「心のケア」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 心のケアとは

2012-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20120212134238

様々な悩みに対応する窓口を紹介するサイト

○ いきる・ささえる相談窓口 (独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センター

さまざまな問題で悩んでいる方や、その方のことを心配しているご家族や友人の方のために作成された都道府県指定都市別の相談窓口一覧があります

http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/ikirusasaeru/index.html

いのち暮らし相談ナビ (特定非営利活動法人NPO法人自殺対策支援センターライフリンク

相談窓口情報検索できるサイトです。対象地域は、順次拡大中です。

http://www.lifelink-db.org/index.html

悩み別 相談窓口情報等を紹介するサイト

○ 働く人のメンタルヘルスポータルサイト こころの耳 (厚生労働省

-心の健康確保と自殺過労死などの予防-

専門の相談機関医療機関のご案内、悩みを乗り越えた方の体験談、心の病や過労死に関する基礎知識、心の健康度や疲労の蓄積度を診断するセルフチェックリストなどがあります

http://kokoro.mhlw.go.jp/index.html

 

10代・20代メンタルサポートサイト こころメンテしよう (厚生労働省

10代、20代の方向けのメンタルヘルス情報サイトです。ゆううつな気分、やる気がなくなる、不安な思いなど、こころSOSサインに気づいたときにどうすればいいのか、など役立つ情報を分かりやすく紹介しています。ご家族や、教職員の方々向けのページもあります

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/index.html

○ みんなのメンタルヘルス総合サイト厚生労働省

こころの不調・病気に関する情報をまとめた総合情報サイトです。病気や症状の説明や、医療機関相談窓口、各種支援サービスについての紹介など、治療や生活に役立つ情報を分かりやすく提供しています

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/index.html

 

○ 返済に困った場合相談窓口一覧 (金融庁

債務整理借金問題)についての相談先、ヤミ金融についての通報相談先、登録賃金業者にかかる苦情・相談先、その他の法律相談についての相談窓口一覧があります

http://www.fsa.go.jp/soudan/index.html

配偶者から暴力被害者支援情報内閣府

配偶者から暴力に関する支援情報をまとめたサイトです。法律や支援制度相談窓口などを紹介しています

http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html

暮らし相談窓口のご案内 (内閣府

子育てについてのご相談犯罪被害等についてのご相談交通事故被害者やその家族の方で、損害賠償問題、生活福祉問題等でお困りの方からのご相談等、内閣府が所管する分野のうち、特に国民の皆様が日々の暮らしを送る中で直面する悩み事についての相談先をまとめてあります

http://www.cao.go.jp/soudan/soudan.html

いじめ相談の窓口 (文部科学省

24時間いじめ相談ダイヤル(0570-0-78310)、いじめ相談機関情報、全国の児童相談所相談窓口等の情報があります

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

○ ひとりで悩まずにご相談ください。 (法務省人権擁護局)

毎日の生活の中で、これは人権上問題ではないだろうかと感じたり、あるいは法律上どのようになるのか、よく分からなくて困ったことはありませんか。そのような場合に気軽に相談できる場所として、法務省人権擁護機関が開設している人権相談所があります相談無料で、相談の内容については秘密を厳守します。

http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_soudan.html

 

電話相談

こころ健康相談統一ダイヤル内閣府

0570-064-556(相談対応曜日時間道府県によって異なります。)

電話をかけた所在地都道府県政令指定都市実施している「心の健康電話相談」等の公的な相談機関接続します。

平成241月現在、31都道府県政令指定都市北海道岩手県宮城県福島県茨城県栃木県群馬県東京都神奈川県石川県福井県山梨県長野県静岡県愛知県滋賀県京都府兵庫県和歌山県広島県山口県徳島県愛媛県福岡県佐賀県長崎県宮崎県鹿児島県沖縄県札幌市京都市)に共通の電話番号を設定しています

http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/kokoro/kokoro_dial.html

日本司法支援センター法テラス

コールセンター 0570-078374(おなやみなし)

通話料:全国一律3分8.5円 (PHSIP電話からは、03-6745-5600)

平日 9:00-21:00、土曜日 9:00-17:00

法テラスは、労働問題多重債務問題など法的トラブルの解決に役立つ法制度や、相談窓口を紹介しています

http://www.houterasu.or.jp/index.html

警察安全相談窓口 (警察庁

#9110(対応時間都道府県警察によって異なります。通話料がかかります

警察では、犯罪等による被害の未然防止に関する相談その他国民安全と平穏についての相談に円滑に対応することができるよう、警視庁及び各道府県警察本部に警察相談専用電話を開設し、全国統一番号「#9110」番に電話をかければ自動的に接続されるようになっており、相談の利便を図っています

http://www.npa.go.jp/safetylife/soudan/madoguchi.htm

金融サービス利用者相談室 (金融庁

0570-016811ナビダイヤル) (IP電話PHSからは03-5251-6811

平日 10:00~16:00

金融行政に関するご意見・ご要望貸し渋り貸し剥がし、口座の不正利用、金融の円滑化等の各種情報提供を承ります

http://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/index.html

行政相談総務省

0570-090110 (おこまりなら まるまる くじょーひゃくとおばん)

通話料:全国一律3分8.5円

PHSIP電話などの場合は、リンク先にある管区行政評価局及び行政評価事務所の電話番号におかけください。)

総務省行政相談は、国の行政全般について皆様の苦情や意見要望をお聴きし、公正・中立の立場から関係行政機関などに必要なあっせんを行い、その解決や実現の促進を図るとともに、皆様の声を行政制度及び運営の改善いかしています

また、ご相談無料で、特別な手続もなく、お気軽にご利用いただけ、相談者の秘密は、固く守ります

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan_n/kyokusyo_madoguchi.html

自殺予防いのちの電話日本いのちの電話連盟)

毎月10日にフリーダイヤル無料)の電話相談0120-738-556)を行っています。(午前8時から11日午前8時まで)全国のいのちの電話一覧もあります

http://www.find-j.jp/network.html

http://www.find-j.jp/

東京自殺防止センター特定非営利活動法人NPO法人)国際ビフレンダー東京自殺防止センター

電話相談が中心ですが、必要な場合面接手紙による相談にも応じます

03-5286-9090

年中無休

夜8時から 翌朝6時まで

ただし 毎週(火)は夕方5時から翌朝6時まで

http://www.befrienders-jpn.org/index.html

チャイルドライン (特定非営利活動法人NPO法人チャイルドライン支援センター

チャイルドラインは18歳までの子どもがかける電話です。

0120-99-7777(フリーダイヤル

通話料:無料携帯PHS OK)

毎週月~土 ごご4時~ごご9時

http://www.childline.or.jp/

震災関連情報電話相談心のケア等)

首相官邸 災害対策のページ (首相官邸

首相官邸災害対策のページです。首相官邸から災害関連の政府活動情報を掲載しています

http://www.kantei.go.jp/saigai/index.html

東日本大震災心の相談電話東日本大震災心理支援センター一般社団法人日本臨床心理士会

0120-719-789(フリーダイヤル

(従来の 03-3813-9960 もご利用いただけます。)

実施期間】7月1日(金)~未定

実施曜日】月、火、木、金(※水、土、日は休み

実施時間】夜7時から9時まで

【ご相談頂ける内容】

被災者の方々の、被災に伴う精神的な悩み・問題に関すること

支援活動に関係する方々の精神的なサポートに関すること

PTSDに関する啓発的支援

原発損壊に伴う各種不安に対する啓発的支援

相談員臨床心理士

http://www.jsccp.jp/center/tel.php

いのちの電話震災ダイヤル一般社団法人日本いのちの電話連盟)

不安な気持ち、つらいこと。話してみませんか。

発信地域限定岩手県宮城県福島県茨城県にお住まいの方の相談窓口です。

0120-556-189(こころ いちばんやさしく)(フリーダイヤル

通話料:無料

毎日13:00~20:00(9月11日(日)~)※毎月10日は除く

いのちの電話では、毎月10日は、自殺予防いのちの電話0120-738-556(フリーダイヤル)を実施しています

http://www.find-j.jp/free.html

http://www.find-j.jp/

こころ無料電話相談社団法人日本産業カウンセラー協会)

全国の避難施設に移っている被災者の方々とそのご家族関係者のための無料電話相談です。

0120-216633

毎日13時~20時(4月1日(金)から6か月間の予定)

http://www.counselor.or.jp/news/110331.html

東北地方太平洋沖地震メンタルヘルス情報サイト独立行政法人国立精神・神経医療研究センター

災害時のこころケア等に関する情報が掲載されています

http://www.ncnp.go.jp/mental_info/index.html

○ 大震災支援情報サイト日本トラウマティック・ストレス学会

心理的支援(こころケア)を行うために必要な情報を集めたサイトです。

こころケア活動は、被災地域のニーズに応じた持続可能なものであることが重要で、十分なアセスメントと準備が必要になります

http://jstss.blogspot.com/

○ ほっと安心手帳内閣府

災害経験した方、家族や友人を支える方向けの心のケア手帳です。

http://www8.cao.go.jp/souki/koho/anshintetyo.html

ボランティアこころケア だれもができる災害時のこころケア (PDF形式) (日本赤十字社

http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care1.pdf

災害時のこころケア (PDF形式) (日本赤十字社

http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care2.pdf

東北地方太平洋沖地震等による災害激甚災害の指定及び被災中小企業者対策について (PDF形式) (経済産業省

上記災害は、広い範囲で甚大な被害が発生しているため、激甚災害法に基づく激甚災害として指定されることとなりました。本指定等を受けて、被災中小企業者対策として、災害関係保証の発動、小規模企業向けの設備金融資の償還期間の延長、事業協同組合等の施設の災害復旧事業に係る補助、災害復旧貸付の金利引下げ等の措置を講ずることとしました。措置の対象は「全国」となります

http://www.meti.go.jp/press/20110313003/20110313003-1.pdf

 

相談窓口 - 内閣府http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html より転載

2011-10-22

修習生給費制維持を書いたブログURLをツイッタに載せてた衆議院議員ブログにこれが載らなかった

これでは、いつまで経っても平行線なままのはずだ・・・・・・・・


はじめまして

弁護士被害者の人の中には、給費制反対を主張したり煽る人もいますが、私は給費制維持の方が良いのではないかと思います

パレードも良いけど、弁護士の人たちは、自分がしてないからと言って放って置くのではなく、弁護士憎けりゃ袈裟まで憎い(造語)状態に陥ったような人たちの心のケアを考えたり

人権を守る仕事を快く引き受けたり、懲戒処分されたらお金を返す事を取り決めたり、親が弁護士お金が余ってる人は、給費制の対象にしないなどの制限も考えたりした方が国民の支持や賛同を得やすいのではないかと思います

給費制を無くすと、今でも困窮してる声がネット上でも読めるのに、益々困窮する人が出てくるのではないかと思います

お金がある人しか目指さないようになったら、益々良くない事になるとのではないかと思います


入ってたのは、これ

1 ■ありがとうございます

情勢は厳しいとは思いますが、先生のお力をお貸しできたらと思います

よろしくお願いいたします。

司法修習予定者 2011-10-21 22:49:56



こんな内輪ネタみたいなもの載せて意味あるのだろうか?

2011-10-21

現実というのは、ややこしいものなんじゃないだろうか?

現実とはややこしいものなのではないだろうか?

事実小説より奇なりというが、この言葉小説の方が奇で当たり前なのに、現実が奇な場合がある時に、使われる言葉だと思う。小説の方が奇とは誰が決めたんだろう?そんな決め付け、現実を売り込みやすく調理しているメディアの方々の思い込みではなかろうか?

決め付けが世の中に横行しているのは、そういうマスゴミ姿勢にも責任の一端はあるのではないだろうか?

マスゴミからしたら、逆だ、多くの人に受ける為にやっているだけだ!というのかもしれないが。

内容は悪くないとしても、本のタイトルでも○○○○マンに明日はない、とか○○○○の危険性を指摘するのはいいけど、それは言い過ぎなんじゃないか?と思うようなのをよく付けたがるようだ。(○○にしたのは、そんなような意図で付けられたタイトルだったがはっきりした言葉うろ覚えだったから)

地震が起きてから2~3ヶ月の比較的早い時期だったかに、元アナウンサーの女の人が、親切な情報とそうでない情報とについて、書いていた。

自分も関わってきてわからないでもないが、というニュアンスもあったような気もするが、ついつい煽ってしまマスコミの体質と、自分が親切だと思った情報というのは、自分が身内や身近な人に伝えたいと思う情報だ、というような事だった。煽りに煽ればどこまでも煽れるようなショッキングな内容ばかりバレて、不祥事に次ぐ不祥事で、どうしようも無い出来事ばかり続いて、みんな不安なのに、不安に乗じたかのような情報や特集が組まれたり、いや伝えないといけない事だという意見もあるだろうし、中には伝えないといけない情報やそう思って伝えたものもあったのかもしれないけど、何だか入り乱れていて、悲惨被災地の様子をずっと流していたのを見た被災地の人が、ああいうのより安否確認情報をやってほしいとネットで書いていたりもしたのも見た。

さらに最近ではマスコミではなく不安に付け込む商魂逞しい人も居たりするのか、今日新しくツイッタで私をフォローしてた人のプロフを見たら、HPが載せてあり、水素が体に良いとか水素水がどうたらと・・・、というのと放射能にも効く!とか載せてて、いくら疑似科学っぽくても、見ただけで似非だ!ニセだ!と叩くのもどうかと思ったので、何も言わなかったが、複雑な気持ちになった。

ソースの提示を求めたり、どういう作用でそうなるのかどこかで証明されてるのか、学会論文は提出されてるのかなどの質問はしても良いのかもしれない。

ちょうど疑似科学の事に触れてしまったが、疑似科学似非科学というものについても、それらを一つ一つ精査して、どこがどういうふうにおかしいのか、科学的でないのか、言及していくのは結構骨が折れる作業だと思う。

科学的でない証明科学はやる必要はないから、何と言って良いのか、正確にはわからないけど

普通は、棲み分けできていて、害が無いものであれば、いわしの頭も何とやらみたいに、わざわざ権威や本物の科学者出張ってくる必要も無いのだが、たまに物凄い事が起きていて、何でそんな事になったのか全く理解できないけど、詐欺師的な人に教育機関が引っ掛けられて、冗談のようなビデオ学校で流されていたりする現象もあったりして、さすがに専門家が批判をしていたが、それも色々物議を醸し出していたようだった。

その事は疑似科学という捉え方で良いと自分は思うが、その事だけじゃなくて色んな疑似科学に対して、疑似科学を叩く人たちについての疑問を述べる人や、専門家の中でも頭ごなしに叩くのは如何なものか、という意見もあった。

この辺もパラドックスで、科学的というならきちんと説明すべきだが、そもそも科学科学的でないものを、科学的でないと証明しなくてはいけない義理は無いのだw 義理と言うか義務と言うか。 そうなんだけど、一般の人の事を本当に思って科学的な考え方を浸透させたいと思っている知に対する深い愛情を持つ人ならそうするかもしれないけど、それは別にしなくても良いことなので、特に権威主義的な人たちは、わざわざしないだろうなと思う。権威愛する人たちはしないだろうと言った方がいいのかなw

科学に、非科学的なもの科学だと言う疑似科学を、科学的に非科学だと証明しなくてはいけない義務は無いが、ネットでよくある疑似科学を取り上げている時の取り上げ方が、科学的ではないものもあると思う。これらの人たちが口にするのが、「科学には疑似科学科学的に擬似だと証明しなくてはいけない義務は無い」なんだと思う。しかし、それを見た人への影響を考えると、なぜ科学ではないのかをわかるように説明した方が、良いのではないだろうか?と思わない事も無いが、まあ表現は自由なので何とも言えないとも思う。

疑似科学一つとっても、ここまで入り乱れている。

疑似科学じゃなく、弁護士でも精神病院でも、何でも圧倒的な力の差ができてしまう状態で人と人とが接すると、色々と問題が起こるようで、それについて、また言及する事を仕事にしている人たちが、出張ってきたりして、ますます儲けて自分大学教授になったりしているという例もあるが、こういう事についても、一面的な捉え方や批判や非難だけでは、どうしようも無い問題もたくさんあると思う。

ジャーナリストたちは、如何にして批判をうまく書く事ができるのか?という事に心を砕くのか、昔から一面的な捉え方が好きなようで、善悪の図式を作ってしまう。

しかし、地獄への道は善意で敷き詰められている

という言葉もあるように、善意からと言って、必ずしも良い結果が出るとは限らないし、何か問題があるのは悪意があるからとも限らない。

から、余計怖いと思う。

でも、昔からわかりやすいと思うからなのか、その方が売れると思うからなのか、水戸黄門悪代官やないんやから~!!と言いたくなるようなキャラ設定がお好きなようで、イメージ戦略にも余念がない。

うつ病の薬と言うと、依存性があって嵌らせられる。医者製薬会社は薬売りの悪代官!!! すごい人になると、うつ病の薬と自殺率の増加を結びつけてネットニュースの記事にしていて、データの読み方について、はてぶで突っ込まれていた。それを見たのは他のネットニュース記者の人のツイッタだった。。。 その人に連絡したり相談する気も無くなった。。。

うつ病の薬については、本当に依存性はあると思うし、のまずに済んだらなるべくのまない方がいいと思うけど、正確な医学的知識を持つ医者が処方して、本人の状態をみて用法用量を守って出している場合もあるので、一概には言えない難しい問題だと思う。

自分としては、なるべくのみたくないので、今回の事で精神的にまいって神経内科に行った時も、漢方薬うつ病の薬と同じ働きをするものを、処方してもらったりしていたが。。。

うつ病の薬については、依存性や危険性もあるが、統合失調症の陽性症状には、薬はかなり効果的だし、服用は必要なような事が、統合失調症の陽性症状について語っている掲示板からも、読み取れるし、統合失調症については薬を受け入れて病気認識を持ってくれるかどうかが重要なようなので、薬は必要だと思った。

それで、ずっと前に、精神病院精神科医を批判している人のブログをやっている人に、メールでやり取りしかけた時に、その事も併せてブログに載せた方が良いのではないかサイトの性質上不安定な人も見るだろうから、薬=危ない!と刷り込まれてしまったら良くない場合もあるのではないか?と送ったら

返事が来なくなった。。。

ということもありました。。。。。

これだって事実小説より奇なりな事も、多々あり、入り乱れた世界が構築されていると思う。

弁護士に関しても、私がツイッタで、「弁護士憎けりゃ袈裟まで憎い」という造語揶揄したような状態に陥っている人もいると思う。

でも、これも、どういう立場の人が言うかによっても違うと思う。

弁護士自らは、これを言う人たちに対して、揶揄したり鹹かったりは慎むべきではないかと思う。

むしろ謙虚に受け止め、これらの人たちの心のケアも含め取り組むべきではないかと思う。

しかし、さらに、入り乱れていて皮肉意味で興味深いと思ったのは、これらの弁護士憎けりゃ袈裟まで憎いという幻の袈裟まで見てしまうような人たちが、力を入れている企画で、ラディフェミ叩きがあるのだが、ラディフェミ被害はあるにしても、ラディフェミに走る人たちの追い詰められた状況もあるのではないかと思うので、単純に叩いていいのかどうか難しい部分もある事なのに叩いている。

自分達の弁護士憎けりゃ袈裟まで憎い状態の状態が進んだのが、一部の事実捏造ですると言われているラディフェミだとは思わないのだろうか?

男性でもこういうふうに言う人もいる。

http://twitter.com/denzirousann/status/125613385307013120

フェミニンな(特にラディフェミ)人達の抑圧性って彼女らが批判するマチズモをそのままひっくり返しただけに見えることも多いけど、そうなってしまうのにはそれなりの理由があって、だからと言って彼女達の思想主張をそのまま受け入れることは出来ないけど、アレな人扱いしてるだけじゃだめぽ

でも、私はこう思った。知らない人なので返信ではなく、自分自分用覚えとして、つぶやいといただけだが

http://twitter.com/Tasmanian_good/status/126317550513553

もっともなご意見。でも、元男性で過激な発言「父親はタネとカネを出したにしぎない」をしDVでっちあげてるという疑いだか被害の声も挙がってる性同一性障害弁護士のような人場合は?^^;そんな倒錯的な昔の漫画みたいな人もいるw

(しぎない は すぎない の間違いですすみません。)

そう、本当にそんな嘘のようなストップ何とか君!みたいな人もいるのだ。この弁護士の事を弁護士批判の一つとして行ってる人もいるが、こういう弁護士がいて迷惑した人もいた、というのは構わないと思うが、だから弁護士は~・・・という方向に持って行くには、極例すぎると思った。 

このストップ○○○クン弁護士と名づけたくなってしまうほどの倒錯した弁護士さんは、不思議なんだけど、性同一性障害を言いつつ、恋愛対象は男性ではない状態なのだろうか?

あそこまで嫌っていては恋愛対象になどできないと思うのだが (そういう人達を男女どちらについても、今は毛嫌いする人たちとして、名称もできているそうだが、それなのだろうか?)

男のままで、「タネとカネ」という言い方をしていたら、どうなっただろうと想像してみたが、やっぱり変だと思う。責任を放棄して建設的な方向で物事に取り組む事をやめた姿勢とも、捉えられるから芸術家とかアーチストと言われる人たちの感性に近いのかもしれないが、社会的責任ある仕事に就くにはどうなのかな?と思わざるを得ないかんじ。。。

女になってしまった事に関しても、自分女性性を持って生まれて、それによってラディカルなフェミニズムに走らなくてはいけないほどの社会的抑圧やトラウマがあったのではないので、女性性を持った者が受ける待遇--男性ほど社会的に優遇されてない事、経済的に自立しにくい事などの、社会的不公正や、そのくせ別なところでは、甘甘にしてあって、そのせいで更に経済力を手に入れにくくなっている事などの、社会的文化構造的な歪み--を受けたわけではないのに、弁護士に幻の袈裟を見てしまう人たちのように、男憎けりゃ袈裟まで状態になっているかのごとき極論を振りかざし、人を煽動しているが、その責任の一端は元男であるのならば、自分にも還って来る事なのに、女に性転換したから、自分だけは免罪符を手に入れ、煽っている立場に行っているのは、矛盾を通り越していて、倒錯と言って良いと思う。

自分男性性を持つ者として社会的には、優遇された立場に居たはずである。なんで、そんな人がラディフェミなのか?意味がわからない。

いやぁ、本当に、小説と違って、現実の世の中は入り乱れてますね。。。

2011-10-11

愛すべき人のこと。その1

或る人の話をしようと思う。

今となっては、最も愛すべき存在になった人のこと。

でも、その前に、少しだけ恨みつらみも書こう。

彼のことである

正直に言おう。僕は彼に嫉妬していた。

会ったこともないのに。彼女からの伝聞でしか聞いたことがないのに。

僕のほうがずっと大人で、彼女に優しいんだと思っていた。

実際100人100人がそう言ってくれるであろう自信がある。

彼女は彼のせいで悩みを抱えていた。

仕方ないのだというけれど、同じ悩みを過去に抱えていた僕には、到底許しがたいことであった。

なぜかって? 彼女は僕と同じだったから。何が、ということはない。全てにおいて。

僕と彼女は性別は違えど、血肉を分けた兄妹のような不思議な関係だった。

からこそ、彼女が悩んでいる気持ちが誰よりもよく分かったし、過去自分と同じ過ちを犯していた彼のことが許せなかった。

本音を言えば、自分のほうが優れていても、あばたもえくぼ彼女が彼のことが大好きなのは仕方がないと思っていた。

僕も、それが成就するように精一杯の助言をして、彼女心のケアもした。

少し悔しいけれど、僕は彼女幸せになってくれれば、それでよかった。その力になれることが嬉しかった。

でも、僕が彼女にどんな言葉を伝えても、それは彼には伝わらない。

僕自身の存在さえ彼に知られてしまったのに。それでも変わらない。

もどかしかった。出来ることなら彼のもとへ行って、殴り飛ばしてやりたかった。

こんなに素敵な彼女を悲しませるなと。

だって彼女笑顔が大好きなのだ。それを守りたいと思っているのだ。

彼女が笑っていてくれることが、今の自分にとって何よりもの喜び。

から彼女がどんなに彼のことを愛していても、僕は許せなかった。

2011-07-15

科研費3割カットについて

博士とりたての若造が思うところを書いてみる。

実体験よりも聞きかじりのものが多いから的はずれのことを書くかも知れない。

最初は「仕方がない」だった

最初このニュースを聞いた時、感情的に言って、「仕方がないな」と感じた。

10年後の実用を目指している研究進歩を少し遅らせてでも、

今年や来年復興を優先させるべきだと思う。

から科研費を減らしてその分を復興に回すのも妥当な判断だと思う。

しかし、もしその論理だけで済むのであれば、

科研費はすべて復興に回すべきだという極論に反論ができない。

こういう状況でも研究費が税金から出される理由は何だろうか?

研究は何のためか

研究は何のためにするのか」という問の答えは人それぞれだろう。

しかし「国が研究を支援するのは何のためか」という問いは、

やはり成果の社会への還元を見越してではないだろうか。

経済的だけでなく、思想や、知的好奇心教育など、いろいろな側面がありうる。

ならば復興のための研究お金を回すべきではないのか?

今後、社会はどう進むべきか。

自然エネルギー実用化を早めることはできないか

両親を亡くした子ども心のケアをするにはどうするのがよいか

そもそも原発事故はなぜ起こったのか、防ぐにはどうすればよいのか。

放射線の影響はどの程度あるのか。

やるべきことはたくさんあるはず。

そういう研究お金は回せないだろうか?

建前と実体

通常科研費と呼ばれているものは、研究者の自由な発想に基づく研究を支援するためのものである

今回のことで、反原発派の研究者たちが虐げられてきたことがよく知られるようになった。

もしこのことを反省するならば、自由な発想に基づく研究こそ支援されるべきではないのか。

科研費の正式名称は「科学研究補助金」であり、補助金である

しか大学からもらえる研究費はわずかで、科研費なしでは研究が全く出来ないという分野もある。

すなわち国(および多数派の研究者)がどういう研究をするかをある程度操作できる。

補助金なのに補助ではなく、自由な発想と言いながら操作ができるという、

実体と建前が乖離しているのである

真っ先に流すべきは「3割カット」のニュースではなく、

「一個人の研究者として今後どうあるべきだと思うか?」という意見募集ではないのか。

国は研究者に期待をせず、

研究者自分の成果をあげることに一生懸命で、国がどうなろうとお構いなし、

という状況は異常としか思えない。

専門化

僕、個人が今回の震災について妥当な意見が言えるとは思えない。

全く専門外だから

しかし実は専門家はいないのではないか

原発専門家はいるだろう。

政治専門家いるかもしれない。

地震専門家もいる。

しかし、この震災に対して適切な調査をして妥当な判断を下す責任があるのは誰なのだろか?

それが求められているのはやはり大学ではないだろうか?

一体他に誰ができるというのだろう?

研究者研究者と呼ばれているのに、研究仕事とは言えない現実がある。

科研費カットは実はそういうゆがみを増大させるだけの気がする。

2011-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20110414214912

俺も子供いるから心配になる気持ちは分かる。

事実地震直後や水道水汚染の時などは、今にして思うと軽くパニックになってたぐらい心配でしょうがなかった。

でも、ほんのわずかの危険から子供を守るために悲壮な顔して「キケンダキケンダ」と慌てふためく姿を子供に見せるよりは、冷静に落ち着いて、仮に根拠が無くても「大丈夫だ」と落ち着いて見せる事の方が、子供の心にはいいんじゃないか、身体的危険を考えすぎるあまり、心のケアをおろそかにしちゃいけないと思った。

なので、自分では実際できるかは分からないけど次のような事を心がけようと思ってる。

1. 情報は広く集め、そしてそれを自分で考え判断する。他人に意見を求め、同じ意見からと安心したりすずに、あくまで自分責任において物事を決定する。

2. 他の心配している人たちに向かって「リテラシーが低い」等とは言わない。なんでも理屈で割り切れる程、人間は単純じゃないし、他人の価値観を尊重しないと自分意見も聞いてもらえなくなるから

3. 性善説に立つ。みんなよかれと思って行動しているはずという前提を疑うと、誰も何も信用できなくて、全く何も行動ができなくなる。何していいのか分からいかパニックになる。

4. 子供の目から見て立派な人間に「見える」ように行動する。実際は心凍る程怖かったとしても安心させたいし、人をいたわる人間に育って欲しいから自分もそう行動したい。

5. 自分わがままを通すために子供を利用しない。どんなにうまくやったつもりでも子供は結構敏感に感じ取って道具扱いされた事に傷ついたりする。

子供ができる前だったら、おそらく「他の人だってやっているから」と買い占めに走ったり、疎開した人を見て「心配し過ぎだよ、バカなやつだ」と言葉にして言ったりするような人間だったと思うけど、そういう親の姿を見た子供はどう思うんだろう、という方が怖かった。

俺の父親は割と情けなくて、責任からすぐ逃げちゃう癖にそれを人のせいにして悪口言ったり、他人を辱めるような事を言って自分を大きく見せようとするような人だったので、そうはなりたくないなって思いがある。

まぁ、うちは小学2年と4年だから、こう思うのであって、赤ちゃんの頃だったらまた違っていたかもしれないな。

2011-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20110103051951

まず、最初

何も出来ないんだから、黙ってろという意見は正解だとは思うんだが

何も出来ない事を分かっていて、なぜ、それを我々に言うんだ?あなたこそ、なぜ、それを言ったんだという気持ちがあるのは理解してね。言うことが悪いということではなく言い方として。

ここは、公共の場だからね。

 

本題として 

状況からして、精神的に追い込まれていることはわかるんだが、(ガンの身内もいたしね)

言い方を変えると、あなたが、お母さんを大切に思っている気持ちと、それによって、追い込まれていて、冷静さを若干欠いているようにも見えるよ。

まぁ、でなければ、ココに正月早々に朝5時なんていう、ど『深夜』に掃き出しに来たりはしないだろうし。

 

反面、そういう時の病人は、心が非常に弱くなるから、(うちの身内は、心が折れて闘病生活に失敗した

あまり、帰宅早々に死の気配が家にあるというのも、客観論として、どうかとおもうというのは助言しておくよ。

 

ネットでこれだけ、見ず知らずの人から反響があるのに、猫の顔を知っている母親が、

あとあと、自分の為に猫が死んだと聞いてどう思うか?というのは、斟酌しておいたほうがいいよ。

養生活に、心のケアはとても大切だから

 

あなたが、非常に辛い状況なのは、状況からわかったから、何かを吐き出したいなら、純粋

母がガンで闘病生活で辛くて、愚痴を行っているというのを、付け加えておくと、吐き出しやすいとおもうよ。

匿名掲示板はいえ、公共の場所だから、吐き出すのも、あるていど斟酌したほうが、うまく、みんなが受け止められるよ。

繰り返しになるけど、第3者的に、心労があなたにも溜まっていて疲れているように見えるよ。

闘病生活は家族も大変だから、特に心が。よく寝て、よく運動して、ちゃんと食事して、規則正しい生活をして

心を正常に保ったほうがいいよ。

まずは、看病する方の心の健康、そして、それによって、闘病する本人の心の健康

これ重要だと思う。

2010-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20100905234356

元増田が書いていることを読むと、「彼女自分への評価を挽回したい」ってことしか考えてないのかなーって思う。

彼女のことを考えて、彼女心のケアをしてあげるんじゃなくて、自分の評価が落ちたことばっかり気にしてる。

楽しくデートできたら機嫌直してくれて、自分の評価も上がって、彼女トラウマも消えると思ってるの?

能天気ですね。

その時点で彼氏でいる資格なし。

あなたと付き合ってても、彼女幸せになれません。

大体、好青年は街中で人に因縁つけたりしない。それがカッコイイなんて思ってない。

身長が低い人を見下したりなんてしない。

まともな女子なら、そんな価値観の男と付き合いたいなんて思わないでしょ。

ケンカが弱いよりも、そんな価値観を持ってることの方がよっぽどみっともない。

しかも、学生かと思ったら社会人なのか。

自分のことをもう少し客観的に見た方がいいよ。自己評価高すぎ。大人になりましょう。

2010-07-04

リストカットに対する世間の目?

進路や部活で忙しい最中、私はR先生勉強を教わっていた。R先生は30代前半。担任になれない先生(何て言うんだっけ?)である。ちなみに結婚はしていない。お世辞にも魅力があるとは言えないし、頑張って格好よくしようとしているのが逆に痛い。まあそんなことはぶっちゃけどうでもいい。R先生は話好きなようで、私が問題を解いている間もひっきりなしに色んなことを喋っていた。こっちは集中しているから黙ってほしいと思いつつ、愛想笑いを浮かべていた。私が問題を集中して解きかかったときに、R先生は言った。

「俺、生徒から2回告白されたことあるぞwww」

他人の恋愛歴なんてどうでもいい私だったので、そうなんですか、と流したつもりだった。しかしR先生は続けた。

「しかもふたりとも、これしてたのwww」

これ、と言いながらR先生は、左手首を出し、右手人差し指でそこをなぞった。所謂リストカットの動作だった。そうなんですか、と言いつつ、私は若干興味があった。R先生恋愛歴ではなく、R先生リストカットについてどのような考えを持っているのかについてだ。私は解きかけの問題集から目を離し、R先生へ向けた。するとR先生は嬉しそうにして、また話し始めた。

「一人目の子は昔やってたらしくてwバレンタインの日に『好きです』って言われてwでも俺教師だからそれは駄目って言ったんだけどw」

「二人目の子はあれやってて、傷とか腕から見えんのw俺びっくりしちゃってwww泣き出したら切っちゃうから親呼んだりとかしてwwwww」

これは自慢話のつもりなのか、はたまたオカルト話をしようとしているのか、私にはわからなかった。R先生は笑いながら話していた。私はどういう顔をすればよいのかわからなかった。とりあえず笑おうと思っても笑えなかった。そしてR先生は言った。

「ありえないだろ!w気持ち悪いよwwだってさあ、リストカットするって頭おかしいんじゃないの?って思うじゃんwww」

私はR先生が教師になれない理由がわかった気がした。教師は生徒に対して無関心若しくは生徒の心のケアをする存在であると思っていた私は、少しだけがっかりした。そして、世間のリストカットに対する考えを聞いて、とても悲しくなった。

なぜなら私は、昔リストカットをしていたからだ。

先程も言ったようにリストカットをする理由は様々だが、私の場合、痛みを感じたら嫌なことを忘れられるからだった。その頃の私は父親がいない寂しさや母親から感心されない悲しさ、うまくいかない友人関係などで、心が不安定だった。今その行為をすることはなくなったが、古傷は腕にしっかりと残っている。その傷を隠すために半袖は切ることができないし、温泉に入ることも躊躇ってしまう。そして何度も「なぜこんなことをしてしまったんだろう」と自己嫌悪に陥る。

「俺変な奴ばっかに好かれんだよね~www」

世間からすれば、R先生普通で、私が異常であるかもしれない。でも私からすれば、R先生は異常で、私は普通だと思った。どこにだって悩める女子はいるわけで、解消する形は人それぞれというだけなのだから。相手のSOSを無視してそれを笑い飛ばすR先生は、やっぱり私には異常に見えたのだ。

いてもたってもいられなくなった私は、そうですね~あっ、もうこんな時間だから帰らなきゃ!なんて嘘をついて、R先生さよならを言って、教室を静かに去った。そして私はトイレへ駆け込み、声を枯らして泣いたとさ。

めでたしめでたし

2010-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20100521223837

レスありがと。

http://anond.hatelabo.jp/20100521201325

書いた増田です。

確かに、女の仕事に対する勢いとか責任感<男の仕事に対する勢いとか責任感 という偏見が(自分には)ある。

現状では確かに女性の平均給与男性より少ないし、実際に任される仕事社会的貢献度からみると会社収益に結び付かない間接部門に女性社員が多いという問題もあるから、そういう偏見は仕方がないと思うよ。でも例えば開発とか営業とかやってても、女である以上「結婚仕事を辞めるor制限する」という目で見られることが多い気はする。旦那が転勤になったら仕事辞めるのはまず妻のほうだしね。かといって夫を養っていくことができるかといわれるとそれはそれで子どもがとか考えたら難しいわけで。

普段から奥さんをケアすれば趣味への没頭も許してもらえるけど、ほっぽらかしてだと対象が女ではない「浮気」の気がする。

反論覚悟で言うけど、しかしそれは相手は女ではないし、男も女も自分に興味をもってもらいたかったらその努力が必要だと思う。

それは正論だしそうだと思うんだけど、言いたいのは男の趣味は云々ではなくて女の趣味のほうのことだよ。同じ趣味やってても結婚したら辞めちゃうかもしくは方向性をかえて家族と楽しめる方向に変更していくのはほぼ女性なんだよね。男の人は独身時代のままで、「理解を示してください」って態度をとる人が多い。

今までのように趣味に没頭できなくなるなー旦那に配慮しないとなーあいつは配慮しないのになーとか考えるとだいぶ結婚億劫

子育てにもいろいろあるが、赤ちゃんをお風呂に入れるとか、朝保育園へ連れて行くとか物理的なところで分担できる場合していくべきだと思う。

精神的な部分ではよくわからない。

介護に関しては今の時代どうなのかよくわからないけど、これも差別なく関わるべきだと思う。

これはちょっと…w

たとえば逆に奥さんがそう言ってたらどう思うの?奥さんも総合職フルタイムで働いてて、同じくらいの給料だったとして、物理的な部分でしか育児をやっていなかったとしたら?というか旦那に言われる前に周囲から色々言われるとは思うが。

現状では育児に関しては完全に女性仕事だと思われていて、しつけや心のケア健康管理なんかは基本的に全部妻がやることになる。つまり子供が生きて、成長していくことにかかわる全責任が妻に丸投げされている。夫は本当に「手伝う」だけ。自分子供なのにね。「精神的な部分ではよくわからない」ってwwwwわからないじゃなくてわかるために何かするんじゃないのww

そういう状態だから上記みたいに仕事を制限しなきゃ行けなくなったり、したがって給与が下がったり、夫の目を気にして趣味を制限したり、育児のために自分時間がなくなったりするわけさ。

あと介護だが、

介護に関しては夫の親の分も自分がやってあげることが期待されるだろう

と書いているはず。差別なく関わるっていうか自分の親の分は自分で主体になってどうにかすることを考えろよと…それこそ旦那の親の介護は妻からすれば「手伝う」だけでいいよね?って感じなんですが…

こうやって考えると結婚出産しちゃうと人生詰んじゃうよなー。だって自分生き方全部捨てて他人にならなきゃいけないんだもんなぁ。まぁでもするときはしちゃうんだけど。

2010-05-11

2000年自民党政権口蹄疫への対応と、民主党口蹄疫への対応を比

2ちゃんねるなどで見る意見だと、10年前の自民党口蹄疫対策はよかったらしい。というわけで、最初の発生日から時系列で、2000年自民党政権時の対応と、2010年民主党政権での対応とを並べてみた。

日数2000年自民党政権のときの口蹄疫への対策2010年民主党政権での口蹄疫への対策
- 4/9 都農町農家が通報、獣医師が「口蹄疫でない」と判断→1週間後に再検査(y)。
03/25 農水省宮崎県畜産課、口蹄疫感染の疑いを発表。県と農水省口蹄疫防疫対策本部を設置。半径20kmの家畜の移動を3週間制限。牛舎を消毒。半径50mを「警戒区域」に指定、交通を遮断。農家のまばらな地域(*)。4/20 宮崎県口蹄疫感染の疑いを発表。県は防疫対策本部を設置。立ち入り検査・半径20kmの家畜の移動制限を実施農林水産省牛肉輸出を一時停止、口蹄疫防疫対策本部(赤松農相が本部長)を設置。「牛豚疾病小委員会」を開き、協議。半径1km圏内の検査方針を示す。緊急対策会議で半径10km2地点、半径20km2地点で車両の消毒を決定(24時間体制)。農家が密集する都農町(*my)。
13/26 1例目の牛を殺処分。農家の申し出で近くの農場の牛3頭も処分。県内11カ所に消毒設備を設置。県内22カ所で24時間体制の検問実施宮崎県畜産関係者ら100人と対策会議4/21 川南町、防疫対策本部を設置。殺処分の穴から地下水で断念。宮崎県、新たに6頭感染疑い。続けて、疑い3例目。農家周辺の通行制限・消毒。民主党3議員東国原知事を訪問、県の対応の説明を受ける。「政務三役に伝える」と返答。続けて、川南町訪問、町長から予算措置の要望。自民党議員県庁訪問。
23/27 農水省、警戒区域内の全畜産農家を対象に抗体検査実施する方針。台湾産稲わらの検疫を強化。4/22 4例目2頭。宮崎銀行、緊急対策融資を26日から開始と発表。東国原知事都農町川南町を視察。県議会会派自民党、防疫措置の徹底を副知事に申し入れ。政策金融公庫が相談窓口を設置。
33/28 韓国牛肉輸入を暫定的に停止。台湾日本牛肉輸入を禁止。厚生省感染の疑いのある牛・豚の出荷はないとの安全情報4/23 農林水産省、1例目について口蹄疫感染断定、感染経路の調査。畜産農家えの経営維持資金の融資枠を20億から100億へ拡大と発表。赤松農相口蹄疫専門家チームの派遣方針を示す。宮崎県、新たに2頭疑い。畜産農家からの要請で、県は消毒ポイントを2点追加。日南市都城市も独自に消毒ポイント設置。
43/29 宮崎県、県農政水産部の人事異動を一部凍結。宮崎県家畜防疫対策本部、O型抗体と発表。4/24 宮崎県農道でなく国道を通るのが不便との声で消毒ポイントを2点追加。小林市、市内1480戸に消毒薬を配布。
53/30 発生農家から3km以内での採決検査獣医師による目視検査を終了。市町村助役会議で15000戸を対象に獣医臨床検査実施する方針を表明。獣医派遣農水省に要望。農水省中国産麦わらの輸入を当分の間禁止。4/25 7例目、牛4頭に感染の疑い。農場規模が大きく、725頭が殺処分により、殺処分数は計が1108頭。 宮崎県口蹄疫防疫対策本部の第2回会議対応協議農林水産省から6人、4府県から5人が家畜処分などの応援で宮崎入り。串間市、消毒ポイント1点設置。都城市消毒薬2600戸に配布。
63/31 宮崎県宮崎市と周辺の臨床検査で異常なしと発表。4/26 九州政局風評被害をまねく表示の是正指導。都城市、防疫対策本部を設置。宮崎県議会の全員協議会から自衛隊派遣の要望に、東国原知事「今後の発生を見て判断」と返答。
74/1 日南市口蹄疫防疫対策本部、安全性を訴える牛肉の試食会。4/27 東国原知事農林水産省赤松農相と会談し、予算確保を要望。赤松農相はできる限り支援する意向を表明、29日に疫学専門家チームの派遣家畜共催の掛け金支払い条件の緩和を農業共済組合要請東国原知事自民党谷垣総裁とも面会。谷垣総裁、28日の現地入りを表明。民主党高嶋幹事長とも面会。事業仕分け、農畜産業振興会の海外事務所全廃で独法守る。(m)
84/2 4/28 宮崎県、豚に感染に似た症状5頭。検査を待たず豚486頭を処分(以後すべて豚は、遺伝子検査の結果を待たず殺処分=陰性の可能性もある)。70km離れたえびの市。移動制限区域を拡大。区域内7地点で消毒開始。8~10例目で処分数は計2800頭超。宮崎県、33億円の緊急補正予算と245億円の融資枠を決定。第3回口蹄疫防疫対策本部を開催。谷垣総裁川南町JA尾鈴を視察し、政府の初動体制を批判。えびの市市民からの要請道路2カ所を通行止め日南市串間市、防疫対策本部を設置。宮崎県、6家畜生保健所に現地対策本部を設置。
94/3 宮崎県家畜防疫対策本部の調べで中国産麦わらが原因の疑いを発表。宮崎県畜産課、新たに9頭の感染の疑いを発表。農水省、移動制限の延長を県に伝達。4/29 農水省疫学調査チームが現地調査。宮崎県感染疑い牛2頭。農水省山田副大臣東国原知事宮崎県庁で意見交換し、知事予算措置を要望。
104/4 農水省、1例目のウィルス感染確認を発表、口蹄疫と断定。県畜産防疫対策本部、「飼料からの感染可能性低い」4/30 民間事業者で初の豚4頭感染の疑い。1429頭を処分。12例ふくめ計4300頭。宮崎県議会の各会派代表者会議で、連休中の県議2人の待機を決定。九州知事会、国の支援を求める緊急決議。赤松農相「対策は万全」と中南米に外遊(y)。
114/5 農水省、養豚農家への支援策をまとめる。(1) 子豚が増えすぎて処分する場合、一頭あたり5500円、出荷時期が遅れた成豚には1頭6000円を上限に支給する、(2) 焼却処分したら、さらに1頭につき最高2000円を補助する。5/1 宮崎県陸上自衛隊災害派遣要請。隊員約100人を出動し、川南町派遣宮崎県、豚1頭感染の疑い。3882頭を処分。JA での感染だったため、処分数が計8251頭に急増。松野官房副長官首相の指示でえびの市を訪問し、市長農協関係者から聞き取り。「鳩山首相に報告」。宮崎県風評被害防止のためのチラシとポスター配布。
124/6 宮崎県高城町、町長選に。農家選挙どころではない」。農水省、食肉流通業者への説明会。県か地区防疫対策本部、3km圏内の牛のうち1/3が陰性と発表。空気感染する力の弱いウィルスの可能性。5/2 農林水産省宮崎口蹄疫ウィルスアジアで発生と同種O型ウィルスと発表。自衛隊川南町で埋却作業を開始。
134/7 中国日本の食肉輸入禁止宮崎県、県内15000戸の和牛農家臨床検査をほぼ終了。大半は結果待ち。 宮崎県松形知事口蹄疫補償策は「国の対応待ち」。当面は県単独の補償策を打ち出さない意向を示す。定例記者会見で「国の支援の枠組みが決まっていない。国の支援が少ない部分は県単独で支援を考えていきたい」。県議会、全会一致で国への金融対策の要望とりまとめ。5/3 宮崎県、2農場で4頭が陽性反応。両農場41頭を処分。処分は計9015頭。
144/8 5/4 2農場で豚6頭に感染疑い。両農場の18757頭を殺処分。総数27772頭。宮崎県畜産関係車両の消毒地点18カ所のうち3カ所を変更。
154/9 高城町町長選。5/5 農場3カ所で豚13頭に感染疑い。宮崎県、4回目の対策本部会議県知事非常事態表現してよい深刻な事態」。殺処分の補助作業の補助員の募集を決定。防疫対策特命チームの設置を報告(河野副知事トップ)。
164/10 宮崎県畜産課、新たに16頭の感染疑いを発表。家畜の移動制限の延長。県議会、松形知事畜産農家支援の緊急要望書を提出。5/6 原口総務相口蹄疫対策の経費を「特別交付税として措置」。
174/11 5/7 宮崎県、12農場で感染疑い。計1907頭を殺処分。殺処分の総数44892頭(牛3101頭、豚41791頭)。平野官房長官自衛隊の追加出動要請」の考え示す。宮崎県、8カ所の農場で感染疑い。計14212頭を殺処分。総数が59104頭。1908年以降、国内最悪。農水省感染頭数・処分数は増えても、制限区域外に広がっていない」。東国原知事小沢幹事長宮崎市内で会談。知事経済支援や防疫対策の人員の確保や「密集地の防疫体制の検証」を要望。小沢政府に申し入れる」と応じる。
184/12 15日に予定していた「農林水産まつり」延期。宮崎県議会、全員協議会を開催。県の対策に不満が続出。知事は従来の見解を繰り返す(12日目の4月7日の欄を参照)5/8 宮崎県、農場6カ所で感染疑い(n)。7日発症と同じ管理者の農場を、発症はないが殺処分対象に追加(n)。殺処分の総数62426頭(豚57938頭、牛4488頭)(n)。家畜の異動制限を追加設定(n)。
194/13 移動制限の延長。5000頭分の血液検査の結果がまだのため。家畜市場の閉鎖も延長。EU口蹄疫対策として日本ワクチンを緊急提供すると発表。5/9 宮崎県、農場7カ所で感染疑い(n)。計1928頭を処分。総数64354頭(豚59607頭、牛4747頭)(n)。家畜の埋却が終わっていない場所が37カ所と防疫措置の遅れを懸念(n)。農林水産省研究機関ウィルス香港発生例と酷似との分析(n)。
204/14 農水省、10頭の感染確認を発表。県議会臨時議会で「農畜産環境対策調査特別委員会」など3つの特別委員会を設置。玉沢徳一郎農林水産大臣熊本市九州政局の報告会に出席。宮崎県、警戒地域からの地域外への移動禁止措置を延長。5/10 赤松農相東国原知事が会談し、獣医師の人員確保、被害農家への国支援拡大を要請(amn)。東国原知事赤松農相ブランド種牛の避難を求める(a)。農相、処分した農家への全額補償、県が補填した分は特別交付金で対応方針と現行制度改善を表明(amn)。獣医師派遣人員倍増(その時点で国と都道府県から計50人の獣医師が現地入り)、九州政局派遣も10人から100へ、国有地の提供の意向も示す(amn)。農業団体や自治体首長との意見交換も(amn)。記者会見で「川南町などの牛・豚をすべて処分すべき」との質問に、「健康家畜の処分は法的に認められない」と否定(n)。農相の宮崎県訪問は初めて。現地入りが遅いとの批判に「これまでも要望に対応している」と反論(an)。古川議員赤松大臣口論(an)。古川議員、待機室では静かな待機でパフォーマンス(m)。宮崎県、農場11カ所で感染疑いで計12498頭を処分(ny)。総数は76852頭(豚71121頭、牛5731頭)(n)。JA宮崎中央会、被害額110億円と試算(算定根拠は非公表)(m)。西都市、対策費を盛り込んだ補正予算1180万円。宮崎市議会で全員協議会、執行部から説明。
214/15 宮崎県議会、臨時本会議で国への要望決議。(1)激甚災害並みの対策を講じる(2)防疫態勢を確立する、など四項目。「口蹄疫まん延防止等に関する検討会」開催。農水省検査の遅れを謝罪。5/11 宮崎県、牛1頭感染疑い(nm)。29頭を殺処分。3カ所で5頭が感染疑い(any)。江藤議員衆院農林水産委員会赤松農水相に「外遊を見送るべきだった」と批判(a)。東国原知事川南町を訪問し、殺処分・埋却作業を初めて視察(amy)。宮崎県議会全員協議会、県に財政支援や心のケアなどの要望(ay)。東国原知事補正予算の考え表明(m)。中央畜産会からお見舞いとして300万円(a)。獣医師チームへのインタビュー注射器・薬剤足りぬ」(a)。農水省香港向けに豚肉の輸出再開を発表(m)。宮崎県警Twitter上で口蹄疫補助金に関する詐欺の書き込み確認と発表(y)。
224/16 家畜搬出制限を延長。農水省永竹審議官畜産関係者意見交換会で、JA組合長らから対策拡充の訴え。5/12 公明党の東副代表平野官房長官に1000億円規模の財政措置を要請(n)。宮崎県、2回目の緊急補正予算で2億円を編制、57億円の融資新設(mn)。東国原知事、県市町村口蹄疫対策の特別交付金による全額措置を原口総務相に要望(m)。JA中央宮崎金利負担の経営支援と見舞金発表(m)。
234/17 宮崎県、総額2億円の無利子融資などの緊急対策を発表。宮崎県串間市、独自の支援策をまとめる。5/13 18頭に感染疑いで、牛332頭と豚1125頭を殺処分(an)。赤松農相ブランドの種雄牛6頭を区域外に移動する特例措置を認める(an)。宮崎県ブランド牛の西都市への緊急避難(an)。種牛6頭の避難先、当初の予定地に県が未把握の畜産農家があり変更(m)。東国原知事民主党の「食の安全研究議員連盟口蹄疫勉強会に出席(a)。連盟参加の議員から農水省担当者に「大臣の指示通り保証金3日で出す努力を」と詰問(a)。都城市市民畜舎・農場に近づかないでとの啓発活動(a)。佐々木農水政務官衆院農林水産委員会で処分に16ha必要、一部確保と表明(m)。赤松農相委員会で予防的観点による殺処分は「現行法でできない」と発言(m)。
244/18 都城市、独自の救済策をまとめる。農民連、「口蹄疫110番」開設。5/14 5頭感染疑いで、牛109頭を殺処分(n)。総数80366頭(n)。
254/19 農水省、稲わらの自給態勢確立のための緊急対策会議の初会合。5/15 
264/20 農水省、半径50kmの移動制限の23日0時で解除を発表。宮崎市議会、県に防疫体制強化の要望書を提出。5/16 
274/21 宮崎県西都市議会畜産農家の救済のため総額4300万円の一般会計補正予算案を可決。5/17 
284/22 宮崎県、移動制限地域を10kmに縮小。農水省「今回発生した口蹄疫空気感染の可能性が低く、感染力が一般よりも弱い」とする調査報告(**)。5/18 
294/22-23 「太平洋・島サミット」で首相が初の宮崎入り。(27日目と28日目)5/19 
304/24 5/20 
304/25 農民連、県に支援策を要請農水省、2件のウィルスが同種と確認。新種O型/JPN/2000(**)。5/21 
314/26 宮崎県家畜移動制限2地区を解除。宮崎県観光課、宿泊キャンセル4200人と報告。5/22 
324/27 農水省畜産農家の救済のため130億円規模の対策を決定。5/23 
334/28 農水省、「安全宣言」は5月中旬の見通しを表明。5/24 
345/1 宮崎県中小企業対象に「口蹄疫緊急対策貸し付け」創設。5/25 
355/2 宮崎県、牛と豚の移動制限解除。5/26 
365/8 県家畜防疫対策本部、獣医師を介して感染の可能性を報告。宮崎県口蹄疫の第2次対策をまとめる。5/27 
375/10 宮崎県口蹄疫の終息を宣言。5/28 

使用した新聞記事データベースは「日経テレコン21」「聞蔵II」「毎日Newsパック」。どちらも「口蹄疫 宮崎」で検索して表示された記事による。

使用データベースに「ヨミダス歴史館」からの情報を追加 (2010.5.12)

(*) 読売新聞(2010.5.7 西部朝刊)で、前回の発生は農家のまばらな地域だったが、今回は密集する地域。豚が感染していた。1例目の発見が遅かったなどの専門家意見を紹介していたので、場所に関する情報だけ表内に。

掲載紙を記号で表記。(n)日本経済新聞、(a)朝日新聞、(m)毎日新聞、(y)読売新聞。使用データベースは上記のもの。記事内の日付をたよりに時系列上に配置。それぞれのデータベースで、日付の翌日にあたる記事を読んでもらえば確認可能。ただし、記事によって(これまでの経緯ふりかえりなど)は数日後に掲載の場合あり。(2010.5.13)

(**) O型/JPN/2000のウィルスが弱かったことは以下のWebサイトを参考に。

農研機構 http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2002/niah/do025.html

「O/JPN/2000株は反芻動物、とくに乳牛、緬・山羊に対しては病原性が低く、ウイルス伝播も起こりにくいことが判明」

2010-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20100319120510

ここで「自分子ども」は「性暴力を働いた側」だろう、としか推測しないのが不思議

不思議もなにも「自分子どもが性暴力を受けた」場合の話じゃないからね。

ここで言われているのは「エロ漫画の影響によって性暴力を働く子ども」のこと。

そのような子どもを生み出さないためにもしっかり教育しましょうね、という話。

暴力を受けた子ども心のケアの話なんて誰もしてない。

論点をすりかえすぎ。

そもそも教える場すら無いよね。

学校」ってご存知?

2010-03-03

言ってることがグチャグチャだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100302194635

なんで、このコメントが私の記事にぶら下がっているんだか、まったく理解不能。

相手の親とまったく付き合うつもりがないなら、不安定でも「事実婚」くらいで満足しておいたほうがいいと思うよ。

結婚は「お互いに相手の面倒をみます」って契約だから、するに越したことはないけれど、元増田彼女の場合、必要ないんじゃないかな。

私は前の投稿、こう締めくくっている。これは「相手の家族と付き合わない結婚だってありだ」って話だよ。

元増田結婚する資格がないなんて言ってないぞっ。

さて、文句いっぱいある。

昨夜から考え続けて、世間一般の考え方というのが俺から大きく剥離しているということに気づいた。

例えば、はてなコメントには

・24なんて人生のひよこなんだから、そんなパーフェクトな人生計画作る必要も無いと思うよ。

こういうコメントがついているんだけど、俺にはこれが全く理解出来ない。

俺が思うに、人生と言うのは一回ミスったら結構死ねるものだと思う。

例えば、俺は大学に行くために二年間働いたし、その間に受験勉強も続けた。

もし受からなかったから、俺は天涯孤独の身の上の無職として就職活動をして生きていかなければならなかった。

実際のところ、俺は今の立場がなければ部屋を借りるのすら苦労する身の上なわけで、

「パーフェクトな人生計画」の無い人生ってのが全く理解出来ない。むしろ、そんな風船頭で生きてる人間多いことに愕然とした。

俺は人生のひよこだけれど、ヒヨコは一回ミスったら死ぬ。それが俺が人生に対して抱いてきた思いだし、

ヒヨコであるからこそ、計画はパーフェクトにしなければならないというのが俺の考え。

だって、誰も俺のことを保護してくれないのだから。ヒヨコが独りで生きるってのはそういうことだと思う。

この部分、ほかの増田コメントに対するレスであって私のコメントとはなんの関係もない。けど、15で父親亡くして中卒で就職して夜間高校を出た夫(もう亡くなった)がいた身からコメントすると、誰も元増田のことを保護してくれないのだから、自分に好意を寄せてくれる相手は大事にしなければならないのじゃないの? もちろん、しっかりした計画は大事だけれど、特に子供のことなんて不確定要素が高いんだよ。ほかのコメントで、ほかならぬ元増田が書いているように、出来てしまって彼女に産むと言い張られたらどうしようもないじゃん。

元増田の最大の問題点は「何もかも自分コントロール下に置ける」と考えていることだ。それは別に親がいようがいまいが関係ない。元増田孤立しやすい性格からくるものだ。親に先立たれた私の夫は好意を寄せてくる相手には誠心誠意尽くして、赤の他人と助け合う関係を築いていったよ。

そうしなければ生き延びられないからね。

元増田は肝心なことを忘れているというか、理解していないけれど、元増田の頑張りを応援する人たちがいたから、元増田は生き延びてきたんだ。やりたいことをしてきたんだ。バイトで雇ってくれる人たちがいなかったら、どうやって学費を工面したのさ? 自分自分の面倒が見られるようになる7歳まで、誰が元増田の面倒を見てきたのさ? 親と同等とはいかなくても、保護してくれた人たちがいるから、今生きてるんだろうが。保護する人が本当にいなかったら、死んでるんだよ。児童虐待で死んでる児童、何人いると思ってるんだよ。

思うに、俺に対する世界のありようと俺以外の多くの人にとっての世界のありようは違う。

俺と彼女の親父さんや多くの増田は、違う世界を生きてる。

それはただ単に「違う」ということだし、どちらが正しいわけでも間違ってるわけでもない。

純粋に違うっていうだけだ。俺は「家族」ってものと結びついた結婚観が一つも理解出来ないし、

彼女の父親や多くの増田にとっては「家族」と結びつかない結婚観ってものが理解出来ない。

それは純粋にイーブンであって、正誤で語られる筋合いのものじゃない。

俺が「家族」のことを視野に入れず結婚を考えることが、多くの増田彼女の父親にとって「身勝手である」のと同じロジック

結婚」について「家族」のことを視野に入れる彼女増田が俺から見れば「身勝手」なんだ。

そもそも、家族がいなければ(その観念を理解していなければ)参加できない「結婚」っていうゲーム

俺が振り回される必要は何もない。やっとわかった。俺は、家族を持ってる奴らが全員大嫌いだ。

おまえらが俺を嫌いなように、俺はおまえらが大嫌いだ。

おめでとう。問題点に到達したじゃないか。結婚家族は切っても切れない。だって、結婚するってことは、彼女家族になるってことだからね。それが嫌だと言うのなら、法律上の結婚は出来ない。私は親に愛されなかったから、愛されて育った子供なんか大嫌いだ。親に計画を妨害されてばかりいたから、親に足引っ張られず、自分自分のことを決められる奴なんか大嫌いだ。でも、仲良くやっていくよ。だって、世の中の大半の人はそういう人たちだから。にっこり笑って、けっして近寄らないけどね。でも、噛みついてもいいことはない。生きにくくなるだけだ。

元増田がこれから出会う大半の人は、「家族を大事にする人」だ。外資系なら日本のようなベタベタな家制度はないから大丈夫だと思っているかも知れないが、例えばアメリカなんかは「家族愛」ってものは神聖視されているくらいだ。「息子が病気なので仕事辞めます」ってフツーに言う世界だよ。

だから、元増田は理解しなければならない。でないと、この先社会で生きていけない。「家族」というのは、大半の人にとっては大事なものなのだと。具体的にどういうことかと言えば、彼女に「親父か、俺か」なんて迫らないということだ。まったくわかっていないようなので言うけれど、元増田は「家族は守り合うものだ」って概念がない。だから父親や母親と縁を切って、元増田結婚したら彼女はひとりぼっちになってしまう。誰の助けもあてに出来なくなる。

だって、元増田が言っているのは「これからは、俺だけを家族と思ってくれ」ではなくて、「家族なんてものは信じるな」ってことだからね。人と繋がって支え合って来た部分を切り捨てるなんてことは、まともな社会常識があれば出来ない。出来ないことを求めるのは、現実を見ていない夢想家のすることだ。ちゃんと現実を見ろ。

俺が人生プランを練って「身勝手」に生きるのは俺が生きることに結びついた必然だし、

俺はそれ以外の方法では生きてこれなかった。同様に、彼女「家族」という観念を持って生きてきたことも

彼女が生きてきたことに起因する必然だ。俺が譲る必要も、彼女が譲る必要も全くない。

どちらも平等に身勝手なんだ。

私は元増田が身勝手だなどとは言ってないぞ? 身勝手なんかじゃない。考えが違うだけだ。どうしても「家族」ってもんが嫌なら、結婚はあきらめて事実婚くらいで満足しておけばいいだろ? 彼女もそれでいいんだろ? 彼女は、元増田の考え方についていくんだろ?

だけど、他人とうまくやれない人間は、そのうち社会から隔絶してっちゃうから、そういう風にかたくなだと、元増田の「パーフェクトな計画」だって、どの程度の実現の信憑性があるかは怪しいものだな。口だけ男とくっついていてもいいことないから、別れようとするかもな。

やっとわかった。家族がいない者に対しては誰も歩み寄ってくれない、殴られる。

えーと、彼女は歩み寄って来てるんだよね? それで十分じゃないの? 反論は一つ例を挙げれば十分だと思うから、言わないけど、ほかに毒親に苦しめられてる奴らとか、同じように家族がいない者とか、歩み寄ってくれそうな立場の人はいっぱい思いつくよ。

俺も歩み寄ることはしない、歩み寄るというのは双方がすべきことで一方がすべきじゃない。

考えてみれば、家族を知らない俺に対して家族のことを理解して、家族を前提とした結婚っていうゲームに参加しろと

要請する彼女は俺と同じ程度には残酷じゃないか。最初から参加不能なゲームに参加を要請された俺だって

怒る権利くらいはあるだろう。俺にはそのゲームへの参加権がないんだから。ひどい話だ。

家族になろうとしている」と俺に対して迫ってくることが、

父親と俺を天秤にかけさせるのと同じくらいに残酷じゃないか。俺は彼女の父親と家族になる気なんか全くない。

私は「理想の父親像」を元にフィクションを書いてみせただけだから、マジで当たっちゃうとは思わなかった。そうなんだ。彼女の父親「家族として迎えよう」みたいに考えちゃうひとなんだ。それはきついね。

ぼくの地球を守って」ってマンガ知ってる? 日渡早紀って人が書いてるんだけど。そこに出てくる「紫苑」ってキャラクターの考え方そのものだよ。それ。彼は戦争孤児で他人を殺して生き延びてきたんだけど、元増田は現代の日本の生まれだよね? どこぞの国で少年兵をしていたとかって話じゃないよね?

で、そのマンガを読んでいるから、そういう考え方自体は理解出来る。最初から家族が居て、居心地いい思いをしてきた人たちは、居ない人は気の毒だ、家族が出来たら喜ぶだろうって短絡的に考えるんだよねえ。家族ってのは特別な関係なんだから、他人がのこのこ「家族になりましょう」なんて言ったって、なれるわけないんだ。なれないものになろうと言われたら苦しいだけだ。紫苑は、そういうところをよくわかった養父に育てられて「他人に心を開くこと」を覚えるんだけど、元増田には残念ながら心のケアまでしてくれるひとはいなかったみたいだね。

相手が俺のことを理解出来ないように、俺が相手を理解してやろうとしなくても良かった。

俺が彼女彼女の父親に突きつけるべきは、俺か父親かの二択しか結局のところ残らない。

それは、向こうの身勝手と俺の身勝手がぶつかってるだけの話で、俺が倫理的に悩むべきことじゃない。

彼女の父親が悪くないように、俺だって一つも悪くない。

明日ケリをつけてさっさと終わらせる、殴られた分は勉強代として飲み込むが

それ以外を飲み込む気は全くなくなった。

彼女からは「時間をかけて和解すればいい、思うままにしろ」という風に言われているが、

もうこの結論では俺は納得しない。俺か父親かどちらかを選ばない限り、ゼロに戻す。それ以外にはない。

なんで、こんな結論になるんだか、さっぱりわからないんだけども。

悪くないんだから、謝罪することも謝罪させることもなく、静観しておけばいいでしょ? 彼女に何を選ばせることになるのかは、前に書いたから繰り返さないけれど、現実的に考えて、彼女家族との関わりを切るなんてことは不可能だよ。彼女との付き合いに将来の可能性を見いだしたいのなら「俺が家族になるから」と言うしかないのだけれど、それは絶対に言えないことなんでしょ?

元増田を理解する人はもう現れているじゃないか。手放していいの?

元増田に必要なことは、他人に心を開くこと、だよ。それが出来るようにならないと、ホントの社会人デビューも出来ないぞ。

2009-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20091217111738

H及びウィメンズネット・こうべは神戸に拠点があった

他の女性団体の拠点を調べたら大阪だった

神戸被害者大阪の団体に相談するより地元の団体に相談するだろう

文中に出てくる正井さんってのが、ウィメンズネット・こうべの代表ね。

正井たちのウィメンズネットでも電話相談を開設しているが、レイプにかかわる相談は一件も寄せられなかった。

...

 だが、正井が「実際に聞いた」という四件のレイプ未遂事件を丹念に聞き取ってみると、うち三件が「又聞き」の類だった。「あら、でもこれは私の弟が言っていたのよ、本当なの」という最後の一軒は、無線趣味の弟が「○○避難所ボランティアかわいい女の子がいるよ」というカー無線マニア同士のやり取りを偶然傍受したというものだ。

 これでは、レイプ事件が多発したという証拠にはなっていない。

兵庫県心のケアセンター震災ストレスホットライン」と兵庫県女性センターの存在もお忘れなく。

http://anond.hatelabo.jp/20091217093030

この話題に興味ないけど反対意見ソースも載せときます。不公平だから

女性子どもへの暴力

正井 礼子 五十五歳 「ウィメンズネット・こうべ」代表

1992年に私は女性たちが家庭や職場地域でかかえている問題をともに考え、男女平等社会の実現をめざそうと、「ウィメンズネット・こうべ」という市民グループをたちあげた。

94年には、女性が安心して本音を語り元気になれるスペースとして「女たちの家」を開設。半年を過ぎた頃から「夫に長年にわたり殴られていて、つらい」「お母さんがお父さんに殺される」などの電話が入るようになり、布団を十組買い込み、12月の会報に「いつでも泊まれますよ」と書いた。すると相次いで3組の女性たちが子連れでかけこんできた。今で言う、シェルタースタートであった。

しかし、翌年の震災で周辺が擁壁ごと崩れるという状況で、残念ながら「女たちの家」を失い、その後「女性支援ネットワーク」をたちあげ、物資の配布や、支援セミナー女性のための電話相談を開設した。震災後の3月から翌年の6月までの相談件数は137件、そのうちパートナーとの関係の相談は90件。夫からの暴力の相談は22件。

震災で大変な中、こんなことで相談する私はわがままですか?」というDV被害者の声が記憶に残っている。県立女性センターでもDVの相談はかなり多かったと聞いている。

5月に神戸新聞で「児童虐待の増加」「レイプ被害の発生」という記事が掲載された。「児童虐待」については、避難所生活でのストレスや、在宅でもライフラインの絶たれた中での育児支援が全くなかったので、不安を抱えつつの育児家事に疲れ果てた母親の相談が多かった。

育児について夫の協力が得られないことも問題であった。7月に近畿弁護士会主催で「被災地における人権」という集会があり、配布された分厚い資料に「高齢者障害者子ども外国人」の項目があった。しかし「女性人権」という項目はなく、女性はあくまでケアする側なんだと改めて感じた。

7月に「性暴力を許さない」という小さな集会を開いた。保健婦さんからは、避難所での幼児も含めた性被害についての報告があった。翌年の3月に「神戸沖縄 女たちの思いをつないで」(私たちは性暴力を許さない!)という集会を多くの女性団体との共催で開き、200人近い女性が参加した。

終了後に、神戸から三宮まで商店街を「女たちは黙っていない!」「性暴力を許さない!」との抗議デモを行った。しかしその後、女性ライターによって「被災地レイプ伝説の作られ方」という記事が書かれ、レイプはなかったことにされ、相談を受けたHさんや私個人も実名入りでひどいバッシングを受けた。

99年になって精神科医の斉藤学さんが毎日新聞に「震災以後の神戸舞台にした性被害ということなら、東京にいる私のところにさえ複数の相談がよせられた。……、社会レイプという事実そのものから目をそむけがちだし、それをないものとする傾向が強い」と書かれた。

兵庫県警が九五年に認知した強姦事件が15件で、前年より少なかったことは警察限界として将来指摘されるだろう」、「被害者の声が届く範囲は保健婦看護婦医師など治療の援助の提供者に限られるのだから」とも。

今ここに米サンフランシスコのウィメンズクライシスサポートスタッフから入手した「震災女性への暴力の影響」に関する公式報告書(1989年10月カリフォルニア州ロマプリエタ地震)がある。それによれば、

地震レイプが300%増加。

② 性虐待レイプサバイバー過去トラウマが蘇りサポートが必要になり、緊急電話が25%も増加。

③ DVによる一時保護要請地震直後から増加し続けている。

児童虐待が増加。

失業や住居のないことが暴力の大きな要因となった。

⑥ 住居の問題や震災後の情緒不安により暴力の関係に留まる女性も多かった。

などの報告がされている。

その他、「これらの状況は、男性は怒りだけが社会に容認される感情だという社会通念から恐怖心を認めず、かわりに怒りで表現したものからくる。地元の『暴力を選ばない男たちの会』は『殴る前にここに電話して!』とキャンペーンし、災害後は水の浄化法やガスの消し方同様に、ストレスへの対処方法が広報されるようにと提案した」ことを伝え、報告書は結論として「大きな災害後は女性に対する暴力が増えることを予測し、また防止活動が災害救援の中に組み込まれるべきだ」とある。

この報告はアメリカカナダ危機管理機関全てに伝えられ、高く評価されている。

日本では震災を機に「心のケア」や「PTSD」に関する認知は広まったが、その後の政府危機管理対策や防災対策に「女性への暴力」が考慮されるには、残念ながら至っていない。

「ウィメンズネット・こうべ」は震災以降、DV被害者への支援を継続しており、加害者日常的にほんのささいなことでも自分が気に入らないと、妻や子ども暴力をふるう実態を知っている。まして大きな災害があれば、暴力が増加するだろう。

暴力からの脱出には、住居の提供や経済的な支援が必要なことは言うまでもない。

今後予測される大地震において、政府自治体はDV・児童虐待レイプ被害など暴力の増加を想定し、予防や復興対策に「女性子どもへの暴力」をぜひ組みこんでもらいたいものである。

私はこの問題をできるだけ多くの方に知ってもらいたいと考えて、 神戸市 やWHOの神戸センター長あてにも、米国の報告書を送ったことがあるが、全く反応がなかった。「もういいかっ」という思いもあるが、最近地震があったりして、やはりどこかに伝えておきたいという気持になり、応募することにした。

http://www.npo.co.jp/hanshin/10book/10-036.html

2009-12-16

被災地強姦事件多発」がまた話題になっているみたいなので、

物語の海、揺れる島

http://www.amazon.co.jp/dp/4093872058

の該当部分をこぴぺ。

Hは、震災から一月後に電話によるカウンセリングを始めたという。その「女性こころとからだ」と名づけたホットライン現在まで総数二千七百もの女性からの相談が寄せられ、レイプにかかわるものは約五十件にのぼる、という。

レイプの話はたくさんあります。ボランティア女子大生なんですけど、長田区を歩いていたら、いきなり後ろからリュックを捕まれて瓦礫の中でレイプされたとか。女の子が声をかけられて被災者をお風呂に連れて行くボランティアだと言われて、信じて車に乗ったら山の中まで連れて行かれてレイプされたり…」

さらに彼女が受けた「相談内容」はつづいた。アルバイト募集の張り紙を見て行ってみるとそこは半壊したビルで、いきなり乱暴された。もっとも悲惨な話として、震災で身寄りを亡くした姉妹のひとりがこわれた自宅に物を取りに帰り、そこでレイプされその場で自殺した-。

被害者と一緒に警察に言ったこともあったけど、警察官自分のためにならないから取り下げろって言うのよ」

...

前述の雑誌新聞報道記事にはすべてHの電話相談「女性こころとからだ」で受け付けた事例が紹介されている。

たとえば九十五年七月二十六日付の「朝日新聞」家庭面では「阪神大震災ストレス女性にずしり 子供虐待、親類と衝突」との見出し全国紙では最も早く大きく取り上げた記事である。震災から4か月間で、千500件以上の電話相談があったことを報じ、家族関係のトラブル三〇七件、幼児虐待一〇四件、レイプ/レイプ未遂三七件など相談項目別に数字が挙げられている。このうちレイプに関しては「レイプ/レイプ未遂についてのそうだんもあった。町が焼け、家が壊れて、街灯がなくなった。後ろからリュックをつかまれて立ち入り禁止のビルに引きずり込まれた例。半壊の家に物を取りに帰って泥棒と出くわし、教われた例もあった。三七人の被害者のうち、警察に届けたのは二人だけ。それもほどなく訴えを取り下げている...」との記述があり、Hが私に話した内容と一致している。

...

兵庫県警震災のあった九十五年一年間で強姦事件として認知したのは五十七件、うち五十六件を検挙。その前年は認知検挙ともに五十七件。

さらに震災被災地十四署にかぎれば、九十五年認知十五件、検挙十四件(一月~十一月)。前年同期間は認知検挙ともに十九件。

もちろん、強姦事件は犯罪の特殊性からしても被害者警察にすべて届けるというものではない。むしろ届けないことが多いはずだ。警察による事細かな事情聴取も「セカンドレイプ」といわれている。もっとも県警捜査一課の山川管理官は「こちらとしては積極的に届けてほしいので、捜査に婦人警官を配置している」という。

...

「被災女性を支える女たちの会」「性暴力を許さない女の会」「みずグループ」といった関西ではよく知られる女性団体ではのきなみゼロだった。大阪YMCAが中心となって開設した「犯罪被害者相談室」もゼロ。公的機関の兵庫県心のケアセンター震災ストレスホットライン」もレイプにかかわるものは1件もなかった。

また、兵庫県女性センターでは震災後半年で一万五五三件の相談を受けた。5人のカウンセラーが4本の電話にかかりっきりの状態だったという。レイプにかかわる相談は一件あったが、それも相談者が途中で切ってしまったので内容はわからないという。経験二〇年になる女性問題カウンセラーは「強姦被害者は、警察に届けるのと同時に電話相談も躊躇するものだから数字には表れない」という。

 警察の発表にも各電話相談にも「被災地強姦事件多発」の証拠となるべきものが出てこない。なぜ、Hのところにだけ五十件ものレイプ相談が寄せられたのか。

...

神戸ではレイプの話がたくさんあって、誰でも知ってるくらいだったわ。私も実際に四件もレイプの話を聞いていたし、あのくらいの相談がHさんのところにいっても当然だと思った。彼女の話、すごく具体的だったもの」

 だが、正井が「実際に聞いた」という四件のレイプ未遂事件を丹念に聞き取ってみると、うち三件が「又聞き」の類だった。「あら、でもこれは私の弟が言っていたのよ、本当なの」という最後の一軒は、無線趣味の弟が「○○避難所ボランティアかわいい女の子がいるよ」というカー無線マニア同士のやり取りを偶然傍受したというものだ。

 これでは、レイプ事件が多発したという証拠にはなっていない。

...

つまり、この相談件数もレイプ相談の内容もまったく根拠のないものだと、そういうことですね。

「あなたがそう思うなら自由に書いてもらっていいですよ」

Hは、何か思い切りをつけるように言った。そして、電話相談を受けていたのは自分ひとりだったと認めた。

「私は数なんて出すつもりじゃなかったのよ。正井さんたちやマスコミが数を出せって言うから、仕方なかったのよ。でもね、これだけは信じて。私がここで電話を受けていたことは本当なのよ」

とりあえずこれだけ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.ahni.co.jp/kitazawa/sei/kitazawaseikyouiku12.htm

ブクマした人はとりあえず「物語の海、揺れる島」を買っとけ。

2009-10-10

しあわせがみんなできまったものなら


 仮に喜びの強さ、重さを量で示せるとして。
 ホームレスのおじさんがやっとコンビニ弁当にありつけたときの喜びの量と、
 アフリカで飢えに苦しむ子どもが運良く食べられるものを手にできたときの喜びの量。
 ふたりがそれぞれ感じた喜びの量は同じぐらいなんだと思う。

 「幸福は相対的なもの」だってだれかがいってた。
 そりゃアフリカのそうした子供コンビニ弁当なんてものにお目にかかれたら、かなりうれしいに違いない。
 ホームレスコンビニ弁当に対する気持ちと比較すれば、たしかに幸福は相対的なのかもしれない。
 でももう少し正確に言うなら「個人の幸福は、かれが属する集団が決めた価値観に基づく」んじゃないのかな。
 この「集団」は広いのから狭いのまでいろいろあるけど、だからたとえば「うつは甘え」って見方は「つらさの基準」が違うことにも関係あると思うんだ。

 よくきく「昔の子どもはそんなことでヘコたれやしなかったぞ!」ってお叱り。
 あれがずれてるなーって思うのは「現代の子ども」と「昔の子ども」が違う集団で、幸せの基準も違うから。
 「甘やかされて育った甘え」っていうのも、全体的に環境がよくなってるから「文化的最低限」みたいなの基準が高まってて、苦しみも高度(あるいは低レベル)になった。
 これで説明できない? できてないかなあ……。


 きょうテレビをみていて、おもったこと。
 「うつであることを保障する環境」と「うつになりやすい環境」と「うつになっても文句を言われない環境」ってやっぱ似てしまうよ。
 人それぞれって言葉がのさばりすぎるのは避けたいけれど、かといってこの三つがみんないっしょくたにされてじゃあ全部いらねーよ!そうだ気持ちの問題だー!ってなるのはもっとやだ。
 でも、テレビから聞こえるぐらいの知識で価値観がそれほどゆるがせるとも思えない。
 目に見えない苦しみにもだえつづける人々を目に見える形でささえるにはどうすればいいか……って考えたけど結局わかんなかった。

 とりあえず、子どもはもっと遊んだほうがいいと思います。
 ケータイネットがあたりまえだとしても、知識だけためこむ仕組みは、たぶんよくない。
 「統合失調症」とか「境界性人格障害」とかって、耳で聞いたらなんかおもくてつよそうだし。
 キャラ濃いし。個性的で一目おかれそうだし。てか個性ってなきゃダメらしいし。でも受け入れられたいし。
 そうやってなんとなく気に入ってそんな気がするって言ってるうちに、
 本当にそうなっちゃうことは、たぶんあるだろうから。そういう自己暗示が。
 なんだかよくわからない不安に病名をつけたらほんとにその病気なっちゃうことは、たぶんあるから。
 その結果、精神疾患が『物語』になってしまったら、抜け出すのはかなりつらいんだ。


 あと、こわいことがある。
 教室に「心のケア」なんて言葉を文字通りにもってきちゃったら、先生たちがみんなフロイト先生メガネかけなきゃ子どもが見えなくなっちゃったりしないかっていう、たぶん杞憂
 むずかしいことはわかんないけど、子どもの気持ちはわかるって先生はすごく大事。
 そういう先生が周りにうながされてメガネメガネってあわてちゃって、もともと掛けてたメガネが見えなくなっちゃったり、裸眼でもみれたのにかえって視力落としちゃったりするのが、こわい。

 ……思い入れがつよすぎて、うまくまとまらなかった。
 ごめんなさい。

2009-05-28

この「いじめ対策」はすごい! を自分の視点で見てみた。

この「いじめ対策」はすごい!

http://d.hatena.ne.jp/moriguchiakira/20090520

なんかブクマ自分感覚に温度差を感じたのでメモってみる。

新米教師だから、ベテラン管理職から見たら的外れな変なこと言ってるかもしれないが、その時はごめんよ。

いじめ認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。

これは重要だわ~と思った。

まず、なんて言ったらいいか決まり文句を統一しておくってのがいい。迷わないから。

次に、報告者を守るのは当然やらないと、次から報告が上がらなくなっちゃうから当然「ある人から」とは言うんだけど、それより「この事態を心配している人から」っていう言い回しの方が良いなあ。心配するに値する事態だっていうことが聞いただけで認識できるからな。加害者が大事になりかねないことをしているという自覚がないこともしばしばあるので。

>必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。

チーム対応の重要性は今、教員になる人はもれなくみっちりとたたき込まれます。

どれだけ身になってるかは怪しいけど。

問題はチーム対応に廻ってもらえるだけ先生に余裕がないことがしばしばあるって部分。

3・4・5

>複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。

>15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析を行う。

>3・4を繰り返し追求することで、加害者に「いじめ事実」を認定させる。

なんか、ここにやたら反応がある気がするんだけど、個別対応は、基本中の基本だと思うんだ。

自分師匠から言われたのは「児童対応は一対一でやらないと収拾が付かなくなっちゃうよ。」だった。…じっさい集団でやったらわーわー言ってよく分からないまま逃げられた。

重要なのはむしろ「複数の教員が」。ここだと思うよ。

児童対応ってクラス担任だけが担当することが多い。…んだけど、対象者が4人も5人も出てこられると、その日中に呼び出せないのよ。休み時間とか全部ぶっつぶしても間に合わないし、最近は遅くまで学校子どもを残せないし。下校指導の時間(+せいぜい数十分)がリミットで、その間に十分ひとりひとりに時間を取ってケリを付けるには、他の先生に手伝ってもらうしかない!…要するに、「担任はとにかく他の先生方に頼る」、「周囲の先生はそういうときに助け合うという意識を持つ」がポイントかなあ。

まあ、時間がないせいで、小さないじめだと結局クラス担任だけでってことがほとんどなんだけど…。

事実を認めた加害者に対し「泣くまで」反省を迫る。

「泣くまでなんてそれはちょっと…」「教師の方がいじめなんじゃない?」

ちっがーう!!!!!!!

ここでいう「泣くまで」は(たぶん)比喩だよ!

もっと分かりやすい言葉に直すと「本当に反省するまで」さらに言うと「自分がやったことを客観的に理解し、次の行動を自分で考えられる」所まで持ってけるといいよね。

7・8

いじめ事実を認め、「泣くまで」反省した加害者は、通常、被害者に誤りたくなるのですが、

 すぐに誤らせることはしない。

>少なくとも一週間の時間を置いて、加害者に誤ることを許す。

へぇー!自分は焦ってさっさと謝らせようとしちゃうよ。へぇー!

ただ、さらっと言ってるけど、1週間頭を冷やして反省を熟成させるには、その間に絶え間なく教師が関わってるんだろうな、これ。

むしろこの1週間の間の教師の動き方を教えて欲しい。そっちの方が重要な気がする。

保護者を交えて、いじめ事実を報告する。

保護者全体に報告しておくのは重要だわな。じゃないと学校いじめを隠そうとしているって思われちゃうし。

以下、気になったブコメ

>こういう問題に対処するのは教師ではなく警察仕事じゃないの?

場合によっては警察とかも連携してもらうけど、「靴に水かけられた」とか誰か分からない人から「死ね」って机に書かれたレベル警察呼べるかと言われると…。

っていうか、そういうの日常茶飯事なので、それで警察呼ぶんだったら学校内に交番でも作らないと警察の人が死んじゃうぜ?

ついでに言うと個人的には警察常駐よりはスクールカウンセラー常駐させてくれと思う。

教育的配慮のことかと思ったが、犯罪者に対する対応を毅然ととることなんだね。それが結局正しい教育なんだろうと思う。

違うよ。

犯罪者に対する対応と決定的に違うのは、6以降が真骨頂だって点です。

クラスや学年への全体指導で収まるような性質のものだったら、犯人割り出す必要ないこともあるです。

多分こいつかな~ぐらいまで割り出しておいて、全体指導→加害児童(?)の心のケアとかいうコンボもあり。

加害児童が不安定なせいで起こるとか言うことも多いので、対処療法的に犯人捜しするより根本原因を断った方が早いとかいう場合もあるし。

>なんか印象論で「学校と教師の実状」を語ってる人がいるけど…。個別に繰り返し話を聞くのが理想、なんて私でさえ知ってるし研修でも習う。問題は、みんな忙しくてよほど重大事件でない限りそんな対応できないこと。

ほんとに。これが全てだと思うです。

2009-03-29

老人と不幸

ふと思い出したこと。

歩道を歩いていると、選挙が近いらしく、選挙カーが止まっていた。

あまり人気のない閑静な住宅街に近い道路だ。

中年立候補者が一人のおじいさんと話していた。

立候補者は聞き役に徹しており、おじいさんが熱心に話していた。

おじいさんは語り続ける。いかに日本がすばらしいか。日本人は凄いのだ。

立候補者は苦笑いしながら、うんうん、そうですね、と頷き続ける。

俺は、無関心に通り過ぎる。

やがて、話し声は聞こえなくなる。

しかし、年を取ると似たような行動パターンになるな。

新聞の投稿欄で、熱心に世を憂うのは老人ばかりだ。

ある講演の質問タイムに、大演説をして講演者を苦笑いさせたおじいさんも思い出す。

不幸な男はナショナリズムに、不幸な女はスピリチュアルに走るという。

では、基本的に、老人であることは不幸なことなのだろう。

身近なところで自分が必要とされない不安が、世間への憂いにつながっているのかも知れない。

しかし、個人主義唯物論左翼思想みたいなものを語る知識人エリートもやはり、どこか変だ。

違和感の中心にある物が、彼らの自分達の幸福に対する無自覚さなのか、彼らが自分達の幸福を維持するために

地位を活かしてその思想を広げるスタンスなのか、その両方かはともかく、彼らが自らの地位を維持するということは、

エリートカーストの維持であり、自分達に従う人々を敗北者のままでいさせるということだと思う。

能力があり、それが認知されている人は良い。幸福だろう。

若者も良い。自分無限未来が広がっているという錯覚重要だろうから。

でも、構造的に全員が自分のようになれないということを知りながら、その思想を押しつけるのは欺瞞だと思う。

じゃあ、全員が幸福になれる道ってないじゃん!とは、多分、その通りで、心のケアとしての

ナショナリズムスピリチュアルをある程度、適量を保って、検証しながら活用しつつ、

なんとかかんとか皆で生きていくしかないのではないか・・・。

おそらく、政治を熱心に語るおじいさん達は、日本人に生まれたことを誇りに思いながら死にたいのではないだろうか?

線香の匂いを漂わせているおばあさん達は、何を思って仏壇を拝むのだろうか?

自分が失敗した人生を送った場合、どんな思いを抱いて死にたいか。

最悪の状態に自分が耐えられるかどうか考えつつ、社会設計するみたいな考え方があったけれど、これから、

その辺りを考えることが流行るかもな-、と何となく思った。

2009-01-17

毒親といふもの、 (と自己責任論)

中学校2年まで、母親近親相姦(軽度)されていた。俺はノンケな男。

母親虐待されて育った

・父は育児不参加、家は母親独裁政治

・小5から高1入学まで、周りに日本人がいない英語圏に放り込まれてたこともあって、母親のいっていることは特に疑わずに信じていた。

日本高校に入った。 

・最初は摩擦がすごかった。カルチャーショックかと思ったけど、母親に都合よくゆがめられていた世界解釈がおかしいということだったんだろう。

母親メンヘラなんだとわかった。

母親によって作られた人格母親のit、マリオネットにしかならないことがわかった。

母親信仰する、母親による、母親のための、家庭内宗教。 そんな感じ。

・なにかがおかしいとはカルチャーショックとして捉えられてはいた。

母親に育てられた人格は到底役に立たないばかりか、僕を原理主義的な行動原理に拘束する有害なものだととらえるようになった。

だから人格を作り直すことにした。 徹底的におかしいところを列挙して槍玉に挙げてもらうようにする。

たとえば高校では母親を騙して寮にはいった。「勉強したいから」という口実にした。

内心、母親原理教から抜け出すことは、勉強以上のプライオリティだった。

自分で、自分が再洗脳されるようにする。  毒をもって毒を制し、その上に健全人格を作る。

旧人格を徹底的に潰す。 「殺す」といってもいい。

・・・・この計画は成功した。僕はもう、毒親のマリオネットではない。

・・・ただ、「毒親」が理由になっていることを認識すること、言語化してそれを捕らえることは一番難しい課題だった。

僕は母親が気に食わないであろうことをすることを本能的に恐れてる。 言語化しようとしても、怖くて怖くてたまらない。

だからいつも、別の口実をつくってきた。

カルチャーショックだから」「うつで記憶喪失になったから」

旧人格を壊してる間のダメージは相当なものだった。 2年で、35キロやせた。

その間は勉強はまったくできなかった。 ・・・そのときは、自分内面的な課題に向き合うのに精魂を使い切っていた。

外界に、他人に、向けるエネルギーは残っていなかった。

うつ病なのかと思った。  抑うつではあるけど、うつ病かははっきりしなかった。

ふとした理由で、「毒になる親」という本に出会った。  ありがとうはてな

それまでは、もっともらしい理由を見つけないといけなかった。

母親性的なあれこれや、盛大に釣られて手のひら返してもてあそばれたりしたことが、今の僕を苦しめているのだと立証するすべがない以上、それを口実にはできなかった。

「毒になる親」にはチェックリストがあった。 ほぼ全部YESになってしまって、うれしかった。

これで、僕が抱えてる問題を他人に知ってもらうことができる、と。

・・・・他人に知ってもらう。 信頼関係を築く。

この本を使えばできるかもしれない。 涙が出るほどうれしかった。

少なくとも、親との問題を言語化する糸口が見つかったように思えた。

この本曰く、「常に親の都合やニーズ子供のそれより優先する自己中心的人間で、愛情というものが決定的に欠けている」ことは、欧米では虐待とみなされるらしい。 20年以上前から。

一方、日本では専門家ですらこの「毒親」に抵抗を示す人が少なくないらしい。 この本の訳者あとがきが正しければ、日本虐待への認知にかけては後進国らしい。


・・・僕は喜怒哀楽の一部が欠けてる。

喜ぶこと、自分を表現すること、リラックスすること、素の自分を他人にさらすことがどうしてもできなかった。

「公私」の「私」がなかった。   ・・・マネはしてたけど。

・・・いつもいいようのない虚無感と、フラストレーションと、恐怖感に襲われていた。 

それは家庭で、母親にも父親にも、怖がること、従うこと、イェスマンになること以外のことをしてこなかったからなのかもしれない。

・・・昨日初めて親しい友達に、「毒親」を中心とする僕の問題を打ち明けた。

辛辣に、でも真剣に、聞いてくれた。

・・・友達って、顔色を伺って普通を演じるだけの関係ではなかった。

・・・一般概念的にそうだと認識できていたけど、自分の身でそれが起こるなんて。

初めて、人間と話したような気分だった。





・・・・夜明けは来るだろうか。

・・・自分子供には、「ふつう」になってほしい。 代々続いた虐待の連鎖は僕が断ち切る。

健全精神価値は、身にしみてわかった。

・・・・僕ができることをしっかり検証して、これから自分人格を取り戻していこうと思う。

◆追記

そういえばはてなは「自己責任」がホットな話題だったな。

この本のいっていることをいえば、「育てられ方が悪かったことに関しては、子供は一切責任を負わない。」

親のせいにできることもある。

それは、心のケアを怠ったことも含む。 虐待というのは、アザが残るような暴力に限らない。

ただし、「真実に向き合い、精神的に独立した人間になり、親が自分にしたことを他人にしないように身を律すること/健全な対人関係を築くこと」は自分でやれ、といってる。

そして「適切にサポートし援助してくれる人を見つけること」。 こういうことが、この本の12章に書いてある。(青い表紙の文庫版のほうで確認)

日本にはおそらく、毒親によって潰されている人がたくさんいると思う。  僕の先輩はその典型だった。

日本は・・特に儒教の影響もあって、立場が強い人に対して矛先が向けられることがあまりない。

つまり、親に問題があるなんて言論は社会的に避けられやすい。

欠陥育児の非を「自己責任」という論説で子供押し付けるのは、日本限界なんだとおもう。

大切なのは、育児子供に何を残したかだ。 親の意思、意図愛情とはまったく関係なく、親は毒親たり得る。

有害な善意ほど恐ろしいものはないっていうしね。


子供側は、自分潜在意識にたまってるかもしれないフラストレーションに向き合えばいいとおもう。 それはとても恐ろしくて、心が折れそうになることだけど。

まず、本人が親に立ち向かう決心をしなければいけない。

なんでもかんでも親のせいにしろというわけではない。

育児」には良し悪しがある。 それによって責任の所在が左右される。

自己責任論で苦しんでる人は、一度自分自分過去に向き合ってみたらどうだろう。

この本を持ち上げすぎてる気はするけど、僕は問題を言語化する取っ掛かりを作るのに

http://www.amazon.co.jp/dp/4062565587

この本が役立った。 お勧めしておく。


◆追記その2

コメントがたくさん・・・・ ありがとうございます;;

読みやすくなるようにちょっと補足いれてみた。

書籍について。

「不幸にする親」という姉妹本を読んでみた。 こちらの方がチェックリストが多いし、うまく整理されているように感じた。

http://www.amazon.co.jp/dp/4062144484

どんなものかを理解するには「毒になる親」がいいと思うけど、抱えている問題を言語化するツールにするにはこちらの方が便利だと思う。

みんな、健やかに生きれるようになったらいい。 そう思った。



後日談(随時追加する予定)

○毒親のいとおもしろし国語力測定 (前編)

http://anond.hatelabo.jp/20090118194006

コメントもらって元気が出たので文体が変わっています。

2008-12-20

http://anond.hatelabo.jp/20081220160343

いや、正しいだろ

故人を思い出にするのが葬式という儀式

周りの人の心のケアのためだけにやるのが葬式

これをやらないといつまで経っても「死んだ」という区切りにならない

これはメンタル面に非常に悪影響だ

2008-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20080526121112

学部単位ならいいんじゃないかなぁ。

だいたい、実際にやってみて臨床心理士あきらめる(見限る)人けっこう多いよ。

学んでいく過程で、自分の心のケアのために入った人は淘汰されていくか、乗り越えていく。

たまに淘汰されずにそのまま院に行く人がいるけど。

院試面接あるから、落とさせるはず…。

あくまで、はずだけど…。

2008-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20080219222248

自転車盗難とこの事件の最も重大な違いは

被害者心のケアの問題が存在するかしないか」なんだ。

この事件を自転車盗難でたとえてしまうと、被害者心のケアの問題が無視されてしまう。

2008-01-05

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Gestalt Prayer

ゲシュタルトの祈り

(Frederick.S.Perlsの著書より)

私は私のことをします。

ですから

あなたあなたのことをして下さい。

私は、あなたの期待に添うために

生きているのではありません。

そして、あなたもまた、

私の期待に添うために生きているのではありません。

あなたあなた、私は私です。

でも、私たちの心が、

たまたま触れ合うことがあったのなら、

どんなに素敵なことでしょう。

でも、もしも心が通わなかったとしても、

それはそれで仕方のないことではないですか。

(何故なら、私とあなたは、独立した別の存在なのですから)

古川第一朗著、「教会心のケアー」より引用

人が自分の期待したようにしてくれない時、

私たちは怒ったり、ひがんだり、いじけたりします。

それは、「この人は、私の期待に答えるべきだ」

という思いこみが心のどこかにあるということなのです。

相手が自分の支配に服さなかったことへの怒りなのです。

逆に、相手の期待に答えようとして答えられなかった時は、

自分を責め、自己嫌悪に沈みます

これは、「私は、この人の期待に答えるべきだ」

という思いこみの結果なのです。

自分の期待に答えることを相手に要求するのは、

「支配」です。

相手の期待に答えることを自分要求するのは、

「隷属」です。

どちらも人間本来の姿ではありません。

一方は自分を神とし、

他方は人を神とするのです。

私たちは、誰も神としないで、

どこまでも人間として、

そして自分として生きるべきなのです。


支配したり、服従したりしないで、それでいて、何者かで在り得る人間

支配したり、服従したりしないで、

それでいて、何者かで在り得る人間こそ、

本当に、幸福なのであり、偉大なのである

ゲーテ

あなたを大切にしない人のことを、あなたが大切にする必要はない

[語録][エピクテトス][エピクテートス][Enchiridion][Epictetus]

ラインホールド・ニーバーの祈り The Serenity Prayer

【人間関係】他人を許すのは、他人の意のままにならないための手段なのである。

本当の友達は、お互いを束縛したりしないもの。ストッダード

至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。ジンメル

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。

自分自身に正直である事は何と困難な事だろう。他人に正直である方が

私は私のことをします。ですから、あなたはあなたのことをして下さい。

[アドラー][心理学][マズロー][欲求5段階説][反証可能性]

「嫌われる勇気」ありますか? 承認欲求を否定するアドラー心理学とは | ダ・ヴィンチニュース

嫌われる勇気を読んで承認欲求を満たしてはいけない理由が分かった | jMatsuzaki

[体罰][共謀][対人関係][警戒]パシンとたたく音。許してください。

自分は自分、他人は他人。

http://anond.hatelabo.jp/20131111135142

2007-11-27

anond:20071127144404

付き合うことをほぼ完全に対価のある労働に置き換えてる時点で、これはちょっとだめだと思うぞ。

給与の応相談という部分が即物的な想像になってしまって「私は○○女か!」という話になりそう。

どうせやるなら、

  • [人材募集]

勤務時間:応相談。週に1度程度から。

勤務内容:心のケア、ならびに話し相手。

給与:あなたの心のケア、ならびに話し相手。絶対的な信頼感も提供します。

簡単かつ複雑な、奥の深い仕事です。

たぶん、貴女にしかできない。

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