はてなキーワード: Comicoとは
ライトノベルの主人公は努力しちゃダメなんです。読む側が自分を投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている。今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。
――恋人や能力を努力して勝ち取るのではなく、何もしなくても、いつの間にか恋人と能力を手に入れているという設定でないと売れないということですか。その努力の過程こそが、今までは物語の根幹だったはずなのに。
そうです。今は努力できる立派な人物が主人公だと、読む側が気後れして感情移入できないんですよ。主人公は読者と同じ等身大の人間。そして、主人公に都合のいい物語を求める傾向が進んできた。文学の世界でもそうなってきていると思います。
http://www.yomiuri.co.jp/yolon/ichiran/20160923-OYT8T50010.html
カドカワのトップのくせして、この理解はまじで浅すぎやしませんか?
本当にいい作品を送り出す気があるのかと、100回は問いたくなる適当な物言いにイラッと来た。
そもそも、最初からチートを持って最強になることを「俺tueee」と揶揄されていたりするのはここ数年だけで、ジャンプなら北斗の拳やるろうに剣心、バスタードにBOY、過去の作品をあげればきりがない。みんな大好きガンダムのアムロ君だって、最初からワンランク上の人種だったわけですよ(あぁ、若い子的にはコーディネイターのキラ・ヤマト君の方が)。最強主人公が昔から愛され続けているのは明らかだ。
「努力に対して気後れする」というのは、どう考えても浅すぎる考えなので、ただのサラリーマンのオタクである俺が、超主観的にけれどkawangoよりはまともに、「最近のラノベ」っていうのを推論してやろうと思う。
ちなみに、全て根拠のない仮説だから、定量データ大好きなコンサルマンは読まなくていいぞ。己の中のロジックで書き殴っているだけだ。
正直こんなことすること自体、市場に対しての傲慢であることは理解したうえでだが、「カドカワのトップの発言」に怒りしか沸かないため、久しぶりに筆を取る。
努力云々が拒否されているかは正直わからん。少なくとも言えるのは、将棋の天才が努力する「りゅうおうのおしごと!」は最近のラノベではピカイチで面白いってことだ。そして、幼少期からガチで人生を変えようと努力を重ねて、家族を守るために死にものぐるいになる「無職転生」もまた名作であることを俺は支持する。
俺が言いたいのは、自己投影は「努力できる立派な人物」にしづらいのではなく、「異世界転生」にしやすい、ということである。しやすいなんて言葉も生ぬるいくらいに「ファンタジーに自己投影出来る現代最強の装置」と言っても過言ではない。
ファンタジーという題材自体、本来は自己投影には不向きなものだ。なぜなら、今の自分と照らし合わせて「そこにいる」ことを想像することが難しいから、ということは理解できるだろう。
我々が住んでいる現代、つまり「高層ビルが屹立し、夜も煌々と電気の光が輝き、インターネットで交流を重ねる世界」と「石畳を馬車が走り、騎士団が剣を振りかざし、魔法が世界の理である世界」では、あまりにも違いが大きすぎる。そこで生まれ育った主人公に感情移入するのは、本来はしづらいもののはずだ。
ただし「異世界転生」は違う。
自分が今いる現代、と、異世界であるファンタジー世界が、まずつながるところからスタートする。たったこれだけ、これだけで高水準の自己投影を得ることが出来る。
それは突然足元に現れる魔法陣か、はたまた気づいたら目の前に迫りくるトラックなのか。きっかけはどちらでも良い。今の自分が、異世界に行けるという想像力をカジュアルに補間してくれるのが「異世界転生」である。
何故か。
第一に、主人公がまんま現代に存在してそうな、ふつ~~うな人物であることが重要だ。もちろん最初から古武術をマスターして、スキルを盗む能力を授かるような人外主人公もいたりするが、基本は自分を重ね合わせられる主人公である。高校生、帰宅部で友人は少ないが仲の良い親友もいる。進学はどうしようと悩む2年生。趣味はラノベ。ほら、想像しやすいだろう。
第二に、異世界転生ってほんとにあるかもしれないだろ?という、諧謔が含まれるちょっとした夢である。死後の世界なんて誰もわからんし、宇宙にある元素だってまだわからん。もしかしたらマナを利用した魔法陣は発生するかもしれないし、事故で死亡したあとには神様がスキルを選ばせてくれるかもしれない。
「異世界転生」なんてねーよ、と鼻で笑うことは可能だが、誰もそれを証明することは出来ないのである。だからこそ、現代と異世界のつながりを、「ないな」と思いつつも受け入れることが出来ているのだと、俺は考えている。
重要なことだからもう一度言うけど、「現代」と「異世界」をカジュアルにつなげる「異世界転生」は紛うことなき物語の発明である。最初にトラック走らせた人には3,000ガバスあげたい。
「異世界転生」がすごいものであることは説明した通りだ。かくいう俺も、毎日仕事帰りにはブックマーク登録しているなろう作品を消化しつつ、健気にスコップしたりもしている。本屋の棚にならぶラノベも、以前よりも増えたなと感じることはある。実数はしらん。マーケティング大好きくん調べてください。けれども、これは現代の若者云々のような下らない推論なんかによるものではなく、あくまでブームの1つだと俺は考えている。
ところで、俺は30代前半のおっさんだったりするわけだが、中学生にはじめてブギーポップを読んでこの世界に足を踏み入れた。かどちんの作品は今でも全部読んでいるけど、ハートレスレッドが俺は大好きなんだ。あの頃は「セカイ系」なるものが流行っていて、なんだか薄暗いイメージの作品が人気を集めていた。細かいこたぁいいんだよ!と言わんばかりに、世界観設定などをあえて曖昧にして、読者に考えを委ねるような作品だ。正直俺はTVアニメ版エヴァンゲリオンが嫌いである。新劇場版は好きだぞ。
まぁつまり、今とは確実に違った主流だったと考えてよいだろう。
オタクの狭い世界でいうとその後に泣きゲーがメインストリームを走り、鍵と葉をプレイしないオタクはオタクに非ず、と総括しはじめるオタクもいたハードな時代だった。その後はいわゆる「新伝奇(この言葉あんまり好きじゃないんだけどな)」と呼ばれる作品がにわかに注目を集め、PCゲーでは月姫・Fate、ラノベでは戯言シリーズ、禁書、シャナが生まれていった。まだ少し薄暗さやきな臭さみたいなものが世界に漂いつつも「物語を曖昧にしない設定」が練られた作品が多かったイメージだ。そんな中、生まれでたゼロの使い魔は最先端だったんだろう、異世界転生の走りだった。お悔やみ申し上げます。
物語のムーブメントはここでもまた変わっていたわけだ。時代時代においてムーブメントはあり、「異世界転生」もその系譜の1つであると考えても不自然ではないだろう。美味しいものがあれば、それを食べ続けたいと思うのは至極当然の話しだ。最高の自己投影が出来る「異世界転生」をひたすらむさぼるのも、ただの欲求の発露だろう。
人間は成功体験にもとづき、欲望を繰り返し続ける生き物らしい。ソーシャルゲームの初期ガチャでURが引けるのは、その辺の心理をゲームに応用している可能性があるから気をつけるといいぞ。俺はFGOに毎月1万円課金している微課金兵だから、安心していい。
1つ面白いものを引き当ててしまったら、次に何かが来るまで、同じ成功体験を求めて同じものを摂取する。それは俺が辿ってきたオタク人生を照らし合わせてみても、超主観的に正しいと主張させていただく。
正直「異世界転生」は飽きてきたんだけどな。
最後にこれも超主観的な仮説だ。
エロゲisコンテンツの頂点。SF小説isオタクの原書。ラノベis心のフレンド。最高の1冊は「天冥の標」と豪語する俺だが、最近はコンテンツの摂取にカロリーが高すぎて億劫になってきてしまった。
昔のエロゲと言えば、長いプレイ時間を経て没入感が高まり、最高のカタルシスを最後の最後にぶちかまされる、そんな作品に90点が付いたものである。ゲームもそうだ。長時間プレイするRPGは食指が伸びない、仮に触れたとしても10時間でギブアップ。本気でコンテンツと向き合うのに気力が必要なのだ。
なぜかと考えてみると、コンテンツとの向き合い方が昔と大きく変わってきてしまったことに気づく。
例えば、インターネット。不覚にも、kawangoのdwagnoが作り上げた「ニコニコ動画」は短尺でコンテンツを楽しめる世界観を作り上げた。1本5分~15分程度のユーザークリエイティブな動画が数多く投稿され、それをつまみ食いする時代が2007年くらいから始まった。当時はアイマスのXBOX版プレイ動画をただただ見ていた記憶がある。その後に初音ミクや東方、まぁニコ動周りは色々とブームが起こっただろう。id3万番台の古参だからたくさん見てきたけど、今はたまにはてブに上がる動画を見るだけである。
アニメでいえば10分尺が増えてきた。ややもすれば5分。手軽に見れる極致と言って良いだろう。あいまいみーの作品構成は完璧だった。神アニメと言って良い。
デバイスはスマホ利用がメインユースである。スキマ時間にいじって、Twitterを見たり、ソシャゲのスタミナ消費したり(最近スタミナ系減ったね)、もちろんニコ動やYoutubeで商品宣伝見たりするのも楽しいだろう。若い子ならsnowとかsnapchatとかもあるな。comicoのリライフが地味に好きだから、毎週土曜日の更新が楽しみだったりするよ。
それが気づくとスキマ時間だけじゃなく、家に帰っても弄っていたりする。これを読んでいる皆もそういうことが何度もあったはずだ。
そうやって俺たちは、気づけば「カジュアルに消費できるコンテンツ」ばかりを楽しみ、それに慣れてしまった。「うわ、これ疲れそう」なんて言いながら積んでいるコンテンツ、皆はないだろうか?俺はある。たくさんある。以前は何を差し置いても、翌日の仕事に差し支えたとしても、徹夜してでも、読む。プレイする。そんなコンテンツが、いまや時間のある時に消費するかと積み積み。
もちろん時間があればいい。気力を振り絞って得られるカタルシスが最高であれば、なお良しだ。ラノベ読んでてよかった、エロゲやっててよかった、この年になっても年1くらいで感じる瞬間だ。
でも、その時間はいつの間にか、生活を縛るカジュアルコンテンツに侵食されてしまっているのが現実である。カロリー計算をした瞬間に、さすがにラーメン二郎は無理、と避けてしまうのは年を取ったからではなく、現代の生活をカジュアルコンテンツに束縛されているからだと俺は考えている。
そんな中、最近のライトノベルやなろう小説には、カロリーに優しいコンテンツが多い。それが「安定して人気の出る作品」であるというのが持論である。(爆発的ヒットではなく、一定数さばけるという意味である)
ポイントは2点である。「期待値を裏切らない」「スキマ時間に読める」
小説はそもそもコンテンツとして消費にかかる時間が長い。ハズレを引いてしまった時の時間的損失は読み手にとってつきまとう課題である。それを解決しているのが、昨今のラノベのパッケージであると理解している。
表紙、タイトル、帯、あらすじで、中身を想像出来る。そしてそれが期待値とずれないことが重要である。大ドンデン返しみたいな疲れるものはいらない。想像した快楽を得られ、時間というコストに対して最大限のパフォーマンスを出したいのだから。なろうの作品を読む前にタグをチェックして「ハーレム」を探しているそこの君。君だよ君。
そして、ここまで何度も述べているように、カジュアルに読み進められるパッケージとして、なろうの形式は最適化されている。1話あたり5,000~10,000文字の文量は便所でうんこしながらでも読めるだろう。通勤中であれば、2,3話読むことも出来る。区切りもつけやすい。はてブで糞みたいなエントリーを読むのと同じユーザー体験で、自分が好む小説を摂取できるのだ。そりゃあ楽な方楽な方に行きたくなるのが人というものだ。
kawangoの話はラノベのくだりだけはまじで許せなかったが、大筋同意できる意見も書かれている。
つまり、ユーザーが自分の好むメディア、自分に都合のよい物語を選び始めているということです。もちろん昔から、人々は基本的に自分にとって心地よいメディアを選んできたわけですが、まだ選択肢が少なかった。ところが今は、どんどんパーソナライズ化が進んできて、自分が信じたい情報、接したい情報だけが集まってくるようにするということが、ネットを通じてできるようになったということです。
心地よい作品を得たい、これは今に始まった話ではなく昔からそうだ。それを加速したのはネットであり、生活リズムによるものだと俺は考えている。
ジョブスのせいでエロゲをまともに出来なくなったから、あいつは地獄に行けばいいと思う。まぁiPhone7は買ったけどな。
そうは言っても、先にも述べた通り、コンテンツのムーブメントはいつか終わりがくると俺は思っている。あれだけ若いオタクの間で跳梁跋扈した東方ですら空気になりかけ、俺が大好きだったKeyだっていたるんが退社するんだ。時代は流れていく。それはもう人の手では止められるものではない。
ブギーポップではじめて感じたライトノベルという時代の到来。雫、痕、ToHeartからはじまったビジュアルノベルの胎動。なろうで形作られた異世界への特異点。
生まれ、壊され、生まれ、壊され。その繰り返しの中で、コンテンツは洗練されて進化を続けてきたのだから、今を変えていくのは強烈な快感を与える新しいコンテンツでしかない。
オタクコンテンツのトップランナーであるカドカワもといKADOKAWAが、それを担わずして誰が全うするというのか。「努力できる立派な人物が主人公だと、読む側が気後れする」だって?まじで言ってんのかあんたは?
そんな下らない仮説を振りかざして、閉じたコンテンツの世界を作り上げるのがあんたらのやりたかったことなのか?違うだろう?
今のライトノベルには面白い作品がたくさんあるぞ。エイルン・ラストコード読んだか?ライトノベルで熱血ロボットとか新しすぎだろ。最高にアガる作品だぞ。正直アニメは微妙だったけど、天鏡のアルデラミンも読んでて震えるわ。風呂敷たたみ始めるの早すぎてちょっとおっちゃん心配だけどな。
あんたの会社の社員はめっちゃチャレンジしてるんだぞ。わかってんのか?
にも関わらず、トップのあんたがその斜に構えた態度でいるとか、作り手とユーザー舐めすぎだろう。看板背負っていることを、どうか自覚してほしい。一度御社のラインナップを洗ってみて、いかに自分の認識がおぽんちなのかを理解してくれ。ラノベは多様性があって素晴らしいものだぞ。
俺はあんたが作ったニコニコ動画という世界にはじめて触れた時、新しい時代の到来を感じたんだ。実際に、2000年台後半はニコ動の時代だった。コンテンツのあり方を変えた1つの要因だったことは確かだろう。
サービスでもいい、コンテンツでもいい、もう一度それを作り出すくらいの気概を俺たちユーザーに見せ続けて欲しい。閉じこもった推論だけ振りかざしていたら、そこに未来はなくなってしまうんだから。
どうか。期待しています。
俺は同性愛の存在は肯定するし、そんな人たちを差別しようなんて気はないし、同性愛は罪だの欠陥だの異常だの認めないだのと差別されてるならそれは批判するけども、個人的にそっちの気はないし、見るのも苦手だ。
これは差別か?違うだろう。
同性愛じゃなくても猟奇的描写が苦手、18禁描写自体が苦手、3次元が苦手、2次元が苦手。
性に関しては特に生理的に無理なものって人それぞれあるもので、それを避けるためにも、ただマーケティングとしてだけではなく見る人への配慮としてもゾーニングと言うものがあると思う。
同性愛を差別するなはわかるけど、同性愛が排除された!差別だ!と言う文句は何にでも同性愛表現をねじ込めてしまう。
それは個人的に、生理的に苦手だと言う人にとってただの暴力にしかなり得ないだろう。
差別と戦うのは良いことだと思うが、そうした配慮を忘れないことも肝心なことだと思う。
zazu0311 嫌いなら読まないか、間違って読んでしまったら途中で読むのをやめればいいと思うけどな。生理的に苦手というのは個人の主観だから、各々の主観に全部配慮していたら何も表現できなくない?
何も表現出来なくなると言うのは程度問題の極論だと思います。今現在でも普通に区分けされてるじゃないですか。少年誌もBL雑誌もあるのに、わざわざジャンプに男同士のキスシーンをねじ込む必要はないですよね。
zhy 「個人的にそっちの気はないし、見るのも苦手だ。いわゆる生理的に受け付けない。と言うものだ。」と、異性愛表現に対して感じる人が少なからずいる訳だけど、その人への配慮は無視されているんですよね。
では恋愛表現のない雑誌を求めれば良いのでは?同性恋愛が好きなのであればBLも百合も専門誌がありますよね。既存の媒体をなんでもねじ曲げて行こうとするよりは、需要があると言うならそう言う新たな媒体を作るなりした方が前向きでいい解決策だと思います。
alloreverything あらゆることに言えることだけど、「俺の視界に入れないようにしている」はオッケーだけど、「俺の視界に入るな」はNG。
それは極論であり綺麗事、理想論でしょう。こちらはゾーニングとして具体的な話をしているわけで。仮にその論を具体的に当てはめるとネットのセーフティさえいらないと言うことでエロもグロも好きなだけ氾濫した世界になって、偶然でも見た方が悪いとなりますよね。
権利ではなくゾーニングの話です。誰も「見せられない」ことの強要はしていません。
むしろ、同意先にありますが“潜在的にwebでBL漫画を発表したい層が可視化されたわけで、ビジネスチャンスでもある。”と言うことも含めた肯定意見ですよ。
gryphon 【応用問題】「ムハンマドを戯画化する表現を俺は受け付けない」という人がいたら、全表現がそれを抑制すべきか?
ゾーニングの話です。
政治的、宗教的、国際的要因を孕んだ答えてたら脱線しそうな生々しくめんどくさい問題は別件でお願いします。
更新分
zhy 異性愛表現に対して嫌悪感を覚える人が少なからずいる訳だけど、その人への配慮は無視されているんですよね。//【あなたが】恋愛表現のない雑誌を求めず、同性愛を排除する理由になりませんよね?
先の答えでは不服でしたでしょうか。正直何を求められてるのかわかりません。
その文面でただ私を否定したいだけですか?同性愛と言う価値観を生理的にも受け入れろと強要してるんですか?
magicalboy これ系で納得いかないのは何故マイノリティ側にだけ配慮が押し付けられるのかってこと。
saigami 「お前らの居場所はここには無いからどこか新しい居場所を見つけなよ、自分たちで」とひたすら言われ続けるのがマイノリティのしんどさであるわけでね。
どんなマイノリティに属しているかわかりませんが、そこら辺はどうしようもなく同情しかできませんすみません。
もしかしたら何かしらの活動があるのかもしれないけどあまり無責任なことも言えないので。
まあ、BLに関しては既にマイノリティと言えず結構な需要があるだろうし、BL版comicoでもどっか企画したらいいのではと思いますが。
rag_en それはゾーニングじゃなくてカテゴライズです。ちな、『「同性キス」を「猥褻だから禁止」扱いされて憤る』のは、彼らこそゾーニング論者だからよね、と。だからhttp://b.hatena.ne.jp/entry/244484108/comment/rag_enと述べている。
ではカテゴライズと言い換えましょう。
そして、確かにそこはcomicoの書き方に問題があった部分かと思います。
gimonfu_usr (http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13121123198 異性愛・同性愛関係なく成人向けは制限してるんでないか。)
キスだけで成人向けと言うのは苦しく、変な言い訳になるでしょうね。
hisa_ino ん?心の中で同性愛を気持悪いと嫌悪するのは全然かまわないよ、どうぞご自由に。それを外に向けて垂れ流すなよ、ってだけで。
今回の件はその真逆のベクトルを持つことに関して危惧してるわけで。
ちゃんと読んでたらそんなコメントはないですよね。
arlu “comico”の事例は男性同士のキスシーンがNGということで燃えていた気がしたが・・・ テレビでも男性同士のキスくらいあるだろうにと思ったりしたが、
そうですね。同性のキスはNGと書かれてたにもかかわらず、掲載した漫画が削除されて差別だ!の流れです。
つまり同性のキスを載せろと言うことになると思いますが、同じ文句はどんな表現媒体にも言えてしまいますよね。
載せなければ差別と言われる。その流れが来ることを危惧しています。
各々の裁量はあるでしょうけどテレビでも時間帯を選ばずなんでもフリーダムにやってるわけじゃないでしょう。
低俗な例えですね。
別に隣人が同性愛者とかそう言うのは構わないし、普通に言葉も交わすし親しくもなるでしょう。
対象としてはごめんなさいですが。
houjiT 「載せなてないから差別」なんて話だっけ。「後から消した」問題では/同性愛は同性愛らしくしろというのに、異性愛はジャンルを問わずにぶちこまれてる。同じ恋愛でも異性愛の拒否は恋愛要素自体の拒否なのか
実際に恋愛ものしか興味がない人、恋愛要素はいらないって人、そう言う需要は一定数あるんじゃないでしょうか。
“同じ恋愛でも異性愛の拒否は恋愛要素自体の拒否”のくだりはzhyさんへの返事からのコメントだと思いますが、その後ろに同性愛の恋愛ものについてもちゃんと書いてます。
同性愛の媒体はちゃんとある上で異性愛も配慮して欲しいような要望だったので、それは恋愛要素の否定かなと受けました。
※追記
レスも追いつかなくなってきたし仕事もあるので今一度まとめますが
じゃあ逆に何でもかんでも全ての媒体に同性愛表現を取り入れた世界ってどうなりますかね
そのパワーバランスを無視してマイノリティを供給過多にした世界です
私はおそらく多くの人が不幸になるだけかと思います
今までも様々なジャンルがカテゴライズされて共存してきて、需要に沿って存在したり消えて行ったりしたわけですが
これからもそれでいいじゃないかって言うのが私の主張です
※再追記
単にマイノリティマジョリティの問題として片付けてしまったのが悪い気がしたのでもう一言
無数のジャンルに答えを出して持っていて、その一つ一つにマイノリティマジョリティがついてくる
つまりある要素ではマイノリティだけどある要素ではマジョリティってものを持ってるでしょう
だから決してマイノリティかマジョリティかを他人事として言ったわけではありません
じゃあ私は例えばNTRとか好きですけど、マジョリティかって言うとイマイチそうでもない
なんでそんなジャンルあるの?って人や最低と言う人多くが存在してることも知ってるしそうなるのもわかります
NTR禁止のエロ本が出たならそれも差別だなんて思うことはありません
ああ、嫌な人は嫌だもんなと思うだけです
そう言う自分の中のマイノリティマジョリティで置き換えて色々と考えてみて欲しいと思いました
同じ同性愛についての問題でも性的嗜好であるBLと同性愛者は別問題は確かに。
生理的に受けつけないと言うくだりが混乱を招きましたね。
一応、その文の時点ではBLであれ同性愛者であれ営みの描写が苦手ですってことで、そこに区別はありませんでした。
今回のcomicoの件に移ってからはBL表現側にシフトしてます。
つまり申し訳ないですが今回同性愛者の方がどうこうという主張ではないです。
そして同性愛者を区分けしろとか差別に準ずるような馬鹿げた思想もありません。
決して同性愛者そのものが生理的に無理とか言ってるわけではありません。
あとcomicoが同性間のキスを線引きとしていること、私にとっては絶妙な線引きと思えました。
理解出来ない人には理解出来ない線引きですが、生々しい感じがしたらダメなんです。
※謝辞
私の文が拙いばかりに、フォローくださった方々ありがとうございます。
「あるジャンルの漫画を世の中から撲滅すべきだ」と主張しているならともかく、「あるジャンルの漫画はうちでは掲載しません」は普通に編集権の範囲だろ。また、潜在的にwebでBL漫画を発表したい層が可視化されたわけで、ビジネスチャンスでもある。
理想的には「ゾーニングのため c○mic○ BL のようなサービスを立ち上げたので、BLモノはこっちへ移住をお願いします」としたほうがベターだったかもしれないが、まずい対応により結果的に既存顧客や潜在顧客を失って商業的に失敗するのだとしてもサービス提供者の自己責任だ。
[追記]
本文に書いた例示で分からない人には何を言っても無駄かなあと思いつつ。
例えば上にも挙げたヤンマガが分かりやすく、キスどころかもっと踏み込んだ性表現もOKとしていると思えるけれど、多分そのものズバリなBL漫画は載らないか載ってもすぐ打ち切られるだろう。ものすごくステレオタイプに言えば、BL漫画というのは主に女性向けであって、ヤンマガの主たる読者層である若い男性に受けないからだ。ヤンマガは例えば Webでタダで読めるからタダマン なるネーミングのサービスをしていて、これを見て眉をしかめるような人を主たる想定読者にしてないことが分かる(これ自体を非難するつもりはないよ)。
BL漫画(これは男性同性愛者向けの漫画とも異なる。例えば今はもう廃刊になったけど薔薇族とかにいわゆるBLが載ったりはしないだろう。)を全面的に歓迎とするのは、ヤンマガが若い男性読者層向けに踏み込んでいるのと同程度には、対称読者を女性読者層向けに踏み込む行為だ。後だしにせよこれを禁止ということにするのは、差別(同性愛表現を世の中から消し去りたい)というよりは、マーケットポジションを男性向け寄りに変えている、と考えるのが普通の社会人のものの見方だと思う。
BLファンから見たらはしごを外された思いだろうし、悔しいのは分からんでもないが、冷静になった方がいいと思うよ。
[/追記]
同性愛表現を認めない漫画サービス(要するにcomico)は、その認めなさを他のサービスに押し付けているわけではない、というのが肝心なんだが。
comicoが、他のサービスも我々に倣え!と圧力をかけたりしたら差別に違いない。
しかしcomicoひとつが勝手にやってる分には、comicoの方針が嫌な人は他のサービスに移ればいいだけだし、
http://pokonan.hatenablog.com/entry/2015/03/14/231545
これとそのブコメを読んで考えたことを書く。
反差別を掲げる人たちは、自分たちは多様性を認める世の中を作るのだ、と言う。
行政や、電波を寡占するテレビ局などを相手にそれを言うなら、まだわかる。
彼らは権力でもって(極端には選挙権を制限したり)、価値観の多様性が存在し得る基盤自体を破壊することができるからだ。
だが同じ批判を、ネット上の、ひとつの漫画サイトに向けることができるだろうか。
ウォルター・ブロックという人が、"Defending the undefendable"という著書で次のようなことを書いていた。
黒人がバーに入店することを行政が禁じたら問題である。しかし、バーの経営者が、自分の店を白人以外お断りにすることには問題がない。
というのは、黒人以外お断りのバーや、何人でも自由に入れるバーも同時に存在することができるのだから。
万が一、すべてのバーが白人以外入店禁止になったとしても、その場合、他の種類のバーを起業することで、その需要を独占できるのだから、
チャンスに目敏い起業家はこれを逃すはずはない。結果として行政が何をせずとも、多様性が失われることはない。
むしろ、行政が白人以外お断りのバーを禁止した場合、白人だけでバーで飲みたいという人たちの楽しみを奪うことになる。
これは人種差別が例であるから、極端な考えに思われるかもしれない。反射的に拒否感を覚える方もいるだろう。
私はこの例自体には賛成とも反対とも述べるつもりはない。だが理屈としては、私が今回言いたいのはこれと同じだ。
comicoが同性愛表現を自らのサービスから排除したところで、それらがネット上から排除されるわけではない。
一方で同性愛表現を認めないサービスがあり、もう一方では認めるサービスがある。それでいいじゃないか?多様性とはそのようなことだろう?
冒頭でURLを記したブログの主張を敷衍した先にあるのは、ヘテロ性愛作品は(あるいは同性愛作品は)ちらりとも見たくない、といった種類の要望が抹殺された世界である。
その世界では、ヘテロ性愛作品も同性愛作品も同様に扱うサービスだけが残る。性愛だけではない。
暴力表現も、障害の表現も、社会で問題視され得るおよそ考えられる限りの表現の扱いは、全ての漫画サイトで同様なものになるだろう。
Web漫画ってcomicoだのマンガボックスだのニコニコ静画だのいろいろあって面倒臭いじゃん
FC2ホームページとかにただ上げてる感じで1ページ読む毎にページ遷移が必要な奴とかだったらスマホで読むには本当最悪の操作感
出版社がやってるwebマンガ誌はUIはまともなの多いけど雑誌ごとにアプリが違っててこれまた面倒くさい
comicoやone版ワンパンマンみたいな有名なのだけで良いからこういうのを統括して検索できたり回線ショボいスマホ用にwifi環境中に画像データをキャッシュ保存できたりするアプリって需要ないっすかね
画像転載はダメだけど2ch専用ブラウザみたいにDOM解析?とかして画像引っ張れるようにすれば著作権的にも問題ないっしょ
作ってくれたら500円くらいまでなら出す