「タツ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: タツとは

2022-08-04

anond:20220804113148

コラージュサンプリングによる不可解さが面白みか、すごい納得したわ

からタツファンって悪い意味での教養主義というか、元ネタ知ってて当然みたいな、クラシカルオタク文化との相性がいいんだろうな

チェンソーマン漫画というフォーマットに仮託された芸術作品から美大を出てない一般人理解するのは無理。

発達障害向けじゃないんだよね、タツキの作品って。

ハイコンテクストアートから都内美大の、それも上位が理解できる足切りラインかな。高卒にはカケラ理解できないと思うよ。

発達障害タツキを読むと「ウキー!チェンソーマンぜんぜんわかんない!つまんない!クソ漫画!」ってグルグル目になる。

まあお前らド素人は、呪術回線でも読んでなさいってこった。

anond:20220804004638

この記事ブコメトラバ見てると、タツ作品オタクってオタクの悪いとこ出やすいよなと思う。

「万人受けしない作品からからないあなたはむしろ正常」「いちいちそんなこと考えるな」「これだからいいんじゃん」という内容が散見される。

なんかこう「このヤバい作品理解できるオレらw」みたいなノリがあるよね。

私は好きな作品があればなんでいいのか何がいいのか突き詰めて考えたい人間で、同じように嫌いな作品もなんで嫌いなのか何が駄目なのか考えたい。それが世間では人気のある作品ならなおさら

「好きなものは好き」で終わらせないで「何故なら◯◯が~」と言いたくなるように、「嫌いなものは嫌い」で終わらせられない、自分気持ち分析しないと気が済まない人間なのだ

から増田気持ちわかるんだけど、いわゆる尖っててオタク人気のある作品否定的意見は浅くて理解が足りない扱いされがちなのがイラッとくる。

自分が好きな作品が悪く言われて嫌なのは当然だけど、それを相手の程度が低いせいにするのはどうかと思う。

2022-07-05

anond:20220703180440

I"sよりはオレンジロードのほうが普遍性があったよね。

桂正和は結局ニッチで終わった印象。

他の増田も言ってるけどボーボボよりはマサルさん

それまでのギャグ漫画を変えたと言っても過言ではない。

あとはやっぱりBLEACHは入れたいところなのでチェンソーマンOUTかな。

タツキはジャンプっていうよりジャンプラが主戦場というイメージ

それとまあ10年後の評価を待とうって感じ。

2022-07-04

タツキの新作マンガ沙村広明パクリと言われていた件

元ネタと言われてたマンガ読んでみた

冒頭のコマ割りと本筋(告白)以外の部分でてんやわんやする演出はまんまだけど、

テーマとしては真逆だった

タツキの方は本筋もちゃんと伝わったってオチだけど、

沙村広明はその本筋以外の部分がむしろ時間立つといいノスタルジーを想起させる、というのをオチだった

2022-07-03

週刊少年ジャンプ史上最も偉大なマンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20220701203714

↑を見て日本マンガ史の重厚さと幅広さを実感し、媒体レベルでまとめるのは無理だと悟った

せめて出版社掲載誌レベルじゃないと議論がとっ散らかりすぎるから一旦みんな好きそうなWJ作ってみた(ジャンプ専業とそうでない人の比較においてアンフェアな気がしたので作者単位ではなく作品単位にした)

選考基準独断偏見しかなく、強いて言えば後世の作家への影響、言語化できないジャンプっぽさを重視している。ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。現代観点で言えばいろいろと問題ありそうだけど、サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品なのでは?という印象。これが無かったら東リべも存在しないよ多分。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品という認識。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しとか一般社会への影響力もすごい。

あと個性豊かなキャラクター関係性が面白い。「友情努力勝利」の「友情」はほとんどキン肉マンで作り上げられたイメージなんじゃないかな。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - 1988年22号

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えるのみならず、サッカーという競技本来リアルな楽しさにフォーカスすることで、現実社会でもサッカーブームを巻き起こした。マンガ史全体としてはドカベンがそういうジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も評価したい。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点だと思う。

8.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号-1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

9.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプにて連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

10.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

スポーツマンガの金字塔としてやはり外せない。勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まっている。マンガの域を超えて心に響く名言が多いのも特徴だと思う。

11.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

12.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

ここに入れるのはだいぶ攻めてるような気もするが、集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例ではあるのでね。お金正義

13.I"s 作:桂正和 1997年19号〜2000年24

ラブコメから選ぶならこれかな。ジャンプの主たる読者層である10代の甘酸っぱい青春がこれ以上なく伝わってくる作品肉感的なエロさを持った絵は典型的少年マンガっぽくありつつ、キャラクター内面を繊細に描き出す表現力が見事。

14.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。でもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってないのがすごい。

15.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたらなんだかんだ冨樫の右に出るものはいない。

16.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

17.ボボボーボ・ボーボボ 作:澤井啓夫 2001年12号 - 2005年50号,2006年3号 - 2007年31

純粋ギャグから一作入れたかった。読者をただ笑わせるパワーにおいて、この作品を超えるものジャンプ史上ないと思う。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2005年11号,2005年20号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品って大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになると思うんだけど、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品な気がする。

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ

趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返せる力がマンガにはまだあると示してくれた功績がデカい。それは単行本の売り上げや映画興行収入より何倍も価値がある。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - 2021年2号

今のジャンプジャンプ+がどんどんジャンルレス化している主たる要因はやはり藤本タツキだなーと思う。コンセプチュアルでありながら大衆性少年ウケを奥底に秘めた感じというか。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

anond:20220703000045

タツキって何であんなに信者みたいなの抱えてるのかよく分からん

自分藤本タツキだと思い込んだ佐々木哲平みたいな志望者増えすぎ

藤本タツキ氏の影響で「私小説風で映画意識した作風」を描く漫画家志望者が増えたんだけど、

他人アドバイスを受け入れられないタイプの志望者がなぜか藤本タツキ氏と作品に過剰に自己投影してて、

正直キツい。

読者の視点意識する能力全然育ってないのに、自分投影した主人公が突然叫んで何ページも自分語りする作品を描いてくるんだよ。

自己投影した人物の異常に細かい自分語り以外は既視感ある表現のツギハギで、漫画として成立してない漫画自体は志望者の描いちゃうものとして割とよくあるんだけど、

問題はこういう点をオブラートに包んで指摘すると突然キレて「藤本タツキ天才ですよ、アンチですか?」みたいなことを言ってくるんだわ。

いや、藤本タツキ氏の作品あなた漫画とは全然違うし、そもそもあなた藤本タツキじゃないし、お前は一体何を言ってるんだ?状態

アドバイスされているのは藤本タツキ氏の漫画じゃなくて、あなたの描いてる漫画なんだけど…

どう見ても他の人気作品そっくり漫画を描いてきた志望者に「あなたは○○先生じゃないでしょ?」と言って「○○アンチか!」と逆ギレされることはまずない(と思う)けど、

めちゃくちゃ独りよがり漫画を描いてきた志望者に「読者の視点意識してね」と言って実は相手藤本タツキ氏に強い影響を受けていた場合逆ギレして印籠のように藤本タツキ氏の名前を出してくることがある。

全員そうとは限らないけどヤバいやつは本当にヤバい。なんでこうなるんだ?

藤本タツキ氏の漫画、読者の視点をすごく意識してると思うんだけど…しろ良い例として出したいくらいだぞ。

そういうのを何人か相手しててうんざりしたあと、藤本タツキ氏に強く影響された志望者は、

私小説風で映画意識した作風」=「藤本タツキ風」=「主観的感情をぶちまけ読者に媚びないのがタツキ風」(?)=「読者の視点は気にしなくていい」(??)=「俺の作品批判する奴は藤本タツキアンチ」(???)

と考えているんじゃないかと思った。

藤本タツキ氏の漫画面白いし好きだけど、藤本タツキ氏に影響されて描いた志望者の藤本タツキ漫画主観的すぎて意味不明なことが多くてキツい。

ファイアパンチチェンソーマンルックバックもさよなら絵里も、読者の視点無視した作品じゃなかったはずなのに、なんでそうなるの?

(ファイアパンチは若干怪しいが)

志望者がプロになるためのハードルである「過剰に自己投影した人物を描かない」「読者の視点意識する」「第三者アドバイスを受けて軌道修正する」を越えられない人は昔から居たけど、

その自己正当化のための武器として藤本タツキ氏を持ち出す人が増えた印象。

なぜかそういう人物ほど過剰に藤本タツキ氏に自己投影してるけど、

過剰に自己投影して超主観的客観性がなく第三者アドバイスを全て拒絶してるなら

それ藤本タツキじゃなくてタイパラの佐々木哲平だぞ。

2022-06-24

ワンパンマン

神は力を与えるのにガロウやタツマキを狙ったけど、パワーのあるやつを狙うのならホームレス帝はなんだったんだろう。

一般サラリーマンだけど人類を憎む力がすごかったのか。

2022-05-13

そんなメンタルブレッブレで不機嫌撒き散らされて愚痴ばっかり吐かれてこっちが正気でいられるわけないじゃん。ほんと人のこと気づかえないクソだよね。マジやめてほしい。一人でへやにこもってて欲しい。マジ最悪。つーか家のことやってハラタツならやんなよ。迷惑。どうせまたお米べっちゃべっちゃでゲロマズなんでしょ。あー米がもったいないよ。

2022-05-05

anond:20220505110205

くっそハラタツのがアホノミクス国債日銀に売りつけて円をがっぽり貰ってるってこと。

それやのに民間には貸さない。

担保担保うるさいねん。

お前らただで日銀から円貰っとるくせに。

2022-04-23

最近藤本タツキ信者好きでない

チェンソーマンは好きだっ、たけど

ジャンプで連載してる上で反主流派っちゅーか、異端てか、そんでも最強の大会とか光ん力とかファミリーバーガーみたいな、そう来るか!参ったねコリャ!ってゲラゲラ笑える感じが良かったのにさ~

フム、これはナントカオマージュだね。流石タツキはセンスがいいだね。(そしてそれを理解できるオラも…ムホホ)みてェなさ~~

タランティーノB級おバカをサヴカルチャーとして有り難がるみてぃな

なんか自分をよく見せるためのブランドとして消費すてぬ?

ソ映画ツッコミ入れながら楽しむでええずん

2022-04-19

医療レーザー脱毛の痛さについて

特にVIO

脇、腕、足は痛いかな?って感じだけどVIOクッッッソ痛い。

びっくりするほど痛い。

間違いなく痛いと言っていい。

いかも?なんて迷いは生まれない。

断言できる、痛い。

特にタチが悪いのは痛みが時間差でくることだと思う。

レーザーと冷却用のガスが同時に出て、それが第一波。

パシっと小気味よい音で肌に当たるが、これは全然痛くない。

OK、余裕余裕。

なんて思ってると第二波がくる。

これがマジで痛い。

驚きの痛さ。

第一波で結構平気かも、いけるいける〜なんて呑気に寝そべってたらジワジワジワッとクソ痛いのがやってきて

「なんだこれ!?!?!?イッテエ!!!

と大混乱に陥る。

全身冷や汗でびっしょびしょになる。

おそらくレーザーから出た熱が毛根に伝わるまでちょっと時間がかかるんだろう。

時間攻撃やめろ。

膚の下にゆっくりと雷が走る、皮膚に熱が伝わる速度を感じる。

厨二病みたいにちょっと溜めた感じの悲鳴を上げたくなる。

・・・ッウグアアァアァ!!!みたいなやつ。

もう、必死に深い呼吸を繰り返して痛みを逃すしか自分にできることはない。

心頭滅却すれば、っていうじゃん。

呼吸をコントロールできれば痛みも乗り越えられるはずだ。

って思うじゃん。

嘘です。

無理。

とにかく痛え。

アホかってぐらい痛え。

今まさに檻から放たれて人間に襲い掛からんとするモンスターのようにフーフーシュコーシュコー呼吸をしても痛えもんはクソ痛え。

でも絶妙なのがギリギリ我慢できるレベルの痛みなの。クッソ痛いけど。

心の中では大暴れだけども。

タンパク質に火が通るのってこんな感じなのかしら、昨日焼いた豚肉気持ちはどんなだろうと思いを馳せたり。

こんなに痛くても火傷にならないならガチ火傷はどれほどだろうかと奥歯を噛み締めながら想像したり。

なんでこんな高い金払って股間の痛みのP波S波に耐えなきゃいけないんだろう。

オマタツルツルの民はみんなこの痛みに耐えたのかな?俺たちは仲間だぜ!!って勝手仲間意識芽生えたし。

自分以外にVIO脱毛やってる人間知らんけど。

こんなこと語れる友達もいないかはてな匿名にぶつけるしかねえし。

孤独ってつら。

でもやる。

将来介護受ける時に介護士さんとかに少し好かれたいという欲望がある。

清潔でいいですねえ、お世話しやすいですって褒められたいんだ。

うその頃には介護ロボットとか流通してて無感情に世話してくれるようになってるのかもしれないけどさ。

そうなってたとしてもやっぱり毛はない方がやりやすいんじゃないかなあ。

あそこの毛が原因で故障とかメンテ大変とかになっても恥ずかしいし。

とにかく、頑張るよ、私。オマタツルツルの民になる。決めたんだ。

ところで世の中にはVIO脱毛が全く痛くない女もいるらしいな。

知らねえそんな女、嫌いだ。

2022-04-17

藤本タツキ氏による漫画さよなら絵梨」の感想

タイトル通りである

公開初日になんかTwitter話題になってるな~という理由だけで夕方頃に読み、衝撃を受けた。

自分はあまり作品に対する感想他人とすり合わせたりすることはしないのだが、あまりに衝撃だったのでここに残すことにした。

もちろんネタバレを多分に含むため、未読の方は一旦回れ右して頂きたい。

本作は作中に主人公の作る映画が登場し、主人公の生きている現実入れ子構造となっている。

話が進むにつれ、構成物の境界が広がっていく。

構成物を箇条書きにすると、

主人公の母が死ぬ現実(現実①)

主人公作成の母の死を撮り編集した映画(映画①)

映画①の上映後、絵梨と出会い不評だった映画①のリベンジのため次の映画を作ろうとする。

 そして絵梨が死ぬまでを描いた現実(現実②)

現実②の内容を映画にした映画(映画②)

映画②を上映し映画①のリベンジを果たしたがその後は平穏だが虚無な日々を過ごした現実(現実③)

現実③の後、現実②で死んだはずの絵梨が実は吸血鬼で生きていたという何か(不明①)

不明①まで描き、映画①のオチを再度行った映画(映画③)

といった内容である

このように現実映画を行き来、というかさらに大きな器で更新し続ける。

コレは映画ですよ、コレは現実ですよ、といった予告は一切なく、

読んでいくうちに実はコレは映画でした~といったように急に言われ続けるのだ。

そして、終盤にいたってはそれが現実なのか映画なのかすら読者には分からないようになってくる。

中盤まではこの作品内の「現実」は私たちの生きている「現実」と同じ世界観だと思って見ていたが「絵梨が不老不死吸血鬼だった」という設定が出てくるためだ。

この設定はそれが主人公作成の「映画」だからなのか、あくまでこの作品自体が「漫画」だからであって主人公の生きている「現実」はファンタジー世界観だったのか判断がつかない。

このように少しずつ映画現実境界線をあやふやにしてきたところで最後爆弾が投下される。

映画①で散々作中キャラの不評を買い、絵梨の評価を得た「爆発オチ」だ。

この漫画自体最後最後、その「爆発オチ」をなぞって終了となる。

この漫画が終わった後、様々な感想が頭を巡った。

「結局爆発オチじゃねえか」

最初映画①をなぞらえた上で考えるとこの爆発オチ必然だし、絵梨との関係を見ると感動的ですらある」

「爆発オチで終わったということはこの漫画は全てが主人公作成した映画しかなく、主人公現実は一切描かれない。つまり母や絵梨自体創作存在しかなく、全てデマかもしれない。そう考えるとやはり爆発オチというのはどうなんだ」

この漫画入れ子構造のように感想自体がどんどん大きい枠で更新されていき収拾がつかなくなってくるのだ。

そして考えていくうちにふと気づく。

「爆発オチなんてサイテー!と考える俺はまるで作中で映画①を批判したモブものようだし、この漫画面白かったと考える俺はまるで絵梨、いや絵梨でなくとも作中に描写はされなかったが映画①を見て大多数の意見に流され意見を言えずにいたであろう絶対に0人ではないであろう映画①を評価したモブのようだ。」

「結局一切描かれることの無かったこ作品映画を作った主人公はどこにいるんだ?それを最終的に突き詰めるとタツキ氏本人にいきつくのでは?」

それに気づいたときさらに気付く

「この感想を考えている俺自身がこの作品の一部ではない保証もない」

元々舞台用語第四の壁というものがある。意味としては知っているものとして解説を省くが、最近作品にはこの第四の壁を破る作品というのがとてもメジャーになってきた。

しかしこの作品は「第四の壁を破る」作品ではなく、

「いつの間にか、自分自身第四の壁の内側にいた」といえる作品だとそのとき気付いた。

映画シックスセンス」を見終わったあとの衝撃を自分自身を巻き込んで味わったような感覚だった。

2022-04-16

元ネタを知らないと楽しめない」ではなくて

タツキの漫画はまず先に「(個人的に)楽しめなかった」が来て、

でもたくさんの人が「楽しめた!」と言っていて、そういう人たちは「元ネタは○○だよね!」と楽しそうに話している

からふーん元ネタを知らないと楽しめないんだ、しょうもな、って考えに至る

ゼロマイナスになる

「楽しかった」と思った漫画が後から実は元ネタがあると聞かされてもその時は特に怒りやいじけのような感情は湧かない

楽しい表現昇華したのは作者の実力でオリジナルから

なので「読んだけど元ネタを知らないし楽しめなかった」という人に「そんなことはない!元ネタを知らなくても楽しめる!」というのはズレている


元ネタ映画は知らなかったけど表現方法は既知のもの特に目新しいと思わなかったのも楽しめなかった原因かな

固定カメラ視点エロ漫画教養に入りますか?

2022-04-14

anond:20220411083358

タツキは田舎育ちで教養がない(と本人も言っている)

でも身近に触れることのできる映画というコンテンツから精一杯学ぼうとしたんだろうね

2022-04-13

タツキが女だったら言われそうなこと

・女作者らしい支離滅裂っぷり

・女はやはり時系列でモノを考えて説明するってことができない

・女作者だから可愛い女に嫉妬して女キャラが全員ブスになる

・女が男殴ってたり偉そうな女ばっかでフェミくさい、こいつフェミ

・こんな女いたら鼻へし折りたくなる

タツキはサンデル教授

これから正義の話をしようと言って理不尽トロッコ問題出してくるサンデル教授と、

漫画を書きました!と言って理不尽な爆発オチを見せてくるタツキって本質的には同じじゃないか

タツキの漫画嫌いな人ってトロッコ問題も嫌いでしょ?

スイッチ議論をしても問題解決しないので、理不尽問題を出してくる出題者を殴るのが正解だという人もいる

2022-04-12

タツキはハイコンテクストからという割には、

ルックバックの時にネタ元の一つであろう、手塚治虫八角形の館に触れなかったり、

今回も脳内ニューヨーク等の入れ子構造映画名前が出てこないっていうのが、なんというか…。

anond:20220412174241

なるほど、連載は実力で評価されるけど、読み切りネームバリュー評価される、というのがおまえの主張なんだ。

いやまさかそんなアホなこと言ってるとは思わないからさ。理解するのに時間がかかったよ。すまんな。

で、それならタツキは連載で売れたから「実力で評価されてる作家」ってことでいいの?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん