はてなキーワード: 塩素とは
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/katayama-jyokin
に対し、「空間除菌とかバカジャネーノwww」と反応するコメントが多いのが気になる
片山氏の問題は、科学的調査で有効・無効を判断すべき研究に対し、「政府機関が有効性を科学的に認定を!」と言っている点である
政府の判断で空間除菌の効果・健康への影響が変わる訳ではない。政治家がどれだけ頑張っても科学的事実を曲げることはできない。
科学的事実を政治が変えてしまうような言動が「リテラシーが低い」と非難されている、というが記事の趣旨だ
空間除菌自体の効力について、何でもかんでも拒否するのは、片山氏と同じく科学リテラシーが低くないだろうか
効果と危険性を個別にキチンと判断せず、十把一絡げに「空間除菌は悪」とするのは、科学的とは言えない態度だ
私自身は、空間除菌の効力について、消毒液の噴霧は流石にアカンと考えるが、パナソニックのジアイーノ技術だけは検討の余地があると思っている
https://panasonic.jp/ziaino/about.html
コロナに効くか否かは発表されていないし、片山氏とパナとの関係も知らない。が、パナほどの大企業がHPに出している研究結果を、読みもせず「バカジャネーノwww」で片づけるのもいかがかと考える(読んだうえでの事なら、すまんかった)
厚労省HPhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html「次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸の違い」
NITE「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスに対する効果については、検証試験が継続中です」https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-3.pdf
2021年東京オリンピック、ついに開幕!代表選手たちの入場です!
コウモリ殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!!!
中国四千年の変異が今ベールを脱ぐ!! 武漢!! 中国株だァ――――!!!!!!
抗体の効かないケンカがしたいからスパイクを変異させたのだ!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 英国流変異 英国株先生だ―――!!!
コロナの本場は今やブラジルにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!!
ブラジル株だ!
デカァァァァァいッ説明不要!! 34万人(一日の感染者数) 2600人(1日の死者数)!!!
超一流ウイルスの超一流の感染だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
若き王者が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ 東京オリンピック株の登場だ――――――――ッ
決めごとで、部活が終わってみんな帰った後、音楽教室で部長の男子と二人きりで話してた。土曜日のお昼過ぎ。
会話の間に、部長が突然「パンツ見えてる」 と言った。ハッとして、立て膝を下ろした。ブラバンで女子ばかりで、いつもは下に短パン履いてるから油断してた。この部長も男子男子してなくて、いる時でも「生理痛い」と言ってる。
二人きりだし揶揄ってもいい部長なので、わざと(・∀・)ニヤニヤ した顔で「エッチ。勃起した?」と言っでみた。二次元キャラ反応の「し、してないよ!//」を予想してたけど、「…少し」と言われて、思わずもっこりしてるのか、見てしまった。分からない。なんか会話の恥ずかしさを誤魔化すために、「今のでおかずにして、オナニーとかするの?」と、恥ずかしいことをわざと言って、なんでもないことにしようと思った。そうしたら「もう、毛って生えてる?」と聞かれた。中2だから生えてた。だけど自分が早いのか遅いのか、分からなかった。女子の中でそんな話しない。生えてるけど答えたくなかったから、「部長は生えてんの?」と聞いたら、「うん、少し」と言った。何でも言いそう。
「見せて」って言って、嫌がったら冗談にしようと思ったら、立ち上がってベルトをカチャカチャ外して、チャックを下ろして前を開けて、パンツを腰から下に下ろして、ちんこをポロんと出した。毛は大人みたいに生えててた。
「副部長(私)も生えてるの?」「ふつーに生えてるよ。生理もある。女子は早いか…。動画撮っていい?」と私はスマホで部長のちんこを撮った。「顔は撮らないでおいて…」と言われたとき、「分かったるって」とわざと一瞬、顔を撮ったった。「14歳男子中学校のおちんちんでーす。ちん毛生えてて、少し勃起してまーす」とナレーションを面白おかしくしようと喋ってたら、「さっき副部長だって、パンツから毛が出てたし」と言う。言われて悔しくて言い返したの分かるけど、私も恥ずかしくて「生えてるからはみ出るもん」と、当たり前に言い返したけど、ちょっと熱は入った。
「見たい」「無理だって」「じゃあパンツ」「なんで」「見たから」「見せたんじゃん」「動画撮ってる」「後で消すし」「家で思い出してオナニーするから」「私のこと考えてオナニーするの?」「うん」。
「私のこと好きなの?」「うん」「M子ちゃんは?」「最初好きだたけど、今は…」「ふーん」。初めてそんなこと言われて良い気分だし、男子は好きな女子でエロくなると「知ってた」から、「一瞬ね」とスカートを上に上げて下ろした。部長の髪がフワッとなった。「もう少し、ちゃんと見たい…さっきパンツ見えてたのが」と言うから、パンツなんて水着と同じだし、また平気な振りを装う作戦で、「はい」って立て膝して、正面からは丸見えだろうなと思った。正面には部長が見てる。なんか股間は触られてなくて見られてるだけなのに動いてる感じがして、部長を見てるのは恥ずかしいから、横を向いてたけど、前を見たら部長の顔が股間に近くて、(あっ)と思い出して、自分で自分の股間を見て、毛がはみ出てないか、少しはみ出てたから、少しパンツを浮かして指で中に押し込んだ。その時「見えちゃった」と言われて、カーッと顔が熱くなった。「横に、ずらして、ちょっと」と言われて、なんかもういいや、と思って「はい」と、グイッとパンツを横に引っ張って、丸見えにしたった。こんなことをしたのは、初めてだった。「動画撮ってい…」「ダメに決まってんじゃん!」「じゃあちゃんと見て、覚えとく」。部長に自分の恥ずかしいところ、ちゃんと見られてる。「まだ?」「もう少し…」で、クリトリスに触らられて「ひゃんっ」となった。部長は右手を自分のパンツの中に入れて、もぞもぞ動かしてた。「いまオナニー…」と言ったら、「ごめんね…」と言って、ズボンとパンツを膝まで下ろして、チラッと見たちんこは完全に勃起してて、部長は私の股間見てて、ちんこをしごいてて、あっ、うっ、って言った後、「ごめんっ」って言って、私の右おっぱいをふみゅうっと触って揉んで、「うっ」って言って、ちんこの先から白い精液がマンガみたいに「どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅ」と、私の股間の手前の、音楽教室の青い絨毯床に出た。白くて透明でトローっとしてて、プールの更衣室の塩素のツンとした臭いがした。
部長はちんこを握ったまましゃがんだ。部長のちんこは小さくしわしわになってて、先っぽから透明な液が出てた。あそこからおしっこも出るんだ。
「部長、私の前でオナニーしたw気持ち良かった?」「うん」。部長はポケットのポケットティッシュを出して、ちんこの拭いて、床の精液を拭いた。床は湿って色が変わってた。そこを指で少し触れて、「汚い」と言った。部長が横を向いてる時、素早く指の臭いを嗅いだけど、何もだった。
「どさくさに紛れて胸揉んだでしょ!」と急に思い出して、ムカついてきた。「おっぱい揉んじゃった」と悪びれなく嬉しそうにしてて、もっとムカついた。
あの白い精液が私の膣の中に出されると、受精して赤ちゃんができるん。私のお腹中に卵子があって、精子と受精して、私のこの穴に勃起したちんこを入れられて、そのまま中で精液を出される。生で中出し。赤ちゃんができる。
水風呂
そのへんの銭湯だと塩素?で消毒されてたりとか水が循環してたりのとこが多い
そのへんの水風呂がピリピリしてて硬いなって感触なのに対して、
浸かって体全体で水の感触を味わってみると格の違いがわかる
息を吐きながら入るとかテクがあるらしいが、
っつーかサウナは単に灼熱の蒸した部屋のことを言うんじゃないんだわ
サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すことが行動様式としてのサウナ
あ、外気浴ってよく聞くけど賢そうに言いたいだけで、ただの休憩ね
「整う」って言うんだよ
わかる
仙台市水道局は16日、青葉区の大倉川から油の臭いが検出され、国見、中原両浄水場の取水を停止したと発表した。他浄水場からの融通や宮城県広域水道の受水量を増やし、市内で断水は行わないとした。
地震による油の流出が原因のようです。職員の方々は大変でしょうね。電話対応しながら復旧に尽力していることでしょう。
単純な話、取水停止とは浄水場に入る水を止めること、断水とは蛇口の水を止めることを意味します。断水に関しては知識があまりないのですが、配水所(配水場)から市内への供給が止まるのが通常と思われます。
断水しないと言っても、浄水場とそこが送っている配水場はストップすると思います。その上で他の配水場がバックアップ運転を行っているのでしょう。
https://www.suidou.city.sendai.jp/nx_image/01-jigyou/01-501-13.pdf
仙台市内の浄水のマップを見る限り、中原浄水場からは複数の配水所に水が送られ、そこから市内に水が供給されています。配水所からの水も一部が他の配水所と通水しているのがわかります。
今回のような灯油流出が発生すると、まず被害の状況を確認して、オイルマットによる吸着や粉末の活性炭を投入を行います。それでも駄目と判断したなら今回のように取水を停止して浄水場の機能をいったん止めたりします。その上で計器類や様々な水の通り道で油が付着していないかを確認しているモノとおもわれます。もちろん浄水場によって対応のマニュアルは変わってくるでしょう。
この取水停止ですが、場所によっては頻繁に行います。計器の点検にともなって水の流れを止める必要があるケースがそれです。多いところだと毎月数回止めている浄水場まであります。取水を停止すると当然水を作ることが出来ません。ですから基本的には取水に合わせて浄水場からの送水も停止します。
送水が停止しても短時間であれば配水場のタンクの水だけで給水が可能なので、送水停止と断水はイコールではありません。送水を止められるのは配水場のようなキャッシュてきな存在があってこそです。
ただ、今回のように油流出だと取水も送水も数日止めることになります。小さな自治体だと配水場が多くなくバックアップもとれないと思いますが、仙台市はそうならず、断水に至らなかったようです。
オイルや毒物の検出は人間や機械によるものもありますが、たまに聞くのは金魚やメダカなどの水生生物によるものです。取水した水やろ過した水を水槽に通して魚の異常行動を観察するというものです。機械によって魚の動きの変化をみるという高度なモノもあれば、水槽をカメラで映して人間が観察するだけというシンプルなモノまで様々です。
ただこの水生生物による監視が有効性は、個人的に疑問です。毒で死ぬよりも、塩素が中和できずに死んだり、水温の影響を受けたり、魚特有の病気を発症したりのほうがお音ではないでしょうか?特に人間が見ているだけのケースだと、毒物による異常行動か判別するのは難しいかと。実績はあるんでしょうが、それより浄水場という素朴な施設における癒やしになっているんじゃないかと思います。あと話題性。
これは半分釣りです。業界関係といっても日が浅く、決して専門に勉強しているわけではないのです。ここからより詳しい増田がでてくることを期待します。
最近、水道関連で立て続けにニュースがありましたね。浄水業界に少しだけ関わっているのでちょっとだけ。
まず、水道事業は古くから各自治体が主導であり、地域ごとに歴史や文化やしがらみがあります。なのであなたの地域では当てはまらないケースは多々あると思いますし、自分の知るものがマイナーだってケースもあるはずです。
水を生産する浄水場においては、主に以下の薬剤を使うのが一般的だと思います。
濃硫酸や苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)。今回の事件(https://gigazine.net/news/20210209-hacker-poison-water-supply/)で入れられたのはこのph調整剤の一つ。硫酸はアルカリ性のものを酸性へ、苛性ソーダは酸性をアルカリ性に中和させます。濃硫酸というとどこぞの高校生探偵を思い浮かべやすいのですが、実際に添加されている量は僅かなので人体に影響はありません。もちろん水酸化ナトリウムも微量なら問題ないのですが、今回のハッキングのように大量に添加されると危険です。
PAC(ポリ塩化アルミニウム)。これを添加すると効率的に泥などの汚れが凝集して塊になり沈殿します。水道水は法律によって厳しく規制されているので、濁り(濁度)が高くなると大問題となります。
次亜塩素酸ナトリウムなど。これによって細菌等を殺します。塩素と呼ばれるものの元です。水道法によって蛇口からでる遊離塩素の濃度は0.1mg/L以上となっています。
さらにここに臭気等取り除く粉末活性炭を時期によっていれたり、オゾンで殺菌もします。
苛性ソーダについてですが、通常の川の水はアルカリ性によっているため濃硫酸だけで済ますケースが多いと思います。自分の知る浄水場でも苛性ソーダは単に保存されているだけでずっと使われていません。硫酸が過剰に添加されてしまうケースでの中和が主な目的かと思います。仮に川が酸性によっても、次亜塩素酸ナトリウムがアルカリ性なので中和されてしまうでしょう。
この冬は自分の地域で雨が少なく、川のアルカリ度が高い傾向にあります。なので硫酸が活躍しても苛性ソーダはまず使われないでしょう。事故がなければ。
大丈夫です。水に対して極々微量ですから。薬品は、主に濁りのもとを取り除き細菌や微生物を殺してきちんと飲める水にするためのものです。これがなければ日本の多くの家庭では水道水をそのまま飲めなくなります。
水道水は法律によって厳しく規制されています。殆どの人には、味・匂い・濁り・残留塩素が大事かと思います。そこに細菌や微生物、各種化学物質等の基準が設けられています。浄水場ではほぼ毎日検査をして基準にあっているかを確認しており、安心して飲めるように配慮しているとのことです。
この基準も国際的にはかなり抑えたものらしく、それで健康に害がでるなら別な要因を疑うべきかと。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html
大昔は残留塩素がかなりある状態で送り届けていたそうです。しかし、いまは味や臭気を気にする人が増えたこともあって、そのままでも美味しく飲めるようにだいぶ薬品の量を変えている自治体が多いそうです。もちろんそれでも水質基準はクリアしています。洗濯に使うような水でも平気で飲めるのはかなり恵まれていると思います。
わかりませんが、日本の浄水設備の一部はリモートになっていると聞きます。浄水事業はどこも人手不足なので設備の一部は民間に委託したりリモートが常態化するでしょう。お金もなく設備が古いままなケースも有り水道管の破裂は今後も増えるでしょう。水質測定装置が故障しても直せなかったりすると大変です。管が破裂したところの職員は復旧まで徹夜だそうです。ハッキングよりそちらのほうが心配です。
主な水道施設は「取水場」「浄水場」「配水場」なのですが、わかりやすい浄水場を簡単に。
設備や能力は浄水場ごとに千差万別です。近くの浄水場同士で全く違う浄水設備なんてのもみます。そっくりなものを探すのも大変かと思います。自治体による運営が基本なので仕方ないんです。
https://www.kitachiba-water.or.jp/site/facility/1035.html
簡単に言えば、水に薬剤をまぜて汚れをろ過して消毒する、という単純な仕組みです。
そうするとこの着水井という場所に集められます。ない場合もあります。
ここで凝集剤やpH調整剤や消毒剤が投入されます。機械で急速に混ぜたり、滝状にして混ぜることもあります。接触地と呼ばれるケースもあります。別にここだけでなく色んな場所で薬剤を注入するのですが最初に入れるのはここですかね。
取水場によって水源の汚れはある程度除去されていますが、それでもかなり濁っています。その濁りは凝集剤によってフロックと呼ばれる塊に成長し、沈でん池でゆっくりと沈んでいきます。沈んだ汚れは一箇所にまとまり最終的には脱水されて適切に処分されます。フロック形成池は縦移動か横移動のどちらかのケースが多いようです。ゆっくりと長距離を移動することでフロックは成長します。沈でん池の中には傾斜板という斜めになった大量の板が配置されており(ない場合もあります)、そこを通過する過程でフロックが比較的澄んだ水と分離していきます。
見学してみるとわかりますが、単に水を流しているだけでよくここまで汚れが落ちるなと感心します。
ここは匂いや様々な有害物質を取り除く場所です。オゾンや生活性炭等によって、匂い物質やトリハロメタン等が取り除かれます。この高度浄水施設は急速濾過池の前後どちらかに設置されているケースが殆どです。北千葉は急速ろ過の前段階で処理していますね。高度浄水処理施設自体がない場合もあります。
殆どの浄水施設にはこの「急速ろ過池」があり浄水施設の要です。ようは砂や砂利を使って水をろ過する装置です。重力式といって水を上から注いでろ過するのが一般的だと思います。浄水施設を航空写真で見たときに並んでいるどでかい四角形の水槽の半分はこの急速ろ過池です。残りの半分はフロック形成池や沈でん池。
急速ろ過池には色んなタイプがあって、機械でぐるぐるかき回す奴もあるそうですがメンテナンスが厳しいとか。
急速ろ過池と反対に緩やかに濾過するのが「緩速ろ過方式」。東京都の一部にあるそうです。これは微生物の力を使って広大な土地を用いる古い手法だそうで、今でもやっているところは少ないとか。他にも膜を使ったろ過装置もあるらしいのですが、それはよく知りません。
なお、ブラック・エンジェルズという漫画でろ過池に浮いているシーンが有りましたが、あれってまだろ過の前の濁った水なので全然きれいではありません。
きれいにした水をためておく場所です。大抵は地下に埋まっているはず。ここに至るまでに何度か消毒剤が添加されたりします。濾過の過程で薬剤も同時に失活するので。最終的にここからポンプによって配水池に飲水が送られます。
全部を通った水は驚くほどきれいです。高度浄水処理を通らなくとも、大抵は薬剤と沈でん池と急速ろ過だけで結構きれいになるそうです。もちろん水源や季節に大きく依存するのですが。
でも大抵の浄水処理ってかなり単純な作りで、こんな程度で濁った水を飲めるようになるのか?って思います。でもちゃんと飲めるのは凄いことなんですよ。
そもそも皆さんが日常的に利用している水道は色々な種類があります。殆どの家庭の蛇口からでるのは浄水場で作られた水ですが、実際は浄水場から直接送られているケースはそれほど多くないと思います。浄水場で作られた水が各家庭に送られる前に、大抵は配水池(配水場)等に入り、そこからさらに消毒剤を添加して各家庭に給水されています。つまり浄水場は工場ではあり、家庭に届く前に卸し問屋である配水池を経由しているわけです。
時々水道管が破裂するケースがあります。しかし水道管と言ってもその区別は「導水管」「送水管」「配水管」「給水管」と別れています。どれが破裂するかで管轄がぜんぜん違うのです。
導水管は水源から浄水場のあいだまで。ここを受け持つところは浄水場とは別なケースが大半かと思います。
送水管は浄水場と配水池の間にある管です。浄水場が所有する管です。
配水管は配水池送られる管で、各自治体の受け持ちです。
去年の年末に発生した千葉県富津市の水道管破裂事件は、送水管によるものでした。つまり管轄は浄水施設を持つかずさ水道広域連合企業団。地下深くにあるため難航したようです。気の毒に。なおどこの自治体や浄水場でも管の老朽化は深刻です。特に送水管は圧力が高くて太い所が多いため、破裂したときのリスクも高いでしょう。配水場に水を送れないので断水の範囲が非常に広くなります。
浄水場で作られた水が各配水池に送られる過程で、塩素の濃度は低下します。浄水場の送り出した水が0.6mg/Lの塩素濃度だとすると、15km離れた配水池にたどり着くと0.4mg/Lくらいまで低下します。これは管の状況や施設ごとに違ってくるので概算です。水道基準的にはそれで大丈夫ですが、そこからさらに各家庭に配るため、配水池を管理する自治体によって改めて消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)が添加されるようです。なので「浄水場に近いと塩素が濃い」は必ずしも当てになりません。自治体や場所によります。単純に配水池から遠いほど残塩は減るでしょう。
水道事業はお金になりません。そんなところに民間がくるメリットが全然わかりません。優秀な人を沢山雇って送水管をどんどん改修して計器を新しくしてトラブルにも即時対応してくれるならいいでしょう。でも水道料金が高くなるのは否めません。皆さんの飲料水は公務員の安月給(たぶん)で支えられています。
苛性ソーダの事件で水道水に多くの薬剤が入っていると知った人は多いはずです。水に携わる人からすると、水道水は工業製品と言っていいと思います。どの過程でも水質には気を配っていますし、薬剤やオゾンや活性炭をたくさん使います。その上で安全でおいしい水を安価で供給するのって凄いと思うんですよね。管理している人たちは大変でしょうけど。
大学で工業を習っている人は、地元の水道事業に携わるのも手かと思います。
もう一度いいますが、水道水の工程は自治体によって千差万別なので今いったことが全てではなく、間違いも当然あると思います。
いまは多くの浄水場が見学を見合わせ中ですが、非常事態が解禁されてコロナが収束したなら再開されるかもしれません。
そうしたときにそれぞれの浄水場や配水池等の違いを見比べると、地域毎の特徴がわかって面白いと思います。
勉強がてら書いてみました。