2023-10-20

女にセクハラされた思い出

大学生のころ本屋バイトしてたんだけど、レジ高校生大学生くらいの若い女二人組が来て探してる本があると言ってきた。

本を検索して案内するのは普段からやってる仕事なので、レジ横のパソコンのあるカウンターまで来てもらって何の本を探しているのか聞くと、

彼女たちは顔を見合わせニヤニヤしながら「くそみそテクニックっていう本なんですけど…」と言う。

一応、ニコニコ動画などでそれが何の漫画なのかは知っていたが、本当に買いに来たのかもしれないのであれこれ検索して答える。

「『くそみそテクニック』というタイトルの本は無いみたいですね。『ウホッ!!いい男たち ヤマジュン・パーフェクト』という単行本に同タイトル読み切りが収録されているようですが、2004年発売なので当店には在庫はありません。出版社在庫確認してみますか?」

こっちを見ながらニヤニヤしている彼女らにイラっとしたので、なるべく平坦に、無感情に、かつはっきりとタイトルを全部読み上げるようにしつつ接客する。

用は済んだとばかりに「あっじゃあいいです~」とそそくさと帰る2人。

本当に探しているなら『くそみそテクニック』が読み切りタイトルであって単行本名前ではないことくらい知ってるだろうし、そもそもこんな大昔の漫画新刊書店にあるわけないことくらい分かるだろう。

おそらくイキリ腐女子罰ゲームにでも巻き込まれたのだろう。

あいう内輪のノリに赤の他人を巻き込むとき特有キモさは若い女でも変わらないんだな、などと考えたことを少し前のくそみそテクニックアニメ化ニュースをみて思い出した。

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