2016年04月22日の日記

2016-04-22

ファックス」って滅茶苦茶エロい響きなのに全然ネタにされないよね。なんで?

 

http://anond.hatelabo.jp/20160422185241

そうだよ、熊本いきなよ。もしくは福島

実際の被災地がどうなっているのか見るのは人生の糧になるんじゃないですか

周囲見てると頭が良くて心がやさしい人ほど不幸になってる(気がする

凡人には認識または解決できない難問を常に抱えてる感じ。基本的に険しい表情をしていて滅多に笑わない、笑っても心から笑ってない感じがする。

過剰に背負い込む必要はないと頭ではわかっていても、メンタルが強いかもしくはカスじゃないとなかなかドライにはなれないようだ。

能力と人望で周りの人の役には立ってるけど本人が幸せになっていない。

有能な人におんぶにだっこバカの方が、幸せに生きていけるのだろうか。

フミコフミオ藁人形小咄

今回の件で割とフミコフミオの全てに合点がいくんだよなぁ

リスクは背負わない、人は叩きたい、みんなに承認してほしい、反省を表に出さない(あるいはしてない)、自分過去の傷を他人にみせつける

そりゃこんな人が、私生活うまくいかねぇわ

そしてまた、うまくいかない人間関係自分の中で都合よく解釈して脳内につくりだした悪者を叩く文章を公開して褒めてもらってっていう悪循環

10年間こんな生活してたら病むよなそりゃ

プリキュアグミで歯が折れた。

覚悟はよろしくなかった。

http://anond.hatelabo.jp/20160422183909

その爺さんは、嫁さん(婆さん)のことを本気で愛していたのでしょう。

嫁さんが痔を患っていて座るのがつらいことを知ってたから、

「何で順番に座らないんですか迷惑ですよ」

と言われて怒った。

最愛の嫁が、赤の他人に「迷惑ですよ」と言われたら怒りが有頂天になるのも仕方ない。

前略、はてな様。(後編)

http://anond.hatelabo.jp/20160422184218

↑これの続き。

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こういうことを書き捨てていくと老害がいなくなっただけだって思われるかもしれないんですけど、このセグメント問題ってのはサービス運営の側に立って考えるととても難しいものじゃないかって考えているんですよ。

これについてはきっと中の人葛藤があるだろうなーってのは思います。なんだかんだ生え抜き技術者がいるだろうし、自分の知っているユーザー層とは違うサービスになりつつあるという思いがある人はいるんじゃないかな、と想像します。でも、ビジネスとして、商売として考えるならば、敷居を下げて、大衆的な(むしろ衆愚的な)話題コミュニティであっても、ライトユーザーに拡大できて、キチンと定額課金広告料を取っていかなければならない。短期的に見れば、これはむしろ重要課題です。

散々書きましたが、個人の思いを割りきって仕事人間立場として考えるならば、はてなブログPROの月1,000円(2年契約でも600円)っていうモデルはよく踏み切ったなーって思ってるんです。ネットベンチャーのご多分に漏れず、マネタイズで苦労してたはずですからね。

自分でいじれる人にとっては、システム機能だけ見ればこの有料サービスはほぼ魅力がないです。安いホスティングのレン鯖やクラウドWordpressを入れたほうが安いし、写真なんてGoogle PhotoだってFlickrだって使えるのに。実際のところは、「好きなアフィリエイトが設定できる」「あれやこれやを堂々とやれる『市民権』を得られる」というメリットが大きいですよね。はてなユーザコミュニティ活用できて、ブクマスターが近くて、初心者でも扱える。つまり、あの界隈って、ネットサービスビジネスモデルとしては私のような厄介なユーザーよりずっと適切なターゲットユーザーなんですよね。

でもね。でも。あくまでも「短期的」は「短期的」でしかないんですよ。

運営している人も絶対わかってると思うんですけど、サービスにはコアが必要なんですよ。ストーリーがあって、そこからまれたコアユーザーがいて、インフルエンサーになって規模を大きくしていく。特にはてなみたいなコミュニティは、ユーザーによって育てられてきたサービスでしょう。

古い考えかもしれませんが、ブランドっていうのは一朝一夕ではないんですよ。「ブランドは作れる」なんていう広告代理店言葉もありますけど、勘違いしちゃいけないのは、その作るってのは買ってすぐできるっていうことではないっていうことですよね。理念があって、コアユーザーがいて、クチコミで広がっていくものでしょ?だから、仮にイメージの転換が急務だったとしても、ユーザー層がガラッと入れ替わっちゃうと、後が続かないんじゃないかなって思うんです。

お小遣い稼ぎ目的ブロガーについて。

私自身も仕事広告出稿したりすることもありますECをやってるんで、検索流入や、導線や、コンバージョンも気になります

からアフィリエイトを貼ってくれるようなブロガーさんとはお仕事的にはパートナーだったり、お客さんだったりとありがたい存在でもあります。誤解のないようにはっきりさせておきますと、私はアフィリエイト広告自体は(PV稼ぎのモラル問題とかは別として)全然否定していないです。PVが増えて嬉しい気持ちだってわかりますよ。自分だって嬉しいから

でも、ネットコミュニティを扱ってきた人間の端くれとしてつくづく実感しているのは、人は思いのこもった言葉で動く、コピペじゃ人は動かない、ってことだったりもします。

本当に好きなものを好きだからブログを書きたい人は、ポイントがつこうがつくまいが、アフィが貼れようが貼れまいが、とても面白い記事を書いてたくさんの人を連れてきます。上手い下手はありますが、全てではないです。逆に……って、書かなくてもこれは言わずもがな

アフィで炎上芸をやって、PVガー流入ガーって言う人を見るとちょっと寂しくなります。それが社会現実からしゃーない、っていうのもわかるんですけど、世の中には本気で知ってもらいたいと思う情報を見てもらうためにタイトルを一文字変えるとかバナーをA/Bテストするとか、本気でサイトを便利にしたいと思ってボタンを1ピクセルずらすとか何ミリレスポンスを早く返すとかやってる人がたくさんいるわけじゃないですか。どうせなら、そこに乗っかるコンテンツも良いものであって欲しいじゃないですか。

そんな業者オタクの言うこと知るか、って言ってきた人もいるんだけど、でも、本気で自分が作ったサービスや、あるいは自分が書いた記事で便利に使ってもらいたい、喜んでもらいたいと思っている人間としても、あるいはユーザーとして本当に面白いコンテンツめぐりあいたい、って思っている人間としても、皆にとってそれぞれ満足できる「界隈」があるといいな、って思うのです。データマイニングを駆使した個人別最適化によってコンテンツが出しわけられているのでも良いのですが、はてなのような個性のあるWebサービスは、できればユーザー体験を共有できる「オープンはてな村」であってほしいものです。

最近はじめてブログを書こうと思った学生だってITにそれほど強くなくて、お友達ブログを書きたい、ついでにお小遣いももらえたらラッキー、っていう純粋気持ちでやっている主婦だって古参から最近の奴らは……」なんて言われて恐縮する必要なんてないと思うし、共存できると思うんですよ。

ただ、アフィリエイトけが目的確信的にやってる層は同じ「素敵ですね!ありがとうございます!」でも、なんとなくわかっちゃうんですよね。そういう記事ばかりが眼に入るようになると、正直ちょっとうんざりします。


また脱線しましたけど何を言いたいかっていうと、要するに、「長期的に見た場合」としては、コアユーザーとサービスの特色がキチンと育っていて、他のユーザーの共益を阻害しない、っていう状態じゃなきゃいけないんじゃないか、っていうことですね。

この特色付けにしても、はてなブログはもうちょっとうまくやれたんじゃないかなあ、って余計なお世話なことを思ったりするところはありますもっとも、まったく小洒落ていて気が利いた広告戦略マーケティングとかできるようなキラキラ会社じゃなくて、それとは真逆非モテ野郎どもだった(勝手想像)、っていうところがはてなの好きなイメージだったわけではあるのですが。

※ほら、何年か前に、2chで「Webサービス擬人化したったwww」っていうネタ流行ったじゃないですか。hagexさんがまとめてたと思いますが。あれのね、はてな擬人化イラスト皮肉じゃなくてわりと悪くないんじゃね?って思ってたわけです。ミサワドヤ顔してるやつ。少なくとも、mixiモバゲーがウェーイしてるのとかよりかずっといいですよ。

同じ大衆化の道を辿るにしても変なミニマリスト界隈とか、アフィ軍団とかに捕まるくらいなら、もっと有益カルチャー形成できる仕掛けってなんとかならなかったものかなあって。いや、外野が1秒で思いつくこんなことはいくらでも考えつく人がいるだろうし、プラットフォームコンテンツの話は別だろとも思うし、既にブログMediaで提供されているみんなのごはんとか気に入って見てるんですけど、ジャンルはともかくとして、そういう書き手を集める営業はやっぱキラキラ系のところのほうが上手いんですかねぇ。

お前誰だよ、なんでそんな熱く語ってんだよ、と誰しもに思われると思うんですが、実際のところ私は自分用にブクマを使っていただけのユーザーですし、ブログサイトを作っていじる側が中心だった人間なもんで、自分自身が上げたコンテンツはそれほど無いです。すみません

最近ちょっとだけはてなブログを個人用日記に使っていたんですけど、今改めてMTでもWPでもないブログポータルを使ってみたらどんな感じでどんなことを思うんだろう、ってことに興味を持ったためです。この文章は、その結果として書いています

はてなブログ自体は便利で書きやすくてとっても気に入ってますβテストの時はカテゴリすらなく本当にシンプル大丈夫か?って思いましたが、特にGoogleフォトやTwitterなどの外部サービスからの貼り付けが気に入っています。確実にダイアリーより使いやすいです。今後もますますの発展をお祈り申し上げますです。

なんだかんだ書きましたけど、要するにですね、私は単なる無名ユーザーですけど、こういう熱心なファンもいるんですよってことなんです。今までたくさんの発見と感動をもらったことに本気で感謝してます。興味深い!参考になる!感謝!とかそういうのではなくて。

距離を置く、と書きましたが、自分情報クリップの習慣として、はてブEvernote連携の流れが便利で染み付きまくっているので、引き続き淡々ブクマは利用させていただきたいと思います。今まったくお金を落としていないことに罪悪感すら感じていますので、お礼の気持ちを込めてちょっとスターでも買って、ホソボソやっていきたいなと思います


互助会問題がなんとかなったら、またひっそり戻ってきます

古参物書きも、ギークも、ステキ主婦も、手斧軍団も、お小遣い稼ぎの人も、みんながワイワイ楽しくヒャッハーできるやさしい世界ができるといいですね。

応援していますので。

草々んじゃーね。

なんつーか、最近はてなのもめ事ってぬるいよね

なんか全体的に、もめ事として小粒になってしまっているって感じがする。

昔の、はしごたんとMasao_hateとか、Marco11が全方位にかみついてた時とか、ソラノート事件の時とか、MidasとD_Amonがもめてた時とか、

松永英明オウム関連とか、えっけんと周囲のもろもろとか、ああいう周囲一面が焼け野原になるような感じのもめ事が最近観測できない。

今ああいうもめ事ってどこで起きてんの?

前略、はてな様。(前編)

まずは、大変遅ればせながらはてな上場おめでとうございます。2ヶ月遅れですが。

私は一、はてな無名ファンです。

先にお断りしますと、この文章は長いです。12,000文字近くあります。そう言えば最近「長すぎて読めない」ってタグ見なくなりましたね。

元々は数日前に自分のブログに投稿したのですが、アイコンを見てもIDを見ても誰にも認識されていないであろう私がこんなことを書いているのも気持ち悪いような気がして、衝動的に消してしまいました。そんな文章ですが、せっかく書いたので思い返して増田に投下します。それでも交流のある僅かな方からは、「あ、あいつだ」とすぐバレると思いますが、全く構いません。

大げさな振りをしてしまいましたが、この、はてなの世界からゆるやかに距離を置こうと思いまして。

ハイコンテクストな話題で、関係者でも有名ユーザーでもない私が語るには随分と分不相応であろうことは承知しているのですが、私は人知れず長年このはてなという会社とそのサービス利用者でした。たぶん、相当熱心なファンのほうだと思います

しかしこのはてなという界隈、おそらく長年世間一般的には「俺ははてなが大好きなんだー!!」とはなかなか言い出しづらい雰囲気と言いますか、一部一種のギークナードか?)臭さみたいなものから逃れられないセグメント感があったために、公の場であまりそれを声を大にして語る機会が無かったという状況があったような気はしています

勝手な想像ですが、よく言われるとおり先日上場した株式会社はてなとしてはきっと、そういった閉鎖的なカルチャーからの脱却を図る必要があるのは事実なのであろうと考えています

私は「はてな界隈」という自然発生的な、「インターネット好き」が作ったプラットフォームコンシューマージェネレイテッドなコンテンツが組み合わさってできた若干マニアックな文化がとても好きで、かつてインターネットに期待していたワクワク感のようなものを自分の感性ともっとも近い形で目指している会社だなと思っていたので、はてなを好んで使っていた理由も、今これを書いている理由も、サービスが向かう方向性とのギャップが発生したということで仕方ないのかな、と考えてはいます

回りくどい書き方ですが、つまり、ここ最近(数年)の急激な利用者層の変化、人気ブログホッテントリに上がってくる記事とその使われ方の変化、新たな利用者層との精神的摩擦に疲れて消耗するのが嫌になった、ということです。

私は自分の楽しみのために自分が面白いこと書き、読むっていうスタンスで自分のスペースを使ってきたので特定のユーザー群を非難するのはその趣旨とズレるし、メタな「ブログ論」を書くつもりは無いんです。なのでわかりやすバズワードは書きませんけど、要は、そういうことです。お察し。


ここまで書いておいてから自己ツッコミを入れますが、私がここでこんなことを書いていても、おそらくそれほどの価値は無いのでしょう。

私は長年使っているとは言いながらも、所謂はてな村」と言われるような有名ユーザー層に所属するようなアカウントではないし、特別人に見られるコンテンツを上げていたわけでもコミュニケーションを取っていたわけでもないし、こんなことをグダグダ書いていても「知らない人。気持ち悪い。」で片付けられてしまうような気はします。

コンテンツもお金も落としてもいないアカウントですので、ある意味運営側の立場から見れば、「うるさいことだけごちゃごちゃ言って全くサービスに貢献しない面倒くさいアカウント」あるいは「フリーライダー」と言われても仕方がない気がします。

これは別に被害妄想を語っているわけではなくて、自分がサービスを利用して得たメリットと、お客さんとしての価値を第三者的に見た時、そういう風に判断されてしまっても仕方ないかな、と冷静に思っただけです。

最近はてなブログブクマを見ていて、「これは自分には合わないな」と思ってケチを付けたくなる機会が多くなってきたことと、でも、ケチを付ける発言力(あるいは権利)のバランスを天秤に掛けて、ああ、もう自分が楽しく見ていられる場所ではないのかな、と感じることが増えてきたことと、単なる1ユーザなのにそんなことを考えてしまうこと、考えさせられてしまうことが嫌になってきてしまったということがあって、こりゃ、私の居場所はもう無いのかもしれないな、と思いつつあるということです。

かつての掲示板サービス群から始まってブログランキングやら、SNSやら、インターネットサービスではいろんなところでこのような文化の変遷みたいな場面は見てきたはずなのだけれども、思ったより自分の生活の大きな部分にはてブが入り込んで浸透していたことに自分でもかなり驚いていますね。

前提としてなぜ、こんなマイナーキャラの私がそこまで一、ネットサービスに入れ込んでいたのかについてちょっと語らせてください。長くてすみません

私のはてな歴は12年くらいです。長かったらどうだというわけでは無いのですが、はてなを知ったのはまだ人力検索しか無かったころで、自分が実際にユーザーになったのは例の「日本人にはブログより日記」のちょっと後、「はてなダイアリーはてなブログに名称変更」とかエイプリルフールネタでやっていたころです。最古参ではなくて、ブログブームの頃に「はてな界隈」を意識するようになったので第2世代くらい、ということになるのでしょうか。

その後アカウントが一回変わっていて今のIDは5、6年くらい前に取りなおしたものなので、おそらく古参ぽさは無いですね。

はてなには他社のサービスと比べてとりわけIT系ユーザー比率が高いと思いますが、私もそうです。一貫してネット関連ですが完全な同業というわけではなく、何度か変遷を経て今は流通系事業会社インターネット事業担当になったというキャリアです。

はてなのサービスを認識した時はちょうどMovableTypeの2.6あたりが日本でも流行りだした頃で、「Web日記がhtml無しでこんなに簡単にできるなんて!」「コメントとかトラバとかすげー!コミュニティ作れまくり!」とかっていう話題で日々興奮していたのを覚えています90年代後半からネットは見ていたけれど、これからいよいよ「普通の人」にもオープンに普及していくんだなー、と夢描きながら仕事で、あるいはプライベートでどう活用しようか考えていたんですよ。「Web2.0」より2年前くらいのことですね。

その頃、ちょうどあるECサイトコミュニティサービスの担当をしていたんですね。いろいろやりましたよ。掲示板サービス炎上して閉鎖に追い込まれたり、画像著作権で揉めたり、ブログが使えるようになってからは、「ブログ商品の宣伝を書いてリンクを貼ってくれたら100ポイント!!」とかい現代であればGoogle警察が1日でぶっ飛ばしにくるようなプロモキャンペーンもせっせこ考えては公開してました。更にその後はOpenPNEベースのmixiっぽいSNSをやったりとか。

今考えるとうわーっていう企画も多かったのですが、おおらかながら大真面目にやってたんですよ。まじめに、ライトユーザーに使ってもらうにはどうしたらいいかとか、コアユーザーがどう伝搬してくれるかとか考えてました。その頃は(ネット上のマーケティングにおいては)セグメントの乖離とかそういう問題も今ほどは研究されていなかったし、たぶん自分でもまだ十分理解できてなかったんですよね。私はそんな感じの人間です。


自分語り方面脱線したので話を戻しますが、ブログブームちょい前の頃、世の中で出始めたブログアカウントを片っ端から取っては試すということをやっていたんですよ。ココログはてダから始まって、livedoor、goo、ExciteSeesaaJugem、FC2、楽天、MSN、ドリコムウェブリブログドブログYahooヤプログ、アメなんたら……

でですね、そのときにはてなの特異性に気付いたわけです。

なんだこりゃ、殺風景サイトだなぁ、なんか研究室みたいだなぁ、システム屋くさいなぁ、ってのが当時の正直な印象です。まったく間違ってないと思いますが。

ダイアリー以外の他のブログサービスはだいたい大手キャリア系か、大手ポータル系か、大手ホスティング系のいずれかじゃないですか。実際仕事で関わることがあったのはそういった会社さん達だったわけだったんですけど、私個人的にはこのはてなダイアリーってやつにとても興味を持ったんですよね。

純粋にIT系オタク集団(失礼)がコミュニティで勝負するっていう構図のサービスがすごく面白いなって思いまして、当時から実際にIT系のギーク技術記事とか、濃厚なネットのいざこざとかそういうのがぐちゃぐちゃと集積されつつあって、うわぁ危険と思いながらもはてなだけは明確に識別して見に行く感じになってたんですよね。

人力検索もそうですが、アンテナとか、キーワードとか。私はネットコミュニティをやりたくてこの世界に入ってきた人間なので、人と人をつなげるサービス、というコンセプトに対して面白いことをやろうとしている人達がいるんだなーって思ってたんです。こんな殺風景非コミュ論壇だらけのサイトなのに。なんだかそのギャップがまたすごく居心地が良くてね。よく閉鎖的って揶揄されるはてなですけど、私はそんな風に思ったことなかったな。

そう、私は村感というよりは、僻地の秘境だけどここは自由でオープンだ、っていうように感じていたんです。

今はなおさら顕著ですけど、その頃って既にインターネットサービス外来大手サービスに集約されつつあったじゃないですか。ブログにしたってMovableTypeWordpressも外から来たものだし、MySpaceとか、Facebookもそうだし、その後の流れって周知のとおりって感じじゃないですか。強いて言えばmixi……はやっぱべつにいいや。

そんな中、日本ドメスティックな小さなネットベンチャーが純粋なコミュニケーションの仕組みだけで世界観を醸成して、しかも生き残るっていうことに夢を感じたんですよ。まあ、ドメスティックっていう部分について言えば、jkondoさんが渡米した時期とかあったなぁ、とかあるんですけども。

はっきり告白しますけど、私のような自分で新しいプラットフォームを開発するほどの実力が無い中途半端ネット屋にとって、超恥ずかしながら彼らはヒーローだったんですよ。jkondoさんやnaoyaさんは私とほぼ同い年ですけど、勝手に同世代ヒーローだと思ってたんですよ。

はてなブックマークソーシャルブックマークという概念を身近に体験した時は「単なる『お気に入り』じゃなくて、興味を持ったものについて何時でも語り合える世界が作れるんだなあ」ってリアルに衝撃を受けたし、スターが登場した時は(FacebookTwitterより前に)これ、シンプルだけどもしかして世界を幸せにする機能じゃね?って感動したりしましたよ。

だいたい、jkondoさんはすごいんですよ。私など勝てる要素が無いですよ。スプリントでもロングでもヒルクライムでも絶対勝てないですよ。山も強いし、みんな山手線一周1時間48分てできます??サラッと書かれてたけど、メチャクチャ速いよ!!俺も何度もやってるけど、大真面目にやっても3時間切るのだって大変だよ。明治通り中央通りはともかく、田端駒込あたりの裏路地とかどうしてたんでしょうね。メッチャ危ないよ!!つか、あの頃の自転車クラスタみんなどこ行っちゃったんでしょうね……

何の話でしたっけ。そうそう、趣味が合いそうな人達が集ってるっていう話でしたね。

私の文章は、テキストサイトからアルファブロガーあたりまでの文章にめちゃくちゃ影響を受けていると思いますちょっと極端なことを書いたら「フロム先生の真似か」とツッコまれてドキッとしたり、写真クラスタの真似をしてやたらでかい写真を並べてみたり。最近は年に一回お正月だけに現れるmk2さんの文章を見ると涙が出そうになります。長文には慣れています。必死に調べないとついていけないような技術論議や、内蔵をさらけ出して書いたような、編集が入った本では読めないようなブログを読みたいし、そういう記事でみんなが共感していく世界が見たかったんです。

はてなブログ目次記法は便利だと思うんですけど、他所ニュースサイトに貼られた記事を引っ張って目次を並べていかがでしたか?なんていう記事を、私は単純に面白く読めないんですよ。「参考になりました!」じゃねーよ!!ならねーよ!!残念すぎるだろ!!なんて思ってたんですよ。

ここまでで既に5,000文字を超えてしまいましたが、話が飛んでしまったので一旦元に戻します。

まり、そういった「自分の好きなものを好きと言う」「好きなものを選んで、好きなものを見て共感する」という、人の本能的なコミュニケーションの楽しみの源泉のようなものを、私は求めていたんだと思います。自分の背中に正直な、泥だらけのスニーカーで追い越すような体験を期待していたんです。

もちろん、どんな時代にだって人と人のコミュニケーションにはいろいろあって、変わらないものがたくさんあるんだとは思いますよ。パソ通の時代だって、BBSの時代だって、初期のブログだって、「読みました。記念カキコ☆」はあったし、コメント欄で交流が繋がって新たな友達ができるという興奮だってあったし。

最近はてなだって、今、その興奮を新たに体験して純粋に喜びを感じている人達がいるはずだしそれはもちろん喜ばしいことなんですけど、さすがにこの情報過多なご時世なので、ツールと場所の管理と運営をしっかりやっていかないと、純粋な喜びを埋もれさせず、コンテンツの品質を保つのは相当に厳しいなという実感はありますね。

一般化、大衆化、というものはだいたいそうで、単純に「この村も昔は良かったのに」っておじいさんが言っているっていうような話ではないと思うんですよ。

こんなことを話している私自身が既にネット上では「古い側」の人間になっているのかもしれませんが、個人的には、「はてな村」とかって言われている界隈にそれほどイライラするような内輪感を感じたことは無いんですよね。実際にひどい攻撃的な言葉が飛んできて嫌な思いをしたことだってありますし、慣れ合いとかってのは昔も今もあるわけなんですけど、だいたいは好きなことを好きなように書いた、っていうモチベーションによって書かれた記事は、面白ければ当たるし、面白くなければ流行らないわけじゃないですか。読む側だって気に入ったら読めばいいし、気に入らなかったらスルーすればいい。だいたい、広い世界で見ればごく一部のできごとだっていう側面もあったわけじゃないですか。

だから、一定の、嘘を嘘と見抜ける程度のネットリテラシーさえあれば、海水浴場の中に浮かぶ邪魔漂着物があっても、農耕地が石だらけで荒地になっていても、単に避ければいいだけだって思ってたんです。

むしろ、良い記事にフォローが集まったり、ひどい記事はひどい記事でそれに集まった批判が有益だったり、そうやってやり取りを応酬する中で集合知として収斂されていくという光景は、みんなで海を掃除したり、畑を耕していくような感覚を覚えていつもネット醍醐味であり爽快ですらありました。


……でもね。最近の例の動向はちょっと様相が違っていて、私のようなユーザーにとってはもうちょっと見ているのが厳しいな、というのが本音です。商業的なまとめサイトが場を汚染している、というような話であればユーザーコミュニティによるチェックと自浄作用が働きますはてブうまいことそういう機能果たしてきたと思うんですよね。

でも、ユーザー側のほうで「良いと思ったから良いと言った」というお気に入りによるキュレーション機能が働かず、返報性の原理によるコミュニケーションが中心の場になってしまったら、今のままのはてブでは、(コメントツールとしてはともかく)少なくとも情報ツールとしての価値は大きく毀損されます。これは、ユーザーモラルもありますが、サービス構造上の問題として避けられなかったことだと思うんですよね。


海や畑が全部「あれ」になったら、もうどうしようもないでしょう。もう去るしかない。

この問題についてはさんっざんぱらたくさんの人に書き尽くされているのでここでは書くつもりないんですけど、小遣い目的で面白くない記事が量産される、共有のヘッドライン専有されて他のユーザーに影響を及ぼす、内容に関係なく相互フォローする、これらは本人の意識あるなしに関わらず、関係ない人から見たら無益です。

これについてルール違反がないのならば、サービス品質を維持するための運営/システム側の構造課題を疑ったほうが良いし、ユーザー側についても、一部の炎上チャリーンで喜ぶようなやつは単なるスパムなのでこれは単純な絶対悪ですよ。

別にネットの世界で今始まったことじゃないんですよ。むしろはてブ牧歌的で今まで性善説でよくやってこれたなっていうレベルじゃないかと思いますTwitterでも「相互フォロー推進委員会」とかあったなあ。一方的に何百人単位でフォローしてきて、ふぁぼりまくって、こっちが反応しないと砂をかけて去っていくようなのが……

ただそういう人達ごにょごにょ楽しくやってるだけならどうだっていいんですけど、今はホッテントリが明らかに使いづらくなっていたり、更には他のSNS経由でこの界隈の記事が流れてきて反応したらおかしなことになったり、実際にそういうことが発生しだしているんですよね。これが結構精神的にくるものがあるんですよね。

というわけで、そういう一団がこのサービスのほんの数%、もしかしたら0.数%の人達であり、ほとんどの普通の人は何も気にせず普通に自分の日記を書いているんだ、てことはわかっていても、でももう気持ち的にこの界隈と一緒の世界でブログを書くのは無理かもしれない。既に古参と言われる人達がかなり去っていっているし、生き残っている人達も読者層が急激に変わっていたりとかして、なんていうか、見ててつらい。

最近、ある有名人ブロガーブログを読んでいて、半年前にも同じテーマで書かれたことがある記事がホッテントリに入っていたのを見たんですけど、ふとブコメを見てみたら、半年前の記事と反応のコメントが全然違くてびっくりしたことがあったんですよ。よく見ると、並んでいるアイコンがガラリと変わっていることに気づきました。読者層が急激に入れ替わっているんですね。

この人はムラ社会に寄る人では(読者から見たイメージでは)無いし、長い人とも新しい人ともバランスのいい関係を築けていてすごいなあ、と思っていたのですが、図らずも急激に「有名人」として新規層の神輿に乗せられているように見える状態になってしまって、一方で彼自身は広告収入で儲けているようなブロガーではないし、内心複雑な気持ちなんじゃないかな、とか勝手心配をしていたりします。そういう人、何人かいますよね。余計なお世話すぎるとは思うのですが。

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すみません、長すぎて登録すると切れてしまうので、途中で切ってトラバで繋げます

記事が削除されたので

定期的に2ちゃんねるや、他の掲示板コピペ投稿しようかと思う。

ラブホテルとか行ったことな

なんか必死な感じがする。ふつうシティホテルでいいじゃん。

何で老人は尖ってるのか

通路にある長椅子に順番に座って待っている時に、長椅子の前で買い物カートを押しながら立っている老婆が居た。

何で座らないのかとは思ったがわりとどうでも良かったのに、後ろに座ってる婆さんが

「何で順番に座らないんですか迷惑ですよ」

と多少刺のある雰囲気で言い出した。

そしたら爺さんがいきなり「迷惑なんてあるか!立ってて何が悪い椅子ひとつ開けとけばいいだけだろうが!」と怒鳴りだした。

立ってる老婆がとめようとしたが爺さんは「立ったり座ったりするのが辛いから立っとるんじゃ!!」と怒鳴り続け、婆さんは「あ、そうですか」と黙り、後には興奮気味の爺と気まずい空気が残った。

これこんなに気まずくならないとあかんような話か?何でご老人、特に爺さんはこんなに切れやすいのかと不思議でならなかった。

http://anond.hatelabo.jp/20160422144020

モバマス本家はまだ会話シーンにボイス入ってない分どんな立場アイドルも登場機会だけなら期待できると思うぞ。

(むしろ圧倒的人気を誇ってしまうと逆にガチャばかりに回されてイベントの出番が期待できないなんてことも有り得る。楓さんとか)

SRについては割り切るしか無いが、メダルや完走SRイラストは良いの多いし、担当カード集めて愛でる!ってだけなら自分のペースでやっていけばそれなりにはまだ楽しめると思う。


デレステに関しては現状だと本当声なしはきついよなあ……。

仮に参戦出来たとしても、コミュ有りイベントはその性質上参加絶望的だし、声がない以上曲も望めるわけないし、結果として新規描き下ろしを貰える機会が極端に少なくなるし、キャラの掘り下げもほとんど期待できないという。

日菜子が声なしSSRの先陣切ってくれた時は凄く嬉しかったが、あちらのご新規さんに運営どん判と言われているのを見るのは辛かった。人気ある子なのになあ。

http://anond.hatelabo.jp/20160422182108

君がどのように元増田記事を読んで、どこで「統合失調症陽性症状が出てる」と言ったのかわからんが、

から見たら元増田理由のない被害者意識で書いてるとも思えないし、

自分のことも症状含めきちんとわかってるように思えるけどな。

てか、統合失調症陽性症状がどんなものか知ってる?

知ってるならそんな反応にはならんと思うんだが。

こちらははてなサポート窓口です。

はてな匿名ダイアリー投稿された下記の記事につきましては、

記事にて言及されている○様より削除の申立がございましたので、

削除を行いました。

はてな匿名ダイアリーでは、言及された当事者より削除の申立があった場合

原則として発信者への意見照会を経ずに削除を行います

ご了承いただきますようお願い申しあげます

なお、今後同様の言及を続けられた場合はてラボおよびはてな全体の

サービス利用停止措置などの対象とし、別のアカウントを取得しての

再利用もお断りしますので、ご注意いただきますようお願い申しあげます

運営さん、ごめんなさい...orz

http://anond.hatelabo.jp/20160422173903

こんなところに愚痴を書いてないで

はてなブログ名前を挙げてヘイト記事を書けばいいじゃないか。

あ、もうやってる?

The Dave Fromm Show がゲラゲラ笑いながらプリンス訃報を伝えていて楽しそう。

これはさすがに不謹慎だと思う。

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