はてなキーワード: 人事権とは
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①若者は飲み会を気軽に誘ってくるおっさんよりも金が圧倒的に無いから。4千円が大金だから行きたくない
おっさんは金持ってるから気軽に誘えるかもしれないけど若者は金がねぇんだよ。
会社の業務の勉強をする本、3000円で高いなどうしようかなって迷ってんだよ。
それを飲み会とかいう何の勉強にもならないものに行ったら消えちゃうんだよ。
余計買えないよ勉強の本。
おかしくない?会社のための勉強の本買う機会を、上司の機嫌取りのためのくだらない数時間で潰してるっておかしくない?
上司からしたら部下を飲み会に誘うのが優越感あって楽しみかもしれないけど、迷惑なんだよ。
勉強会に誘われたならいくらでもいくよ。業務をうまくやるために勉強したいからね。そんなのを酒飲むことで勉強する機会や金失いたくないよ。
仕事うまくなってほしいなら飲み会なんか誘わないでよ。「飲み会なんか行かないで本買って勉強しろ」的なこと言ってくれるならまだそっちのが全然全然いいよ…お願いだよ…
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②平成の若者は酒が健康に害があることをよく知って育っているから。そしてなんらかの健康問題を、人間なら一つや2つかかえているから、飲み会というものが健康体破壊の会に見えるんだよ
わかってくれよ。
タバコみたいなもんだよ。タバコがどういう害あるかおっさんでも分かるだろ。それを誘われて嬉しいか?嫌だろ。
肺炎あるとするじゃん。人事権ある上司にタバコ誘われて嬉しいか?嫌すぎるだろ。
「そういうことは他の会社とのやり取りでも実際あるから、評価落とすのは仕方ない。だってそれが社会なのだから」とか言うのならば、評価落とすのは本当に、社会側、会社側、そして誘う上司側だと思わないか?
世直ししようよ。本当はさ、おかしいのはさ、そんな健康体破壊物質を嗜む会に誘う側だと思わない?そう思うよ…だって嫌だから…これ以上体壊したくないよ…嫌だよ…本当に嫌なんだよ酒で肝臓壊して顔黒くなって皮膚汚くなって行くの…わかってよ…
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③業務時間外だから。業務時間外の誘いなのに断る人を評価落とすのがおかしいと思うから。そういうのも評価に含める上司に誘われたら、いくら健康に不安を抱えていても行くしかないじゃん。人事権を持つ上司が部下を飲み会に誘うこと自体ハラスメントだよねもはや。
わかってよ…
誘わないでよ…
人事権のある上司に、かなり自分にとって大金な金を払って自分の体を破壊する会に誘われて、嬉しいか?
嫌なんだよ…
勉強会なら行くよ!お願いだよ…なんでわかってくれないんだよ…誘わないでよ…
せめて業務時間外のそういうの誘うなら断れる雰囲気出して誘ってよ…
ほんと嫌だ…
仕事を楽しくとか仕事をたのしそうにしてるというかおしゃべりするとかいらんことに気が散ってるとか
関係ないことをリフレッシュとかいってるやつとかはたばこ吸いに行ってるのが休憩にならんのと同じくらい不快
仕事ってのはお金を生むわけじゃなくて他の人間が利用するための生産物を価値のあるものにしていくことで
生み出すことに苦しみが多ければ多いほど価値があってその苦しみを代替させるために金はらってんだろうよ
たのしく作業を消化していくのはたのしく飯を食ったりイベント楽しんだりするのと同じ
出すのはゴミだけじゃねえか
直属の上司が、今の職場に来てからたったの一年で異動するらしい。管理職になったばかりの人で、まぁいろいろポカをやっていない訳ではないけど、それよりもその上の上司に気に入られなかったのが原因のように見える。
もともと激務で有名なポストなので、いきなりすべてを完璧にやれというのが無理なのに、もう少し長い目で見られなかったのかと思う。
新しい部署に行ったって激務に変わりはないし、新しい環境で向こうのルールや、向こうの人々の性格を把握するにも多少の時間がかかるので、どうせなら今の職場で2年目を迎えさせてあげたかった気がする。
私も今の職場で上司の覚えはめでたくなく、「今年は多少のミスや失敗は経験不足によるものと見なすけど、来年同じことをやらかしたらただじゃおかない(一部意訳)」みたいに言われているので他人事とは思えない。
もともと片付けが苦手なうえに、今月中にやらなきゃいけない仕事がてんこ盛りなので、多少4月に食い込んでも許される仕事は4月に先延ばしする気満々だった。
仮に異動しても、似たような仕事とはいえ新しい環境でキャラクターのわからない人々と働かねばいけないのはストレスだと思う。だいたい今の職場の机や書類がぐちゃぐちゃなのにこれを片付けて後任に渡せるのか不安だ。
同じ事務所の非常勤さんにもかなり迷惑をかけることになると思う。今の職場に適応できていない人や、新しい職場に行って違う世界を見せた方が良い人を異動させるのは構わない。が、自分が気にくわない相手、仕事ができないと思う相手を感情だけで追い出すのはいかがなものか。人事権を握っている上司は自分の能力に自信があるようなので、だったら外に出しても恥ずかしくないように部下を教育してから出せよと思う。
人前で言うきれいごとと本音のギャップが激しい上司だと思う。自分の言動に責任を持って、多少欠点のある人や苦手な仕事のある人を認めないと、部下がみんな離れていくぞ。世の中完璧な人ばかりじゃないし、無能だと思う人間を全部追い出したら人手不足になってしまう業界だ。
https://twitter.com/yumidesu_4649/status/1093434239582756866
これ見てよく分かった。
それまで雄弁に安倍節で語ってたのに、太田の「なぜ間違いじゃなかったか?」という指摘に対して急にしどろもどろになり「いやっ、ま、間違ったっていうのは情報の伝達に問題があったってだけ(判断は間違いじゃない)」とカミまくりながら返している。
ああー、安倍は過去の判断を間違えと認めたら、全否定されたと感じるんだろうなって思った。
情報伝達という外部要因は間違えるけど、自分(実際は官房副長官だから判断下したのはコイツじゃないが)は間違えない。
この全能感はどこからくるんだろうか。(森羅万象担当大臣といい)
そして、本人がそう感じるなら、他人の「判断」に対する考え方もそうなんだろう。
誰かが判断を間違えたとして、そいつが間違いだからそいつはダメな奴だ、と全否定してかかる。
チーム体制、1on1、評価、アジャイル推進、また、プロダクト寄りになると開発ディレクションをやっている。
今まさにキャリアについて悩んでいる。
今体制は整えて、まだまだな部分もあるし、今後大きくなっていくであろうエンジニアグループを引っ張る役として
やっていきたい思いはある。ただ、会社の事情的にも、僕の役職的にもすでに上はあるけどないとの一緒で、
1プロダクトに対してのみの裁量しかない。他のプロダクト、全体を考えた人事権などはない。
んじゃあ、これから僕なにするの?ってのが今一番悩んでいる。
チーム体制はそもそもある程度整えていて、自己組織化できつつある今、僕がやることをないのではないか、
エンジニアとしてやってきて、マネージャー/リーダーに抜擢されて、この数年間がむしゃらにやってきた。
炎上はしたけど、みんなで切磋琢磨した時のやりがいは半端なかった。
マネージャーになった時は技術やコードにふれる時間が少なくなって、悩んでいる時もあったけど、
会社が大きくなってきたことによるベンチャー感の喪失もあるのかもしれない。
今自分がなにをやりたいのか、将来なにをしたいのかがここに来て、まったく見えなくなってしまった。
僕どこ目指してるんだろう。
①もの作りは楽しい。コード書いている動いた時の喜びは今も変わらず感じる。
④今のプロダクトでエンジニアリーダーからディレクター、プロデューサー目指す?
⑤起業したいの?
うーん、なるほど。
正直な話、役職の話ではない気がする。将来に対する漠然な不安なのかな。
本社から早期退職を希望する場合は1月初旬までに届け出るようにというールが届いた。私はアーリーリタイアを夢見ているので、さっそくそのメールの添付ファイルで早期退職の条件を確認した。前から薄々知ってはいたけど、50歳を超えてから辞めないと退職金が上乗せされないらしい。条件に該当するまであと数年かかるし、年金が出るまで生活を支えるだけの貯金がないので、たぶんしばらく働き続けないといけないんだろうと思っていたら上司に呼び出された。
「○○さん(私のこと)、早期退職する気ある?」とのっけから言われてびっくり。お前人事権持ってるんだから、私が退職金上乗せしてもらえる条件に該当するか確認してから聞けや。上司は仕事熱心は仕事熱心なんだけど、興味のないジャンルはちっとも分からないまま処理する人だが、人の進退に関わる話なんだからもう少し通知をよく読め。自分はそんなに仕事ができる方だとは思ってないけど、だからといって仕事を辞めろと言われるほどの悪事も働いていないつもりだ。私のことが気に入らないとか仕事ができないとか思うんだったらよその部署に追い出す権利があるんだからそうしろ。
まぁ上記のような思いを直接言ってケンカしても何も良いことはないので、「私はまだ退職金を上乗せしてもらう権利がありません」と答えて自分の席に逃げ帰った。自分で辞めたいと思っていても人に言われるとムカつくものだ。向こうも辞めさせたいのか単に辞める意志がないことを確認したいのか分からなかったけど、とにかくそういうことを言われたのは初めてだったのでショックだった。
同じ事務室の先輩に「上司にこんなこと言われた」と愚痴ったら、「ちゃんと条件を確認しないでそんなこと聞くなんてひどいわねぇ…」と慰めてくれた。もっとも彼女は正社員としてばりばり働くことに疲れて定年より早く辞め、給料は安くても勤務日数の短い働き方を選んだ人だ。特に経済的に困ってはいないようだけど、ご主人がいて生活の基盤は支えてくれているので、直接参考にはならない。
独身で今のところ両親は健在(将来介護が必要になる可能性はある)だと、どのくらい貯金してどんな準備をしておけば早めに退職できるんだろうね?上司にムカつきつつも、「どうすれば上手くリタイアできるんだろう?」という思いはぐるぐる私の頭の中を回っている。
私は「副○○」という名称の肩書だから当然裁量権や人事権はない。
出退勤時間や勤務内容についても他の一般社員同様明確に定められている。
それに加えて「副○○」特有の業務を行うが、「副○○」でなければできないというほどの内容はごく限られている。
上乗せされる手当も、非管理職時の時間外労働が概ね月30時間程度になれば、ほぼ同額の時間外手当がつくレベルだから、非管理職と比して特別大きいとはいえない。
あと、仮に法律の定義通りの管理職だったとしても、深夜手当がついていないのでこれは完全アウトだよね。
総務は管理職であると言い放っているが、明らかに異なるのでしかるべき手段で対抗したいのだが、いきなり弁護士や労基署はカドが立ちすぎるので、他に何かよい方法はないものだろうか。
第1問
1,労働安全衛生法第66条
4,労働基準法第136条
第2問
年次有給休暇を取得した場合支払われるべき賃金として不適当なものはどれか。
1,対象企業の所在する都道府県最低賃金額に所定労働時間を掛けたもの
第3問
年次有給休暇は原則買い上げを行うことが禁止されているが、買上げが許容される場合を記述せよ。
(記述式)
第4問
2,年次有給休暇の取得に際しては人事権を持つものから承諾を受ける必要がある。
4,年次有給休暇は労働者の所定労働日数に比例して付与日数が異なる。
第5問
年次有給休暇について述べた各文について誤っているものはどれか。
1,年次有給休暇を取得するにあたって、皆勤手当が支払われない契約は不利益取扱いに該当し直ちに違法・無効となる。
2,年次有給休暇を、使用者に対する争議行為(ストライキ等)として取得することは拒否されることがある。
3,労働者が退職し、年次有給休暇を退職日までの間全てに請求した場合、時季変更権に基づき退職日以降に年次有給休暇を指定することができない。
4,年次有給休暇を、勤務日当日に請求した場合、拒否されることがある。
こたえ
第1問 3
第2問 1
第3問
時効・退職等の理由により年次有給休暇が消滅することが確実な場合。
第4問 4
3,出勤率が8割を下回る場合、発生しない。
第5問 1
1,沼津交通事件(最一小判平5.6.25)等、年次有給休暇の取得に伴って一部賃金が支払われないことが、それのみを持って公序良俗に反し無効とは言えない旨判示されている。労働基準法第136条には罰則がない。
2,林野庁白石営林署事件(最二小判昭48.3.2)等、争議行為に伴う年次有給休暇の取得は、年次有給休暇の趣旨に反し、賃金請求権が生じない旨判示されている。
3,年次有給休暇は労働契約が存在する限りにおいて発生するものであり、退職後の労働契約が将来に向かって存在しない日に対し、年次有給休暇を指定することはできない(昭和49年1月11日基収第5554号)。
4,年次有給休暇は原則として暦日で判断するため、すでに暦日が開始している時点から請求された場合、使用者は拒否できる(応じてもよい)。
高知市職員ですが、以前のエントリーが思った以上に反響がありましたので、書きます。
以前のエントリー
https://anond.hatelabo.jp/20180728154743
https://www.kochinews.co.jp/article/203672/
高知市の横田寿生教育長が31日付で辞任。7月上旬の西日本豪雨のさなかに、北海道へ市幹部ら7人で競馬旅行していたことに批判が高まっていた。岡﨑誠也市長が記者会見して発表。
7月4日から発生している豪雨災害のさなか、今回辞任した横田教育長、教育次長、総務部の弘瀬優総務部長、諸石信広総務部副部長、その他副部長級2人、課長級1人の合計7人が函館に競馬観戦の旅行に出かけていたことが発端です。(この7人というのが、競馬好きで20年以上の付き合いで趣味で、全国の競馬観戦をしている「有馬会」のメンバーであり、後述しますが、事実上の高知市役所の人事権を牛耳っているメンバーでありました。)
このうち、横田教育長と弘瀬部長は、災害対策本部のメンバーであることから、庁内外はもちろん、市民からも非難の声が集まり、全国区のニュースとなりました。
ここで、誤解してほしくないのが、単におじさん7人が趣味で競馬旅行を行っていたのが問題ありません。公務員だからといって、競馬をしてはいけない、という理由は無いと思います。ただ、タイミングが最悪だった。豪雨災害で西日本を中心に被害が発生しており、高知県内では3人が死亡している最中、この7人は競馬観戦をして、すき焼きに舌鼓を打っていたということ、道義的責任が生じるとともに、公務員にとって最もと大事な「信用」失墜行為にあたるということです。
なお、出発した時点は大きな被害は出ていなかったと、それに代理を立てて準備をしていた等、一部弁明していますが、これもおかしな話です。
というのは、そもそも災害対策本部というのは、当該自治体における防災対策の最高意思決定機関であり、避難所開設、避難指示、避難勧告といった市民の生命に直結する、非常に重要な決定を行う機関です。
責任が非常に重いのでそもそも課長、課長補佐といった代理で務まるわけがありません。そのような理由もあり、大きく報道されました。
後述しますが、この報道に対して当の教育長が「道義的責任はない」と開き直ったことから、市議会の与党会派「新風クラブ」「市民クラブ」「公明党」が激怒し、公明党出身の市議会議長も市長に文書で申し入れをする構えを見せたことで、事態は急変しました。
今回、競馬旅行にいった有馬会のボスである横田教育長は道義的責任はない、と高知新聞7月28日付朝刊においてコメントしていました。
「(旅行期間中は)学校も休みで行事もない。用意周到に必要な指示を出し、態勢を敷いていたのえ、(私が不在でも)特に支障なはなかった。道義的責任も生じない」という認識を示した。
避難所として小中学校は機能するにかかわらず、教育委員会トップと思えない軽い認識で、道義的責任を生じないというコメントには、失望しました。
しかし、冒頭のニュースにあるように、本日付で横田教育長が辞任しました。
長年、高知市役所において、人事課長、財務部長を歴任し、最終的に教育長という副市長クラスの特別職として君臨していた男のあっけない退場でした。最終的な肩書が「人事の横田」「競馬旅行の教育長」という肩書とともに。
今回の競馬旅行事件は、教育長の辞任をもって幕引きとなるでしょう。本来的には、職員の人事権や綱紀粛正などを統括する総務部長が一定の処分を受けると思いますが、今のところ、減給程度で終わるようです。
しかし、有馬会のナンバー2である弘瀬部長がこのまま総務部に留任ということは、ありえないと一般的に思いますが、仮に弘瀬部長こそ、次期副市長の最有力候補であり、やもすれば、市長の呼び声も大きいので、ここでキャリアに傷をつけるのは、何としても避けたいところでしょう。
それに、現在の岡崎市長の最側近でもあり、かつて、弘瀬部長が課長時代に、同和問題で部落解放同盟に糾弾された際も処分はせず、現在の総務部長のポストにつけたことから、その信頼の強さがうかがえます。
よって、道義的責任は生じないと言っていた横田教育長が辞任したことは、有馬会トップの座を弘瀬部長に禅譲することも意味します。
高知市役所も結局、組織でありヒエラルキーが存在し、派閥も一定存在します。そのような派閥で最大の力を誇るのが、有馬会です。
有馬会は、報道ではただの競馬大好きクラブといったような趣ですが、そうではありません。(ちなみに有馬会の由来は、有馬記念から来ています)
そのメンバーが、今回のニュースで明らかになったように、教育長、教育次長、総務部長、総務副部長、さらに副部長級があと2人、課長級が1人と上級幹部ばかりです。
今回旅行行ったのは、有馬会の中でも有力メンバーであり、その他にも有馬会のメンバー、もしくは有馬会「系」の派閥も存在しています。
彼らの力の源泉は、財政課、企画課、人事課、行政管理課といった役所内の中枢出身者ばかりということです。
では、なぜ有馬会がここまでの力を持つようになったのか?これは、前市長にまで話はさかのぼります、が、長くなっても仕方ないので機会があれば書きます。
ただ、一般的に役所の世界で出世したければ、上記のセクションに配属され、市長に最も近い派閥に属することです。
役所という世界は、実力云々というよりも、どこに配属されていたか?ということが重要ですので、下手を打たずレールにいれば、そこそこのポジションにありつけます。そのメインストリームが有馬会というわけです。
今回の教訓を単なる、競馬大好きおじさん達の軽率な行動というレベルで片づけるのではなく、このおじさん達が庁内で権力を握り、人事権を牛耳り、誰も文句を言えなかったという事実です。普通の職員ならば、台風災害中に旅行には行きませんし、まさか役所の仲間と行くなんてありえません。異常です。異常ですが、そのように感じないほどの空気が役所内にはありました。
なので、今回の報道でも職員も「大げさすぎる」という意見も一定数あったので、役所内世論も完全に2分していました。なので、今回議会の指摘があったのは、不幸中の幸いです。ある意味、民主主義の自浄作用が働いた形です。しかし、この災害中に飲み会というニュースは、既読感がみなさんあったと思います。あえて言いませんが、同じことが今回、悲しくも私の高知市役所でもありました。
では、指示で動くのは誰でしょうか?動くのは、主事、主査補、主査、主任、係長、課長補佐、課長といった人々です。部長、副部長といった上級管理職以下の職員です。上司が部下を見るように、部下も上司を見ています。とはいえ、職務命令があれば動きます。これがルールだからです。気に入らないという個人的に思いはありますが、役所という完全タテ社会では、それが言えない空気があります。
高知市は、これから全国でも例をみない、高知県ほぼすべての市町村が連携中枢都市圏を構成する巨大プロジェクトを進めており、そのフロントランナーが高知市です。そんな他市町村を束ねる役割を担う高知市でこのような報道があったことは悲しく、情けなく、それ以上に怒りを感じます。
現場の職員は、災害時だろうと、市民の暮らしを守るということ一番に考えております。これまでの高知市は三位一体改革や前市長の極端な積極財政による財政危機のため、職員給与がカットされるとともに、職員数も減らされて中核市でワーストクラスとなりました。
つまり、しわ寄せは少ない人数で、時間外手当も限られている中で現場は工夫をしてきました。だからこそ、今回の事件は、これまで築き上げてきた高知市の矜持を深く傷づけているのです。それが職員の綱紀粛正の大本営である総務部長、副部長ということが、何ともいえない気持ちになるわけです。