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はてなキーワード: 再販制度とは

2015-09-17

わざとはじめるのが遅い

戦争がどうこうというレベルではないのだが、

学生の時、「CD再販制度反対」ってのと「PSE問題」ってのがあった。

それぞれ、「洋楽CDが高くなる!」「中古ギターアンプが売れなくなる!」という角度で反対運動が起きた。

身近な音楽の話だし、義憤に駆られたバンド界隈の人間も多く、バンドマン掲示板(いまは廃れたtcup)を中心に拡散した。

しか、どこそこの学生活動の興奮とにのめり込み、就職に向かう大事な時期を費やし、そのまま活動家になった。

まあ、活動家になるのは個人の自由だが、不思議なことに、どちらの運動も「始まったときにはすでに法案を止められない遅いタイミング」だったと記憶している。

そんで、その活動家になった人たちの後ろ側にいた政治家たちは「わざと間に合わないタイミングで焚き付けて、敗北の怒りを覚えさせて活動家を量産している」のかなと邪推した。数字が命の議会制民主主義で、将来を見据えて兵士を育てたいのもわからないでもないが、もうちょっと早くやれよと思う。

2015-09-03

小口研磨と出版業界に対する主張(殴り書き)

私は小口研磨が大嫌いだ。

こういうことを書くと単なるクレーマー認定されてしまう現状がとても心苦しい。

中古本ならいざ知らず、新品本の小口をガリガリと削るその行為、まったく理解できない。

大体、「ヤケおよび立ち読みで汚れたから研磨して見た目はきれいにします。実際新品です。」とは言うが、それは「再生品」と呼ぶべきではないのか。

私が求めているのは、品質の保たれた新品であり、アウトレット品や、

本の本質は中身の情報であり、研磨はそれに関係しないから関係ない。」

→私は紙の束で本が欲しいから買うのであって、そうでなければ電子書籍で十分だ。その気合の入った表紙や装丁は一体何なのだ

「ページの折れは交換返品に対応します。」

→折れは本の内容を損なわないだろうに、ダブスタはやめろ。

最近見た書籍では、本体の研磨にあわせて、表紙カバーも同じサイズカットしなおしているものもあった。

ここまでやるぐらいなら本を丁寧に扱うことを心がけた方が余計な費用もかからないのではないか。

日焼けしているぐらいなら、研磨されてる方がいいなぁ」と思う方は、自分で削っていただきたい。

日焼けはよっぽど丁寧に扱わない限り、購入後自宅でも起こりうる経年劣化だが、研磨は勝手に研磨されることはありえないのだから

---

最近では、出版から一ヶ月そこらで既に研磨されている本も見かける。

研磨されるタイミングの多くは、書店に卸された本が返品された時である

一ヶ月で返品される作者も気の毒だし、書店は物を売る気が無いのか?

ブームに乗っかって売れそうな本だけ並べてるから、どんどん売れる本が減っていくのではないか?

---

「小口研磨なんて気にしないし、神経質だなぁ。」と思う方もいるだろう。

しかし、「再生品」を「新品」扱いして売る出版書店が気に食わないのだ。

もちろんそういう制度があることは知っているが、その制度があること自体が気に食わない。

再販制度がなくなると本屋ラインナップがつまらなくなる」

→今でさえどこの書店でも同じ本しか置いてないではないかこれ以上つまらなくなりようが無い。

時代錯誤制度を捨てて、既得権益にしがみつくのをやめないと、いずれ共倒れする未来が待っている。

2015-07-05

あんなのただの環境破壊みたいなもんだ

http://anond.hatelabo.jp/20150704224357

朝の新聞配達単車排ガス臭いのなんのって。

朝のランニングの人がよく、単車の通ったあと咳をしているのを見聞きするよ。

迷惑ってやつだ。

電動アシスト自転車でも使って排ガス騒音を出さな配達でもするんだったらまだ許せるけどな。

そんでも紙資源ってのは木を切らんと作れんから新聞ってのは色々とダメダメだな。

悪名高き再販制度利権を固める豚ども結晶脂肪の類が新聞ってやつだ。

それに自分の身体が大事なら、有害か無害かよくわからん紙やインクを使ってるもんで揚げ物の油を取るのはやめるこったね。

食品衛生法適合のキッチンペーパーを買うことだよ。素直にね。掃除新聞紙ってのも気持ち悪い話だ。

よくわからん紙によくわからんインクの付いたもんを掃除に使うなんてね。

2015-01-04

紙の書籍 vs 電子書籍

読みやす

紙の書籍
○ 慣れの問題なのかもしれないが。なんだかんだで読みやすい。アプリのしおり機能よりも、指や、本の帯や、そこらへんにある紙を挟む方が簡単なのは、私がもう年だからか? また、複数の本を机いっぱい並べられるのは紙の書籍だけだ。
電子書籍

△ アプリにより、操作性は若干異なる。検索機能はついているので、索引をぱらぱらめくりたくなる本にはいいかもしれない。目次機能は、ちゃんと本の売り手が頑張って作ってくれていたら便利だが、本の売り手がサボって、ろくな目次がない本も多い。

小説などでは、文字の大きさが変えられる。その場合PDFと違ってページという概念がないため、文字を大きくしたからといって、行を読むためにスクロール必要になることはない。漫画やその他一部の本では、ページ単位となっており、拡大するとスクロール必要になる。

人やデバイスによっては、目が疲れたり、手が疲れたりするかもしれないので、本気で電子書籍を読むつもりなら、専用端末か、持ちやすく見やすタブレットを購入することをお勧めする。

紙の書籍と比べ、そこまで読みづらくないレベルには達していると思うが、決して、紙の書籍より読みやすいとは思わない。・・・・まぁ、暗いところでは電子書籍の方が読みやすいかも。

価格

紙の書籍
△ 再販制度のせいか、基本的に安売りというものはない。ただし、古本に関しては別格だ。
電子書籍
○ 基本的には、紙の書籍に準じた価格だが、紙より若干安いことが多い。また、キャンペーンクーポンなどで通常の半額以下で手に入ることも少なくない。ただし前述の通り、古本の安さは別格で、電子書籍でも大抵、古本価格にはかなわない。

本の貸し借り

紙の書籍
◎ 友人同士、貸し借り可能。いらない本は売り払うことが可能。
電子書籍
× 基本的に貸し借り不可、本を売るなんてもっての外。本をプレゼント、なんてのも、多分できないんじゃないかな。デバイスごと貸すことはできるけど、クレジットカードと紐づけされたアカウントを、人に操作させるの、怖くね?

書籍の入手性

紙の書籍
○ 基本的に、店頭に置いていない本は買うことができない。だが、近年はネット書店の発達により書籍の入手性はかなりよくなった。
電子書籍
× 電子化していない本、紙で販売してしばらくしてから電子化する本も多い。電子書籍の普及で今後発売される本については状況は変わっていくかもしれないが、まだ電子化されていない既刊の本の大半は、電子化するコストを回収できる見込みがなく電子化されないであろう。

購入の手軽さ

紙の書籍
△ 本屋に出向いて探さないといけない。あるいは、ネットでの購入だと、宅配になるので受け取らないといけないし、買ってすぐには読めない。
電子書籍
◎ 買ったらすぐに読める。ただし、特に漫画などのデータ容量が多い書籍は、安定したネット環境がなければダウンロードが大変。

購入済みの本の探しやす

紙の書籍
○ 本棚の奥の方にある本を取ってくるのは、重労働だよね・・・
電子書籍
△ 購入した本の一覧を表示する画面の名称は、アプリによりいろいろ異なる。その見やすさや操作性もかなり異なる。BookLiveは割と使いやすい気がするが、Kindle微妙な気がする。好みの問題だけど。そして、いろんなサービスを使っている場合必然的にいろんなアプリを使わないといけないこととなり、どこのサイトで買ったか覚えてないと、またまためんどくさい。

店での本の探しやす

紙の書籍
○ 私は本屋さんが好きだ。ネット書店とは、目に入ってくる本の数が違う。ネット書店のリコメンド機能も、本棚に並んでいる大量の似たカテゴリの本と比べると、虚しささえ感じる。まぁ、ネット書店だと、買うと決めている本を探すのは便利だし、レビューを見たり同じ作者を検索したり、などは大変便利なのだけど。あと、誰かから「いつの間に、書店ネット書店比較する記事になったのだ」とツッコミを受けそうだけど。
電子書籍
△ これも、アプリサービスにより大きく違う。タブブラウザが好きな私としては、アプリ内蔵のストア機能が使いづらすぎて、本を探したり買ったりはパソコンからやっている。そうしたら、ネット書店で買うのと操作性が変わらないから便利だね。また「立ち読み」ができる本も多いが「これだけで一体、何が判断できるんだ。見るだけ時間無駄だ」としか思えないほどケチ臭い立ち読み」も多い。

保存性・可搬性

紙の書籍
× ご存じの通り、書籍は非常にかさ張る。家に置いておくのはもちろん、持ち運びも大変。
電子書籍
◎ 手のひらサイズデバイスに、たくさんの本が入る。電子書籍の最大の利点と言っても過言ではなく、これを理由電子書籍に手を出した人も少なくないのでは?

永続性

紙の書籍
○ 紙自体はかなりの年数持つ。ただし、災害火災窃盗などにより失われる可能性はあり、また、経年劣化もする。保存コストも大きい。
電子書籍

△ 暗号化されておらず、かつ、オープンフォーマットであれば、バックアップさえ適切に取れば、無劣化災害にも強い保存が期待できる。

しか大手電子書籍サイトで売られている電子書籍の大半は、暗号化され、サービスと紐づけされており、サービス終了後にどうなるか、その日がいつ来るのかが不透明。現に、日本でも電子書籍サイトサービス終了し、その後のサポートが不十分と言わざるを得なかった事例が存在する。(もっとも、利用規約にはサービス終了時には運営者は何一つ責任を取らない旨が書かれていたであろうし、それに納得して利用していたユーザ自己責任、とはいえるであろうが。そういったリスクユーザが負わされること自体が、電子書籍欠点といえる)




アプリの使い勝手などは、今後、解決していき、電子書籍の方が普通、という時代は近い将来訪れるであろう。紙では出版せず電子書籍版のみ販売、という本も、今でもあるが、今後はもっと増えていくと思われる。

ただし、昔に出版された本の電子化問題、また、ユーザサービスに縛られてしまうという問題は、今後も付きまとうと思われる。

2014-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20140903154444

何を言っているんだかわからない?再販制度があっても潰れた出版社なんて星の数ほどもあるだろ。

 

直近では インフォレスト小悪魔ageha) 会社買って編集長追い出して好き勝手したと噂の流れてた。

客を無視して好き勝手すれば潰れるだろ。

 

今の経営層は逃げ切るだろうけど。

2014-02-26

拝啓 アマゾンジャパン様を添削してみた

日本出版社協議会と名乗るわりにあまり日本語不自由ブログエントリ拝啓 アマゾン・ジャパン様: 日本出版者協議会」が話題なので、

論文、たまにビジネス文書の添削で食っている(それだけじゃないけど)俺が添削してみた。



拝啓 アマゾンジャパン

添削例)アマゾンジャパン株式会社 御中

コメントAmazon.co.jp運営している会社に何かを訴えたい場合は「アマゾンジャパン株式会社」が登記上の名称ですのでこちらをお使いください。

アマゾンジャパン株式会社という会社存在しないもしくは別会社の可能性があります


いつも小社書籍販売ではご尽力いただき感謝しております

添削例)平素、小社書籍販売ではご尽力いただき感謝しております

コメント特に問題ないです。


御社開業以来、人文書並びに文学系の専門書に比重のあるわが社にとっては、大型書店以外では店頭販売の機会が少ないものを含めて大変お世話になっております。当初から比べれば、現在ではわが社の月の売上の15%を占める状態にあります

添削例)人文系並びに文学系の専門書の出版に重きを置く弊社にとって、貴社の開業による弊社の売上への効果は目覚ましく、現在では月の売上の15%を占めるほどとなっております

特に、大型書店以外での店頭販売への機会が少ない出版物に(意味不明瞭。流通に?)ついて大変お世話になっております

コメント)複文を用いたことによって文全体の論理関係が不明瞭になっています。何に大変お世話になっているのかがよく分かりませんでした。

また、御社口語で用いられる単語であり、文語では貴社を使います。また、わが社も全文の小社との意味の兼ね合いからやや不適切ですので、弊社に改めたほうがよいかと考えます


御社が、わが国の再販制度を前提に、世界有数の通販会社ノウハウ特に顧客管理流通システムの導入による販売力の展開は、わが業界に“黒船的”な変革を迫る物でもありました。当初は、定価販売と送料を含めた書籍の直販の一般的な販売スタイルでした。それでも売上を伸ばし続けたのは、御社通販会社としての底力であり、業界全体に学ぶべきものを突きつけるものでした。

添削例)貴社が、日本再販制度を前提として、世界有数の通信販売ノウハウ特に顧客管理流通システムの導入を行いその販売を展開したことは、日本出版業界にいわゆる「黒船的」な変革を迫るものでありました。当初の貴社の販売スタイル定価販売と送料を含めた書籍の直販という一般的ものであったと記憶します。しかし、それでも貴社の売上が伸長しつづけたのは、通販会社としての(意味不明瞭。販売モデルの?)優秀さを示したものであり、業界全体に学ぶべきものを突きつけるものでした。

コメント日本語でのダブルクォーテーションによる強調("黒船的")は一般的でありません。日本出版社協議会アメリカ英語強調表現を用いることの意味がよく分かりませんでした。

また、いざというときに出てくる強い力という意味底力という単語をこの文章で使う意味もよく分かりませんでした。どのような底力を発揮したのかも不明瞭です。


御社モットーでもある「読者(消費者)第一主義」という名目による送料の無料化は、大量の物流を確保することによる企業努力の結果として運送会社の協力もあっての成果として評価すべき面もありますが、いわゆる正常ルートの版元→取次→書店店頭販売という送料不要の通常コースを外れる直販商品の定価は送料分を見込んだ値上がりの傾向を生みました。

添削例)貴社のモットーである「読者(消費者)第一主義」に従ったものと思われる送料の無料化は、大量の物流を確保することを見込んだ運送会社企業努力も相まって、評価するべき面を有していると考えますが、いわゆる正常ルートである版元→取次→書店店頭販売という…、

コメント)以降、大まかな意味はつかめものの不明瞭な文章の連続でしたので、推敲の上、再提出をお願いします。

2014-02-25

拝啓 アマゾンジャパン様』を、レッツ添削赤ペン先生

http://b.hatena.ne.jp/entry/shuppankyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-9ba7.html

で判り難いと話題沸騰中で、仮にも良い大人が書いた文章だからそんなわけねえだろと思っていた時期が俺にもありました

ゼンテー!!

http://shuppankyo.cocolog-nifty.com/blog/files/01-1402.pdf

これは『出版協 FAX新刊選』の「ほんのひとこと」の転載。つまりコラム

出版副会長竹内さんは『「アベノミクス」の裏側で……。』や『「日本を取り戻す!」安倍自民党政権は「物言えぬ社会」を目指すのだ!“何が秘密? それは秘密”』等を書く人で、つまりスベったギャグという評価が適切。

なお、赤ペンしたら真っ赤になってどうしようも無くなったので、各文毎には解説していない。

全体概要

冗長な上に、内容が散漫です。要件は簡潔に伝えましょう。

書きたい内容をまず箇条書きにしてみて、不必要な部分は取り除きましょう。

箇条書きにすると、構成の不明点や、つじつまの合わない点が判るようになります

要求なのか、質問なのか、お話なのか、それぞれが判るように区別しましょう。

構成要素

(可能な限り基の文章の順序を守ったが、一部意味を通すために前後している)

赤ペン先生からのお便り

書きたい内容、つまり、言いたいことが沢山あるのは、とても良いことですね。

しかし、本当に言いたいことを1つか2つに絞らないと、何を言いたいのかわからなくなってしまます

竹内さんの書きたいことは、もしかしたら次のようなことではないですか?

言いたいことが絞れたら、まずはそれを最初に伝えるようにしましょう。

その理由や、周辺情報は、出来る限り簡潔に書いてみましょう。

また、「わたし」が指す人(会社)がいくつもあると、読み手を混乱させてしまます

出版協、彩流社竹内さん、読み手書き手を含んだ全体など、いくつもありました。注意しましょう)

例を2つ書いておきますので、参考にしてみてくださいね

例1

Amazon Studentプログラム中止要請の件

拝啓

貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

この度、彩流社(以下、当社)は、Amazon Studentプログラムの中止をアマゾンジャパン社(以下、貴社)に要請いたします。貴社のAmazon Studentプログラムは、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の第二十三条において適用除外を認められた書籍再販売価格を維持する為の正当な行為を阻害するものです。

つきましては、即時の中止、もしくは、当社の商品Amazon Studentプログラムから除外して下さい。

詳細は、下記に記載いたします。

今後とも、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます

敬具

 記

Amazon Studentプログラムを即時中止して下さい。

Amazon Studentプログラム中止に伴うクレームは、当社カスタマーセンターをご案内下さい。

・即時中止出来ない場合は、当社の商品Amazon Studentプログラムから除外して下さい。

要請は、再販制度を維持する為のものです。

裁判意志はありません。話し合いで解決したいと考えています

・貴社には、当社の商品提供を続けたいと考えています

・なお、当社と直接の再販契約である取次を訴えるつもりはありません。

以上

宛名や、カスタマーセンター連絡先等は省略しました)

例2

拝啓 アマゾンジャパン

霞たつ今日このごろ、いかがお過ごしですか?いつも我々彩流社書籍販売にお力添えいただきありがとうございます

我々彩流社は、人文書や文学系の専門書を多く出しているので、大型書店以外では店頭販売機会も少なく、月の売上の15%は、アマゾンジャパンさんによるものです。大変お世話になっております

さて、実は本日彩流社代表としてではなく、出版協の代表としてお願いがあります

書籍市場の発掘と拡大、文化の発展という大義を再確認しませんか?

以前に一度お願いし、「再販契約者の当事者でないので、回答する立場にない」とお返事を頂いた、〈Amazon Student〉プログラム中止の件です。

アマゾンジャパンさんの〈Amazon Student〉プログラムは、再販制度の維持を妨げていると出版協は考えています。その為、すぐに〈Amazon Student〉プログラムを止めていただけないでしょうか?もしもすぐに止めることが難しい場合は、出版協に加盟している出版社商品をそのプログラム適用から除外していただけないでしょうか?

文化の一翼を担う一員として、裁判のような手段はとりたくないのです。また、出版協に加盟している出版社再販契約を結んでいるのは取次店ですが、そちらに賠償を求めたくもありません。

最初にお伝えしたように、アマゾンジャパンさんの売上に占める比率出版協に加盟している出版社にとって大きいので、できれば商品提供は拒否したくありません。

割引価格で買えなくなってしま学生さんたちからの批判は、出版協が負う覚悟です。ですが、現在の定価設定は決して不当に高いものではないと思っていますし、もしも再販制度崩壊してしまえば、書籍価格は上昇してしまい、結果的には学生さん不利益になってしまうと考えています

先日、「作業中や運送中の破損・汚損本の処分」という理由による書籍アウトレット販売に関して、「全て返品入帳する」として、話し合いで解決することが出来ました。同じように、この件も話し合いで解決できると思っています

わたしたちは、(スタンスの違いはあっても)文化財ともいうべき書籍を、読者に手渡していく同じ仲間だと信じています

消費税に関することなどまだまだ聞きたいこともありますが、それはまた別の機会にしたいと思います

梅香る季節ではありますが、まだまだ寒い日が続きます。お体を大切に、ますますのご活躍を願っています

敬具

赤ペン先生裏話

なんつうか全体的にダセエ

まず、小社、わが社、わが国、わが業界、私、当時の流対協、私たち出版協、自分たち、われわれ、とか

自分がどこの立場からモノ言ってるかがブレブレで、一貫性がねえ

せめて自分個人なのか、自分会社なのか、自分所属する出版協なのかくらいは判るように書けよ

あと、愚痴が長え

送料無料はいいけど、他の直販商品が影響されて値上がりしたとか

書店ポイントサービスも1%なら「お楽しみ」だが、3%が横行してるとか

取次店(日販大阪屋)に契約遵守指導を求めてるけど明確な回答が無いとか

知らねえよ。カンケーねぇだろ。

ポイントサービス商品単価は低下せずに寧ろ上がってるから良いんだとか、既存書店に媚びうるから論旨がブレるんだよ。

ポイントサービスは全部爆発しろ!ぐらい言えよ

例1も例2もよ、基の論旨がグチャグチャで根拠も書いて無えからエスパーにも限界があんだよ

そもそもよ、手紙の形で周りに経緯と現状を伝えたいんだったらよ、メインで言うべきは再販制度崩壊したら価格が上がる理由とかプロセスとか、再販契約の内容とか、取次訴えない理由とか、商品引き上げない理由とか、そのへんだろうがよ。

自分に都合の悪いことは一切書かねえからワケワカンねえ上にダッセえ愚痴ばっかりになんだよ

なんつーか「裁判にはしないでやってんだから、折れろよ?ん?裁判嫌だろ?」みたいな上から目線だけどよ、

自分契約社会アメリカ会社とか書いといてよ「契約の相手は取次店だけど、販売会社契約守ってくれ」とか言って聞いて貰えるワケねーだろ

再販契約違反しているか否かについては平行線のまま」とか書くなよ恥ずかしい

契約違反してるかどうかなんて裁判したら一発で判るだろ。そんな解釈難しいのか?出版協にも顧問弁護士ぐらいいるだろ

信念があるから学生からの批判上等っていうなら、さっさと商品提供拒否しろって

事を構える気概もないくせに、矜持とか言ってて臍で茶が沸くぜ

とか、さっき席を立った隣の赤ペン先生が言ってたけど、ちょっと言い過ぎだし口が悪いよねー

出版協の益々の発展と出版業界のご多幸をお祈りして、結びに代えさせていただきます

2013-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20130113091450

日本普通本屋がAamazonに劣るのは当然でしょう。相手は世界トップ企業なんだから

町工場トヨタみたいなもの

ただ町工場オールラウンドでトヨタに敵うわけがない代わりに、キラリと光る一品を極める方向で生き残ってきたが、

本屋再販制度というぬるま湯に浸かってきて何ら強みを持とうとしなかったから、いま絶滅に向かっているんだよね。

規制に守られるもの規制に殺される。

過剰な中小保護政策は結果として中小の自立する力を削ぐんだよ。

2012-11-21

再販制度のせいで返品前提の値段が付いている本と、返品在庫概念が無い電子書籍とで価格差が無いってのはどういうことなんの

2012-10-30

仕事終わって本屋行こうと思ったんすよ。高杉さんちの中学生エキス入りの弁当がどうしたとかいマンガとか、あとほら、団地少女でそのアレするやつの2巻とか、あとそうそう、どこかのブロガーの人が本出したらしいじゃないですか。あの……汎適……なんていいましたっけ、そういうような人が。せっかくだから読んでみようと思ったんですよね。アマゾンでは品切れしてるらしいんで、書店にあるかどうかは疑問だったけど、まあ行くだけは行ってみようと思って。

そんで近所のツタヤ行ったんすけど、団地ないの。少女いないの。ばかぁ。そもそも新刊のコーナーにおまえかつて一度でも存在したことあったのかよって感じで。入荷してねえんじゃねえの。いやそんなことないと思うんだけど。中学生思春期で大変な感じの高杉さんちのお話もないし、そうそう、そういや淫獣よんさいじがだいかつやくするアニメにもなったラノベあるじゃないですか、あれの最新刊も探してたんですけど、やっぱないんすよね。ふざけんなこの燃えるような消費欲求をいったいどうすりゃいいんだ、そうだ某有名ブロガーの本とか探せばいいんだよどうせないと思うけどと思ってそれっぽいコーナーに行ったら、社会派の超有名ブロガーの本とかあって違うよそんなもん探してねえよ! 自分のアタマで考えようなんて言われなくたって俺のアタマ団地少女のこととかでいっぱいだし、ないしょのないしょの製品版にうんちシーンあるかどうかで陰茎もいっぱいだよ!! いったい俺がどれだけ、ろかとちーが手をつないだときにてのひらとてのひらのあいだに発生する手汗の味について考えたと思ってんだよ!

などとやつあたりしていても始まりません。そうそう、某ブロガーの本はわりと新しいっぽいじゃないですか。つーかそもそもタイトルうろ覚えのような気がするんだけど、ロス……なんだっけ、ロスなんとかジェネ……ジェネリック? まあいいや新刊本のコーナーにもしあったらなんとなくわかんだろと思って 入口正面の平積みのとこに行ったんだけど、どうも目当ての本はないらしいなあと思ったらなんか見覚えのあるちょっといらっと来る自画像っぽいイラストのある本があって、なにかなあと思ったら社会派の超有名ブロガー世界を歩いて考えようとか言ってて、俺そんなもん探してねえよ! 世界どころか自分の住んでる地域からすら出る必要感じねえよ! なんで俺の行く先々で俺の前に姿を現すんだよこのおちゃらけなんとやらの人! だいたい社会派ってなんだよ俺はひな派だよハッピーハッピガー!!!

などと世間から3周くらい遅れた謎の振り付けをツタヤの店内で爆誕させて通報されてもしょうがないので、信頼できる本屋まで車で行くことにしました。そしたら目当ての本はだいたい揃っていましたが、某有名ワインとかにちょっと詳しそうなブロガーの本はありませんでした。どこにあるんですか。あとひながおいたんのおちんちんに興味を示すのはいつのことですか。もうすでに示していますか。行間亀頭を当てればおいたん汁でえろい文章があぶりだしできると聞きました。

今日の結論としては、限られたスペースで在庫を置くしかなく、また回転率を考えなければならないリアル書店にあっては、ニッチ消費者の要求に応じきることはなかなか難しく、今後のリアル書店凋落と、アマゾンのいっそうの優位性に思いをいたさざるを得ませんでした。再販制度というものについて、もう少し考えてみたいとか別に思わない。少女公団アパートメントはいい作品なのでぜひ読んでください。

2011-12-23

取次や再販制度といった日本特有の出版事情を加味してない電子書籍論に何の意味があるんだろうな。

2011-11-13

TPPが発動したらB-CASカードも廃止されるんだろか。

あと再販制度とか。

2011-11-01

電子出版を巡る出版社立場(続お金編)

http://anond.hatelabo.jp/20111029232710

の続きね。結構気になっている人が多いのだなと思ったので、さらに追加解説を。

最初に書いておくと、Amazonアコギだけど、ユーザーには(短期的に)歓迎される可能性が高い。

それ故に対応を間違えると、日本電子書店太刀打ちできずに壊滅するだろう、

それはAmazon世界最大級の小売りで十分利益を上げているからだ、という話。

出版社に同情的なコメントが少ないなと思ったので、

(あくまでも友人が出版社につとめていてその話を聞いた中から)さらに説明しようと思う。

迷惑かからないようにぼかして書いてあるし、版面権や絶版DRM市ヶ谷方面の話題は煩雑すぎるので割愛している。

一ツ橋出版社の全てみたいな話をするな!とか気になる人も居ると思うけれども、大枠で読んで欲しい。

(それに、これがググらずに判る人は、たぶん説明は不要で十分判ってると思うので)

最初に「経費圧縮による分は、安く出来るはずだ」というところから

取り分は、作者(10%)→出版社(60%)→取次(8%)→書店(22%)→読者

例えば講談社がOnline書店を新たに作ったとして、取り扱いの本が講談社だけなら、取次8%分は削れる。

なぜなら、取次とは「多数の出版社と多数の書店を繋ぐ役割」だから

ここで「多数の出版社と、講談社Onlineを繋ぐ役割」だと、0%ではできない。

利益ゼロにしても経費がかかるから

そして、経費が削れても、利益を上乗せする方向にいっちゃいけないって事はない。

ネットでの課金徴収、データ管理バックアップサーバ管理で、コレぐらいの値付けはしても使ってもらえるだろう」

という見込みがあってやってしまっても悪くはない。

それは「そこは消費者還元しろよ」という感情はわかるけれども、商売としては別。

元々「電子出版なら安くなるはず」と圧力のある状況で売っても、一冊あたりの利益は薄い。

倍売っても紙の出版と儲けが同じなら、敢えてやる意味が無い。

すると、その面倒なところ(他の出版社への声かけ、販売対応サーバ管理等々)を、既存出版の割合でやってくれるなら、ギリギリなくはないかな、

といくつかの出版社は考えてもおかしくない、というのが前回のお話

まずは、お金の流れの一般論として再販制度の仕組みについて触れておこう。

(矢印がお金の流れ、その逆向きが本の流れ)

判り難いので、具体例で列挙すると以下のような感じになる。

ある本を、1000円で1万部出版し、5千部売れたとする。

  1. 出版社が、作者に 1000円x10%x1万部=100万円 支払う。
  2. 取次が、出版社1000円x1万部x70%=700万円 支払う。
  3. 取次が、本屋群に 1万部 を卸す。
  4. 読者群が、すぐに 5千冊 買う。(読者群が、本屋群に 1000円x5千部=500万 支払う)
  5. 本屋群が、取次に 1000円x5千部x78%=390万円 支払う。+5千部返本する。
  6. 取次が、出版社に 5千部 返本する。
  7. 出版社が、取次に 1000円x5千部x70%=350万円 支払う。

出版の70%は作者の10%含み。本屋群の78%は、本屋の取り分の22%を引いたもの

これに月末締めの翌月払い、条件返本相殺締日とかが絡むけども、胃が痛くなるので割愛した。

……ついてきているだろうか?

差し引きで見てみよう。

  • 作者:+100万円
  • 出版:ー100万円+700万円ー350万円 = 250万円
  • 取次:ー700万円+390万円+350万円 = 40万円
  • 本屋:+500万円ー390万円 = 110万円

ほぼノーリスクで作者は100万円を手にするのに対して、本屋は頑張って110万、出版社も250万。

クリエイターに対する印税10%が低すぎると思っている人は、少しだけで良い。お金の流れを追って欲しい。

(ただ、返本率は、実際には4割程度だろう)

また、取次の集金機能にも着目して欲しい。

配本流通集金と、色々やってるのが取り次ぎだ。

さあ、管理煩雑、処理も大変、もはや本が札束に見えてくると言う悲惨な状況下の中、Amazonが提示したのが55%という数字だ。

さて、例のリーク記事のAmazonが提示した契約書とされている部分、実はあの式にはちょっとしたポイントがある。

Amazonは当月中の各本件電子書籍顧客による購入の完了につき、希望小売価格から以下に定める金額を差し引いた正味価格出版社に対して支払うものとする。

推奨フォーマット提供された本件電子書籍については、希望小売価格に[55%](100%-正味)を乗じた金額

先ほどの金額の流れを見た後だと、気がつくことがないだろうか?

そう、これは「出版社に対してAmazonが支払う金額」についての式なのだ。

具体的に見てみよう。

1500円のハードカバーを、出版社が「電子版だから、じゃあ1000円にするよ」と希望小売価格を決めたとする。

Amazon.com でのKindle版の価格から鑑みるに、おそらく、500円で売るだろう。つまり50%OFFだ。

すると、希望小売価格 1000円x55%=550円差し引いた金額、450円Amazon出版社に支払う事になる。

希望小売価格出版社が決められるが、紙の本より高くは出来ない。

そして、Amazon希望小売価格から55%を引いた額を出版社に払えば良い。

50%OFFで売れば、Amazonの儲けは、一冊あたり5%になる。

どういうことになるか、火を見るよりも明らかだろう。

Kindleが8000円、Kindle Touchが1万円ぐらいで発売されてしまったら、どうなるだろうか。

紙の本には手に取れる書き込みできる、そして所有する喜びがある。

しかし、紙の本 1500円 vs kindle本 500円 ならどちらを選ぶだろうか。

10冊買えば本体代の元がとれると思った時に、Kindleデバイスを買わない自信があるだろうか。

なぜAmazonがそんな赤字まっしぐら路線をとるのか?

Kindleデバイスを売る為だとか、ロングテールで値下げせずとも良い本から利益を回収する為だとか、色んな理由があるだろう。

でもきっとAmazonは、市場で無視できないサイズとなって十分利益が回収できるようになるまで、じっくりゆっくり粘り強く低調に成長を続けるだろう。

なぜなら、オンライン小売の巨人は、他で利益を出せば良いからだ。

そんな真似が、日本のどの出版社なら出来るだろうか。

もちろん出版社は、1500円の本を、他の電子書店には1000円で卸して、Amazonには1500円で卸すことだって出来る。

Amazonは50% OFFの750円で売るわけだ。

忘れてならないのは、Amazonは1500円x45%=675円を出版社に払うことだ。

他の電子書店は、1000円で卸された本から20%だけとって800円払うこともできる。売れればだが。

そして、Amazon対抗のためだけに他の電子書店に750円で卸したとして、電子書店側も決意の10%として675円を出版社に払っても良い。

1万冊売って75万円利益電子書店しかも様々なフォーマットデバイスも様々で、本当に継続できるだろうか。

読者が安い本を買うことは止められない。非難も当然出来ない。

安いKindle版を出さずに独自の電子書籍を出す出版社に、文句を言わないだけの理性があるだろうか。

そして、(アメリカペーパーバックがでかくて重いという理由があるにせよ)電子版が紙の本を売り上げを上回る世界で、

Amazonを無視して自己流を貫く事での機会損失を、オーナー株主は許容できるだろうか。

流石にアマゾン、(アメリカ市場からの推測でしかないが)相当にえげつないことをする。

出版社は、既存電子書店に卸してもAmazonに卸してもそう代わりはないが、消費者は安い方から買う。

そして、Amazon限界まで値引きをして売るだろう。ダンピングにならないように5%程度の利益を抑えた上で。

黒船Amazonが、日本電子書店と違う点は、既に成功したネット上の小売業である点だ。

赤字ものともせず待ち続けられるのは、アメリカ市場証明済みだ。

商売なんだからきちんと儲けてくれよ、金なら払うから経費圧縮分は利益にしてくれよ、

そう消費者が言ってくれないことは判ってる。

でも、電子書籍は安くて当たり前、デジタルなんだから薄利多売で消費者還元してくれ、

そういう意見一辺倒だと、現状ではAmazonは無視できる存在ではない。

そしてこれは、Amazonの用意したハードルを乗り越えて契約できる出版社が増えれば増えるほど、

残りの出版社には世間圧力が重くのしかかってくる。

既存制度が良いとは決して思わないが、Amazonの50%OFFは夢物語ではなくて既に見えている脅威だ。

それが現在出版社立場で、太平の眠りを覚ます蒸気船は、もうそこまで来ている。

2011-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20110109202151

だが8について。

Jコミ方式は、直接的な競合はないとしても、「マンガ」を扱う以上、それらを扱う他所と多少なりとも競合する。

そして、Jコミがタダというのは、それら競合、特に電子書籍に対し、現状は微小ではあるが価格圧力となる。

今後、Jコミの規模が大きくなればなるほど、その圧力は大きくなるだろう。

それは、消費者にとっては嬉しいことだが作家にとっては嬉しく無かろう。

赤松氏はブックオフが好きではないようだ。

しかし、中古市場出版業界を守る再販制度はな市場競争を、間接的に持ち込む大事な存在である

これは著作権知財関係に限らない話だと思うが、初期投資固定費が大きく変動費の少ない商品は過当競争が占が起きやすい。

それを防ぐのが再販制度価格拘束であるが、同時に市場競争をも防ぐ欠点がある。それを緩和するのが中古市場だとおもっている。

赤松氏は、まだまだこれから電子書籍市場で、低(零)価格商品を出した

これが、再販制度でなく実質再販禁止な電子書籍市場にどのような影響を与えるのか、一消費者としては楽しみであるが、

Jコミが大成功になれば、実質電子書籍界のブックオフになりえる、ということをどこまで認識しているのだろうか。

2010-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20101214110057

再販制度は法で強制されてるんじゃなくて、業界による実施が「認可」されてるんだろ

2009-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20091219022941

本の利益率ってどれくらいなのかな~

たとえば、再販制度無しで、売れなかった場合に値引きできるなら、今よりどれくらい売れるんだろうか

まあ、本筋とズレた話だけど

ちょっと勿体ないなと思ったので

2009-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20090418135916

学級新聞よりは日本新聞っぽいのでは?毎日配達してくるわけだし。

そもそも再販制度政治家の著作も適用してるなんだから再販制度恩恵を受けるかどうかと偏向したらだめかどうかは関係ないはず。

http://anond.hatelabo.jp/20090418135203

赤旗」は再販制度恩恵を受けてないでしょ。新聞と名乗るだけでいいのなら、学校掲示板に貼ってあるような児童向けの「○○しんぶん」の類も含まれる事になってしまう。

2009-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20090312101716

編集王だったかそんな名前漫画で読んだけど、専門書や辞書普通にしてたら出版社は潰れてしまうようなものらしい。再販制度は悪いイメージがあるけど、これがあるから専門書が守られてるという話だったよーな。

ようするに、専門書を必要とする人は必ずどこかにいるし、専門書がなくなるのはまずい。でも、必要な人がいたとしても普通書籍にくらべたらあーーーーっとうてき少数でしかない。だから単価があがるのは当然のこと。

2009-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20090308025217

amazonのこと書いた増田。1800円だったか2800円だったか忘れたけど、5000円は越えなかったはず。向こうの大学で、その分野の講義で標準的に使われている教科書。「xx社会学」みたいな。新書で注文したら万近くする本だったから、いずれにしても安かった記憶がある。送料800円ぐらい別にかかったかなぁ。

専門家じゃないから全然知らんけど、たぶん、新書の輸入と古書の輸入では、全く手続きが違うと思う。日本新書は、再販制度価格が固定されてかなり守られているらしいからね。一般向けの小説みたいな本は高くなるけど、その分、技術書や専門書が新書でもかなり安く買えるらしいよ、これでも。

古書は、たぶん、日本法律でも普通の貨物と同じ扱いだと思うな。そもそも、日本のいわゆる「古本屋」が持っているのは古物商免許で、古本屋免許ではないでしょ。本も、普通にエアメールで来たし。

2008-11-24

anond:20081123000032

そもそも、価格戦略の主導権握れない段階で、書店って終わっている商売の気がするんだけどね。

再販制度とかもういらないんじゃないの

例えば、家電量販店で定価で売ることのみ許可されたなら、

今ほど、繁栄できなかったんじゃないのかね。

2008-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20081024020526

その代りかどうかは知らんけど再販制度という素晴らしい優遇があるわけで。

今の小売りの本やなんてどこもギリギリでやってんだしこれで返本制度なくなったらきついと思うよー。

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