はてなキーワード: レジとは
プロジェクトの計画を確認し3Dプリンターを1台発注した。帰路につくまえに書店に立ち寄ったところ気になっていた本が見つかった。レジに立っていると紺のスーツの若い女性が歩いてきた。黒髪は長く目立つ眉とそれを引き立てる大きな瞳をしていた。スカートではなくパンツルックで黒のちいさなリュックを背負っていた。知的で迷いがなく医師か研究者に見えた。彼女はレジにならばずそのままトイレに入った。遠からず開発にかかわるスタッフを募集する。彼女のような人に巡り会えたらと思った。本を買うついでに万年筆の修理を依頼した。
初日:打刻・休憩所のこと、開店前の掃除について、営業中の掃除について、レジについて教えてもらう
2日目:レジ打ちを先輩に教えてもらいつつ独り立ち。「1円でもずれたらお客様に謝りに行かせるからな」と脅しをもらう。
3日目:各バイトは売り場担当を持っていることを教えてもらう。今はいろんなことを覚えてもらうといわれ放置される
4日目:先輩たちが何をやっているのかよくわからないがいろんなことをやっている。先輩方がやっていることをまず理解しようと色々聞くが、「もうそろそろ質問ばかりじゃなくて動いて」といわれる。
お客さん対応を任せられるが、値札に「値引きします!」と書かれているがどれくらい値引きできるのかの判断もできないので先輩を呼ぶが、何のフォローもなし。しかしお客さんに長い間待たせて何にも対応できなかったことに無茶苦茶怒られる。
5日目:辞めるので出勤しません
もちろん全員ってわけじゃないんだけど、普通の仕事ができないいわゆる頭の悪い人ができる仕事なんだよね。あたしもそうだけど、普通の仕事は全然続かなくて、簡単な仕事ですらミスが多くてダメだった。けどVtuberは顔も隠せて別に声が可愛くなくてもよくて、ミスしながら何十時間とかけて撮った動画をミス消してアップしたらいいからあたしでもできた。仕事かどうかはちょっとあやしいし、あたしはぶっちゃけ実家に住んでるからこの程度のお金でもやっていけるとこはある。稼いでる人はすごいよね!動画作るのにいっぱいお金も時間もかけてる!あたしはあたしのペースでできる、そこもいいとこ。
それで仕事ができない時はできないことにイラついてたし理解されない周りにもイラついてたし、こんなあたしに産んだ親にも八つ当たりしてたし、急に悲しくなって泣いたりしてたけど、そんなにたくさんじゃなくても暇つぶしでもたまたま見つけてくれた人でも、コメントくれたりするの見て、他の人も仕事して得られている、人から認められる、みたいなのを感じることができるようになった。あたしはできなかったけど、昔同じ仕事してる時に周りのみんなができたって思ってたと思う感覚ってこれなんだって気づいた。それと同時に、仕事するって本当に大事なことだってわかって、あの時できなくて迷惑かけたみんなに本当にごめんなさいって思った。
仕事をするってその人自身のためにもなる、って書くと仕事できなかったのに上から目線っぽくなるけど、その人自身を認められるようにする、みたいな意味もあるのかなって思って。お客さんのための仕事であると同時にそこで働く人のためでもある、だからあたしができなくて仕事を止めちゃったり遅れちゃったりするのって、そこで働く人たちにも迷惑かけてたって言うか。
あも仕事って例えばスーパーのレジをするって仕事はそれ自体が仕事であるのと、誰かの買い物を計算してお客さんのものにするっていう二つの意味があって、それってものすごいことだなって思った。言ってること通じてるかな。
常に仕事って誰かのためになってて、それと一緒に自分のためになってるものなんだって。昔のあたしにはただの作業だったからそんなのわかんなくて、作業ができないからイラついてて、あたしが作業できないことを理解されないことにもイラついてて、何が言いたいかって言うと、あたしが仕事をするって言うことの根本が全然何ひとつ理解できてなかったってこと!頭悪いから上手く言えない!お客さんのためって頭ではわかってたけどいまいち理解はしてなくて、Vtuber始めてからやっと理解した。遅いけどわかってよかったって思ってる。
なんで動画で言わないかって言うと、こういう話キャラ名ありでするとよくないなって思ったから。
でもここの業界?はあたしみたいな人はいっぱいいて、なかなか働けなくて困ってた人たちが他にもいる。みんなも知ってると思うけど転生してる人の中にも、Vtuberが仕事にできて良かったって言ってる人もいるの。そういう人たちが自分がやるキャラクターに助けてもらいながら社会経験をつむのがVtuberなのかな、言うほど社会経験つめるかわわからないけど、上司とか同僚とかいないし、あたしぐらいだと厳しいコメントそんなに来ないから。まあそこはいいや、いいかわかんないけど。
ただVtuberって長くはやれない仕事だと思ってて、これはあたしみたいな外で働けなかった他のVtuberとも話すんだけど、親がいつまでもいるわけじゃないし、よくわかんないけど年金とかあんまりもらえないし、どこかでは覚悟決めて外で働かないとだよね、って思ってる。でも仕事をする意味がわかったから、できるような気がする。前みたいにただやるだけじゃなくて、その先のことを考えながらやると、ダメなこともいいことも違うんじゃないかって思うから。
一生Vtuberで食べていくつもりの人もいるよ!でもやっぱりみんなどこかいつまでもやれることじゃないって思ってて、この業界がどうするつもりなのかはわからないけど、どこかでやめないといけないなっていう空気感はある。そうじゃない人もいるよ!でも今も勉強しながら就職目指しながらVtuberやってる人もいるし、あたしも色々調べながらやってる。Vtuberに関するパソコンとかスマホの操作はもうどうするか決まってて、マニュアルがあるから難しくないの、こうしてこうして〜って全部教えてもらえるし。そこは映らないからミスしても問題ないし。でも普通の仕事で必要なスキルはほしいからそういう勉強できるのは参加したいよね。
ただあたしたちVtuberは人間じゃなくてドラマの中の出演者だから、こう言う話をするVtuberはいないと思うけど、そうなった時は快く背中を押してほしいです。よろしくね。
大学生のころ本屋でバイトしてたんだけど、レジに高校生か大学生くらいの若い女二人組が来て探してる本があると言ってきた。
本を検索して案内するのは普段からやってる仕事なので、レジ横のパソコンのあるカウンターまで来てもらって何の本を探しているのか聞くと、
彼女たちは顔を見合わせニヤニヤしながら「くそみそテクニックっていう本なんですけど…」と言う。
一応、ニコニコ動画などでそれが何の漫画なのかは知っていたが、本当に買いに来たのかもしれないのであれこれ検索して答える。
「『くそみそテクニック』というタイトルの本は無いみたいですね。『ウホッ!!いい男たち ヤマジュン・パーフェクト』という単行本に同タイトルの読み切りが収録されているようですが、2004年発売なので当店には在庫はありません。出版社に在庫を確認してみますか?」
こっちを見ながらニヤニヤしている彼女らにイラっとしたので、なるべく平坦に、無感情に、かつはっきりとタイトルを全部読み上げるようにしつつ接客する。
用は済んだとばかりに「あっじゃあいいです~」とそそくさと帰る2人。
本当に探しているなら『くそみそテクニック』が読み切りのタイトルであって単行本の名前ではないことくらい知ってるだろうし、そもそもこんな大昔の漫画が新刊書店にあるわけないことくらい分かるだろう。
ああいう内輪のノリに赤の他人を巻き込むとき特有のキモさは若い女でも変わらないんだな、などと考えたことを少し前のくそみそテクニックアニメ化のニュースをみて思い出した。
オレオレFCが痛恨の逆転負けで今季リーグ戦初の連敗。5試合未勝利となった。2-1とリードした後半39分に同点に追いつかれると、ロスタイムに勝ち越され、更に終了間際にも失点した。天皇杯決勝の前哨戦だった一戦で喫した激痛の1敗に怒り心頭の野河田彰信監督は試合後、会見を拒否。サポーターも怒りの大ブーイングを浴びせた。
◇ ◇ ◇
悪夢の大逆転負けに試合後、野河田監督の怒りは収まらなかった。今季初となる会見拒否。ベンチ裏から引き揚げる指揮官を、報道陣が追いかけたが「何言わせたいねん?(会見は)なしや言うてんねん!!」と一言残し、監督室に向かった。
試合の流れはオレオレFCに傾きつつあった。開始早々に先制点を許したが、前半20分に直後に鈴木潤のFKはGKに阻まれたが、こぼれ球を岩田が右足で押し込んだ。同点の後半21分には鈴木潤が自ら放ったシュートのこぼれ球を再び押し込み、勝ち越し点を挙げた。
だが、1点リードの後半39分に暗転した。直前にDF大村を投入し、5バックにして逃げ切り体制に入ったが、ベテランFW小林悠に一瞬の隙を突かれ、同点に追いつかれた。慌ててFWトーマス・ノレジーを投入し、パワープレーに入ったが、ロスタイムに勝ち越されると、終了間際にも追加点を献上。今季ロスタイムの失点が僅か「2」しかなかった鉄壁の守備が最後に破綻した。4失点は今季ワースト。GK望月は「追いつかれて、チームとして後手後手になった。自滅で負けたようなものです」と、言葉を絞り出した。
重苦しさだけが残った敗戦にサポーターも怒りの大ブーイングを浴びせた。鈴木潤は「申し訳ない思いしかないです。ここ最近、ずっとリーグ戦で勝ててないですし、サポーターの気持ちも理解しているからこそ、今の現状は辛い」としながらも「僕らは結果で応えるしかないので。チームとして成長するために練習はしてても、結果が出なかったら意味が無い。あと4試合しかないですけど、もう一度しっかり戦って、連動して、チャンスはあるので、決めきる作業を全員でしっかりやっていきたいです」と前を向いた。
マジでこれ。
金額自体は不満じゃない。
有料化するならコンビニ振り込みさせてくれ! https://t.co/citpx27GpE— 白真弓:C102日曜ユ-22a (@heron109) October 18, 2023
そもそもクレカ情報を渡すのがいやってのがわからん。探っても元がわからない運営会社ならまだしも上場会社相手なら何かあってもクレカ会社が補償してくれると思うけど。
元生活保護受給者でアスペと鬱で精神2→3級だが、少し前に、ようやく社会人(正職員待遇)ができるところまで戻ってこれた。
社会人といっても某飲食の一兵隊なので、世間一般でいえば「負け組」とか「底辺社畜」の類だと思う。
そして生活保護をそれより上だの下だの、そういう序列をつけて優越に浸りたいというわけでもない。生活保護には大変お世話になり、このセーフティネットがなければI was gone.しているか、生きていても反社勢力の捨て駒か何かになっていたかもしれない。雨風が凌げる快適な部屋で、布団にくるまって眠れて、贅沢しなければ日に三度の食事に困らず、人の道を誤らないように暮らせたのだから、福祉事務所の方角に足を向けて眠れない。
といっても別に変わった経緯でもないと思う。地元の公立小・中・高を経て地元の宿泊業を営む会社に入りホテルマンとして働き始めたのだが、不規則勤務・薄給に加えてお局の係長からのパワハラにより精神崩壊して退職、精神2級判定、実家に帰る、雇用保険の失業給付が尽きる、実家から出される、保護開始……こういう順序だったと思う。
実家での待遇は良くなかった。特に兄が酷かった。両親も最初の頃は同情的だったものの長男(兄)の機嫌を損ねるわけにもいかなかったのだろう、次第に冷たくなり、雇用保険の給付が尽きるときに30万円を渡され、今のていたらくで盆と正月以外は実家に近寄るなという旨のことを宣告された。田舎だけに周囲の目もあるし、やむを得ない措置だと思うし、今更それを遺恨に思ってもいないし、ここでズルズル寄生を許可されていたら今頃は立派なニートのできあがりだったことと思う。もっともそのときは、ああもうこれは死刑宣告だなと目の前が真っ暗にはなったが。
とはいえそう簡単に自殺できるなら何も苦労はない。役場の障害福祉課(精神障害者の手帳の件でお世話になっていた)に話をしたところ、ありがたいことにこんな穀潰しに親身になってくれ、提案をもらえた。
ひとつは「障がい者のグループホームに入居して集団生活を送る」こと、もうひとつは「手持ちのお金でとりあえず単身向けの安い賃貸を契約して住む」ことだった。いずれにしても精神2級の状態で今後の生活にかかるすべての経費をまかなうことは不可能だろうから、生活保護の申請は前提と言われた。一刻も早く家族(特に兄)からの攻撃から解放されたかったので、障害程度区分(介護保険でいう要介護1~5みたいなの)を取ったりするために必要になる時間も惜しみたくて1Kの賃貸アパートを契約してそこに引っ越すことにした。引っ越すといっても冷蔵庫や洗濯機は家族共用なので家電量販店で買ってアパートに届けてもらうことにし、段ボール箱5つ分くらいの荷物を自室から原付のリアキャリアに縛ったりステップに置いて運ぶだけだから、引越し自体もあっけなく終わった。父のワゴン車に積んで運べば1回で済んだだろうけれど、その迷惑をかけるのも躊躇ったのは覚えている。
生活保護で月に支給される額はおおよそ12万円程度。障害基礎年金は無事3級が出たが、年金は収入として申告し、その分減額される(生活保護+年金になるわけではなく、他の生活保護受給者と同じ金額で生活をすることになる)システムなので、年金が出たからといって裕福になるわけではないことを知ったが、とりあえずこれで、贅沢しなければ衣食住が許されるくらいのベースができた。原付(125以下)が、「事故を起こしたときにちゃんと賠償できるように任意保険にも加入すること」を前提に保有・運転してもいいといわれたのは助かった。
『働かずに食う飯』が美味いかどうか……。考え方に個人差はあると思うが、私にとっては何を食べてもあまり味がわからなかった。保護費支給日に、月に1回くらい口の栄養をと思って高い外食(といってもファミレスとか回転寿司くらいだが)をしても、味に感動するようなことはなかった。むしろ高い飯を食べると罪悪感が強かったようにすら思う。
刷り込みとか色々あるかもしれないが、とにかく、『今この時点において、自分より無価値な人間はいない』ということを感じていた。卑屈になりすぎていたのかもしれないけれど、今の自分が生み出せるものといえば二酸化炭素と排泄物しかないわけだから。テレビを持っていなかったのでもっぱらラジオだったのだけれど、野球中継を聴いて贔屓のチームの選手が拙いプレーをして点を取られたときにも、自分ごときが選手を叱咤できる立場じゃない、となって、野球中継さえまともに楽しめなかったくらいになった。
鬱もなかなかその頃は酷く、家事は勿論のことながら入浴すら自発的にできなかったので障害福祉サービスで週3回ヘルパーさんが来てくれるようになり、相談支援専門員さんがついてくれることになった。モニタリングという定期的な面談のときに「ラジオで野球を聴くのすら申し訳ない」というようなことを話すと、就労継続支援B型という作業所を紹介してくれた。見学に行ったところは障害の程度や意欲に応じて、ほとんど遊んでいるに等しいレクリエーションのようなことから集合住宅や公共施設などの清掃まで幅広くやっていたところで、「ちゃんとできるかどうかわからないが、清掃作業をさせてもらえるなら」という条件で通所し始めた。週1日・午後のみから始めて、少しずつ増やして週4・午前午後になり、報酬として工賃を2万円くらいいただけるようになった。まったくの無価値ではなく、月2万円だが自分にそれだけの価値を認められたことが嬉しかった。もちろん収入なので生活保護の支給額は減るのだが、勤労による収入の場合は控除が認められて、2万円工賃をもらえれば月に1.5万円くらいは実質的に自由になるお金が増えた。この頃には、「月1回くらいは口に栄養しても」の罪悪感も少し薄れ、熱々のハンバーグがとても美味しかった。
……とここで、レジで会計をするときに壁に貼ってあったポスターを見て、「アルバイト募集されているんですね。未経験歓迎とありますけど僕みたいなのでもいいんですかね?」などという畏れ多いなんてレベルを超越した暴言を吐いてしまったのだ。
レジカウンターを挟んで二言三言のあとバックヤードに連れて行かれ、店長がいる時間帯に履歴書を持って面接に来てくれという話になってしまい、そこから何をどうしたかよく覚えていない。作業所までそう離れていなかったので、まずは作業所に駆け戻ったのだけは覚えている。
後日、作業所の管理者さん同行で面接になった。店長と施設長が最初に長く話し、最後の方で何か言いたいことはと問われたときに、施設長が言わなかったこと(生活保護受給中とかただの精神2級ではなくアスペルガー症候群もあること)を言った。施設長がいい顔をしていなかった。ここで仮に採用に繋がれば作業所の実績に繋がる大事なところなので、その足引っ張りになることをされたら困るというのが施設長の本音だと思うが。
採用の前にまず実習ということになった。熱々の料理をお客様にぶちまけるような致命的な失敗こそしなかったが、皿は相当割った。14番テーブルに持って行くはずの料理を24番に誤配したり散々だった。高校生の先輩バイトさんに使えないと舌打ちされたのも覚えている。
……が、総合的な評価はそこまでダメではなかったのか、まずは週2日のランチタイム要員として採用された。10時半から15時の4時間半。百戦錬磨の兼業主婦のパートさんにはこき使われたが数多のフォローや配慮をしてくれて感謝しかない。
週2日と4時間半が次第に延び、フルタイムになり、正職員待遇になった。精神の手帳も2級から3級に見直された。生活保護は基準より収入が上回ったため停止され、半年後に打切りになった。福祉事務所に頭を下げに行ったら担当のケースワーカーさんに激励していただいた。
正職員待遇とはいってもあくまで障がい者雇用なので、健常者とまったくの同一条件ではないけれど、少なくとも今は野球中継を素直に楽しめるようになったし、親や兄・妹との関係もある程度戻ったと思う。兄のところには2人子どもがいるし、妹も近々結婚するらしいことを聞くと、私は家庭を持っていないことが兄や妹と較べてレベルが下だが、これはさすがに相手のあることだから自分だけが足掻いてどうにかなるものでもないし、仕方ない。
お金だけがすべてではないが、今は保護費より相当多い給与を貰えているし、そのおかげで保護の頃より僅かだが広く便利がいいアパートに移った。雑誌や文庫本くらいならそこまで財布と相談しなくても買えるようになったし、何より「お天道様の下を堂々と歩ける」ようになった。
もちろん、今後また何かの弾みで生活保護に助けてもらうことにならないとも限らないが、保護に依存しないように、備忘録として残したい。