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はてなキーワード: こじつけとは

2018-05-13

anond:20180513132309

あれこじつけでしょ

あれが通るなら次から「ま〜ん」も女性器じゃないって強弁するよ

2018-04-30

FGOを二か月ほどやった感想

三月にやってたAP1/4キャンペーンを見て、前々から気になっていたFate/Grand Orderを始めてみた。箇条書きで感想を書く。

Fateシリーズに触れるのは初めて。最初の方は知らない用語や前提が大量に出てきてポカーンだったが、なんかわかったふりするくらいはできるようになった。そして聖杯とか神とかの詳しい話が出てくるたびにポカーンってなる。

現在7章の終盤ラスト2節くらい。令呪使ってでもごり押しクリアするつもりなので、1部クリアは遠くないはず。

世界史の弱さが悔やまれる。「あ、あの人は伝説の○○!?」(誰だろう…)

キャスターの何でもあり感。クラスが思いつかなかったらキャスターにしとけみたいな風潮がある。ポケモンでいえば水タイプくらい多い気がする。

ライダーとは何なのか。なぜお前がライダーなのか。調べれば調べるほどこじつけ感がすごい。

・クイックが弱い。アサシンならセーフ。それ以外のクラスには外れカードしかない。

キャラがみんな魅力的なので、ストーリーはやっててそこそこ楽しい

・本当に魅力的なキャラしかいないので推しキャラって感じにはならない。みんなよし。というかあんまり婦長ーーー!!好きだーーーー!」とか言ってるとガチャの沼に飲まれる気しかしない。

サポートのLv100ヘラクレスが強すぎる。マシュ+ヘラクレスレベル1でもうこのままクリアするわ。もう6章で難易度上がってからこれしか使ってない。

・もう推しキャラヘラクレスって言ってもいいかも。ヘラクレスかっこいい。自分ヘラクレスレベルが上がり次第、聖杯使うつもりだ。ヘラクレスイケメン。この気持ち、恋かもしれない。俺男だけど。

イベントは一応一通り素材集まるまでやったけど、これ苦痛だ。やった方が相当得なのはわかるけど、ちゃんとやると拘束時間えぐいゲームは一日一時間って知らないのか。

ログインは1日2回程度で済むので、ゆるゆるやるなら拘束時間はそんなに多くない。無料ストーリー楽しんで、ならめっちゃいいゲームだと思う。

・そんなわけでストーリーヘラクレスごり押しで来たけど、やり込むときつそうだなあ。一部クリアした瞬間にやめるかもしれない。1.5部以降も楽しい

エルサゲートは結局何が悪いのか

と言われれば、やはり著作権一点だろう。

暴力性とかはこじつけだし、それで稼いでる奴いてムカつくとかい感情で叩いてる奴が大半。

そもそも暴力性押しのエルサゲートはそれほどない。

2018-04-15

自分が賢い人間だと思い込んでいる猿の見分け方

・無理に別件にこじつけ例え話をしようとする奴

・これが気に入らないなら対案出せよと要求する奴

・話の論点を無理にすり替えようとする奴

自称議論好き

これ等に該当する奴でまともに話が通じる相手を今まで見た事がない。

多分人間ですらないのだろう。

他人をみて我振りなおせとも言うので私自身これに該当しないように気を付けないと。

2018-04-14

官僚OBポジション

官僚やめて普通に働いてる人はおいといて、評論家とかコメンテーターとか過去の経歴で食ってるやつらはとにかく政権批判しまくるやつか、擁護ばっかのやつらにくっきり別れる。でどっちも知った顔で私の経験では。。。と第三者反証不可能な論拠で持説を述べる。

正直どっちサイドのいうことも信用ならない。首相案件ペーパーについて擁護派は「役人首相とは言わない」とか言ってるが、メモ作った担当者霞ヶ関住人じゃないんだから書き換えてる可能性があることを無視してる。たぶん総理マター→首相案件と読み替えたんだろ。

政権批判は型通りのなんでもこじつけ批判でつまらん。朝日新聞赤旗毎日新聞読んでる方がマシ。

だいたい官僚やめたんだから別の仕事しろよ。そんなに霞ヶ関が好きなら戻れ。あ、無理か。

2018-03-28

親切にされると気があるなと思ってしまうのは自分好きな人しか親切にしないケチから

はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?????????

全然違う!

女性の中だけの話なら男である自分は知らん

だが男(自分)は違う

あのな?思春期男子かわいい子とか気になる子が「俺のこと好きであってくれないかなぁ」って毎日妄想してんの

そこで親切にされたら「あいつ俺のこと好きなんじゃね!!!???」って勘違いしてテンション上がるんだよ

こじつけだよ?自分でもわかってるけど万が一って思うじゃん

こっちがケチからとか関係ねーよ!なんなら親切しすぎて八方美人なんて言われたさ

宝くじ買ったりスマホげーのガチャでもいいし、あんま詳しくないけどパチンコでもいいよ

なんかいつもと違う感じのこと起きたら「これあたるんじゃね?」って思うじゃない?あれと同じだよ

大体外れるし自分でもばかばかしいとは思ってるんだよ?

でも「いや、万が一あるな…」って思うじゃん?

あの思春期感情を「ケチ」の一言で済まされるとふざけんなって言いたくなる

[] #53-3「イアリーランド

≪ 前

アトラクションの出来自体はそこそこだったと思う。

だが、イアリーチケットに対する不信感のせいで、存分には楽しめなかった気がする。

それでも気を取り直して楽しもうと、俺たちは頑張った。

そもそも、楽しませるために作られた遊園地で、楽しむ側が必要以上に頑張る時点で無理があるとは思ったけど、そこは譲歩しよう。

しかし、そんな俺たちの譲歩も虚しく、イアリーランドはことあるごとに“残念感”を出してくる。


…………

お腹が空いてきたので、レストラン食事をしたときのことだ。

このメニューが、なんとも“ビミョー”なものだった。

「ん……この『ウェンズデイ君のカルボナーラ』……どこにウェンズデイくん要素が?」

「そのミートソースの模様じゃないか? ウェンズデイ君って、ほっぺたにグルグルあるだろ」

「えぇ……それだけ? 他にもっと……なんか、こう……あるんじゃない?」

そう言いながらドッペルは、フォークパスタを掻き分け、その“なんか”を探している。

しばらくすると、ドッペルは無言でカルボナーラを食べ始めた。

答えは聞くまでもなさそうだ。

たまたまハズレメニューを引いただけかと思ったが、俺たちの頼んだものは悉くそんな感じだった。

キャラクターイメージをしたとされるメニューは、どれもこじつけ気味な関連性しかない。

「え、それのどこが『イアリー君のカプチーノ』なんだ?」

ラテアートで、イアリー君のアホ毛が描かれていたんだけど、運んでるときに崩れちゃったっぽい」

「この『ニッキゲーム』ってジュースニッキが入っているのは分かるけど、ゲーム要素は取ってつけたみたいな感じだなあ。クッキーに『ゲーム』って書いてるだけだ」

飲み物だとかスイーツだとかも酷い。

かたどったクッキージュースに浮かべただけだとか、プリントしたチョコケーキに乗せただけだとか、すごく投げやりなクオリティのものが多かった。

にも関わらず、妙に値段が高いのも気になる。

こういうところのモノが高いのは分かってはいたんだけど、さっきのチケット関連の出来事も踏まえると、どうもボッタクリの印象が拭えない。

「私、同じジュース頼んだけど、こっちにはその取ってつけたゲーム要素すら入ってないわよ」

「いや、さすがに全く入ってないってことはないだろ。カップの底に沈んでるんじゃないか?」

「沈んでないわよ。ほら」

「うわ、マジだ……ニッキしか入ってないじゃん」

しかも、作りが安定していない。

「取り替えてもらいなよ」

「私、ムカついてるけど、やめとく。文句を言って得られるものが、クッキーひとつだなんて割に合わないもの

普段なら、こういうことは抗議するタオナケが、ずいぶんと大人しい。


兄貴が以前に話していたことを思い出す。

通販とかでさ、『○○日までなら返品可能』ってのあるだろ? あれで実際に返品する人って、かなり少ないらしいぜ」

「それだけ、その商品に満足しているってことじゃないの?」

「その理由も半分くらいはあるだろうが、もう半分は『返品するためのコストが割に合わない』からだと思うんだよな」

「返品したのに割に合わないって、どういうことなの?」

「例えば、返品時の送料とかは消費者負担しなきゃダメ、とかい契約を設けてんだよ」

「うわ、セコい」

「それがなくても、わざわざ返品のためにダンボールに入れて、宛て先を調べて書いて、宅配業者に頼んで……面倒くさいだろ?」

タオナケの、今の心境も似たようなものなのだろう。

満足に足らないし、後悔もしている。

けど、それを取り戻すために、労力をかける価値を感じないんだ。

覆水盆に返らず』という諺があるが、仮に返せたとしても「別にそこまでしたくはない」という気持ちが勝るのだろう。


…………

俺たちはレストランを出た後、真っ先に自販機飲み物を買おうと思った。

お粗末な紛い物で満たされた口の中を、親しんだ既製品の味でリセットたかたからだ。

しかし、ここでも予想外の裏切りに合う。

自販機に売られている飲み物が、普通の値段だったのである

こういうところの自販機って割高に設定しているもんなのに。

これだと、レストラン飲み物を頼んだ俺たちがバカにされている気分だ。

どうもイアリーランドは、価格設定無頓着なきらいがあるらしい。

「なあ、この遊園地ヤバいんじゃないか?」

俺はそう口にするが、みんな肯定否定もしなかった。

“したくなかった”のだと思う。

「そうだな、じゃあ帰ろう」と言って帰られる状況ではなかったからだ。

次 ≫

2018-03-26

anond:20180326180052

元増田を読んだけど、つまらない作品こじつけ考察がだめだと言っていて、考察がつまらいか作品がだめだとかいってないようだが。

2018-03-24

anond:20180324020839

その「歴史の重み」とやらの8割が、明治二次大戦の間にでっちあげられた戦争のための都合のよい物語ベースになってることが問題だっての。

そもそも天皇日本の象徴にしたのもGHQ戦争のために利用できる価値があるからってので作った無理やりなこじつけだし。(それこそ西洋思想www

そこから議論スタートしないと天皇制の整合性ってのが全くとれないんだなあ。

2018-03-19

ブルガリアヨーグルトがついに400gになるらしい

はあ・・・もともと500だったのに450にしてそっから砂糖カットしてついに400ですか・・

最終的に300gとかになりそうだなあ。。一人暮らし世帯が増えたからとかいこじつけ

2018-03-14

地元から見た元学校予定地とか公園がある土地の話。

去年の今頃も書いてたな。

https://anond.hatelabo.jp/20170224224848

自分意見としてはこの問題の根っこは豊中市の(他の地域に比べて)異常な洗脳に近い教育実態に対して

正反対教育をする学校を開校しようとしたら、

それの利権を食ってる連中が火病起こしたついでにハッタリかまして

政権ともども潰そうとしたのが始まりではないかと。

これが他が似たようなことをしてもココまで大事にはなってないと思う。

徒歩圏内に住んでる親に言わせれば

「あのなにもない空き地学校できてよかったじゃん」と近隣の人達は言ってた模様。

しろなんか余計なことしてくれてまた無駄なことしてくれただろっていう方向らしい。

なんか誤解があるみたいだけどBの地域ではないので。

B絡んでたら、言い出しっぺの共産党おっさんが隣の公園セットで潰しにかかりますがな。

しろBのニオイがあるのは給食センターの方。

から隣の公園とセットで選挙区のしゃしゃり出るおばはんの名前が出てきてる結果に。

しかしSとか民商はうじゃうじゃいるのは事実

小学校の時同級生の家へ遊びに行ったら

文化住宅の中に聖教新聞三色旗とか標準仕様に置かれていることしばしば。

これ(https://togetter.com/li/1208018)を読んで思ったのが、

バリバリ左の教育がのさばってる地域刺客のように右の教育する学校を入れようと思ったのではと推測。

ただその学校経営してるおっさんが超クレーマーすぎてるのもアレだが。

つかこんな教師にとっての地上の楽園土地によく入り込もうとしたな。

確か最初にこの話題が出たとき調べたのが共産党市議会議員だったはず。

せっかくいい感じに洗脳できてるのに日本会議が絡むやつが学校作るおもんねーわ

適当こじつけて潰してまえ

こんな流れじゃないかと。

カケもそうだけど、左に偏った人たちは自分たちのイデオロギーを達成するためには、

それに対して一番接する地元民の声なんか絶対聞くことはないのが親の話で改めて思った次第。

[] #52-1「カカオ聖戦

バレンタインデー発祥には諸説ある。

バレンタインかい司祭恋人のために催しを行ったのが基とされているが、それは作り話だともいわれている。

いずれにしろ真実あやふや認識されている歴史というものは、得てして現代を生きる人間によって都合よく変換されることが多い。

歴史修正主義者みたいに思想的ではなく、その日にこじつけて何かを売りたい、資本主義だとか商業主義にあたる人間たちによってだ。

まあ、大局的に見れば経済を回すためだとか、それはそれで考えがあるかもしれないが、俺たちの国でそれがチョコレートである必然性がないことだけは確かだろう。

バレンタインデーは、良くも悪くも普及した文化だ。

その日が個人にとって関係があろうとなかろうと、誰も知らないフリができない。

降りかかる各々の出来事平等ではないのにだ。

更にガメツイのは、バレンタインデーの約1ヵ月後にホワイトデーなんていう“お返しキャンペーン”まで普及していることだ。

さて、今回の話は、生憎だが甘酸っぱい要素は何一つない。

かといって、チョコを貰えない人間のほろ苦い話というわけでもない。

共感理解を介さない、極めて面倒な話だ。


話はバレンタイデーに遡る。

その日は休日と重なり、俺は家でくつろいでいた。

去年のことを顧みると、これはとても快適なことだ。

俺の学校にはバレンタイデーに家庭科の授業としてチョコを作るという伝統があった。

男女関係なく班で作ったチョコを食べるという、一見すると何とも平和な授業だ。

だが、このタイミングを利用して“個人的に”作る人間も多かった。

恋人のため、想い人のため、ただ友達同士でワイワイやりたいだけ、と目的は様々だ。

そして、そういった人間の中には、ホワイトデーをアテにして無差別バラまく奴も必ず出てくる。

差別して欲しい時に限って差別してくれない。

面倒くさい話だ。

チョコを食えない人間からすれば尚更である

お返しなんてしなくてもいいと思いつつも、そんなのに律儀にお返しする奴が出てくるから、俺も体裁を整えるしかない。

しかし、そんなバカげた行事から今回は解放されたのだ。

軽やかな気持ちソファに寝転び、煮干しをポリポリと食べる。

チョコが食えない俺のいる我が家にとっては、2月14日煮干の日のほうがポピュラーなのだ

2月14日煮干しの日だが、バレンタインでもある。お前はいいのか?」

同じく煮干バリバリ食っていた弟に、俺は何気なく尋ねた。

「なにが?」

「なにって、チョコだよ。外周れば貰える可能性あるんじゃないか?」

「え、チョコ貰えるの!? でも休日だよ?」

弟はバレンタイン学校行事くらいにしか思っていないようだ。

「いや、別にそんなの関係なく貰える」

「そうなの? じゃあ行ってくる!」

上着羽織って飛び出そうとするが、俺は呼び止めた。

まだ、説明は終わっていない。

「貰えるとは言っても、タダではないぞ」

「貰えるのにタダではない、ってどういうこと?」

弟の疑問も尤もなんだが、そういう疑問のために「タダより高いものはない」という諺があるのだ。

ホワイトデーといってな。バレンタインチョコを貰ったら、何らかの“お返し”をしなければならない日があるんだよ」

「なんだそりゃ。ギブってのはテイク前提でやるもんじゃないだろ。それじゃプラマイゼロじゃん」

実の所バレンタインには様々な側面があって、安易価値推し量ることは難しい。

だが、世間に捉われない自由奔放な弟にそれが理解できるとも思えないので、俺はあえて省略して説明することにした。

「いや、むしろマイナスかもしれない」

「どういうこと?」

ホワイトデーのお返しは、通説ではバレンタインに貰った物の3倍の価値とされている」

「3倍!?……バレンタインチョコをあげるほうが得しやすいってこと?」

「そうだ。つまりバレンタインチョコを貰わないようにしつつ、相手チョコ押し付けゲームってことだ」

全くのデタラメを言っているわけではない。

弟が安易チョコを貰わないよう、遠まわしに釘を刺すための理屈だ。

だが、こういう“全くのデタラメではない”情報のほうが、弟にはかえって害悪だったのかもしれない。

次 ≫

2018-03-10

Netflix水着回アニメが無いから良い

悪魔城ドラキュラデビルマン、B、AICOとネトフリアニメを見た。

いずれも視聴者に媚びてなくて、クリエイターが作りたいものを作った感じがして大変良かった。

特にいわゆる「水着回」が無いのが良い。

水着回は大嫌いだ。厳密に言うと水着が嫌いなのではなく、

その回をすっ飛ばしても全体の話に全く影響がない話が嫌いだ。

世界観無視してビーチバレー始めたり、突然温泉が湧いたり、こじつけで脱ぎだしたり、しかもそれを円盤の売上のためとか言い訳したりするのが大嫌いだ。

せめて作品の内容に関係のある言い訳をしてくれ。

そのせいで後半説明不足になったりするともう最悪。なんであの回入れたのか!?と恨みしか募らない。

水着では無いがウテナにちょこちょこ入ってくる七実回は本当に嫌だった。七実は好きだけど、一連のあれ必要だったか?と今でも思う。

今のところネトフリアニメはそれが無い。

萌え美少女腐向け美少年で「釣って」るようなアニメもなくて良い。

CMも無いので途中で話を切る必要もない。何故かAICOはCMカットが入ってたけど。

ただ一挙公開だと、SNSで盛り上がるタイミングがズレたり、後半で明かされる謎の考察をする暇がないのが残念だ。

2018-03-09

損な役回り

そう感じるのは自分だけなんだろうか。

人間、得した!と思うことより損したと思うことの方がよく覚えてるとは言われるが。食べ物の恨みは怖いって言葉があるけど、食べ物の恩義は忘れないみたいなのはまりいたことがない。自分のものを食べられたら損だと思って覚え続けるけど、もらってももらったなぁとしか覚えないんだろう。そういうもんだ。

いや、余程命を助けられたとかなら別かな。それは話が違ってくるか。

損な役回りばかりだなって感じる。まあ被害妄想9割なんだろうけど。損を感じたことがない人っているのかな、いたらどんな感じなのかな。すごい金持ちなんだろうか、そうでなくとも運と親に溺愛されたような人なのかな。

いきなり変わるけど、また創作云々の話だ。友人の創作レベルがみんな上がりすぎてついていけない。みんな絵の人だから文のわたしとは比べ方が違うんだろうけど、みんな、すごい。

もう嫉妬とかも消えかけた気がする。すっぱり手を引いたらどうでもよくなった。

はいえまだまだ未練はある。それは捨てきれない。けどいつか自分の中で昇華して消えるものだろうな、なんてこじつけてる。書きたいのか書きたくないのか、やめたいのかやめたくないのかどっちつかずなままだ。やめたくはない、けど、書けそうにはない。ずっとうだうだ悩んでる。

新しいアイシャドウが欲しいな。化粧品、色々なくなりかけてきてるから買いに行きたい。髪も切りたい。

クサい台詞だけど、今日幸せでしたって一日の終わり方をしたい。そりゃそういう日もあっただろうし、子供の頃なんかそんな今日幸せかなんて考えてもなかったけど。できれば毎日、そう思いたいもんだ。そう上手くは行かないけど。

2018-03-06

逆切れメカニズム

逆切れって聞くと、何でそんなことする?謝ればすむのに。意味不明、ってなってたし、逆切れする人に限ってどうしようもない事をしている。

レジ金盗んで問いただされ逆切れした人に対してほんとに理解に苦しんでたんだけど、今日わたし人生で1位2位を争うような失態をして怒られて、「あ、こういうとき逆切れするのかな」って思った。

実際は逆切れもせず謝り倒したんだけど、なんか怒られて自分の犯した失敗の原因を突き詰めると人のせいになってくんだよね、段々。ここは、普通のひとならでもここは私が悪かったなってなるから謝っておわりなんだけど、怒られすぎて、なんとか言い訳をしようと思うと同時に多分自分がこのくらい怒られるレベルだなっていう基準を超えて怒られると、腹立ってくる上に「ここで(こじつけたほかの原因)のせいにして怒れば、、“いける”」ってなるんだよね。この“いける”が厄介で、絶対絶対絶対いけないのに、完全に“いける”ってなってしまう。多分ほんとに逆切れを始める瞬間はまったく自分悪いと思ってなくて、切れ続けるひとは引っ込みつかなくなっただけなのかな、と思った今日

ニューダンガンロンパV3を克服したい

twitterやってるダンガンロンパオタク愚痴

面倒な人間なのは承知済みです。

私はV3オチがかなり嫌いで、一時期毛嫌いしていた。

プレイ直後は面白かった記憶が多くを占めていたが、クリア後しばらくして考察したくなったときに、嫌な部分をブワッと思い出してしまって駄目だった。

私はアニメロンパ3をリアルタイムで視聴し、前作との矛盾点やスナック感覚洗脳が気になりイライラしていた。

しかし、それでもこれがロンパの世界で起こったことで、彼らが選んだ道なら、なるべく自分が納得できるようにこじつけようと考えた。

そうして自分の中で希望ヶ峰シリーズを完結させようと考えていた。

しかし、V3希望ヶ峰の名前が出され、ゴフェル計画をはじめ希望ヶ峰の設定を覆すものを並べられ、冷静ではいられなかった。

希望ヶ峰シリーズをこれ以上搔きまわすことだけはやめてほしかたからだ。

この時点でイライラは募っていたが、Chapter5は個人的に好きだったし、終わりよければ全てよしとしようと偉そうにも考えていた。

しかしそれも最悪の形で締めくくられた。

ダンガンロンパゲームで、登場するのは非実在キャラクターだなんて、誰もが分かっている。

しかし、ゲームの中ですら私の好きなキャラクター達は生きていなかったと言われたのだ。

生い立ちは設定だから過去に関わった人間存在しないと言われたように感じた。

キャラクターを掘り下げたスピンオフ作品が全て茶番に感じた。

本編の後なんてあるわけないと否定された気がした。

希望ヶ峰シリーズの余韻に浸って、平和な学園時代キャラクター性を掘り下げて考えていたのを全て否定された気がした。

ロンパ3なんて茶番の最たる形だと思った。

しかも、その設定は視聴者が望むからできたんだ言われた。

その視聴者というのが、ダンガンロンパの続編を望んだ私を含むプレイヤーのことを指してると思えてならなかった。

kdkは、1周年の際のネタバレツイートでその意図はないと言っていたけれど、当時の私はそう捉えられなかった。

お前らが掘り下げと続編を望んだから、こうして悲劇を作ってやったんだ満足だろうと顔に唾を吐かれた気持ちだった。

それをわざわざ立ち絵声優さんを引っ張ってきてキャラクターに言わせるという周到さをもって、私は精神は粉々に砕かれた。

V3だけで完結させることもできるオチを、こうして1・2のキャラを巻き込んでまでやる必要はあったのかと何度も泣いた。

ダンガンロンパ1・2reloadとそのキャラが好きだったから、こうして扱われることが悔しくて堪らなかった。

吐きそうな気持ちプレイし終えて、それでもV3キャラクターは好きだったかイラストなんかは漁った。

でも、少し落ち着いて紅鮭プレイしようと思ったら発売前の宣伝と内容が違っていて、プレイヤーキャラクター赤松じゃないことにガッカリして手をつけずやめた。

この辺りからだと思うが、V3への怒りが収まらなくなった。

twitterではV3肯定派の人ばかりで息苦しかったので、アンチスレに入り浸った。

普段話していた人がV3ジャンル移行してしまったのが辛くて、V3の呟きが増えた人を何人かブロ解した。

すでに自分生活の一部になっていたロンパの話をするのはもっぱらtwitterだったから、開くたび目に入るV3情報ものすごくイライラしていた。

本当に酷いときは1・2の話をしなくなってV3を楽しんでいる人を憎んでいた。

V3が苦手だと打ち明けると、いいところもあるからもっと掘り下げろと勧めてくる人には露骨にキレた。

ここまで言ったがずっとキャラは好きだった。

キャラデザは好きだし、設定とはい自身ではそう認識していないなら、キャラに罪はないと思っている。

クリア直後に集めたグッズを捨てようとかは考えなかったし、スケブとかで描く程度のことは抵抗がなかった。

ただ、twitter流れるコラボ二次創作は絵が綺麗だなくらいの感想で興味が湧かなかったし、本編沿いのものイライラして見れなかった。

けど、発売から1年と少し経ったくらいの今も、twitterのTLはV3でいっぱいだ。

まりジャンル話題でTLが埋まっているのだ。

さすがに見ててイライラすることはなくなったが、未だに興味は持てない。

本編沿いの内容だとすごいなと感じるが、感動はなかった。

正直こんな現状はつまらないなと思った。

みんなが楽しんでいるものを私は楽しめていないのが寂しかった。

でも、怒りを再燃させるのが怖くて2周目に手をつけられなかった。

信じられないだろうが、私だってキレたくてキレているわけではないし、楽しんでいる人を否定したいとは思わない。

自分がまた愚痴ばかりの嫌な人間に逆戻りするかもしれないと分かっていて、手を出す勇気もなかった。

そこで、二次創作に手を出してみた。

流れてくるものを見るだけでなく、自分から見に行ってみた。

本編より二次創作に手を出すのはにわか臭くて抵抗があったが、一応本編はクリアはしているし、と自分言い訳した。

最初は人気の漫画ギャグなど、比較V3世界観に触れない、ライトなところから入って抵抗をなくそうと試みた。

結果から言うと、割と成功した。

イライラしないし、キャラを活かしたものは「上手いな」と思えた。

さすがに自分推しほどの興奮はないが、読み物として面白いと言う程度の感想が湧くようになった。

まだTLに流れてくるものにまで興味を持てないが、描き手の名前CP名くらいの知識は身につけた。

ここまできたら、別ジャンルではなく、知っているジャンルとして認識できる。

描き手はそんな感覚で読まれたくないかもしれないが、私はこれを経て、V3を少しでも好きになりたいと思っている。

努力して好きになるものではないと言われればそうだが、これを好きでいられたら、そしてそれを分かち合えたら楽しいだろうという気持ちで、これからも少しずつV3二次創作を見ていきたい。

そしてゆくゆくは、おまけモードや本編やお楽しんでプレイしたいのだ。

2018-02-28

一ノ瀬志希考察しようかな SSR[アイロニカル・エントランゼ] デブ

どーも、デレステやってる志希Pです

フェス限志希、出たのでそのセリフ確認少しするよ。ヒマな人はどうぞ。

まず、私が注目したセリフでも挙げておこうか

ルーム特訓前

  「ヒューマンエラー人間の揺らぎが、実験研究の最大の敵なんだよね」

ルーム特訓後

  「達観するのにも飽きたからさー。人生、楽しまなきゃソンだよ」

ホーム特訓前

  「この街並みを見てるとさー、もしかして、全部夢なのかなーって」

  「思いだすな―、あの頃。あの頃は…どんな頃だったっけ。どうでもいっか」

良いセリフもいっぱいあった。特に、今回の志希は非常に落ち着いている。

誰かとの反応ではない、”一ノ瀬志希”そのままの輝き。彼女個人で持っている魅力…

…話がそれた。

とりあえず気になったのは、ここら辺。

で、まずは

ヒューマンエラー人間の揺らぎが、実験研究の最大の敵なんだよね」

これから行こうか。これは、私のこじつけに近いけどね

まず、この発言事実を述べたもの。「人間の揺らぎは実験研究の敵」という事実

志希は感想を述べたり、質問したりはよくある。

でも、事実を語るのは少ない。なくはないけど。

その少ない例は「志希が直接経験した事」の割合が多い。

志希がアメリカから帰ってきた理由は「飽きたから」

昨日まで楽しかたことが急に楽しくなくなることは少ない。

幾つかの要因が積み重なって徐々に興味が薄れて、何かのきっかけで完全にやめる、という事が多いと思う。私は。

幾つかの要因の一つか決定的な何かかは知らないけど、志希はおそらく「人間の揺らぎ」で苦い思いをして、そして研究をやめた。

「似たもの同士で反発」「父親はぶっ飛んでいる」との事なので、私が言いたい事はこうなる。

志希の父親可能性は二つ。

「非常に合理的な考えを持っていて、当時の志希にはあり得ない冷酷な答えを出す事もある大人」→「人間の揺らぎ」を起こしたのは志希

俗物的で金や名誉大事にするような考えで、志希にとってはあり得ないくら子供」→「人間の揺らぎ」を起こしたのは志希の父親

どっちでも意味は通る。私は後者が好きだけどね。

よし、一つ終わり。

それでは次、「達観するのにも飽きたからさー。人生、楽しまなきゃソンだよ」やろうか。

この文章から、志希は「達観していた」「人生は楽しくなかった」とわかる。

私の思う達観は、言い換えれば「妥協を覚える」「諦める」が近いかな?そこまで悲観的じゃないけど。これ補足ね。

かるーくまとめる。

以前の志希は明るく無くて、いつもつまらなそうな顔をしていた。

そして、「達観していた」。周囲の大学研究者からみたらどう見える?

”此方を見下した、頭は妙に回るガキ”だと思われるんじゃないかな?

ついでに、二宮飛鳥と長くお喋りしてた件。この話が正しければ、飛鳥を気に入るのも簡単にスジが通るよ。

以前の志希と飛鳥は、「対人」が共に死んでいる。

コイツ馬鹿だ」と思えばもう、相手に敬意どころか気遣いも無し。

まり二人は似た者同士!

あ、私は志希も飛鳥も好きだよ?なんだかんだ二人は前向いて歩いてるから

じゃ、ここまでで「志希は飛鳥過去自分を見て、それで気に掛けている」説終わり。

よし、次。

この街並みを見てるとさー、もしかして、全部夢なのかなーって」

「思いだすな―、あの頃。あの頃は…どんな頃だったっけ。どうでもいっか」

内容が一緒だから、纏めていこう。

まず、上。「全部夢なのかも知れない」

こんな事が頭に浮かぶのは、ボンヤリとしている時ぐらい。

真剣にコレを考え”続ける”ことは難しく、志希なら一瞬で終わります。詳しくは「胡蝶の夢」でググって

街並みを見た時の「楽しそう」「五月蠅い」といった感想とは違うね。

この感想は、「現実味が無い」私はそう見る。

続けて、下。「あの頃の事は、別にどうでも良い」※見栄を張っている可能性は少ないです、自分に語るような声音だったので

志希はギフテッド、才ある者として生まれた。

なら、その高い能力から多くの経験を積んできたはず。印象的なこともたくさんあった。

なのに「どうでもいい」?

この二つから、分かった。

志希はもう、現世に未練が殆どない。引き留める人がいなければ世間一般で言う”失踪”をするだろうし、少し生きづらくなれば「面倒なことはゴメンだね」と簡単自殺もあり得る。

Twitterで誰か志希Pさんが「志希は気がついたら幻のように消えてしまいそう」と言っていて、私も結構共感していた。

その危うさが、志希の魅力を引き立てていたから。

…これで「幻のよう」が一気に加速した。いやー凄い。私正直、公式にここまで出来るとは思ってなかった。

この魅力を出すなんて。


なーんか中途半端な気がするけど、ここまでかな?

後は、前回のコメント返し。まともな人だけ。(約一名)

モバマス台詞も見ろよ ←この人

コメントありがとう

一応ね、度々セリフ集の確認とかはしてるよ。最近ドラマチックシナジーも。

だけどね…あれは考察には挟めないや。

だって志希がにゃはにゃは笑ってる以外、何もない。可愛かったけど。

Pをよほど気に入ってる事しかからなかった。

島村卯月が「頑張ります!」と笑顔で言っていた頃、私は卯月がどのくらいの情熱を持っていたか知らなかったよ。

彼女アイドルへの憧れ、彼女自身の在り方への悩みなんて知らなかった。

人の本質は何かにぶつかった時に見える、私はそう思ってる。

ぶつかり傷つき、その壁から逃げ出すのも良い。

一旦壁から逃げて見れば視界が広がる。壁と会うことが無い道もあるだろうし、壁を超える方法が見つかるかもしれない。

傷つかなかったら? その姿はとても格好良い。それもまた個性

ただし、より高い壁とぶつかった時どうなるのかは神のみぞ知る。

まあつまり、そういう理由モバマスは使わないよ。少なくとも今は。

確認は時々してるから、使える時は使う。そんな感じで。

                                                      終わり

                          見てくれた人ありがとう

人の顔の覚え方

初めて会う人の顔を見るとき無意識のうちに「この人はあの人(既に知っている人、有名人)と同じ系統の顔だな…」っていう風に考えてしまう癖がある。

トータルで似ている人がいないような顔の場合でも、パーツが似ている人探したりして、無理矢理にでもこじつけようとするんだけど、

似たようなことやってる人いる?

2018-02-19

タイトルが思い出せない、読んだこともない本

どこかの出版社ホームページで、簡単な紹介を読んだだけで

表紙すら見たことがなく、内容もうろ覚えの本があるのだけれど

心当たりのある方は教えてほしい。

・いわゆる「こじつけ」系ミステリー

 事実に何があったか問題ではなく、こうも考えられるよね→そんなの無茶だ→でも否定出来ないよね というタイプのヤツ。城平京虚構推理に近い。

キャラクターもの主人公は女。本のタイトルにその名前が入っていたような気がする。(xxさんはxxしない タイプタイトル

過去にどこかでシリーズ展開されておりその久々の新作?のような推され方をしていた、ラノベ寄り?

・「名探偵推理しない」ではない

・「鷲見ヶ原うぐいすの論証」ではない

・「月見月理解の探偵殺人」ではない

・「事件シリーズ」ではない

・「絶園のテンペスト」ではない

・「その可能性はすでに考えた」ではない

・「ミステリーリーグ」ではない

・「天久鷹央の推理カルテ」ではない

・「明智少年こじつけ」ではない

よろしくお願いします。

2018-02-17

anond:20180217131514

いや、そもそも、「自分にとって迷惑もの(=自分痴漢ができなくなるようなもの)はどんな理屈を使ってもつぶしたいかこじつけてる」という説。

周りの目の届かないような満員電車では、ほかのやつに罪を着せたり、ビデオから隠れるところでやったり、手袋付けたりいろいろ手段があるけど、

そもそも女がいなくなったら痴漢ができないから。

まあ、一点、混雑率を緩和したら、周りの目が届くから解決案の一つではあるとは思う。まあ、どうやって混雑率緩和するかという問題があるから無理だけど。

今でもめいいっぱい本数増やして今の混雑だし。

せめて本社東京郊外ぐらいであればいいのかもしれんけどね。

2018-02-11

アニメうらら迷路帖』はなぜ失敗したか徹底解説

まずはじめにいっておきたいのは『うらら迷路帖』をけなす目的でこの文章を書いているのではないということだ。おれは『うらら迷路帖』のファンではなく日常系アニメファンで、だからこそ書いておきたいことがたくさんある。

ファンの人はたくさんいるだろうけれど、人気が出なかった作品であることはファンも認めざるを得ないと思う。なぜ商業的な失敗をしてしまったのかを可能なかぎり客観的に書くことがこの文章の目的だ。

作品の概要

うらら迷路帖』は2017年の冬クールアニメ化された作品で、原作はまんがタイムきららミラクに連載されていた四コマ漫画だ。

同じクールにやっていた『けものフレンズ』に話題をかっさらわれたばかりか、『この素晴らしい世界に祝福を! 2』『幼女戦記』といったなろう系の注目作、『ガウリールドロップアウト』『亜人ちゃんは語りたい』『小林さんちのメイドラゴン』といったファン層がかぶりそうな作品などが放映されており、それらの影に隠れてしまった感がある。

まずは良いところをあげていく

たくさんある。

キャラデザかわいい。とくに小梅のキャラデザがおれは好きだ。

OPの曲がかわいい。脳内でくり返し再生される。OP映像もそれなりにいい(もうちょっとがんばれたとは思うが)。

大正ロマン風の舞台設定がいい。建物内装はもちろん、ちょっとした小物にまで配慮がある。

占いの番付によって入られる場所制限される設定もいい。番付が上がる→入られる場所が増える→自然に新キャラが出せる(既存キャラリストラ自然にできる)というシステムになっているからだ。

ちょっとしたエロ要素もいい。

ここから先は悪いところばかりを徹底的にあげていく

なにがダメだったか明確にするために、日常系最大のヒット作であるけいおん』を中心に他のアニメ作品との比較で話をすすめていく。

男の占いへの興味のなさをなめている

日常系は+αなにを盛り込むかということが重要だ。

けいおん!』は軽音楽、『ばくおん!!』はバイク、『New Game!』はゲーム制作、『ヤマノススメ』は登山、『ゆるきゃん△』はキャンプなど男が関心をもつものを盛り込むのがふつうだ。

ひだまりスケッチ』や『GA芸術科アートデザインクラス』のように芸術をテーマにすることがよくあるけれど、それは視聴者の関心というよりは、芸術制作によってキャラ個性を出しやすいのと、作者の漫画家としての経験テーマに活かすことができるという利点があるから採用されるのだと思う。

ところが、うらら迷路帖場合は「占い」だ。これはかなりの悪手だ。しかも、おまけ程度ではなくがっつりと話に絡んでくる。

男というのは占いにまったく興味がない。馬鹿にさえしている。占い好きの男もいることはいるだろうけど、同好の男友達を見つけようと思えばかなり苦労するはずだ。

ギターを弾いている女の子は三割増しでかわいく見えるし(=萌え)、バイクをさっそうと走らせる女の子はさまになる(=萌え)けれど、占いに興じている女の子をとくべつかわいく感じる男はあまりいないはずだ(≠萌えいかんせん興味がないし馬鹿馬鹿しいと思っている)。

あと、占い師の番付が「十番占(見習い)」~「一番占(名人クラス?)」まである設定だけれど、たとえば五番占と一番占がどのくらい力がちがうのかがよくわからなかった。そういう少年漫画っぽいところは、せっかく設定を出したんだからもっと詰めるべきだ。

占い要素は、死に設定どころか死神設定になってしまっている。せめて似たような要素の「巫女」だったらまだよかったんじゃないか個人的には思っている。巫女服という制服萌え要素)があるし、エロ漫画エロゲーで培われたオタク独自巫女文化があるからだ。

キャラ関係性の構築ができていない

ようするに関係萌えができないということ。これが最大の失敗要因だとおれは睨んでいる。

メインキャラ四人は皆が初対面で、幼なじみだったり姉妹だったりするわけではないし、同じ占い学校の同期だから先輩後輩の関係性がない。だれとだれがとくべつ仲がいい設定なのかパッと見でよくわからない。あえていうなら、みんな均等に仲良し、あるいは千矢のハーレム

このおれの意見にはこういう反論が来るんじゃないかと思う。「だれとだれが仲がいいかなんて最初からからなくてもいいのではないか。話数がすすんでいくごとに徐々に関係性が構築されていく過程を楽しんでこその日常系だ」

この反論には実例を示すのがいちばんいいと思う。

たとえば、『けいおん!』。澪と律は幼なじみで仲が良く、軽音楽部の再立ち上げもこのふたりがはじめたことだ。担当楽器ベース(澪)とドラム(律)のリズム隊。唯は後輩の梓をとくに可愛がっており、梓はなんだか頼りない先輩である唯をどこか放っておけない(最高か!?)。担当楽器ふたりともギター。そして傍観者、紬。担当楽器キーボードというのもまたそれっぽい。

たとえば、『ご注文はうさぎですか?』。ココアは、住み込みで働いている喫茶店の娘のチノを妹のように可愛がっており、チノ困惑しつつもココアを受け入れていく。ココアとリゼは同じ喫茶店バイト仲間。ちがう喫茶店バイトしているシャロは、学校の先輩のリゼに強く憧れていて、幼なじみの千夜によくからかわれている(からかいといってもかわいらしいものだけれど)。

ふたつ例にあげた関係性は、アニメを観た100人100人が速攻で理解できる。そのキャラが出てきてから一話、長くても二話ほど観ればわかる。わかりやすいものであれば十秒でわかる。鼻クソほじりながら観てても簡単にわかる。

ようするに日常系というのは、関係性をはじめから色濃く匂わせていないといけないということだ。その点で『うらら迷路帖』で関係性がちゃんと構築できているのは、佐久隊長周辺だ。

佐久とニナは幼なじみで、ニナの妹のノノを昔から可愛がっている。部下ふたり佐久に惚れこんでいる。

正直なところ、佐久隊長を主役にしたほうがよかったのかもしれない。

ストーリーがある

うらら迷路帖』が日常系扱いされていることに違和感がある人もいると思う。なにせ、ストーリーがあるからだ。主人公の千矢が母親を探すために立派な占い師を目指すという大きなストーリーと、一話完結の小さなストーリーが組み合わさって作品ができている。

しかし『うらら迷路帖』はまんがタイムきらら系列作品で、登場キャラは女しかおらず、日常系雰囲気・印象がかなり強い。なので、このまま日常系ということで話をすすめていく。

日常系というのは身も蓋もない言い方をすれば、キャラ萌えさえできればそれでいいというジャンルだ。ストーリー性は萌え女の子たちが仲良くしててかわいい)の邪魔になることが多いからできるかぎり薄くし、目的があっても自己実現(趣味的)であることがほとんどだ。

うらら迷路帖』はストーリーがある。つまり萌えが付加要素になってしまっている。付加要素はいいすぎかもしれないけれど、萌え女の子たちが仲良くしててかわいい)よりもストーリーを展開させることを優先させてしまっているのは間違いない。

ストーリーおもしろければ問題なかったのだけれど、ひいき目にみてもおもしろものではなく、可もなく不可もないストーリーというのがおれの評価だ。

キャラ世界もきれいすぎる

これが、ストーリーが可もなく不可もない理由だと思う。

もう、出てくる人出てくる人、みんながきれいだ。清廉潔白道徳的に正しい。メインキャラ四人はみんなまっすぐだし、人をからかったりしないし、目立った欠点もない。このやさしい世界には悪人がいないんじゃないかと思ってしまうほどだ(警備隊なんていらないんじゃないか)。

きれいなキャラきれいな世界は当然ストーリーにも影響する。きれいなストーリーほどつまらないものはない。なんでもいいから、おもしろいと思ったストーリーものエンタメ作品を思い返してみてほしい。大きな障害があったり、殺人事件が起こったり、強大な悪人がいたり、世界のものおかしかったりすることがほとんどだと思う。

ネット配信消極的

これはおまけ程度の難点だけれど、ネット無料で観られるところが少なかったとおれは記憶している。すくなくともニコニコ動画では一週間無料期間がなく、一挙放送もなかった。萌えアニメにしてはめずらしく、ネット配信を拒んでいた印象がある(同期の仲間、ガウ亜人メイドラはそんなことなかったのに)。

おわりに

ここまで読んでもらえば、なぜ『うらら迷路帖』の失敗について書きたかったのかがわかってもらえたと思う。ここまでハズしている日常系はそうない。

もちろん、男の興味を引く題材、関係萌えの構築、ストーリーの希薄さ、ちょっとだけノイズのあるきれいなキャラたち、ネット配信積極的、のすべてを満たしたところで人気が出るとは限らない。この文章に書いた『うらら迷路帖』の欠点もただのこじつけに過ぎないのかもしれない。でも、書きたかったんだもん、仕方ないじゃない。

それと、気になる反応があったら返信するつもりでいるんで、そこんとこよろしく。


※追記

kaionji ごちうさだってキャラ世界もきれいだったけど

ごちうさには、ちょっとたかかいちょっとした毒)をしかけてくる千夜がいるし、青山ブルーマウンテンという駄目人間もいるため、キャラがきれいすぎることはない。

dzod というかストーリーがあるから失敗って言っててあまりに悲しすぎないか

日常系というのは基本的にはストーリーを入れないジャンルだ。ただ最近ストーリー要素のある日常系も増えていて『New Game!』はその唯一の成功例。『New Game!』はいろいろとうまくやってるからストーリーを入れても大丈夫だったんだけれど、その「いろいろ」を語ると長~くなるので割愛

gokkie 全く関係無いんだけど、3年後このはな綺譚とうららの違いを語れと言われても回答できる自信がない

そんなことはない。百合要素がほぼないのが『うらら迷路帖』で、百合要素たっぷりなほうが『このはな綺譚』。日常系ファンちょっとした違いに敏感になる。

ka5me 自分は不必要性的描写が多かったことだと思う。おなか見せられてまあ喜ぶんだけど日常系ライト百合に求められている事じゃない。不必要パンチラが単に下品と思われるのと同じ。

これは正論。でもおれ個人としてはもっとエロ推しでもよかった。後の方になるほどエロがなくなっていくんで、エロ要素も中途半端だったんだということにこの指摘のおかげで気づいた。やるなら徹底してエロくする、やらないなら一切やらない、という制作姿勢大事

G1Xir3um 「きらら枠でやるものではなかった」ってことでしょ? まあ分かる。

いや、むしろきらら枠以外で『うらら迷路帖』を受け入れてくれる枠があるのかどうかが疑問。極端な話だけど、たとえばジャンプに連載されたとしたら確実に10週で終了だ。

tose2125 好みに合わない理由を長々と述べられてもつらい

好みに合わない理由というよりは、「日常系の型をこれだけハズしているよ。さすがに型なしになってるよ」ということを長々と述べさせていただいた。

shiju_kago ”ストーリーがある”が悪い理由というのもすごい話だが、一昔前のテンプレ以外やってはいけない時代劇がその位置にいたのかもしれない

ひと昔前の時代劇日常系との共通項という発想がおもしろい。でもおれは時代劇のことがまったくわからないんで残念だ。

a-charin 私は女だから占いも成長してくのもすごく楽しかったけど、あの唐突なエロ邪魔だったなあ。そういうのは個人でやるから舞台では普通にしててくれ!やるならもうちょい自然にやってくれ!って毎回思ってた

女性向け日常系という道もあったのかもしれない、と思わせてくれる指摘。やっぱエロは余計なのかあ。

途中からたまゆら批判に見える。

たまゆらはよかったよ。

dowhile 大成功した。話は以上だ

気もちはわかるけど(好きなアニメが人気が出なかった経験アニメオタクならだれにでもある)、現実を見ようよ。

msdbkm "占いに興じている女の子をとくべつかわいく感じる男はあまりいないはずだ" シンデレラガールズに藤居朋というアイドルがいましてね

アイマスは765のキャラを知ってるくらいでほとんど詳しくないんだけれど、そのキャラ占い師属性以前にアイドルじゃないか占い副業(おまけ)、本職はアイドルって感じなんじゃないの?うらら迷路帖彼女らは占い本業なんだよ。

他人の作ったコンテンツを「失敗した」とか断じて論じようとする人は一切信用できない。これが長年ネットしてきて得た知見ですわ。[……]「自分の審美眼に適わないから失敗」と言い換えて個人的な好みとの差異を詳述しているだけでしょ。

個人的な好みというよりは、「日常系の型をこれだけハズしているよ」ということを書いただけであって、おれ個人審美眼なんてなにも関係ない。むしろキャラデザはいいと思っている(本文中に書いているよ)。『うらら迷路帖』を三話まで観てもらえれば書いていることを理解はできるよ(賛否はあるだろうけど)。

あと「他人の作ったコンテンツを失敗したなんて言ってはいけない」というのは基本的にちがうと思っている。つまり、どんな作品であってもさまざまな人びとが関わっていて努力しているのだからの悪く言ってはいけない批判もしてはいけないということなんだろうけど、そんなのは馬鹿げている(評論家は観た作品を全部褒めないといけないのか)。成功した作品成功要因について話していいのに、失敗要因は話してはいけない?そんなことはない。

どんな作品にもクリエイターたちの想いがこめられている。そのすべてが成功してくれればいいんだけれど、成功するのはわずかで、残りぜんぶは失敗だったり、微妙な成果だったりする。それが当たり前だ。成功を語ることもあれば、失敗を語ることだってある。それも当たり前のことだとおれは思うよ。

つーか、長年ネットをしてきた(自称)くせに、観たことのないアニメ作品批判文を読んで(全部を読んですらいないらしいけど)「個人的な好みでしょ?」とか憶測で書き込んでしまって、あげく人格否定まで書いちゃうあたりどうなのよ。長年って何年?二年くらい?まあ、あれだ、このチーズは二年くらい蔵に寝かせて熟成させてるんですよ~、とか言われたら、二年!へえ長いですねえ~って返事しちゃうもんなあ。二年って長い。おれが十年弱ネットを見てきて得た「雑学」のひとつに「ネットは人を賢くしない」というのがあるんで、あなたの「知見」のほんの隅っこほうにでも入れてやってください。あと差異とか審美眼みたいなちょっとむずかしい言葉あなたは使わないほうがいいよ、弱く見えるから。「違い」「好み」でOK

2018-01-31

anond:20180131115525

離党を止められなかったなら分かるが

党内の右派を抑えらなくなったでは説明が逆だろ

元増田発言からはそうした無理なこじつけが感じられてならんのよ

別に蓮舫を不必要に持ち上げるつもりはないが

2位じゃダメなんですか?に関しては普通にGJ

からそこから突破口を開こうとした元増田の切り口が悪いって事を言いたかっただけだ

あとは勝手にやってくれ

2018-01-29

サドマゾこじつければいいという人が不快

言い方が強すぎるんじゃない?と指摘すれば「私ドSだからついついキツクなっちゃうんだよねw」

不快なのでやめてください。と言うと「俺ドMだから逆にそういうの興奮するわーw」

シンプルに「アンタ絶対S/Mだよね~!」

SとかMとか安直に分類しないでください。性的嗜好と言い張れば通じるとでも?

あなた方のはただのイジメ意識正当化です。SMを都合のいい隠れ蓑にしないでください。

という私は別に、「SMにかこつけた言い逃れをする人」に怒っているわけではなくて…

「『マゾヒズム自分に対するサディズムである』という、倒錯したサドマゾヒズム根本理解していない安直自称SM野郎」に怒っているだけの、にわか変態性欲者です。

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