はてなキーワード: 満足度とは
タイッツーだけ取り上げられているがこの人は色々作っている。
ツイッターの色々な嫌なところを克服するサービスのように宣伝しているようだが、この人の作っているサービスは正直ツイッターの嫌なところを促進するものもある。
企業用にアカウントを紹介するというもののようだが、見た限り懸賞系のアカウントのためのサービスだ。
商品タグ付け作業自動化サービスというものもある…誰が使ったのかは謎ですね。
作者とはツイッター思想が同じとか言うのは浅はかですよ。飲みに行ってから言いましょう。
人が増えて規制関係で全く動いてないのが現状。規約違反などの問題が起こっても対処できないだろうと思う。対応が悪いと言われているTwitterJPやpixiv以下である。
違反するやつが悪いんだと言っても、そうもいかないにのがサーバー管理人というものだ。タイッツーだけ例外とはならない。mastodon系統の鯖缶はできる限りの対応を続けている。
ただ、いまのTwitterから意図的に誘導を測っている点ではマイナス評価だ。
鯖も含めて明らかに準備が整っておらず、未完成を楽しんでほしいという考えにしてはユーザーの満足度を下げる状況で、もう明らかに制作者の焦りとか、今行くしかないっていう思いがあるのは分かるのだが、Twitterの受け皿にはどうやってもなれない。
もちろん作者はそんなことわかってるだろう。
わかってて、受け皿になると信じている人を増やそうとしている点が良くないと思う。
話題になってみんなそっちに移動したように見えるくらいにTwitterで呟かれているが、所詮ツイッターの避難所としても後発サービスだ。数字を見ればそういうわけでもない。
みんな一度冷静になったほうがいい。みんなは誰か?みんなである。一番はイーロン・マスクだ。
それはそうとTwitterの騒動があってもまったく重くなってないサービスがある。
そう、ここがAnonymouseDiary。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4739807228157277029/comment/ChieOsanai
少なくとも自分には身分証明書の提示を求められたとき用に常に持ち歩いている健康保険証に性別の記載があるので、それで戸籍上の女であることは証明することが出来る。
自分はトランスジェンダーも含めた社会包摂を是とするフェミニストだが、社会移行期のトラブルは低減する施策が必要だと考えている。
元記事にあるように多くの善良なトランスは、自分の性移行が完了した時点で性別区分されたスペースに立ち入るので今までトラブルになったことがないのだと思う。なのだから、そのままでいいではないか。という意見もわかるのだが、社会包摂運動の盛り上がりを通じてトランスが社会により認知されるとともに、トランスを騙る性犯罪者もまた増えるという点も理解してほしい。
女性スペースに「男が入ってきた。痴漢だ」と通報された施設管理者は、痴漢とされた人にとる対応は下の3つぐらいだろうか。
3)1で判定が難しい場合2を求める
・ 対応に対して人権侵害等で訴えられたりSNSで問題視されないこと
実際の問題が1で解決できるならそもそも痴漢通報自体が起こる可能性が低い。
なので痴漢とされた人が、実際のところは女だろうがトランスだろうが男だろうが、女性だと証明できない人はすべて施設から追い出すという運用にならざる得ないだろう。
そうなった場合、性別移行がほぼ完了しているが戸籍まで完了していないトランスも追い出されることになる。
それでもトランスの何人たりも、訴えたり社会問題として声を上げないというのであれば、トランスであることの証明書は不要だと思う。
自分は、施設運営者が炎上リスクを恐れて性犯罪者を排除しない可能性を危惧している。
かといってマニッシュな外見のシス女や移行中のトランスが排除されるのも理不尽だと考える。なので証明書が一番の解決策だと考えている。
以前はあれを食べれば満足みたいな好き嫌いがあったけど、最近はどんな食べ物も「普通」の枠に収まってきた。
代わりに気分に支配されるようになってきた。
餃子の口になってる時に餃子を食えれば大満足。でもそうでない時に食ったって普通の食事でしかない。
常日頃餃子を食べたいと思ってる訳でもない。
その気分になってさえいれば、餃子の満足度と他の食べ物を食べた時の間にさほどの優劣はない。
前は唐揚げだけちょっと頭一つ抜けた好物で、いつ食ってもそれなり以上に満足だった。でもそれすら最近は気分に飲み込まれるようになった。
これが加齢の始まりかと思ったけど、流石に23でそこまで体調が影響するなんて事もなさそうだし。還暦過ぎの親父は脂っこいもん喜んで食ってるしおれより食欲旺盛だし、その辺は完全に人によるんだろうな。
満足度の優劣はないけど、気分の波が来る頻度には差がある気がする。それがより好き、あるいは少し劣るって事なのかもしれん。
そもそも好き嫌いってそんなもんなのかもしれんけど、それにしたってここまで気分に左右される事はなかった気がするんだよな。
嫌いって訳じゃないけど、納豆の口になる事はほぼない。嫌いではないけど好きになる機会がほぼ訪れないので、普通という括りになる。
チョコは別に嫌いって訳じゃないし、その気分になってる時に食えば満足できる。
でもそもそもチョコの口になる日が滅多にこない。貰い物を永遠に放置する事がザラにある。これも「普通」かな。
口にできない食べ物はないけど、明確に嫌いな食いもんははっきりしてる。生の貝はいつ食ったって嫌い。
あんまり箸が進んでない時に「嫌いなの?」って聞かれると、「嫌いではないけど気分じゃない」という感覚を説明するのが面倒。そもそも面倒臭い奴だと思われるのが面倒臭いだから適当にいなすけど、そういう嘘は後になって自分を苦しめるし。「好きだって言ってたじゃん」とか言われてアンビバレンスに挟まれながら食う飯はさぞ不味かろう。
しかし食べてて本当に「無」になるモンなんてそうないだろうし、好きか嫌いかに少しくらいは傾いてるもんだと思う。そういう意味では「普通」も正確にはほんのりと嫌い寄りかもしれん。
鬱病の人間は飯が楽しくなくなるって言うらしいけど。確かにタルメンは万年終わってるけど、別に食事がつまらん訳でもないしな。
嫌いと普通だけが確定してて好きだけが気分次第で訪れるってのも自分に振り回されるみたいだ。その時の気分はその時の自分にしか分からないからちょっと不便。
ただでさえ人と飯行くのあんま好きじゃなかったのに、その上満足な食事にありつける確率が下がったみたいで人付き合いの億劫さが加速するな。
北海道とかじゃない。
なんかね、脳に訴えてくるうまさがあるよね。ほんとに美味しい。
ぜひ食べに行ってみてくれ。
○福岡
言わずもがな、もつ鍋。うまい。田しゅうが個人的には好き。黒崎ホルモンセンターというところではモツを買えるんだが、うまいし鍋の素も売ってるから民泊に泊まったりすることで自作もつ鍋も出来るぞ。
魚。うまい。門司港のほうの唐戸市場で食べるフグがうまい。関門海峡があるので関サバ関アジがうまい。
○大分
大分に行ったならぜひ鳥刺しを食べてくれ。あそこの鳥は本当にうまい。まんとくっていう店がうますぎる。ただ鳥刺しが無いことがある。そんときはまんとくのアスパラガスのバター炒め食べてくれ、うまいから。
とり天もうまいぞ。だいたいどこのお店にもあるから頼んでみよう。
りゅうきゅうという魚料理もおいしい。料理というほど料理ではないが、刺身にゴマだれ醤油生姜その辺を混ぜたタレがかかってる。うまい。
あと大分にはうみほたるっていう水族館と、その目の前にある高崎山の野生の猿が見どころ。
うみほたる、地方のちんけな水族館と思ったら大間違い。あと10回は行きたい。
高崎山の猿、ほんとに野生の猿が手の届くところにワラワラいる。季節が良ければ生まれたての子猿も見れる。最近メス猿がボスになったらしく、とっても珍しいことなんだとか。
書き忘れてたが、亀正という別府にある回転寿司は有名で長蛇の列だが美味しい。関サバ関アジがうまい。早めに整理券を取って、待ってる間に地獄めぐりをするとちょうどいいかも。
○長崎
はとしがうますぎる。えび?魚?のすり身を揚げたやつ、とどのつまりフィレオフィッシュなんだが、なんでか知らんけどむっちゃうまい。
あとはちゃんぽん。実は私ちゃんぽんが嫌いなんですが長崎で食べた本物のちゃんぽんは美味しかった。
○佐賀
よく分かんない。申し訳ない。
○宮崎
よく分かんない。申し訳ない。牧場のアイスが美味しかった思い出。
ちなみに宮崎と大分では焼酎の度数が20度で売られていることが多い。九州全体で20度を見かけるかな。
これはこっちの人は水で割ったりしないでストレートで飲むことが多いから。
○熊本
馬刺しにつきる。
あと食べ物じゃなくて申し訳ないんだけど、阿蘇にあるカドリードミニオンっていう触れ合い型動物園がほんとに良い。ヤギに触れるカピバラに触れる子グマを抱っこできる。行ってほしい。ちょっと遠いかな。
○鹿児島
知ってたか?
鹿児島(九州全体でそのケがあるけど)で焼酎飲み放題を頼むと、水のデキャンタと一升瓶の焼酎と氷とグラスが出てくる。
ひとり300〜500円。
出勤は月に片手で数えられる程度で、それ以外はリモート(とはいっても仕事がないので一切拘束はされてない)だからニートや生活保護受給者とあまり変わらん生活。給料は満額入ってくる。
この生活になって4年目に突入したが、生活に何の満足感もなくて辛い。
地方在住だから1人で遊びへ出かける場所もないし、友達はみんな働いているから時間が合わない。だから毎日ずっと1人で家にこもってPCを弄ってる。
趣味といえばお遊び程度のプログラミングと、たま〜に小説を読む程度。それ以外の時間はずっとYouTubeでくだらない動画を垂れ流したり、ネトフリでドラマやら映画を見ているくらい。何の生産性もない。
それでも毎月給料は入ってくるので、貯金だけはたまっていく。一人暮らしをして、毎食Uberで飯頼んで、AmazonでちょくちょくPCパーツ買っても何も問題のない生活が出来ている。
流石にこんな生活には飽き飽きしたし、俺も20代半ばなので、このまま実質社会経験ゼロで何のスキルもない30歳になってしまうのはマズイと思っている。思ってはいるんだが、いざ転職や副業バイトを検討してみると、面倒が勝って何もアクションを起こせない。
親は俺が産まれてから暫く貧乏で、ある時起業した会社が上手く軌道にのって小金持ち程度にはなった。両親は自分の会社のために毎日必死で働いている。当然そこには他にも従業員が居て、何もやっていない俺と同額の給料で汗水垂らし毎日働いている人も居る。その現状を思うと、なかなか鬱になるんだよな。まぁ結局は何もせずに今もこうして甘い汁を啜ってるんだけど。
今の環境のまま恋人と趣味が出来て、何か社会貢献してる感を得られる活動を少し加えれば、理想的な生活に一転するのか。それとも転職して都会でサラリーマンやるほうが満足度が高いのか。どっちなんだろうか。
横からすまん。
彼女にも見習って欲しいぐらい積極性があって素晴らしいと思うし、他の返信も見たけど改善させようと頑張っているのは分かる。
けど、男には年齢やそれに伴う体力低下・疲れやすさ等に勝てなくなってくるラインがあるのだよ。
増田のそのエッチを充実させようとする努力は良い事だけど、最悪それが相手にわかってプレッシャーになったらかえって勃起しづらくさせてしまうかも知れないよ。
それに8歳も歳上の彼氏なら、他の同年代の彼氏と付き合っている増田の友だちよりも彼氏の機能低下がエッチに影響してくるタイミングは当然早い。
そうなった時は、今後は回数より1回1回がお互いに満足度の高いものだったかどうかに注目して、エッチは2人ともがリラックスして楽しくやるものだって事を忘れないであげて欲しいな。
○ご飯
○調子
・はじめに
ダンガンロンパシリーズで有名な小高和剛さんが6年間作り続けてきたらしい完全新作ADV。
雨が降り止まない街カナイ区を舞台に、超常現象的な能力を持った超探偵達と様々な事件を解決していく。
ADVだがカロリーの高い作りになっていて、街を自由に歩き回ったり、3Dのキャラクタが演技をしたりと、ゲーム的な表現や映像的な表現も豊富に楽しめる。
あくまで主体は文章なので、じっくり文章を読みながら自分の中で咀嚼していくパートもしっかりある。
同社のAI: ソムニウムファイルシリーズでは3Dの演技が小慣れていないというか、演技で表現できないパートではカメラをキャラから外して文章に寄る表現で補足するような少し不自然なパートが多かったのだけど、レインコードは文章と演技をしっかり擦り合わせていて、そのような不自然なカットがなく、3Dのキャラクタの演技と文章の表現がしっかりと融合していた。
(念のため補足するとAI: ソムニウムファイルシリーズはライターの癖の強すぎるギャグパートがあまりにも多く、かつそれが本編といっさい関係がない上に、そのギャグシーン一回のためだけに3Dのモデルを作ったり、キャラに演技をさせるのがあまりにも大変すぎて、それが表現されたから別にプレイヤーが楽しめる訳でもないので、あれはあれで良いと思っています。Ever17から続くこめっちょパートのそもそもの是非は置いておくけども)
この文章と演技の融合はかなり力が入れられていて、2Dのイラストを豊富に使うのではなく、3Dのモデリングを豊富に使う方向へ進化したADVの形としてかなり満足度の高いボリュームもクオリティも抜群の素晴らしい出来だった。
・魅力的がすぎる超探偵達
ゲーム開始早々からこの贅沢なゲーム部分、それと超探偵達のキャラクタの魅力さが両輪となってレインコードは進んでいく。
超探偵とは現実離れした超常現象じみた能力を事件解決に活かす探偵たち。
主人公のユーマは彼らと協力しながら事件を解決していくのだけど、この超探偵たちが全員可愛いし格好いいしで最高。
この超探偵能力は事件を解決する前提として利用されるもので、それぞれの探偵達の能力はかなり早めに共有される。(公式サイトにも書いてある)
どのキャラもエピソードが進むごとに明らかになるネタバレ注意的な展開が多いため、あまり個々人の良かったシーンなどを詳細に感想を書くのはやめておく。
簡易に少しだけ紹介すると、時戻しという世界に干渉するチート級の能力者でありながら世間知らずで無知な様が可愛いフブキが僕は好きになった。
上述した通りカロリーの高い3Dモデルでの演技と、しっかり読み応えのある文章でキャラクタを本当に魅力的に表現してくれる。
捜査が本格的に始まるまでの僅かな時間でまずは超探偵との交流パートがあってから事件に挑むという構成になる。
この交流パート、それと捜査パートでの会話の応酬が短いながら過不足なくしっかりとキャラの魅力が伝わってくるものになっていて、この辺はダンガンロンパシリーズで出席簿会話のあの短さの中で瞬時にキャラを立てて、プレイヤーにキャラの魅力を伝えてきた小高さんらしさを強く感じた。
そこに加えて今作では3Dモデルの演技もキャラの魅力を引き立てていて、胸や太ももがムチムチな様が可愛いフブキが僕は好きになった。
この魅力的な超探偵達と力を合わせるからこそ、主人公二人も輝く良い循環が楽しめる。
記憶喪失で見習い探偵のユーマと、彼に取り憑いた人魂の幽霊死に神ちゃんのコンビが主人公となる。
超探偵達に負けない魅力があるのは勿論ながら、なんと言ってもこの二人の分かち難さが大好き。
ユーマは記憶喪失なため探偵としての能力は今ひとつ、死に神ちゃんは死神なので死体に関する捜査はお手のものながら探偵ではないので推理は苦手。
そんなわけで、凸凹というよりは凸凸とか凹凹のような割と似たもの同士のコンビ。
ユーマも突然人魂に取り憑かれているため彼女のことを信頼できるのか悩む上に、彼のことをご主人様と慕いつつも残酷に死神としての責務を真っ当する人間とは異なる倫理観の死に神ちゃんに振り回され続ける。
死に神ちゃんはユーマ以外とは会話もできないため、彼らのシーンは二人っきりが多いのだけど、本当に少しづつ距離が近づいていき、バディとして成長していく。
ミステリとは探偵役と助手役のイチャコラを楽しむ要素もあるけれど、この二人のそれは本当に分かち難く、二人が二人だからこそ、レインコードのオリジナリティを感じさせられるシーンがたくさんあった。
かなり複雑な設定なのでざっくり要してしまうと、発生した事件の謎を遊園地のようなアトラクション満載のミニゲーム集に具現化する能力。
容疑者や目撃者の証言を証拠を剣にして戦う推理デスマッチや、犯人の防衛する謎の城を巨大化した死に神ちゃんに乗って攻める大進撃死に神ちゃん、などかなり多くのミニゲームが遊べる。
正直、ここはかなり賛否が分かれると思う。
とても贅沢ななんだけど、ここのパートは正直その贅沢さが面白さに寄与していない。
それどころか、ロード時間が長すぎて不快に感じることも多かった。
おそらく遊んだ人誰もがツッコミを入れたくなる、謎迷宮という名の一本道をただ歩くパートはかなり虚無感がした。
事件の謎自体は魅力的だし、証拠や証言からトリックを暴いていく基礎の部分は面白いのだけれど、それをこうしてミニゲームで遊ぶのはちょっと違うかもだなあ。
ミニゲームが本当にミニゲームになっていて、謎解きやってる感が薄いシステムが多いのも、良くない点。
それぞれの事件の謎を解き明かす解決パートになるのだから、もう少し自分が謎を解いている感覚を楽しませて欲しかったなあ。
この謎迷宮でそれぞれの事件を解決しても、あくまで犯人とそのトリックを主人公のユーマが理解するだけで、死に神ちゃんと二人で議論していただけのように思えてしまうのもしっくりこなかった。
とはいえ、事件の謎を理解することで、もっと大きな物語が見えてくる構成は面白かった。
謎迷宮のその先にも謎がある。
・カナイ区の物語
幾つかの事件を解決していくと、徐々に縦の筋となる今作の舞台カナイ区に潜む謎が見えてくる。
街そのものに潜む特大の謎解きはかなり衝撃的で痺れる熱い展開が待っている。
その展開そのものについても感想を書きたいが、流石にまだ発売一週間でそこまでネタバレを書くのもどうかと思う。
なので、少し目線を変えて、何故僕がこの謎解きをこんなにも魅力的に感じられたのかを書きたい。
それはレインコードが3Dのマップを探索しながらお使いイベントをこなすサブストーリーも楽しめるゲームだったことが大きく寄与している。
舞台となるナカイ区はずっと雨が降り続けている奇妙な街で、そこを大企業のアマテラス社が一方的かつ暴力的に支配している。
アマテラス社に近しい人間は理想的な生活を送っているが、彼らに反抗的な態度をとっていると乱暴なことをされてしまう。
そんなカナイ区を自由に探索できるのだけど、ここの作り込むが本当にすごい。
ただ町並みが作り込まれているだけじゃなく、依頼というサブイベントを通じて、カナイ区とそこに住む無辜の人々を好きになっていく。
ここにも短いテキストでキャラの魅力を伝える小高さんの特徴が生かされている。
勿論、超探偵達とコンビを組んで挑む本丸のメインストーリーからもこのカナイ区のエピソードはいっぱいあるのだけれど、サブイベントを遊ぶことでより一層カナイ区を好きになれた。
僕は全てのサブイベントをこなしてからクリアしたのだけれど、これは大正解だったな。
クリア後にまとめて遊ぶとダレるし、何よりカナイ区にまつわる謎解きに際にきっと悩まなかったと思う。
今作のテーマを十分に楽しむためには、舞台となるカナイ区を好きになれた方が良かったんだろう。
そんなわけで、謎迷宮以外は褒め続けているレインコードの感想だけど、一番楽しめたのは今作のテーマ。
引用でなく自分の言葉で書くと「探偵が真実を暴くことの是非を問う」がテーマだと僕は感じた。
今作の事件はどれもトリックや犯人を暴いたその先にまだ物語が残っている。
動機と言ってしまうと十分じゃなくて、本格ミステリでいうホワッツダニットもののような展開だ。
この謎解きの先を用意している展開、そして探偵をもその謎解きに組み込むような自己言及的な自覚のある展開。
それを個々の事件を通じて学んでいく、最終的に大きな縦の線となって問いかけられる。
探偵が真実を暴いても良いのか? 真実にどれほどの意味があるのかを。
超探偵という超常現象を用いてまで謎を解かなければいけないのか、ユーマは何故記憶を失い死に神に取り憑かれているのか、謎迷宮では本当に謎を解けているのか、そもそもナカイ区の人々は真実を求めているのか。
今作の魅力的な部分が全てこの一点に集約されていく。
そして、ユーマと死に神ちゃんのバディが二人だからこそ辿り着ける結輪。
・さいごに
探偵とは? を問い続けることで、二人の主人公が出した結論を尊く思い、レインコード終わらないでくれ、もっと遊びたい、俺はカナイ区に住む、ユーマと死に神ちゃんをずっと見ていたい。
そんな読者として色々な気持ちをいっぱい感じることができた本当に楽しいゲームだった。
そりゃそうだ。あれが良いこれが良いって金あったら全部の条件満たしたもん買ってるわな。限られた予算の中で最大の満足度を得るためにみんな何を削るのかで悩んでる。