、元ネタ存在スルー

エクストリームスポーツ界の神様ことマットホフマンとトニーホークが出演しとんのやぞ!!

というか、イッテQ作家鮫肌氏が、Jackassの映画日本で上映された際にインタビューに答え、Jackassを参考にしていると答えている。

http://www.cyzo.com/2011/05/post_6937_entry.html

参考にしてるのひとつネタだけじゃないけどねえ・・・

もっとリスペクトして!!

Jackassの出演者たちは、jackass大成功映画連続大ヒットで今じゃアメリカでは大スターセレブになってしまった。

メイン出演者だったジョニーは、ジャッキーチェンコンビで主役の映画を撮ってしまい、

ほかの出演者たちもスポーツ界・テレビ界の大スターである

そんな人たちが気軽に日本テレビに出演するとは思えないけど、元ネタくらい蔑ろにしないでくれや!

とにかく、俺が声を大にして言いたいのは「坂上探検隊」も「イッテQ」もJackassオマージュだってこと!

日本テレビオリジナルじゃないからね!

でも、坂上探検隊、笑いました。英孝ちゃんは天才

2017-10-06

https://anond.hatelabo.jp/20171006143924

痛いファンがついてるなーと流せばいいのでは

映画評論サイトの某アイドルが主演してる映画では

酷評アイドル一生懸命やったのに酷いと噛みつくファンがいた

2017-09-02

顔面コンプと、平野啓一郎世耕弘成ケラリーノ・サンドロヴィッチ

容姿ディス、失礼千万承知で書く。

から勝手に顔だけで近しさのような何とも言い難い感情を抱いてた人らが、こんなに普通の顔だったっけか、と新聞インタビュー写真二度見してしまうようなことがここ最近立て続けにあった。

平野氏、別に島田雅彦みたいなんではないけど穏やかでとっつきやすそうな丸顔になってたし、世耕氏はどことなしすっきりしてオタク感薄れてるし、ケラ氏はアク強いカエルイメージが優しそうなおっさんに後退トランスフォームしてた。

ベニントン訃報から久しぶりに洋楽ニューススクロールしてたら気のいい兄ちゃんといった風情の黒髪、誰これ?うおっピート・ウェンツぅ?フォールアウトボーイの。ゴスって絶対顔面コンプあるよなー、デブの方はよく見りゃイケメンだもんなと失礼にも思っていた10数年前から遠くここまできて、近所の三十路の善人感をスナップされたその笑顔をしばしぼんやりと眺めてしまった(その後引っ張り出して聴いた、シュガーウィーアー…)。

イケメン見てあーあ!と思う怒りのないまぜになったやっかみと同様に、才能も努力もあまりに及ばないであろうこの人らに、顔面は同じようなもんなのに!という嫉妬感じてたのだろうか?いやむしろハラハラしていたんだと思う、この顔を出して、非難されないだろうかという、それこそ自分強迫容姿コンプ内面勝手投影した思いで。メディアで顔見るたびちょっとドキっとしてたもんな。

そして非難されてほしいという、再矯正自罰みたいな気持ちもあったんだと思うわ、今にして思えば。誰も彼をも自分の中で基準容姿だけにおいて、知らず可・不可に選り分けていたんだな。

容姿ディスが日常の親の下でだいぶん強迫観念的に自分卑下してて、無駄卑下してるのは分かってたけど、周りの反応見るにそれが不当なものとも思えず、鏡の前、電車の窓に映る姿でいつまでもうだうだ己の顔を眺めていた10代、20代だった。髭と眼鏡髪型で誤魔化し隠して防御して、今じゃいつの間にか気付けば鏡を見るのは顔洗う時と歯磨く時ぐらいに減っていった。ヒゲ可の職場でよかった。

もし今自分高校生なら年中マスクしてる自信がある。ガエル・ガルシア・ベルナルの顔に生まれたかったと今でもふと思う。

宇多丸氏の映画評論下品で、本人ごと嫌いなタイプだったんだが、CSミニ番組で、10代の自分について、不細工運痴で冴えない俺は映画館に座ってこの暗闇にこのまま溶けていきたかったという回想独白してたの聞いたとたん急激に好感度が上がったし(だが評論は好かんまま)、変態仮面の人、誰だっけ、鈴木亮平か、俺は顔で勝負するタイプじゃないんだと若いころ悩んだ末に悟ったとインタビューで語ってたり(いやいや明らか男前っしょとは思うが)、こう自信ありげな人が容姿について自覚してる過去吐露してるの見ると誰であっても切なくなってしまう。

年取るとみなよい顔になるということもあるのか?人前に出ることが多いから顔がキリッとしてくるのか?写真に写るからには美しく撮るためのお膳立てにたけた様々な人が周りにいるのか?いろいろ謎。

社会的成功も、人を魅了する才能の生んだ果実の数も、美しい伴侶(世耕氏は知らん)も自分にはないが、単に彼らも自分も同じ分だけ年をとって、努力多寡はあるかもしれないが足掻きはして、美醜より他に考えないといかんこと山のようにあって、人生でいろんな人間の顔を見てきて、皆よい顔に見えるようなここに立っているのか?まあこんなことたらたら書いてる時点で自分コンプ吹っ切れてはないんだが、10数年前の、今よりずっとずっと悩んでたことと、他人を無闇に顔だけでジャッジしてたことを思い出して、なんかしんみりしたので書いた。いや違うな、「思い出す」ほどには離れてたのかと思って、そこにしんみりしたんだ。

この人らの仕事性格も知らずに顔面だけうんぬんするなとか、この人らは別に不細工ではないでしょとか、偏見内面化を上乗せしたルッキズムの極みとか、能力があれば顔は関係ないなら能力ない不細工はどうやって尊厳保ってんだよとか思われるかもしらんが、それでも持ってる自分なりの自尊心コンプとの長い葛藤というか、言及するために挙げてしまった、許してくれ

2017-07-13

ネットでみる映画評論にはろくなものがない

観てもいないのに事前から叩く愚か者、か

小難しい事書きたくて見当違いの方向に走ってくみっともないもの

しかない

2017-06-18

ライムスターマミーDの声が受け付けない

最初映画評論目当てだったんだけど、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルを毎週聞いてるとライムスターの曲が耳に馴染んで好きなってくる。

曲のメロディー歌詞も好きなんだけど、ただ一つマミーD氏の声がとにかく受け付けない。悪いけど聞いてると何故こっちがすごく恥ずかしい気分になってくる。思い切って言ってしまうと声がダサイ。あまりに受け付けなくて、ぐぐってみたりしたんだけど彼の声はむしろイケてるというのが世間評価らしい。マジかよ。メロディーどんぴしゃに好きな曲の場合、「これ誰か別の人が歌ってくれ~…」ってすごく歯がゆい

2017-03-23

製作費○○億で○○億円稼いだ!低予算からすごいんだぞ!

みたいなツイート見かけるとがっかりする

しかもそれが映画評論界隈だとなおさらだ

2016-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20161226172407

SFしか使えない奴はなんでも映画評論に見えるように、それしか能がない奴にはなんでも低所得に見えるんだなw


こう?

意味分かんないけど

2016-12-22

日本映画評論界に失望した

今年は邦画のいい作品目白押しだった。

シン・ゴジラ」「君の名は」「聲の形」「この世界の片隅に

アニオタ自分的には4巨塔だったが、それ以外にもアイアムアヒーローやHIGH&LOW葛城事件、怒りなど様々な作品目白押しだった。


しかし、「君の名は」に関する評価についてははっきり言って失望している。

ここまで見る目がなく、日本一般大衆海外批評家海外アニメファン思考がこんなにも離れているとは思わなかった。

イギリス大手3誌の高評価ロサンゼルス批評家協会賞の受賞。

また、フランス映画通に有名なカイエ・デュ・シネマが★5をつけたことなどを見ると海外批評家筋はかなり高いクラス評価をつけている。※カイエ千と千尋にすら★5ではなかったと思う。

もちろん脚本論理的矛盾点を指摘している人もいる。

その上でこれだけの高評価を叩き出しているのだ。

まり作品の軸はきちんと他にあると明確に認識しているということになる。


中国での売上や海外アニメファン内での盛り上がり。

台湾タイ香港中国ユーザーレビュー投稿サイトでも超ハイクラスのレビュースコアを叩き出し

また、まだアメリカで公開されていないとは言えiMDBでは8.8という異常な点数である。(恐らく最終的には8程度になると思われるが。


また、作品評価する際の下手くそさもコレだけ目立つとは思わなかった。

とんでもなく下手くそ比較論で敵を多数作り上げ、比較されたそれぞれの映画ファン対立を誘発し映画界の盛り上がりを落とすような褒め方など

まり稚拙で幼稚な論評をする人が絶えない。

なるほどこれが日本映画界が沈没する一つの要因なのだなと思い知らされた。

今のうちにこの習慣を改めないと海外とどんどん意識乖離し、市場に捻れきった評論があふれることになる。

ナショナリズムで凝り固まった論評をする人が増え、近視眼的で客観的ではないレビューが増えることを危惧している。

そう、あの「ゲハ」のようにだ。

海外日本評論がずれる事による最大のデメリット可視化したのがゲハなのだ


個人としてはとてもいい映画だと思うが、あれだけハイコンテキストな「シン・ゴジラ」を海外で受けると思っていた人は反省してもらいたい。

また、「この世界の片隅に」のような静謐さを備えた伝統日本映画的なアニメーションもなかなか評価され難いだろう。

※japantimesは3/5の評価を下した。政治的な要素もマイナス作用する可能性は十分に高い。もちろん一定程度の評価は私も受けるとは思っている。


個人的には、この世界の片隅により「聲の形」の方がまだ海外では評価されやすいと思っている。

公開されるのを待たねばならないが楽しみにしておこう。


さて、言いたいことはとりあえず言い終わった。

この先海外に売り込むアニメ日本評価されるアニメに大きな違いが生まれ可能性すらありえる。

と言うか既になっている。

今のところ十分に楽しめているが、日本評論家発言を見ていると日本映画市場が「ゲハ化」する可能性は十分高いと思っている。

引き続き見届けていきたい。

2016-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20161217233808

アニメ好きでも藤津亮太みたいな人はいるし

映画評論してるのでも有村昆前田有一みたいな奴は腐る程いるわ

増田みたいになんでも単純化しようとする阿保は何やっても浅いところ止まりだろうさ

2016-12-10

この世界の片隅に宣伝が云々

この世界の片隅に宣伝がされないって

上映前にネットのんちゃんファンが騒いでたらしいけど、

アニメ映画宣伝されないのが普通だと思ってたので、

それは騒ぎすぎだったろうなぁと思う。

宣伝出来るような金もないし。

でも、作品が公開されて評価が上がって来てるのに、

テレビで取り上げないのは流石に不自然だった。

ラジオネットとかでは映画評論家の話や見に行った人の口コミ

上がって来てた。(テレビ最初に取り上げたのはユアタイムか?)

うーんこれは流石になぁー、とは思った。

でもテレビ映画評論なんて流れたことないし、

映画評論を元にした特集なんて組まれことない。

あくまで人気俳優が出た、とか売り上げがよかった作品とか、

配給会社が売りたい作品特集されるのが普通

NHK営利目的番組作れたら映画紹介評論番組作りそうなもんだが、金が入った時点で評論は無理だな)

まぁそれが結果的に、映画好きはテレビなんか見て映画を選ばないって話なんだろう。


でも、やっぱり能年玲奈のんになったことが影響してるのだろうなぁ、と。

普段朝ドラ含め、実写を全く見ない人間だけど、のんちゃん騒動は流石に知ってた。

芸能界名前すら名乗らせてもらえないのか、と。

ぶっちゃけ芸能界引退させるつもりだったんだろうな、と。

のんが何かのアニメ映画声優をするとは小耳に挟んではいたけれど、

NHKの公開前の特集(今は平和記念公園になってしまっている中島本町という商店街理髪店の話)見るまで

のんがやるのがこの映画だってこと知らなかった。 

のんが色々言われてはいるが、アニメ映画好きなので誰が声優だろうと、見に行こうと思った。

映画を見た後、自分としては、

のんがやってよかったとは思うが、のんじゃなくてもこの映画評価高かったと思う。

ただ、やっぱりのんが原因だかテレビ映画を見る目がないんだかしらないけど、

この映画が取り上げられないのが残念で残念で。

やっぱりこの映画多くの人に見てほしいな、とは思った(つまんねーって意見あってもいいと思う)。 


なんか、最近ネットで場外乱闘起きてて、隊長と町山さんね、

映画宣伝のために裏事情出して炎上させているのか、圧力かけての火消しなのかわからないけど、

のんファンは、圧力の有無に関わらず、騒ぎ続けると思うので、

事務所は黙って嵐が過ぎるのを待つしかないと思うよ。

ファンに叩き続けるメリットはないけど、叩くのやめるメリットもないもん。現時点では。

叩いた方が騒ぎになるし、見てくれる人いるだろうし。


でも、火消しのメリット炎上メリットもないんだとも思う。

映画の内容が素晴らしくて売れ始めた。

炎上したらのんの印象悪くなるかもしれない一方で、

火消ししようとしても、もう映画評価は多分変わらないし、今後も売れ続ける可能性が高い。

まさに無意味な戦い。場外乱闘

どっちの方向からおせっかい焼かれても、今ガッキーがすごいんでしょ。

から事務所は気にしないっしょ。っていうか気にしたって骨折り損じゃん。


よけいなことに関わらないで、素直に映画を楽しもうじゃないか

テレビ局事務所及び俳優映画の一要素でしかなくて、

いい作品とそれを愛する映画ファンの前には、全く無力なんだ。


あー、ローグワン見に行くか迷うわー。

2016-11-02

邦画の90%はクズである

ただしすべてものの90%はクズである。ご存知スタージョンの法則である

さて、今回は次のブログエントリー反論していきたい。

邦画はクソ!」というあなたに見て欲しい日本映画黄金期の名作 - シロッコ手習鑑

http://sirocco.hatenablog.com/entry/Japanese-Movie

1行で要約すると

邦画はクソ、つまらない」という人は日本映画黄金期の名作見てないんじゃないの?「七人の侍おすすめ

通常であれば、うんうん「七人の侍」いいよね。黒澤映画の基本だよね。で済ませていたところだが、

面白いという保証のない現代映画をみるなら映画黄金期の名作を見るのをオススメします。

という一文がどうにもひっかかったのでここにキーボードを執った次第。

1.「邦画はクソ」とは基本的現代の新作邦画への評価なのでは

邦画について検索すると「邦画はクソ」という結果が出てくるらしく、その一例として示されたまとめサイト

記事過去の名作邦画も含めて批判する主張。

でも現代人が「邦画クソ」という場合、この前見に行った邦画がつまらなかった、ハリウッド大作と比べると

どうしても全米が泣けない、原作改変しすぎて新規ファン流入もないし原作ファン激おこだし誰得なの?

マンガ実写化文句言うのはカッコ悪いってカッコつけるために言ってるんじゃねえよこちとらカッコ気に

してられないほど必死なんだよ。

みたいな文脈だと思うんだよね。もっと良い新作邦画を作ってくれよ、の裏返しの邦画クソ。

もちろん全ての新作邦画ダメだとは増田も思わないけど。

まずいものを食べてまずかった、という生の声味噌汁がしょっぱいので盛り上がらなかった、とかね。

そこへ評価が確定している過去の名作を見ればいいのに、とアントワネットばりにケーキを薦められても違くない?

オールタイムベストランクインしている名作を見るランキング型消費では、「君の名は。」「シン・ゴジラ」が

ブームからと見に行くのと大差ない、いやむしろ悪いんじゃないか

新作を見て評価するのは、きさんがやらねば誰がやる?

面白いという保証のない現代映画をみるなら映画黄金期の名作を見るのをオススメします。

新作映画は見てみるまで面白いかどうかわからない。評判はあっても時間の審級を経てはいない。

それでも、新作を見る人がいるからこそ映画は作り続けられる。回転資金がなくなれば味噌汁さえも作れなくなり作品数は減る。

最初スタージョンの法則に戻る。名作は幾多の駄作の屍の山の上にわずかに咲く花だ。

山が小さくなれば名作のド壌も枯れてしまう。

新作見るより過去の名作を見ればいいのには、映画興行否定だ。

邦画の良さを紹介するために邦画を殺したら本末転倒ではないか

2.映画黄金期について

1.で大体言いたいことは終わった。あとは重箱の隅です。

当時の娯楽の王様である映画作品が数多く作られていた50年代60年代日本映画黄金期なのには異論はない。

しかし、その後テレビの隆盛、レンタルビデオの登場など、作品数・入場者数が減っていくには理由があり

単に数が下だから今は暗黒期、だから黄金期のを見ようという論は雑である

物価の上昇はあるが、観客動員数映画館の数は最盛期より減っているにもかかわらず興行収入上位には

現代作品ばかり並んでいる。現代だって捨てたもんじゃないよ。上位=名作とは言わない。

では黄金期に多く作られた中でどれほどの作品が今に伝えられているのか。直木三十五作品は読み継がれているだろうか。

名作とされるものしか今に至るまで残らないか黄金期はより素晴らしく見え、洋画もヒットが見込める

ものしか伝わってこないから大作・名作の粒揃いに思える。

現代邦画は、ダメものも全部さらけだされているか相対的に90%クズ感が増してしまう。

上澄みと生データを比べたら勝ち目無いよね。観る側向けにはこの点クギをさしたい。

だが、過去の名作を踏まえた上で今映画を作っている方々には、なんで見えてる地雷そびえ立つクソを作りあげてしまうのか。

味噌汁のミソとクソを間違えてはいいか映画評論してきた経験製作現場には役立てられないのか。

各自点検をおねがいしたい。

3.「七人の侍」(1954)

名画が今もスクリーンで上映されるのはいいことだと思う。

金と時間が許せば名画座毎日入り浸って映画漬けの日々を送り何百本のノルマ果たして蓮見ゼミに潜り込むんだ。

という夢の前提条件も今ではhuluなりNetflixなりで自宅に居ながらにして叶えられる。

しかし大スクリーンで一時停止も巻き戻しもなく集中して見る体験映画館しか味わえない。

七人の侍」が公開された1954年、「ゴジラ」と「君の名は」も公開されていた。

奇しくも今年、その系譜を継ぐ「シン・ゴジラ」「君の名は。」が、それぞれ好評を得ながらヒットしている。

過去の名作は逃げない、銀幕にまたかかることもあるだろう。

シン・ゴジラ」「君の名は。」が新作としてかかるのは今しかない。

面白いという保証がなくても現代映画を見ていこうよ。

4.シネフィルアマゾンプライムで見られる映画おすすめ

ドリーマーズ」(2004)R-18 

ラストエンペラー」のベルトルッチ監督作品

1968年五月革命パリ舞台パリ留学中のアメリカ人青年マシュー

シネマテーク抗議デモを通じて知り合ったテオとイザベルの家に転がり込み……。

エヴァ・グリーンおっぱいがきれい。

邦画でなくてすまんね。

2016-07-08

アニメ評論家の皆さんへ

アニメを見た後はその感想評論を見るのが好きなんだけど、アニメについて書かれたのはだいたいキャプを貼りながらあらすじをなぞっていく系か「ポストモダンが〜」的な頓珍漢な論考ばっかりな気がする。

大学時代はオタサーっぽいところに居たこともあるけど、「天使ちゃんマジ天使」「にゃんぱす〜」的なアニメを通じた表層のコミュニケーションばかりなのでつまんなかったんだ。表面をなぞって記録をつけたり、アニメツールコミュニケーションするのは楽しいからしょうがいね。でも、それだけじゃ物足りない。

ところで、町山智浩という映画評論家を知ってるだろうか。彼の映画評論監督の来歴、物語の背景、ストーリーに隠されたパターンなどを駆使して「隠された構造を暴き出す」という楽しみを聴いている人に提示してくれている。

町山智浩氏はオタクっぽさが滲みでているが深夜アニメなんて評論してないので(まどマギ劇場版はやってたかな)、町山智浩っぽい深夜アニメ評論があれば教えてください。監督を含め、作画脚本スタッフ声優などの来歴を踏まえて縦横無尽評論したら面白いと思うんだけどね。『エヴァ』や『まどマギ』など、いかにも「ストーリー考察」しやすものは既にやられているけど、露骨萌アニメの評論でも「ゴチうさ2期のED作画陣が凄い」などという話題も有ったのでそっちが見たい。

類似評論がなければ、チャンスじゃないですか? アニメ評論家の皆さんぜひ!

2016-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20160425092658

映画評論で読むに値するのが町山智浩ぐらいだなぁ。その町山さんもアメリカ映画評論を訳して喋ってるだけだろうが。

素人意見Cinemascapeにせよみんなのシネレビューにせよ、見るべきものがない

2016-04-10

映画秘宝ランキング投票者で『進撃の巨人』をdisったやつを調べてみた。

はてなブックマーク - 今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

yingze 映画評論界隈は分からんけど、ネットで有名になった前田有一春日太一以外の評論家は、新劇巨人をどういう評価したのだろう。興味ある。

俺も気になったから調べてみた。


知らない人のために言っておくと『映画秘宝』は、『進撃の巨人』の脚本担当した町山智浩氏が立ち上げた映画雑誌です。つまり、「身内」の雑誌。今も原稿書いてます。そのため、『映画雑誌』のライター寄稿者はみな『進撃の巨人』に対して、難しい政治的判断を求められたわけです。

で、その結果をまとめてみた。ちなみに編集も巻末でその年のベストを発表してるけど、ワーストは出さない慣例。



参考資料:『映画秘宝 2016年3月号』「2015年度HIHOはくさいアワード」(知らない人のためにざっくりいうと、映画秘宝主催するゴールデンラズベリー賞みたいなもの


総合ランキング

1. 『進撃の巨人 前編』

2. 『ターミネータージェネシス

3. 『ギャラクシー街道

4. 『進撃の巨人 後編』

5. 『アベンジャーズエイジ・オブ・ウルトロン


以下、『進撃の巨人』に投票した人間コメントの主旨(not 抜粋)。


會川昇アニメ脚本家小説家)「『大人向け怪獣映画』を作ろうと考えることが子供じみていて、それを乗り越えて『本物』を作ることができるのはほんの一握り」

大場しょう太(宣伝プロデューサー映画祭ディレクター)「今更自分が呈すべき苦言は何もない」

岡本敦史(秘宝編集部所属ライター)「みんな『でも食人描写はいい』と擁護するけど、それすらどこがいいのかわからない」

尾崎一男映画評論家)「前後編を一本とみなすとさほど悪くないけれど、前編を一本の映画として見た場合そうとう酷いでき。後編冒頭のダイジェストのほうがまだよく出来てる」

小野寺生哉(カナザワ映画祭ディレクター)「特撮は良かったけど、脚本ドラマ部分がヒドすぎる。本作を巡る場外乱闘も醜かった(おそらく春日太一twitter のこと)」

餓鬼だらく(ライター)「ドラマ部分が不自然

キシオカタカシ「『マトリックス レボリューションズ』の再来」

北原香(秘宝編集部)「一番期待値との落差が酷かった映画

佐々木浩久映画監督プロデューサー)「芝居を軽視しすぎ。こういうのを面白く撮れないと日本映画ダメになる」

ジャックハンター吉田(元プロレスラーコラムニスト)「関係者には申し訳ないが、ピンとくるものがなかった。前後スタイル日本映画界の病巣」

中野貴雄脚本家)「人喰い巨人秘密なんて別に知りたくもない」

長野辰次(ライター)「マンガ実写化功罪について考えさせられた」

五郎・あれは七年殺しだろう平山平山夢明)「すべてに薄味。つくり手にキチガイが一人しかいなかったのが敗因」

藤原カクセイ(特殊メイクデザイナー)「お話も演技もなんら驚きがない」

プッチー・ミンミン(ライター)「前編は楽しめたのだが」

まぐれものマンガ編集者)「前編は尖っていたが、後編は『型にはめられたくない』という型にハマってしまっていた」

三留まゆみ映画評論家)「なんだかんだ言って好き」

モリタタダシ(ライター)「期待を膨らませて見に行ったものの、時間と金を浪費した感覚だけをお持ち帰り」

山田誠二(プロデューサーコミック脚本家)「キャラと結末の変更がファンにはちょっと受け入れがたかったよね」


番外編:

ダイノジ大谷お笑い芸人)「感想を求められそうな状況がめんどくさくて観られなかった」

すぎむらしんいち漫画家)「マッドマックス特赦によって今年のクソ映画はみんな無罪」(どうでもいいが、特赦になったからといって無罪にはならない)

髙橋ヨシキ(映画秘宝アートディレクター)「何かというとヴあああああと叫んでばかりの邦画全部。」(票にはなってないが、当然『進撃の巨人』も含まれる)

樋口毅宏小説家)「『プレイボーイ』の映画評で毎月レビューしてると『日本映画は才能のない連中の巣窟か?』と思うことしばし」(『進撃の巨人』をレビューたかどうかは不明



結論:わりとみんなdisってた。

2016-03-06

初心者向けのおすすめ映画評論本ないだろうか

映画初心者です。広めの作品が紹介されてる映画評論でいいものないだろうか。

映画見方がわかる本」「映画は父を殺すためにある」「何が映画を走らせるのか」「淀川長治黒澤明を語る」あと簡単な脚本の書き方の本は読んでる。

蓮実重彦の本はめんどくさくて無理そう。

2016-02-19

年間映画数本しか見ないぼく、の親父がおすすめする映画

イラ映画館では確かに一本か二本くらいしかみないけどね。

前田さんの映画批評は好きな方。

今はもうなくなったけど、サイト名忘れたがなんかいっぱい映画評論やってたサイトがあってそこのほうが好きだったな。

 

亡くなった親父が黒澤明の大ファンで、黒澤明全集みたいなの持ってたな、ぼくは読んだ事ないけど。

ちっちゃい頃から七人の侍」は凄いとか、「生きる」を見ろ、とか「乱」は流石黒澤だ、とかよく聞かされたもんだ。

スターウォーズテレビで一緒に見たときは散々、この映画は「隠し砦の三悪人」の真似だ、とか言ってたっけ。

でもルーカスの事は褒めてたよ。スピルバーグも凄いって。

なので一発目はこれ。

 

用心棒監督は当然黒澤明

マニアックな事はおらっちにはわかんねーけど、めっちゃ面白いよね、これ。

三船敏郎演じる素浪人の「桑畑三十郎」がかっこいいし、仲代達也演じるやくざもかっこいい。

また殺陣が素晴らしいし、オイラ素人から専門的なことはよく分からんけど構図とか色々めっちゃ凝ってる。

七人の侍同様凄すぎて、アメリカ映画とかに真似されまくったらしいけど。

パート2に当たる「椿三十郎」も同じくらい名作だよ。最後の血飛沫が出すぎだけどw

 

ゴッドファーザー」フランシス・コッポラ監督

親父はこの映画コッポラも凄いって言ってたな。

でもオイラ最初の方にある馬の首のシーンが恐すぎて、ちっちゃい頃はそれ以上見る事が出来なかった。

最近改めて見てみると、凄い映画だなぁと思ったね。

マーロン・ブランド以上に凄みのある人なんて入るのかなぁ?と思ってしまうくらい。どう見ても明らかにほっぺた脱脂綿含んでるけどw

とにかく、マフィアこええええええええって映画ですけど、人間愛・親子愛・兄弟愛みたいなのが実に濃く描かれてます

なお親父に言わせれば、コッポラもこの映画で黒澤の真似してるんだってさ。

「悪い奴ほど良く眠る」だったっけかな、なんか真似されてるらしい。

 

パリ、テキサスヴィム・ヴェンダース監督

いやこれは正確には親父のおすすめではないんだけどね。

たまたま親父がテレビつけたまま寝てて、そこに映ってた映画がこれだったってこと。

なぜか親父がイビキするその部屋でじっと見てたわけ。

かなり昔の話なので、内容はあんまりはっきりとは覚えてないが、とにかくぼろぼろ大泣きした映画

わけも分からずに見ててこんなに大泣きした映画はこれしかないw

最後のシーンと言うか景色がめっくちゃ素晴らしいと言うのは強烈に記憶に残ってます

 

クラッシュ監督ポール・ハギス

偉い古い映画ばっかりの紹介だけどこれは最近。つっても公開は多分10年前かな。

ぼくは前評判も聞かず大した情報もないまま映画見て感動するのが好きで、なので10見たら9は失敗なんだけど、そんな中で当たった映画の1つ。

この映画アカデミー作品賞取ったなんて知らなかった。

いやこの映画マジで凄い。

脚本が物凄く良く出来てて、調べるとボールハギスは同じくアカデミー賞取ったクリント・イーストウッド監督の「ミリオンラーベイビー」の脚本書いた人って言うじゃないか。

とにかくすんばらしい!手放しで絶賛。・・・親父は何の関係もないがw

 

砂の器野村芳太郎監督。でもこの監督よく知らんw

親父は生前、繰り返し「砂の器」がいいって何度も言ってたんだけど、オイラあんまりそうは思わんかった。

ハンセン病? これがよく分からんかったからかも知れんけど、何せ起きた犯罪殺人一件としょぼくて・・・ごめん。

ただ、親父も言ってたけど、ゴッドファーザーの曲を真似したとしか思えんテーマ曲はなかなかいいとは思った。

 

とりあえずこんな感じで。

2016-01-25

ネクストステージ対応した価値観とは

昭和価値観からすれば、女とセックスできるなんて大層なことだった。

しかし、今ではネット美女を見ながらオナニーできてしまうので、女とのセックスに大層な価値を感じられないと思う。

しかし、じゃあそれに対応した価値観ってなんなのか、昭和生まれモテないおっさんである俺は知らない。

  

しかしたら、当たり前に存在しているかもしれないその価値観が無いからいまいち現実事象理解できない。

なぜ、価値が無くなった女が偉そうに恋愛における優位を仕事場なんかでも持ち込むのかが理解できない。

女性を大切にする価値観は、そりゃリア充セックスできるから意味があるかもしれないが。セックスすることもない非リアにその価値観押し付けられる意味が分からない。

セックスだけで言えば、オナニーセックス以上が得られる世界なっちゃったじゃないか、と素朴に疑問に思う。

女は非リアに対してセックスチャンスゼロでいいし、それなら男同士のように対等な付き合いできてほしいんだけど。

なぜか、アファーマティブアクションもらってる側が偉そうにしている。おかしいと感じるが、何らかの価値観があるんだろう。その価値観ってなんなんだ。

論理的に異常に感じてしまうのは、昭和感覚からすれば当たり前だが、昭和とは社会構成が変わったから新しい価値観ができたんだと考えるのが妥当だろう。

その価値観ってなんなんだ。昭和価値観しか持ってないから、その違和感をずーット感じている。

  

でも、現代に生まれ子供世代はそういう新しい価値観の中で生まれているわけだから、その空気を当たり前として生きる世代がいるんだろう。

その価値観、教えてほしい。子供達に頭を下げて授業してほしいくらいなんだわ。

  

俺が生まれ世代ってのは、戦争世代バブル世代とはまた違った価値観を確かに持っていた。

から、今生まれている価値観ってのもあるはず。だって世界がコンだけ変わったんだから

  

セックスだけじゃない。映画も変わったと思う。

昔は、映画なんてのも評論家文章を読んでるくらいだった。

でも今じゃネットでそこらの人の意見が簡単に分かるし、映画のまとめもウィキペディァで明確に分かる。

こうなってくると、映画評論映画を感じていた人間とはまた違った価値観生まれる。

俺は、映画評論的な時代映画鑑賞には価値を感じなかったが、今はいくらでも見たそばから感想を見れるため、映画を見るのが好きだ。

映画自体は同じ映画でも、まったく見る意味合いが違う。

『桐島、部活辞めるって』を見た後は、『リリイシュシュのすべて』や『大怪獣東京に現る』や『ゴトーを待ちながら』といった関連作品をスグ知って速攻世界を広げられる。

こういう価値観の中で見る映画への価値観は、1990年代とは全然違う。

こういう価値観の中で映画を見ることは俺はマッタク抵抗ない。だって、その世界価値観を知ってる側だから

  

でも、セックス価値観は未だに分からない。もしかしたら、皆も知らないんじゃないかとすら思っている。

俺と同じように、リアル女性と関わるリスクとリターンより、xvideosアサリエロ漫画アサリのほうが当然いいよねって考えのほうが当たり前だしスタンダードなのかもしれない。

皆、この新しい世界での新しい理屈対応できず、価値観がずれてるんだけど、対応できてないみたいな不安を感じているのかもしれないと思えてくる。

  

実は、20歳のアイドルやってる女と援助交際をした。デートして、飯食って、セックスした。4万円弱。

数回やったが、価値を感じなかった。素人とやった感はあるんだけど、昔なら感じていたレアリティーを感じなかった。

AV美女を見れなかったり、二次元がこんだけ進んでいなかったら、多分相当価値があったことだったんだろうけど。昭和ならすごい価値あることだったんだろうけど。

マッタク価値を感じずビビッタ。むしろ、コンだけ金とってこの程度なのかってビックリした。

エロゲー買うほうがまし。DMMで見放題登録したほうがましだった。快感だけで言えば。

素人とやったとか、その女とやったみたいな価値がマッタクなかった。

  

これで、よく皆納得して彼女作れるもんだとビックリしてしまった。

もちろん、セックスだけじゃないんだろうけど。じゃあその価値観ってなんなのってのが伝わってこない。

  

他にも、色々な分野が、ネクストステージ化しているんだろう。

たとえば、ユーチューバーリア充を見ると、リアルリア充を見る価値ってのが伝わってこない。

ネット絵画演劇を見て楽しんだら、リアルで見るのはダルイ。ってか、コスパ考えるとリアルに赴くコストに対して得られるリターンが小さい。

でも、もちろん、たまには行くよ。そりゃ行くよ。そこで得られるものもある。

でも、相当な部分がネット代用されるから相対的リアル価値は小さくなる。小さくなった価値補填するだけのサービスを受けられない。

リアルでの活動は、これまでより値段が下がっても大きな買い物になっちゃったのに、それでも、価値観を変えずにリアルリアルで続くんだろうか。

そこは違う価値観が生まれてると思うんだけど、じゃあその価値観ってなんなんだ。

  

でも、旧来の価値観人間がそのまま受け継いでネクストステージを生きているように感じる。

新しい価値観、みたいなのってないんだろうか。

ネクストステージ化を包括する思想みたいなのって無いんだろうか。

2016-01-23

なぜ世の中はリア充しなの

リア充。本当に皆好きなんだろうか。

『桐島、部活やめるって』みたいなのでリア充が非リアに敗北みたいなのやってたけど。

リアルで、リア充見て、俺は好きになれない。

好きになれないが、周りがワイワイと誉めそやすから、仕方なく付き合わざるをえない。

  

俺は本当は、将棋とか、絵画とか、映画評論みたいな、クッソ地味な話がしたい。

しかし、そういう話はウケナイ。

  

リア充がウケル層ってどこかといえば、女だ。

女が誉めそやすからリア充肯定に進んでいく。

  

イケメンとか、高身長みたいなのを取り込む力がリア充は強いらしい。

イケメンとかは、彼女経由でリア充と引き合わされるらしい。

  

一方で、もしかしたら本当に皆リア充が好きなのかもとも考える。

リア充感覚でないと、ポジティブではないのじゃないか。

ポジティブでないと、子供を残すという話にならないんじゃないか。

子供を残さな感覚ってのは、いくら正しくても否定するように遺伝子が働くんじゃないか。

  

イケメンが、非リアのほうがいいよーってなれば、多分この世は非リア推しの風潮になるように思うんだけど。

多分それだと女が楽しくないんだろう。女に受けないものをやってもリア充セックスできないし、マスコミは煽れない。

  

でもさ。

純粋な楽しさや、レベルの高さで言えば、圧倒的に非リアだろうって思うけどさあ。

でもあれか。非リア的なレベルの高さは参入障壁になるか。

グミチョコパイン』みたいなのでも、そんなの言ってたかなあ。

  

女は流されやすいし、流行に弱いからバンドみたいな、クソ下らないリア充趣味が世の定番になるんだろう。

って思うんだけど。

なぜ世の中リア充ノリなのか、分からないんだよなあ。マジでまらない。

『桐島、部活やめるって』みたいな感じで、イケメン映画作りやってますみたいな風潮はやらないかなあ。だめかあ。イケメンメリットないよなあ。

つか、仮にイケメンが来ると、女が来るから、女が来たらその分野がつまらなくなるからダメか。

  

そう考えると、リア充趣味って、女や馬鹿リア充隔離するための分野で。

本当に面白い分野は非リアに任されてるってことか。

  

なるほどな。働き蜂と、女王アリみたいなもんか。

2015-08-06

映画レビューの話。もしくは統計で寝てた人への苦言。

映画レビュー信頼度を測って順位付けとか映画好きとして看過できない記事を見かけた。

結論から言えば、言葉の使い方から数字の使い方までテキトウで、普通に侮蔑になっててヒドイ。

(たぶん自分が何をしたいのかよく判って無いまま数字を弄ったからだと思うけど)

で、何がどう言うことなのか解説しといた。

みんなも、自分感性に似てるレビュアーを見つけるようにしてみよう!

映画レビューとはどういったもの

映画感性に大きく左右されるので、万人に正解があるレビュー存在しない。

端的に言えば、アンパンマン好きな人と、チャイルド・プレイ好きな人とで、レビューの読み方は違う。

どんなに高評価だろうが、子連れポルノ帝王ドン・ジョンみちゃダメなのだ

どんなに高評価でも、ゴア好きがモキュメンタリーホラーブレア・ウィッチ・プロジェクト」はダメだろう。

なので、映画レビューの優劣を決めよう、成功や失敗を検定しようというのは、無意味行為だ。

じゃあレビュー検証無意味なのか?

「オレが映画を観る参考にする為に、ある人のレビューが利用できるか知りたい」なら別に問題ない。

これは言い換えると「オレの感性に最も近いレビュアーを探したい」と言う意味からだ。

そこで、自分映画評とマッチングさせるにはサンプル数が少なくて使いづらいので、

自分感性の近似として「Filmarks」スコアを用いる、なら良いと思う。

これは「Filmarks」の評価集積に良く近似するレビュアーを見つける事になるからだ。

(これなら、近似しないレビュアー別に劣っているわけではないことは自明だ)

そもそも信頼度 (Reliability)とは

信頼度は、「一定期間に動いている確率」と定義される。

故障率とか、稼働率を出す際に利用されている、工業的な用語だ。

(ある業界内の定義通りに使えという意味ではなく、キチンと意味付けして使う必要があるってことだ)

「Filmarks」が2点以下なのにレビューが4点以上なら「故障」と意味づける、ならまだ判る。

Filmarksの低スコアを高スコアにしちゃう人、つまりオレの地雷判定とは違う≒壊れている、だ。

(それだって相当失礼な表現だが。本来この手のは第一種過誤と第二種過誤(偽陽性偽陰性)の話だ)

ある値(真値)に近いかどうかを示すのは、「正確度(accuracy)」と呼ぶ。

1点を1点と言うか、4点を4点と言うか、ということだ。マッチングだね。

計測値に再現性があるかどうかは、「精度(precision)」と呼ぶ。

2点の映画を1点と言ったり3点と言ったりバラつきが無いか、ということだ。

元々やりたかったことが「地雷を踏みたくない」なら、信頼度(故障率)を測るべきだ。

件の雑な記事では、正確度を測ろうとしている。しかも測り方が輪をかけて雑だ。

本来やるべきだったこと

  • 地雷を踏みたくない」なら、参照標準はFilmarks2点以下にする
  • 「Filmarks感性に近い人を探す」なら、Filmarks基準値と測定値の差の平均とFilmarks値の差を出す(つまり偏り)
  • 10本で計算するとか統計なめてんのか

そもそもの地雷を踏みたくないから、低評価映画を高評価付けられたら困る」なら、

「Filmarksで低評価を付けられてる作品に、何点付けたか?」を数え上げないといけない。

記事検証(Filmarks感性での地雷避け)

件の記事のFilmarksスコアで2点以下は、「ワイルドカード」ただ一本である。(2.9点)

そうすると「地雷避けレビュアーを探す」意味では、コレと比較しないと無意味だ。

(4点を4点と評価してても、2点も4点と言っていれば、地雷避けにならない)

一本しかないので誰でもすぐ判る。

(http://www.cinematoday.jp/movie/T0019688 短評順序は引用者入れ替え)

もっと地雷よけに使える第一位中山 治美さんだ。

同率2位が、3名。Filmarksで低評価なのに4点が2名。

件の記事では中山 治美が7位、相馬学、なかざわひでゆきが4位と、

地雷避けには全く使えない順位になっていることが、ひと目で分かる。

あのランキングでは、ワイルドカードは観るべき映画になるのではないか?

(そもそも1本で検証する滑稽さは伝わると思うが、10本でも同じであるのはお分かりいただけるだろうか?)

まとめ

目的を忘れて地雷避けにすら使えないランキングドヤ顔で載せるぐらいなら、

レビュアーのお名前を書いた紙飛行機飛ばして、飛距離順に並べたほうがマシである

とは言いつつも、断トツの1位だったミルクマン斉藤映画短評は、今後かなり意識して読む事になるでしょう…!

【検証】シネマトゥデイ映画短評ライター信頼度調査 〜映画評論ライター9人の頂点は誰だ? - YU@Kの不定期村

ミルクマン斉藤さんがFilmarks近似である(その他の方がFilmarksと乖離がある)と主張する件の記事は、すぐに取り下げるべきだと思う。

タイトルに「【検証シネマトゥデイ映画短評ライター信頼度調査映画評論ライター9人の頂点は誰だ?」としているのは、即取り下げて謝罪すべきレベル侮辱記事であると思う。9名全員を愚弄している。

(最低でも【お遊び】【ジョーク記事】と入れるべきだし、調査や頂点という単語を使うべきではない。はてなブックマーク - 【検証】シネマトゥデイ映画短評ライター信頼度調査 〜映画評論ライター9人の頂点は誰だ? - YU@Kの不定期村に冷静なブコメが付いているのが不幸中の幸いだ)

2015-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20150214223556

暮らし手帳でやってた、沢木耕太郎映画評論思い出す文だった。題材について語っている文章がまず面白いという点で。

ジャズに興味湧いた。

2014-07-19

朝日のクソ記事

http://www.asahi.com/articles/DA3S11251769.html

ワールドカップはおろか、サッカーに関する記事のなかでこれほどまでに無知蒙昧、盲目的外れのくせに上から目線な記事は初めて読んだ。

全文を読む為には登録しなきゃいけないところをみると炎上商法か?

以下、興味ある方向けに全文をコピペします。こんなクソ記事読むために登録なんて誰がするか、誰がさせるかクソ朝日

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サッカーワールドカップW杯ブラジル大会が終了した。熱戦続きだったが、「なぜ、開催国ブラジルドイツに7点も奪われたのか」「なぜ、日本代表はまったく精彩を欠いていたのか」など、さまざまな謎も残った。映画評論と共に、斬新な視点からスポーツ評論でも知られる蓮實重彦さんに、謎解きをお願いした。

 ――今回のW杯特に決勝トーナメントに入ってからは、一部の試合を除き、なかなか点の入らない展開が目立ちました。素人が見てもワクワクするような試合もっとやって欲しかった、という思いもあります

 「国民や国の期待を背負うと、どれほどスポーツスポーツ以外のものに変化していくか。それを見せつけられた何とも陰惨なW杯でした。サッカーとは本来ゲーム』であり、運動することの爽快感や驚きが原点のはずですが、W杯は命懸けの『真剣勝負』に見えてしまう。お互いもう少しリラックスしなければ、やっている選手おもしろいはずがないし、見ている側も楽しめない」

 ――なぜ、真剣勝負だとつまらない試合になるのですか。

 「『ゲーム』ではなくなるからです。ましてや負けないための真剣勝負など、見ていて興奮するはずもない。前回2010年の南アフリカW杯で、日本代表岡田武史監督大会直前、徹底的に防御を重視した『負けないサッカー』へと泥縄的に方針転換しました。確かにそれで1次リーグ突破できましたが、『1点でも奪おう』というサッカー本来精神からは、ほど遠いコンセプトだった。今回3位になったオランダ代表は、まあ前線ファンペルシーやロッベンいるからでしょうが、5バックというさらに防御重視の戦術で、まるで『岡田ジャパンのなれの果て』のようにさえ見えました」

 「勝ち上がるのを最優先すれば、どうしても『岡田化』が進む。今後はさらに防御重視の傾向が強まるでしょう。しかし、サッカーはどちらかが防御に徹すると、ゲーム自体が成立しなくなる。日本ギリシャ戦はその典型です。運動の快さを放棄してまで、国が期待する勝利にこだわる。そんな『スポーツの死』には付き合いたくない。W杯はそろそろ限界だ、とつくづく思いました」

 「国を背負うとどこか血生臭さも出てきます。その一例が、コロンビア選手ブラジルネイマール背中にひざを入れ、骨折させた場面です。故意かどうかという問題ではなく、国のために死にものぐるいでプレーすると、ああいうことが起きてしまう。他にもずいぶん負傷して血を流している選手がいました。観客の皆さんは、あの血生臭さにもう慣れてしまったのでしょうが

――日本代表はどうでしたか

 「ザッケローニ監督は、日本サッカーのためにある程度までうまくやったと思います岡田監督とは違い、前々代表監督イビチャ・オシムが作った流れを壊さなかった。私はオシムが率いていた時代ジェフ市原(現・千葉)の、攻守にわたり選手たちがダイナミックに動くプレーを見て、日本でもサッカーが見られるんだという喜びを感じました。ザッケローニにも『みんなが走り、気持ちよくサッカーをしないと意味がない』という姿勢があった」

 「問題はそれを十分に実現できなかった選手の方です。私は前回の日本代表について、岡田監督の急な戦術変更にもかかわらず、選手たちの『運動する知性』が想像以上に高かった、と評しました。選手たちが無言のうちに素晴らしい連係を達成したり、味方をも欺くようなはっとさせる動きを発想したりする知性のことです。前回は、松井大輔からそういうトリッキーな動き方を感じたのですが、今回はみんながまじめすぎた。少なくとも大久保は、もっと不まじめでもよかったのではないか。市原オシムに鍛えられた前代表阿部勇樹のように、『失点のリスクをつぶす責任はオレが負うから、君たちは好きにやれ』という人もいなかった。知的な面では退化していた、と言わざるを得ない。それでも、岡田サッカーで勝つよりも、ああいう負け方の方が日本未来にはよいことだと思います

 ――本田の「目標は優勝」という言葉とは、かけ離れた結果でした。

 「本田の発言の真意は分かりませんが、多分『そうでも言わなければやってられない』という思いがあったのではないか。『オレたちはどこまで伸びられるのか』ということを意識的に試そうとしている選手が、彼以外にはあまり見あたらなかった。そんな仲間たちを鼓舞しなくてはいけない、と思ったのでしょう。ただ、本田自身も、勝利へのこだわりが動きの柔軟さを奪っていたような気がします。それでも1点を取り、1点をアシストした。彼が日本代表の最低限の名誉を守りました」

 ――誰もが国を背負い、勝利にこだわりすぎたW杯だった、と。

 「サッカーの魅力は『うそのように思いがけないことが、ピッチで起こる瞬間を目撃すること』ですが、今回それを味わわせてくれたのは、オランダスペイン戦におけるファンペルシーのヘディングシュートだけでした。決勝戦でのドイツゲッツェシュートは確かにみごとでしたが、ああいう場面で輝くのは真のスターでなくてはならず、まだスター予備軍のゲッツェが決めても、私たちを驚かせることはできません」

 「1カ月も大会を続けていれば、その間に必ず愉快でおちゃめな選手が出てくるものですが、今回はそれも不在でした。唯一、相手選手にかみついたウルグアイスアレスには一種のかわいげを感じましたが、おちゃめと言えるかどうか。02年の日韓W杯で、ブラジルロナウドが前髪だけ三角形にそり残した奇抜な髪形でプレーし、優勝トロフィーさらってしまった。そういう『変な人がおちゃめをしながら勝つ』という楽しさもなく、みんなが必要以上に本気になってしまった」

 「一方で『見たことを一刻も早く忘れたい』という瞬間が多すぎました。世界最高GKの1人、スペインカシリャスオランダ戦で5失点した。彼があんなによれよれで崩れてしまう、という場面は決して見たくなかった。ポルトガルの対ドイツ戦での惨敗にも目を背けたくなりましたが、極め付きはやはり準決勝ドイツブラジル戦です」

――ブラジルが7失点。目を疑いました。

 「あれはもうサッカーではない。ドイツが7点も取ってしまったことは、果たして成功なのか。もちろん、勝利したという点では成功なのですが、『サッカーサッカーではないものにしてしまった』という点においては、醜い失敗だったとしか思えません。誰かがドイツ代表精神分析をやらなくてはいけない。どこまで点が取れるのか、面白いからやってみよう、というぐらいの気持ちになっていたと思うのですが、どう見ても7点も取ってはいけない。何かが壊れるし、人の道から外れているとしか思えない」

 「サッカーから運動の喜びを奪うW杯という枠組みが、選手たちの精神ゲームのものを、いかに異様なものにしてしまっているか。それを象徴する試合でした。サッカーは死んだ、と思いました。前回のW杯でも、国を背負うことの問題は至る所に現れていましたが、それでも決勝、準決勝は緊張感のあるいい試合でした。それが今回のW杯では、なくなった。次回のW杯まで私が生きているかどうか分かりませんが、確実なのは『もう、徹夜をしてまでは絶対に見ない』ということです」

    ■     ■

 ――W杯サッカーの喜びを取り戻すことは可能でしょうか。

 「実は今回のW杯では、二十数年ぶりに心から応援するチームがありました。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表です。1914年に同国の首都サラエボで起きたオーストリア皇太子暗殺事件が、第1次世界大戦の引き金になった。それから100年。20年近く前まで殺し合っていた三つの民族が、オシムの尽力で一つのチームを作り、W杯に参加した。これはもう、応援するしかない」

 「最初の対アルゼンチン戦で、敗れはしましたが、イビシェビッチがチーム初得点を決めた時には、わがことのように泣きましたね。最後イラン戦で初勝利した時にはまさに『オシムサッカー』という感じの躍動感にあふれた闘いぶりで、その華々しさにまたも涙しました。この年になって真夜中に何をやっているんだろう、とも思いましたが」

 ――蓮實さんは、スポーツ世界に、スポーツ外の浪花節的な物語を持ち込むことを嫌っていたのではなかったですか。

 「いや、これは私個人ではなく、人類問題なのです。サラエボ事件100年ですよ! そこから来ている代表民族対立を乗り越え、W杯で初勝利した。その奇跡を、日本関係の深いオシムが実現させたことを、心から祝福するべきなのです。そしてボスニア・ヘルツェゴビナオシム流のサッカーさら継承し、将来のW杯で魅力あふれる運動感をピッチに行き渡らせる。これは私のロマンチックな願望です。そうなれば、W杯をまた熱心に見ることになるかもしれませんね」

 (聞き手・太田啓之、金重秀幸)

    *

 はすみしげひこ 1936年生まれ。東京大教授教養学部長、総長歴任。著書「『ボヴァリー夫人』論」「表層批評宣言」「スポーツ批評宣言」など多数。

2014-06-29

町山智浩さん(@@TomoMachi)、ありがとう

匿名ダイアリーの公開質問へのお答え - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20140629

「町山さん、ありがとう。それこそ俺たちが一番知りたかったことだよ」(ます漁港漁師

というネタはさておき。


町山さん、匿名ダイアリー公開質問状http://anond.hatelabo.jp/20140629111911)に、迅速かつ誠実にご回答いただき、誠にありがとうございました。

余計な雑音に惑わされることなく、町山さんから直接映画に関する疑問や矛盾についてご説明いただいたことで、もやもやがすっきりしました。この点について、ぼくは心から感謝いたします。

でわ、これからも興味深い映画評論を期待しております

こちらからは以上です。

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