はてなキーワード: ドロップアウトとは
自分はよくVTuberを見るけど、ここで書かれているような学力の人が想像以上に多くて驚いたので、増田が書いていることはリアルなんだろうなと思うよ。
Vtuverもアイドル崩れとか声優の卵とかが結構いるけど、マジで
・日本の都道府県の位置関係をほとんど把握していない。それどころか北海道本州四国九州の位置関係が曖昧な人もいた
みたいな子がゴロゴロいる。これ全部別のVTuberだからね。
上に書いたような子たちは「勉強が苦手」とではなく、そもそも何らかの理由で初等教育からドロップアウトしたとしか思えないいんだよな。
VTtuberっていう職はかなりハードみたいで早々にリタイアする人も多いし、そもそもブームがどれくらい続くかも解らないし、いわゆる「中の人」のキャリアにもならない。
というか、オッサン世代だと「いい大人は仕事に精を出し、休日は家族サービスか仕事疲れで寝ているモノ」みたいな風潮があって、そういう世間の風潮からドロップアウトして趣味コミュニティに重点を置いた生き方をしている時点で必然的にどんな趣味でもヤバイ奴の比率は高いと思う。
まあもちろん趣味を持つことそのものが悪いことなわけではないし、現代のワークライフバランスの浸透、未婚率の上昇、それらに伴い趣味に重きを置く人の増加によって、まともな人でも趣味コミュニティへの参画がしやすくなったことで、こういうヤバイ奴率の高さは5年、10年スパンで改善に向かうんじゃないかと個人的には思っているけど。
日本のリベラリストへ強い影響を持つ米国西海岸のリベラリズム。
これが一体どういうものか?と日本のリベラリストへ問うと答えられる人はひと握りだろう。
ただ、答えられないことに恥を感じる必要はない。何故なら当の米国西海岸へ住むリベラリストですらリベラル史を背景に系統立って説明できる人は少ないからだ。
これは当然と言えば当然で、思想系の専門教育を受けていない一般人が答えられるわけがないだろう。
だから恥ずべきことは何もないのだ。
しかし、説明できなくとも米国西海岸に住む左派政策を支持する人は口々に自身の政治思想の寄りをリベラルと称するし、一般人には一般人なりに理解したリベラルの姿が存在する。
このエントリではそんな北米西海岸の一般人が理解するリベラルを大雑把に知るためのエントリだ。
米国西海岸のリベラリストは総じて3つの決まりごとを高く評価し、そしてこれをベースにモノを考える傾向がある。その決まりごととは以下の通りだ。
日本のリベラリストにも理解しやすいお題目だ。
読んで字のごとく個人個人の選択を尊重し、その選択を極力妨害しないようにしようというもの。
米国西海岸のリベラリストの1派としてカテゴライズされがちな米国西海岸のフェミニズムへも強く影響しており、日本のフェミニズムも同様に強く影響し、これを失えばリベラルと名乗れ無くなるほど重要なものだ。
最も日本人が理解しにくい部分、それが米国西海岸というよりかは米国全体が共有する自己研鑽の奨励という文化だ。
自己研鑽については右も左も関係がなく、何なら米国内の共産主義者だろうがカルト宗教信者だろうが陰謀論者だろうが自己研鑽の奨励については絶賛する。
日本は「恥の文化」などと称されるが、それに並び立て比較できるほど米国は「自己研鑽の文化」なのである。
この「自己研鑽の奨励」という文化を理解しなければ米国発の文化的思想は何1つ理解できないと言って良いレベルのものと言って過言ではない。
最近の日本では「努力教」などと言って不合理な努力をしたり、努力を社会的圧力により強制されたりすることを嘲笑する向きがあるだろう。
意味がなく不合理な努力を続けるなんて非生産的であるし、私もまた同じ様に感じる。
しかし、米国は自己研鑽の努力をすることへ対して歩みを止めてはならない文化なのだ。
つまり努力の先がなければ努力できる先を自ら探し出し努力をしろという意味であり、米国民の高い生産性はこの精神によって支えられている。
例えば日本の労働者の一部には「KPI」という言葉へアレルギー反応を起こす者は少なくないと察するが、このKPIをよく考えてみれば自己研鑽、努力教の臭いを感じないだろうか?
ステレオタイプな米国人のイメージにあるマッチョイズムも結局はこの自己研鑽の奨励という米国文化が元になっているのだ。
つまり米国には右派のマッチョイズムや左派のマッチョイズム、共産主義者のマッチョイズム、カルト宗教信者のマッチョイズム、陰謀論者のマッチョイズム、様々な思想に合わせたマッチョイズムがあって自己研鑽をしないという選択肢がない。
もし米国内で自己研鑽を辞めてしまった場合どうなるか?
それはつまり米国社会からドロップアウトしたものとして理解されてしまう。
日本国内で恥を捨てた者が問答無用に迷惑がられるように、米国国内では自己研鑽を捨てた者は迷惑で厄介な存在と問答無用に評価される。
様々な方面から米国西海岸のホームレスについての情報へ触れることがあるだろう。
そして決まってこのような表現が出現する。
これは事実だ。ただし付け加えるのであれば金持ちがではなくホームレスではない下層民を含めた米国西海岸住民のほぼ全てがホームレスを無視していると言って良い。
ここまで説明を読めば、この言葉だけで納得してもらえるはずだ。
ホームレスが自己研鑽を辞めた者だからと言っても、ホームレスにだって子供は居るだろうし将来を担う子供を親の事情に巻き込むなんて米国だけでなく人間社会としておかしいだろう!
こういう指摘へ対し米国西海岸のリベラリズムでは「環境により自己研鑽という行為が不可能な者には自己研鑽可能な環境を用意する」という方法を解決手段として選択している。
例えば「米国では入学試験の点数が良いアジア人よりも白人黒人を優遇して白人黒人を合格にしている」と聞いたことはないだろうか?
これが自己研鑽のための環境を用意する米国西海岸のリベラリズムの影響を受けた公正的な入学試験システムなのだ。
私自身も少々理解に窮するが白人黒人はアジア人よりも試験の点数を獲得できる環境に恵まれなかったという判定らしい。
意味不明だ、良い点数を獲得したアジア人の自己研鑽の評価は何処へ行った?と完全に理解できない日本人も多いだろうが、米国では上記のような解釈になっているので文句を言っても仕方がない。
ホームレスの子供へも同様に米国西海岸のリベラリズムは自己研鑽するための環境、例えば学費の無償化やフードチケット(食料配給券)の配布などが貧困家庭の子供の権利として提唱されている(保障されているかどうかは州法・州制度による)。
貧困家庭の子供はこれらの制度を利用して生活に自己研鑽するための時間を獲得することが望まれているのだ。
ちなみに一応言っておくが、自己研鑽できない者が自己研鑽をしないという選択肢は米国西海岸のリベラリズムには用意されていない。
個人の選択の尊重と言いつつも自己研鑽については自己研鑽して当たり前だし、個人の選択として自己研鑽しないような者に与えられるものは米国西海岸のリベラリズムには何もない。
米国西海岸の社会保障政策は総じて自己研鑽するための環境を用意するという価値観で行われていることが多い。
例えばベーシックインカムなんかもこの部類の政策と解釈されていて、プライベート時間が増えることで自己研鑽するための時間が増えて収入も上がり生活が向上すると米国人はマジで考えている。
根底にあるのが自己研鑽なので、もし自己研鑽しないものが居ればそれは制度へのフリーライドだと非難を浴びる結果となるだろう。
欧米のリスペクトでベーシックインカムを望んでいる人は米国西海岸方式だとプライベートの時間も走り続けることが前提にあることを認識した方が良い。
これまでの説明を前提にすると犯罪者の釈放や$950以下は微罪扱い、死刑廃止なども理解できてくるだろう。
そして日本人の感覚では自己研鑽のための環境構築という政策のチキンレースが始まってしまっていることも理解できるのではないか。
題名の通り、前の会社を辞めてビルメンになったのは一昨年の夏ごろ。
勤務は3日に1回。月10日勤務で給料は手取りでほぼ20万、ボーナスもなければ昇給もない。あるのは時間だけ。
ちょっと館内を巡回してあとはテレビ見ながら寝転んで目を閉じる。朝になったら日勤と交代。昼にパチンコ屋にいって夜にビールを飲む。明日は休みだし出かけようという気には一切ならずほろ酔い気分で布団に入る。
どうせ明日やることは嫌儲スレとスマホのゲーム、あとはパチンコくらい。その次の日の夕方から仕事だ。その繰り返し。
結婚もしていないし彼女もいたことがない。そもそも直近で母親以外の女性としゃべったのが何か月前か思い出せない。貯金はなぜか前職より貯まっていくけれど使う気がおきず、生活費以外は積み立てに回しているだけ。このままおじいさんになって病気を患い死んでいくんだろう。
自分でいうのもなんだけどこれぞ弱者男性といった人生を送っている。寂しい人生かもしれない。
子供のころの自分はなんでもなれると思っていた。けれど何かこれになりたい!というのもなかった気がする。
40にもなってこんな日々が続くのかと退屈になる反面、じゃあビルに朝7時から入館していく社員さんたちみたいに戻りたいとは思わない。
第三者がみると前の会社のほうが給料も高いし社会に対する貢献度も高かっただろう。ビルメンになって人間としての価値は急激に落ちたと思う。この仕事に誇りもなければ執着もない。代わりだっていくらでもいる。
僕がいなくなっても気づくのは10人くらいだと思う。親、会社の人、友人・・・10人もいないかもしれない。
休みの日に上司や客からの連絡におびえることもない。同期の足の引っ張り合いもない。ノルマに追われることもなければ、終電を逃して帰れなくなることもない。1秒の残業もなく直帰する。急いで帰ってもやることはないけれど。
僕の人生みたいだな。
始業が8:15、通勤が片道1時間半(最寄駅から徒歩30分)の客先に突っ込まれる。
上司に再三案件の変更を要求したが聞く耳を持ってもらえず、1年半でうつ病を患い退職。
SESだけは嫌だったので自社開発の会社を何社か受けるも、スキルも経験もない人間を雇う会社はなかった。
いよいよ金が尽きてきた為、バイトを探し始める。
誰でも出来そうで人と喋らなくていいという理由でデータ入力のバイトを始める。
(派遣ではなく自社勤務の仕事。この辺はフェイクもあるので適宜読み替えて頂きたい)
服装自由、休憩も比較的自由、評価制度は一切なく新人もベテランも同じ時給で昇給もなし。
自分と同じ様にドロップアウトした人間が多いので、お互いに深く干渉せず人間関係も悪くない。
とにかく最低限やる事をやれば何も求められないストレス0の職場だった。
いつかは転職しなければと思いつつも給料が低いこと以外に不満がない職場に居続けてしまい、気づけば5年も経ってしまった。
最近また仕事を探し始めたが自分のスキルや経験が何に活かせる訳でもなく、結局今と変わらない賃金の仕事しか見つからず、もう何をどうしたらいいか分からない。
その子供、俺なんだよ。
あーあ、またその反応かよ、とがっかりしながらも概要を調べてみたら、いつもとちょっと違ったので書いてみる。
名前くらいは見たことあった幡野広志という人の人生相談が炎上していたらしい。
記事は削除されてるけど、どうやら幼馴染が14歳なのに19歳の男と付き合ってちゃんと避妊もしてないらしい、
あと幼馴染は家で虐待を受けてるらしい、どうしたらいいか、という相談に答えたもの。
ちょっと探したら元記事あったけど、とりあえずその感想はあとにする。
で、なんで炎上してるのかなと思ったら、幼馴染が受けているのは性暴力、性犯罪、虐待なのに、なんで通報させないんだというもの。
まず、最初に言いたいのは、性犯罪だ性暴力だ叫んでいる人たちは、
母親が15歳のときに生まれた俺のような人間がどう感じるか、ちょっとでも考えたのか?ということ。
https://twitter.com/takinamiyukari/status/1386546177357717504
https://twitter.com/annaPHd9pj/status/1386826590882041857
こういう生まれだと、未成年への性犯罪や、性的同意年齢の引き上げのニュースに敏感になるんだけど、
その度に俺の父親のような人間に対する、目を伏せたくなるような言葉が並ぶ(見ちゃうんだけど)。
基本的な話を書くと、性的同意年齢は13歳以上だから、この事例だと犯罪に該当すると限らない。
2個めのリンク先にはこんなことも書いてあった。
>19歳の時点で14歳の子どもとセックスをする人はまともな人ではありません。
年の差はこの幼馴染と全く一緒だ。
やっぱり貧乏だったし、喧嘩も耐えなかったし、俺も一時期ドロップアウトしかけたし、
両方からぼこぼこに殴られたりもしたし、良い育ち方をしたとは言えない。
それでも自分たちには学が無くて苦労したからって、なんとか大学まで行かせてくれたことに感謝してる。
まだ弟が学生だから、俺も働くようになってからちょっとずつ仕送りもするようになった。
もちろん低年齢出産が素晴らしいなんて思ってない。
俺の周りの環境も良くなかったからこの両方と似た立場の人もいっぱいいた。
それくらいゴロゴロ転がってる話だし、相談されたら基本的に止める。
俺も昔は自分の親のことが恥ずかしくて隠してたんだけど、説得するために親が苦労した話をしたこともある。
めちゃくちゃしょうもない奴だったけど彼女が子供産んでそのあと結婚して、
今でも頑張って幸せに子供育ててる人間もいる(もちろん不幸な例もある)。
この相談みたいな話を読んだときに、反対するのはしょうがないと思う。
でも、その一個一個に人間が存在していることを想像できない人間から、
なんで「性犯罪」「犯罪者」「まともな人ではありません」って言われなきゃいけないのか。
じゃあそれで生まれた俺はなんなんだよ。
それは差別って言わないのかよ。と思った。
少なくとも俺の知っている子たちだったら、あんなことを言ったって通じるわけがない。
相談者が19歳と付き合ってる本人だったら、あれくらいショック与えてもいいかもしれない。
でも、相談者を焦らせてどうすんだよ。
あれ、相談者が間違って読んで真に受けて、焦って行動したら危ないことになるかもってなんで想像しないんだろ。
幼馴染との関係断絶なんてすぐ起こるし、彼氏が逆上する可能性もある。
俺の知る限り、児相だって警察だってあんな無茶にけしかけるような真似しない。
それだって下手したら養護施設や親戚の家に送られて、二度と会えない(会わない)状態になるかもしれない。
俺がこれ書いたのは、幡野広志の回答が、15歳の母親に生まれた俺が思った回答とそっくりだったから。
まず相談者が無茶しないよう否定したり刺激の強すぎることは言っちゃだめだし、
幼馴染がこの状態を解消したいように思えないなら、その子が孤立しないように友達でいてあげて、という。
俺ならその後に彼氏の素性を洗うけど、人生相談ならそこまで求めるのは無理。
間接的な話である以上、そこまで救うのは難しい。
応急処置だけして、まわりにちゃんとした大人がいることを祈るしかない。
幡野って人がどこまで考えてどういう意図であの答えを書いたのかは知らないないけど、
人を性犯罪者の子供にさせたがる人たちに比べたら、よっぽど現場を見てる俺の考えに似てた。
少なくとも
https://twitter.com/kaneda_junko/status/1386697247874633731
https://twitter.com/momoyama_radio/status/1386832260398125058
https://twitter.com/artesia59/status/1386616247173795845
この回答に限っては、ここまで言われるようなものとは全く思えない。
ただ、相談者が目にすることはないと思うけど、おれも相談者に伝えたいと思ったことがある。
性的同意年齢の問題も児相の問題も、全部我々大人の問題なのよ。
それが本当に申し訳ないし、上に張ったようなそれを人に押し付けて自分が恥ずかしいと思わない大人たちがいることが恥ずかしい。
俺の知る限り、相談しても取り合ってもらえなかったり、家に追い返された話はいっぱい聞いた。
それでも最近は変わってきているって話もあるし、第三者通報でもちゃんと動くようになったらしいけど。
幼馴染が救われない(と決まったわけじゃないけど)のは、これを変えてこなかった大人全員の問題だろ。
幡野を罵ってる連中は、今までそれわかってて見逃してきたのに、なんで人のせいにしたり、14歳に押し付けようとしてんだよ。
まず自分を顧みろ。
中学時代の彼女がフィリピン人のハーフで、家にフィリピン人の母親が買った江古田ちゃん全巻揃ってて瀧波ユカリを知った。
彼女の母親が働いているパブの子たちの日本語の教材になってたんだってさ。
俺はそれを聞いて感動したよ。彼女の母親が大変だってのを聞いてたからね。
その感動は今でも俺の思考の核の一つになってるよ。
感動したのは俺の勝手だけど、でも自分の思想のために人を扇動して攻撃し、そのために傷つく人がいても厭わない今の瀧波ユカリを見ると胸が痛いよ。