はてなキーワード: 成熟とは
赤坂正浩氏は「少数の意見」として現行憲法の規定に同性婚を含むという解釈があることを認めてる。
樋口陽一氏は、憲法は「革命的」ではないと言っているだけで、同性婚を許容する意見が6割を超え、すでに「革命的」でもない現在に同じ意見が成立するかは疑問。
高橋和之氏も、憲法が「カバーしてない」と言っているだけで、同性婚を憲法が許容しないと言っているわけじゃない。
何より、これらを踏まえた政府見解自身が「想定していない」と言ってるだけで、「禁止したものと解することができる」なんて言ってはないよね。
これを踏まえて増田は札幌地裁の結論を「相当危険だ」と批判してるけど、その批判は妥当かなあ?
たとえば
憲法24条1項は文言上両性間の婚姻を定めているが、個人の尊重がより明確に認識されるようになったとの背景のもとで憲法24条を解釈することが相当である。(略)
これ。「社会情勢の変化」というのを増田はどうも近年の風潮を指していると理解している節があるけど、こと日本国憲法の解釈について言うなら、明治民法との比較において述べていると理解するのが妥当じゃないかね。つまり、「婚姻には戸主の了解が必要」としていた家父長制・家族制をベースとした明治の民法規定に対して「個人の尊重がより明確に認識されるようになった」日本国憲法における第24条の、両性の合意「のみ」という規定は、「結婚する二人以外の人の了解は(婚姻の成立において)必要とされない」という趣旨の条文であると解釈することが相当だろう、という意見。この点、札幌地裁の見解はきわめて穏当な解釈であり、個人的には十分納得できる意見だ。もちろん、その時点で同性婚が「想定されていなかった」という点については、全く異論はないよ?
でもって、「想定していなかった」事態が起きてきたときに、法の精神に則りどう解釈すべきかと議論するのは、言葉の意味からいって「解釈の変更」ではないんだよ。「解釈の変更」というのは、あくまで従来から「解釈A」があるのに、それに反する「解釈B」と差し替えようとするようなことを指すんだよね。これは、与党が交代しようが何しようが、国家体制が変更していない限り軽々しく変更してよいものではないはずだよ。近年では、慰安婦問題を最終的かつ完全に解決とした見解を、次の政権であっさりひっくり返した韓国さんの対応とか(あれには呆れた)、あと本邦でも大いに批判された「集団的自衛権」に関する解釈変更が記憶に新しい。あれ、世界各国の状況を理由にした強引かつ「危険」でまさに「ド直球」な解釈変更だったよね。これらについては当然増田も同意してくれると思うし、あの時はさぞあれらを批判してくれてたんだろうと思うんだけど。
それに比べれば、「想定していなかった」事態にどう処すべきかというのは、まさに現在の人々の意見・見解や国際的な潮流、そして立法の精神を踏まえつつ、新たに「解釈」を立てるだけのことであって、それ自体はむしろ必要なことだよ。あくまで憲法は「想定していない」。同性婚も、それに対する民意の大きな変化も。そして、「想定していない」事態が生じたとして、私たちの社会はそれに対応しないわけにはいかない。なぜならそれは、そこに厳然と存在する人一人ひとりの権利に関わる問題であり、何よりそれが憲法の他の条文
日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
とバッティングするおそれがある以上はね。
でもって「現在の人々の意見・見解や国際的な潮流、そして立法の精神」を考えた時に、憲法24条をもって同性婚が許容できない、許容しようとする解釈を作るのは「危険」だなんだと騒ぐのは、結局のところ、日本国憲法の条文を勝手に「同性愛差別」に利用しようという魂胆(歪んだ認知)をお持ちの場合だけなのではないかと思うんだ。まあ、増田の意見自体は勘違いによるものではないかと思うけどさ。そもそも憲法は、国民を縛るものではなく政府に対して国民の権利を縛るなよと規定するものだ。だから、24条は「結婚に第三者の意見がいるような法はダメ」、13条は「幸福を追究する国民に、最大限配慮しないとダメ」って条文なんだよね。国民を縛ってるんじゃなく、国民を縛ろうとする政府にストップをかけている。だから、想定されていなかった事態(同性婚)に対して、あたかも公式見解(解釈)がすでに存在するかのようにふるまい、ましてや憲法の条文をタテに国民の幸福追求権を阻もうとするなんていうのは、憲法解釈を大いに歪める行為であり、許せないよね。憲法解釈を大切にする増田なら当然賛成してくれることだと思うんだけど。
ただ、札幌地裁も、まだ同性婚に関する国民の意識が依然として議論の渦中であることを踏まえて、従来の法が憲法13条に現時点で違反しているとまでは言えない、という見解を取っており、これは増田も引用してくれているとおりだよね。個人的に残念ではあるけど、そこにも異論はないんだ。ただ、注意しておきたいのは、判決文に言う国会議論が進まず、同性婚を認める立法が進まなかったことが「憲法違反であることが明白になっていたとはいえない」というのは、当然ながら、国民の意識が高まり議論が成熟した暁には「(同性婚を妨げる法規定は)明白に憲法違反である」という意見と同義なんだよね。この点も、判決文を熟読した増田にはよく分かっていることだろうけど。
だから、「憲法24条で同性婚は認められてませんwお前らの大好きな憲法でなwwww」てやるのは、ちょっと完全アウトな行為であり、地裁判決はそういう連中に「御前ら、違うからね?」とまともなツッコミを入れただけ、その程度のものであって大騒ぎするようなものではないんじゃね?ってのが俺の解釈なんだけど。
人種で寿命の差って多分生物学的にはそこまで大きく感じないけど、生来的にめっちゃ差あったらどうなるんだろうってフリーレン見てたらなんとなく思った
短命人種の女性は15歳くらいで閉経を迎えるから10歳前後に生殖を行うのが望ましく、
かつ短命人種の10歳の精神的な成熟度は一般的な人種の10歳と一緒だったとして
それでも生殖適齢期の10歳の短命人種が性行為を行うことは一般的な10歳の日本人の子供が生殖を行うのと同じように「自由意志を無視した人権侵害」みたいになるのかな?
もしくは、短命人種同士で生殖を行うことは正しいが、25歳の日本人と9歳の短命人種が生殖するのは正しくない、ってなるのかな
どう思うよ
anond:20240305210310 これを書いた者です。
予想以上に構っていただけたこと、また示唆に富むコメントをたくさん頂戴したことが嬉しかったので、追記します。
性別: 女
その他:
・性的にやや潔癖な方だと思う(なので特筆するようなことじゃないかもしれないけど、交際人数≠性交渉の経験人数です)。肉体関係から始まる恋愛はしたことがないので、かなり抵抗感がある。
・友人はまあまあいるが、こういったことで悩んでいるのが周囲にバレると恥ずかしいため、この件に関しては特に言っていない。
恋愛経験: 経験がないという旨を本人の口から聞いた(取り立てて検証はしておらず、検証手段もないため、真偽不明)。
その他:
・大学院で同じ授業をとっていたため、そこで知り合った。
・研究室は私とは別のところ。
⇨おっしゃる通り!!!いつか腹を括らなきゃとは思ってるんだけど、自己愛からか傷つきたくないって思いが先行しちゃう。みんなこんな辛いこと乗り越えて、人に好意を伝えてたの?だとしたらすごすぎる。
(私は煮え切らないことをぐちゃぐちゃと書いている時点でだめです…)
⇨目から鱗だった。身近な人間がシスヘテロばかりだったので、その他の可能性を考慮したことがなかった。でも性的指向や性自認について聞くのって無理じゃない?カミングアウトの強要になりかねないし、なんとなく察していくことしかできないのかなって思った。どうしたらいいんだろう。
⇨大きい話だからいまいち実感は湧かないけど、言い得て妙だな、と。「ぬいペニ」という強い言葉を初めて知った時、酷い話だとは思いつつ、こういうことってありうるなと感じてしまう自分もいた。その上で、自身にもそれが適用されるかもしれないことがものすごくこわくなった。みなさんが指摘される通り、多分恋愛においては、言うか言うまいかみたいな葛藤って普通の段階なんだろう。友人からの好意の「露出」について、ある種加害性を持つものとして「ぬいペニ」という明確な名前が与えられたことで、そしてそれを知ってしまったことで、過度に怯えている側面はあると思う。
⇨不快に感じた方には申し訳なく思います。上記の通り、本人からそういった主旨の話を聞いていた。表現については、わざとキモさを狙って書いた面もあるし、重苦しい執着心が無意識に出ていたとも言えるかも。ただ決して相手を見下しているつもりはないし、私1人が心乱されている現状を踏まえると、見下すなんてできる立場にはないです。
受け身の恋愛ばかりしてきたのが全部裏目に出てるな、とつくづく感じる。これまでの報いを受けている感もある。色々な意味で、自分の未成熟な部分が、マイナスに作用しているのを目の当たりにするのは苦しい。
でも、実際会うってなって、服を新調したりちょっとメイク変えてみたりして、浮かれてる時間はやっぱり悪くないなと思う。一緒に遊ぶのは、もちろん最高に楽しい。子供っぽいことだけど、辛いのと楽しいのが一気にきて情緒がおかしくなりそうです。ずっとこんな調子。
ひとまず、今回は色々なご意見うかがえてとても勉強になりました。
とりあえず頑張って前に進んで(場合によっては綺麗に引き下がって)、後悔のないようにしたいな。
血が濃くなると様々な障害が発生するのはご存知の通り(ハプスブルク家がいい例)
成体になっても集団生活する動物は、「近親者への欲情を抑制する機能」がある。
そうでない者は、障害持ちの子孫を残し生存競争に敗北したからだ。
では、どうやって近親者を判定するか?
匂いでわかる動物もいるらしいが、人間の場合は「第二次性徴期の前に、長い時間一緒にいた」というのが判断基準になる。親やきょうだいがこの判定に入る。
姉妹持ちの男が「姉妹モノは無理」というのは基本的にこの判定によるもの。姉妹という関係がいかに萎えるか体感しているためである。
逆に「一緒に育たなかった」場合、近親者判定が発生せず、恋愛する可能性が高まる。
確か幼い頃に生き別れの父娘が大人になって再会したとき、付き合うパターンが何件かあったはず……
ちなみに野生で集団生活しないような動物は平気で近親交配をする。
猫なんかはいい例で、餌だけやって去勢せず放置すると父親が発情期の娘を犯しまくる。猫屋敷が発生する原因の一つである。
猫(の祖先は)は本来単独で生活する。野生生活の場合、親は子の成熟が近くなるとイラつき、子供を縄張りから追い出す。そのときオスは放浪を始める傾向にあり、親子は離れる。結果として近親交配が避けられる。
しかし都市生活(≒人間にメシをもらえる)の場合、メシの場所に生存圏が固定されるため、オスは出戻りしてしまい、結果として近親交配が起きやすくなる。
猫は家につくのではなく、メシの場所に居着くのだ。
それとトラなんかは面白くて、親(メス)が子育てする期間が子供の雌雄によって異なる。オスの子供のほうが短く、メスの子供のほうが長い。明らかに近親交配を避けるためである。(猫もそうかもしれんが知らない)
絶望的。だから(介護の)暗い話にばかりやたら詳しくなる。そんなもんを楽しいインターネッツに載せてもなってのがある
関係ないやつは見ないし(若くても何故か志がある人は別だけど)
あと、御存知の通り老老介護がメインだから。ほんと利用者の家族自体が老人だからね。要介護状態でないだけで既にアミロイドβたまりまくってる感
みんなスマホ持ってるけど、それで介護情報仕入れる様な人は意識高い系だけじゃないか(そして余計厄介な感じになる)
ゆうて現在でもソレ系の動画を見ればソレ系の動画ばかりサジェストされるようになるし、結構情報溢れてると思う
役人や政治屋や先生方が描く様なお花畑な世界に早いとこ見切りつけねーともう立ち行かないよ
現代的な介護は2000年から始まってるけど、スタートが悪かったと思うわ
ほんで20年以上経過して、年金問題と同じく悪化の一途を辿っている
見通しが甘かったんだよ
そりゃあ、IOT導入だので多少の変化はあれども「却って面倒が増えた」なんてこともあるしね(成熟してないから使用に耐えない)
でもまあ正直、いま政府が目指している方向性はある意味良いのかもしれんと思うね
「老人は家で看ろ」「介護度1.2の人は総合事業に移行(介護保険のサービス使わせない)」
なんつったって、施設というところは「危険が無いように座らせておく」もんだからね
もし家に居られるなら、コケまくりだとしても家の中を彷徨きまくるし色々なとんでもねーアクティビティを行っているじゃない
そら、体操だの歌だの塗り絵だのくらいはするさ。でもさ、そんなもんは家での自由な活動に比べたら天と地ほどの差があるわけよ
ま、施設もさ、コケようが放尿しようが壁に糞便塗りたくろうがティッシュ食おうが好きにせい!という感覚で面倒見れるならいいけどね
そんなわけないじゃん
とにかく座ってろだからね。QOLがどうたらなんて臍で茶が沸くっつー話
老人自身も家に帰ることしか考えてねーし。そりゃ当然だわ。こんな監獄みてえなところに人生終盤で放り込まれたくはねーわな。自分だってゴメンだね
なんの罪科があってそんな目に遭うのよ。真面目に働いて子育てして立派にやってきた挙げ句が家追い出されて見知らぬ他人と寝起きして。起きろだ寝ろだ風呂入れだ飯食えだ指図されてよ
挙げ句「具合悪い」つっても(病院じゃないから)治療して貰えるわけでなし
だって負荷が尋常でないもの。本来の業務である「利用者をよく知ってQOLを高めるべく介護を行う」なんてこと「出来ない」もの
雑務多すぎ
単純にさ、完全分業すりゃあいいだけの話なのよ
「おじいちゃんおばあちゃんの相手だけをする職員」「掃除や洗濯その他諸々だけをする職員」
でもその人材が確保出来ない。後者に関してはパートで入ってくれると思うけど、そもそもそのパートを雇う体力が無いのよ
なんかもう「認知症の治療やケア」についてのドラスティックな変化が無いかぎり
施設だろうが家だろうがね
https://note.com/wypcg332/n/nebe895de7b43
思春期の子どもたちの思春期を阻害するために適応外使用されている薬剤の臨床研究者が、適切な安全性試験を実施せずに薬剤を投与することへの懸念を表明しました。
ガーニック氏は、転移性前立腺がんの治療薬としてルプロンをFDAに最初に承認させた研究の3人の学術的臨床研究責任者のうちの1人でした。彼は40年以上にわたって、GnRHアゴニスト(思春期ブロッカーを含む)という薬物について研究してきました。
GnRHアゴニストは、前立腺がん、子宮内膜症、思春期早発症(下垂体の機能不全によって引き起こされ、子供が8~9歳以前に性的に成熟し始める状態)の治療薬としてFDAに承認されています。ルプロンはまた、過去には暴力的な性犯罪者を化学的に去勢するために使用されていたこともあります。
医師は、ジェンダー違和(Gender Dysphoria)の「治療」として、思春期ブロッカーを試験的に適応外で処方しています。このような状況での適応外使用は、脳と身体の発達の重要な時期に起こるものであり、承認されていません。
女ではなく母として接すること
オーストラリアでは相次ぐ女児への性加害事件を受けて社会として「未成年を性的な目で見てはならない」という風潮が生まれており、
そのことで今回話題になったH&Mの広告も撤回されたし、日本アニメも未成年を性的に描写するようなものは厳しく規制され、実写でもAカップの女性は児童ポルノを連想させるからポルノに出演することを禁止するなどの対策が行われている。
表現の自由戦士が「私的復讐もの作品が禁止されないのと同様、未成年に対する性犯罪を描く作品も禁止されるべきではない」と主張し、内心の自由戦士が「実際に手を出さなければ未成年を性的な目で見ても問題ない」と主張してそのような規制に待ったをかける日本と比べてなんと社会の成熟度に違いがあるのだろうかと思う。