はてなキーワード: 退職願とは
脊髄反射で女子高生を無辜の民みたいに言ってる人達が控え目に言って気持ち悪い。
セクハラ事件だし未成年だし女子高校生ってことで圧倒的に山口氏側が悪いっちゃあ悪いんだけど、僕は自動車事故みたいなもんじゃないかと思ってる。
そもそも女子高校生で子供だから悪くないって言ってる人、もし仮にその高校生がヤリマンでパリピで酒もガンガン飲む感じだったら無辜の民みたいに言えんの?
勿論、被害者だし、本人がどんな人間かは分からない。情報もない。
元出演者の乃木坂メンバーも男女のLINEグループ晒されたり色々あったみたいだし、出演者の集合写真とか見てみなよ。
そんな空気の中、山口氏が変に若い出演者に馴染んでて、たまにドライブとか海行ったりとかして遊んだりしてて、下ネタなんかも言うような感じで、事件の日家に誘って来た時に、なんか猥褻?な言葉を言ったとしても違和感ないでしょ。
酒飲んでたんだし、普段からRの法則メンバーでそういう会話をしてたかもしれないしさ。
キスされた人の友人がどういう感じでその場に居て、その人も芸能人なのかなんなのか分かんないけど、その人の情報が何もないのも不自然だしね。
現場にいたんだから当事者だろうと思うけどどういう風に絡んでいたのか。
もしかしたらその友人も普段の二人の感じとか分からないくて、下ネタなノリ見てセクハラなんじゃないかと思ってキスされた子の親に言っちゃったから話が大きくなったのかもしれないしさ。
可能性はあるでしょ。
何が言いたいかっていうと、確かに女子高生の方がどんだけゆるくても悪いのは46歳の成人ですよ。
それに世の中には全く落ち度のない性的被害者もいるし、落ち度があっても悪いのは加害者だろうとは思います、僕も。
酒も女の件も含めてダメ。
にしたって、女子高校生側がどんな人でどのような感じなのか分からない中で、セカンドレイプで辛いに違いないとか、生涯のトラウマになるだとか、絶対に許せないだとか、絶対に許されないことをしただとか、なんで絶対正義みたいに語られてるのか意味分からん。
だって、事件の概要だって女子高校生の個人像なんかなんも語られてないのに何が分かるの?って感じじゃん。
ただ、山口氏は共演の女子高校生にキスをして警察沙汰になり謝罪会見をした。
示談が成立して不起訴になって本人はTOKIOおよび事務所に退職願を出した。
という事実があるだけ。
なってしまった。
とある小さな会社に去年の冬ごろ入ったが、何をやっても向かなかった。最後に俺にどうかと振られた仕事もダメだった。
最後の仕事内容を例えるならば、間違い探しをするようなものだった。それも毎回サイゼリアレベル(ものすごく難しいことで有名)で時間制限付き。
サイゼリアの間違い探しの間違いは10個あるがそのうち9個見つければ上々だと思う。だが仕事はそうはいかない。毎回10個見つけないと話にならない。
ついには仕事を振られず資格の勉強を余儀なくされた。要するに俺が退職願を出すのを向こうが待つフェーズに入った。
悔しかった。好きな業界で労働環境も良かったが、肝心のスペックが追いついてなかった。あまりにも無能だった。
会社での勉強の日々が続いた週の金曜日、上司に「今後の進退を考えてきて下さい」と言われ、うなだれて帰った。
母親に話すと「まあご飯でも食べなよ」と野菜たっぷりのしゃぶしゃぶを用意してくれた。
泣いた。25歳にもなって親の前で子供のように泣きじゃくった。
そして今週の月曜日、上司に退職したいと話すと彼は「おーい、◯◯くんがやめたいって」と社長に声をかけた。
まるで俺がやめたくて仕方がないみたいな言い方に腹が立つ。
自分が悪いとわかっちゃいるが「やめろオーラを放ってたのはお前らだろ」と心の中で言わずにはいられなかった。
終始イライラしていたが、最後に別の上司から「キミに向いてる仕事は他にきっとあるよ」と言われた時はお世辞でも嬉しかった。
じゃーな弊社。ありがとう弊社。
イメージキャラクターの話が来た時、まず思ったのは「なぜ私が?」だった。
入社して数年、真剣に働いてはきた。けれど、こんな形で代表となり、表に出るなんて荷が重いと言わざるをえない。飛び抜けて優秀というわけでもなく、長く勤めているわけでもない。単に女性というだけなら、産休育休を経て復帰した先輩社員だっているのに、なぜ?
それでも話を承諾したのは、祖母の顔が浮かんだからだ。せっかく遊びに行っても、一日中窓の外ばかり眺めていた私に、面白いかいと笑ってみかんを差し出してくれたしわしわの手。私が就職した年から老人ホームに移り、今ではあらゆる記憶に靄がかかってしまっている。多分私は今の祖母と言うよりも、記憶の中の祖母に対して胸を張りたかったのかもしれない。私は夢を叶えたのだ、と。
パッと見は以前のものと変わらない。だけど着てみて唖然とした。これは制服だったが、制服ではない。
あばらのあたりで絞られた形で、妙に胸が強調されるジャケット。スカートは薄く、足を通すと今まで一度も経験したことのないほどの静電気が立って驚いた。布は腰回りにまとわりついて脚の形を露にした。何かの間違いだと思いたかった。
撮影場所にはカメラマンの他に何名か男性社員がおり、そのうちひとりは私の直属の上司だった。助けを求めたかった。けれど口を開きかけたその時、彼が似合ってるよと親指を立てた。心は冷えきって凍りついた。
それからのことはよく覚えていない。
私は言われるがままにポーズをとり、笑ってみせ、何度かメイクを直されながら撮影をこなした。
出来上がったポスターの中では、スカートを不自然に脚にまとわりつかせ、媚びた表情とそれを際立たせる濃い頬紅をつけた女がいた。頬に手をあて、体は業務で一度もしたことのないようなくねらせ方をしている。
その写真が発表されてインターネットで炎上しても、私は泣いたりしなかった。
どんなに小さな仕事でも手を抜かずこなしてきた。イメージキャラクター抜擢も、そんな誠実さが評価されたのかもなんて、一瞬でも思った自分が恥ずかしい。ただ、会社に歯向かわない扱いやすいだけの若い女だったのだ。仲間だと思っていたのは私だけだった。
退職願いは書かない。
女性登用の流れを利用してでも、後ろ指を刺されようと何でもいい。あらゆる手を使って上り詰めたい。そして、2、30年後にまたイメージキャラクターを作ろう。今度は男性がいい。ベースは制服でありながらタイツみたいなタイトなズボンで、股間の形がはっきりわかる衣装にする。媚びたような表情で身体をくねらせたポーズ。とにかくそういう写真を撮る。
ねぇ部長、息子さん今いくつでしたっけ。是非将来はうちの会社に。どうですか?イメージキャラクター。
サンプルとして貰った自分のポスターを引き裂いてゴミ箱にぶちこんだ。祖母がひとりで外出できない身であることに安堵したのは初めてだった。来年頭に取り壊しが決まっている、あの線路沿いの祖母の家が、一瞬頭に浮かんで消えた。
入社してから3ヶ月で、架空の会社「株式会社ニンジャイアン」を退職することになった。
退職は代表より提示され、理由は協調性がない、コミュニケーションに難点がある、など代表と合わないということだった。
2人しかいない環境なので、代表と合わなければ退職することになるのも仕方がないと思う。
本当は仕事が突然なくなることは避けたかったが、どうしようもないと思い、やむを得ず退職を受け入れることにした。
(セクハラ行為もあり、それを改善してほしいと伝えるのが難しかったという理由もある)
しかし、退職の手続きで懲戒処分をちらつかせてきたことには驚いた。
代表より退職を提示されたため会社都合の退職ではないかと伝えたところ、
「無断欠勤だ」「けん責処分にする」などのお返事をいただいた。
(退職の提示時に「翌日から出社はしなくてよい」「当月分の給料は全額支払う」と言われていたのにも関わらず、だ)
自分だけではどうしていいか分からず労働基準監督署に相談した。
幸い、労基の方がとても丁寧に対応してくださり
「きちんと給料をもらって辞めることができる」
などのアドバイスをいただくことができた。
労基の方のおかげで会社都合ではないが、失業保険の「特定受給資格者」になる退職理由で退職することができた。
ただ、セクハラ行為や脅し行為はもう二度としないほうがよいのではないかと思う。
あくまでも架空の会社の話であり、この文章は静かにインターネットの海に消えるだろう。
ここまで書いたことは妄想かもしれないが、世の中にはいろいろなことがあると勉強になった。
幸せに働く人が増えることを願っている。
企業R&D部門のマネージャーをしている。研究開発では女性社員は少ないため、男ばかりの部署が殆どだ。そんな中、自分の部署に初の女性社員Aが配属された。Aは仕事ができ、他の男性社員と比較しても優秀な新入社員だった。
しかし1年が経過したある日、彼女が職場の人間関係について訴えてきた。
BはAの人格を否定したり、女性差別的な内容を職場で話すようになっていた。AはBの問題について、当初は管理職に相談してきた。しかし、今まで女性社員を受け入れた経験がなかったために、前例がなくどのような処置をすべきかわからなかった。
自分から見ればBは単に典型的な理系拗らせで、女性に対するコンプレックスが爆発しただけのように感じられた。
Bは過去にも他部署の女性社員にしつこくアプローチを繰返して拒絶された経験から、女性に対して強い反発心を持っていたと語った。アニメの女性は可愛いが、現実の女性は反論をするので生意気だと。
Bは長いこと研究成果が出ておらず、勤務中に女性社員に嫌がらせしていることに正直呆れはしたが、口頭での侮辱行為に対してはそこまで重い処分を行うことはできない。
(追記: 一応Bには,事情聴取というか事実確認の面談は行った。Bは行為を認めたがハラスメントの意図はなかったと話し、女性慣れしていないので自分の発言でAがそこまで傷つくとはわからなかったと説明していた。)
Aには相手にしなければいいのではないかと伝えた。今の仕事が続けたいなら我慢してもらうしかない、どうしても耐えられないなら君の異動を検討してもいいとも譲歩した。
それから半年ほど経過し、Aは退職願を提出してきた。Bのハラスメントによる精神的苦痛が大きいこと、被害者側の異動が納得できないこと、マネジメント側の対応に失望したことを彼女は淡々と語った。他社から引き合いがあり、新しい環境で気持ちを入れ替えて頑張りたいとも話していた。
こうなると自分としては困る。貴重な女性社員をハラスメントで失ったとなると、管理側の評価に影響する。あの手この手で彼女を引き止めたが、彼女の意思は固く、結局そのまま転職していってしまった。
会社に再発防止策を提出しなければいけなくなったが、どうしたものか困り果てている。
【追記】
言い訳に聞こえるかもしれないが、実際こうしたケースでいざ当事者となると、加害者の処分は難しい。これは男性社員同士のトラブルでも同じことで、被害を訴える社員側が異動になることはよくある。
今回のケースについては、被害者女性から辞めるほど思い詰めてるなんて報告は受けていなかった(数回相談に応じた後は音沙汰がなかったので、解決したのかと思っていた)。せめて退職を悩んでいるうちにもう一度相談してもらえれば、何か別の対応が考えられたんじゃないかと思っている。
私も部署のみんなも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
〜END〜!全米が泣いた!
(BGM)エンダァああああ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
実際は、私が辞めなかったことによってあるひずみが生じた。
前職の会社の社長だが、(上から目線になってしまうが)彼は義理と人情をとても重んじる人だった。
彼は私に起きた一連の出来事を知り、来年度に配属する予定だった新卒社員の配属を取りやめた。
「あれ、話がちがうぞ。辞められたら自分の責任になってしまうからひきとめて異動させようと思ってたのに、新しい新人が来なくなってしまった。せっかく上位私立帰国子女男性社員がくるはずだったのに。やっぱこいついらないな。」
そこからななんと、
「異動させよう運動」がはじまった。
社長や総務部への世間体上、無理やり異動させるのはまずい。なんとか自分から異動届を出してもらおう。←???(正直この発想が未だによくわからない)
ただ彼らは何故だか、本当に何故だか
場を設けて
話をして納得した上で
異動させようとするのではなく、皆で
聞こえるように言葉の暴力をふるってメンタルをフルボッコにし、負けを認めさせ自ら
異動届を出させようとし始めた。
もうここまできたらコントだ。
その時私は思った。
しばらく様子をみて改善の余地がないと考えた私は、再び決意した。
辞めよう。もう無理だ、辞めよう。
私の手に負えるところじゃない、
それもできるだけ早く。
私は再び、笑、異業種出向課長を呼び出し、退職交渉をはじめた。
ここまできたら開き直り、度胸もついてきたため言いたいことははっきりと言えた。
今まで受けたパワハラセクハラ、退職時に嘘八百並べ立てられたこと、部署の雰囲気、
将来性、などなど。
また似たような理由でひきとめられ、
今度は
「3年経たないで辞めるのはだめ。今までどれだけの金をつぎこんだと思ってる。無責任だ。新人また入ってこれなくなるだろう??お前の大学のやつもうとらなくなるよ??」
などと一見正しく(でもないが)聞こえることをもう耳にタコじゃなくてたこ焼きができるんじゃないかってぐらい何度も聞かされた。私はひるまなかった。
正直、今だからいうが最後の方はわざとケンカ腰で話したりわざとミスしたり、
仕事をちゃんとやらなかったりした。
話にならなかったため、異業種出向課長を通り越し本部長、総務部長に話をつけようと場を設けたが言葉を濁されたり、
時間がないといい話を切り上げられたりして終わった。
そこで私がとった行動は、
総務部長に話し、
社長と話をつけることだった。
どうしても私が話すと上から目線のように聞こえてしまうが、いつも社長は社員一人ひとりを見てくれている他社でも評判の
凄腕社長だった。
たかだか新入社員一人が辞めようとしているだけでわざわざ翌週の月曜日に時間を作り、夕食をご馳走してくれることになった。
ただ、ただなんですよ。
社長の立派さと人の良さがこの場合悪い方向にでちゃうんですね。
私はすでにみんやにフルボッコにされて、
もう辞めたくて辞めたくてたまらないのに、辞めずに済むようにものすごく配慮してくださったんですよ。
まず、
どこでも異動したいところに異動させてあげるよ。
いや。正直泣きました。優しすぎて。
ただ、あからさまに特別扱いされている私が面白く思われるわけもなく、
辞められるぐらいなら解雇にしてやる!!
運動に発展したのだ。
いや、もう文字通り
近くの席の人が私にわざと聞こえるように
「この会社から解雇が出るのは悲しいことだけど、あいつは裏切り者だから。」
「同業に転職されても困るから、出社拒否にして懲戒解雇にして、日本で就職できなくしてやろう」と
話すのだ。これ見よがしに。
しつこくひきとめられた理由としてはいくつかあり、ただでさえ離職率の低い部署でこれ以上新人がやめられたら、それこそほしい新入社員がいれられなくなること、今まで育てるのにかかったお金が無駄になること、同業に転職されたくないことと色々あるが、嬉しいことに部署の人たちが少なからず私のことを評価してくれていたからでもあったようだ。退職交渉の合間に提案し、チームで仕上げた案件で大額の利益を出したのだ。
(これについては今でもそれ見たことかと思っている。)
でも実際、使い物になってなかったので
次に私がとった行動は、知人の人事職につく法律に詳しい人に助けを求めることだった。
当初私は相談のみのつもりだった。社名は出さず、あくまでも退職交渉に使える法律事項の確認のみのつもりだったが、担当してくれた職員の方の反応をみて決断が変わった。
なんで?おじさんが会社に
電話してあげるよ、
そしたら一発だよ。」
すると本当に一発だったのだ。
期間に直すと、退職交渉が堂々巡りですすまず2ヶ月ぐらい停滞していたが、
1日で決着した。
ただ、これはハッピーエンドでは決してなかった。だって、実質わけわかんない理由で会社に振り回されて実質解雇にされてるわけでしょ?
でも、退職願だしたはずなのに解雇通知書出されたとかいう理不尽の極みな結末よりかは、自分の意地を通せたのではと思う。
多分、もうすぐ働き出すと思う。
この文章を書くにあたって、名前や役職や若干の流れをかえ、個人や会社名を特定されないように配慮しましたが、
私のこと自分の保身のためにフルボッコにした人たちは反省してください。
人はあなたの思うように必ずしも動きません。いらないというのなら、さっさと
(てか、とりあえずせめてもう少し人と対話して物事を解決しようとすることを学びましょう。)
そして、私のことを心配してくださっていた方は、ありがとうございました。
そして最後にこれから就職を控えている人たち、または新卒3年以内の方へ。
どんなに頑張ってホワイトな企業を選んでも、ホワイトじゃなかった、
どブラックでした、ってことは
でもそれはあなたのせいではありません。
限界が来る前に逃げてください。
世の中、話が通じない、他人のことをまっく思いやらない無関心な人間は結構多いです。思いやってもらっても、それがうまくいかないことだってあるしね。
願って。
以上
今働いている会社を退職することにした。直属の上司である課長に言うと、分かったとのこと。しかしその課長はその上司である部長の傀儡でしかなく実際には部長に了解を取らないとすべては前に進まない。
課長に伝えた直後、課長は部長に私が退職を申し出た件を伝えてくれたらしい。その部長はなかなかにヒステリックな人物で退職の意思を伝えたらどんな騒ぎになるかとおびえていたが、課長曰く、じゃあ改めて面談しましょう、とおっしゃっていたとのこと。とりあえず面談まで待てということだった。しかしその後2週間音沙汰がなかったため、退職日も早く決めたいし引き継ぎもしたいので私から直接部長に面談の依頼を出してみた(課長に了承を得たうえで)。
しかしその面談依頼を1週間無視されている。直接席に行って話せば良いのかもしれないが多忙な部長は一週間のうちほとんど席にいないのと、たまにいても鬼の形相で仕事をしていて正直話しかけるのが怖いのと、周りには別の社員もたくさんいるので退職の件をそんな場所で話すもの気が引けてしまう。
そうこうしているうちに、希望する退職日まで1か月を切ってしまいそうだ。
引き継ぎプランは既に引き、引き継ぎ資料も作成した。あとは退職日を決め、退職願をだし、受理してもらい、引き継ぎをしたい。早く進めたい。でも無視されている。このまま無視されてなんだかんだ退職できないようにするつもりなのか?どうしたらいいのか。
事件から数日前の某月某日、ネット上(某SNS)であるトピックが話題になっていた。
投稿者はどこかの会社員で、長時間労働やパワハラに悩まされていたことをSNS上で打ち明けた。
すると即座にネット民からの反応が帰ってきて「すぐやめろ!」「今までよく頑張った」系の慰めや応援が殺到。
投稿者はネット民の応援に励まされ「明日退職願だしてくる!ありがとう!」と投稿し、その日はおわった。
数日後の当日、事件は起こった。
容疑者の男は「『辞める』と言われて、カッとなって刺した」と述べた、と報じられた。
感のいいSNSのネット民は、すぐさま彼のSNS遍歴を調べると、事件の起きたオフィスの近くで働いているかも知れないことが分かった。
「まさか」「いやもしや」とネット上で騒然となり、「生きてるか?」「頼むからSNSで発言してくれ!」という声が溢れた。
しかし、その翌日、SNSのアカウントと被害者が一致した、という報道がついに出た。
「お前らが後押ししたせいで死んだ」「いやそうなるって誰も分からねえよ」「この人殺し!」「殺した容疑者が悪いだけだろ」「運が悪かった」
「こいつら殺人犯でーす」「お前らが後押ししなければ死ななかった」「お前らもさっさと死ね」
インターネットは大荒れとなった。
マスメディアはこぞって「ネット社会の罪」と報じ、「ブラック企業が悪い」としながらも「ネットでの過剰なブラック叩きが招いた事件」とも報じた。
インターネット上でも自称論者が過激発言をして、そのたびにあらゆるソーシャルサイトは炎上した。
「むやみに匿名でアドバイスするな」「SNS発言で人は簡単に殺せる」「ネット民の暴走」
また、とあるブラック企業に努めている別の人が「辞めたい」とSNS上で言うと
「殺されるから絶対に辞めるな」「逃げるのもダメ、殺されるぞ」「死にたくなけりゃ過労死しろ」
とSNSが及び腰になって、気休めにもならない冗談しか返ってこなくなった。
結局この風潮は、某大手企業で(またもや)過労死自殺で人が死ぬまで、ようやく「やはりブラック企業が悪い」という論調になり、収束した。
多分、解決法は、無い。