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2015-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20150901002603

ライゾマあたりの演出海外で人気がある人間に、全面的演出を任せればいい。

曲とかもさ、攻殻機動隊のあの無国籍風の曲、

https://www.youtube.com/watch?v=z64HCi2rQkE

こういうテイスト音楽使えばみんなそれを日本的なるものとして認識してくれるだろ。

もしくは武満徹とか。

ていうかさ、久石譲とかそんなガラカパゴス作曲家なんかどうでもいいから、どうせだったら有名な人間使おうぜ。

日本的なるものってさ、結局は大阪のようなごっちゃごちゃカオス、アジア!みたいな感じの方向か、

京都っぽい無味乾燥の暗い、神社!寺!って感じの二択しかないんだからさ。

西洋みたいなカッコイしかない表現無理なんだから

どうせだったらクッソ面白くない葬式のような開会式のほうが日本的でいいだろ。

今上天皇即位礼あるだろ、あんな感じでいいよ。

http://anond.hatelabo.jp/20150901002603

久石譲さんいいね

伊福部昭さんも結構好みだけど、仮に生きていたとしても年齢的に無理だったろうし、似たような立ち位置と考えたらぱっと思いつくのは久石譲さんだね。

ドラえもん

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-0b-3c/akun11034423/folder/1284937/08/67102808/img_0

このきぐるみの頭部だけ目玉動かしたり表情作れるやつとかに改造したら行ける…口が稼働っていうのは厳しいかなあ

歌舞伎がいいって意見を何処かで観たけど、個人的には端唄をやってほしいな。豪華絢爛な端唄。俗文化だけど理解やすいし。

http://matome.naver.jp/odai/2139131928704418901

どうせなら秋元康リコールされないかなぁ。

プロデューサー別に日本人じゃなくても知日親日イベントプロデューサー探してくるってほうがまだましだろう。

東京五輪開会式心配しょうがない

エンブレムとかメインスタジアムとか、いろいろゴタゴタしているけれど、

それはそれとして、開会式がどんな感じになるのか、勝手心配している。

個人的に、ああいパフォーマンスを見るのが嫌いなほうじゃないのだが、

ここ最近の、北京とかロンドンとかソチとかの開会式は、それぞれの国柄が出ていたと思う。

まあ、好みはあるだろうし、長すぎじゃね、とか意見はあるだろうが。

ソチなんか、ああ、ロシアって作曲家とか文豪とか、バレエとかサーカスとか、ああ、自国文化がいろいろあるんだなあってのを

ここぞとばかりに見せつけた感じである

で、どうしても思い出さざるを得ないのは、長野オリンピックだよ。

いま思い出しても、恥ずかしい。

善光寺の鐘と、土俵入りと、御柱で始まって、なぜか森山良子が歌うたったりして。

全般的に「役所の人たちが考えた、外国人の喜びそうな日本的演出」が随所にあふれてた。

で、恥ずかしさのハイライトが聖火の点火だよ。

なぜか、十二単を安っぽく現代アレンジしたような衣装をきた伊藤みどりが、なぜか、イタリアオペラ蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」をBGMにして、点火してやんの。

なぜ、蝶々夫人? あれ、「ゲイシャハラキリ」をエンターテイメントにしたオペラだよね?

今だったら、ネトウヨに怒られんじゃね?

で、ベートーベンの第9でフィナーレ。

もうね、アホか、バカかと。

ロス・オリンピックでジョン・ウイリアムス作曲した伝説的なファンファーレとまではいかないまでも、

誰かにあらた作曲させる気はなかったのか?

総合プロデューサーは、劇団四季浅利慶太だったわけだが、もうほんと、政治的力学でああい仕事やらせないでほしい。

パラリンピックのほうは、久石譲が仕切っていて、オリンピックよりはよっぽどましだったけど。

で、今回の東京オリンピックだが、まあ、まさか本気で秋元康やらせるようなことはないとは思うが、

日本的意思決定方式で、誰から文句が出しにくく、森喜朗でも名前を知っているような大御所、とかに任せることになると、

確実に時代からずれたジジイが仕切ることになるのは必定だ。となると、もう絶望しかない。


ま、個人的には、久石譲には絡んでもらったらいいと思うけど。

あと、ジャニーズとかAKBとかEXILEとかは、どうしても出したければ、大量に出てくるダンサーの「その他大勢」として出しとけばいいと思う。

ファンだけ「ウォーリーを探せ感覚で見つければいいし。

まあ「クールジャパン」っぽいことやりたければ、BABYMETALとか呼んで来ればいいかな?

あと、ケン・ワタナベあたりに何かやってもらって。

ロンドンオリンピックの「女王陛下の007」的な演出をやるのなら、ドラえもん皇居にお迎えに上がって、どこでもドア開けたら両陛下登場ってのをやってほしいが、

まあ、難しいだろうな。

熊本訪問ときに、事前打ち合わせで「くまモンには会えるのですか」とお尋ねになって、実際にお会いになった皇后陛下は、けっこうお喜びになると思うんだけど、そういう演出

2014-02-10

極めて手のひらを返すクラシック

佐村河内守の話

匿名じゃないと書けないからそっと出し

今回の問題は『障害者広島』ていう日本人の同情心

を煽った以外はなにも悪い事はないと思う。

評論家オタク勢が絶賛してたけど、その後の世論

アンチ佐村河内バッシングの方がひどいと思った。

残念ながらクラシックの土壌はマニアックオタク層に

しか、響かず現代音楽なんて枯れたある種のアカデミック

性癖をもった人間の閉ざされた世界だ。

佐村河内批判をしている人の中に、新垣を知っていたか

細川を知っているか徳永川島は?

どれも皆無だろう。残念ながらクラシック愛好家であっても

現代の、特に邦人作曲家など見向きもしない。

アマチュアの愛好家にとっても、同じだ。ベートーヴェン

チャイコフスキー、アヴェルのようなキャッチーメロディ

音楽一般的音楽会でも広く聴く機会がある。もしくは

久石譲やジョンウィリアムのような映画音楽も広く愛されて

いる。最近では、ゲーム音楽に取り組むオーケストラもある

しかし、近現代邦楽作曲家など取り組まない。

プロであっても同じだ

話を戻すと『現代音楽を学んだものなら簡単に作れる』という

交響曲第一番。新垣氏が真剣に取り組んでも売れないしお蔵入

なのは、間違いない。才能があっても華が無い。

会見をみてもわかるが『苦難を乗り越えた雰囲気のある作曲家』とアカデミック

出身斜視で風貌にも華の無い現代音楽ならば、前者をとるだろう。

所詮世論も全てその程度。

たとえ片手間に作った曲であって、ゴーストライターを使った

音楽で、障害者を売り物にしてもここまでのヒットに貢献した

佐村河内を完全な悪者にはできない。

しろ、隠れた悪は今になって告発した被害者面の新垣氏だと

いう見方もできる。

そもそも、18年間もゴーストに取り組んだならば立派な共犯

ある。

中途半端良心の呵責を主張するより。金銭面での訴訟の方が

潔い。世論見方につけた新垣氏には今後仕事がくるかもしれ

ない。しかし、それは佐村河内氏によるチャンスときっかけが

あった事を彼は忘れてはいけないと思う。

2013-06-19

映画奇跡のリンゴ」を観ずに批評する方々へ

映画奇跡のリンゴ」が好評のようです。私も見てきました。感動しました。

いっぽう、はてなニセ科学批判クラスタ界隈では、この映画を見ずに「奇跡のリンゴ」のモデルになった農法を批判するのが流行っているようです。追従礼賛ブクマもたくさんついています

http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130609/1370789361

http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130612/1371052702

http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428

http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130619/1371611793

これらは映画に対する評ではないのですが封切りに合わせたエントリーですから映画を観てきた身として、これらの評を読んで???となってしまうところを指摘しておくのも悪くないかと思います

まず、映画は何も農法を学ぶために観るものではありません。「奇跡のリンゴ」でいえば、阿部サダヲ菅野美穂山崎努音楽久石譲といった顔ぶれで観にいく人も多いでしょう。またもちろん、作品に100%のめり込めなくても観にいきますし、感動もできます。この映画はそういう映画です。「海上自衛隊全面協力!」という宣伝文句にあまり良い感情を持てない人間でも「灰原哀が出てるなら」で映画館に足を運ぶことはあるでしょう。

「感動している人間は思考力が落ちて大事なことを色々と見落とし、判断を誤るからです」とわざわざ赤字強調で書いている人もいますが、感動したからといってそうならない人間のほうが圧倒的多数です。アクション映画で感動した人がみな現実と混同するかといえばそんなことはありません。

「実話と銘打ってるから危険」――は? 映画大脱走」は実話に基づいており、観た人は《多少は》本当はどうであったか気にするかもしれませんが、本格的に調べようとはまずしないでしょう。「実話に基づく」は基本的には映画を楽しむ際の参考として機能するだけです。また、シネコンだと関連書籍置いて売る、ということもあまりいかと思います。もちろん本屋では積んでありますが、映画見て出たところに本があるのとでは影響はかなり違うでしょう。

さて、映画奇跡のリンゴ」についてはYahoo!映画の次のようなユーザーレビューが参考になるかと思います(固定URL表示できないので、投稿時間で示します):

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id344360/

2013/06/15 01:25:41

無農薬リンゴができるまで」のドキュメンタリーだったら、ものすごく感動したと思う。

家族愛夫婦愛のパートのほうが目だってしまって、肝心の「奇跡のリンゴ」のエピソードが薄まっているように感じました。

2013/06/09 20:35:13

とは言え、僕自身鑑賞前は

農薬を使った農法の問題点

無農薬農法の問題点両方に

突っ込んだ内容を想像していましたがさにあらず。

2013/06/14 21:34:35

夢みたいな実話だけど、これを見て「よしっ自分農業を」

と簡単に思わせないところがよかった。農薬を使っている農家の方を

悪者に仕立て上げたら嫌だなとも思って見ていたのですが

農家の方々の微妙な気持ちもじんわりと描かれていたと。

この映画では、既存農薬を使った農法を批判する箇所はほとんど全くと言っていいほどありません。まわりの農民、池内博之笹野高史ベンガルらも実はいい人です。

冒頭のナレーションでは

安全リンゴを作るのと安全リンゴを作るのとは違うのです

とあって、菅野美穂農薬で苦しんでいる場面へと繋がりますしかし、このナレーション、言い換えると、農薬を使って作ったリンゴでも食べるのは安全、ということです(1980年代前半までだとこう言い切ってしまうのは言い過ぎではないか、という気もしますが)。

同様に、無農薬リンゴの利点について何か語られる、ということもありません――さいごの「おいしい」という以外には。

はっきりいって、この映画主人公がなぜそこまで無農薬に固執するのか、という点では弱いと思います。ここまできたからにはもう止められない、というような言葉が何度となく語られますが、それは本人たちの事情です。

これらの点は製作側が、木村農法に対する批判をある程度知った上でつくったからではないか、と私は推測しました。今後、もし木村農法を批判するのであれば、映画のこういう姿勢を知っておかないとズレたものになります――というか上の批判はその典型。

言葉をかけなかった木だけ実らなかったというくだりは本人の書籍にもあるそうですが、映画でこういう「奇跡」だけいくつか押し出して「科学的説明」はほとんど付けないというのもダブルミーニングで、双方に配慮してるからだと思います

映画全体でも、雄大な岩木山リンゴの花の可憐さ、などの風景原田美枝子伊武雅刀らも含む家族愛、隣人愛が一番印象に残りました。人によってかなり違いはあるでしょうが、「無農薬のすばらしさ!」がまず刻印される人はそんなにいないと思います。(もちろん、そういう人もいるでしょう。ただ、映画館でみた客層でいうと、最初からそう思っている人が自らの信念を確認するケースの方が遥かに多そうです。)

ということで、映画を見ずに批評したり、それに追従ブクマを付けたりする人がおそらく想像してないことを述べておきます

この映画見て、「無農薬」という言葉にそれほど影響されずに単純に、津軽りんごいいなぁ、食べたくなったなぁ、という私みたいな人はけっこう存在するのではないでしょうか。つまり、この映画が大ヒットすることで、木村氏だけでなく、(おこぼれとも言えますが)他のりんご農家にとってもプラスに働く可能性もそれなりにありそうです。―――もしそういうことになれば、それは既存の農法に対する批判を抑え、まわりの農家も良い人として描いたスタッフの心遣いのたまものでしょう。

最後は私からのお願いです。「農薬安全」という人は、中国等の農薬TPPについても必ず触れていただけないでしょうか?

良い映画でした。

増田にする必然性全然ないんだけど、ダイアリーの縮小再編成を考えているのでこちらに)

2012-08-16

おおかみこどもの雨と雪面白くなかった件

お盆休みも終盤の昼間の新宿家族連れに囲まれて観ていていたたまれなくなったので書く。

出てくるキャラクターがどうも好きになれない。顔の描き方も好みじゃないし、それ以上に主役の宮崎あおいちゃん演じる花(以下あおいちゃん)が何考えてんのかわかんない。キャラクターとしての魅力、リアリティーがなさすぎて。

この映画の問題はあおいちゃんが健気で善良でどんな困難にも立ち向かえる女の子という設定に頼りすぎていている所にあると思う。

客観的にみれば人知れず自宅で出産した外に出せない子どもを2人抱えつつ、近所から通報されて児童相談所の人が来て死んだフリーター旦那が貯めた貯金だけを持って山奥へ逃げ出すという、なんとも独りよがりな状況であるのに、周囲との接触を自分から取ろうとせずに健気に田舎暮らしを始めたらなんとなく上手いこと手助けしてくれる人達が現れてうまく生活しているし、移住することに決めた廃屋の近所にはたまたま勝手に見守ってくれる菅原文太がいる。芋のおすそ分けから村の互助社会に参加するくだりでは、人里離れて暮らすことを目的として村との交流をする覚悟のないあおいちゃんが健気な姿をみせることだけを頼りに菅原文太に認められて話が進んでいく。この辺りはあおいちゃん自身にはなんの変化も無いのに、事は順調に進んでいくわけでどうにもこうにも都合が良すぎると思う。もしあおいちゃんの意思で周囲と交流して生活を営んでいく話にしたいのなら、健気さだけでなくそれまでの孤立主義を改心して自発的に関わっていくエピソードや身を削っていくエピソードが欲しいし、受動的に関わるのなら田舎ではもっと厄介なことを抱え込むのが常だと思う。独身男がつきまとってくるとか、村に居つかせることを前提に勝手見合いさせられたりとか。

で、あと他にも問題だと思うのは、子育ての大変さがちゃんと描かれてないんじゃないかというところ。一連の子育て描写では誰にも頼れずに2人のこどもを保護して養っていく苦労や重圧はあおいちゃん1人にかかっているはずなのに、オオカミであることの苦労は描いてもシングルマザーである事の苦労は描かれない。動物園の檻のオオカミ相談したりはするものの、あおいちゃんはなぜかずっとニコニコしながら良き母としての態度を崩さない。たった1人で子育てをしているのに、その大変さや葛藤が単なる健気さに覆い隠れてしまっていて、子育て重要な側面がみえないので、感情移入できないわ。その辺りのシングルマザーの苦労の描写でいえば、最近だと塚本晋也KOTOKOが良かった。孤立して育児をしていくことでノイローゼ精神的におかしくなっていくcoccoのように、右手に焼け焦げる中華鍋と左手に泣き叫ぶ赤ん坊を抱えて途方もなく泣き崩れてしまう。そこまで追い込まれるまではいかないとしても、そんな医学的にも何者か分からないこどもを抱える不安、そんなシーンがこの映画にも欲しかった。

あとおおかみ男と結ばれたくだりは少女漫画も真っ青な純愛物語風になっているけれど、オオカミ男には社会的ケアを一切受けずに2人の子どもを設けて養っていく覚悟があったとは思えなくてなんだかなあって思う。もしオオカミ男にその覚悟があったとするならば、どうして本能を抑えずに街中で狩りをして川で死ぬことを選んだのだろうか。大学講義に潜ってソクラテスがどうとか勉強するよりも、自分本能との付き合い方を学ぶべきでしょうが

この無責任のしわ寄せが結果的にすべて母になったあおいちゃんに行ってしまっていて、あおいちゃんは不憫でならないはずなのに、2人の関係が単なる美談になっているのが腑に落ちない。

あとは音楽の使い方も好きじゃない。美化された田舎自然にさわやかオーガニックでダイナミックな音楽を乗せればさも感動的なシーンになると思っている。この久石譲風の高木正勝がこの映画のなんとなく感動的な雰囲気に盛り上げる主因だと思う。

以上、長文になったけど、俺が一番言いたいのはこれ。

オオカミフリーターのくせにあおいちゃんに中出ししやがって!!しかも1人ならまだしも2人目も作る所なんてまるで無反省

俺は高岡蒼甫を許さない!

2011-10-18

電子音楽の下位ジャンル定義

テクノハウストランスエレクトロエレクトロニカアンビエントビッグビートポストロック電子音楽も、今となってはジャズロック並みに広範囲なジャンルになった。ただ、他のジャンルに比べると定義結構曖昧で、結構誤用されていることが多い。ジャンル論争はあまり意味も意義もないけど、チラ裏的に定義してみる。

ちなみに書いている人は元テクノ少年テクノ中年シロウトなので、もっと詳しい人で「違う、そうじゃない」と思った人は、トラックバックなんかいただけるとありがたい。

テクノ

電子音楽全てを包括する呼び方。ヘヴィ・メタルパンクオルタナティブを包括するのがロックフリージャズスウィングジャズハードバップを包括するのがジャズなように、エレクトロニカアンビエントトランスも全部「テクノ」に含まれる、音楽の大ジャンルの一つである

よくある批判(?)として「中田ヤスタカテクノじゃない」「小室哲哉テクノじゃない」と言われるが、あれも立派なテクノ(嫌いな人も多いだろうけど)。石野卓球は昔タモリ番組で、ユーロビート日本独自のテクノだと解説していた。現代的な意味で「テクノ」として扱われるのは、ホアン・アトキンスデリック・メイケビンサンダースの創設した「デトロイトテクノから派生したもののみとする意見もあるが、そうなるとややこしくなるのと、世の中で「テクノ」と呼ばれているものが排除されてしまうので、あまりこの定義意味が無いと思う。

ハウス

デトロイトテクノと同じ時期にシカゴで生まれたダンスミュージックリズムマシンシンセを使い、フロアでかけるという意味ではデトロイトテクノと同じだが、キャッチーメロディピアノ音が特徴。ダフト・パンクやここ数年の中田ヤスタカテクノの下位ジャンルとして扱うか、一つの独立ジャンルとして扱うかは人によって異なる。

デトロイトテクノ

上記に上げたようにホアン・アトキンスデリック・メイケビンサンダースデトロイトで創設したジャンルトランスに比べるとメロディラインが曖昧で、ストリングスやパッドを多用している。基本的にヴォーカルはない。テクノというと「白人ヨーロッパ」のイメージを持つ人がいるが、元々デトロイト黒人が始めた音楽である

トランス

ハウステクノの混合…と言うとややこしいが、うねるようなシンセパッドの旋律と4つ打ちと叙情的なメロディアラインが特徴。100%踊るための音楽。時期や地域によって更に細分化された下位ジャンルがある。日本ではチャラいイメージがある。

ミニマル

音楽のいちジャンルと言うよりも音楽の一手法。同じ旋律をパターン化し繰り返す、音の動きを最小限に絞ったもの久石譲のsummerとか坂本龍一戦場のメリークリスマスなんかがそう。

アンビエント

これもテクノのいちジャンルと言うよりも、音楽の一手法と捉えたほうが良い。直訳すると「環境音楽」でカフェサロン美術館でかかっているような音楽。或いはクラブチルアウト(落ち着かせる)させるための音楽。静かで緩やか。ブライアン・イーノ細野晴臣、初期のエイフェックス・ツインなど。イージーリスニングと混同される場合もあるが、イージーリスニングと違い明確なメロディラインが無いのも特徴。

エレクトロ

ハウスデトロイトテクノよりもやや後に発生したジャンルハウステクノファンクという形で成立。ポップでキャッチーメロディで賑やかな感じ。

エレクトロニカ

たった2文字加わるだけで全然違うジャンル。どちらかと言うとデトロイトテクノアンビエントから派生ジャンルキャッチーメロディラインがなく、音数が少なくシンプルな感じ。ヴォーカルがなくポップな部分が無いので初心者にはやや難解。アンビエントと違いビートはある。踊れない曲も多い。ただ、アメリカでは日本で言う「テクノ」的な扱いとなっている。

ビッグビート

ロック+ヒップホップ+テクノ(ドラムンベースも加わる)。ドラムの代わりにリズムマシンを使い、ベースの代わりにシンセベースを使い、テクノっぽくてヴォーカルがある、踊れるようにしたロックと思えば良い。日本ではデジタルロックと呼ばれる(最近じゃ呼ばないか)。ケミカル・ブラザーズアンダーワールドプロディジーなんかがこれ。ロックの一ジャンルにするか、テクノの一ジャンルにするか人によって分かれる。

ドラムンベース

ブレイクビーツを170BPM前後の高速で繰り替えずリズムパターンに、低いベース音を合わせた音楽トランスハウスなどがバスドラ4つ打ち(ドンドンドンドンと単純なリズム)にたいして、複雑なリズムパターンが特徴。

テクノポップ

テクノ歌謡シンセポップとも呼ぶ。電子楽器を使ったポップミュージックキャッチーメロディラインとヴォーカル1980年代小中学生流行ったように、ポップで親しみやすいことが重要。そういう意味ではエレクトロに割と近い。YMOクラフトワークPerfume現在の「テクノ」とは違うとされるが、石野卓球ケン・イシイデリック・メイなんかは影響を公言している。

ポストロック

これこそ未だによく分からんジャンルポストロックポストポストモダンポストと考えると分かりやすい。

まとめ

こうして見ると、「踊れる」「踊れない」と、「分かりやすい」「難しい」の軸で分布図が作れる。

           踊れる
            ↑
         ドラムンベース
            |   トランス ユーロビート
           デトロイトテクノ ハウス 
            |      エレクトロ
    ドリルベース |       
            |ビッグビート
難解←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→平易
            |
  エレクトロニカ   |      テクノポップ
      アンビエント|
            |
            |
            |      テクノ歌謡
ポストロック      ↓
           踊れない

あとこのジャンルミュージシャンは他ジャンルからの影響を受けやすかったり、時期によってまるっきり違うタイプの曲を作ったりするので、「○◯はビッグビートで、◯◯はハウスで…」といったものがない。

というわけで、電子音楽のサブジャンルの再定義をするつもりで、ジャンルで聴くのは無意味という結論に達してしまった。ジャンルと言うよりも手法といったほうが正しいのかもしれない。

余談だけど音楽ジャンル以上に、リスナーイメージのほうが日本では大きいような気がする。

ハウス:オシャレ

トランス:チャラい

エレクトロニカオタク

こんな感じ。

追記

id:miruna じゃあお前が書けよ。この一言に尽きる。最初から『もっと詳しい人で「違う、そうじゃない」と思った人は、トラックバックなんかいただけるとありがたい。』って書いてるんだから、たった100字のブコメ評論家ごっこしてんじゃねえよ。ジャンルを問わずこういうクソヲタクがその分野を滅ぼす。

id:temtan ごめん、おれハードコアとか苦手とかなんだ。頼むから網羅したのを書いてくれないか

id:yukibarashi 冨田勲以前とかまで遡るには俺の知識が足りなさすぎる。どちらかと言うと現代音楽史の領域に入ってしまう。

あと「ミニマルテクノじゃない」というブコメを頂いてますが、その一例として戦メリとsummerをあげました。

2011-08-05

ゲーマーでなくても知っておきたいゲーム音楽も手がけた10人の作曲家

ゲーマーなら知っておきたいゲーム音楽における10人の名作曲家 - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20110803_game_music_composers/

というわけで、対抗意識を燃やして

ゲーマーでなくても知っておきたいゲーム音楽も手がけた10人の作曲家 - MASUDAZINE」なるものを書いてみようかな、と。

選ぶ基準は主観です。紹介文は手抜きです。基本的に、ゲーム映像と合わせた動画ですゲーム音楽動画と、その下にそれ以外で割と有名であろう音楽動画を紹介します。順番は思いついた順。海外ゲーム事情は疎いので割愛します。
タイトルの「ゲーマーでなくても~」というのは、あまり関係ないです

  1. 服部 隆之
    この人の音楽は、日本人なら誰でも一度は聴いたことがあるのではないか?というほど巷に溢れ、しか個性が強くわかりやすい作風。
    I.Q.Final 第二の潮流
    http://www.youtube.com/watch?v=nm8iOyfKaj8
    王様のレストランより「Bon Courage!」
    http://www.youtube.com/watch?v=hpxWvYPgs1E

  2. 神前 暁
    最近ニュー即民宣言した神前暁さん。体調が回復しますように。
    THE IDOLM@STER アイドルマスター GO MY WAY!
    http://www.youtube.com/watch?v=puTMcc9Nntk
    もってけ!セーラーふく
    http://www.youtube.com/watch?v=z0vuKfua2N4

  3. 蓜島 邦明
    名前は知らない人が多いかもしれませんが、この方もだいたいの人は聞いたことがある曲を手がけています
    Metroid: Other M Music Phantoon Battle
    http://www.youtube.com/watch?v=CM9FSZ9mm-I
    世にも奇妙な物語 オープニング
    http://www.youtube.com/watch?v=jsta3tEY43s

  4. 三枝 成彰
    これは知らなかった人が多いんじゃないでしょうか。ちょっとマニアックです
    エルファリア OP
    http://www.youtube.com/watch?v=mIJ52GEhmlM
    ハドソンから発売されたSFCソフトです。実は私もプレイしたことがなく、よくわかりません。
    Mobile Suit Zeta Gundam 「Z-GUNDAM」 (Opening Theme)
    http://www.youtube.com/watch?v=kkQRTtSGXmQ
    こちらはオタク界隈なら知ってる人も多いのでは。

  5. 久石 譲
    二ノ国 漆黒の魔導士 「心のかけら」
    http://www.youtube.com/watch?v=JPkUACnXtNY
    これは大手家電量販店でも久石譲看板宣伝されていたので、買ったかどうかはともかく、見たことある人は多いのでは?
    もののけ姫 -アシタカせっ記
    http://www.youtube.com/watch?v=xNbagvkyVeE

  6. 佐村河内 守
    被爆二世で全聾の作曲家。ここ最近メディアで取り上げられるようになり、注目されつつあります
    鬼武者 オープニング
    http://www.youtube.com/watch?v=wlE1o_t0idQ
    交響曲第1番《HIROSHIMA》抜粋
    http://www.youtube.com/watch?v=iLQUd0hDyZ0

  7. 大島 ミチル
    菅野よう子は知ってるけど大島ミチルは知らない!っていう人、いると思います
    ICO エンディングテーマ You were there
    http://www.youtube.com/watch?v=gSxYwGRe4OY
    一番知名度が高そうなのはこれでしょうか。
    天地人 オープニング
    http://www.youtube.com/watch?v=FcrD_lIWPFk

  8. 長生 淳
    吹奏楽の方で知名度が異常に高い作曲家。実力は申し分なく、主に吹奏楽を中心に現代音楽界で活躍しています
    決起~「三国志Ⅳ」(メイン1)
    http://www.youtube.com/watch?v=b8QegUfa51o
    サクソフォーンオーケストラ 「翼をひろげて」
    http://www.youtube.com/watch?v=Tyjj8ckF-to

  9. 川井憲次
    この方は有名ですね。いや、担当した作品が有名であって、ご本人が有名かといえば微妙でしょうか。
    サンサーラ・ナーガ2
    http://www.youtube.com/watch?v=AK_IUZzOH_U
    攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL ED 謡Ⅲ-Reincarnation
    http://www.youtube.com/watch?v=7iCgse7DvP0

  10. 菅野よう子
    最後は、ご存知菅野よう子。いや、やっぱりご存知というほどでもないのかも。
    信長の野望・全国版 比叡山燃ゆ
    http://www.youtube.com/watch?v=d4YseCbsJxQ
    お気に入りから
    月の繭
    http://www.youtube.com/watch?v=o898vRrM1RQ

いかがでしたか
他にも「こいついれろよks」とか感想があればブコメでもトラバでもください。
同じコンセプトにはなりませんが続編があるかもしれません。こうやってまとめると案外自分の為になるので……。

2010-04-20

音楽メロディが好き→内向的,リズムが好き→外向的

893 名前:東京都[sage] 投稿日:2010/04/19(月) 22:05:41.89 ID:f8zxYnTI

同じリア充御用達ジャンルなのに、なんでオタはトランス大好きでヒップホップ大嫌いなの?

909 名前:アラバマ州[sage] 投稿日:2010/04/19(月) 22:08:46.15 ID:PVPRS5eT

>>893

よく分からないけど、メロディハーモニーを重視する音楽内向的人間が好み、リズムを重視する音楽は外向的な人間が好む傾向があるらしい

2chより転載

メロディハーモニーを重視する音楽内向的人間が好み、リズムを重視する音楽は外向的な人間が好む傾向があるらしい

909の人がどこから情報を持ってきたのか分からないがこれは当たってる気がする。

内向的人間に分類されるであろう自分ヒップホップなんて聴こうとも思わない。

例としてリズム重視であろう曲を一つ。

Queen - We Will Rock You

http://www.youtube.com/watch?v=mhTRhAX_QBA

メロディ重視の曲は久石譲とか菅野よう子あたりだと思う。自分がよく聞くのが彼らなので。

どういう仕組みで性格音楽趣味に影響を与えるのか知りたい。

2009-08-04

久石譲さんの

Oriental Wind

 

が好きでたまらない。さっきからずぅっと聞いてる。

人生メリーゴーランド

も好き。あの壮大さが。

Summer

も好き。夏といったらコレ。オチがない。

2009-03-10

Last.fmリスナー数の多い日本人アーティスト

気になったので調べてみた。

方法はjapanjapanese、j-pop、j-rock、がタグ付けされてるアーティストリスナー数をひたすら抜き出す。速攻作業、手動なんで漏れがあるかも。

Last.fmの登録ユーザーは、ざっとの印象でヨーロッパ圏(含UK)>>USA>>>アジア(主に日本)>>その他にわかれてる感じです

1位 271,886リスナー DJ Krush

2位 235,034リスナー Mono

3位 182,804リスナー The5.6.7.8's

4位 175,818リスナー 宇多田ヒカル

5位 159,222リスナー 浜崎あゆみ

6位 158,715リスナー 植松伸夫

7位 157,216リスナー 菅野よう子

8位 156,817リスナー Kitaro

9位 153,104リスナー Akira Yamaoka

10位 141,730リスナー Dir en grey

11位 140,835リスナー L'Arc~en~Ciel

12位 128,286リスナー コーネリアス

13位 127,978リスナー ASIAN KUNG-FU GENERATION

14位 117,917リスナー Kyoto Jazz Massive

15位 115,867リスナー the pillow

16位 112,149リスナー Cibo Matto

17位 101,326リスナー 梶芽衣子

18位 99,646リスナー ORANGE RANG

19位 97,479リスナー Gackt

20位 96,514リスナー 坂本龍一

21位 94,200リスナー Boris

22位 94,175リスナー TeriyakiBoyz

23位 91,693リスナー Susumu Yokota

24位 90,253リスナー X JAPAN

25位 89,821リスナー 久石譲

26位 74,180リスナー Boredoms

27位 72,062リスナー MALICEMIZER

28位 70,652リスナー Pizzicato Five

29位 69,868リスナー Melt-Banana

30位 69,335リスナー Do As Infinity

*The5.6.7.8'sと梶芽衣子映画キルビル」のサントラの影響

*ちなみに トップの Coldplayは2,084,198リスナービートルだと1,656,268リスナー

2008-07-27

ちょいケルオタが非オタ彼女にちょいケル世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数のちょいケルオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかしちょいケルの童貞臭さを肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らないちょいケルの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、アニメのことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「the most relaxing feel」「iamge」の正反対版だな。彼女アニメ布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うイベント、「芸能山城組ケチャまつり」「Sound Horizon Live Tour - 領土拡大遠征」などの参加は避けたい。

できればアルバム、1アーティストに1枚にとどめたい。

あと、いくらちょいケル的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

ちょいケル好きが『JVC WORLD SOUNDS』もちょいケルだ!と言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

ちょいケル知識はいわゆる「テレビまんがから流れてくる劇伴」を除けば、菅野よう子程度は聞いている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

PAINT THE SKY WITH STARS-THE BEST OF ENYAEnya

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「Enya以前」を濃縮しきっていて、「Enya以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。アルバムベスト版だし。

ただ、ここで「Enyaの姉がClannadというアイリッシュトラッドグループに参加して……」と言ってしまうと、「エロゲーオタ超キモイ!」と彼女との関係が崩れるかも。

この多重録音過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の癒しポイント彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力ニューエイジ臭くなりがちなちょいケル暗黒部をできるだけスルーするという意味合いにおいて)」の試験としてはいいタスクだろうと思う。

「月奏~ツキカナデ」-Ar tonelico hymmnos concert Side紅、「澪~ミオ」~Ar tonelico2 hymmnos concert Side.蒼~(志方あきこ等)

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなヒーリングミュージック(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「ちょいケルオタとしてはこの二つは“音楽”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

Comparsa - Deep Forest III(Deep Forest

ある種のちょいケルオタが持ってる自然への憧憬と、エリック・ムーケとミシェルサンチェーズのオタ的なサンプリングへのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもDeep Forest

童貞的なださカッコよさ」を体現するアフリカン・ヴォイス

童貞的に好みな女」を体現するリズムのいいシンセメロディ

の二要素をはじめとして、オタ好きのする要素を音楽にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

Are You Shpongled(Shpongle

たぶんこれを見た彼女は「Hallucinogenだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後続いていないこと、このアルバムに収録されていた「Divine Moments Of Truth」がFlash作品となって大人気になったこと

アメリカなら亜流が大量に発生して、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、

ちょいケル界隈でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

河童のクゥと夏休み オリジナルサウンドトラック若草恵)

「やっぱりちょいケルはアニメによく収録されているよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「地球少女アルジュナ

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける原の思いが好きだから。

ガムラン使いてーと言ってAKIRAで先につかわれくそー!と思ってもアルバムに収録されている「逃走」で使っちゃうっていう所が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

クゥの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

宮崎アニメ久石譲だったらきっちり自分の音楽の枠内にしあげてしまうだろうとも思う。

なのに、若草恵に頭下げて東南アジア楽器を取り入れた劇伴を作らせてしまう、というあたり、どうしても

「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ原がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

Le mystere des voix bulgares(ブルガリア国立放送合唱団

今のちょいケル若年層で生のそのままのブルガリアン・ヴォイスを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

菅野よう子よりも前の段階で、ちょいケルの哲学とか女性ヴォイス技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの作品が民俗音楽として大昔にかかっていたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくちょいケル好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる「Zone of the Enders Beyond the Bounds - Theme from Anubis」でしかブルガリアン・ヴォイスを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

The VOICEKOKIA

KOKIAの「声」あるいは「歌詞づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない祭を毎日生きる」的な感覚がちょいケルオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそテイルズ オブ イノセンス主題歌KOKIA姫神以外ではあり得なかったとも思う。

「祝祭化した日常を生きる」というちょいケルオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「ちょいケルオタの気分」の

源はKOKIAなどの女性ヴォイスにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

Symphonic Suite AKIRA芸能山城組

これは地雷だよなあ。彼女がカネダーテツオーと騒ぎ出すか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうむき出しのエスニックミュージックをこういうかたちでアニメ劇伴音楽化して、それが非オタに受け入れられるか

ナカマーハシルーを誘発するか、というのを見てみたい。

涼宮ハルヒの憂鬱石原立也監督

サンホラとかルルティアくせーハルヒキャラソンとかあればゲラゲラ笑いながら聞きてーなぁ。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2007-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20071215014429

久石譲マンネリズムとも呼ばれる。彼は確信犯でそれをやっていると思う。でも私は好みだ。

さておき、菅野よう子にも彼女の色合いはあるよ。

いろいろなスタイルの曲を作っているからわかりにくいけれど、いつも定石からずらしたりすかしたり、そういう遊び心を感じる。音楽的な仕掛けなどもある傾向があると思う。

まあ私は音楽アマチュアだから詳しくは知らないけれども。

それに、全体的な音響ハーモニーにも傾向があるよ。それから、転調が多い曲もたくさんある。

彼女は、多様なジャンルスタイルの曲を作ることで意識的にマンネリズムを回避しているのではないかと思う。

パクリが多いというひともいるが、ある程度的を射ている。

それは、まねやオマージュや借用は製作の常套手段であると思われるからだ。

そして、その真似や借用という常套手段は学びや製作の王道だから、責められるほどのことではないと思う。

ただ、芸術家としての独自性みたいなことをいわれると弱い。

でも作曲家だからといって芸術家であるべきだなんて決まりもないから、それはそれだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20071214235339

大野雄二千住明久石譲みたいな「この人らしいいつもの色」がまだないよね

あんまりワンパターンになってしまってもいけないけど、一方それが安心できるいつもの味ともとらえられたりする。

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