はてなキーワード: アメリカ軍とは
70年前の太平洋戦争は、政治に口を出し始めた軍人たちの軍閥政治の暴走によって引き起こされ、その結果アメリカ軍に叩きのめされたということになっている。しかし、当時の軍人や政治家たちのスタンスは反戦であり、むしろアメリカの国力や軍事力を熟知している軍人こそが一番反戦だったのだ。
1941年4月から始まった日米交渉の経緯を調べてみても、いかに日本側が戦争を回避するか右往左往しているのがよくわかる。しかし、軍部や政府が反戦傾向であったとしても、世間はそうではなかった。当時の朝日新聞の記事が載った本を読み返してみても、鬼畜米英だなんだと国民を煽り続け、国民もそれに乗っかって主戦論が幅を利かせていた。
当時の新聞を読んでみると、真珠湾攻撃が成功した当時は、日本全国で赤提灯を飾って戦争を祝っていたらしい。
そして旧日本軍はアメリカ軍にいいようにしてやられ、日本は占領された。それで国民は戦争を煽ったことを反省したかといえば、そうではない。
全ての責任を軍人に押し付けて、自分たちは軍部によって引き起こされた戦争の被害者だという立場を取ったのだ。旧日本軍の末裔である自衛隊にもその矛先が向けられた。戦後70年年間の自衛隊員はずっと日陰者として生きてくることを余儀なくされたのだ。今の70代・80代の人たちは、当時の自衛隊の人たちが世間からどのような目で見られてきたのか、よくわかっているはずである。
転機はやはり1995年の阪神大震災の時だと思う。当時の首相がアホだったので自衛隊出動のタイミングは遅れたが、それでも被災地で活躍する自衛隊員達の姿に、国民の自衛隊に対する見方は少し変わった。2011年の東日本大震災の時には、自衛隊員は完全に英雄になっていた。あの当時の首相もアホだったけど、機能不全を起こす政府に対して、黙々と救助活動をする自衛隊員の姿は頼もしく見えた。
旧日本軍と自衛隊を同一視するのはおかしい、と反論されるかもしれないが、実質的には同じである。朝鮮戦争の時に日本海に派遣された掃海艇部隊が、旧海軍の軍人たちで構成されていたことは誰でも知っている。
旧日本軍の兵站軽視の体質も戦前から批判されていて、その兵站軽視が太平洋戦争敗北の原因の一つになったが、その兵站軽視の伝統は自衛隊にもちゃんと継承されている。南スーダン派遣の際も、一部の専門家から批判されていたよね。
国民やメディアが煽り続けて戦争に追い込んで、そして負ける戦争に負けたら、手のひらを返して軍人たちを戦犯扱いしたのが、戦後70年の歴史。そんな歴史的経緯を考えてみれば、もっと自衛隊員たちを褒め称える過程は必要である。
その通りとしか言えないのだが
それは、トランプが演説でパールハーバーに言及したことが日米関係の対立を煽ってるというようなものだと思う
世の中、ゼロかイチだけではないのだよ
一致する部分もあれば、不一致する部分もある
この前のトランプが来日した時の会談だって「一致部分は多かったが、不一致部分もあった(特に貿易面で)」訳で
逆に言えば、「アメリカは日本にある程度の自主性を認めている(=日本は完全にアメリカの属国というわけでも無い)」という話しだし
正直、私自身も原爆は酷いと思うし、残念ながら(?)その面では米国を許してはいない
でも、アメリカ軍の技術を発症とするインターネットは使うよ?それとこれとは別の話だ
自分が敵意を見いだせる対象をこの世から排除しきるまでこの世の人間がお互いに悪意を抱きあってると信じる世界観の人間は相手にするのに無限の時間がかかるので相手にしません。
でも、「良かれと思ってやったことが酷い結末になった」ということは良くある話で、善意の性質も悪意の性質も両方認め、許容し、理解した方が良いのではないでしょうか?
それに、小心者の方が長生きすると思うんですよ
最近、北朝鮮の脅威に備えるために憲法9条を変えろという意見をよく見聞きするんですが
実際変えたところでどんな意味があるんでしょうか…?
仮に今自衛隊が無かったとして、「9条があると自衛隊を作れなくて日本を守れないから、9条を変えて自衛隊を作ろう」というならわかりますが
現実には自衛隊は存在するわけで、9条を変えたところで現状は何も変わらないのでは…?
そもそも現行憲法でも個別的自衛権は否定されていないはずなので、北朝鮮のミサイルを撃ち落とすことは今の憲法のままでもできるわけですし
学校で9条を習う時、「政府は、自衛隊は『必要最低限度の実力』であり、憲法違反ではないとしている」と教わりました
それともいままでの日本政府の見解のほうが間違っていたということですか?
「違憲っていう人もたまにいるけど、政府が戦力ではないから合憲だって言ってるし、自衛隊をなくすわけにもいかないからいいんじゃない?」
という感じの認識の人が、現在使われている教科書で勉強した人には多いと思います
憲法は、時代の流れに合わせて問題があったらどんどん変えていいものだと思います
例えば同性婚は憲法違反だからできないという話を聞いたことがありますが、実際に同性婚したくてもできない人が困っているのなら、
しかし9条を変えても現状何も変わらないので、変えるメリットがわかりません
逆にデメリットとしては、北朝鮮に「日本が戦争しようとしている」と思わせてしまい、北朝鮮が軍拡を正当化するための言い訳として利用することが予想されます
そもそも自衛隊はアメリカ軍などに比べたらはるかに規模が小さく、しかも日本は北朝鮮の脅威の最前線に位置しているのだから、
どこか遠い国の戦争に首を突っ込んでしまったら国内の守りが手薄になり、本当に日本が攻めてこられたとき守れないと思います
9条を残すと、自衛隊の海外への大規模な派遣を求められたときに断る口実として、日本の国益のために利用出来るというメリットがあると思います
9条変更反対だとネットで書き込むと「反日だ」などと言われてしまうのですが、
むしろ自分は日本を愛しているがゆえに、実際に日本が攻められたときにどうしたら守れるかを真剣に考えた結果、
9条変更は日本を守ることにはならないのではないかと思いました
もちろん、自分は憲法を絶対に変えてはいけないなどとは思っていません
今後もっと詳しく勉強していく中で、もし仮に変えるメリットがデメリットを上回っていると思うようになったとしたら、自分は9条変更賛成派に回るだろうと思います
2ちゃんねるや普通のまとめサイトはネトウヨに独占されていて、
ちょっとでも彼らと違う意見を書き込むと見るに堪えないような汚い言葉で罵倒されてしまいまともに話が通じないので、
なんか特攻隊とか昭和の日本のバカ軍人たちのイメージが強すぎて「大義で死ぬ」ってことにアレルギー反応示してる人が多いけど、あれは上層部がバカだったということと
(あえて批判を覚悟で言うけど)敗戦前の日本軍が豚屋に文句を言うことを禁じられてきた豚兵士でしかなかったってことでしょ。
アメリカ軍だかヨーロッパのどこかの軍で自分で撤退とかするらしいけど(寡聞にしてそんな話は聞かないが)、それは自分なりのイデオロギーで行動していることになると思うね。
最近ではレッテル張りのようになってたり、アニメや漫画じゃまるでテロリストなんていう職業や技能があるかのような勘違いをしている人が多いから大学時代の研究論文を要約して書いてみようと思う
まず第一に、テロリストという職業はない、厳密にいえば、テロリストを仕事とした場合、その仕事が成功したら、それはもう「テロリスト」とは呼ばれないからだ
例としては毛沢東、チェ・ゲバラ、フィデル・カストロ、レーニンといった「成功した人たち」がこれに当たる
これを見ればわかるが、レーニンは「政治家」だし、毛沢東は「軍閥(軍事勢力)の指揮官」だし、ゲバラとカストロは「ゲリラ部隊の指揮官」で、軍事的・政治的技術や技能をテロリズムに活かしただけで、テロリストという職業が成立する「専門技能」というのはないということがわかる。
第二に、世間一般に一昔前想像されたテロリスト像、これが一番テロリストというステロタイプに近い、冷戦時代のテロリストたち
例えばPFLPはイスラエル軍と正面戦闘で戦えるだけの立派な「軍事勢力」だし、赤い旅団や日本赤軍、その他イタリア「鉛の時代」のテロリストたちや、ETAやIRA、80年代まではテロリストといえば、PFLP系かIRA系のイメージが強かったが、これらもPFLPやソ連から直接訓練や支援を受けて動いたスパイとして育てられたエージェントだし、IRA暫定派やバスク祖国と自由のテロ技術のルーツは、第二次世界大戦にイギリスが編成した「SOE」のノウハウが元というのだから、彼らは「スパイ」や「破壊工作員」であって「テロリスト」という技術ではなく、スパイや準軍事的な技術をテロに応用しているだけである。(超有名な「カルロス・ザ・ジャッカル」も、パトリス・ルムンバ名称民族友好大学でスパイ&破壊工作員として訓練を受けた超万能のコマンドかエージェントであって、その技能をテロに応用してソ連の支援を受けて動いていただけである)
※余談だが冷戦時代が舞台の映画や漫画で「ソ連でテロリストとしての訓練を受けた~」という元ネタは、このパトリス・ルムンバ名称民族友好大学で行われたパルチザン・スパイのカリキュラムのことを指す
あとはIRAに至っては、全盛期のその9割近くの日常業務が、違法煙草や違法薬物の密売、パトロールと称したみかじめ料の徴収、地道なイギリス軍への諜報活動、裏切り者やスパイの摘発・捜査・そして裏切り者の処刑や暗殺と、過激な暴力団とやっていることはたいして変わらない、では暴力団とIRAのテロ組織といわれる違いは何か?
これはもうただたんに「目的」の違いでしかない、IRAは自治権や議会設置の要求が最終目標で、それが達成すれば一応は武装闘争を放棄して市井の市民に戻った。
暴力団は思想的背景はなく、恒常的に犯罪行為で金を設けてる営利団体だから、暴力団である、それが政治的な目的かそうでないかが重要で、やっている技術そのものはたいして変わらないのだ。
そして現在吹き荒れるテロも、テロリストたちの大半はイスラム国の戦闘員かその訓練を受けて母国に戻ってテロ事件を起こしている形で、youtubeなどでイスラム国の訓練映像を見ればわかるが、どこの軍隊もやっている新兵教育の内容で、その軍事技術をテロに応用しているという形である。
唯一「バックボーン」の存在しないローンウルフテロリストというのも最近多くなってきているが、アメリカの統計によれば、ローンウルフテロの6~7割が軍に身を置いていた経歴があるので、その技術をテロに応用しているにすぎないということがわかる(余談だが残りはスクールシューティングテロリスト等で、彼等のバックボーンは競技射撃である、たまに連続狙撃事件や銃撃テロにもこのバックボーンのタイプがいる)
繰り返しの結論になるが、結論としては「テロリスト専門の技術やノウハウが存在してそれを準拠にテロリストというクラスや職業のようなものがある」という認識は誤りで
「軍隊式・警察式・競技式といった技術をバックボーンとしてそれを応用してテロを起こした者がテロリストと呼ばれているだけ」ということである。
少しでも理解を深めることが、テロ根絶の第一歩になると思うので書いた次第である。
ゴルゴ13や映画「LEON」などのイメージで、テロの戦術として狙撃がポピュラーというイメージがあるかもしれないが、実はこれは大きな間違い
FBIの統計では、テロ・暗殺事件に分類される銃犯罪の内、57%が「拳銃で至近距離から撃たれる」というのが殆どで、35%が「自動火器・小銃による無差別乱射」で、残りにようやく狙撃のロングキルが入るほど、テロや暗殺において狙撃は使われなかったりする。
理由としては、7.62ミリ弾クラスであっても、一発で即死させようと思えば、発射から30m以内のところまででないと、それ以上は急所にキレイに当たらないと、重症にはなるが即死する確率はぐんと減るからである(国内の事例を挙げれば昭和の頃に自衛隊で起きた自動小銃乱射事件の時は、至近距離で撃たれた隊員は即死、その後ろの隊員は弾丸が貫通して重症(後に全治)でさらに後ろの隊員の体内に弾丸がめり込み重症(後に全治)というものなどがある)
イスラエルのモサドや、イスラム系テロリスト、70年台のIRAが多用したように、車爆弾や時限爆弾でターゲットが近づいたところを爆破するという方法が、唯一「テロとしてのみに特化した手法」といえるであろうか。
追記
「狙撃は有用ではない」という意見も出たが、厳密にいえば暗殺・テロにおけるステロタイプの狙撃というのは、ハッキリ言って非常に困難で準備に手間がかかるから選択されないというだけである。
まず狙撃銃というのは、かなり高価な部類に入るうえに、たった1~2発を撃つためだけに、狙撃ポイントを下見して、ターゲットの行動や予定を下調べをして、逃走経路から時間帯まですべて指定、手配した上で、それが本当に予定通りにいくかもわからない中で、狙うというのがそもそも無理筋なので、フィクションの中での話が大半だ、というのがFBIやアメリカ軍のテロ研究の見解といわれている。
テキサスタワー乱射事件のチャールズ・ホイットマン(M70に1-6×32スコープ搭載)や、近年起きたDCスナイパー事件(AR-15クローンに、ホロサイト、フォアグリップとタクティカルライトを搭載)のように、立て籠もったり、徘徊しながら無差別に狙撃をして回るというというものならいざ知らず、こういったステロタイプな狙撃での暗殺事件は、史料上ではケネディ大統領暗殺事件でしか存在していない(それもほとんど推測の域を出ていない)からだ。
その上でも、チャールズ・ホイットマンがあれだけの殺傷ができたのは、長距離に特性を合わせた30-06弾というライフル弾をしようしていたからであり
アサルトライフルの標準的な実包というのは、実は5.56ミリでさえ、弾道特性上150mくらいで重症は負わせられても即死は難しいという結果がある(初速がそれだけ低下するうえに、ヨーイングといって風邪で左右にずれていくからだ)
そもそも、暴力を背景とした行為や脅迫を生業として行うから職業テロリストは存在するというのなら、日本国内の最大のテロ組織は山口組ということになるし