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はてなキーワード: ゴールデンラズベリー賞とは

2019-02-23

anond:20190223174144

基本的には面白いのだがいくつか懸念点がある。

・60年前に公開された映画なので映像が古くさい
・あらゆる作品オマージュされているため演出方法に強い既視感を覚える可能性が高い
・ストーリーネタバレされまくっているため簡単オチが読める可能性が高い
・間違えてガス・ヴァン・サントリメイクした「サイコ」をレンタルしてしま可能性がある。その年最低の映画に与えられるゴールデンラズベリー賞を受賞しており、れっきとしたクソ映画である特殊性癖の方以外にはおすすめできない。

多々列挙したが、ヒッチコック作品の影響を受けていないサスペンスドラマ存在しないと言ってよい。

マスターピースを鑑賞する意味でも価値がある作品だと思う。

興味があるのならば視聴を薦める。

2016-09-20

Google検索に無茶ぶりをしてみたら・・・ワイルドワイルドビート板」

ワイルドワイルドビート板」の検索結果

ワイルドワイルドビート板
約36500件

第1候補サイト2016年9月20日現在

ウェルカム トゥ BEAT(ビート)板 | WAO! English BEAT特設ブログ BEAT板

なんだか軽快すぎて中途半端ちゃらんぽらん雰囲気ブログがヒットしてしまった。

英語発生促進アプリ「ワオイングリッシュビート」の特設ブログで、。その名前BEAT板。

リンク先はそのBEAT板の「ウェルカム トゥ BEATビート)板」という記事

どうやら「ビート板」で引っかっかってきたようだ。

とりあえず読んでいくと、小野ほりでいがよくやっている様なゆるいキャラクターが掛け合いを行う形式で、ブログのコンセプトが説明されていた。

その、赤坂泰彦小林克也のミックスみたいな英人とハッチポッチステーションパペットみたいな髪型エマによる凡庸なやりとりを読み解いたところ、このブログ英語学習指南の他に外国人との話題作りのためのネタを紹介してくれるらしい。

美容」「エステ」「グルメ」など大人の女性ハッピーになれる情報

モテる男になるための「トレーニング」の秘訣や「必須アイテム」の紹介

ハンドメイド」や「食材」の豆知識

知られざる「歴史」や「スポーツ」の教養

の紹介の最後インド式英語ワンポイントレッスンを差し込むとのこと。

とどのつまりバイラルメディアってことか。

想像から遠く離れたサイトがヒットし、テンションが少し下がってしまったが、エマセリフである一言がやたらと気になってしまった。

ちなみにブログライターは「WAO! English BEAT」のストーリーで学ぶ

インド式英語ナゴヤ・マシーン」に登場するキャラクターたち。

もちろん私もライター



ナゴヤマシーンってなんだよ。

名古屋どっからきたよ。

架空キャラライターっていうのを見たのは進研ゼミ以来だよ。

万が一炎上したらなんかややこしいことになりそうだぞ、おい。

その他の検索結果(トップ3)

WAO! English BEAT特設ブログ BEAT板

ビート板 - Wikipedia

総括

ワイルド・ワイルド・ウエスト」という映画をご存知だろうか?

名だたる映画撮影監督を務めたのち「アダムスフミリー」で監督デビューしたバリー・ソネンフェルド

ラッパーとしてグラミー受賞を果たす成功を収めたのち「バッドボーイズ」や「インディペンデンス・デイ」への主演により俳優としても飛ぶ鳥を落とす勢いだったウィル・スミス

両者が当時大ヒットした「メン・イン・ブラック」に続くディザスタームービーとして手を組んで制作した映画が「ワイルド・ワイルド・ウエストである

スチームパンク調のウェスタン映画という斬新さと巧みなVFX話題を集め興行収入も上々だったのだが、内容は酷評されその年のゴールデンラズベリー賞を5部門も受賞してしまった残念な映画である

素晴らしいスタッフのもと、期待感を抱かせる派手な映像を用意しながら、結果的駄作烙印を押されたこの作品は、「なんか惜しい映画ランキング」が存在したのならばトップ10に食い込むだろう。

で、今回はこの迷作が引っかかることを期待したわけだが、実際は「ビート板」に引っ張られすぎた。

水泳関係するサイトが引っかかればまだ納得もできたが、トップ3のうち2つは学習教材のPRのためにつくられたブログである

季節外れのビート板を面白い判断した自分が憎らしい。

2016-04-10

映画秘宝ランキング投票者で『進撃の巨人』をdisったやつを調べてみた。

はてなブックマーク - 今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

yingze 映画評論界隈は分からんけど、ネットで有名になった前田有一春日太一以外の評論家は、新劇巨人をどういう評価したのだろう。興味ある。

俺も気になったから調べてみた。


知らない人のために言っておくと『映画秘宝』は、『進撃の巨人』の脚本担当した町山智浩氏が立ち上げた映画雑誌です。つまり、「身内」の雑誌。今も原稿書いてます。そのため、『映画雑誌』のライター寄稿者はみな『進撃の巨人』に対して、難しい政治的判断を求められたわけです。

で、その結果をまとめてみた。ちなみに編集も巻末でその年のベストを発表してるけど、ワーストは出さない慣例。



参考資料:『映画秘宝 2016年3月号』「2015年度HIHOはくさいアワード」(知らない人のためにざっくりいうと、映画秘宝主催するゴールデンラズベリー賞みたいなもの


総合ランキング

1. 『進撃の巨人 前編』

2. 『ターミネータージェネシス

3. 『ギャラクシー街道

4. 『進撃の巨人 後編』

5. 『アベンジャーズエイジ・オブ・ウルトロン


以下、『進撃の巨人』に投票した人間コメントの主旨(not 抜粋)。


會川昇アニメ脚本家小説家)「『大人向け怪獣映画』を作ろうと考えることが子供じみていて、それを乗り越えて『本物』を作ることができるのはほんの一握り」

大場しょう太(宣伝プロデューサー映画祭ディレクター)「今更自分が呈すべき苦言は何もない」

岡本敦史(秘宝編集部所属ライター)「みんな『でも食人描写はいい』と擁護するけど、それすらどこがいいのかわからない」

尾崎一男映画評論家)「前後編を一本とみなすとさほど悪くないけれど、前編を一本の映画として見た場合そうとう酷いでき。後編冒頭のダイジェストのほうがまだよく出来てる」

小野寺生哉(カナザワ映画祭ディレクター)「特撮は良かったけど、脚本ドラマ部分がヒドすぎる。本作を巡る場外乱闘も醜かった(おそらく春日太一twitter のこと)」

餓鬼だらく(ライター)「ドラマ部分が不自然

キシオカタカシ「『マトリックス レボリューションズ』の再来」

北原香(秘宝編集部)「一番期待値との落差が酷かった映画

佐々木浩久映画監督プロデューサー)「芝居を軽視しすぎ。こういうのを面白く撮れないと日本映画ダメになる」

ジャックハンター吉田(元プロレスラーコラムニスト)「関係者には申し訳ないが、ピンとくるものがなかった。前後スタイル日本映画界の病巣」

中野貴雄脚本家)「人喰い巨人秘密なんて別に知りたくもない」

長野辰次(ライター)「マンガ実写化功罪について考えさせられた」

五郎・あれは七年殺しだろう平山平山夢明)「すべてに薄味。つくり手にキチガイが一人しかいなかったのが敗因」

藤原カクセイ(特殊メイクデザイナー)「お話も演技もなんら驚きがない」

プッチー・ミンミン(ライター)「前編は楽しめたのだが」

まぐれものマンガ編集者)「前編は尖っていたが、後編は『型にはめられたくない』という型にハマってしまっていた」

三留まゆみ映画評論家)「なんだかんだ言って好き」

モリタタダシ(ライター)「期待を膨らませて見に行ったものの、時間と金を浪費した感覚だけをお持ち帰り」

山田誠二(プロデューサーコミック脚本家)「キャラと結末の変更がファンにはちょっと受け入れがたかったよね」


番外編:

ダイノジ大谷お笑い芸人)「感想を求められそうな状況がめんどくさくて観られなかった」

すぎむらしんいち漫画家)「マッドマックス特赦によって今年のクソ映画はみんな無罪」(どうでもいいが、特赦になったからといって無罪にはならない)

髙橋ヨシキ(映画秘宝アートディレクター)「何かというとヴあああああと叫んでばかりの邦画全部。」(票にはなってないが、当然『進撃の巨人』も含まれる)

樋口毅宏小説家)「『プレイボーイ』の映画評で毎月レビューしてると『日本映画は才能のない連中の巣窟か?』と思うことしばし」(『進撃の巨人』をレビューたかどうかは不明



結論:わりとみんなdisってた。

 
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