はてなキーワード: 脱サラとは
農業は儲からないイメージだが、基本その通り。儲かっている人は決して多くはない。
ただ、一部の人達は確実に儲かっている。儲かっている人は自らなぜ儲かっているか話をしないので、せっかくなので、儲かっている農家の一部の事例を取り上げたい。
このケースは勝ち組になりやすい。北海道で特に多い事例。日本の中で北海道の農業は特殊で、地域によっては1人当たりの平均耕作面積が20haにもなる。東京ドームが約4.7haなので、東京ドーム約4個分が一人あたりの担当。家族農家で40haや60haを経営しているが、彼らは家族数人で売上が数千万円あり、所得も潤沢にある。高級車に乗ることも問題ない。ただし、農家にとっての高級車は高級トラクターの場合も多く、1台1,000万円を超えるトラクターを複数台所有しているような農家もいる。車庫に数台の大型トラクターが並んでいる姿は圧巻だが、周りの農家でそういう人がいたら、自分も所有したくなるのだろう。
土地利用型と呼ばれる、畑作や果樹、水田と違って、狭い面積で高収益を目指すには施設園芸が向いている。例えば、水稲の場合に1反(約300坪)で売上が20万円ほどだが、きゅうり栽培でも1反で900万円を超える売上も十分可能だ。ただし、売上が取れる分、施設園芸は経費がかかる。冬場は加温する必要があるため燃料費がかかり、収穫量が多くなると、それなりに人も雇う必要がある。また、インフラコストとして、ハウスの建設費が反当りで800万〜ハイスペックだと数千万円レベルでコストがかかるため装置産業の一面もある。インフラ費用は農業の場合は補助金がかなり手厚く3割〜7.8割でることもあるので、どの地域で、どの助成プログラムを使って開始するかで利益構造が大きく変わってくる。4反〜6反でも所得ベースで1,000万円稼ぐこともやり方次第で可能だ。また、最近だと農業をやめて施設ごと手放す事例も出てきているので、そうなるとインフラコストをかけずに農業をはじめられる事例も出てきている。脱サラして数年で所得ベースで700万円くらいは稼げているので、わりと良い稼ぎになっている。
農業で儲からないと言われる理由の一つに農協の存在がよくあげられるが、農協は流通マージンで30%ほどを取っている。最近話題の産直ECサイトでは、食べチョクが20%、ポケマルが15%の流通マージン。農協と比べると手数料は安く感じられると思う。ただし、農協の場合は生産物をそのまま農協に持ち込めば、あとは農協側で販売〜配送の手続き等を全て行ってくれるが、産直EC系は全て自分で配送手続きから梱包までやらなければならないため、労務費が別途かかる。そのうえでもメリットがあるのは、高単価で販売できる点にある。2.5倍〜3倍の単価で販売することが可能なので、利益としては十分取れるようになる。ちなみに、産直ECに出品しながら、農協にも出している生産者も多くいるため、野菜の値段の価値は誰が買うか次第で大きく変わるということが分かりやすい事例になっている。
農業法人にも儲かっているところと、そうでないところがあるが、儲かっている農業法人の特徴は、自社で販路や物流網を作っている点にある。売上数億円レベルの農業法人が、産直ECだけで販売するのは難しく、また農協流通だと手数料が高いため、専属の営業部隊等を社内で持って、自社流通ができるようになっている。家族経営型ではそのような専属の人間をおくのは難しいので、販売、流通を農協に任せることによって、手数料が高くなる。農業法人はその機能を自社内で人件費として持つことで、流通フィーを下げて利益を取る。規模によって、経営方法が変わっていく。また、農業では生産技術が重要になるがノウハウとして、きちんと仕組み化できている農業法人になると、安定した生産ができて売上も順調なケースが多い。仕組みづくり、組織づくりがきちんとできるのかという当たり前の話がやれるか次第。
結論、上手くやれて儲かっている農家はある程度いるのが実態だが、それ以上に儲かっていない農家が多すぎることが問題になっている。土地が狭い、設備投資ができない、手間がかけられない、栽培技術がない農家は稼ぐことが難しい。それでもさまざまな補助金があるので、リビングデッド状態は維持することができている構造的な問題もある。あとは、栽培技術が本当に難しい。習得までに時間がかかる。天災リスクもあるから、一発で市場からアウトになる悲運なケースもある。
ただ、作る作物によっては、1年のうち3ヶ月〜4ヶ月間ほぼほぼ休みで毎年家族で海外旅行に行っていたり、好きな時間で働けて農業で良かったという声もあり、お金と時間を自由にできる農家って意外と良い仕事にも、人によってはできるんだよって知ってもらえたら嬉しい。
ちょうどいいから匿名日記で備忘録。多すぎてそろそろ整理しなきゃなと思っていたところ。
リュウジのバズレシピと、コウテンケツは毎回検索からたどり着く
ボーっと見れたり、マニアックな趣味を延々見れるチャンネルあるのが良いよな
<変わった趣味>
3Dbotmaker …ミニカーを坂から転がすだけのレース実況 カメラアングルが意外と凝ってる
図解!なんでも制作日記 …作りこみすぎでプラモ組むのが嫌になる
kagemithu …ブロックで吊り橋の巨大模型製作 家に収まらない
RanOutOnARail …リアルに貨物列車に飛び乗ってアメリカ横断
PILENTUM …ひたすら鉄道模型が走ってる動画のみ 解説なし
<職業>
脱サラ元機長の雲さんテレビ …元パイロットがあるあるとか解説
トラック野郎USA …アメリカでトラックドライバー 日本でも運ちゃんtuberやってる人多いよね
「馬と子どもと、ときどき犬」ナッキーチャンネル …馬のトレーナー
<辺境>
Soichi Noguchi …宇宙ステーションからのVLOG、宇宙船の乗り比べレビュー聞けたのは貴重
<社会の裏側>
新型コロナの影響で飲食店が淘汰されたのちが飲食店開業の絶好のチャンスだと考えている
原料が一切明かされていない謎の肉を使った「はてな丼」
飲食店の営業時間の制限でテキメンにコロナ感染者数が減ってるので、やっぱり日本の主な感染源はコイツらだった。
以下の通り、外食は社会的にも存在意義の無い産業だから、これを機に絶滅させて良いと思う。
・飯は自炊するか面倒なら中食を買えば良い。その方が価格・栄養・所要時間(中食の場合)で外食よりも優れている。デリバリーやケータリングは許してやってもいいが。
・参入障壁の低い誰でもできる仕事で、従業員もなんなら経営者も大半は低賃金ブラック労働を強いられる。脱サラして店始めて人生潰された犠牲者多数。大手チェーンの本部社員か趣味で店やってる年金受給者ぐらいしか飲食業に関わって幸福になった人間いないのでは?
つぎゃったーでワークマンFCがのんびりやるはずだったけど忙しくなったと言うネタ話があったけど、それに便乗してステマ。
この間ご近所のワークマン経営一家の結婚式があり、呼ばれていってきたんだが、その入り婿さんがワークマンの元FC本部社員。
この経緯が、ワークマンフランチャイズのステマみたいな話だったのでちょっと書く。
同じオーナーが2カ所店舗経営してて、一カ所は基幹店で、人通りも多いバイパス沿い、もう一方はそのご実家の土地を利用して作った、ちょっと中心街とは外れている店舗(それでも国道沿い。俺がよく利用するのはこっち)。
オーナーが奥様と脱サラして始めた店舗で、朝からやってるし、便利だし安いし、あんまりガツガツしてなくて、ちょうどいい距離感で接客してくれるからありがたい存在。
オーナーはあんまり店舗にいなくて、普段は御用聞きをしたり、配達をしたりと言う外回りをやってる、お店ではパートやアルバイトを雇い、オーナーの奥さんやら、お姉さんやら、時にはオーナーの父親が店番をし、そんな店だった。
実は俺の家族もそこでアルバイトをしていたことがある。給料はバイトとしては普通だけれど、余裕を持った人数を雇用しているため、仕事はそんなにきつくないし、シフトの自由は効いてくれるし、お昼ご飯はお店の負担で出前を取ってくれるし、定期的に食べ物屋につれていってくれるし(これはオーナーが取引先のお店を使うという、営業の一環でもあったみたい)パートアルバイトにも若干ボーナス(オーナーのポケットマネーから、と言う名目なので税法上は微妙かもだが)も出る、と言うことで、かなりホワイトな職場だった。
が、オーナーが突然亡くなってしまう。脳出血だったらしい。自分もそのちょっと前に、地域のゴミ捨て場当番でご一緒させちただいたばかりだったので、かなりショックだった。
亡くなった日はワークマンが臨時休業になったのだが、なんとその次の日から営業再開。
休めよ…と思ったのだが、ワークマン本部から人がドカンと送り込まれて、オーナー一家がいない状態で営業ができるようにしたらしい。
後から聞いた話なのだが、普段からワークマン本部の担当社員は、特に何も無くても、たまに店に入って手伝いをする仕組みがあるらしい。恐らく非常時に店を休ませない仕組みなのだと思う。
その後、葬式もろもろも落ち着きはじめて本部の人たちは帰…らなかった。ワークマン本部から送り込まれた若いお兄ちゃんが残った。
そのお兄ちゃんは外勤をやってて、今までオーナーがやってた配達などの仕事を補ったらしい。
自分はコンビニでの勤務経験もあるのだけれど、本部SVがこう言う、いわば雑用やどぶ板営業をやるというのはちょっと考えられない。
それ以外にも、オーナーが亡くなった後、亡くなったオーナーの奥さんが社長業を引き継ぐ事になったのだけれど、それの支援もかなり手厚く行われたとか。
そして、その支援に送り込まれたお兄ちゃんと、オーナーの姪、つまり、亡くなったオーナーのお姉さんの娘さんと結婚した、と言うのが最初に言った話である。
お兄ちゃんはもうワークマン本部は退職して、今は外勤営業をやっている、と言う話。
ブランドが「ワークマンPlus」にかわって、ブームが来て最近は駐車場が足りなくなってる感じになっているけれど、私の目から見ると昔から置いてあるものはあんまりかわってなくて、安定して営業している。
これだけ売れているのだけれど、ワークマンはコンビニみたいにドミナント戦略はとらないようで、この地域のワークマンは、このオーナー一家の経営する2店舗だけ。
それが結局事業の継続性にも繫がって、よい関係になってるんじゃないかなと思う。ワークマンはやっぱり手堅く商売していると思う。
こう言うフランチャイズが増えて欲しい。